JP4888573B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、シート材を一枚ずつ搬送する給紙機構の改良に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、シート材を一枚ずつ給紙するために、積載されたシート材の最上位の一枚に当接する給紙ローラ(ピックアップローラ)が設けられる。給紙ローラは、シート材に対し所定の押圧力で押し付けられることが、一枚ずつ給紙を行うために重要である。ところが、シート材は、画像形成に伴い順次消費され、最上位のシート材の位置も徐々に変わっていく。そこで、給紙ローラのシート材への押圧状態を一定にするため、シート材の消費に伴うシート材ないし給紙ローラの移動機構が必要である。
特許文献1の装置においては、供給トレイ内の積載板(圧板)を持ち上げる駆動力を、作用部材を介して積載板へ伝える駆動力伝達機構を有している。そして、駆動力伝達機構は、積載板が下方変位するのを規制するワンウェイクラッチを有している。つまり、積載板に駆動力を与えないときにおいても積載板に載る記録シートの重みで積載板が下方へ移動しないように、ワンウェイクラッチを用いているのである。
特開2007−269462号公報
しかしながら、いわゆる市販のワンウェイクラッチを部品として追加する場合、ワンウェイクラッチの遊び(バックラッシ)に応じて、積載板が下がってしまうという問題がある。例えば、特許文献1の構造においては、積載板を上方へ持ち上げる駆動力を切った後、積載板が0.8mmほど下がってしまっていた。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであって、いわゆるワンウェイクラッチを用いることなく、圧板の下降を防止することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、装置本体と、前記装置本体に着脱可能に装着され、シート材が積載される供給トレイと、前記供給トレイに積載されたシート材の最上位の一枚に上方から当接するピックアップローラと、前記供給トレイに積載されるシート材の下方に設置され、給紙時に前記シート材を持ち上げる圧板と、サンギヤ、キャリア、プラネタリギヤおよびリングギヤを有し、サンギヤ、キャリアおよびリングギヤのうちの1つが入力ギヤ、1つが出力ギヤ、1つが動力伝達のトリガ部材となる遊星歯車機構と、前記入力ギヤに係合して動力を与える駆動源と、前記出力ギヤと係合して、前記出力ギヤの回転を、前記圧板を持ち上げる動力に変換する圧板リフト機構と、カム部を有し、前記圧板が停止中の圧板停止位置において前記ピックアップローラが所定位置まで下がったときに一方向に向けて回転が開始され、所定角度回転して圧板上昇位置において一時停止し、さらに所定角度回転して前記圧板停止位置において停止するカム部材と、前記トリガ部材に係合して前記入力ギヤから前記出力ギヤへの動力伝達をONとし、前記トリガ部材から離脱してOFFとする第1アームと、前記カム部に向けて延びる第2アームとを有し、揺動可能に支持された切換部材と、前記出力ギヤに係合して前記出力ギヤの回転を止めるとともに、前記出力ギヤから離脱して出力ギヤの回転を許容する第3アームと、前記カム部に向けて延びる第4アームとを有し、前記切換部材と別個に揺動可能に設けられたストッパとを備える。そして、前記カム部材の前記カム部は、前記圧板停止位置において前記第1アームを前記トリガ部材から離脱させるとともに前記第3アームを前記出力ギヤに係合させ、前記圧板停止位置から前記一方向への回転の開始後、前記切換部材の第1アームを前記トリガ部材に係合させ、その後、前記第3アームを前記出力ギヤから離脱させ、前記第3アームが前記出力ギヤから離脱した前記圧板上昇位置から、再度回転を開始すると前記第1アームを前記トリガ部材に係合させたまま前記第3アームを前記出力ギヤに再度係合させ、その後、前記第1アームを前記トリガ部材から離脱させるように、カムプロファイルが形成される。
このような構成によれば、駆動源の駆動力は、遊星歯車機構の入力ギヤ、出力ギヤ、圧板リフト機構および圧板へと伝達して、圧板を持ち上げる動力となる。そして、この動力の伝達は、切換部材がON側に揺動してトリガ部材に係合することで伝わる(ON)ようになり、切換部材がOFF側に揺動してトリガ部材から離脱することで伝わらない(OFF)ようになる。切換部材とストッパは、それぞれ別個に揺動可能に設けられ、切換部材の第2アームとストッパの第4アームが、カム部材のカム部に向けて延びることで、切換部材とストッパは、カム部材の回転に伴い、カム部から作用を受けて揺動し、切換部材の第1アームとトリガ部材の係合およびストッパの第3アームと出力ギヤの係合が制御される。これにより、圧板の上昇および停止が、いわゆるワンウェイクラッチを用いることなく制御できる。そして、カム部のカムプロファイルは、第1アームと第3アームを次のような順序で制御するように形成されている。すなわち、カムプロファイルは、(1)圧板停止位置において第1アームをトリガ部材から離脱させるとともに第3アームを前記出力ギヤに係合させ、(2)圧板停止位置からカム部材の一方向への回転の開始後、切換部材の第1アームを前記トリガ部材に係合させ、その後、第3アームを出力ギヤから離脱させ、(3)第3アームが出力ギヤから離脱した圧板上昇位置から、再度回転を開始すると前記第1アームをトリガ部材に係合させたまま第3アームを出力ギヤに再度係合させ、その後、第1アームをトリガ部材から離脱させる、という順序で第1アームと第3アームを作動させるように形成されている。つまり、第1アームとトリガ部材の係合および第3アームと出力ギアの係合の少なくとも一方が必ず確保されている。そのため、第1アームがトリガ部材と係合しているときには、入力ギヤから出力ギヤへの動力伝達がONになることから圧板がシート材の重みで下がることはなく、第3アームと出力ギヤが係合しているときには、その係合により出力ギヤが回転しないのでシート材の重みで圧板が下がることがない。したがって、圧板がシート材の重みで下がることがなく、従来のワンウェイクラッチによる制御よりも優れている。
