JP6333212B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器を洗浄する食器洗浄機に関する。
一般に、食器洗浄機は、洗浄水が噴出するノズルを備えて食器の洗浄が行われる洗浄槽と、洗浄槽を収容する筐体と、洗浄槽内のノズルに洗浄水を供給するポンプとを備えている。洗浄槽は開閉部を備えており、この開閉部から食器を出し入れするようになっている。
ところで、洗浄槽の開閉部は、シール部材によって水密に閉塞されるが、シール部材のシール性が低下すると、開閉部から水漏れが生じるおそれがある。このようなシール性の低下は長期使用に伴うシール部材の劣化により生じることが多い。
劣化したシール部材に洗浄水が勢いよく当たると、十分なシール性が維持できずに水漏れが生じることがあるが、シール部材に当たる洗浄水の勢いが小さければ、水漏れを発生させずに洗浄運転を行うことができる場合がある。
そこで、洗浄槽の開閉部からの水漏れを防止するために、シール部材の劣化が生じると考えられる運転回数や運転時間となったとき、それ以降のポンプの吐出力を低減させるようにした食器洗浄機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、シール部材が劣化する時期になると、シール部材に勢いよく洗浄水が当たることがなくなり、シール部材の劣化による水漏れを防止することができる。
特許第5012826号
しかし、シール部材が劣化する時期と運転回数や運転時間とを正確に合致させることは困難である。このため、例えば、シール部材が劣化する時期より早期に開閉部のシール性の低下が生じていると、ポンプの吐出力が低減されずに洗浄水の勢いが高い状態での水漏れ状態が続き、水漏れによる被害が拡大してしまうおそれがある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、水漏れが生じた場合に、水漏れによる被害の拡大を可及的に抑制することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の食器洗浄機は、ノズルから噴出する洗浄水により食器の洗浄が行われる洗浄槽と、前記洗浄槽を開閉して食器を出し入れするための開閉部と、前記洗浄槽を収容する筐体と、前記ノズルに前記洗浄水を供給するポンプと、前記筐体の内部に漏れ出た水を受ける水受け部と、前記筐体の内部に漏れ出た水を検知する第1の水漏れ検知部及び第2の水漏れ検知部と、前記ポンプを制御する制御部とを備え、前記第1の水漏れ検知部は、前記水受け部の角隅部に配置され、前記第2の水漏れ検知部は、前記水受け部の角隅部であって、前記筐体の中央部を中心として前記第1の水漏れ検知部の配置位置とは対称となる位置に配置され、前記制御部は、前記水漏れ検知部のいずれかが水漏れを検知した場合に、前記ポンプの吐出力を低減させることを特徴とする食器洗浄機。
ノズルから噴出した洗浄水が洗浄槽の開閉部のシール部分に勢いよく当たって水漏れが生じると、この水漏れが水漏れ検知部によって検知される。水漏れ検知部が水漏れを検知すると、制御部がポンプを制御してその吐出力を低減させる。ポンプの吐出力が低減すると、ノズルから噴出した洗浄水の勢いが低下する。洗浄水が洗浄槽の開閉部のシール部分に勢いよく当たることがなくなれば、シール状態が復帰し、開閉部からの水漏れを軽微に抑えることができる。そして、これ以上の水漏れによる被害を拡大させずに、洗浄運転を完了させることができる。
また、制御部による上記制御によって洗浄槽の開閉部のシール状態が復帰しなかった場合でも、ポンプの吐出力が低減することで洗浄槽の開閉部に当たる洗浄水の勢いが低下するので、漏れ量が少なくなり、水漏れによる被害の拡大を可及的に抑制することができる。
なお、洗浄槽の開閉部以外の位置から水漏れが生じることも考えられるが、この場合にも、水漏れ検知部によって水漏れが検知されることでポンプの吐出力が低減するので、漏れ量が抑えられ、水漏れによる被害の拡大を抑制することができる。
また、本発明において、前記水漏れ検知部は、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が第1水位になった際に水漏れを検知する第1検知部材と、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が前記第1水位よりも高い第2水位になった際に水漏れを検知する第2検知部材とを有し、前記制御部は、前記第2検知部材が水漏れを検知していない状態で前記第1検知部材が水漏れを検知した場合に、前記ポンプの吐出力を低減させることが好ましい。
