JP5129285B2 - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが手置きでシートを載置することが可能な給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置においては、装置本体内に装着された給紙カセットから用紙(シート)を自動給紙させる給紙経路と、手差し給紙トレイから用紙をユーザが手置きで給紙させる給紙経路とを備えている場合が多い。通常、給紙カセットからは汎用されるA4サイズの用紙が給紙され、手差し給紙トレイからは葉書サイズやA3サイズ等のマルチサイズの用紙が給紙される。通常、手差し給紙トレイは、装置本体の筐体に対して開閉可能に取り付けられ、常時は閉状態とされ、使用時に開状態とされる。
手差し給紙トレイには、手置きされた用紙を給紙ローラに接近させる役目を果たすリフト板が付設されている。このリフト板は、給紙時においては、用紙を給紙ローラに接近させるために持ち上げられ、非給紙時においては、前記持ち上げが解除されて下降されるという昇降動作を行う。かかる昇降動作は、例えば特許文献1の給紙装置では、リフト板の背面に配置された押し上げカムにより行われる。この押し上げカムは、モータ及び駆動ギアを含む駆動系により駆動される。この他に、例えば特許文献2に開示されているように、リフト板の背面にバネを配置し、常時リフト板を給紙ローラ方向に付勢する構成の給紙装置も知られている。
特開2008−179440号公報 特開2009−91143号公報
ところで、手差し給紙トレイのリフト板には、思わぬ外力が作用することがある。例えば、ユーザが用紙束を手差し給紙トレイに載置した後に大きな力で押さえ付けるような動作が例示できる。この場合、特許文献1の給紙装置では、押し上げカムのようなメカニカルな機構でリフト板が持ち上げられた状態であると、前記駆動系が外力により破損されてしまう懸念がある。
一方、特許文献2のようなバネ方式の給紙装置では、上記のような外力が作用した場合、リフト板は容易に逃げるので、破損の問題は生じない。しかし、バネ加重のみに依存する給紙装置では、用紙束の厚さに応じた給紙圧を給紙ローラに対して与えることが難しく、バネ加重の精度を上げる必要がある。これに加え、用紙束が手差し給紙トレイにセットされるときに、リフト板が傾かないような機構を付加する必要がある。これらの要請は、給紙装置のコストアップに繋がる。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、簡易な構造でありながら、安定した給紙性能を有し、しかも外力に対する対策を備えた給紙装置、及びこれが適用された画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る給紙装置は、給紙されるシートが載置されるトレイ本体と、前記トレイ本体の給紙端側に配置される板状体であって、給紙方向の上流側の第1端縁部において前記トレイ本体に回動可能に連結され、給紙方向の下流側の第2端縁部が持ち上げられた給紙姿勢と、前記第2端縁部が前記給紙姿勢よりも自重で垂下した退避姿勢との間で姿勢変更可能なリフト板と、前記リフト板と当接する部分を備えた昇降部材と、前記昇降部材が前記リフト板を前記給紙姿勢に持ち上げる方向に、前記昇降部材に付勢力を与える付勢手段と、前記昇降部材の一部に対して前記付勢手段の付勢力を抗する押圧力を与え、前記リフト板を前記退避姿勢に姿勢変更させる降下手段と、を備え、前記昇降部材は、前記リフト板の背面に当接する持ち上げ部材と、前記持ち上げ部材と当接した状態で前記リフト板が前記給紙姿勢と前記退避姿勢とを取り得るよう、前記持ち上げ部材を回転させる軸部材と、前記軸部材と一体的に回転し、前記降下手段から前記押圧力が与えられるレバー部材と、を含む。
この構成によれば、昇降部材がリフト板と当接して該リフト板を給紙姿勢に持ち上げ、また、昇降部材に対して降下手段から押圧力を与えてリフト板を退避姿勢に姿勢変更させる構成であるので、リフト板の姿勢制御を安定的に行え、優れた給紙性能を確保することができる。一方、昇降部材は、付勢手段から与えられる付勢力によってリフト板を給紙姿勢に持ち上げる構成であるので、大きな外力がリフト板に加わった場合は、その外力を付勢手段で吸収することができる。
また、前記昇降部材は、前記リフト板の背面に当接する持ち上げ部材と、前記持ち上げ部材と当接した状態で前記リフト板が前記給紙姿勢と前記退避姿勢とを取り得るよう、前記持ち上げ部材を回転させる軸部材と、前記軸部材と一体的に回転し、前記降下手段から前記押圧力が与えられるレバー部材とを含むので、付勢手段は前記持ち上げ部材を前記軸部材の軸回りに回転させる付勢力を発生すれば良く、降下手段もレバー部材を介して前記軸部材の軸回りに前記持ち上げ部材を回転させる押圧力を発生すれば良く、それぞれの構成を簡素化することができる。
この場合、前記降下手段は、前記レバー部材と当接するアーム部材と、前記アーム部材と干渉し、該アーム部材を、前記付勢手段の付勢力を抗する押圧力を前記レバー部材に与える第1姿勢と、前記押圧力を開放し前記レバー部材から前記付勢力を受ける第2姿勢との間で姿勢変更させる姿勢変更部材と、前記姿勢変更部材を駆動する駆動手段とを含むことが望ましい。
この構成によれば、駆動手段によりアーム部材が、前記第1姿勢と第2姿勢との間で姿勢変更されるだけで、昇降部材への前記押圧力の付与及びその解除が達成できるようになる。従って、簡易な構成で降下手段を構築することができる。
ここで、前記姿勢変更部材がカム部材であり、前記駆動手段が、前記カム部材を回転させるモータであることは、好ましい構成の一つである。この構成によれば、モータでカム部材を回転させるだけで、アーム部材を前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で姿勢変更させることができる。