本発明の画像形成装置によれば、切換部材とトリガ部材の係合およびストッパと出力ギヤの係合の少なくとも一方が確保されるように圧板の制御がなされるので、いわゆるワンウェイクラッチを用いることなく圧板の下降を防止することができる。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタの要部側断面図である。 (a)は、ピックアップローラとこれを駆動するギア機構部分を左後側から見た斜視図であり、(b)は、(a)のZ矢視図である。 (a)は、ピックアップローラとギヤ機構部分を右後側から見た斜視図であり、(b)は、(a)のY部の分解拡大図である。 (a)、(b)は、クラッチギヤの分解斜視図である。 圧板制御機構の斜視図である。 (a)は第1ストッパの正面図、(b)は第2ストッパの正面図、(c)はトリガ部材の正面図である。 図5のX部拡大図である。 圧板停止位置の圧板制御機構の状態を説明する図である。 圧板上昇直前の圧板制御機構の状態を説明する図である。 圧板上昇位置の圧板制御機構の状態を説明する図である。 圧板停止直前の圧板制御機構の状態を説明する図である。 ストッパの第3アームを付勢する部材を設けた変形例を示す図である。 ストッパを1つの部品で形成した変形例を示す図である。
<レーザプリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に給紙されたシート材の一例としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
本体ケーシング2の前側(以下の説明において、図1における右を前、左を後とする。)には、開閉自在なフロントカバー2aが設けられており、フロントカバー2aを開いたときにできる開口から、後述するプロセスカートリッジ30が着脱自在となっている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される供給トレイの一例としての給紙トレイ11と、給紙トレイ11の下部において用紙3の下方に設置され、給紙時に用紙3を持ち上げるため、前方が持ち上がるように揺動自在に設けられた圧板51と、圧板51の下方に設置され、圧板51を下側から持ち上げるリフト板52を備えている。リフト板52は、その後端53で、給紙トレイ11に回動可能に支持されており、後述するように、装置本体からの駆動力により回動駆動力が与えられて後端53周りに回動して圧板51を持ち上げるようになっている。なお、本明細書において、「装置本体」とは、レーザプリンタ1から、給紙トレイ11およびこの給紙トレイ11に取り付けられた部品を除いた部分である。
また、給紙トレイ11の前方の上方には給紙トレイ11に積載された用紙3の最上位の一枚に上方から当接するピックアップローラ61が配置され、その前方には分離ローラ62が配置されている。分離ローラ62は、給紙トレイ11に取り付けられた分離パッド12に対向して配置されている。分離ローラ62のさらに前方には、紙粉取りローラ13と対向ローラ14が互いに対向して配置されている。用紙3は、この2つのローラの間を通った後、搬送経路19に倣って後方へ方向を転換されるようになっている。
さらに、ピックアップローラ61の上方には、レジストローラ15が配置されている。
そして、このように構成されるフィーダ部4では、給紙トレイ11内の用紙3が、リフト板52および圧板51によって持ち上げられてピックアップローラ61によって最上位の用紙3が分離ローラ62側に送られ、分離ローラ62および分離パッド12の摩擦によって最上位の用紙3のみが対向ローラ14側に送り出されて一枚ずつ画像形成部5に搬送される。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスカートリッジ30、定着部40などを備えている。
<スキャナ部の構成>
スキャナ部20は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー21、レンズ22,23、反射鏡24,25などを備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー21、レンズ22、反射鏡24、レンズ23、反射鏡25の順に通過あるいは反射して、プロセスカートリッジ30の感光ドラム32の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ30は、スキャナ部20の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。このプロセスカートリッジ30は、感光ドラム32を支持した感光体カートリッジ30Aと、この感光体カートリッジ30Aに着脱自在に装着され、内部に現像剤としてのトナーを収容した現像剤カートリッジ30Bとからなる。
感光体カートリッジ30Aは、外枠を構成する感光体ケース31内に、感光ドラム32、スコロトロン型帯電器33および転写ローラ34が主に設けられている。
現像剤カートリッジ30Bは、感光体カートリッジ30Aに対して着脱自在に装着されており、現像剤を収容する現像剤ケース35に、現像ローラ36、供給ローラ38およびアジテータ39を備えている。このうち、現像ローラ36、供給ローラ38およびアジテータ39は、現像剤ケース35に回転可能に支持されている。そして現像剤ケース35内のトナーTは、供給ローラ38の矢印方向(反時計方向)への回転により、現像ローラ36に供給され、このとき、供給ローラ38と現像ローラ36との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ36上に供給されたトナーTは、現像ローラ36の矢印方向(反時計方向)への回転に伴って、層厚規制のためのブレードBと現像ローラ36との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ36上に担持される。
