JP2017067974A - 画像形成装置 - Google Patents

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寛之 眞貝
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【課題】検知部材に望ましくない力がかかったときに、その力を逃がすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、筐体と、筐体に着脱可能なカートリッジとを備える。カートリッジは、一方向に不可逆的に移動可能に設けられる被検知部79を有する。筐体は、一方向に不可逆的に移動する被検知部79が当接したときに第1回転方向R1に回動する検知部材100を有する。検知部材100は、筐体に回動可能に支持された第1検知部材110と、被検知部79が当接する当接部124を有し、第1検知部材110に回動可能に支持された第2検知部材120とを備える。検知部材100は、第1回転方向R1に回動するときは第1検知部材110と第2検知部材120が一体に回動し、当接部124に第1回転方向R1とは反対の方向である第2回転方向R2への力がかかったときは第2検知部材120が第1検知部材110に対して回動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、筐体と、当該筐体に着脱可能なカートリッジとを備えた画像形成装置に関する。
従来、筐体と、筐体に着脱可能なカートリッジとを備えた画像形成装置において、カートリッジが、一方向に不可逆的に回転可能な回転体と、回転体の回転軸からずれた位置から回転軸に沿って延出する延出部とを備え、筐体が、回転体の回転に伴って移動する延出部の当接により揺動する検知部材と、検知部材の揺動を検知するセンサと、センサの検知に基づいてカートリッジが新品であるか否かを判別する制御装置とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−216391号公報
ところで、例えば、回転体の回転によって移動する延出部が検知部材を乗り越え、検知部材が元の姿勢に揺動した直後に通電が停止するなどして、延出部が検知部材の奥側で止まってしまうと、筐体からカートリッジを取り外すときに、延出部が検知部材に対して通常の揺動方向とは反対の方向から当たって検知部材に望ましくない力がかかってしまうおそれがある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、検知部材に望ましくない力がかかったときに、その力を逃がすことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、筐体と、筐体に着脱可能なカートリッジと、を備える。
カートリッジは、一方向に不可逆的に移動可能に設けられる被検知部を有する。
筐体は、一方向に不可逆的に移動する被検知部が当接したときに第1回転方向に回動する検知部材を有する。
検知部材は、筐体に回動可能に支持された第1検知部材と、被検知部が当接する当接部を有し、第1検知部材に回動可能に支持された第2検知部材と、を備える。
そして、検知部材は、第1回転方向に回動するときは第1検知部材と第2検知部材が一体に回動し、当接部に第1回転方向とは反対の方向である第2回転方向への力がかかったときは第2検知部材が第1検知部材に対して回動する。
このような構成によれば、検知部材が第1検知部材と第2検知部材を備え、第2検知部材の当接部に第1回転方向とは反対の方向である第2回転方向への力がかかったときには第2検知部材が第1検知部材に対して回動するので、検知部材に望ましくない力がかかったときに、その力を逃がすことができる。
本発明によれば、検知部材に望ましくない力がかかったときに、その力を逃がすことができる。
一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 現像カートリッジの側面図(a)と、カバー体を外した状態の側面図(b)である。 駆動機構と検知機構付近を左右方向内側から見た図である。 検知部材の斜視図(a)と、検知部材と被検知部を左右方向内側から見た図(b)である。 検知部材の分解斜視図(a),(b)である。 フレームの軸部付近を左右方向外側から見た斜視図である。 図3のX−X断面図である。 検知機構付近を左右方向外側から見た図である。 筐体に新品状態の現像カートリッジが装着されてガラ回し動作が実行されたときの検知部材の動作を説明する図(a)〜(d)である。 被検知部の回動が途中で停止した後に筐体から現像カートリッジを取り外すときの検知部材の動作を説明する図(a)〜(d)である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、実施形態に係る画像形成装置の概略構成について簡単に説明し、その後、本発明の特徴部分について詳細に説明する。
また、以下の説明において、方向は、画像形成装置を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、筐体2と、給紙部3と、露光装置4と、プロセスカートリッジ5と、定着装置8とを主に備えている。
給紙部3は、筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によってプロセスカートリッジ5の感光体ドラム61と転写ローラ63との間に向けて供給される。
