JP4899751B2 - 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法 - Google Patents

半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、メモリセルから読み出されるデータの信号量を増幅するセンスアンプを有する半導体メモリに関する。
一般に、半導体メモリは、メモリセルからビット線に出力されるデータの信号量を、センスアンプにより増幅することによりデータを読み出す。例えば、DRAMのメモリセルは、データの論理を電荷としてセルキャパシタに蓄える。メモリセルに蓄えられた電荷は、徐々に少なくなり、やがてメモリセルに保持されているデータは消失する。このため、DRAMは、メモリセルのデータを保持するために、周期的にリフレッシュ動作を実行する必要がある。
メモリセルの電荷を保持する特性は、メモリセルの位置や製造条件等に依存してばらつく。悪い特性を有するメモリセル、すなわち、動作マージンの小さいメモリセルは、冗長セルに置き換えられる必要がある。例えば、メモリセルの動作マージンは、ワード線の活性化によりメモリセルからビット線にデータが出力されてから、センスアンプの増幅動作を開始するまでの時間間隔を短くすることで評価できる。センスアンプの増幅動作を開始するタイミングを早くする場合、動作マージンが小さいメモリセルほど、読み出し不良が発生しやすい。
一方、センスアンプの増幅動作が開始されてからコラムスイッチがオンされるまでの時間間隔を短くすることにより、動作マージンが小さいメモリセルを検出する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、ワード線が活性化されてから、センスアンプが増幅動作を開始するまでの時間間隔を長くすることにより、動作マージンが小さいメモリセル、特に、微少なリークパスを有するメモリセルを検出する手法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−317098号公報 特開平2001−195900公報
しかしながら、メモリセルの動作マージンを評価する従来の手法では、メモリセルの位置に依存した信号遅延が考慮されていない。例えば、メモリセルにおいてワード線に接続された転送トランジスタのオンタイミングは、ワードドライバから離れるほど遅くなる。このため、例えば、センスアンプの増幅開始タイミングを、全てのメモリセルに対して同じに設定する場合、メモリセルの動作マージンを正しく評価できない。この結果、不良として取り除かれるべき半導体メモリが市場に出荷されるおそれがある。
本発明の目的は、メモリセルの動作マージンをメモリセルの位置に依存せず正しく評価することである。
本発明の一形態では、コラムスイッチは、センスアンプにそれぞれ対応して配置され、センスアンプを共通のデータ線に接続するために、コラムアドレスに応じて選択的にオンされる。センスアンプ制御回路は、センスアンプを動作するためにセンスアンプ活性化信号を活性化する。試験モード中に、センスアンプ制御回路は、ワード線が活性化されてからセンスアンプ活性化信号が活性化されるまでの時間間隔をコラムアドレスに応じて変更
する。これにより、試験するメモリセルからビット線にデータが読み出されてから、対応するセンスアンプが増幅動作を開始するまでの時間間隔をメモリセルの位置に依存せず一定になる。この結果、各メモリセルの試験条件をメモリセルの位置に依存せず同一にできる。すなわち、メモリセルの動作マージンをメモリセルの位置に依存せず正しく評価できる。
例えば、試験モード中、ワード線が活性化され、試験するメモリセルにビット線を介してデータが書き込まれる。ワード線が再び活性化され、試験するメモリセルからビット線にデータが読み出される。次に、センスアンプ制御回路によりコラムアドレスに応じたタイミングでセンスアンプ活性化信号が活性化され、ビット線上のデータの信号量が増幅される。そして、信号量が増幅されたデータの論理値が期待値と異なるときに半導体メモリの不良が検出される。
本発明では、メモリセルの動作マージンをメモリセルの位置に依存せず正しく評価できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。先頭に”/”の付いている信号は、負論理を示している。末尾に”Z”の付いている信号は、正論理を示している。図中の二重丸は、外部端子を示している。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。半導体メモリMEMは、例えば、FCRAM(Fast Cycle RAM)である。FCRAMは、DRAMのメモリセルを有し、SRAMのインタフェースを有する擬似SRAMである。メモリMEMは、コマンドデコーダ10、モードレジスタ12、アドレス入力回路14、データ入出力回路16、コア制御回路18およびメモリコア20を有している。また、半導体メモリMEMは、リフレッシュ動作を自動的に実行するための図示しないリフレッシュタイマ、リフレッシュアドレスカウンタ等を有している。本発明は、メモリセルのリフレッシュ動作の制御には関係しないため、リフレッシュ動作に関係する回路および動作は記載しない。