感光ドラム32は、現像剤カートリッジ30Bが装着される感光体ケース31に、矢印方向(時計方向)へ回転可能に支持されている。この感光ドラム32は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分が正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器33は、感光ドラム32の上方に、感光ドラム32に接触しないように、所定間隔を隔てて対向して配置されている。このスコロトロン型帯電器33は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム32の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ34は、感光ドラム32の下方において、この感光ドラム32に対向して接触するように配置され、感光体ケース31に、矢印方向(反時計方向)へ回転可能に支持されている。この転写ローラ34は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料が被覆されて構成されている。転写ローラ34には、転写時に、定電流制御によって転写バイアスが印加される。
そして、感光ドラム32の表面は、スコロトロン型帯電器33により一様に正帯電された後、スキャナ部20からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。ここで、「静電潜像」とは、一様に正帯電されている感光ドラム32の表面のうち、レーザビームによって露光されて電位が下がっている露光部分をいう。次いで、現像ローラ36の回転により、現像ローラ36上に担持されているトナーTが、感光ドラム32に対向して接触する時に、感光ドラム32の表面上に形成される静電潜像に供給される。そして、トナーTは、感光ドラム32の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光ドラム32と転写ローラ34とは、用紙3を両者間で挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム32と転写ローラ34との間を用紙3が搬送されることにより、感光ドラム32の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
<定着部の構成>
定着部40は、プロセスカートリッジ30の下流側に配設され、加熱ローラ41と、この加熱ローラ41に対向して配置され加熱ローラ41との間で用紙3を挟持する加圧ローラ42を備えている。そして、このように構成される定着部40では、用紙3上に転写されたトナーTを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
<フィーダ部の詳細構成>
次に、フィーダ部4の詳細構成について説明する。なお、ここで参照する図2および図3においては用紙3を省略している。
図2に示すようにピックアップローラ61は、ホルダ65に回転可能に支持され、伝達ギヤ機構部Gからの駆動力が分離ローラシャフト62bを介して伝えられる。また、リフトアーム71を介してピックアップローラ61の上下の動作が伝達ギヤ機構部Gに伝えられるとともに、リフトアーム71によりピックアップローラ61が下方に付勢されている。
ピックアップローラ組立体60は、分離ローラシャフト62bの軸周りに揺動可能であり、給紙トレイ11を装置本体に装着したときには、積層された用紙3の最上面から離間している。後述する動力伝達の構成により用紙3が圧板51により持ち上げられると、ピックアップローラ61は用紙3に押し上げられ、ピックアップローラ61が所定の高さまで持ち上げられたときに、圧板51の上昇動作が止まるようになっている。また、用紙3が数枚〜十数枚使用されてピックアップローラ61の位置が下がると、再度圧板51が上昇し、ピックアップローラ61が所定の高さになるまで用紙3を持ち上げるようになっている。すなわち、ピックアップローラ61は、用紙3の最上面の高さ位置のセンサとしての役割を果たしている。このような動作を、本実施形態の画像形成装置においては、機械的な構成により実現している。このような構成は公知のものであり、例えば特開2006−176321号公報にも記載されている。
[分離ローラ駆動ギヤからピックアップローラへの動力伝達]
分離ローラシャフト62bは、いくつかのギヤを介してピックアップローラ61に連結されている。
分離ローラシャフト62bの左端には、分離ローラ駆動ギヤ62cが設けられている。分離ローラ駆動ギヤ62cには、駆動源の一例としての駆動力入力ギヤ110から図示しない複数のアイドルギヤを介して動力が伝達されており、例えば特開2006−176321号公報に開示されたような公知の構成により、給紙するタイミングにおいてのみ回転されるようになっている。
分離ローラシャフト62bおよびピックアップローラ組立体60は、装置本体に取り付けられている。
リフトアーム71は、その略中央の支点71aにおいて装置本体に揺動可能に支持されている。リフトアーム71の右端には、係合孔71bが形成され、ホルダ65の突部65aと係合している。また、リフトアーム71の左端71cは、伝達ギヤ機構部Gに係合している。リフトアーム71の左端71cよりも若干内側(支点71a寄り)には、コイルスプリング72の下端が係合している。コイルスプリング72の上端は、図示しない装置本体に係合しており、コイルスプリング72は常時リフトアーム71の左端71cを上側に引っ張り上げている。この付勢力によりリフトアーム71の右端は、下方に付勢されており、ピックアップローラ61が下方に付勢される。
[圧板への動力伝達]