第1検知部材のみが水漏れを検知した場合は、少量の水漏れであり、制御部がポンプの吐出力を低減させることで、水漏れを抑えながら洗浄運転を完了させることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の食器洗浄機はノズルから噴出する洗浄水により食器の洗浄が行われる洗浄槽と、前記洗浄槽を開閉して食器を出し入れするための開閉部と、前記洗浄槽を収容する筐体と、前記ノズルに前記洗浄水を供給するポンプと、前記筐体の内部に漏れ出た水を検知する水漏れ検知部と、前記ポンプを制御する制御部とを備え、前記水漏れ検知部前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が第1水位になった際に水漏れを検知する第1検知部材と、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が前記第1水位よりも高い第2水位になった際に水漏れを検知する第2検知部材とを有し、前記制御部は、前記第2検知部材が水漏れを検知していない状態で前記第1検知部材が水漏れを検知した場合に、前記ポンプの吐出力を低減させ、前記第1検知部材及び前記第2検知部材が水漏れを検知した場合に、前記第2検知部材が水漏れを検知していない状態で前記第1検知部材が水漏れを検知した場合よりも、前記ポンプの吐出力を低減させることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る食器洗浄機の概略構成図。 図1の食器洗浄機の水漏れ検知部の構成を示す斜視図。 図1の食器洗浄機の水漏れ検知部の配置状態を示す説明図であり、図3Aは本実施形態における配置状態、図3B,図3Cは参考例における配置状態を示す。 図1の食器洗浄機の制御部の機能的構成を示すブロック図。 図1の食器洗浄機の制御部の水漏れの検出に関する動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る食器洗浄機について説明する。
図1に示すように、食器洗浄機1は、筐体2と、筐体2の内部に収容された洗浄槽3とを備えている。食器洗浄機1は、ビルトインタイプであり、筐体2がシステムキッチンに組み込まれた状態で設置される。
洗浄槽3は、前面パネル4の取っ手部5を把持して筐体2から引き出すことができるようになっている。前面パネル4の取っ手部5の近傍には、操作スイッチ類6や運転状態を表するための表示器7等が設けられている。洗浄槽3と前面パネル4との間のスペースには、洗浄運転を制御する洗浄コントローラ8やブザー9が設けられている。表示器7及びブザー9は、必要に応じて報知手段として利用される。
洗浄槽3の上面は、開閉部3aとなっており、筐体2内部に位置しているときには開閉部3aが蓋板部10によって閉塞される。蓋板部10はシール部材11を備えている。蓋板部10により洗浄槽3を閉塞したとき、シール部材11が洗浄槽3の上縁に密着して水密な閉塞状態を形成する。蓋板部10は筐体2の天面に設けられており、筐体2からの洗浄槽3の引き出し動作に伴って洗浄槽3から離反する。
洗浄槽3は、筐体2から引き出されることにより開放された開閉部3aから食器Wの出し入れが行われる。洗浄槽3の内部には、食器Wを支持する食器かご12と、食器Wに向かって洗浄水を噴出させる洗浄ノズル13(ノズル)とが設けられている。
洗浄槽3の底部には、残菜フィルタ14を介して洗浄槽3内に連通する洗浄水の溜り部15が設けられている。洗浄槽3の底部下側には、洗浄・排水ポンプ16(ポンプ)が設けられている。洗浄槽3の背面側には、洗浄槽3内の食器Wを乾燥させるための乾燥用空気を導入する吸気ダクト17及び乾燥ファン18が設けられている。
洗浄・排水ポンプ16は、正転作動時には、溜り部15の洗浄水を吸引して洗浄ノズル13に洗浄水を圧送し、逆転作動時には、溜り部15の洗浄水を残菜フィルタ14及び排水管20を介して排出する。また、洗浄槽3には、給水電磁弁21を備える給水管22が接続されている。
洗浄ノズル13は、複数の噴出口を備えて水平方向に長手の第1ノズル部13aと、第1ノズル部13aの長手方向中央部に立設されて複数の噴出口を備える第2ノズル部13bとにより構成されている。
給水管22からの給水が行われ、洗浄・排水ポンプ16から洗浄ノズル13に洗浄水が供給されると、第1ノズル部13aは洗浄水の噴出反力によって回転し、第2ノズル部13bは第1ノズル部13aと一体に回転する。このとき、回転する洗浄ノズル13から洗浄水が放射状に噴出され、食器Wに当たって食器Wの洗浄が行われる。
洗浄が終了すると、洗浄・排水ポンプ16によって、洗浄槽3からの排水が行われ、その後、乾燥ファン18が駆動され、吸気ダクト17を通って洗浄槽3に送り込まれる乾燥用空気によって食器Wの乾燥が行われる。
