JP2007269481A - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において、装置の大型化を招くことなく、シート材の特性に応じて適切な給送制御や画像形成処理を行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】シート材を積載するシート材積載手段と、前記シート材積載手段に積載されたシート材を給送する給送手段と、前記シート材積載手段に積載されたシート材の比重量を確定する比重量確定手段と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート材給送装置及び画像形成装置に関する。
従来のシート材給送装置を図16、図17を用いて説明する。図16において、画像形成装置400に設けられたシート材収納カセット装置402はシート材Pを収容する。シート材Pを積載するシート材積載板405は、支軸402aを中心にシート材収納カセット装置402に対して回動可能に設けられている。
ピックアップローラ421aは、矢印p方向に回転することによりシート材収納カセット装置402内のシート材Pをピックアップする。ピックアップローラ421aは、ピックアップしたシート材Pを、a方向に搬送し、搬送ローラ対421b、422bを経て画像形成装置本体内へ搬送する。
ここで、ピックアップローラ421aに対してシート材給送圧を与えているのは弾性部材であるリフタバネ406である。そのリフタバネ406は、シート材積載板405の下側に配置され、通常、ピックアップローラ421aの当接部に対応する位置からピックアップローラ421aに対しシート材Pをシート材積載板405と共に付勢力Fで図の矢印方向に付勢している。一般にシート材給送圧は、リフタバネ406による付勢力Fからシート材P及びシート積載板405の重量を差し引いた力と等しい。
このように、シート材給送圧は、シート材Pの積載量や大きさなどの影響を受けて変化してしまう。
また、図17に示すように、画像形成装置500に設けられたシート材収納カセット装置502では、モータ523aの駆動力によってシート材積載板505を移動させる。具体的には、モータ523aのオンオフ動作により、リフタ板507を介して、シート材積載板505をr方向に移動させる。そして、シート材Pの紙面高さを検知するための電気的な検知手段を用いて、所定のシート材給送圧が得られる高さを判断する。
特開2001−114424号公報
しかしながら、前述の従来例において、図16に示すピックアップローラ421aを使用するシート材給送装置では、シート材Pは一般に大きさや重さ等が様々であるため、シート材給送圧は一定にならないのが通常である。即ち、シート材Pに重力が作用することで、小さいサイズで軽いシート材の場合には、シート材給送圧は大きくなり、大きいサイズで重いシート材の場合には、シート材給送圧は小さくなる。
本来、ピックアップローラ421aは、最上位のシート材を1枚だけピックアップするはずである。しかし、シート材給送圧が大き過ぎる場合には、最上位のシート材を含む下位のシート材を複数枚ピックアップしてしまう(重送)。また、シート材給送圧が小さ過ぎる場合には、ピックアップローラ421aがシート材P上で空回りして給送できない(不送り)という問題がある。
即ち、シート材給送圧は、大き過ぎても、小さ過ぎても、シート材Pの給送不良を招く。このような問題点に対応するためには、所定の範囲の適正なシート材給送圧を維持する
必要がある。しかしながら、上述したように、シート材Pは多種多様であり、シート材Pによっては、設定されたシート材給送圧が、適正なシート材給送圧から外れてしまう。そのため、給送不良が発生する可能性がある。この問題を解消するためには、リフタバネ406の付勢力を増減するための調整機構を設ける必要があった。
一方、図17に示したシート材積載板の移動をモータ等の駆動源を用いて行う装置においては、様々な種類のシート材に対応可能なように、駆動力の大きい駆動源を使用している。そのため、装置も大きくなり、価格面でもより高価なものとなっていた。
また画質の良い画像を得るためには、シート材の大きさや重さ等に応じて、画像描画タイミング、画像形成倍率、転写電流及び定着温度を変更することが好ましい。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、画像形成装置において、装置の大型化を招くことなく、シート材の特性に応じて適切な給送制御や画像形成処理を行うことが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るシート材給送装置は、
シート材を積載するシート材積載手段と、
前記シート材積載手段に積載されたシート材を給送する給送手段と、