コマンドデコーダ10は、チップイネーブル信号/CE1、ライトイネーブル信号/WEおよびアウトプットイネーブル信号/OEの論理レベルに応じて認識したコマンドCMDを、メモリコア20のアクセス動作を実行するために読み出しコマンドRD、書き込みコマンドWRおよびモードレジスタ設定コマンドMRS等として出力する。読み出しコマンドRDおよび書き込みコマンドWRは、メモリコア20をアクセス動作するためのアクセスコマンド(アクセス要求)である。モードレジスタ設定コマンドMRSは、モードレジスタ12を設定するためのコマンドである。
モードレジスタ12は、例えば、モードレジスタ設定コマンドMRSとともに供給されるアドレス信号AD(RAD、CAD)に応じて設定される。モードレジスタ12は、メモリMEMの動作仕様を変更するために、設定された値に応じて試験信号LETSZ等を出力する。モードレジスタ12は、メモリMEMの外部から書き換え可能であり、保持している値に応じて通常動作モードと試験モードとを互いに切り替えるためのモード設定部として機能する。
アドレス入力回路14は、アドレスADを受け、受けたアドレスをロウアドレスRADおよびコラムアドレスCADとして出力する。ロウアドレスRADは、後述するワード線
WLを選択するために使用される。コラムアドレスCADは、ビット線BL、/BLを選択するために使用される。
データ入出力回路16は、書き込みデータをデータ端子DQを介して受信し、受信したデータをデータバスDBに出力する。また、データ入出力回路16は、メモリセルMCからの読み出しデータをデータバスDBを介して受信し、受信したデータをデータ端子DQに出力する。
コア制御回路18は、メモリコア20に読み出し動作および書き込み動作を実行させるために、読み出しコマンドRDおよび書き込みコマンドWRに応答して、ワード線活性化信号WLZ、センスアンプ活性化信号LEZ、プリチャージ制御信号PREZおよびコラム選択信号CLZを出力する。ワード線活性化信号WLZは、ワード線WLの活性化タイミングを制御するタイミング信号である。センスアンプ活性化信号LEZは、センスアンプSAの活性化タイミングを制御するタイミング信号である。コラム選択信号CLZは、コラムスイッチCSWのオンタイミングを制御するタイミング信号である。プリチャージ制御信号PREZは、プリチャージ回路PREのオン/オフを制御するタイミング信号である。
コア制御回路18は、試験モード中に、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを、コラムアドレスCADに応じて変更する。試験モードは、モードレジスタ12から出力される試験信号LETSZの活性化により認識される。すなわち、メモリMEMは、試験信号LETSZの非活性化中に通常動作モードで動作し、試験信号LETSZの活性化中に試験モードで動作する。コア制御回路18は、モードレジスタ12に保持された値に応じて変化する試験信号LETSZの論理レベルを検出することにより、通常動作モードと試験モードとを認識し、通常動作モードと試験モードとでセンスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを変更するセンスアンプ制御回路として機能する。センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングは、図6、図7および図8で説明する。
メモリコア20は、メモリセルアレイARY、ワードデコーダWDEC、ワードドライバWDRV、センスアンプドライバSADRV、センスアンプSA、プリチャージ回路PRE、コラムスイッチCSW、コラムデコーダCDEC、リードアンプRAおよびライトアンプWAを有している。メモリセルアレイARYは、複数のダイナミックメモリセルMCと、一方向に並ぶメモリセルMCに接続されたワード線WLと、一方向と直交する方向に並ぶメモリセルMCに接続されたビット線BL、/BLとを有する。メモリセルMCは、データを電荷として保持するためのキャパシタと、ソース/ドレインの一方および他方がビット線BL(または/BL)およびキャパシタ(記憶ノード)にそれぞれ接続された転送トランジスタとを有している。キャパシタの他端は、プリチャージ電圧線VPRに接続されている。転送トランジスタのゲートは、ワード線WLに接続されている。ワード線WLの選択により、読み出し動作および書き込み動作が実行される。
ワードデコーダWDECは、ワード線WLのいずれかを選択するために、ロウアドレスRADをデコードする。ワードドライバWDRVは、ワードデコーダWDECから出力されるデコード信号に応じて、ワード線活性化信号WLZに同期してワード線WLを活性化する。センスアンプドライバSADRVは、センスアンプ活性化信号LEZに同期してセンスアンプ活性化信号PSA、NSAを活性化する。センスアンプSAは、センスアンプ活性化信号PSA、NSAに同期して動作し、ビット線対BL、/BLに読み出されたデータの信号量の差を増幅する。
プリチャージ回路PREは、プリチャージ制御信号PREZに応じて、ビット線BL、/BLにプリチャージ電圧を供給する。コラムスイッチCSWは、コラムアドレスCAD