次に、圧板51への動力伝達について説明する。伝達ギヤ機構部Gは、図2および図3に示すように、駆動力入力ギヤ110、第1アイドルギヤ111、クラッチギヤ80、圧板リフト機構90(91〜94)およびスイッチングギヤ96を備えている。
駆動力入力ギヤ110は、図示しないモータに連結され、モータの回転時は、常時回転するようになっている。駆動力入力ギヤ110は、第1アイドルギヤ111を介してクラッチギヤ80の入力ギヤ81に係合している。
クラッチギヤ80は、入力ギヤ81からの動力を圧板51に伝えるかどうかを制御するギヤセットであり、図4(a),(b)に示すように、入力ギヤ81、出力ギヤ82およびトリガ部材83を備えた、いわゆる遊星歯車機構からなる。
入力ギヤ81は、遊星歯車機構のいわゆるサンギヤ81aを中央部に有し、外周に第1アイドルギヤ111が歯合する外歯81bを有している。
出力ギヤ82は、遊星歯車機構のいわゆるリングギヤ82aをトリガ部材83に対面する面に有し、反対側の面に出力ギヤ歯82bを有する。また、外周には、出力ギヤ歯82bより大径で、出力ギヤ歯82bより細かく数が多いストッパギヤ歯82cを有している。ストッパギヤ歯82cは、いわゆる歯車として機能するものではなく、後述するストッパSと係合して出力ギヤ82の回転を規制するための歯である。
トリガ部材83は、遊星歯車機構のいわゆるキャリアに相当するものであり、遊星ギヤ83aを2つ保持している。トリガ部材83の外周には、トリガ歯83bが形成されている。トリガ歯83bは、いわゆる歯車として機能するものではなく、後述するように、切換部材120が係合することで入力ギヤ81から出力ギヤ82への動力伝達を可能(ON)にし、切換部材120が離脱することで入力ギヤ81から出力ギヤ82への動力伝達を不可能(OFF)にするための歯である。
圧板リフト機構90は、図2および図3に示すように、第1減速ギヤ91、第2アイドルギヤ92、第2減速ギヤ93およびリフトギヤ94を有している。
第1減速ギヤ91は、大径のギヤ91aが出力ギヤ82の出力ギヤ歯82bと歯合し、小径のギヤ91bが第2アイドルギヤ92に歯合して出力ギヤ82の回転を第2アイドルギヤ92に伝達している。
第2アイドルギヤ92は、第1減速ギヤ91の小径のギヤ91bに歯合するとともに第2減速ギヤ93の大径のギヤ93aに歯合して第1減速ギヤ91の回転を第2減速ギヤ93に伝達している。
第2減速ギヤ93は、大径のギヤ93aが第2アイドルギヤ92に歯合し、小径のギヤ93bがリフトギヤ94に歯合して第2アイドルギヤ92の回転をリフトギヤ94に伝達している。
リフトギヤ94は、図2(b)に示すように、扇形に形成されたギヤであり、前記したリフト板52が下端に固定されている。リフトギヤ94の回動中心は、リフト板52の後端53と一致しており、リフト板52の回動中心となる。
以上のような圧板リフト機構90の構成により、出力ギヤ82の回転は、第1減速ギヤ91、第2アイドルギヤ92、第2減速ギヤ93およびリフトギヤ94の順に伝わって、リフト板52を回動させる。リフト板52が回動して起きると、リフト板52が圧板51を下から持ち上げて、圧板51が上方に移動(回動)する。
[圧板の上昇および停止の切換の構成]
次に、圧板51を上下に移動させ、圧板51が用紙3を介してピックアップローラ61を上方の給紙位置まで押し上げたときに圧板51の上昇動作を停止させる圧板制御機構について説明する。
図3(a)に示すように、リフトアーム71の左端71cの上下には、第1フック73および第2フック74が配置されている。第1フック73および第2フック74は、それぞれ図3(b)に示すような形状をしており、第1フック73は前側アーム73aと後側アーム73bを有し、第2フック74は、前側アーム74aと後側アーム74bを有する。第1フック73と第2フック74は、装置本体に支持されることで同じ軸を中心に揺動可能である。両者の前側アーム73a,74aは、互いにコイルスプリング75により引き寄せられており、これにより、一方のフックが揺動すると、他方のフックもコイルスプリング75に引かれて揺動するようになっている。
また、図5に示すように、両者の後側アーム73b,74bは、その先端がともにカム部材の一例としてのスイッチングギヤ96の第1カム部96bに対面しており、第1フック73および第2フック74の向きによって、後側アーム73b,74bの先端が第1カム部96bの段差部96d、突部96e(図8参照)に係合したり離脱したりするようになっている。なお、本実施形態では、図8において第1カム部96bの符号で指し示した円柱形状部分を、第1カム部96bの「ベース円」とする。
スイッチングギヤ96は、最外周に一部歯が無い欠歯部96j(図8参照)を有する外周ギヤ96aを有するとともに、内側(右側)にカム部の一例としての第1カム部96bを有し、さらに内側に第2カム部96cを有する。外周ギヤ96aは、後述するクラッチギヤ80の入力ギヤ81の外歯81bと歯合可能であり、外周ギヤ96aの歯がある部分と外歯81bとが対面すると、入力ギヤ81の回転がスイッチングギヤ96に伝わるようになっている。
第1カム部96bは、滑らかな円柱状の外周面に段差部96dと、突部96eと、凹部96fを有している。
段差部96dは、図10に示すように第2フック74の後側アーム74bの先端は係合できるが、第1フック73の後側アーム73bの先端は係合できないようにスイッチングギヤ96の軸方向において、後側アーム74bが配置された範囲のみに設けられている。
また、突部96eは、図8に示すように第1フック73の後側アーム73bが係合でき、第2フック74の後側アーム74bが係合できないように、スイッチングギヤ96の軸方向において、後側アーム73bが配置された範囲のみに設けられている。
第2カム部96cは、全体として卵形のプロファイルを有するとともに、一部に平面部96gを有している。