露光装置4は、筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部やポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。プロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、カートリッジの一例としての現像カートリッジ7とを備えている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。現像カートリッジ7は、ドラムユニット6に対して着脱自在となっており、ドラムユニット6に装着された状態、すなわち、プロセスカートリッジ5として筐体2に対し着脱可能に装着されるように構成されている。現像カートリッジ7は、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容する収容部74と、アジテータ75とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、収容部74内のトナーは、アジテータ75によって攪拌されながら、まず供給ローラ72に供給され、次いで供給ローラ72から現像ローラ71に供給される。そして、現像ローラ71の回転に伴って、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置8は、プロセスカートリッジ5の後方に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。この定着装置8では、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過する間に熱定着させている。トナー像が熱定着された用紙Sは、排紙ローラ23によって排紙トレイ22上に排出される。
次に、現像カートリッジ7の詳細な構成について説明する。
図2(a),(b)に示すように、現像カートリッジ7は、前記した現像ローラ71などのほか、さらに、カートリッジ筐体70と、駆動伝達機構76と、検知ギヤ77と、カバー体78とを備えている。
カートリッジ筐体70は、現像ローラ71や供給ローラ72、アジテータ75などを回転可能に支持するとともに、収容部74(図1参照)を形成している。カートリッジ筐体70の左側面には、駆動伝達機構76や検知ギヤ77を覆うように、カバー体78が取り付けられている。
駆動伝達機構76は、現像カートリッジ7の外部から入力される駆動力を現像ローラ71、供給ローラ72およびアジテータ75に伝達するための機構であり、カートリッジ筐体70の左側面に設けられている。駆動伝達機構76は、筐体2内に設けられた駆動出力部材25A(図3参照)から駆動力が入力される入力ギヤ73Gと、入力ギヤ73Gと噛み合う現像ローラギヤ71G、供給ローラギヤ72Gおよび中間ギヤ74Gと、中間ギヤ74Gと噛み合うアジテータギヤ75Gとから構成されている。
現像ローラギヤ71G、供給ローラギヤ72Gおよびアジテータギヤ75Gは、それぞれ、現像ローラ71、供給ローラ72およびアジテータ75を回転駆動させるギヤであり、現像ローラ71、供給ローラ72およびアジテータ75の各回転軸の端部に一体に設けられている。
検知ギヤ77は、カートリッジ筐体70の左側面に設けられたボス状の回転軸70Aに回転可能に係合するギヤ軸部77Aと、外周面に形成されたギヤ歯部77Gおよび欠け歯部77Nと、被検知部79とを有している。
被検知部79は、検知ギヤ77の左側面のうち、当該検知ギヤ77の回転中心、さらに言えばギヤ軸部77Aに対し径方向外側にずれた位置から左側に突出するように設けられている。図2(b)に示す現像カートリッジ7は、被検知部79として、被検知部79B、被検知部79Cおよび被検知部79Dの3つを有している。被検知部79Bを基準として、被検知部79Cは、周方向に略90°ずれた位置に設けられ、被検知部79Dは、周方向に略180°ずれた位置に設けられている。
なお、カバー体78は、被検知部79が後述する検知部材100に当接可能となるように、被検知部79をカバー体78の外部に露出させるカバー開口78Aを有している。
ギヤ歯部77Gは、検知ギヤ77の外周面のギヤ歯が設けられた部分であり、欠け歯部77Nは、検知ギヤ77の外周面のギヤ歯が設けられていない部分である。図2(b)に示すように、現像カートリッジ7は、検知ギヤ77のギヤ歯部77Gがアジテータギヤ75Gと対向してアジテータギヤ75Gのギヤ歯と噛み合っている状態が新品状態である。この新品状態のときにアジテータギヤ75Gが回転すると、検知ギヤ77は図2の反時計回りに回転する。一方、現像カートリッジ7は、図9(d)に示すように、検知ギヤ77の欠け歯部77Nがアジテータギヤ75Gと対向してアジテータギヤ75Gのギヤ歯と噛み合っていない状態が旧品状態である。この旧品状態のときはアジテータギヤ75Gが回転しても、検知ギヤ77は回転しない。
このような構成により、被検知部79は、一方向に不可逆的に移動可能に設けられている。詳しくは、被検知部79は、ギヤ歯部77Gとアジテータギヤ75Gとが対向する新品状態において、現像カートリッジ7に駆動力が入力されてアジテータギヤ75Gが回転すると、検知ギヤ77の回転に伴って図2の反時計回りに回動していき、欠け歯部77Nとアジテータギヤ75Gとが対向してアジテータギヤ75Gから駆動力が入力されなくなることで検知ギヤ77の回転が止まると、その回動が停止し、その後は動かない。このように、被検知部79は、図2の反時計回りに不可逆的に回動可能に設けられている。
次に、筐体2の詳細な構成について説明する。