に応じて選択的にオンされ、コラムアドレスCADに対応するビット線BL、/BLをリードアンプRAおよびライトアンプWAに接続する。コラムアドレスデコーダCDECは、データDQを入出力するビット線対BL、/BLを選択するために、コラムアドレスCADをデコードする。リードアンプRAは、読み出しアクセス動作時に、コラムスイッチCSWを介して出力される相補の読み出しデータを増幅する。ライトアンプWAは、書き込みアクセス動作時に、データバスDBを介して供給される相補の書き込みデータを増幅し、ビット線対BL、/BLに供給する。
図2は、図1に示したメモリコア20の詳細を示している。各ワード線WLに接続されたメモリセルMCは、相補のビット線BL、/BLのいずれかに接続されている。各ビット線対BL、/BLは、センスアンプSAに接続されている。ビット線対BL、/BLの一方に接続されたメモリセルMCがアクセスされるときに、ビット線対BL、/BLの他方は、参照ビット線として機能する。
この例では、ワードドライバWDRVは、メモリセルアレイARYの左側に配置されている。センスアンプSAおよびコラムスイッチCSWは、メモリセルアレイARYの上下にそれぞれ配置されている。センスアンプドライバSADRVは、ワードドライバWDRVの上下にそれぞれ配置されている。メモリセルアレイARYの上側および下側に配置されるセンスアンプSA、コラムスイッチCSWおよびセンスアンプドライバSADRVは、回路構成が同じであり、対称構造を有している。このため、メモリセルアレイARYの上側に配置される回路についてのみ説明する。なお、ワードドライバWDRVおよびセンスアンプドライバSADRV等の配置は、図2の位置に限定されるものではない。例えば、センスアンプドライバSADRVは、メモリセルアレイARYの右側に配置してもよく、メモリセルアレイARYの上側および下側に配置してもよい。
センスアンプSAは、例えば、図に太枠で示した4つのセンスアンプグループ(領域)SA1−4に区画されている。センスアンプグループSA1、SA2、SA3、SA4は、ワードドライバWDRVに近い側から順に並んでいる。各ビット線対BL、/BLは、各センスアンプSAを介してコラムスイッチCSWに接続され、さらにコラムスイッチCSWを介して共通のデータ線DT、/DTに接続される。なお、データ線DT、/DTは、データ端子DQの各ビットに対応して配線されている。そして、例えば、データ端子DQのビット数と同じ数、あるいは、データ端子DQのビット数の整数倍の数のコラムスイッチCSWが、コラムアドレスCADに応じて同時にオンし、データ端子DQに対応するビット線対BL、/BLにデータが入出力される。
読み出しコマンドRDに応答する読み出し動作および書き込みコマンドWRに応答する書き込み動作において、ワード線WLが活性化されたときに、ワードドライバWDRVに近いメモリセルMCの転送トランジスタは、ワードドライバWDRVから遠いメモリセルMCの転送トランジスタより早くオンする。このため、後述するように、通常動作モード中、センスアンプSAの動作を開始するタイミングは、ワードドライバWDRVから最も遠いメモリセルMCの転送トランジスタのオンタイミングを基準に設定される。
図3は、図1に示したメモリコア20の要部を示している。センスアンプSAは、入力と出力とが互いに接続された一対のCMOSインバータで構成されている。各CMOSインバータの入力(トランジスタのゲート)は、ビット線BL(または/BL)に接続されている。各CMOSインバータは、図の横方向に並ぶnMOSトランジスタとpMOSトランジスタで構成される。各CMOSインバータのpMOSトランジスタのソースは、センスアンプ活性化信号PSAを受けている。各CMOSインバータのnMOSトランジスタのソースは、センスアンプ活性化信号NSAを受けている。センスアンプ活性化信号PSAは、センスアンプSAが動作するときに高レベル電圧に設定され、センスアンプSA
が動作しないときに、プリチャージ電圧VPRに設定される。センスアンプ活性化信号NSAは、センスアンプSAが動作するときに低レベル電圧(例えば、接地電圧)に設定され、センスアンプSAが動作しないときに、プリチャージ電圧VPRに設定される。
コラムスイッチCSWは、ビット線BLをデータ線DTに接続するnMOSトランジスタと、ビット線/BLをデータ線/DTに接続するnMOSトランジスタとで構成されている。各nMOSトランジスタのゲートは、コラム選択信号CLZを受けている。読み出し動作時に、センスアンプSAで増幅されたビット線BL、/BL上の読み出しデータ信号は、コラムスイッチCSWを介してデータ線DT、/DTに伝達される。書き込み動作時に、データ線DT、/DTを介して供給される書き込みデータ信号は、ビット線BL、/BLを介してメモリセルMCに書き込まれる。データ線DT、/DTは、リードアンプRAおよびライトアンプWAに接続されている。
プリチャージ回路PREは、相補のビット線BL、/BLをプリチャージ電圧線VPRにそれぞれ接続するための一対のnMOSトランジスタと、ビット線BL、/BLを互いに接続するためのnMOSトランジスタとで構成されている。プリチャージ回路PREのnMOSトランジスタのゲートは、プリチャージ制御信号PREZを受けている。プリチャージ回路PREは、高論理レベルのプリチャージ制御信号PREZを受けている間、ビット線BL、/BLにプリチャージ電圧VPRを供給するとともにビット線BL、/BLの電圧をイコライズする。