上記構成において、前記持ち上げ部材は、前記軸部材の長手方向に、所定間隔を置いて複数個が取り付けられていることが望ましい。この構成によれば、所定間隔を置いて配置された複数の持ち上げ部材でリフト板が支持されるので、給紙性能を安定化させることができる。
また、前記トレイ本体が開閉可能に取り付けられ、シートの供給を受ける筐体をさらに備え、前記アーム部材は、前記トレイ本体が前記筐体に対して開放された状態において、前記姿勢変更部材によって、前記第1姿勢と前記第2姿勢とを取ることが可能とされ、前記トレイ本体が前記筐体に対して閉止された状態において、前記レバー部材に常時押圧力を与える延長部を備えることが望ましい。
この構成によれば、トレイ本体が前記筐体に対して閉止された状態において、前記レバー部材に常時押圧力を与え、リフト板を退避姿勢に維持させることができる。このため、付勢手段の負荷をトレイ本体閉止時に軽減できると共に、周辺機器にリフト板の付勢力が及ぶことを抑止することが出来る。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートに画像形成処理を施す画像形成部と、前記画像形成部を収容する筐体と、前記筐体に取り付けられ、前記画像形成部にシートを供給する上記の構成を備えた給紙装置とを備える。
本発明によれば、簡易な構造で、リフト板の姿勢制御を安定的に行え、優れた給紙性能を確保することができ、また、大きな外力がリフト板に加わった場合に、その外力を付勢手段で吸収することができる構成を備える。従って、ユーザにとって使い勝手が良い一方で、故障が少なく、またコストダウンも図ることができる給紙装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。 画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 マルチトレイユニットの斜視図である。 上カバー及び横カバーを外したマルチトレイユニットの斜視図である。 リフト板が下降した状態の給紙トレイの斜視図である。 リフト板が上昇した状態の給紙トレイの斜視図である。 リフト機構(昇降部材及び付勢手段)を説明するための斜視図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 リフト機構の分解平面図である。 マルチトレイユニットの動作を説明するための側面図である。 マルチトレイユニットの動作を説明するための側面図である。 マルチトレイユニットの動作を説明するための側面図である。 リフト機構の第1変形実施形態を説明するための斜視図である。 リフト機構の第2変形実施形態を説明するための斜視図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図、図2は、画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。ここでは、画像形成装置1は、いわゆる胴内排紙型の複写機を例示しているが、画像形成装置は、プリンタ、ファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよい。
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有し胴内空間(胴内排紙部24)を備えた装置本体2を備える。装置本体2は、シートに対して画像形成処理を行う。装置本体2は、略直方体形状の下部筐体21と、下部筐体21の上方に配設される略直方体形状の上部筐体22と、下部筐体21と上部筐体22とを連結する連結筐体23とを含む。下部筐体21には画像形成のための各種機器が収容され、上部筐体22には原稿画像を光学的に読み取るための各種機器が収容されている。下部筐体21、上部筐体22及び連結筐体23で囲まれる胴内空間が、画像形成後のシートを収容可能な胴内排紙部24とされている。連結筐体23は、装置本体2の右側面の側に配置され、胴内排紙部24へシートを排出するための排出口961が設けられている。
胴内排紙部24として利用される前記胴内空間は、装置本体2の前面及び左側面において外部に開放されている。ユーザは、これらの開放部分から手を差し入れ、胴内排紙部24から画像形成後のシートを取り出すことが可能である。前記胴内空間の底面241は、下部筐体21の上面で区画され、排出口961から排出されたシートが積載される。
上部筐体22の前面には、操作パネルユニット25が突出して設けられている。操作パネルユニット25は、テンキー、スタートキーなどを含む操作キー251及びLCDタッチパネル252などを備え、ユーザからの各種の操作指示の入力を受け付ける。ユーザは、操作パネルユニット25を通じて、印刷されるシートの枚数等を入力したり、印刷濃度等を入力したりすることができる。上部筐体22の上には、画像が読み取られる原稿を押さえる押さえカバー226(図2では省いている)が配設されている。押さえカバー226は、その後端縁において上部筐体22に対して回動可能に取り付けられている。
下部筐体21には、画像形成処理が施されるシートを収容する給紙カセット211が装着されている。給紙カセット211は、下部筐体21(装置本体2)の前面から手前方向に引出可能である。この給紙カセット211は、自動給紙用に設けられたカセットである。
装置本体2の右側面には、ユーザに手差し給紙を行わせるためのマルチトレイユニットM(給紙装置)が装着されている。マルチトレイユニットMは、手差しシートが載置される給紙トレイ30と、前記手差しシートを下部筐体21内の画像形成部へ搬入する給紙ユニット40とを含む。給紙トレイ30は、その下端部において下部筐体21に対して開閉自在に取り付けられており、不使用時は閉状態とされる。ユーザは、手差し給紙を行う場合、給紙トレイ30を開き、その上にシートを載置する。このマルチトレイユニットMについては、図3以下で詳述する。
