JP6195350B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積載されたシートを給送するシート給送装置、及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられるシート給送装置では、シートを収納して画像形成装置の装置本体に出し入れ可能に設けられたシートカセットを有し、シートカセットからシート給送手段によりシートを給送する方式のものがある。シートカセットに積載されたシートの残量を無段階に検知する方法として、次のようなものがある。シートカセットの装置本体への装着後、リフタ板(中板)に積載されているシートの上面の位置を検知するシート上面検知センサがオフ(非検知状態)である場合は、シートが積載されたリフタ板をシート上面検知センサがオン(検知状態)になるまで上昇させる。そして、リフタ板の上昇過程で、上昇開始からシート上面検知センサがオンするまでの時間を計測し、あるいは駆動モータに与えるパルス数をカウントすることに基づき、リフタ板上のシートの積載量(残量)を判断する(特許文献1参照)。
特開2000−289861号公報
しかしながら、画像形成装置の電源をオフした後にオンしたときに、シートの残量を適正に判断することができないことがあった。電源がオンしたときに、シート上面検知センサがオンしている場合には、2通りの状態が考えられる。一つは、電源をオフしたときと同じ状態のままでオンされた場合であり、この場合には、前回の電源オフした際のシートの残量データを用いてシートの残量を判断することができる。
しかし、電源をオフした後、シートカセットを画像形成装置から引き出してシートを最大量装填して画像形成装置に装着した場合には、電源をオンした時にシート上面検知センサがオンとなるが、シート積載量は前回の電源をオフした時の状態とは異なっている。そのため、前回の電源をオフしたときの残量データを用いることができないという問題があった。
本発明は、電源オフ後の残量の適正な判断が可能であり、簡単で且つ装置が大型化することがない残量検知機構を備えたシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、本体と、前記本体に引出可能に挿入されたカセットと、駆動力を伝達されて回転するギヤと前記カセットに配置され、シートが積載されるシート積載部であって、前記カセットが前記本体から引出された状態で第1の位置に位置し、前記カセットが前記本体に挿入された状態で、前記ギヤを介して駆動力を受取ることで前記第1の位置から第2の位置に上昇するシート積載部と、前記第1の位置から前記第2の位置までの前記シート積載部の移動量に関する情報に基づいて、前記シート積載部に積載されているシートの残量を判断することが可能な判断手段と、移動可能な検出部と、前記検出部を検知している状態と、前記検出部を検知していない状態とに応じた信号を出力する検知センサと、を備え、前記シート積載部が前記第1の位置から前記第2の位置へ向かって上昇する際の前記ギヤの回転に伴って、前記検出部が前記ギヤに当接して移動することで前記検知センサの検知状態を変化させた後、前記シート積載部が前記第2の位置に到達するまでの間、前記検出部が前記検知センサの検知状態を変化させない位置に保持され、かつ、前記シート積載部が前記第1の位置から上昇を開始してから前記検出部が前記検知センサの検知状態を変化させるまでの期間における、前記ギヤの回転量に対する前記検出部の移動量に比べて、前記検出部が前記検知センサの検知状態を変化させてから前記シート積載部が前記第2の位置に到達するまでの期間における、前記ギヤの回転量に対する前記検出部の移動量の方が小さくなるように、前記検出部と前記ギヤとが係合している、ことを特徴とする
本発明によると、電源をオンしたときに適正な残量を判断できる簡単な構成で小型化が図れる残量検知機構を提供することができる。
本発明の実施形態におけるシート給送装置を備えた画像形成装置としてのレーザビームプリンタを示す概略断面図。 本実施形態におけるシート給送装置を示し、(a)は正面図、(b)は(a)におけるシートカセットを上方から見た状態で示す平面図。 (a)は本実施形態におけるシート給送装置のシート満載時の説明図、(b)はシート給送装置のシート少載時の説明図。 本実施形態におけるリフト機構を一部省略して示す正面図。 本実施形態におけるリフト機構及びリフタ検知部を示す正面図。 本実施形態におけるリフタ板をある程度上昇させた状態を示す図。 (a)はシートカセットとプリンタ本体とを側面方向に見た状態を示す図、(b)はプリンタ本体の正面から奥方向に見た状態で示す断面図。 本実施形態における給送リフタ部に関わる制御について説明するためのブロック図。 本実施形態におけるリフタ検知部を備えたリフタ制御とシートカセットのシート積載残量検知及び操作画面の表示について説明するフローチャート図。 リフタ検知部の比較例を示す説明図。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて詳細に説明する。まず、図1を用いて、シート給送装置を備えた画像形成装置について説明する。なお、図1は、本発明に係る画像形成装置としてのレーザビームプリンタを正面から見た状態で示す概略断面図である。