図4は、図1に示したコア制御回路18の要部を示している。コア制御回路18は、遅延回路DLY、DLY1、DLY2、DLY3、DLY4およびセレクタSELを有している。遅延回路DLYは、アクセスコマンドに応答してコア制御回路18の内部で生成される基本センスアンプ活性化信号LEZ0の立ち上がりエッジを遅延させて遅延信号DLEZとして出力する。遅延回路DLY1−4は、直列に接続されている。遅延回路DLY1は、基本センスアンプ活性化信号LEZ0の立ち上がりエッジを遅延させて遅延信号DLEZ1として出力する。遅延回路DLY2−4は、前段から受ける遅延信号DLEZ1−3の立ち上がりエッジをそれぞれ遅延させて、遅延信号DLEZ2−4として出力する。なお、遅延信号DLEZ、DLEZ1−4の立ち下がりエッジのタイミングは、例えば、基本センスアンプ活性化信号LEZ0の立ち下がりエッジのタイミングと同じである。
例えば、遅延回路DLYの遅延時間は、遅延回路DLY1−4の遅延時間の合計より長く設定されている。遅延回路DLY1−4の遅延時間は、例えば、互いに等しい。なお、センスアンプドライバSADRVから各センスアンプSAまでの距離が異なる場合、すなわち、センスアンプ活性化信号PSA、NSAのセンスアンプSAまでの伝搬遅延時間が異なる場合、遅延回路DLY1−4の遅延時間は、伝搬遅延時間の差を考慮して決められる。
セレクタSELは、遅延信号DLEZ、DLEZ1−4のいずれかを選択し、選択した信号をセンスアンプ活性化信号LEZとして出力するスイッチとして機能する。セレクタSELは、試験信号LETSZが非活性化されているとき(低論理レベル)、遅延信号DELZをセンスアンプ活性化信号LEZとして出力する(通常動作モードNRM)。セレクタSELは、試験信号LETSZが活性化されているとき(高論理レベル)、コラムアドレスCADに応じてDLEZ1−4のいずれかをセンスアンプ活性化信号LEZとして出力する。具体的には、セレクタSELは、試験モード中に、コラムアドレスCADが図2に示したセンスアンプ領域SA1を示すときに、遅延信号DLEZ1を選択する。また、セレクタSELは、試験モード中に、コラムアドレスCADがセンスアンプ領域SA2−4を示すときに、遅延信号DLEZ2−4をそれぞれ選択する。
図5は、図1に示したメモリMEMを試験するためのシステムSYSを示している。なお、システムSYSは、後述する第2、第3および第4の実施形態のメモリMEMを試験するためにも使用される。システムSYSは、例えば、メモリチップMEMと、メモリチップMEMをアクセスするコントローラCNTとを有しており、システムインパッケージSiP(System in Package)として形成されている。コントローラCNTは、SiPに組み立てられた状態で、メモリMEMを試験する機能を有している。なお、例えば、システムSYSをLSIテストシステムとして構成する場合、コントローラCNTは、LSIテスタ内に内蔵される。メモリMEMは、ウエハ状態、チップ状態あるいはパッケージングされた状態で、LSIテスタに接続される。
コントローラCNTは、メモリMEMをアクセスするために、アクセスコマンド(/CE1、/WE、/OE)、アドレスADおよび書き込みデータDQを出力し、メモリMEMから読み出しデータDQを受信する。また、コントローラCNTは、モードレジスタ12を設定するために、アクセスコマンド(/CE1、/WE、/OE)、アドレスADを出力する。モードレジスタ12の設定により、メモリMEMの動作状態は、通常動作モードあるいは試験モードに設定される。
図6は、通常動作モード中のメモリMEMの読み出し動作を示している。読み出し動作は、読み出しコマンドRD(/CE1=L、/WE=H、/OE=L)が供給されたときに実行される。通常動作モード中、試験信号LETSZは、低論理レベルLに保持される(図6(a))。ワード線WLの活性化により、ワード線WLに接続されたメモリセルMCの転送トランジスタは、ワードドライバWDRVに近い順にオンする。このため、ワードドライバWDRVに近いセンスアンプ領域SA1に対応するビット線BL(/BLでもよい)では、相対的に早いタイミングでメモリセルMCからデータが読み出される(図6(b))。一方、ワードドライバWDRVに遠いセンスアンプ領域SA4に対応するビット線BL(/BLでもよい)では、相対的に遅いタイミングでメモリセルMCからデータが読み出される(図6(c))。図中のセンスアンプ領域SA1、SA4のワード線WLの波形は、転送トランジスタのゲートの電圧を示している。符号STRは、メモリセルMCの記憶ノードの電圧を示している。
図4に示したコア制御回路18は、基本センスアンプ活性化信号LEZ0を遅延させた遅延信号DLEZをセンスアンプ活性化信号LEZとして出力する(図6(d))。センスアンプドライバSADRVは、センスアンプ活性化信号LEZに同期してセンスアンプ活性化信号PSA、NSAを活性化する(図6(e))。全てのセンスアンプ領域SA1−4のセンスアンプSAは、センスアンプ活性化信号PSA、NSAの活性化に同期して増幅動作を開始する(図6(f))。