前記シート材積載手段に積載されたシート材の比重量を確定する比重量確定手段と、を有する。
本発明によれば、画像形成装置の大型化を招くことなく、シート材の特性に応じて適切な給送制御や画像形成処理を行うことが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特別な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシート材給送装置を備える画像形成装置を示す図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係るシート材給送装置における、シート材収納カセット装置の概略構成を示す図である。以下、図1、図2を用い、本発明の第1の実施形態に係るシート材給送装置の構成を説明する。
シート材収納カセット装置102のシート材収納部103には、シート材を積載するシート材積載板105が、収容カセット容器104の回転中心104aを中心に回転自在に配置されている。シート材積載板105は、ばね等によりシート材給送部121の搬送ローラ121b側に移動させられる。
シート材積載板105の周囲には、シート材の搬送(給送)方向に対して、幅方向の両側端にサイド規制板110、後端に後端規制板111が配置されており、シート材収納部103におけるシート材の位置を規制している。また、その規制板の移動位置を、図示していない検知手段により検出し、シート材Pの大きさを判断することが可能となっている。すなわち、サイド規制板110及び後端規制板111は、シート材Pの大きさを検知するサイズ検知手段に相当する。
シート材収納カセット容器104の、シート材搬送方向前方の側端にはニップガイド並びに下ガイド122aが配置されている。また、そのシート材給送部121の搬送ローラ121bに対向した位置には、分離ローラ122bが配置されている。
シート材給送部121のピックアップローラ121aは、シート材積載板105に積載されたシート材Pの最上部のシート材に規定の圧で接触し、積載されたシート材を下流側の搬送部へと送り出す。このピックアップローラ121aは、積載されたシート材の給紙位置より所定の距離下位置まで回動し、図示していない規制部によりその動きを規制されている。
図1において、ピックアップローラ121aが回転することにより、ピックアップローラ121aとシート材積載板105との間に挟持されたシート材Pは矢印a方向へと搬送される。その後、シート材Pは、分離部の分離ローラ122bにより1枚ずつ分離され、ガイド部材に沿って下流側のシート材搬送部へと搬送されて行く。シート材搬送部はモータによって駆動する搬送ローラと従動する従動ローラから構成される。例えば、搬送ローラ124aと従動ローラ124bからシート材搬送部が構成される。この搬送の際に、従動ローラ124bの従動ローラ軸の変動によって、シート材の厚さが検知されるとともに、シート材給送装置から搬送されるシート材の枚数がカウントされる。
シート材Pは、画像形成装置の画像形成部へと搬送される。画像形成部は、感光ドラム、レーザスキャナ、現像器、転写ローラ等を備えている。画像形成の際には、レーザスキャナからのレーザ光によって感光ドラム上に潜像が形成され、この潜像は現像器によってトナー像として顕像化される。そして、顕像化されたトナー像は、転写ローラによってシート材Pに転写される。シート材Pはさらに、定着装置へと搬送されて、トナー像の定着が行われ、この後、排紙ローラによってb方向へ排出される。
シート材積載板105の下側には、シート材積載板をピックアップローラ側へ移動させるリフタ板107が配置されている。このシート材積載板105とリフタ板107とは、シート材積載板105に設けられている連動部105aを介して、互いの動作は連動するように構成されている。また、リフタ板107は、リフタギア108に回動自在に支持されており、リフタ板107はリフタギア108とも連動するように構成されている。このような構成のため、リフタギア108がモータ駆動によって回動すると、それに連動してリフタ板107が角度を変える。そして、リフタ板107の動きに連動して、シート材積載板105が昇降する。図3は、このリフタギア108の駆動構成を表している。駆動源より駆動力を伝えられると、その伝達ギアである入力ギア1(123a)がdr1方向に回転する。そして、アイドラギア123b、クラッチギア123c、リフタアイドラギア109を介して、リフタギア108は、lf方向に回転する。また、同一の駆動源により入力ギア2(123d)がdr2方向に回転し、アイドラギア123e、FRギア123fにfr方向の回転が伝達される。FRギア123fは、搬送ローラ121bに接続されており、搬送ローラ121bが駆動される。また、搬送ローラ121bとピックアップローラ121aと図示しない駆動伝達部材により駆動が伝達される。