図3に示すように、筐体2は、フレーム200と、現像カートリッジ7に駆動力を入力する駆動機構25と、装着された現像カートリッジ7の状態や仕様を検知する検知機構26とを備えている。
駆動機構25は、図示しないモータと、駆動出力部材25Aと、モータの駆動力を駆動出力部材25Aに伝達する図示しない複数のギヤとを主に備えている。駆動出力部材25Aは、例えば、フロントカバー21の開閉に連動して左右に進退するように構成されており、現像カートリッジ7(プロセスカートリッジ5)を筐体2に装着し、フロントカバー21を閉じることで入力ギヤ73Gに係合する。これにより、駆動力が現像カートリッジ7に伝達可能となる。
検知機構26は、図4(a),(b)に示すように、検知部材100と、光学式センサ150と、図示しない制御装置とを備えている。
図5(a),(b)に示すように、検知部材100は、筐体2に回動可能に支持された第1検知部材110と、第1検知部材110に回動可能に支持された第2検知部材120と、第2付勢部材の一例としてのトーションバネ130とを備えて構成されている。なお、以下の説明では、図5に示した鎖線が延びる方向である、検知部材100の回動軸方向を単に「回動軸方向」というものとする。本実施形態において、「回動軸方向」は、検知部材100が筐体2に組み付けられた状態での左右方向に相当する。
第1検知部材110は、第1検知部材本体111と、フランジ部112と、壁部113と、第1バネ係合部114と、第2バネ係合部115と、第2規制部116と、第1被規制部117と、遮光アーム118とを有している。
第1検知部材本体111は、筐体2の後述する軸部220(図6参照)に係合する部分であり、略筒状に形成されている。
フランジ部112は、第1検知部材本体111の回動軸方向の一方側である左側の端部から、第1検知部材本体111の径方向外側に延出するように設けられている。
壁部113は、フランジ部112の外周部の一部から、回動軸方向の他方側である右側に延びるように設けられている。壁部113は、第1壁部113Aと、第1壁部113Aよりも右側まで延びる第2壁部113Bと、第2壁部113Bよりも右側まで第1検知部材本体111の端を超えて延びる第3壁部113Cとを有している。
第3壁部113Cの第2壁部113B側とは反対側の端部の基端部(根元部分)は、トーションバネ130の第1端部132が係合する第2バネ係合部115となっている。また、第3壁部113Cの先端部には、径方向内側に突出するフック部113Dが設けられており、第1検知部材本体111の外側に係合する第2検知部材120が簡単には抜けないようになっている。
第1バネ係合部114は、後述する第1付勢部材の一例としての引きバネ160(図8参照)の端部が係合する部分である。第1バネ係合部114は、第1壁部113Aの周方向中央付近から径方向外側に延びた後、左側に延びるように設けられており、その先端部に、第1回転方向R1に向けて突出するフック部(符号省略)が形成されている。
第2規制部116は、第1検知部材110に回動可能に支持された第2検知部材120の第1回転方向R1への回動を規制する部分である。第2規制部116は、第2壁部113Bの第1壁部113A側の端面であり、径方向外側に延びるように形成されている。
第1被規制部117は、筐体2の後述する第1規制部250(図6参照)に当接する部分である。第1被規制部117は、第3壁部113Cの周方向中央付近から径方向外側に延びるリブ状に形成されている。
遮光アーム118は、フランジ部112の外周面のうち、第3壁部113Cが配置された部分付近から径方向外側に延びるアーム部118Aと、アーム部118Aの先端から左側に延びる遮光部118Bとを有している。
第2検知部材120は、第2検知部材本体121と、被規制部122と、バネ係合部123と、当接部124とを有している。
第2検知部材本体121は、第1検知部材本体111の外側に回動可能に係合する部分であり、略筒状に形成されている。
被規制部122は、第1検知部材110の第2規制部116に当接する部分である。被規制部122は、第2検知部材本体121の右端部の外周面から、第2検知部材本体121の径方向外側に突出するように設けられている。
バネ係合部123は、トーションバネ130の第2端部133が係合する部分である。バネ係合部123は、第2検知部材本体121の右端部の外周面から左側に延出し、先端が第2回転方向R2に屈曲して延びるように設けられている。
当接部124は、現像カートリッジ7の被検知部79が当接する部分である。当接部124は、第2検知部材本体121の、被規制部122に対して右側にずれた位置から径方向外側に突出するように設けられている。当接部124は、一方向に不可逆的に回動する被検知部79が当接する第1当接面124Aと、第1当接面124Aとは検知部材100の回動方向の反対側に設けられた第2当接面124Bとを有している。
図4(b)に示すように、第1当接面124Aと第2当接面124Bは、回動軸方向から見て、互いに異なる方向に延びている。
詳しくは、第1当接面124Aは、図4(b)に示す検知部材100が回動する前の状態で、検知部材100の回動軸線100Aと被検知部79の回動軸線79Aを通る平面PLに沿った面である。ここで、第1当接面124Aは、平面PLに平行な面であることが好ましいが、平面PLに対し多少傾斜した面であってもよい。