通常動作モードでは、ワードドライバWDRVがワード線WLを活性化してからセンスアンプSAが増幅動作を開始するまでの時間間隔T1は、センスアンプ領域SA4に対応するメモリセルMCからビット線BL(または/BL)に、余裕を持ってデータを読み出せる時間間隔に設定されている。具体的には、ワードドライバWDRVから最も遠い位置に配置されたメモリセルMCの転送トランジスタがオンしてからセンスアンプ活性化信号LEZ(PSA、NSA)が活性化するまでの時間間隔Taは、ビット線BL(または/BL)にデータが十分に読み出される時間間隔に設定されている。転送トランジスタがオンしてからセンスアンプSAが動作を開始するまでの時間が最も短いメモリセルMCに合わせて、センスアンプ活性化信号PSA、NSAの活性化タイミングを決めることにより、全てのメモリセルMCからデータを確実に読み出すことができる。
なお、書き込み動作は、書き込みコマンドWR(/CE1=L、/WE=L、/OE=H)が供給されたときに実行される。書き込み動作が実行される場合、センスアンプSA
は、データ端子DQを介して供給される書き込みデータDQの信号量を増幅する。それ以外の動作は、コラム選択信号CLZの活性化タイミングが読み出し動作に比べて早くなることを除き、読み出し動作と同じである。
図7は、試験モード中のメモリMEMの読み出し動作を示している。この例では、センスアンプ領域SA1に対応するコラムアドレスCADが供給される。上述した図6と同じ動作については、詳細な説明を省略する。試験モード中、試験信号LETSZは、高論理レベルHに保持される(図7(a))。
図4に示したコア制御回路18は、基本センスアンプ活性化信号LEZ0を遅延させた遅延信号DLEZ1をセンスアンプ活性化信号LEZとして出力する(図7(b))。全てのセンスアンプ領域SA1−4のセンスアンプSAは、ワード線WLが活性化されてから時間間隔T2後に増幅動作を開始する(図7(c))。時間間隔T2は、センスアンプ領域SA1に対応するメモリセルMCからビット線BL(または/BL)にデータが読み出された直後にセンスアンプSAが動作を開始する時間間隔に設定されている。具体的には、ワードドライバWDRVから最も近いセンスアンプ領域SA1に対応するメモリセルMCの転送トランジスタがオンしてからセンスアンプSAが動作を開始するまでの時間間隔Tbは、ビット線BL(または/BL)に最小限の信号量のデータが読み出される時間間隔に設定されている(図7(d))。このため、センスアンプ領域SA1に対応するメモリセルMCに対して、厳しいタイミングで読み出し動作が実行される。これにより、センスアンプ領域SA1に対応するメモリセルMCの動作マージンを正しくに評価できる。
一方、センスアンプ領域SA2−4に対応するメモリセルMCでは、センスアンプ活性化信号PSA、NSAが相対的に早く活性化されるため、ビット線BL、/BLにデータが読み出される前にセンスアンプSAが活性化される。このため、誤ったデータが読み出される(図7(e))。メモリセルMCの記憶ノードSTRの”H”、”L”は、メモリセルMCに高論理レベルおよび低論理レベルが記憶されることを示している。メモリセルMCにいずれの論理が記憶されるかは、各メモリセルMCの電気的特性等により決まる。しかし、試験モードでは、試験するメモリセルMCの動作マージンが評価できればよいため、問題はない。なお、センスアンプ活性化信号LEZの非活性化タイミングは、通常動作モードと同じである。
図8は、試験モード中のメモリMEMの読み出し動作を示している。この例では、センスアンプ領域SA4に対応するコラムアドレスCADが供給される。上述した図6および図7と同じ動作については、詳細な説明を省略する。試験モードのため、試験信号LETSZは、高論理レベルHに保持される(図8(a))。
コア制御回路18は、基本センスアンプ活性化信号LEZ0を遅延させた延信号DLEZ4をセンスアンプ活性化信号LEZとして出力する(図8(b))。全てのセンスアンプ領域SA1−4のセンスアンプSAは、ワード線WLが活性化されてから時間間隔T3後に増幅動作を開始する(図8(c))。時間間隔T3は、センスアンプ領域SA4に対応するメモリセルMCからビット線BL(または/BL)にデータが読み出された直後にセンスアンプSAが動作を開始する時間間隔に設定されている。具体的には、ワードドライバWDRVから最も遠いセンスアンプ領域SA4に対応するメモリセルMCの転送トランジスタがオンしてからセンスアンプSAが動作を開始するまでの時間間隔Tcは、ビット線BL(または/BL)に最小限の信号量のデータが読み出される時間間隔に設定されている(図8(d))。時間間隔Tcは、図7の時間間隔Tbに等しい。このため、センスアンプ領域SA4に対応するメモリセルMCに対して、図7に示したセンスアンプ領域SA1に対応するメモリセルMCの評価時と同じ厳しいタイミングで読み出し動作が実行される。これにより、センスアンプ領域SA4に対応するメモリセルMCの動作マージン
を正しくに評価できる。
一方、センスアンプ領域SA1−3に対応するメモリセルMCでは、センスアンプ活性化信号PSA、NSAが相対的に遅く活性化されるため、ビット線BL、/BLにデータが十分読み出された後にセンスアンプSAが活性化される。このため、データは、確実に読み出される(図8(e))。しかし、試験モードでは、試験するメモリセルMCの動作マージンが評価できればよいため、問題はない。なお、センスアンプ活性化信号LEZの非活性化タイミングは、通常動作モードと同じである。