また、筐体2の底部は、その全体が後方に向かって僅かに傾斜する水受け部23となっている。水受け部23は、筐体2の内部で生じた水漏れにより漏れ出た水を受けて、所定の水位を超えるまで溜めることができるようになっている。水受け部23の後方側の角隅部及び前方側の角隅部には本発明の水漏れ検知部に相当する水位センサ24,25が設けられている。
水位センサ24,25は洗浄コントローラ8に電気的に接続されており、夫々が水受け部23の水位を検出したときの信号は洗浄コントローラ8に送られる。
図2に示すように、水受け部23の後方側の角隅部に配置されている水位センサ24は、第1水位センサ24a(第1検知部材)と、第1水位センサ24aに連設された第2水位センサ24b(第2検知部材)とを備えている。第1水位センサ24aと第2水位センサ24bとの間には、漏れ出た水の跳ね等による誤検知を防止するための仕切り板24cが設けられている。
第1水位センサ24aは、水受け部23に形成された水受け溝23aに向かうようにして下方に突出した一対の電極24a1を有している。同様に、第2水位センサ24bも、下方に突出した一対の電極24b1を有している。第1水位センサ24a及び第2水位センサ24bは、これらの電極24a1,24b1が漏れ出た水に接触して導通した際に、水漏れが発生していると判定する。
なお、電極24a1,24b1としては、本実施形態で示した2つの棒状の端子を1セットとして用いるもの以外のものを用いてもよい。例えば、2つのループ構造の端子を1セットとして用いれば、端子に破損が生じた場合に(すなわち、ループ回路が断線した場合)にすぐに異常を検知できるので、水漏れ検知の精度をさらに向上させることができる。
図3Aに示すように、第1水位センサ24aが検出する水位は、水受け部23に水が溜まり始めたときの低い水位(第1水位H1)である。第2水位センサ24bが検出する水位は、水受け部23に多量の水が溜まった時の高い水位(第2水位H2)である。
第1水位センサ24aと第2水位センサ24bとは、互いに隣接して設けられており、略同じ位置で水漏れの水位を検出する。第1水位センサ24aは、第2水位センサ24bよりも、食器洗浄機1の外周側になるように配置されている。
これは、食器洗浄機1が傾いた状態で配置された場合では、外周側の領域の方が漏れ出た水が溜まり易いので、その領域に低い水位(第1水位H1)を検出する第1水位センサ24aを配置することによって、第1水位センサ24aによる検知が第2水位センサ24bによる検知よりも早く行われるようにするためである。
なお、図3Bに示すように、第1水位センサ24aと第2水位センサ24bとを隣接させずに配置したり、図3Cに示すように、第1水位センサ24aを第2水位センサ24bよりも内周側に配置したりすることも可能である。
しかし、食器洗浄機1が傾いて配置されていると、その傾きの度合いによって、第1水位センサ24aと第2水位センサ24bとでほぼ同時に検知が行われてしまったり、第2水位センサ24bによる検知が第1水位センサ24aによる検知よりも先に行われてしまったりする場合がある。そのような場合には、後述する水漏れ発生時の制御を正確に行うことができなくなるおそれがある。
そのため、本実施形態では、図3Aに示すように、第1水位センサ24aと第2水位センサ24bとを隣接させて配置するとともに、第1水位センサ24aを第2水位センサ24bよりも食器洗浄機1の外周側となるように配置することによって、食器洗浄機1の傾きによる検知精度の低下を防止している。
水受け部23の前方側の角隅部に配置されている水位センサ25は、後方側の角隅部に配置されている水位センサ24と同様に構成されており、水受け部23(すなわち、筐体2の底面)の中央部を中心として、対称となるように配置されている。そのため、食器洗浄機1が傾いて配置されてしまった場合であっても、少なくとも2つの水位センサ24,25のいずれかによって検知が行われる。
なお、食器洗浄機1の傾斜を防ぐ手段を別途設けた場合には、低い水位を検知する第1水位センサ24aを内周側に配置したり、水位センサを1つだけ配置したりしてもよい。逆に、検知精度を向上させるために、3つ以上の水位センサを配置してもよい。
図4に示すように、洗浄コントローラ8は、給水電磁弁21を制御する弁制御部26、洗浄・排水ポンプ16を制御するポンプ制御部27、乾燥ファン18を制御するファン制御部28及び、表示器7やブザー9を制御する報知制御部29を機能として備えている。更に、洗浄コントローラ8には、機能として、計時部30と、漏水種類判別部31と、異常停止指示部32とが設けられている。
計時部30は、第1水位センサ24aが第1水位H1を検出してから第2水位センサ24bが第2水位H2を検出するまでの時間を計時する。漏水種類判別部31は、計時部30が計時した時間に基づいて水漏れ異常の種類を判別する。異常停止指示部32は、第2水位センサ24bが第2水位H2を検出したときに作動して洗浄運転を停止させる。