また、第2当接面124Bは、検知部材100が回動する前の状態で、検知部材100の径方向外側にいくにつれて第2回転方向R2の下流側に位置する面である。言い換えると、第2当接面124Bは、検知部材100が回動する前の状態で、検知部材100の径方向外側にいくにつれて、プロセスカートリッジ5(現像カートリッジ7)の後述する取り外し方向下流側に位置するように、取り外し方向に対し傾斜した面である。
トーションバネ130は、第2検知部材120を第1検知部材110に対して第1回転方向R1に付勢する部材である。トーションバネ130は、線材から形成されており、螺旋状に巻かれたコイル部131(図5参照)と、一方の端部をコイル部131の径方向外側に屈曲させた第1端部132と、他方の端部を径方向外側に屈曲させた第2端部133とを有している。トーションバネ130は、コイル部131が第2検知部材本体121の外側に配置された状態で、第1端部132が第1検知部材110の第2バネ係合部115に係合し、第2端部133が第2検知部材120のバネ係合部123に係合している。
トーションバネ130は、自然状態から巻き締められて第2端部133がバネ係合部123に係合していることで、第2端部133がバネ係合部123を介して第2検知部材120を第1回転方向R1に付勢している。第2検知部材120は、被規制部122が第1検知部材110の第2規制部116に当接することにより、それ以上の第1回転方向R1への回動が規制されている。
光学式センサ150は、光を出射する発光部151と、発光部151から出射された光を受光する受光部152とを有し、発光部151と受光部152とが対向して配置されている。図4(b)に示すように、検知部材100が非検知姿勢のときには遮光アーム118の遮光部118Bが発光部151と受光部152との間に配置されるため、受光部152は、発光部151からの光を受光することができない。一方、図9(b)に示すように、検知部材100が検知姿勢のときには遮光アーム118が発光部151と受光部152の間から退避するため、受光部152は、発光部151からの光を受光することができる。受光部152は光を受光したときに、所定の信号を図示しない制御装置に出力する。
制御装置は、レーザプリンタ1の動作を制御する装置であり、さらに、現像カートリッジ7が新品であるか否か、および、現像カートリッジ7の仕様を判定する機能を有している。また、制御装置は、現像カートリッジ7が装着されたとき(具体的には、例えば、フロントカバー21の閉動作を検知するセンサから閉信号が入力されたとき)や、画像データが入力されたとき、レーザプリンタ1の電源を入れたときなどにガラ回し動作を実行する。
制御装置は、ガラ回し動作の実行中に、光学式センサ150の受光部152から所定の信号が出力されたときには、現像カートリッジ7が新品であると判定し、所定の信号が出力されなかったときには、現像カートリッジ7が旧品であると判定する。また、ガラ回し動作の実行中に、受光部152から所定の信号が出力された回数をカウントし、この回数に応じて、現像カートリッジ7の仕様、具体的には、例えば、収容部74に充填される初期のトナー容量などを判定する。
なお、本実施形態において、「ガラ回し動作」とは、現像カートリッジ7が装着されたときや画像形成動作の前などに実行される、現像ローラ71や供給ローラ72、アジテータ75などを予備的に回転駆動させる動作である。これにより、収容部74内のトナーが攪拌され、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給されることとなる。
また、本実施形態において、レーザプリンタ1は、仕様が異なる複数種類の現像カートリッジ7が、筐体2に選択的に着脱可能となっており、現像カートリッジ7は、仕様に応じて、検知ギヤ77に設けられる被検知部79の数が異なっている。これにより、新品の現像カートリッジ7が筐体2に装着されてガラ回し動作が実行されると、仕様に応じて、受光部152から所定の信号が出力される回数が変化することとなる。
図3に示すように、フレーム200は、筐体2に装着された現像カートリッジ7の回動軸方向一方側、具体的には左側に配置され、筐体2の左側の壁を構成している。フレーム200は、着脱ガイド210と、軸部220と、開口230と、図6に示す、バネ係合部240と、第1規制部250とを有している。
図3に戻って、着脱ガイド210は、筐体2に対してプロセスカートリッジ5を着脱する際にプロセスカートリッジ5をガイドする部分である。本実施形態において、「取り外し方向」とは、筐体2に装着されているプロセスカートリッジ5(現像カートリッジ7)を着脱ガイド210に沿って筐体2から取り外すときの方向である。
図6に示すように、軸部220は、その外側に第1検知部材本体111が回動可能に係合することで第1検知部材110(検知部材100)を回動可能に軸支する部分であり、フレーム200から現像カートリッジ7が配置される側とは反対側の左側に向けて突出するボス状に形成されている。
図7に示すように、軸部220は、タッピングネジ91をねじ込むための穴部221を有する筒状に形成されている。軸部220の外周面は、基端部側の外側大径部222Aと、外側大径部222Aよりも径が小さい先端部側の外側小径部222Bとを主に有している。
軸部220の外側に係合する第1検知部材本体111の内周面は、軸部220の外側大径部222Aに対面する第1内周部111Aと、軸部220の外側小径部222Bに対面する第2内周部111Bおよび第3内周部111Cとを有している。第1内周部111A、第2内周部111Bおよび第3内周部111Cは、軸部220の基端部側から先端部側に向けてこの順に配置されており、第2内周部111Bの内径は、第1内周部111Aの内径よりも小さく、第3内周部111Cの内径は、第2内周部111Bの内径よりも小さくなっている。言い換えると、第1検知部材本体111の内周面のうち、軸部220の先端側の部分(第3内周部111C)は、他の部分(第2内周部111B)よりも径方向内側に向けて突出している。