[画像形成装置]
図1に示すように、画像形成装置であるフルカラーのレーザビームプリンタ(以下「プリンタ」)1は、画像形成装置本体としての装置本体1Aを備えている。装置本体1Aは、画像形成部1Bと、定着手段としての定着部20と、装置本体1Aの上方に略水平に設置された上部装置としての画像読取装置2とを有している。装置本体1Aには、装置各部を制御する制御手段としての制御部18が配設されている。
画像読取装置2と装置本体1Aとの間には、シート排出用の排出空間Sが形成されている。排出空間Sの下方にはトナーカートリッジ15が配置され、装置本体1Aの下部には、複数(本実施形態では4つ)のシート給送装置30が配置されている。
画像形成部1Bは、4ドラムフルカラー方式を採用しており、レーザスキャナ10と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ11を有している。
ここで、各プロセスカートリッジ11は、感光体としての感光ドラム12、帯電手段としての帯電器13、現像手段としての現像器14、及びクリーニング手段としてのクリーナ(不図示)を備えている。また、画像形成部1Bは、プロセスカートリッジ11の上方に中間転写ユニット1Cを備えている。
中間転写ユニット1Cは、駆動ローラ16a及びテンションローラ16bに巻き掛けられた像担持体としての中間転写ベルト16を備えている。また、中間転写ユニット1Cは、中間転写ベルト16の内側に設けられ、感光ドラム12に対向した位置で中間転写ベルト16の内面に当接する1次転写ローラ19を備えている。中間転写ベルト16は、フィルム状部材で構成され、各感光ドラム12に当接している。中間転写ベルト16は、不図示の駆動部により駆動される駆動ローラ16aによって矢印方向に回転する。
1次転写ローラ19から中間転写ベルト16に正極性の転写バイアスを印加することにより、感光ドラム12上の負極性を持つ各色トナー像が順次中間転写ベルト16に多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはカラー画像が形成される。中間転写ユニット1Cの駆動ローラ16aと対向する位置には、中間転写ベルト上に形成されたカラー画像をシートPに転写する2次転写部を構成する2次転写ローラ17が設けられている。
2次転写ローラ17の上部には定着部20が配置され、定着部20の左上部には、第1排出ローラ対25a、第2排出ローラ対25b、及び反転排出部としての両面反転部1Dが配置されている。両面反転部1Dは、正逆転可能なシート反転搬送ローラとしての反転ローラ対26、及び一面に画像が形成されたシートを再度、画像形成部1Bに搬送する再搬送通路R等を有している。なお、画像形成部1Bと、2次転写部(17)と、定着部20とにより、後述するシート給送装置30から給送されるシートPに画像を形成する画像形成手段が構成される。
上記構成において、画像読取装置2で読み取られた画像情報又は不図示のパソコン等の外部機器から入力された画像情報は、画像処理された後、電気信号に変換されて画像形成部1Bのレーザスキャナ10に伝送される。
そして、画像形成部1Bでは、各プロセスカートリッジ11の感光ドラム12の表面をレーザスキャナ10から射出されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック成分色の画像情報に対応するレーザ光により走査する。これにより、帯電器13によって表面が所定の極性・電位に一様に帯電されている感光ドラム12の表面が順次露光され、各プロセスカートリッジ11の感光ドラム上に、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの静電潜像が順次形成される。
この後、静電潜像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色トナーにより現像して可視化すると共に、1次転写ローラ19に印加した1次転写バイアスにより、各感光ドラム上の各色トナー像を中間転写ベルト16に順次重ね合わせて転写する。これにより、中間転写ベルト16上にトナー画像が形成される。
一方、シート給送装置30から送り出されたシートPは、レジストレーションローラ対40を通過し、駆動ローラ16aと2次転写ローラ17とで構成される2次転写部へ送られる。2次転写部では、画像形成部1Bで形成されたトナー像がシートP上に一括して転写される。
引き続き、このようにトナー像を転写されたシートPは、定着部20に搬送され、定着部20で熱及び圧力を受け、トナー像をカラー画像として定着される。この後、カラー画像が定着されたシートPは、第1排出ローラ対25aによって排出空間Sに排出され、排出空間Sの積載部23に積載される。
[シート給送装置の構成]
シート給送装置30には、シートPを収容するシートカセット33と、シートカセット33に収容されているシートPを下流に配置されている引き抜きローラ対21に向けて送り出すシート給送部24とを備えている。シート給送部24は、シートカセット33におけるシート給送方向下流の上部に配置され、ピックアップローラ62と、フィードローラ60及びリタードローラ61で構成される分離ローラ対22とを備えている。ピックアップローラ62は、フィードローラ60を中心に回動可能なアーム63(図2(a)参照)で回動可能に支持され、シート積載部としてのリフタ板34(図2(a)参照)上に積載されたシートPに圧接して回転することによりシートPを送り出す。