ここで、本実施形態における水漏れ検出及び水漏れ検出時の動作について図5を参照して説明する。
洗浄コントローラ8は、STEP1で洗浄運転を開始した後にSTEP2で第1水位センサ24aにより第1水位H1を検出すると(すなわち、STEP2でYESとなった場合)、STEP3で計時部30による計時を開始する。
次いで、洗浄コントローラ8は、STEP4へ進んでポンプ制御部27により洗浄・排水ポンプ16の出力を低下させる。筐体2の内部で生じる水漏れの種類として、例えば、シール部材11の劣化を原因として生じる少量の水漏れが挙げられる。シール部材11の劣化が原因である場合には、洗浄ノズル13から噴出する洗浄水の勢いを低下させると、シール部材11への洗浄水の当りが少なくなる。
その結果、洗浄槽3のシール状態が復帰すれば、水漏れを解消することができる。また、シール状態が復帰しなかった場合でも、洗浄・排水ポンプ16の吐出力が低減により洗浄槽3の開閉部に当たる洗浄水の勢いが低いので、漏れ量が少なくなり、水漏れによる被害の拡大を可及的に抑制することができる。
なお、洗浄槽3の開閉部以外の位置から水漏れが生じることも考えられるが、この場合にも、水位センサ24によって水漏れが検知されることで洗浄・排水ポンプ16の吐出力が低減するので、漏れ量が抑えられ、水漏れによる被害の拡大を抑制することができる。
次いで、洗浄コントローラ8は、STEP5へ進んで弁制御部26、ポンプ制御部27及びファン制御部28により洗浄時間延長処理を行う。洗浄・排水ポンプ16の吐出力を低減させると、食器Wに当たる洗浄水の勢いが低くなるため、洗浄力が低下する。そこで、洗浄水による食器Wの洗浄時間を所定時間延長することで、吐出力の低減による洗浄能力の低下を防止できる。
その後、洗浄コントローラ8は、STEP6で第2水位センサ24bにより第2水位H2を検出すると(すなわち、STEP6でYESとなった場合)、STEP7へ進む。洗浄コントローラ8は、STEP7で異常停止指示部32により洗浄運転を停止させる。水受け部23の水位が第2水位H2になると、食器洗浄機1が設置された厨房等の床に漏れた水が流れ出すことが考えられる。そこで、異常停止指示部32により洗浄運転を停止させることで、水漏れによる被害の拡大を防止することができる。
次いで、洗浄コントローラ8は、STEP8へ進んで計時部30による計時を停止させ、更に計時結果t(第1水位センサ24aが第1水位H1を検出したときから第2水位センサ24bが第2水位H2を検出するまでの時間)を記憶する。
その後、洗浄コントローラ8は、STEP9へ進み、漏水種類判別部31により計時結果tと水漏れ異常の種類に応じて予め設定された所定時間T(例えば、本実施形態では15秒)とを比較する。そして、漏水種類判別部31は、計時結果tが所定時間Tより大きい場合(すなわち、STEP9でYESとなった場合)は、STEP10で報知制御部29に指示して第1の報知を行い、それ以外の場合(すなわち、STEP6でNOとなった場合)はSTEP11で報知制御部29に指示して第2の報知を行う。
第1の報知は、単位時間当たりの流量が少なく緊急性が低い水漏れであることを示す報知(ブザー9を鳴らし、水漏れが少ない場合のエラーコードを表示器7に表示)を行う。第2の報知は、単位時間当たりの流量が多く緊急性の高い水漏れであることを示す報知(ブザー9を鳴らし、水漏れが多い場合のエラーコードを表示器7に表示)を行う。
これにより、本実施形態の食器洗浄機1では、水漏れが生じた場合に、水漏れによる被害の拡大を可及的に抑制することができる。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、水漏れ検知部として2つの水位を検出する水位センサ24,25を用いている。しかし、本発明の水漏れ検知部は、水漏れが検知できるものであればよく、異なる構造の水位センサを用いてもよい。
また、上記実施形態においては、洗浄コントローラ8が洗浄・排水ポンプ16に洗浄水の吐出量を低減させる制御を行った場合には、その制御と同時に洗浄時間を延長する制御を行っている。しかし、例えば、食器の量が少ない場合等には、洗浄時間を延長せず、吐出量の低減していない状態と同じ洗浄時間としてもよい。
また、上記実施形態においては、洗浄コントローラ8の異常停止指示部32は、第2水位センサ24bが水漏れを検出した場合に、洗浄運転を停止させる。しかし、本発明の制御部は、第2水位センサ24bが水漏れを検出した場合に、他の制御を行ってもよい。例えば、洗浄水の吐出量をさらに低減させる処理を行ってもよい。