第2カム部96cには、トーションスプリング97の一方のアーム97aが常時当接しており、図8に示すように、アーム97aが第2カム部96cの卵形の先端部96hに当接しているときには、アーム97aが第2カム部96cの平面部96gに当たろうとする方向、つまり、図8における時計回りにスイッチングギヤ96を回転させる力を発生させるようになっている。
図5および図6に示すように、クラッチギヤ80の出力ギヤ82の下方には、切換部材120が配置されている。図6に示すように、切換部材120は、軸部121周りに揺動可能に支持された部材であって、3つのアーム122,123,124を有する。軸部121は、装置本体に固定された支持軸155(図8参照)に軸支されている。第1アーム122は、その先端がトリガ部材83の外周、つまりトリガ歯83bに対面しており、第2アーム123は、スイッチングギヤ96の第1カム部96bに向けて延び、その先端が第1カム部96bのカム面に対面している。また、下方に向けて延びるバネ支持アーム124には、バネ係止部125が設けられている。
バネ係止部125には、スプリング151の一端が係合され、常時スプリング151に引かれることで、図5、図6の向きで見て、切換部材120が時計回りに付勢されるようになっている。
切換部材120の右側には、切換部材120と同軸で揺動可能なストッパSが設けられている。ストッパSは、第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140を備えて構成されている。
第1ストッパ部材130は、円筒状の軸部131と、軸部131から左方向に延びる第3アーム132を有して構成されている。第3アーム132は、その先端にフック132aを有し、フック132aが出力ギヤ82のストッパギヤ歯82cと係合、離脱可能に配置される。第3アーム132の下縁には、後述するトーションバネ152の上アーム152b(図8参照)が係止されるバネ係止部133が設けられている。また、第3アーム132の根本部分の上部の縁は、軸部131から軸部131の径方向外側に延びる当接部134として形成されており、当接部134は、後述する第2ストッパ部材140の突起146と当接することで、第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140の相対的姿勢を一定に保つ役割を果たす。
第2ストッパ部材140は、円筒状の軸部141と、軸部141から右方向に延びる第4アーム142と、軸部141から左方向に延びるバネ支持アーム143とを有して構成されている。軸部141は、第1ストッパ部材130の軸部131の中に嵌入されることで、軸部131を軸部141と同軸に配置させる。また、軸部141に、装置本体に固定された支持軸155が嵌入されることで、第1ストッパ部材130及び第2ストッパ部材140は、装置本体に対し揺動可能に支持されている。第4アーム142は、スイッチングギヤ96の第1カム部96bに向けて延び、その先端が第1カム部96bに対面している。バネ支持アーム143は、コイル支持突起144とアーム係止部145を有している。コイル支持突起144は、トーションバネ152のコイル部152aに入り込み、アーム係止部145は、トーションバネ152の下アーム152cを係止する。軸部141の上方には、内側(右方向)に突出する、前記した突起146が設けられている。
第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140を合わせたストッパSは、図8の圧板停止位置の姿勢で、その重心が揺動中心(支持軸155の中心軸)よりも後(図8における紙面右方向)にずれている。つまり、そのような重心位置になるように、重量バランスが調整された形状となっている。これにより、第1カム部96bと第4アーム142の当接により第3アーム132が出力ギヤ82に係合していたのが、第1カム部96bが回転することで第4アーム142の支持が解除されると、ストッパSは、自重により、図8における時計回りに回ろうとするようになっている。
切換部材120とストッパSは、共に支持軸155により揺動可能に支持されているが、これらの支持は独立しており、切換部材120とストッパSは、個別に揺動することができるようになっている。
図7に拡大して示すように、出力ギヤ82のストッパギヤ歯82cは、回転方向前方(ここでは、駆動力入力ギヤ110の駆動力による回転方向であり、図7では時計回りである)の面が、回転方向前方に行くに従い内径側に向かう斜面)82dとなっている。そして、回転方向後側の面も、回転方向前方に行くに従い内径側に向かう斜面82eとなっている。
一方、第1ストッパ部材130の第3アーム132の先端のフック132aは、出力ギヤ82の回転方向後方の面が出力ギヤ82に近づくに従い出力ギヤ82の回転方向前方に向かう斜面132bとなっている。そして、フック132aの、出力ギヤ82の回転方向前方の面も、出力ギヤ82に近づくに従い出力ギヤ82の回転方向前方に向かう斜面132cとなっている。
このため、出力ギヤ82が駆動力入力ギヤ110の駆動力により回転している状態でストッパギヤ歯82cとフック132aが係合しようとしたときには、斜面82dと斜面132bとが当接して第3アーム132を出力ギヤ82から離れるように移動させるようになっている。つまり、駆動力入力ギヤ110の駆動力により出力ギヤ82が回転し始めたときには、斜面82dと斜面132bの当接が、フック132aによる出力ギヤ82のロックを解除するようになっている。
一方、駆動力入力ギヤ110の駆動力が出力ギヤ82に伝達されず、用紙3や圧板51の自重により出力ギヤ82が逆回転(図7において反時計回りである)しようとするときには、ストッパギヤ歯82cとフック132aが多少でも引っ掛かっていれば、斜面82eと斜面132cとが噛み合おうとするので、ストッパギヤ歯82cとフック132aの係合が維持され、圧板51が下降するのが防止されるようになっている。