続いて、図2に基づいて、装置本体2の内部構造を説明する。下部筐体21の内部には、上方から順に、トナーコンテナ99Y、99M、99C、99K、中間転写ユニット92、画像形成部93、露光ユニット94、及び上述の給紙カセット211が収容されている。
画像形成部93は、フルカラーのトナー像を形成するために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各トナー像を形成する4つの画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kを備える。各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、感光体ドラム11と、この感光体ドラム11の周囲に配置された、帯電器12、現像装置13、一次転写ローラ14及びクリーニング装置15とを含む。
感光体ドラム11は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム11としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。帯電器12は、感光体ドラム11の表面を均一に帯電する。帯電後の感光体ドラム11の周面は、露光ユニット94によって露光され、静電潜像が形成される。
現像装置13は、感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム11の周面にトナーを供給する。現像装置13は、2成分現像剤用のものであり、攪拌ローラ16、17、磁気ローラ18、及び現像ローラ19を含む。攪拌ローラ16、17は、2成分現像剤を攪拌しながら循環搬送することで、トナーを帯電させる。磁気ローラ18の周面には2成分現像剤層が担持され、現像ローラ19の周面には、磁気ローラ18と現像ローラ19との間の電位差によってトナーが受け渡されることにより形成されたトナー層が担持される。現像ローラ19上のトナーは、感光体ドラム11の周面に供給され、前記静電潜像が現像される。
一次転写ローラ14は、中間転写ユニット92に備えられている中間転写ベルト921を挟んで感光体ドラム11とニップ部を形成し、感光体ドラム11上のトナー像を中間転写ベルト921上に一次転写する。クリーニング装置15は、トナー像転写後の感光体ドラム11の周面を清掃する。
イエロー用トナーコンテナ99Y、マゼンタ用トナーコンテナ99M、シアン用トナーコンテナ99C、及びブラック用トナーコンテナ99Kは、それぞれ各色のトナーを貯留するものであり、YMCK各色に対応する画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置13に、図略の供給経路を通して各色のトナーを供給する。
露光ユニット94は、光源やポリゴンミラー、反射ミラー、偏向ミラーなどの各種の光学系機器を有し、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kの各々に設けられた感光体ドラム11の周面に、原稿画像の画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。
中間転写ユニット92は、中間転写ベルト921、駆動ローラ922及び従動ローラ923を備える。中間転写ベルト921上には、複数の感光体ドラム11からトナー像が重ね塗りされる(一次転写)。重ね塗りされたトナー像は、給紙カセット211又は給紙トレイ30から供給されるシートに、二次転写部98において二次転写される。中間転写ベルト921を周回駆動させる駆動ローラ922及び従動ローラ923は、下部筐体21によって回転自在に支持される。
給紙カセット211は、複数のシートが積層されてなるシート束を収納する。給紙カセット211の右端側の上部には、ピックアップローラ212が配置されている。ピックアップローラ212の駆動により、給紙カセット211内のシート束の最上層のシートが1枚ずつ繰り出され、搬入搬送路26へ搬入される。一方、給紙トレイ30に載置されたシートは、給紙ユニット40の給紙ローラ41の駆動によって、搬入搬送路26へ搬入される。
搬入搬送路26の下流側には、二次転写部98、後述する定着ユニット97及び排紙ユニット96を経由して排出口961まで延びるシート搬送路28が設けられている。シート搬送路28の上流部分は、下部筐体21に形成された内壁と、反転搬送ユニット29の内側面を形成する内壁との間に形成されている。なお、反転搬送ユニット29の外側面は、両面印刷の際にシートを反転搬送する反転搬送路291の片面を構成している。シート搬送路28の、二次転写部98よりも上流側にはレジストローラ対27が配置されている。シートは、レジストローラ対27にて一旦停止され、スキュー矯正が行われた後、画像転写のための所定のタイミングで、二次転写部98に送り出される。
連結筐体23の内部には、定着ユニット97と排紙ユニット96とが収納されている。定着ユニット97は、定着ローラと加圧ローラとを含み、二次転写部98においてトナー像が二次転写されたシートを加熱及び加圧することで、定着処理を施す。定着処理されたカラー画像付のシートは、定着ユニット97の下流に配置されている排紙ユニット96により、排出口961から胴内排紙部24に向けて排出される。