また、上記実施形態においては、洗浄コントローラ8は、計時部30で、第1水位センサ24aが第1水位H1を検出したときから第2水位センサ24bが第2水位H2を検出するまでの時間を測定し、その計時結果tに基づいて処理(STEP10,11)を変更している。しかし、本発明の制御部は水漏れを検知した際にポンプの吐出力を低減させるものであればよいので、計時結果以外によっても処理を変更してもよい。例えば、第2水位センサが水漏れを検出した場合に、すぐに緊急性の高い報知を行うようにしてもよい。
1…食器洗浄機、2…筐体、2d…突部、3…洗浄槽、3a…開閉部、4…前面パネル、5…取っ手部、6…操作スイッチ類、7…表示器、8…洗浄コントローラ(制御部)、9…ブザー、10…蓋板部、11…シール部材、12…食器かご、13…洗浄ノズル、13a…第1ノズル部、13b…第2ノズル部、14…残菜フィルタ、15…溜り部、16…洗浄・排水ポンプ(ポンプ)、17…吸気ダクト、18…乾燥ファン、20…排水管、21…給水電磁弁、22…給水管、23…水受け部、23a…水受け溝、24,25…水位センサ(水漏れ検知部)、24a…第1水位センサ(第1検知部材)、24a1…電極、24b…第2水位センサ(第2検知部材)、24b1…電極、24c…仕切り板、26…弁制御部、27…ポンプ制御部、28…ファン制御部、29…報知制御部、30…計時部、31…漏水種類判別部、32…異常停止指示部、H1…第1水位、H2…第2水位。

Claims (4)

  1. ノズルから噴出する洗浄水により食器の洗浄が行われる洗浄槽と、前記洗浄槽を開閉して食器を出し入れするための開閉部と、前記洗浄槽を収容する筐体と、前記ノズルに前記洗浄水を供給するポンプと、前記筐体の内部に漏れ出た水を受ける水受け部と、前記筐体の内部に漏れ出た水を検知する第1の水漏れ検知部及び第2の水漏れ検知部と、前記ポンプを制御する制御部とを備え、
    前記第1の水漏れ検知部は、前記水受け部の角隅部に配置され、
    前記第2の水漏れ検知部は、前記水受け部の角隅部であって、前記筐体の中央部を中心として前記第1の水漏れ検知部の配置位置とは対称となる位置に配置され、
    前記制御部は、前記水漏れ検知部のいずれかが水漏れを検知した場合に、前記ポンプの吐出力を低減させることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載の食器洗浄機であって、
    前記水漏れ検知部は、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が第1水位になった際に水漏れを検知する第1検知部材と、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が前記第1水位よりも高い第2水位になった際に水漏れを検知する第2検知部材とを有し、
    前記第1検知部材は、前記第2検知部材よりも、前記筐体の外周側に配置されていることを特徴とする食器洗浄機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の食器洗浄機であって、
    前記水漏れ検知部は、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が第1水位になった際に水漏れを検知する第1検知部材と、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が前記第1水位よりも高い第2水位になった際に水漏れを検知する第2検知部材とを有し、
    前記制御部は、前記第2検知部材が水漏れを検知していない状態で前記第1検知部材が水漏れを検知した場合に、前記ポンプの吐出力を低減させることを特徴とする食器洗浄機。
  4. ノズルから噴出する洗浄水により食器の洗浄が行われる洗浄槽と、前記洗浄槽を開閉して食器を出し入れするための開閉部と、前記洗浄槽を収容する筐体と、前記ノズルに前記洗浄水を供給するポンプと、前記筐体の内部に漏れ出た水を検知する水漏れ検知部と、前記ポンプを制御する制御部とを備え
    前記水漏れ検知部は、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が第1水位になった際に水漏れを検知する第1検知部材と、前記筐体の内部に漏れ出た水の水位が前記第1水位よりも高い第2水位になった際に水漏れを検知する第2検知部材とを有し、
    前記制御部は、前記第2検知部材が水漏れを検知していない状態で前記第1検知部材が水漏れを検知した場合に、前記ポンプの吐出力を低減させ、前記第1検知部材及び前記第2検知部材が水漏れを検知した場合に、前記第2検知部材が水漏れを検知していない状態で前記第1検知部材が水漏れを検知した場合よりも、前記ポンプの吐出力を低減させることを特徴とする食器洗浄機。
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