そのため、同一の駆動源により、リフタ板107の回動とピックアップローラ121aの駆動が行われる。そして、リフタギア108が、lf方向に回転すると、それに支持されているリフタ板107も回動し、リフタ板107に押されてシート材積載板105は、ピックアップローラ側へと移動する。紙面を検知する検知レバー121c(図4)により給紙位置が検知されると駆動を停止し、給紙位置で図示しないロック機構により、その位置が保たれる。一方、ロック機構が解除されると、クラッチギア123cの接続が解除され、駆動伝達がない状態となる。するとリフタギア108は、lfとは反対の方向に回転し、シート材積載板105は、リフタバネ106の付勢力のみによって支持される位置まで下降する。この一連の
動作を、シート材積載板105の昇降動作という。なお、シート材積載板105の昇降動作を、リフタバネ106を併用して行うことにより、リフタ板107及びリフタギア108への負荷を低減することが可能となった。また、リフタギア108の駆動源をピックアップローラ121a等の駆動源と同一とすることが可能となった。
このシート材積載板105の昇降動作を、図4〜図9を用いて、その詳細を説明する。
図4は、通常給紙位置でのシート材Pの搬送状態を表している。ピックアップローラ121aを回転可能に支持するピックアップローラアーム121fは、搬送ローラ121bの回転中心を軸として回動可能に設けられている。ピックアップローラ121a、ピックアップローラアーム121fを含むシート材給送部を支持する給送フレームには、コイルバネである給紙バネ121eが設けられ、その給紙バネ(給送圧手段)121eによりシート材給送圧Rを得ている。検知レバー121cは、ピックアップローラ121aと同様に下流側の搬送ローラ121bの軸を中心として回動可能に設けられている。検知レバー121cの紙面検知側の形状は、ピックアップローラ121aと略同一形状をしており、積載されたシート材の最上面に当接し、紙面の位置と連動して回動する。そして、検知センサ121dによって検知レバー121cが検知されると積載されたシート材が給紙位置に到達したことが分かる構成となっている。検知レバー121cと検知センサ121dが紙面検知手段に相当する。シート材給送装置101において、ピックアップローラ121aが反時計回り(p方向)に回転することにより、ピックアップローラ121aとシート材載置板105との間に挟持されたシート材Pは、ピックアップローラ121aにより矢印a方向へと搬送される。
図5は、シート材がシート材積載板105上に積載されていない(紙なし)状態を表している。検知レバー121cは、シート材がシート材載置板105上にない場合には図に示すようにシート材載置板105の開口穴に落ち込み、検知センサ121dにより検出できない状態になっている。リフタギア108の回転位置が給紙位置に到達しているにもかかわらず、検知レバー121cが検知センサ121dにより検出されないと、その状態を紙なしと判断する。
図6は、シート材収納カセット装置102が画像形成装置100に装着される前の状態を表している。この状態では、シート材積載板105は、図示しないロック機構(制動手段)により固定されており、リフタバネ106の付勢力による上方への移動が生じないように規制されている。
図7は、シート材収納カセット装置102が画像形成装置100に装着された後の状態を表している。この状態では、図示しないロック機構による固定が解除されており、シート材積載板105は、リフタバネ106の付勢力Fにより上方に移動している。シート材積載板105の下側に設けられたリフタギア108は、リフタバネ106の付勢力Fによるシート材積載板105の回動と連動してlf方向に回動する。このリフタギア108の回転量は、図2で示した、リフタギア回転検出部(位置検出手段)108aにより検出される。この検出された回転量により、シート材積載板105の位置が判断される。この状態では、リフタギア108はモータから駆動力を与えられておらず、リフタギア108の回転量は積載されたシート材Pの重量によって定まる。逆に言うと、リフタギア108の回転量からシート材Pの重量を算出することができる。まず、リフタギア108の回転量からリフタバネ106の変位が求まり、この変位にバネ定数を乗ずることで付勢力Fを算出できる。なお、シート材の最上面がピックアップローラに接するときは、リフタバネ106の付勢力Fはシート材Pの重量と給紙バネ121eによりピックアップローラ121aに付与されている力との合計と釣り合う。したがって、このピックアップローラ121aに付与されている力を考慮する必要がある。ここで、シート材Pを支えるために必要な