上部筐体22の上面には、第1コンタクトガラス222と第2コンタクトガラス223とが嵌め込まれている。第1コンタクトガラス222は、自動原稿給送装置(ADF;図示せず)が上部筐体22上に配置される場合に、ADFから自動給送される原稿シートの読取用に設けられている。第2コンタクトガラス223は、手置きされる原稿シートの読取用に設けられている。
上部筐体22の内部には、原稿情報を光学的に読み取るための走査機構224と撮像素子225とが収容されている。走査機構224は、光源、移動キャリッジ、反射ミラー等を含み、原稿からの反射光を撮像素子225に導く。撮像素子225は、前記反射光をアナログ電気信号に光電変換する。前記アナログ電気信号は、A/D変換回路(図略)でデジタル電気信号に変換された後、露光ユニット94に入力される。
続いて、図3〜図12に基づき、マルチトレイユニットMについて詳述する。図3は、図1、図2に示す装置本体2から取り外されたマルチトレイユニットMの斜視図、図4は、給紙ユニット40の上カバー401及び前カバー402を外したマルチトレイユニットMの斜視図である。図5は、リフト板32が下降した状態の給紙トレイ30の斜視図、図6は、リフト板32が上昇した状態の給紙トレイ30の斜視図である。図7は、リフト機構50が給紙トレイ30に組み込まれた状態を示す斜視図、図8は、図7のVIII−VIII線断面図、図9はリフト機構50の分解平面図である。図10〜図12は、マルチトレイユニットMの動作を説明するための側面図である。
マルチトレイユニットMは、大略的に、給紙トレイ30、給紙ユニット40、リフト機構50(昇降部材及び付勢手段)及び降下機構60(降下手段)を備える。給紙トレイ30は、トレイ本体31とリフト板32とを含む。給紙ユニット40には、図2に示した給紙ローラ41が備えられている。リフト機構50は、付勢力を伴ってリフト板32を持ち上げ、該リフト板32を給紙姿勢とすることが可能な機構である。降下機構60は、リフト機構50の前記付勢力に抗する押圧力を発生し、結果的にリフト板32を降下させて退避姿勢とさせるための機構である。以下、これら各部について説明する。
図3〜図6を参照して、給紙トレイ30のトレイ本体31は、手差し給紙されるシートが載置される部位であって、装置本体2の外装カバーを兼ねる主トレイ部311と、この主トレイ部311に対して引き出し可能に装着された延長トレイ部312とを備えている。主トレイ部311は、その基端部313の側(給紙端側)において、下部筐体21に回動自在に取り付けられている。また、主トレイ部311の先端部314には端縁開口が備えられ、この端縁開口に延長トレイ部312が出没自在に装着されている。なお、基端部313の側には、リフト板32を取り付けるための表面開口315が備えられている。
給紙トレイ30が使用されないとき、該給紙トレイ30は下部筐体21に対して閉じた姿勢とされ、この際、延長トレイ部312は主トレイ部311内に収容される。手差し給紙が実行されるとき、給紙トレイ30は下部筐体21に対して開いた姿勢とされ、用紙サイズに応じて、延長トレイ部312が主トレイ部311からスライドして引き出される。このような引き出しをガイドするために、主トレイ部311の前後方向中央には浅い第1凸条316が設けられ、延長トレイ部312の前後方向中央には、第1凸条316の下面に嵌り合う第2凸条317が設けられている。
リフト板32は、前後方向に長い略長方形の板状体からなり、給紙トレイ30に載置されたシートの上面が給紙ローラ41(図2参照)に当接するよう、シートをリフトアップする役目を果たすものであって、リフト板本体321、一対のカーソル322及び導入板323を含む。リフト板32は、トレイ本体31の給紙端側に開口された表面開口315に嵌め入れられると共に、給紙方向の上流側の第1端縁部324においてトレイ本体31に回動可能に連結され、給紙方向の下流側の第2端縁部325が持ち上げられた給紙姿勢(図6参照)と、第2端縁部325が給紙姿勢よりも自重で垂下した退避姿勢(図5参照)との間で姿勢変更可能である。
リフト板本体321には、図5、図6に模式的に示しているように、トレイ本体31の表面開口315を形成する前壁面及び後壁面で軸支される回動軸32Aが備えられている。一対のカーソル322は、給紙されるシートの幅合わせを行うための部材であって、前後方向に互いに接近及び離間が可能なように、リフト板本体321に対してスライド移動自在に取り付けられている。このスライド移動を実現するために、リフト板32には図略のピニオン及びラックが具備されている。導入板323は、リフト板本体321の給紙方向の下流端部に一体的に連接された板状部材であり、給紙ローラ41を対向する位置に配置されている。
図5及び図6に示すように、トレイ本体31は、ハウジング33に取り付けられている。ハウジング33は、トレイ本体31の底面を覆う底板331と、この底板331の前後端部から各々立設された前側板332及び後側板333とを有し、左方視で浅いU字型を呈し、リフト板32の導入板323を、前側板332及び後側板333の間で受入可能な前後幅を備えている。なお、底板331の左端付近の表面には、後述する第1、第2付勢バネ541、542を据え付けるためのバネ座334が突設されている。
リフト板32が図5に示す退避姿勢であるとき、リフト板32は表面開口315の内部へ収容され、トレイ本体31とリフト板32とは略水平な状態となる。この際、導入板323はハウジング33に収容される。一方、リフト板32が図6に示す給紙姿勢であるとき、リフト板32は回動軸32A回りに回動されて第2端縁部325が持ち上げられた状態となり、これにより導入板323はハウジング33から上方に突出した状態となる。
給紙ユニット40は、上カバー401、前カバー402、右壁403及び左壁404を含み、筐体構造を備える。上カバー401の表面は、反転搬送路291(図2参照)を通して逆搬送されるシートをガイドするガイド面として機能し、シート逆搬送方向に延びる複数のリブ401Lが突設されている。左壁404の表面もまた、シート搬送路28の一部を構成するガイド面として機能する。