ピックアップローラ62で送り出されたシートPは、フィードローラ60で搬送されるが、シートが重送した場合には、2枚目以降のシートがリタードローラ61でシートカセット33側に戻される。これらフィードローラ60及びリタードローラ61で構成される分離ローラ対22によって分離搬送されたシートPは、引き抜きローラ対21によってさらに下流側へ送られる。
次に、図2(a),(b)を用いて、本実施形態におけるシート給送装置30の構成について詳細に説明する。なお、図2(a)はシート給送装置30の正面図、図2(b)は図2(a)におけるシートカセット33を上方から見た状態で示す平面図である。
図2(a)に示すように、シートカセット33は、プリンタ1の装置本体1Aに対して図1中のシート面と直交する方向(図1の手前−奥方向)に挿入・引き出し可能に構成されている。
シートカセット33は、積載されたシートPを上昇可能に構成されたリフタ板34を有している。このリフタ板34は、シートカセット33に支持された回動軸36を支点として図2(a)の上下方向に回動可能に支持されている。シートカセット33におけるシート給送方向(矢印Aの方向)の下流側には、アーム板35が、回動軸37により回動可能に支持されている。
リフタ板34の下流端の下部には、アーム板35がその下流端部を当接可能に配置されている。このアーム板35が回動軸37を支点として先端が上方向に回転するとき、リフタ板34はアーム板35の下流端部に押し上げられて先端側(下流端側)が上昇するように回転させられる。
図2(b)に示すように、シートカセット33をシート給送方向と直交する幅方向(同図の上下方向)に配置される回動軸37の一端部(同図の上端部)には、セクタギヤ39が連結されている。装置本体に設けられているリフトモータ51(図8参照)から駆動が伝達されるリフタギヤ42(図4参照)は、セクタギヤ39の上部で噛み合うように配置されている。リフタギヤ42の回転によりセクタギヤ39が回転されてリフタ板34を回転させる。リフタギヤ42は、セクタギヤ39にリフトモータ51からの回転を伝達する伝達ギヤを構成する。
回動軸37の一端部には、セクタギヤ39から回動軸37の同軸上に突出するように位置決めボス38が取り付けられている。位置決めボス38は、シートカセット33を装置本体1Aに挿入したときに、図7(a)に示すように、装置本体側の支持部32に設けられた位置決め穴31に嵌合してリフタギヤ42とセクタギヤ39との軸間隔距離を保証する。この位置決めボス38と位置決め穴31との嵌合により、リフタギヤ42とセクタギヤ39とが円滑に噛み合うことができる。なお、リフトモータ51、リフタギヤ42、セクタギヤ39、回動軸37、アーム板35により、リフタ板34を上昇させるためのリフト機構が構成される。
シートカセット33は、シート給送方向(矢印Aの方向)と直交する幅方向(図2(b)の上下方向)においてシートPの両側部を規制するサイドガイド41,41を有している。サイドガイド41,41は、シートカセット33の幅方向において互いに接近する方向と離間する方向とに連動可能に構成され、ユーザ等による調整により、リフタ板34上に積載されたシートPの幅方向を規制する。なお、図示は省略しているが、図2(b)におけるシート給送方向の上流側(同図の左側)には、シートPのシート給送方向の上流端部(後端部)を規制する後端規制部材が配置されている。
図2(a)に示すように、ピックアップローラ62のシート給送方向の上流側近傍には、リフタ板34上のシートPの有無を検知する反射型フォトセンサから構成されるシート有無検知センサ27が配置されている。ピックアップローラ62の上部には、アーム63で軸支されるピックアップローラ62の高さを検知するシート上面検知センサ28が配置されている。シート有無検知センサ27及びシート上面検知センサ28は装置本体1Aに支持されている。
シート上面検知センサ28は、シートカセット33内のシートPがリフタ板34により上昇され、最上位のシートがピックアップローラ62に当接してピックアップローラ62が押し上げられたとき、所定の位置でオンになる。シート上面検知センサ28はフォトインタラプタであり、ピックアップローラ62を保持する保持部材に設けられている遮光部材により遮光されることによりオン信号を出力する。なお、シート上面検知センサ28及び保持部材に設けられている遮光部材により上面検知手段が構成される。制御部18(図1、図8参照)は、シート上面検知センサ28による検知信号に基づいてリフタ板34の上昇動作を制御し、シートPの給送高さが、最上位のシートを給送可能な高さ方向の所定範囲内となるように制御する。
ここで、図3(a)は、リフタ板34上にほぼ満載のシートPが積載されている状態を示し、図3(b)は、少数枚のシートPが積載されている状態を示している。