第1検知部材本体111の内周面と軸部220の外周面は、回動軸方向の一端部同士、具体的には、第3内周部111Cと外側小径部222Bとが互いに接触している。また、第1検知部材本体111の内周面と軸部220の外周面は、回動軸方向の他端部同士、具体的には、第1内周部111Aと外側大径部222Aとが互いに接触している。一方、第1検知部材本体111の内周面と軸部220の外周面は、回動軸方向の一端部と他端部との間の部分、具体的には、第2内周部111Bと外側小径部222Bとが接触せずに隙間を有している。
軸部220の内周面は、軸部220の基端部側の内側小径部221Aと、内側小径部221Aよりも内径が大きい軸部220の先端部側の内側大径部221Bとを主に有している。すなわち、穴部221の内周面は、軸部220の先端部側である内側大径部221Bが、他の部分である内側小径部221Aよりも拡径している。さらに説明すると、内側大径部221Bは、第1検知部材本体111の内周面である第3内周部111Cと、軸部220の外周面である外側小径部222Bとが接触する範囲を含む軸部220の開口縁側の部分に設けられている。内側大径部221Bの内径は、タッピングネジ91のねじ山(符号省略)の外径よりも大きくなっている。
開口230は、フレーム200の現像カートリッジ7が配置される右側とその反対側の左側とを連通する開口であり、軸部220の下方に設けられている。当接部124は、検知部材100が筐体2に組み付けられた状態で、開口230を通ってフレーム200の現像カートリッジ7が配置される側に露出している。開口230は、当接部124の回動を許容するため、回動軸方向から見て、軸部220を中心とする略アーチ状に形成されている。
検知部材100は、第2検知部材本体121の回動軸方向一端部、具体的には右側の端部121Aがフレーム200に当接することで、筐体2に対して回動軸方向に位置決めされている。検知部材100は、タッピングネジ91がワッシャ92を介して軸部220の穴部221にねじ込まれることで、筐体2に取り付けられている。
図6に示すように、バネ係合部240は、引きバネ160(図8参照)の端部が係合する部分であり、フレーム200の左側の面に設けられている。詳しくは、バネ係合部240は、軸部220の前斜め下方の位置から左側に延びた後、前方に延びるフック状に形成されている。
第1規制部250は、第1検知部材110の第2回転方向R2(図8参照)への回動を規制する部分であり、フレーム200の左側の面に設けられている。詳しくは、第1規制部250は、軸部220の後斜め下方の位置から左側に突出するように設けられている。第1規制部250の上側の面は平面状に形成され、検知部材100の第1被規制部117が当接可能となっている。
図8に示すように、第1付勢部材としての引きバネ160は、第1検知部材110(検知部材100)を筐体2に対して第2回転方向R2に付勢する部材である。引きバネ160は、一端部が第1検知部材110の第1バネ係合部114に係合し、他端部が筐体2のバネ係合部240に係合している。
引きバネ160は、自然長よりも引き延ばされていることで、第1バネ係合部114を介して第1検知部材110を第2回転方向R2に付勢している。第1検知部材110(検知部材100)は、第1被規制部117が筐体2の第1規制部250に当接することにより、それ以上の第2回転方向R2への回動が規制されている。このときの検知部材100の状態が前述した「非検知姿勢」である。
次に、検知部材100の動作について説明する。
図4(b)に示す、筐体2に新品状態の現像カートリッジ7(プロセスカートリッジ5)が装着された状態において、ガラ回し動作が実行されると、アジテータギヤ75G(図2(b)参照)を介して検知ギヤ77のギヤ歯部77Gに駆動力が伝達されて検知ギヤ77が回転する。
そうすると、図9(a)に示すように、検知ギヤ77の回転によって被検知部79が一方向、具体的には図示時計回りに不可逆的に回動(移動)し、被検知部79Bが当接部124の第1当接面124Aに当接する。そして、さらに、被検知部79が回動すると、図9(b)に示すように、当接部124の第1当接面124Aが被検知部79Bに押されることで検知部材100が引きバネ160の付勢力に抗して第1回転方向R1に回動する。
このとき、検知部材100は、第2検知部材120の被規制部122が第1検知部材110の第2規制部116に当接していることで、第2検知部材120の第1当接面124Aが被検知部79Bに押されることで発生した第1回転方向R1への回転力が被規制部122および第2規制部116を介して第1検知部材110に伝達され、第1検知部材110も第2検知部材120とともに第1回転方向R1に回動する。すなわち、検知部材100は、第1回転方向R1に回動するときは第1検知部材110と第2検知部材120が一体に回動する。
そして、これにより、検知部材100の遮光アーム118が、光学式センサ150の発光部151と受光部152との間から退避すると、破線で示すように、発光部151からの光が受光部152で受光されるので、受光部152は、所定の信号を制御装置に出力する。その結果、制御装置は、装着されている現像カートリッジ7が新品であると判定する。