図4を参照して、給紙ユニット40は、給紙ローラ41を保持する給紙ローラホルダ411と、給紙トレイ30にシートがセットされたことを検知する揺動片412と、リフト板32が給紙姿勢にまでリフトアップされたことを検知する第1センサ413と、シートを搬送するためのコロユニット42とを含む。
給紙ローラホルダ411は、上下方向に揺動可能に給紙ユニット40の筐体で支持されている。給紙トレイ30にシートがセットされた状態で、リフト板32がリフトアップされると、シートの上面が給紙ローラ41の周面に当接すると共に、給紙ローラ41及びこれを保持する給紙ローラホルダ411を上方へ持ち上げる。
揺動片412は、右壁403で揺動自在に吊持されている。揺動片412の揺動軌跡上には、検知光線の発受光を行う光センサが配置され、シートが給紙トレイ30に載置され揺動片412が傾倒されることに伴う前記検知光線の遮断に基づき、シートのセットの有無が検知される。
第1センサ413は、フォトインタラプタ(PI)等からなり、給紙ローラホルダ411が、セットされたシートを介してリフト板32で所定の位置まで持ち上げられ、所定の給紙圧が確保できる状態となったか否かを検知する。第1センサ413は、発光素子と、該発光素子と所定のギャップを置いて対向配置される受光素子と、前記ギャップに介入し発光素子が発する光を遮断する遮断片とを含む。この遮断片は、揺動する給紙ローラホルダ411の上面に取り付けられている。
コロユニット42は、フリー回転するコロ421と、コロ421を回転自在に保持するコロホルダ422とを含み、本実施形態では4個のユニットが一列に配列されている例を示している。図4及び図10に示されているように、コロ421の一部は、左壁404から突出している。コロユニット42は、バネ423で左壁404から突出する方向に付勢されており、コロ421と対向して装置本体2の側に配置される搬送ローラに、コロ421が押圧される。
続いて図7〜図9を参照して、リフト機構50について説明する。リフト機構50は、リフト板32を給紙姿勢に持ち上げるための機構であり、矩形板状の第1持ち上げ部材511及び第2持ち上げ部材512と、これら第1、第2持ち上げ部材511、512が取り付けられる軸部材52と、軸部材52の前端523に取り付けられるレバー部材53と、第1、第2持ち上げ部材511、512を各々付勢する第1、第2付勢バネ541、542とを含む。
第1持ち上げ部材511は、リフト板32の背面に突設されたリブ323L(図8参照)に当接する自由端511Aと、軸部材52に挿通される挿通孔を有する基端部511Bとを備える。同様に、第2持ち上げ部材512は、リフト板32の背面のリブ323Lに当接する自由端512Aと、軸部材52に挿通される挿通孔を有する基端部512Bとを備える。軸部材52には、その軸方向に離間して第1取り付け部521と第2取り付け部522とが設定されている。第1持ち上げ部材511の基端部511Bは第1取り付け部521に、第2持ち上げ部材512の基端部512Bは第2取り付け部522に、それぞれ挿通された状態で固定される。
軸部材52の前端523は、ハウジング33の前側板332で軸回りに回転可能に支持され、後端524もハウジング33の後側板333に設けられた軸支部(図示せず)で軸回りに回転可能に支持されている。軸部材52の前端523には、軸部材52の径方向外側に突出するピン525が取り付けられている。
レバー部材53は、筒体部531と、この筒体部531と一体のレバー本体部532とを含む。筒体部531は、軸部材52の前端523に嵌合される部分であり、ピン525を通過させるスリットが軸方向に形成されている。レバー本体部532には、ピン525を嵌め込むことが可能な受容部が設けられている。レバー部材53が軸部材52に正しく嵌合された状態では、前記受容部にピン525が収容され、これにより軸部材52がその軸回りに回転すると、レバー部材53及び第1、第2持ち上げ部材511、512も回転する。換言ずると、レバー部材53が筒体部531の軸回りに回動すると、第1、第2持ち上げ部材511、512も一体的に同方向に回転することになる。
第1、第2付勢バネ541、542は、コイルバネであり、それぞれ、第1、第2持ち上げ部材511、512に対し、上方向に持ち上げる付勢力を与える。第1、第2付勢バネ541、542の下端はバネ座334(図6、図8参照)に嵌め込まれ、上端は、第1、第2持ち上げ部材511、512の背面に嵌め込まれている。
第1、第2持ち上げ部材511、512の自由端511A、512Aは、リフト板32の背面に当接しているので、特に押圧力がレバー部材53に与えられていない状態では、図7、図8に示すように、第1、第2付勢バネ541、542の付勢力によってリフト板32は持ち上げられた状態(給紙姿勢)となる。一方、図7の状態において、レバー部材53を筒体部531の軸回りに反時計方向に回動させる押圧力であって、第1、第2付勢バネ541、542の付勢力よりも大きい押圧力(付勢力を抗する押圧力)がレバー部材53に与えられた場合、第1、第2持ち上げ部材511、512も水平に近くなるように傾倒する。その結果、リフト板32は第1、第2持ち上げ部材511、512の支えを失い、その自重により回動軸32Aの軸回りに回動して水平に近い状態(退避姿勢)に降下するものである。
次に、図4、図10〜図12を主に参照して、降下機構60について詳述する。降下機構60は、レバー部材53に対し、第1、第2付勢バネ541、542の前記付勢力に抗する押圧力を適時与え、結果的にリフト板32を降下させる機構である。降下機構60は、モータ61(駆動手段)、ウォーム62、ウォームホィール63、第1減速ギア64、第2減速ギア65、偏心カム66(姿勢変更部材/カム部材)、アーム部材67、及び第2センサ68(図11にのみ表示)を含む。