付勢力Fは、シート材Pの重量が同じであっても、シート材Pの重心位置にも依存する。ここで、シート材Pの重心位置は、サイド規制板110及び後端規制板111によって検知されたシート材の大きさを用いて求めることが可能である。したがって、付勢力Fとシート材Pの重心位置とから、シート材積載板105に積載されたシート材Pの重量を算出することができる。なお、シート材Pの重量は、上記の算出方法に従って都度算出しても良いが、あらかじめ作成したテーブルに基づいて算出することが好適である。すなわち、リフタギア108の回転量とシート材Pの大きさに応じてシート材Pの重量をあらかじめ求めて対応表(テーブル)を作成しておき、このテーブルを参照してシート材Pの重量を求めることが好適である。
以上より、シート材Pの重量を算出することができる。また、シート材Pの大きさはサイド規制板110及び後端規制板111によって検知できる。したがって、シート材Pの比重量(単位体積あたりの重さ)として標準の比重量を仮定することで、シート材積載板105に積載されたシート材Pの高さ(積載量)を確定することができる。そして、この確定された高さを元に、シート材Pを給紙位置まで移動させるために必要な移動距離を確定することができる。
図7の状態で、検知レバー121cが給紙位置に到達していない場合には、図3に示したシート材積載板駆動装置により、シート材積載板105を上昇させる。具体的には、図8に示すようにリフタアイドラギア109がir方向に回動され、リフタギア108がさらにlf方向に回動されて、シート材積載板105上に載置されるシート材Pは、ピックアップローラ121a側へと移動する。そして、図9に示すように、シート材Pが給紙位置まで上昇すると、検知レバー121cが検知センサ121dにより検出される。検知レバー121cによってシート材Pが給紙位置まで移動したことを検知すると、シート材積載板駆動装置はシート材積載板105の昇降動作を停止する。この状態で、給紙バネ121eによりシート材給送圧Rを得て、シート材Pは給紙可能となる。
この状態で、シート材積載板105に積載されたシート材の高さを求めることができる。すなわち、給紙可能状態におけるシート材積載板105の高さと、給紙位置の高さとの差として、シート材の高さを算出することができる。ここで、給紙可能状態におけるシート材積載板105の高さは、リフタバネ106の付勢力のみによって定まるシート材積載板105の位置とリフタギア108による移動量とから算出しても良い。また、給紙可能状態におけるリフタギア108の移動位置から算出しても良い。
上記のように算出した実際のシート材の高さと、図7の状態において標準の比重量のシート材を仮定して確定されたシート材の高さとの比から、シート材の比重量が判断できる。また、上記で説明したように、シート材の重量、高さ及び大きさが求められるので、これらの値を元にシート材比重量を算出しても良い。また、不図示の従動ローラ軸の変動によって、シート材の厚さもしくは分離後のシート材繰り出し量(カウント数)とシート材の減少重量(シート材積載板位置の変動量)とにより、シート材1枚当たりの重さを判断することも好適である。
以上説明してきたシート材積載量とシート材積載板の位置との関係を示したのが図10に示す関係図である。図10における下降線はリフタバネ106の付勢力のみによって定まるシート材積載板105の位置を示している。図10に示す関係図において、シート材積載板105へのシート材積載量がゼロの場合に、シート材積載板105が標準の給紙位置に移動するようにリフタバネ106の付勢力が調整されている。
シート材積載量に応じてリフタバネ106の付勢力のみによるシート材積載板105の位置は下降する。下降したシート積載板105は、モータ駆動によるリフタギア108の
回転によって標準の給紙位置まで上昇させられる。シート材積載板105が上昇しシート材Pが給紙位置に到達すると、検知レバー121cが検知センサ121dによって検出され、モータ駆動を停止する。
このように、リフタバネ106の付勢力と、モータ駆動によるリフタギア108の駆動によってシート積載板105に積載されたシート材Pを所定の給紙位置まで移動させることによって、シート材の積載量によらず常に一定の給送圧を与えることが可能となる。また、リフタギア108の移動位置を検知することで、シート積載板105に積載されたシート材Pの積載量(積載高さ)や特性(比重量等)を取得することが可能となる。そして、シート材の特性に応じて給送圧を制御したり、画像描画タイミング、画像形成倍率、転写電流及び定着温度などの制御を行うことが可能となる。これらの制御についての詳細は後述する。
また、シート材Pの積載量が分かるため、シート材の残量が無くなることの予告や、それに伴う他のシート材収納部への切り替え処理や、シート材残量表示処理等を自動的に行うことが可能となる。また、比重量等のシート材の特性を判断することができるため、シート材の種類を判別できて、シート材の種類を変えるたびにシート材の種類の設定を手動で変える必要がなくなる。