このように、本発明では、コア制御回路18は、試験モード中に、ワードドライバWDRVによりワード線WLが活性化されてからセンスアンプ活性化信号PSA、NSAが活性化されるまでの時間間隔をコラムアドレスCADに応じて変更する。すなわち、コア制御回路18は、試験モード中に、コラムアドレスCADにより選択されるメモリセルMCからビット線BL、/BLにデータが読み出されるタイミングに同期してセンスアンプ活性化信号LEZを活性化する。このため、転送トランジスタがオンし、試験するメモリセルMCからビット線BL、/BLにデータが読み出されてから、対応するセンスアンプSAが増幅動作を開始するまでの時間間隔(センスアンプ活性化信号LEZが活性化されるまでの時間間隔)を、メモリセルMCの位置に依存せず一定に設定できる。すなわち、各メモリセルMCの試験条件をメモリセルMCの位置に依存せず同一にできる。この結果、メモリセルMCの動作マージンをメモリセルMCの位置に依存せず正しく評価できる。
図9は、メモリMEMの試験方法の一例を示している。この試験フローは、例えば、図5に示したコントローラCNTにより実施される。メモリMEMの形態は、ウエハ状態、チップ状態、パッケージングされた状態のいずれでもよい。
まず、ステップS10において、コントローラCNTは、モードレジスタ12をアクセスし、メモリMEMの動作モードを通常動作モードから試験モードに移行する。ステップS12において、コントローラCNTは、試験するメモリセルMCを示すアドレスADを初期値に設定する。
次に、ステップS14において、試験データがメモリセルMCに書き込まれ、ステップS16において、書き込んだ試験データがメモリセルMCから読み出される。ここで、図7および図8に示したように、試験データの読み出し動作において、コア制御回路18は、アクセスアドレスCADに応じて、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを変更する。このため、試験されるメモリセルMCは、厳しい試験条件で読み出しアクセスされる。
次に、ステップS18において、読み出したデータが正しいか否かが確認される。データが誤っていることが判明した時点で、そのメモリMEMの試験は中止され、メモリMEMは、不良品として扱われる。データが正しい場合、ステップS20において、最終アドレスまで試験されたか否かが確認される。すなわち、全てのメモリセルMCが試験されたか否かが確認される。全てのメモリセルMCが試験された場合、試験は完了され、メモリMEMは、良品として扱われる。試験されていないメモリセルMCが存在する場合、ステップS22において、アドレスがインクリメントされ、異なるアドレスを用いて再び試験が実行される。
以上、第1の実施形態では、各メモリセルMCの試験条件をメモリセルMCの位置に依存せずに常に厳しい条件に設定できる。具体的には、試験モード中、転送トランジスタがオンしてからセンスアンプ活性化信号LEZを活性化するまでの時間間隔は、常に一定に設定される。したがって、メモリセルMCの動作マージンをメモリセルMCの位置に依存
せず正しく評価できる。市場で不良になる可能性のあるメモリMEMを、試験工程で確実に不良化できるため、メモリMEMの信頼性を向上できる。
試験モード中に、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングをコラムアドレスCADに応じて変更することにより、センスアンプ制御回路(コア制御回路18)を簡易な回路で構成できる。モードレジスタ12をアクセスすることにより試験モードに移行するため、試験モード端子等の外部端子を形成する必要はない。外部端子(パッド)は、トランジスタ等の素子に比べてレイアウト面積が大きい。さらに、パッドの面積は、半導体テクノロジが進展するほど、相対的に大きくなる傾向にある。このため、試験パッドによりメモリMEMのチップサイズが増加することを防止できる。
図10は、本発明の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、第1の実施形態のコア制御回路18およびメモリコア20の代わりにコア制御回路18Aおよびメモリコア20Aが形成されている。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
コア制御回路18Aは、第1の実施形態のコア制御回路18から図4に示した回路を除いて構成されている。コア制御回路18Aは、コラムアドレスCADを受けない。また、コア制御回路18Aは、センスアンプ活性化信号LEZではなく、基本センスアンプ活性化信号LEZ0をメモリコア20Aに出力する。メモリコア20Aは、第1の実施形態のメモリコア20にセンスアンプ制御回路SACNTを追加して構成されている。コア制御回路18Aおよびメモリコア20Aのその他の構成は、第1の実施形態のコア制御回路18およびメモリコア20と同じである。
センスアンプ制御回路SACNTの回路構成は、図4に示した回路と同じである。すなわち、この実施形態では、メモリコア20A内で、通常動作モードおよび試験モードに応じてセンスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングが変更される。試験モード中、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングは、コラムアドレスCADに応じて変更される。通常動作モードおよび試験モードの動作は、上述した図6、図7および図8と同じである。