第1カム部96bを有するスイッチングギヤ96は、後の動作説明でよく分かるように、第1フック73と第2フック74の動作により、圧板51が停止中の圧板停止位置においてピックアップローラ61が所定位置まで下がったときに図5,8の時計回り(一方向)に向けて回転が開始され、所定角度回転して圧板上昇位置において一時停止し、さらに所定角度回転して前記した圧板停止位置において停止するように回転制御される。すなわち、そのように制御されるように段差部96dと突部96eが配置されている。
そして、第1カム部96bは、切換部材120の第2アーム123と第2ストッパ部材140の第4アームとに接触して切換部材120およびストッパSを所定のパターンで揺動させるようにそのカムプロファイルが形成されている。具体的には、第1カム部96bは、第1アーム122と第3アーム132の少なくとも一方が必ずクラッチギヤ80(トリガ部材83または出力ギヤ82)に係合するように、カムプロファイルが形成されており、本実施形態では、次のような順序で動作させることでこれを実現する構成となっている。
(1)圧板停止位置において第1アーム122をトリガ部材83から離脱させるとともに第3アーム132を出力ギヤ82に係合させる。
(2)圧板停止位置から時計回りへの回転の開始後、切換部材120の第1アーム122をトリガ部材83に係合させ、その後、第3アーム132を出力ギヤ82から離脱させる。
(3)第3アーム132が出力ギヤ82から離脱した圧板上昇位置から、再度回転を開始すると第1アーム122をトリガ部材83に係合させたまま第3アーム132を出力ギヤ82に再度係合させ、その後、第1アーム122をトリガ部材83から離脱させる。
第1カム部96bのカムプロファイルは、切換部材120とストッパSとに対し、上記の順序を有する動作をさせる限り、多少無駄な動作を行わせてもよい。例えば、(2)の動作は、第1アーム122をトリガ部材83に係合させた後、一度、第1アーム122をトリガ部材83から離脱させて、すぐに再度トリガ部材83に係合させ、その後、第3アーム132を出力ギヤ82から離脱させるような動作とすることもできる。
以上のような構成のレーザプリンタ1の動作について本発明の特徴部分を中心に説明する。
まず、前提として、印刷動作を行うとき、レーザプリンタ1の駆動力入力ギヤ110は、常時回転している。
給紙トレイ11に十分な量の用紙3が積載されているとき、ピックアップローラ61は、高い位置にあり、リフトアーム71は、図3において右端が上方に上がり、左端71cが下方に下がっている。このとき、圧板制御機構は、図8に示したような圧板停止位置にある。図8の圧板停止位置においては、第1フック73の後側アーム73bは先端が突部96eに係合していてスイッチングギヤ96は、回転しない。また、入力ギヤ81の外歯81bはスイッチングギヤ96の欠歯部96jに対面しているので、入力ギヤ81の回転はスイッチングギヤ96には伝わらない。
そして、切換部材120の第2アーム123およびストッパSの第4アーム142は、ともに第1カム部96bのベース円上に当接することにより、切換部材120の第1アーム122は、トリガ部材83から離脱しており、ストッパSの第3アーム132は、出力ギヤ82のストッパギヤ歯82cに係合している。第1アーム122がトリガ部材83から離脱していることにより、駆動力入力ギヤ110の回転は入力ギヤ81を回転させても、出力ギヤ82に駆動力は伝わらない。圧板51に載っている用紙3の重みは、出力ギヤ82を反時計回りに回そうとする力を働かせるが、第3アーム132が出力ギヤ82に係合していることで出力ギヤ82は回転することができず、よって、圧板51が下がることもない。特に、上述したように、ストッパギヤ歯82cとフック132aとは、出力ギヤ82が図8の反時計回りに回ろうとすると、互いに噛み合おうとするため、フック132aは出力ギヤ82から外れることがなく、圧板51の下がりを確実に抑止する。
用紙3を所定量消費して、給紙トレイ11中の用紙3の最上位の位置が所定量下がると、図3において、ピックアップローラ61が下がることで、リフトアーム71の右端が下がり、左端71cが上がる。これにより、左端71cが第1フック73の前側アーム73aを上に持ち上げると、後側アーム73bと突部96eの係合が外れ、図9に示すようにトーションスプリング97の付勢力でスイッチングギヤ96を図9における時計回りに回転させる。
すると、第2アーム123と第4アーム142は、それらの先端が第1カム部96bのベース円から外れ凹部96fに対面する。このとき、ストッパSは、重心が支持軸155の下方よりも後にあるため、どちらかというと、第3アーム132は、出力ギヤ82から離脱しようとする。一方、切換部材120は、スプリング151により図9の時計回りに付勢されているため時計回りに速やかに揺動し、第1アーム122の先端がトリガ部材83のトリガ歯83bに係合する。
第1アーム122がトリガ部材83に係合すると、入力ギヤ81の回転は、出力ギヤ82に伝達されて、図10に示すように、出力ギヤ82は、図10の時計回りに回転し始める。これにより、出力ギヤ82のストッパギヤ歯82cの斜面82dが第3アーム132のフック132aの斜面132bを押す(配置につき図7参照)ことで、第3アーム132を下方に押して、図10の時計回りに回動させる。第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140は、トーションバネ152の付勢力により第3アーム132と第4アーム142が共に上に回動させられ、突起146と当接部134が当接する姿勢で一体となる。このとき、第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140を合わせたストッパSは、自重により図10に示した向きで止まる。このとき、第4アーム142は、第2アーム123を追い越して第2アーム123よりも上に先行している。そして、第2フック74の後側アーム74bの先端は、段差部96dに係合してスイッチングギヤ96(第1カム部96b)の回転を止める。こうして、出力ギヤ82からストッパSが離脱して、圧板上昇位置となり、少なくとも後側アーム74bの先端が段差部96dに係合している間は、出力ギヤ82が時計回りに回転する。すなわち、出力ギヤ82の回転が圧板リフト機構90を介して圧板51を上昇させる。