さらに、シート材積載板105のピックアップローラ側への移動を、リフタバネ106とリフタギア108を併用して行うことによって、シート材積載板105の昇降動作をロックしているところからそのロックを開放した際の衝撃力を緩和することが可能となる。そのため、ピックアップローラへのダメージもなく、また開放時の騒音の発生を防止することも可能となる。
また、リフタバネ106とリフタギア108を併用してシート積載板105を移動させるため、リフタギア108を駆動するモータとして駆動トルクの小さいモータを使用することが可能となる。そのため、ピックアップローラ等に駆動力を与えるモータから駆動力を得る構成をとることができ、装置の大型化を防ぐことができる。
リフタバネ106の付勢力は、図11に示すように、紙なし状態においてリフタバネ106の付勢力のみによりシート材積載板105が標準の給紙位置より上方の位置に移動するように設定されてもよい。この場合には、一旦リフタアイドラギア109をir方向に回動し、リフタギア108をlf方向に回動させて、シート材積載板105上に載置されるシート材Pを、ピックアップローラ121aから離れる方向へと移動させる。つまり、検知レバー121cが検知センサ121dにより検出されなくなる位置まで移動させる。その後、図8に示すように、リフタアイドラギア109がir方向に回動し、リフタギア108がlf方向に回動されて、シート材積載板105上に載置されるシート材Pは、ピックアップローラ121a側へと移動される。そして、図12に示すように、検知レバー121cが検知センサ121dにより検出されることによって、シート材Pが給紙位置まで移動されたことが分かり、ここでシート材積載板105の移動を停止する。
(第2の実施形態)
図13に、本発明の第2の実施形態に係るシート材給送装置を示す。第2の実施形態に係るシート材給送装置は、図13に示すように、本発明の第1の実施形態に係るシート材積載板の昇降装置に対して、シート材積載板に積載したシート材の重さに応じて給紙位置を変更可能とした装置である。
シート材積載板105の上に積載されるシート材Pの比重量によっては、給送不良を招くことがある。したがって、積載されるシート材の比重量に応じて給送圧を変更可能とす
ることが好適である。
シート材が重い場合、すなわちシート材の比重量が大きい(重い)場合には給送圧が不足して不送りが発生してしまう可能性がある。この場合にシート材の比重量に応じて、自動的に、もしくは手動で、図13に示すように給紙位置を、第1の実施形態の標準給紙位置より高く、つまりシート材給送圧を大きくする。ここで、給送圧はシート材の比重量に応じて異なる値をとるように構成しても良く、シート材の比重量が所定の標準比重量よりも大きい場合には標準の給送圧Rよりも大きい所定の給送圧R1をとるように構成しても良い。このようにシート材の比重量が大きい場合に給送圧を大きくすることで、不送りを防止して給紙性能を高めることが可能となる。しかも、第1の実施形態と主な構成を変えることなく実現可能な装置を提供することが可能となる。
一方、シート材が軽い場合、すなわちシート材の比重量が小さい(軽い)場合には、給送圧が強すぎ最上位のシート材を含む下位のシート材を複数枚ピックアップしてしまう重送が発生してしまうことがある。このような場合には、給紙位置を、第1の実施形態の標準給紙位置より低く、つまりシート材給送圧を小さくする。ここで、給送圧はシート材の比重量に応じて異なる値をとるように構成しても良く、シート材の比重量が所定の標準比重量よりも小さい場合には標準の給送圧Rよりも小さい所定の給送圧をとるように構成しても良い。このようにシート材の比重量が小さい場合に給送圧を小さくすることにより、重送を防止して給紙性能を高めることが可能となる。
上記の詳細について図14をもとに説明する。
図14に示す関係図において、本発明の第1の実施形態と同様に、シート材積載板105へのシート材積載量がゼロの場合に、シート材積載板105が標準の給紙位置に移動するように、リフタバネ106の付勢力が調整されている。つまりシート材積載板105のみの状態では、リフタバネ106の付勢力のみにより、シート材積載板105が標準の給紙位置まで移動する。
重いシート材をシート材積載板105に載置した場合は、不送りを防止するためにシート材積載板105を給紙力アップ位置まで移動させる。この際、まず、下降したシート積載板105は、モータ駆動によるリフタギア108の回転によって標準の給紙位置まで上昇させられる。シート材積載板105が上昇しシート材Pが標準の給紙位置に到達すると、検知レバー121cが検知センサ121dによって検出され、さらに所定量だけ上昇させることでシート材積載板105を給紙力アップ位置まで移動させる。