図3(a)に示すように、シートPのほぼ満載状態(最大積載量のシートが積載された状態)では、リフタ板34がシートPを押し上げない下限位置に位置した状態で最上位のシートPがピックアップローラ62に当接している。この状態では、シート上面検知センサがオン状態となっている。一方、リフタ板34上のシートPが順次送り出されて少なくなってくると、図3(b)に示すようになる。即ち、シート上面検知センサ28の検知に基づく制御部18の制御により、回転するアーム板35でリフタ板34が上昇方向に回転させられてシートPを押し上げ、ピックアップローラ62により最上位のシートPが給送可能な高さ方向の範囲内に維持される。
なお、本実施形態における「センサがオン」とは、フォトセンサの検知部に遮光のための遮光部材が進入している状態を意味し、「センサがオフ」とは、遮光部材が遮光していない状態を意味する。
次に、図4及び図5を参照して、リフト機構及びリフタ検知部の詳細について説明する。なお、図4はリフト機構を一部省略して示す正面図であり、図5はリフト機構及びリフタ検知部を示す正面図である。
図4及び図5に示すように、装置本体1Aには、リフトモータ51(図8参照)から回転が伝達されるリフタギヤ42(図4参照)が回転軸42aで支持されている。シートカセット33が装置本体1Aに装着されると、セクタギヤ39がリフタギヤ42と噛み合う。
リフタギヤ42がリフトモータ51からの駆動を受けると、リフタギヤ42に噛み合うセクタギヤ39が回転駆動を受けて、回動軸37を介してアーム板35を回転させ、アーム板35を介してリフタ板34を持ち上げる。
一方、シートカセット33が装置本体1Aから引き出されると、セクタギヤ39とリフタギヤ42間のギヤ連結が断たれることにより、リフタ板34は、積載されたシートPとリフタ板34の重量で最下位の下限位置まで下降する。なお、この最下位の下限位置でリフタ板34上にシートが装填される。
図5に示すように、セクタギヤ39に形成された長穴39bに回動軸37が嵌合した状態で固定されている。回動軸37は、リフト機構の組み立て時に長穴39b内の適切な位置に嵌め込まれ、長穴39b内の複数の凸部に係合されて固定されて位置調整される。
[残量検知機構]
シートカセット33のリフタ板34に積載されているシートPの積載量(残量)を検知する残量検知機構について説明する。
シートカセット33を装置本体1Aに装着した時に、シート上面検知センサ28がオンとなっていない場合には、リフトモータ51を作動させて回転駆動をリフタギヤ42を介してセクタギヤ39に伝達し、アーム板35によりリフタ板34を上昇させる。そして、リフタ板34の上昇により積載されているシートPがピックアップローラ62を押し上げてシート上面検知センサ28をオンさせる。このときのリフタ板34の上昇開始からリフトモータ51に送るパルス信号のカウントを行うことにより、制御部18がシートの残量を判断(検知)することができる。
また、シートを給送してリフタ板34が徐々に上昇する場合にも、リフトモータ51に送るパルス信号のカウントすることにより、制御部18が残量を計算して随時残量を判断(検知)することができる。
続いて、プリンタ1の電源がオフされた後にオンされたときの残量検知について説明する。電源がオンしたときに、シート上面検知センサ28がオンしている場合には、電源をオフしたときと同じ状態のままでオンされた場合と、シートカセット33が装置本体1Aから引き出されてシートの最大積載量で補充が行われた場合が想定される。電源をオフしたときと同じ状態のままでオンされた場合には、前回の電源オフした際の残量データを用いて残量を判断する。
電源をオフした後に、シートカセット33を画像形成装置から引き出してシートの補充をした場合には、シートカセット33を装置本体1Aに装着したときに、シート上面検知センサ28がオフであれば、通常にリフタ板34を上昇させる。そして、そのときのリフタ板34の上昇開始からリフトモータ51に送るパルス信号のカウントを行うことにより、制御部18がシートの残量を判断(検知)することができる。
また、電源オフした後に、シートカセット33にシートを最大積載量で補充して装置本体1Aに装着した場合には、電源をオンしたときにシート上面検知センサ28はオンとなるが、シートの積載量は、前回の電源をオフしたときの状態とは異なっている。そのため、前回の電源をオフしたときの残量データを用いることができない。そこで、リフタ板34の位置を検知することにより、シートカセット33が装置本体1Aから引き出されたかどうかを判断する。
これを詳細に説明する。シートカセット33が装置本体1Aから引き出されると、セクタギヤ39がリフタギヤ42から外れるため、リフタ板34が下限位置に下降する。そして、シートカセット33に最大積載量のシートが積載された状態では、リフタ板34が下限位置に位置している状態である。そこで、リフタ板34が下限位置にあることを検知すれば、シートカセット33が画像形成装置から一度取り出されたことが判断できる。すなわち、電源をオンしたときのシート上面検知センサ28がオンである場合に、リフタ板34が下限位置に位置しているかどうかを検知して、位置していないと検知された場合には、シートカセット33が装置本体1Aから引き出されていないと判断する。また、電源がオンしたときに、リフタ板34が下限位置に位置していると検知された場合には、シートカセット33が装置本体1Aから引き出されたと判断する。なお、電源がオンしたときに、シートカセット33が装置本体1Aから引き出されたと判断された場合には、シートの積載量は最大積載量(満載)と判断される。