センスアンプ制御回路SACNTは、例えば、図2に示したワードドライバWDRVの上側または下側に配置される。センスアンプ制御回路SACNTは、メモリセルアレイARYの四隅のいずれかに配置される。メモリセルアレイARYの四隅は、回路が配置されないスペースが存在することが多い。スペースを有効に利用してセンスアンプ制御回路SACNTを形成することで、メモリMEMのチップサイズが増加することを防止できる。以上、第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図11は、本発明の第3の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、第1の実施形態のモードレジスタ12の代わりにモードレジスタ12Bが形成されている。また、メモリMEMは、試験信号LETSZを受ける試験端子を有している。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
モードレジスタ12Bは、第1の実施形態のモードレジスタ12から、設定された値に応じて試験信号LETSZを出力する機能を削除して構成されている。コア制御回路18は、試験端子を介して供給される試験信号LETSZに応じて、通常動作モードまたは試験モードで動作し、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを変更する。通常
動作モードおよび試験モードの動作は、上述した図6、図7および図8と同じである。メモリMEMが出荷されるとき、試験端子LETSZは、例えば、接地線に接続される。このため、ユーザの使用環境で、メモリMEMが試験モードで動作することはない。
以上、第3の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、メモリMEMの外部から試験信号LETSZを直接供給できるため、コントローラCNT等により通常動作モードから試験モードに容易に移行できる。
図12は、本発明の第4の実施形態を示している。第1および第3の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、メモリMEMは、第2の実施形態のコア制御回路18Aおよびメモリコア20Aと、第3の実施形態のモードレジスタ12Bおよび試験端子LETSZを有している。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
この実施形態では、メモリコア20Aに形成されたセンスアンプ制御回路SACNTは、試験端子を介して供給される試験信号LETSZに応じて、通常動作モードまたは試験モードで動作し、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを変更する。以上、第4の実施形態においても、上述した第1、第2および第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、本発明を、擬似SRAM(FCRAM)に適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、DRAMやSDRAMに適用してもよい。あるいは、本発明を、SRAMや不揮発性半導体メモリに適用してもよい。
上述した実施形態では、本発明を、ウエハ状態、チップ状態あるいはパッケージング状態のメモリMEMや、メモリMEMを搭載するシステムSYSに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、メモリMEMのマクロが搭載されるシステムLSIや、メモリMEMを内蔵するCPU等に適用してもよい。
上述した実施形態では、試験モード中に、4つのセンスアンプ領域SA1−4毎に、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを変更する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、センスアンプSAを、さらに多くのセンスアンプ領域に区画し、センスアンプ領域毎に、センスアンプ活性化信号LEZの活性化タイミングを変更してもよい。
本発明は、メモリセルから読み出されるデータの信号量を増幅するセンスアンプを有する半導体メモリに適用可能である。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示したメモリコアの詳細を示すブロック図である。 図1に示したメモリコアの要部を示す回路図である。 図1に示したコア制御回路の要部を示すブロック図である。 図1に示したメモリを試験するためのシステムを示すブロック図である。 通常動作モード中のメモリの読み出し動作を示すタイミング図である。 試験モード中のメモリの読み出し動作を示すタイミング図である。 試験モード中のメモリの読み出し動作を示すタイミング図である。 メモリの試験方法の一例を示すフロー図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