モータ61は、正転及び逆転駆動が可能なDCモータ等からなり、偏心カム66を回転駆動させる駆動力を発生する。図10に示すように、モータ61の出力軸611にはウォーム62が固着され、モータ61が動作するとウォーム62が回転する。モータ61の動作は、制御部612(図4にのみ表示)により制御される。制御部612は、上述の第1センサ413及び第2センサ68の出力に基づき、モータ61の回転及び回転停止を制御する。
図10を参照して、ウォームホィール63は、第1軸630の軸回りにフリー回転し、ウォーム62と歯合されるハス歯部631と、ハス歯部631の外径よりも径小のギア部632とを含む。第1減速ギア64は、第2軸640の軸回りにフリー回転し、ウォームホィール63のギア部632と歯合する大径部641と、この大径部641よりも外径が小さい小径部(図面せず)とを備えている。第2減速ギア65は、第3軸650の軸回りにフリー回転し、第1減速ギア64の前記小径部と、偏心カム66の回転軸660に固着された回転ギア(図示せず)と歯合するギア部651を備える。
偏心カム66は、その回転軸660から軸回りの回転力を与えられて回転するカム部材であって、径大部661と径小部662とを備えている。モータ61が動作され、その出力軸611に回転力が発生すると、その回転力は、ウォーム62及びウォームホィール63に伝達され、第1減速ギア64及び第2減速ギア65によって所定の速度に減速された後、回転軸660に固着された回転ギアに入力される。これにより偏心カム66は、回転軸660の軸回りに回転する。
アーム部材67は、一端が回転軸670に取り付けられ、他端が自由端とされた部材であって、アーム本体671、筒体部672、湾曲先端部673、第1接触部674、第2接触部675及び延長部676を含む。アーム本体671は、細長い棒状の部材であり、その一端には筒体部672が、他端には湾曲先端部673が備えられていると共に、図10における上側辺には第1接触部674が、下側辺には第2接触部675及び延長部676が形成されている。
筒体部672は、回転軸670に回転自在に挿通され、これによりアーム部材67は、回転軸670の軸回りに回動自在とされている。アーム部材67に対しては、レバー部材53を介して第1、第2付勢バネ541、542の付勢力が与えられている。この付勢力は、回転軸670を回動支点として、常に湾曲先端部673が上方へ持ち上がる方向、つまりアーム部材67が常に偏心カム66へ押し付けられる方向の付勢力である。
第1接触部674は、偏心カム66の周面が当接(干渉)する平坦な接触面である。上述の第1、第2付勢バネ541、542の付勢力によって、第1接触部674は偏心カム66の周面に押し付けられている。従って、偏心カム66の径大部661の周面又は径小部662の周面のいずれが第1接触部674と干渉するかによって、アーム部材67の姿勢が変更される。図10では、偏心カム66の径大部661と第1接触部674とが当接しているので、アーム部材67は水平な姿勢である。一方、図11では、偏心カム66の径小部662と第1接触部674とが当接しているので、アーム部材67は回転軸670の軸回りに反時計方向に回動し、湾曲先端部673が上方へ持ち上がった状態となっている。
第2接触部675は、給紙トレイ30(トレイ本体31)が装置本体2に対して開かれている状態において、リフト板32が給紙姿勢と退避姿勢との間で姿勢変更するときに(図10、図11)、リフト機構50のレバー部材53が当接する平坦な接触面である。レバー部材53のレバー本体部532は、その筒体部531に基端部が連接された棒状部533と、該棒状部533の先端部に連接された円弧状の当接面を備えた先端部534とを含む。上述の第1、第2付勢バネ541、542によって、レバー部材53は筒体部531の軸回りに時計方向に付勢されているので、先端部534は第2接触部675へ常に押し付けられた状態となる。
延長部676は、給紙トレイ30が装置本体2に対して閉じられている状態において(図12)、レバー部材53が当接する湾曲した接触面である。延長部676は、第2接触部675の一端から、湾曲先端部673まで延びる、約90度湾曲した湾曲面である。レバー部材53は、給紙トレイ30が装置本体2に対して開状態から閉状態に移行する間、並びに閉状態の間において、この湾曲先端部673から押圧力を受ける。
第2センサ68は、検知光を発する発光素子681と、該発光素子681に対向配置され前記検知光を受光する受光素子682と、発光素子681と受光素子682との間に設けられた検知ギャップ683とを含む。アーム部材67から突設される図略の遮断片が、検知ギャップ683を通過可能とされている。アーム部材67が水平姿勢のとき(図10)、前記遮断片によって検知光が遮断され、アーム部材67が上方へ回動した傾斜姿勢のとき(図11)、前記遮断片は検知ギャップ683を外れ、前記検知光は遮断されない。
モータ61の制御部612は、第2センサ68の出力信号に基づき上記検知光が遮断されたことを検知すると、リフト板32が所定の退避姿勢に存在していると判定する。また、制御部612は、第1センサ413の出力信号に基づき給紙ローラホルダ411(給紙ローラ)が、リフト板32を介して所定高さまで持ち上げられたことを検知すると、リフト板32が給紙姿勢に存在していると判定する。このように、制御部612は、リフト板32を退避姿勢と給紙姿勢との間で姿勢変更させる際に、第1センサ413又は第2センサ68の出力信号に基づきリフト板32の動作上限又は動作下限を検知しつつ、モータ61を回転駆動させる。