続いて、電源がオンされたときに、リフタ板34が下限位置にあるかどうかを検知するための検知機構について説明する。図4及び図5に示すように、略扇状に形成されたセクタギヤ39には、中央部にセクタギヤ39の重量軽減のために、回動軸37を中心とする円弧状に形成された長穴39aを有している。さらに、セクタギヤ39は、長穴39aの外周側において回動軸37を中心とする円弧状となるように形成された摺接面47と、摺接面47の外周側において回動軸37を中心とする円弧状となるように形成されたギヤ部39cとを有している。
図5に示すように、セクタギヤ39の近傍には、リフタ板34の位置を判断するための信号を出力するリフタ検知手段が配置されている。リフタ検知手段は、フォトインタラプタで構成されるリフタ検知センサ43と、遮光部46及びカムフォロア44を有する、検出部としての遮光部材45とを備えている。遮光部材45は、リフタギヤ42の回転軸42aと同軸の回転軸を支点として回転可能に設けられている。リフタ検知センサ43は、リフタ板34の上昇状態を制御部18が判断するための信号を出力する。
遮光部材45がセクタギヤ39の回転動作で回転されることによって、リフタ検知センサ43がリフタ板34の上昇状態を検知する検知状態(オン)の信号を出力する。
セクタギヤ39は、回動軸37を支点として回動する際に、遮光部材45のカムフォロア44に当接してカムフォロア44を乗り上げさせるように傾斜する傾斜面50を、摺接面47に連続するように有している。なお、この傾斜面50は、端面55と摺接面47とを連結する連結面を構成している。
端面55は、セクタギヤ39の回転開始時にカムフォロア44に当接して遮光部材45を回転させる。摺接面47は、端面55の側に開口し、セクタギヤ39の回動軸37を中心とした円弧状に形成されて遮光部材45のカムフォロア44を案内する。
なお、摺接面47、傾斜面50及び端面55により、セクタギヤ39に形成されたカムが構成されている。また、カムフォロア44、摺接面47、傾斜面50及び端面55により、係合手段が構成される。係合手段(44,47,50,55)は、セクタギヤ39の回動動作で遮光部材45を回転させ、リフタ検知センサ43を非検知状態(オフ)から検知状態(オン)に移行させる。さらに、セクタギヤ39が回転しても、リフタ検知センサ43を遮光部材45がオフしたときに遮光部材45が一定の回転量で回転した状態(位置)で維持させる。即ち、遮光部材45は、カムフォロア44がセクタギヤ39の傾斜面50に沿って移動することにより回転して、リフタ検知センサ43をオンし、その後は、カムフォロア44が摺接面47に摺接することにより、一定の回転量以上回転しない状態が維持される。
検出部である遮光部材45は、リフタギヤ42の回転中心である回転軸42aと同軸上に支持された状態で、リフタギヤ42とは独立して回動可能となるように装置本体1Aに支持されている。遮光部材45は、バネや自重等の付勢手段により、リフタ検知センサ43から離れて遮光しなくなる方向(図5の反時計回り方向)に常時付勢されている。装置本体1Aの後側板には、回転軸42aを中心とする円弧状の長穴48が形成されている(図4参照)。カムフォロア44は、図5の手前−奥方向に突出するように遮光部材45の下部に設けられ、長穴48に挿入されて長穴48内を移動可能となるように支持されている。
リフタ検知センサ43は、発光部43aと受光部43bを図5の左右方向に並列した状態となるように、シートカセット33の側板における遮光部材45の遮光部46に対応する位置に取り付けられている。遮光部46は、リフタ検知センサ43の発光部43aと受光部43b間に進入したとき両者間の透過光を遮光するように、図5の手前−奥方向に起立するように遮光部材45の上端部に設けられている。
遮光部材45がリフタギヤ42と同軸上に配置されたことにより、遮光部材45の移動領域が精度良く規定され、省スペース化を配慮した配置構成が実現されている。特に、リフタギヤ42とセクタギヤ39はギヤであることで軸間隔の位置関係が保証された構成となっており、遮光部材45の回動中心がリフタギヤ42の回動中心と同軸上にあることで、カムフォロア44の可動位置の精度も保証される。
ここで、図7(a)は、シートカセット33と装置本体1Aとを側面方向(図1の左方向)から見た状態を示す図であり、図7(b)は、装置本体1Aの正面(図1の手前)から奥方向に見た状態で示す断面図である。
図7(a),(b)に示すように、シートカセット33を装置本体1Aに挿入すると、以下のようになる。回動軸37と同軸上でシートカセット33から突出する位置決めボス38が、装置本体1A側の支持部32に設けられた位置決め穴31に嵌合することで、リフタギヤ42とセクタギヤ39との軸間隔距離が保証される。そして、シートカセット33の装置本体1Aへの挿入状態で、セクタギヤ39がリフタギヤ42から回転を受けると回動軸37が回転し、これに連結されたアーム板35が回転するため、リフタ板34を押し上げてシートPを持ち上げる。