そして、さらに、被検知部79が回動することで、図9(c)に示すように、被検知部79Bが当接部124を乗り越えると、検知部材100が引きバネ160の付勢力によって第2回転方向R2に回動する。そして、第1被規制部117が第1規制部250に当接することで、検知部材100は、非検知姿勢に戻り、遮光アーム118が再び、発光部151と受光部152との間に入り込んで、発光部151から受光部152に向けて出射される光が遮られる。
その後、さらに、被検知部79が回動することで、図示は省略するが、被検知部79Cおよび被検知部79Dが第1当接面124Aに当接したときにも検知部材100が第1回転方向R1に回動し、受光部152から所定の信号が制御装置に出力されることとなる。制御装置は、ガラ回し動作の実行中に、被検知部79の数に応じて、受光部152から所定の信号が出力された回数から、装着されている現像カートリッジ7の仕様を判定する。
そして、図9(d)に示すように、被検知部79Dが当接部124を乗り越えた後、検知ギヤ77の欠け歯部77Nがアジテータギヤ75Gに対向すると、検知ギヤ77には駆動力が伝達されなくなるので、検知ギヤ77は停止し、被検知部79の回動も停止する。そして、これ以後、現像カートリッジ7は、駆動伝達機構76が駆動しても被検知部79が回動しなくなる旧品状態となる。
筐体2に旧品状態の現像カートリッジ7(プロセスカートリッジ5)が装着された状態において、ガラ回し動作が実行されても、被検知部79が回動しないことで検知部材100が動作しないため、制御装置は、現像カートリッジ7が旧品であると判定する。
図10(a)に示すように、ガラ回し動作の実行中に、フロントカバー21が開かれたり、レーザプリンタ1の電源が落ちたりした場合、駆動伝達機構76から駆動力の入力が停止するので、例えば、被検知部79の1つが当接部124を乗り越えた直後の状態で、被検知部79の回動が途中で停止することがある。
この場合に、筐体2から現像カートリッジ7(プロセスカートリッジ5)を着脱ガイド210に沿って取り外し方向に取り外そうとすると、図10(b)に示すように、被検知部79が当接部124の第2当接面124Bに当接する。この状態から、さらに、プロセスカートリッジ5を取り外そうとすると、図10(c)に示すように、当接部124の第2当接面124Bが被検知部79に押されることで第2検知部材120がトーションバネ130の付勢力に抗して第2回転方向R2に回動する。
このとき、第1検知部材110は、第1被規制部117が筐体2の第1規制部250に当接していることで、第2回転方向R2への回動が規制されているため、検知部材100は、第2検知部材120のみが第1検知部材110および筐体2に対して第2回転方向R2に回動する。すなわち、検知部材100は、当接部124に第1回転方向R1とは反対の方向である第2回転方向R2への力がかかったときは、第2検知部材120が第1検知部材110に対して回動する。
その後、さらに、プロセスカートリッジ5を取り外そうとすることで、被検知部79が検知部材100付近を通過すると、図10(d)に示すように、被検知部79が当接部124を乗り越え、第2検知部材120がトーションバネ130の付勢力によって第1回転方向R1に回動する。そして、被規制部122が第2規制部116に当接することで、第2検知部材120は、元の姿勢に戻ることとなる。
以上説明した本実施形態によれば、検知部材100が第1検知部材110と第2検知部材120を備え、第2検知部材120の当接部124に第2回転方向R2への力がかかったときには第2検知部材120が第1検知部材110および筐体2に対して回動するので、検知部材100に望ましくない力がかかったときに、その力を逃がすことができる。
また、引きバネ160備え、筐体2が第1規制部250を有するので、当接部124に第1回転方向R1への力がかかったときには、第2検知部材120が第2規制部116を押すことで、第1検知部材110を引きバネ160の付勢力に抗して第1回転方向R1に回動させることができる。これにより、第1検知部材110と第2検知部材120を一体に第1回転方向R1に回動させることができる。
一方、トーションバネ130を備え、第1検知部材110が第2規制部116を有するので、当接部124に第2回転方向R2への力がかかったときには、第1検知部材110が第1規制部250によって第2回転方向R2への回動が規制されていることで、第2検知部材120のみをトーションバネ130の付勢力に抗して第2回転方向R2に回動させることができる。
また、図4(b)に示したように、第1当接面124Aと第2当接面124Bが互いに異なる方向に延びているので、第1当接面124Aの向きと第2当接面124Bの向きを被検知部79の移動方向に応じてそれぞれ設定することができる。これにより、検知部材100を良好に回動させることができる。
また、第1当接面124Aが検知部材100の回動軸線100Aと被検知部79の回動軸線79Aを通る平面PLに沿った面であるので、第1当接面124Aに回動する被検知部79が当接したときに、第1当接面124Aに力を良好に伝えることができる。これにより、第1検知部材110および第2検知部材120を一体に第1回転方向R1に良好に回動させることができる。
また、第2当接面124Bが検知部材100の径方向外側にいくにつれて第2回転方向R2の下流側に位置する面であるので、第2当接面124Bに取り外し方向に移動する被検知部79が当接したときに、第2当接面124B(検知部材100)に過大な力をかけることなく、第2検知部材120を第2回転方向R2に回動させることができる。