続いて、以上の通り構成された降下機構60の動作を説明する。図10は、給紙トレイ30(トレイ本体31)が装置本体2に対して開状態とされている場合において、リフト板32が退避姿勢とされている状態を示している。退避姿勢では、偏心カム66の径大部661と、アーム部材67の第1接触部674とが当接した状態となる。給紙姿勢から退避姿勢に変更されるとき、アーム部材67は、回転軸670の軸回りに時計方向に回転して、ほぼ水平な姿勢(第1姿勢)となる。
アーム部材67が水平姿勢であるとき、アーム部材67の第2接触部675によって、レバー部材53の先端部534に押圧力が与えられる。この押圧力は、第1、第2付勢バネ541、542によってレバー部材53に与えられている付勢力に抗する押圧力である。このため、レバー部材53は、その筒体部531の軸回りに反時計方向に回転し、これに伴い軸部材52も反時計方向に回転する。従って、軸部材52に一体的に取り付けられている第1、第2持ち上げ部材511、512(図7、図8)も反時計方向に回転し、結果的にリフト板32は持ち上げ支持点を失い、その自重により回動軸32Aの軸回りに回動して水平に近い状態(退避姿勢)に降下する。
図11は、給紙トレイ30(トレイ本体31)が装置本体2に対して開状態とされている場合において、リフト板32が給紙姿勢とされている状態を示している。給紙姿勢では、偏心カム66の径小部662と、アーム部材67の第1接触部674とが当接した状態となる。このとき、アーム部材67の第2接触部675から、レバー部材53の先端部534に対して与えられていた押圧力は開放される。従って、第1、第2付勢バネ541、542の付勢力によって、逆にレバー部材53の先端部534がアーム部材67の第2接触部675を押圧する。
結果として、退避姿勢から給紙姿勢に変更されるとき、アーム部材67は、回転軸670の軸回りに反時計方向に回転して、湾曲先端部673が上方へ持ち上げられた傾斜姿勢(第2姿勢)となる。また、レバー部材53は、時計方向に回転して先端部534が上方へ持ち上げられた傾斜姿勢となる。このようなレバー部材53の回転は、軸部材52を通して第1、第2持ち上げ部材511、512に伝達され、これらを時計方向に回転させる。そして、リフト板32は、回動軸32Aの軸回りに時計方向に回転して持ち上げられた状態(給紙姿勢)にリフトアップされるものである。
図12は、給紙トレイ30(トレイ本体31)が装置本体2に対して閉状態とされている場合を示している。トレイ本体31が、図10に示す状態から、図12に示す状態まで閉じられる過程において、レバー部材53の先端部534は、アーム部材67の第2接触部675及び延長部676の沿面に摺動しながら移動する。延長部676の形状は、レバー部材53の先端部534が常時押圧力を受ける移動軌跡に対応した形状とされている。
つまり、トレイ本体31が開状態から閉状態へ移動する間、並びに、閉状態へ移行した後は、レバー部材53にはアーム部材67から常に押圧力が与えられ、リフト板32が持ち上げられないようにしている。このように構成することで、トレイ本体31の装置本体2に対する開閉操作をスムースに行わせることができる。また、第1、第2付勢バネ541、542の負荷をトレイ本体31の閉止時に軽減できると共に、周辺機器にリフト板32の付勢力が及ぶことを抑止することが出来る。
以上説明した、本実施形態に係るマルチトレイユニットMによれば、第1、第2付勢バネ541、542の付勢力を伴った第1、第2持ち上げ部材511、512でリフト板32が給紙姿勢に持ち上げられる一方で、レバー部材53にアーム部材67から前記付勢力よりも大きい押圧力を与えてリフト板32を退避姿勢に姿勢変更させる構成である。このため、リフト板32の姿勢制御を安定的に行え、優れた給紙性能を確保することができる。また、リフト板32が給紙姿勢とされた状態で、大きな外力がリフト板32に加わった場合は、リフト板32は下降することが可能で、その外力は第1、第2付勢バネ541で吸収される。このため、機械的な破損が生じることはない。
以上、本発明の各種実施形態につき説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記実施形態では、給紙装置の一例として、画像形成装置1に適用されるマルチトレイユニットMを例示した。画像形成装置1に限らず、本発明の給紙装置は各種の用紙処理装置に適用することができる。
(2)上記実施形態では、付勢手段の一例として、コイルバネからなる第1、第2付勢バネ541、542を例示した。コイルバネに代えて、各種の付勢部材を採用することができる。図13は、第1変形実施形態に係るリフト機構50Aが適用された給紙トレイ30Aを示す斜視図である。給紙トレイ30Aは、トレイ本体31A、リフト板320A及びハウジング33Aを含む。リフト機構50Aは、第1、第2持ち上げ部材551、552と、これら第1、第2持ち上げ部材551、552が取り付けられる軸部材56と、軸部材56の一端に取り付けられるレバー部材53Aとを含む。これらの構成は、上記実施形態と同様である。
しかし、第1変形実施形態のリフト機構50Aは、付勢手段として第1、第2捻りコイルバネ571、572が採用されている点において、上記実施形態と相違する。第1、第2捻りコイルバネ571、572は、それぞれ軸部材56にコイル部分が挿通されている。第1捻りコイルバネ571の一端は第1持ち上げ部材551の背面に取り付けられ、他端はハウジング33Aの所定部位に取り付けられている。同様に、第2捻りコイルバネ572の一端は第2持ち上げ部材552の背面に取り付けられ、他端はハウジング33Aの所定部位に取り付けられている。これら第1、第2捻りコイルバネ571、572の付勢力によって、第1、第2持ち上げ部材551、552がリフト板320Aを持ち上げる方向に付勢されている。同様に、レバー部材53Aも付勢されている。このような第1、第2捻りコイルバネ571、572によっても、上記実施形態と同様な動作を行わせることができる。