ここで、図5に示す状態では、リフタ板34が最下位置にありセクタギヤ39の傾斜面50がカムフォロア44に当接していないため、リフタ検知センサ43は、発光部43aと受光部43b間に遮光部46が進入しておらずオフ状態となっている。この状態では、遮光部材45は、上記バネ等の付勢手段の作用によって図5に示すホームポジションに位置している。つまり、付勢手段により反時計回り方向に回転される遮光部材45が、長穴48によって図5に示す位置以上に回転しないように規制されることで、同図のようにカムフォロア44が傾斜面50の近傍で停止している。
そして、遮光部材45がホームポジションにある状態でリフタ駆動が始まると、セクタギヤ39がリフタギヤ42の回転で傾斜面50をカムフォロア44に押し付けるように反時計回り方向に回転して、傾斜面50にカムフォロア44を乗り上げさせる。これにより、遮光部材45の遮光部46が発光部43aと受光部43b間に進入して両者間の光軸を遮光するため、リフタ検知センサ43がオンとなる。
セクタギヤ39は、リフタ板34を上昇させるため引き続き同方向に回転するが、図6に示すように、遮光部材45は回転せずに、遮光部46が発光部43aと受光部43b間を遮光している位置に保持された状態となる。
図6は、リフタ板34をある程度上昇させた状態を示す図である。図6に示すように、カムフォロア44は摺接面47に沿って当接している。摺接面47がセクタギヤ39の回動軸37と同軸のプロファイル面を有するため、カムフォロア44が摺接面47から滑り落ちることはなく、遮光部材45はセクタギヤ39の回転位置に関わらずほぼ移動することはない。
この構成により、リフタ板34が下限位置からリフタ駆動が始まると、リフタ検知はオフ状態からオンになりオン状態を維持するが、遮光部材45の回動角は、オンしてから殆ど移動しないので、遮光部材45の可動領域が大きくなることはない。このように、摺接面47にカムフォロア44を摺動させて遮光部材45をオン位置に維持するシンプルな機構が実現される。
また、遮光部材45がオンの状態でシートカセット33が引き出される際には、上述したように、リフタギヤ42とセクタギヤ39のギヤ連結が解除されると共に、摺接面47に当接しているカムフォロア44も摺接面47から離間する。これにより、遮光部材45は、作用する付勢力によりホームポジションであるオフ位置に復帰する。
ここで、本実施形態における制御系について図8を参照して説明する。なお、図8は、給送リフタ部に関わる制御について説明するためのブロック図である。
図8に示すように、制御手段としての制御部18は、演算部としてのCPU53aと、記憶部としてのROM53bと、作業領域としてのRAM53cとを有している。この制御部18には、リフトモータ51と、ユーザ等が操作入力する際に視認可能な操作画面52と、シート有無検知手段としてのシート有無検知センサ27とが接続されている。更に制御部18には、シート上面検知センサ28と、リフタ検知センサ43とが接続されている。
制御部18は、プリンタ1の各部を制御すると共に、シート有無検知センサ27、シート上面検知センサ28及びリフタ検知センサ43の検知信号に基づいてリフトモータ51の駆動を制御する。さらに制御部18は、操作画面52の表示に係る制御を行う。
次に、本実施形態のシート給送装置30及びこれを備えたプリンタ1による作用について、図9を参照して説明する。なお、図9は、本実施形態におけるリフタ制御とシート積載残量検知等について説明するフローチャート図である。
まず、ステップS1でプリンタ1の電源(本体電源)がオン(on)されると、制御部18は、ステップS2において、シートカセット33内のシートPの有無を判断するためにシート有無検知センサ27の状態をチェックする。その結果、シート有無検知センサ27がOFFであれば、制御部18は、シートカセット33内にシートPは無いと判断し(S9)、操作画面52に「シート無し」との表示を行い、シートがシートカセットに装填されるまで待機する(シートカセット待機)。
一方、ステップS2において、シート有無検知センサ27がONである場合、制御部18は、シートカセット33内にシートPがあると判断し、ステップS3において、シート上面検知センサ28の状態をチェックする。その結果、シート上面検知センサ28がONしていれば、更にステップS10において、制御部18は、リフタ検知センサ43の状態をチェックする。
ステップS10で、リフタ検知センサ43がOFFである場合、制御部18は、シートカセット33内のシートPは満載状態であると判断し(S11)、操作画面52に「シート満載」との表示を行い、待機する(シートカセット待機)。即ち、リフタ板34が上がらなくてもシート上面検知センサ28がONしているので、制御部18は、シートカセット33にはシートPがほぼ満載に積載されていると認識する。
一方、ステップS10でリフタ検知センサ43がONである場合、制御部18は、前回プリンタ1の電源がオフ(off)された状態においてシートカセット33の挿入・引き出しがなされていないと判断する。従って、制御部18は、電源オフ時のシート残量データを使い、操作画面52にシート残量を表示し、プリンタ1が使用されるまで待機する(シートカセット待機)。
つまり、電源がオフされた状態でシートカセット33を抜くと、前述したように、リフタ板34が下降してリフタ検知センサ43が必ずオフ状態になる。そのため、制御部18は、リフタ検知センサ43のON状態に基づき、シートカセット33の画像形成装置からの引き出しはなされていないと判定し、前回電源オフ時のシート残量データを反映させる。そして、このシート残量データを基に操作画面52に残量を表示する。