また、図7に示したように、軸部220がフレーム200から現像カートリッジ7が配置される側とは反対側、具体的には左右方向外側に向けて突出して設けられているので、筐体2を組み立てる前の軸部220に検知部材100を組み付けることができることは勿論、筐体2をある程度組み立てた後でも検知部材100を軸部220に組み付けることができる。これにより、検知部材100の組み付けの自由度を向上させることができる。また、フレーム200の現像カートリッジ7が配置される側とは反対側に検知部材100の大部分が配置されることになるので、検知部材100の当接部124以外の部分と、ドラムユニット6や現像カートリッジ7との干渉を抑制することができる。
また、検知部材100は、第2検知部材本体121の端部121Aがフレーム200に当接することで筐体2に対して回動軸方向に位置決めされているので、検知部材100に位置決めのための当て部を別に設ける必要がない。これにより、比較的簡単な構成で検知部材100をフレーム200に対して位置決めすることができる。また、検知部材100を軸部220に係合させて第2検知部材120の端部121Aをフレーム200に当接させるだけよいので、検知部材100を位置決めした状態に容易に組み付けることができる。
また、第1検知部材本体111と軸部220は、一端部同士(第3内周部111Cと外側小径部222B)および他端部同士(第1内周部111Aと外側大径部222A)が接触しているので、軸部220に対する検知部材100のふらつきを抑制することができ、軸部220に対する検知部材100の安定性を確保することができる。一方、第1検知部材本体111と軸部220は、一端部と他端部との間の部分(第2内周部111Bと外側小径部222B)が接触せずに隙間を有しているので、タッピングネジ91をねじ込んだときに軸部220の径が多少大きくなっても、その径変化を吸収できるので、軸部220、すなわち筐体2に対する検知部材100の位置精度を確保することができる。
また、穴部221の内周面は、軸部220の先端部の、第3内周部111Cと外側小径部222Bとが接触する範囲を含む開口縁側の部分(内側大径部221B)が他の部分(内側小径部221A)よりも拡径しているので、穴部221にタッピングネジ91をねじ込んだときに、特に、第3内周部111Cと外側小径部222Bとが接触している、軸部220の先端部の径変化を抑えることができる。これにより、筐体2に対する検知部材100の位置精度をより確保することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、検知部材100を回動可能に軸支する軸部220がフレーム200の現像カートリッジ7が配置される側とは反対側に設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、軸部は、フレームの現像カートリッジが配置される側に設けられていてもよい。
前記実施形態では、第2当接面124Bが、検知部材100が回動する前の状態で、検知部材100の径方向外側にいくにつれて第2回転方向R2の下流側に位置する面であったが、これに限定されるものではない。例えば、第2当接面は、検知部材が回動する前の状態で、取り外し方向に直交する面であってもよい。これによれば、第2当接面に取り外し方向に移動する被検知部が当接したときに、第2当接面に力を良好に伝えることができるので、第2検知部材を第2回転方向に良好に回動させることができる。
前記実施形態では、第1当接面124Aと第2当接面124Bが、回動軸方向から見て、互いに異なる方向に延びていたが、これに限定されず、例えば、第1当接面と第2当接面は、回動軸方向から見て、略平行な面であってもよい。
前記実施形態では、第1付勢部材として引きバネ160を例示し、第2付勢部材としてトーションバネ130を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1付勢部材は、押しバネやトーションバネなどであってもよい。
前記実施形態では、被検知部79が回動可能に設けられていたが、これに限定されず、例えば、被検知部は、図1に示した前後方向や上下方向などに平行移動可能に設けられていてもよい。
前記実施形態では、カートリッジとして、現像ローラ71や収容部74などを備える現像カートリッジ7を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、カートリッジは、現像ローラや収容部などのほかに、さらに感光体ドラムなどを備えるプロセスカートリッジであってもよい。また、カートリッジは、収容部やアジテータを備え、現像ローラを備えないトナーカートリッジであってもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1が、カートリッジが新品であるか否かと、カートリッジの仕様を判定する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、レーザプリンタは、カートリッジが新品であるか否かを判定し、カートリッジの仕様は判定しない構成であってもよい。この場合、カートリッジに設ける被検知部の数は、1つだけとしてもよい。
前記実施形態では、画像形成装置としてモノクロ画像を形成するレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、カラー画像を形成するプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
1 レーザプリンタ
2 筐体