一方、軽いシート材をシート材積載板105に積載した場合には、給紙位置を、第1の実施形態の標準給紙位置より低く、つまり過大な力が加わらないように、シート材給送圧を小さくすることが好適である。本発明の第1の実施形態に係るシート材積載板の昇降装置と同様に、下降したシート積載板105は、モータ駆動によるリフタギア108の回転によって標準の給紙位置まで上昇させられる。シート材積載板105が上昇しシート材Pが標準給紙位置に到達すると、検知レバー121cが検知センサ121dによって検出され、モータ駆動を一旦停止させる。その後、シート材積載板105を、下降方向へと移動させ、所定の下降位置に達すると駆動を停止させる。このようにして、シート材積載板105上に載置されるシート材は、給紙力ダウン位置へと到達する。
このように、シート材の比重量に応じて給送圧を制御することで、不送りや重送を防止して良好な給紙処理が可能となる。
(第3の実施形態)
第2の実施形態においては、シート材Pの特性に応じて給送圧を変化させる制御を行った。本実施形態においては、シート材Pの特性に応じて、画像形成処理の処理内容を変更する制御を行う。
シート材給送装置101から画像形成装置100にシート材が搬送(給送)される際に、シート材搬送経路は一直線上には配置されていなく、シート材はシート材ガイド部により曲げられながら搬送されていく。そのシート材ガイド部からなるシート材搬送経路の空間は搬送抵抗の低減、位置寸法の確保の観点から、上流側は広く下流側は狭い空間になっており、シート材の曲げこわさにより様々な搬送経路を形成している。シート材は曲げこわさが大きいほど曲げにくくなる。このシート材の曲げこわさが大きいほどシート材を曲げるために大きい力及び広い空間を要する。そのため、上流側から下流側のシート材搬送への到達時間は、曲げこわさが大きいほど時間を要する。つまり、曲げこわさが大きいほど下流側の搬送部への到達時間が遅くなる。
画像形成部のすぐ前の上流側シート材搬送部は、シート材ヘの画像形成タイミングを規制するレジスト機能を有している。第1の実施形態で説明したようにしてシート材給送装置において取得したシート材の特性(大きさ・比重量等)に応じて画像形成装置における画像描画タイミングを最適化する。つまり、曲げこわさが大きいシート材ほど画像描画タイミングを遅らせる。
シート材ヘの画像形成タイミングを合わせた後、シート材搬送部により搬送されたシート材Pは、画像形成部へと送られる。シート材は、感光体ドラムと転写ローラとに挟持され、感光体ドラム面側に画像を形成しながら搬送され、次のシート材搬送部へと運ばれていく。転写ローラへ供給される転写電流は、薄紙より厚紙、同じ厚さでも比重量が小さい(軽い)より大きい(重い)方が大きな電流を要する。この判断も、シート材給送装置で取得されたシート材の特性に応じて行う。
次のシート材搬送部は、定着装置を成しており、下側のローラは加圧ローラで、駆動ローラとして機能している。加圧ローラと、従動する定着ローラとにより、シート材Pは挟持され、シート材P上の原稿画像は、定着ローラにより定着され搬送していく。
比重量の小さい(すなわち繊維密度の粗い)シート材の場合は定着性が劣るため、定着温度を上げることが好ましい。逆に、比重量の大きいシート材の場合には定着温度を下げることが好ましい。比重量の大きいシート材は、曲げこわさが大きいためにカール等によって搬送性の障害となる現象が発生するおそれがある。これを防止するためにも、定着温度を下げることが好適である。
なお、比重量の小さいシート材は、定着装置において、比重量の大きいシート材よりも伸びやすい。したがって、定着装置における伸びをあらかじめ考慮に入れて、画像形成部において、画像を縮小させて印字して最適な倍率の画像を得ることも可能である。このように、比重量の小さいシート材ほど、画像形成倍率を小さくし、比重量の大きいシート材ほど、画像形成倍率を大きくすることが好適である。
このように、シート材給送装置において取得されたシート材の特性に応じて、画像描画タイミング、画像形成倍率、転写電流及び定着温度を変化させて、最適な画像形成を行うことが可能となる。なお、画像描画タイミング、画像形成倍率、転写電流及び定着温度の全てを制御する必要はなく、その一部のみを制御するように構成してもかまわない。
(第4の実施形態)
図15に、本発明の第4の実施形態に係るシート材給送装置を示す。
第4の実施形態に係るシート材給送装置は、図15に示すように、本発明の第1の実施形態に係るシート材積載板の昇降駆動装置において、搬送ローラの駆動源とは別に独立した駆動モータ323aを配した装置である。
独立した駆動モータを配することにより、容易に微小なシート材積載板位置調整が可能となる。しかも、給紙位置までの駆動速度を速くすることにより、到達時間を短縮することも可能となる。