一方、ステップS3においてシート上面検知センサ28がOFFしている場合、制御部18は、リフトモータ51の駆動を開始させ、リフタギヤ42を介してセクタギヤ39を回転させ(S4)、リフタ板34を上昇させる。そして、ステップS5で、シート上面検知センサ28がオンになるまでリフトモータ51に送るパルス信号のカウントを行う(リフタカウント開始)。
引き続き、ステップS6で、制御部18は、リフタ検知センサ43がONしたか否かを判断する。その結果、リフタ検知センサ43がONしたと判断したらステップS7に進み、制御部18は、ステップS5でカウントしたカウント値に基づいてシートカセット33内のシート積載量(シート積載高さ)を計算する。そして、ステップS8で、制御部18は、新しい残量データにより前回電源オフ時のシート残量データをリセットし、待機する(シートカセット待機)。なお、以上説明したリフタ駆動制御やシート残量検知方法等は、一例であり、これに限定されるものではない。
ここで、図10を参照して、本実施形態に対する比較例について説明する。本比較例では、セクタギヤ39´及び遮光部材45´は、本実施形態で説明したセクタギヤ39及び遮光部材45とは構成及び作用が異なるが、他の部分は本実施形態と同様である。なお、本比較例では、本実施形態で説明した構成部分と同様の機能を有する構成部分には同じ符号を付して、その説明を省略する。
すなわち、図10に示すように、本比較例のセクタギヤ39´は、回動軸37を支点として回動可能な扇状に構成されるものの、本実施形態における長穴39a、摺接面47及び傾斜面50を有してはいない。そして、このセクタギヤ39´は、遮光部材45´の下部に取り付けられたカムフォロア44´を単に押すだけの押圧面54を有している。
また、本比較例における遮光部材45´は、リフタギヤ42の回転軸42aと同軸ではなくリフタギヤ42から離れた位置に別途設けられた回動軸49を支点として回動するように支持されている。そして、遮光部材45´は、セクタギヤ39´の押圧面54で押圧されるカムフォロア44´を有すると共に、不図示のバネにより図10の反時計回り方向に付勢されてカムフォロア44´を押圧面54に常時当接させている。
以上の本比較例では、遮光部材45´は反時計方向に回転するセクタギヤ39´の押圧面54で押され、リフタギヤ42とは別の回動軸49を支点として時計方向に回転し、遮光部46でリフタ検知センサ43を遮光するだけの動作をする。そのため、遮光部材45とリフタギヤ42の各回動軸が同軸である本実施形態に比べて、シート給送方向(図10の横方向)における装置構成が広がってコンパクト化を損なうことになる。従って、遮光部材45´の可動領域が本実施形態に比して広くなるため、装置小型化の実現を損なうことになる。
これに対し本実施形態では、遮光部材45の回動軸をリフタギヤ42の回転軸42aと同軸にしたことで、シート給送方向での装置構成を狭くすることができる。さらに、傾斜面50から摺接面47にカムフォロア44が乗り上げた後のセクタギヤ39を、カムフォロア44を摺接面47上で摺動させたままの状態を維持(吸収)しながら回転させることができる。このため、比較例の場合のように押圧面54でカムフォロア44′を更に押して遮光部材45′を余計に回動させることがない。このように、遮光部材45の可動領域を、比較例に比して小さくすることができる。
また本実施形態では、図5の状態から、まずカムフォロア44を傾斜面50で押し上げながら回転させて摺接面47でカムフォロア44の上下方向位置を維持するので、比較的素早く上昇する遮光部46でリフタ検知センサ43をオンさせることができる。従って、リフタ板34が最下位置にありリフタ検知センサ43がオフの状態から、リフトアップのためにリフタギヤ42が回転すると直ぐにリフタ検知センサ43がオンすることになる。その後、セクタギヤ39が同方向に所定量回転してもリフタ検知センサ43がオンしたままの状態で遮光部材45が回転しないので、遮光部材45の可動領域を狭くすることができる。
以上のように本実施形態によると、リフタ検知センサ43の状態を切り換える遮光部材45の可動領域を狭くして、装置構成の小型化を可能にしたシート給送装置30及びこのシート給送装置30を備えたプリンタ1を提供することができる。
1…画像形成装置(レーザビームプリンタ)、1B,17,20…画像形成手段(画像形成部,2次転写ローラ,定着部)、30…シート給送装置、34…シート積載部(リフタ板)、37…回動軸、39…セクタギヤ、42…伝達ギヤ(リフタギヤ)、42a…回動軸、43…リフタ検知手段(リフタ検知センサ)、44…係合手段(カムフォロア)、45…リフタ検知手段,検出部(遮光部材)、47,50,55…係合手段,カム(摺接面,連結面(傾斜面),端面)、P…シート

Claims (10)

  1. 本体と、
    前記本体に引出可能に挿入されたカセットと、
    駆動力を伝達されて回転するギヤと、