7 現像カートリッジ
79 被検知部
79A 回動軸線
100 検知部材
100A 回動軸線
110 第1検知部材
111 第1検知部材本体
111A 第1内周部
111B 第2内周部
111C 第3内周部
116 第2規制部
120 第2検知部材
121 第2検知部材本体
121A 端部
124 当接部
124A 第1当接面
124B 第2当接面
130 トーションバネ
160 引きバネ
200 フレーム
220 軸部
221 穴部
221A 内側内径部
221B 内側大径部
222A 外側大径部
222B 外側小径部
230 開口
250 第1規制部
PL 平面

Claims (9)

  1. 筐体と、
    前記筐体に着脱可能なカートリッジと、を備え、
    前記カートリッジは、一方向に不可逆的に移動可能に設けられる被検知部を有し、
    前記筐体は、前記一方向に不可逆的に移動する前記被検知部が当接したときに第1回転方向に回動する検知部材を有し、
    前記検知部材は、
    前記筐体に回動可能に支持された第1検知部材と、
    前記被検知部が当接する当接部を有し、前記第1検知部材に回動可能に支持された第2検知部材と、を備え、
    前記第1回転方向に回動するときは前記第1検知部材と前記第2検知部材が一体に回動し、前記当接部に前記第1回転方向とは反対の方向である第2回転方向への力がかかったときは前記第2検知部材が前記第1検知部材に対して回動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1検知部材を前記筐体に対して前記第2回転方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記第2検知部材を前記第1検知部材に対して前記第1回転方向に付勢する第2付勢部材と、を備え、
    前記筐体は、前記第1検知部材の当接により前記第1検知部材の前記第2回転方向への回動を規制する第1規制部を有し、
    前記第1検知部材は、前記第2検知部材の当接により前記第2検知部材の前記第1回転方向への回動を規制する第2規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記当接部は、前記一方向に不可逆的に移動する前記被検知部が当接する第1当接面と、前記第1当接面とは回動方向の反対側に設けられた第2当接面とを有し、
    前記第1当接面と前記第2当接面は、前記検知部材の回動軸方向から見て、互いに異なる方向に延びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記被検知部は、回動可能に設けられており、
    前記第1当接面は、前記検知部材が回動する前の状態で、前記検知部材の回動軸線と前記被検知部の回動軸線を通る平面に沿った面であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2当接面は、前記検知部材が回動する前の状態で、前記検知部材の径方向外側にいくにつれて前記第2回転方向下流側に位置する面であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記筐体は、前記カートリッジの前記回動軸方向一方側に配置されるフレームと、前記フレームから前記カートリッジが配置される側とは反対側に向けて突出して前記第1検知部材を回動可能に軸支する軸部と、前記フレームの前記カートリッジが配置される側とその反対側とを連通する開口とを有し、
    前記当接部は、前記開口を通って前記フレームの前記カートリッジが配置される側に露出していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1検知部材は、筒状の第1検知部材本体を有し、
    前記第2検知部材は、前記第1検知部材本体の外側に回動可能に係合する筒状の第2検知部材本体を有し、
    前記筐体は、前記カートリッジの前記回動軸方向一方側に配置されるフレームと、前記フレームから突出して外側に前記第1検知部材本体が回動可能に係合する軸部とを有し、
    前記検知部材は、前記第2検知部材本体の前記回動軸方向一端部が前記フレームに当接することで前記筐体に対して前記回動軸方向に位置決めされていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1検知部材は、筒状の第1検知部材本体を有し、
    前記筐体は、前記カートリッジの前記回動軸方向一方側に配置されるフレームと、前記フレームから突出して外側に前記第1検知部材本体が回動可能に係合する軸部とを有し、
    前記軸部は、タッピングネジをねじ込むための穴部を有する筒状に形成されており、
    前記第1検知部材本体の内周面と前記軸部の外周面は、前記回動軸方向の一端部同士が互いに接触するとともに、前記回動軸方向の他端部同士が互いに接触しており、前記一端部と前記他端部との間の部分が接触せずに隙間を有していることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記穴部の内周面は、前記軸部の先端部の、前記第1検知部材本体の内周面と前記軸部の外周面とが接触する範囲を含む開口縁側の部分が他の部分よりも拡径していることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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