圧板51が上昇して、最上位の用紙3がピックアップローラ61を所定の高さまで持ち上げると、リフトアーム71の右端が上がり、左端71cが下がって第2フック74の後側アーム74bを持ち上げる。そして、後側アーム74bの先端が段差部96dから離脱する。すると、トーションスプリング97のアーム97aが第1カム部96bの先端部96hを押すことでスイッチングギヤ96が図10の時計回りに速やかに回転し、スイッチングギヤ96の外周ギヤ96aが入力ギヤ81に係合する。そして、入力ギヤ81の回転がスイッチングギヤ96を時計回りに回転させる。
スイッチングギヤ96が時計回りに回転すると、ストッパSの第4アーム142が第2アーム123よりも先に凹部96fに当たって回動し、第3アーム132のフック132aが出力ギヤ82に係合する。そして、その後、切換部材120の第2アーム123が凹部96fに当たって切換部材120が反時計回りに回動し、第1アーム122の先端がトリガ部材83から離脱する(離脱し始めの図11を参照)。そして、さらにスイッチングギヤ96が時計回りに回転すると、第1フック73の後側アーム73bが突部96eに係合し、入力ギヤ81の外歯81bが欠歯部96jに対面すると、図8に示した圧板停止位置に戻る。
以上のような動作において、トリガ部材83に係合している第1アーム122は、第3アーム132が出力ギヤ82に係合してから離脱し、出力ギヤ82に係合している第3アーム132は、第1アーム122がトリガ部材83に係合してから離脱する。このため、第1アーム122とトリガ部材83および第3アーム132と出力ギヤ82の少なくとも一方の組は必ず係合しているため、用紙3の重みが圧板51や圧板リフト機構90を介してクラッチギヤ80に伝わっても、出力ギヤ82を回すことはない。つまり、用紙3の重みで圧板51が下がることはない。
このようにして、本実施形態のレーザプリンタ1によれば、いわゆるワンウェイクラッチを用いることなく、圧板51の制御をすることができ、用紙3の重みで圧板51が下がることも防止される。
そして、本実施形態の機構は、かさ歯車やウォーム歯車を用いておらず、すべて平歯車を用いた機構からなるので、動力の伝達効率が高く、駆動源の動力を小さくすることができ、装置の小型化に寄与することができる。
また、出力ギヤ82の回転をストッパSにより止めることで圧板51の下降を止めており、動力伝達に関して出力ギヤ82の後段に減速ギヤ(第1減速ギヤ91および第2減速ギヤ93)を設けているので、ストッパギヤ歯82cとフック132aの遊びによる圧板51の下降量は、各減速ギヤにより小さくされる結果、ごく僅かとなる。また、出力ギヤ82から動力を取り出す出力ギヤ歯82bとは別個に、これより大径で歯数が多いストッパギヤ歯82cを設け、フック132aを出力ギヤ歯82bではなくストッパギヤ歯82cに係合させるようにしたため、ストッパギヤ歯82cとフック132aの遊びによる圧板51の下降量は僅かになった。図示した実施形態の例によれば、この下降量は最大0.2mm程度となった。一方で、出力ギヤ歯82bのモジュールは大きくできるので、大きな伝達力に耐えることができる。
さらに、出力ギヤ82が駆動力入力ギヤ110の駆動力により回転している状態でストッパギヤ歯82cとフック132aが係合しようとしたときには、斜面82dと斜面132bとが摺接して第3アーム132を出力ギヤ82から離れるように移動させるようになっているので第3アーム132に過度な負担が掛かることがない。また、ストッパギヤ歯82cとフック132aが係合した後、駆動力入力ギヤ110の駆動力が出力ギヤ82に伝達されなくなったときは、斜面82eと斜面132cとが噛み合おうとするので、ストッパギヤ歯82cとフック132aの係合が維持され、圧板51が下降するのが確実に防止される。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態には限定されず適宜変更して実施することが可能である。
例えば、前記実施形態においては、大きな減速比をとりつつ入力ギヤと出力ギヤの回転方向を逆にしてギヤの数を少なくするため、遊星歯車機構のサンギヤを入力ギヤ、リングギヤを出力ギヤ、キャリアをトリガ部材として用いたが、このような組み合わせには限られない。例えば、他の例としては、サンギヤを入力ギヤ、キャリアを出力ギヤ、リングギヤをトリガ部材として用いることもできるし、さらに別の組み合わせで用いることもできる。
前記実施形態においては、第2アーム123と第4アーム142の双方を、第1カム部96bにおいて1つのカムプロファイルで形成した凹部96fに当ててこれらを回動させ、そのとき、ストッパSのバランスを利用して第4アーム142を第2アーム123に先行させることで第4アーム142を凹部96fに先に当てていたが、図12に示すように、第1付勢部材の一例としてのスプリング153でストッパSを反時計回りに付勢することで、第4アーム142を確実に第2アーム123よりも先行させるようにしてもよい。この場合には、第4アーム142が第2アーム123よりも遅れてベース円から凹部96fに入り込むようにするため、第1カム部96bにおいて、第4アーム142がトレースするカムプロファイルと第2アーム123がトレースするカムプロファイルとを別個に形成しておくとよい。例えば、図12に示したカム面96kのように、第2アーム123だけがトレースするプロファイルを作っておくとよい。