(3)上記実施形態では、持ち上げ部材が付勢手段で直接的に付勢される例を示したが、間接的に付勢されるようにしても良い。図14は、第2変形実施形態に係るリフト機構50Bが適用された給紙トレイ30Bを示す斜視図である。給紙トレイ30Bは、トレイ本体31B、リフト板32B及びハウジング33Bを含む。リフト機構50Bは、第1、第2持ち上げ部材591、592と、第1、第2受圧部材593、594と、これら持ち上げ部材591、592及び受圧部材593、594が取り付けられる軸部材58と、軸部材58の一端に取り付けられるレバー部材53Bとを含む。
軸部材58の中央付近に取り付けられた第1、第2持ち上げ部材591、592の先端部は、リフト板32Bの背面と当接し、リフト板32Bを上方に持ち上げる。一方、第1、第2受圧部材593、594は、第1、第2持ち上げ部材591、592よりもやや水平に近い角度で、軸部材58の両端部付近に取り付けられている。このため、第1、第2受圧部材593、594は、通常はリフト板32Bの背面と当接しない。また、第1、第2受圧部材593、594の背面にはコイルバネからなる第1、第2付勢バネ573、574が介在され、第1、第2受圧部材593、594は付勢されている。軸部材58の両端は、前側板332B及び後側板333Bで軸支されている。
第2変形実施形態のリフト機構50Bによれば、軸部材58の両端部に取り付けられている第1、第2受圧部材593、594が第1、第2付勢バネ573、574で上方に付勢され、この付勢力が軸部材58を通して、軸部材58の中央付近に取り付けられた第1、第2持ち上げ部材591、592に伝達され、リフト板32Bが持ち上げられる。かかる構成によれば、第1、第2持ち上げ部材591、592が直接第1、第2付勢バネ573、574から付勢力が与えられていないので、リフト板32Bの中央部が膨らんでしまうことを防止できる。また、重いシート束が給紙トレイ30Bに載置されリフト板32Bが撓んだ場合には、第1、第2受圧部材593、594によって、リフト板32Bの両端部を支持させることができる。
M マルチトレイユニット(給紙装置)
1 画像形成装置
2 装置本体(筐体)
30 給紙トレイ
31 トレイ本体
32 リフト板
40 給紙ユニット
50 リフト機構(昇降部材及び付勢手段)
511、512 第1、第2持ち上げ部材
52 軸部材
53 レバー部材
541、542 第1、第2付勢バネ
60 降下機構(降下手段)
61 モータ(駆動手段)
66 偏心カム(姿勢変更部材/カム部材)
67 アーム部材

Claims (6)

  1. 給紙されるシートが載置されるトレイ本体と、
    前記トレイ本体の給紙端側に配置される板状体であって、給紙方向の上流側の第1端縁部において前記トレイ本体に回動可能に連結され、給紙方向の下流側の第2端縁部が持ち上げられた給紙姿勢と、前記第2端縁部が前記給紙姿勢よりも自重で垂下した退避姿勢との間で姿勢変更可能なリフト板と、
    前記リフト板と当接する部分を備えた昇降部材と、
    前記昇降部材が前記リフト板を前記給紙姿勢に持ち上げる方向に、前記昇降部材に付勢力を与える付勢手段と、
    前記昇降部材の一部に対して前記付勢手段の付勢力を抗する押圧力を与え、前記リフト板を前記退避姿勢に姿勢変更させる降下手段と、を備え
    前記昇降部材は、
    前記リフト板の背面に当接する持ち上げ部材と、
    前記持ち上げ部材と当接した状態で前記リフト板が前記給紙姿勢と前記退避姿勢とを取り得るよう、前記持ち上げ部材を回転させる軸部材と、
    前記軸部材と一体的に回転し、前記降下手段から前記押圧力が与えられるレバー部材と、を含む給紙装置。
  2. 請求項1に記載の給紙装置において、
    前記降下手段は、
    前記レバー部材と当接するアーム部材と、
    前記アーム部材と干渉し、該アーム部材を、前記付勢手段の付勢力を抗する押圧力を前記レバー部材に与える第1姿勢と、前記押圧力を開放し前記レバー部材から前記付勢力を受ける第2姿勢との間で姿勢変更させる姿勢変更部材と、
    前記姿勢変更部材を駆動する駆動手段と、を含む給紙装置。
  3. 請求項2に記載の給紙装置において、
    前記姿勢変更部材がカム部材であり、
    前記駆動手段が、前記カム部材を回転させるモータである、給紙装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の給紙装置において、
    前記持ち上げ部材は、前記軸部材の長手方向に、所定間隔を置いて複数個が取り付けられている、給紙装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の給紙装置において、
    前記トレイ本体が開閉可能に取り付けられ、シートの供給を受ける筐体をさらに備え、
    前記アーム部材は、
    前記トレイ本体が前記筐体に対して開放された状態において、前記姿勢変更部材によって、前記第1姿勢と前記第2姿勢とを取ることが可能とされ、
    前記トレイ本体が前記筐体に対して閉止された状態において、前記レバー部材に常時押圧力を与える延長部を備える、給紙装置。
  6. シートに画像形成処理を施す画像形成部と、
    前記画像形成部を収容する筐体と、
    前記筐体に取り付けられ、前記画像形成部にシートを供給する請求項1〜5のいずれかに記載の給紙装置と、
    を備える画像形成装置。
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