    前記カセットに配置され、シートが積載されるシート積載部であって、前記カセットが前記本体から引出された状態で第1の位置に位置し、前記カセットが前記本体に挿入された状態で、前記ギヤを介して駆動力を受取ることで前記第1の位置から第2の位置に上昇するシート積載部と、
    前記第1の位置から前記第2の位置までの前記シート積載部の移動量に関する情報に基づいて、前記シート積載部に積載されているシートの残量を判断することが可能な判断手段と、
    移動可能な検出部と、
    前記検出部を検知している状態と、前記検出部を検知していない状態とに応じた信号を出力する検知センサと、を備え、
    前記シート積載部が前記第1の位置から前記第2の位置へ向かって上昇する際の前記ギヤの回転に伴って、前記検出部が前記ギヤに当接して移動することで前記検知センサの検知状態を変化させた後、前記シート積載部が前記第2の位置に到達するまでの間、前記検出部が前記検知センサの検知状態を変化させない位置に保持され、かつ、
    前記シート積載部が前記第1の位置から上昇を開始してから前記検出部が前記検知センサの検知状態を変化させるまでの期間における、前記ギヤの回転量に対する前記検出部の移動量に比べて、前記検出部が前記検知センサの検知状態を変化させてから前記シート積載部が前記第2の位置に到達するまでの期間における、前記ギヤの回転量に対する前記検出部の移動量の方が小さくなるように、
    前記検出部と前記ギヤとが係合している、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記ギヤは前記カセットに設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記ギヤに形成されたカムと、前記検出部に設けられたカムフォロアと、を有し、
    前記カムは、前記ギが回転を開始して前記シート積載部を前記第1の位置から前記第2の位置へ向かって上昇させる場合に、前記カムフォロアに当接して前記検出部を前記検知センサによって検知される位置へ向けて移動させる端面と、前記端面に連続し、前記ギヤの回動軸を中心とした円弧状に形成されて前記カムフォロアと摺接する摺接面と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記カムは、前記端面と前記摺接面とを連結する連結面を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  5. 前記連結面は、前記端面に対して傾斜した傾斜面である、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  6. 前記シート積載部を上昇させる回転を前記ギヤに伝達する伝達ギヤを有し、
    前記検出部は、前記伝達ギヤの回転軸と同軸の回転軸を支点として回動する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記検知センサはフォトインタラプタであり、前記検出部は、前記フォトインタラプタを遮光する遮光部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記シート積載部に積載されたシートの上面の位置を検知可能な上面検知手段を備え、
    前記シート積載部は、前記上面検知手段の検知に基づいて前記第2の位置まで上昇する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 前記シート積載部に積載されたシートの量に関する情報を記憶する記憶部を備え、
    前記上面検知手段は、前記シート積載部に予め設定された最大積載量のシートが積載された場合、前記シート積載部が前記第1の位置にある状態で前記シート積載部に積載されたシートの上面を検知するように構成され、
    前記判断手段は、電源がオフの状態からオンの状態に切換わった場合において、
    (1)前記上面検知手段により前記シート積載部に積載されたシートの上面が検知されなかった場合、前記シート積載部を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させ、前記第1の位置から前記第2の位置までの前記シート積載部の移動量に関する情報に基づいて前記シート積載部に積載されたシートの残量を判断し、
    (2)前記上面検知手段により前記シート積載部に積載されたシートの上面が検知され、かつ、前記検知センサの検知に基づいて、電源がオフの状態において前記カセットが前記本体から引出されていないと判断した場合、前記記憶部に記憶されたシートの量に基づいて前記シート積載部に積載されたシートの残量を判断し、
    (3)前記上面検知手段により前記シート積載部に積載されたシートの上面が検知され、かつ、前記検知センサの検知に基づいて、電源がオフの状態において前記カセットが前記本体から引出されたと判断した場合、前記シート積載部に前記最大積載量のシートが積載されていると判断する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置から給送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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