前記実施形態においては、ストッパSを第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140の2つの部材で構成したが、図13に示すストッパ230のように、第3アーム232と第4アーム242を有する1つの部材として構成してもよい。もっとも、この構成の場合には、図13に示すように、ベース円に当接している第4アーム242と、出力ギヤ82に係合している第3アーム232との互いの角度に高い精度が要求され、第4アーム242とベース円の間には、僅かな隙間が残るような設定にせざるを得ない。このような観点からは、前記実施形態のように、第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140の2つの部材で構成し、第3アーム132を出力ギヤ82へ、第4アーム142をカム部へ向けて付勢するように第1ストッパ部材130と第2ストッパ部材140を互いに付勢する第2付勢部材の一例としてのトーションバネ152を設ける構成とするのが望ましい。これにより、ストッパSと第1カム部96bの間に不要なガタが生じず、騒音を抑制することができる。
前記実施形態ではシート材として紙の場合について説明したが、OHPシートなどでも全く同様に適用することができる。
また、前記実施形態で示した圧板リフト機構や圧板制御機構は、一例であり、これらの動力伝達機構は他の構造であっても構わない。
また、前記実施形態においては、画像形成装置の一例としてレーザプリンタを例示したが、デジタル複合機や、コピー機に本発明を適用することも可能である。
1 レーザプリンタ
3 用紙
4 フィーダ部
11 給紙トレイ
51 圧板
52 リフト板
61 ピックアップローラ
71 リフトアーム
73 第1フック
74 第2フック
80 クラッチギヤ
81 入力ギヤ
81a サンギヤ
81b 外歯
82 出力ギヤ
82a リングギヤ
82b 出力ギヤ歯
82c ストッパギヤ歯
83 トリガ部材
83a 遊星ギヤ
83b トリガ歯
90 圧板リフト機構
96 スイッチングギヤ
96a 外周ギヤ
96b 第1カム部
96c 第2カム部
96d 段差部
96e 突部
96f 凹部
96j 欠歯部
96k カム面
97 トーションスプリング
110 駆動力入力ギヤ
120 切換部材
122 第1アーム
123 第2アーム
130 第1ストッパ部材
132 第3アーム
132a フック
134 当接部
140 第2ストッパ部材
142 第4アーム
144 コイル支持突起
146 突起
151 スプリング
152 トーションバネ
153 スプリング
G 伝達ギヤ機構部
S ストッパ

Claims (4)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に着脱可能に装着され、シート材が積載される供給トレイと、
    前記供給トレイに積載されたシート材の最上位の一枚に上方から当接するピックアップローラと、
    前記供給トレイに積載されるシート材の下方に設置され、給紙時に前記シート材を持ち上げる圧板と、
    サンギヤ、キャリア、プラネタリギヤおよびリングギヤを有し、サンギヤ、キャリアおよびリングギヤのうちの1つが入力ギヤ、1つが出力ギヤ、1つが動力伝達のトリガ部材となる遊星歯車機構と、
    前記入力ギヤに係合して動力を与える駆動源と、
    前記出力ギヤと係合して、前記出力ギヤの回転を、前記圧板を持ち上げる動力に変換する圧板リフト機構と、
    カム部を有し、前記圧板が停止中の圧板停止位置において前記ピックアップローラが所定位置まで下がったときに一方向に向けて回転が開始され、所定角度回転して圧板上昇位置において一時停止し、さらに所定角度回転して前記圧板停止位置において停止するカム部材と、
    前記トリガ部材に係合して前記入力ギヤから前記出力ギヤへの動力伝達をONとし、前記トリガ部材から離脱してOFFとする第1アームと、前記カム部に向けて延びる第2アームとを有し、揺動可能に支持された切換部材と、
    前記出力ギヤに係合して前記出力ギヤの回転を止めるとともに、前記出力ギヤから離脱して出力ギヤの回転を許容する第3アームと、前記カム部に向けて延びる第4アームとを有し、前記切換部材と別個に揺動可能に設けられたストッパとを備え、
    前記カム部材の前記カム部は、
    前記圧板停止位置において前記第1アームを前記トリガ部材から離脱させるとともに前記第3アームを前記出力ギヤに係合させ、
    前記圧板停止位置から前記一方向への回転の開始後、前記切換部材の第1アームを前記トリガ部材に係合させ、その後、前記第3アームを前記出力ギヤから離脱させ、
    前記第3アームが前記出力ギヤから離脱した前記圧板上昇位置から、再度回転を開始すると前記第1アームを前記トリガ部材に係合させたまま前記第3アームを前記出力ギヤに再度係合させ、その後、前記第1アームを前記トリガ部材から離脱させるように、カムプロファイルが形成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ストッパは、自重により前記第3アームが前記出力ギヤから離脱する方向に回ろうとするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第3アームを、前記出力ギヤから離脱させる方向に付勢する第1付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ストッパは前記第3アームを有する第1ストッパ部材と、前記第4アームを有し前記第3アームに対し回動可能に係合した第2ストッパ部材と、前記第3アームを前記出力ギヤに向けて付勢するとともに前記第4アームを前記カム部へ向けて付勢するように、前記第1ストッパ部材と前記第2ストッパ部材とを互いに付勢する第2付勢部材と、前記第2付勢部材による前記第1ストッパ部材と前記第2ストッパ部材の互いの回動を規制する規制部とを備えてなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
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