10‥コマンドデコーダ;12‥モードレジスタ; 14‥アドレス入力回路; 16‥データ入出力回路; 18、18A‥コア制御回路; 20、20A‥メモリコア; BL、/BL‥ビット線; CAD‥コラムアドレス;CSW‥コラムスイッチ; LEZ‥センスアンプ活性化信号; MC‥メモリセル;NSA‥センスアンプ活性化信号; PSA‥センスアンプ活性化信号; SA‥センスアンプ; SACNT‥センスアンプ制御回路; WDRV‥ワードドライバ; WL‥ワード線

Claims (6)

  1. 複数のメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたワード線と、
    前記メモリセルにそれぞれ接続された複数のビット線と、
    前記ワード線を駆動するために前記ワード線の一端に接続されたワードドライバと、
    前記ビット線にそれぞれ接続された複数のセンスアンプと、
    前記センスアンプにそれぞれ対応して配置され、前記センスアンプを共通のデータ線に接続するために、コラムアドレスに応じて選択的にオンされる複数のコラムスイッチと、
    前記センスアンプを動作するためにセンスアンプ活性化信号を活性化するとともに、試験モード中に、試験するメモリセルからビット線にデータが読み出されてから、対応するセンスアンプが増幅動作を開始するまでの時間間隔をメモリセルの位置に依存せず一定にするために、前記ワード線が活性化されてから前記センスアンプ活性化信号が活性化されるまでの時間間隔を前記コラムアドレスに応じて変更するセンスアンプ制御回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記センスアンプ制御回路は、
    通常動作モード中に、前記ワードドライバから最も遠い位置に配置されたメモリセルからビット線にデータが読み出された後に前記センスアンプ活性化信号を活性化し、
    前記試験モード中に、前記コラムアドレスにより選択されるメモリセルからビット線にデータが読み出されるタイミングに同期して前記センスアンプ活性化信号を活性化することを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項2記載の半導体メモリにおいて、
    前記各メモリセルは、ゲートが前記ワード線に接続され、ソース/ドレインの一方および他方が前記各ビット線および記憶ノードにそれぞれ接続された転送トランジスタを備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記試験モード中に、前記コラムアドレスにより選択されるメモリセルの転送トランジスタが前記ワード線の活性化によりオンされてから前記センスアンプ活性化信号を活性化するまでの時間間隔を一定にすることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    半導体メモリの外部から書き換え可能であり、保持している値に応じて前記通常動作モードと前記試験モードとを互いに切り替えるためのモード設定部を備え、
    前記センスアンプ制御回路は、モード設定部に保持された値に応じて、前記センスアンプ活性化信号の活性化タイミングを変更することを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    試験信号を受ける試験端子を備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記試験信号の値に応じて、前記センスアンプ活性化信号の活性化タイミングを変更することを特徴とする半導体メモリ。
  6. 半導体メモリの試験方法であって、
    前記半導体メモリは、
    複数のメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたワード線と、
    前記メモリセルにそれぞれ接続された複数のビット線と、
    前記ワード線を駆動するために前記ワード線の一端に接続されたワードドライバと、
    前記ビット線にそれぞれ接続された複数のセンスアンプと、
    前記センスアンプにそれぞれ対応して配置され、前記センスアンプを共通のデータ線に接続するために、コラムアドレスに応じて選択的にオンされる複数のコラムスイッチと、
    前記センスアンプを動作するためにセンスアンプ活性化信号を活性化するとともに、試験モード中に、試験するメモリセルからビット線にデータが読み出されてから、対応するセンスアンプが増幅動作を開始するまでの時間間隔をメモリセルの位置に依存せず一定にするために、前記ワード線が活性化されてから前記センスアンプ活性化信号が活性化されるまでの時間間隔を前記コラムアドレスに応じて変更するセンスアンプ制御回路とを備え、
    前記試験モード中に、
    前記ワード線を活性化し、試験するメモリセルにビット線を介してデータを書き込み、
    前記ワード線を活性化し、試験するメモリセルからビット線にデータを読み出し、
    前記センスアンプ制御回路により前記センスアンプ活性化信号を活性化し、ビット線上のデータの信号量を増幅し、
    信号量が増幅されたデータの論理値が期待値と異なるときに前記半導体メモリの不良を検出することを特徴とする半導体メモリの試験方法。
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