例えば、駆動によるシート積載板の移動距離が小さい場合には、シート積載板を、ゆっくり移動させ、駆動によるシート積載板の移動距離が大きい場合には、シート積載板を、速く移動させる。
また、より高速なシート材給送装置に対応することも可能となる。
第1の実施形態に係るシート材給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材収納カセット容器の概略構成を示す図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降駆動機構の構成を示す図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載量とシート材積載板位置との関係を示す図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第1の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第2の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降動作を説明する図。 第2の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載量とシート材積載板位置との関係を示す図。 第4の実施形態に係るシート材給送装置のシート材積載板の昇降駆動機構の構成を示す図。 従来技術に係るシート材給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。 従来技術に係るシート材給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。
符号の説明
100 画像形成装置
101 シート材給送装置
102 シート材収納カセット装置
104 シート材収納カセット容器
105 シート材積載板
105a 連動部
106 リフタバネ
107 リフタ板
108 リフタギア
108a リフタギア回転検出部
109 リフタアイドラギア
121 シート材給送部
121a ピックアップローラ
121b 搬送ローラ
121c 検知レバー
121d 検知センサ
121e 給紙バネ

Claims (5)

  1. シート材を積載するシート材積載手段と、
    前記シート材積載手段に積載されたシート材を給送する給送手段と、
    前記シート材積載手段に積載されたシート材の比重量を確定する比重量確定手段と、
    を有することを特徴とするシート材給送装置。
  2. 前記シート材に積載されたシート材の大きさを検知するサイズ検知手段と、
    前記シート材積載手段を、バネ弾性力によって昇降させる第1の移動手段と、
    前記シート材積載手段を、モータによる駆動力によって昇降させる第2の移動手段と、
    前記シート材積載手段の位置を検出する位置検出手段と、
    前記シート材積載手段に積載されたシート材の最上位のシート材が給紙位置に移動したことを検知する紙面検知手段と、を有し、
    前記比重量確定手段は、
    前記シート材積載手段にシート材を積載したときの第1の移動手段のみによる前記シート材積載手段の位置に基づいてシート材の重さを算出し、
    前記第2の移動手段によってシート材を給紙位置まで移動させたときの前記シート材積載手段の位置に基づいてシート材の高さを算出し、
    シート材の重さ、高さ、及び大きさに基づいてシート材の比重量を確定することを特徴とする請求項1記載のシート材給送装置。
  3. 前記比重量確定手段が確定した比重量に応じて、前記給送手段が前記シート材に対してかける給送圧を制御する給送圧制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート材給送装置。
  4. 前記給送圧制御手段は、シート材の比重量が所定の標準比重量より大きい場合には前記シート材積載手段を標準の給紙位置よりも高くまで移動させることによって給送圧を高め、シート材の比重量が前記所定の標準比重量より小さい場合には前記シート材積載手段を標準の給紙位置よりも低くに移動させることによって給送圧を低くすることを特徴とする請求項3に記載のシート材給送装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート材給送装置と、
    前記シート材給送装置から給送されるシート材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記シート材の比重量に基づいて、画像描画タイミング、画像形成倍率、転写電流、及び定着温度のうちの少なくとも1つを制御する制御手段と、を有する画像形成装置。
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