JP2014130183A - カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カートリッジが2つのユニットを備えるシステムにおいて、2つのユニットの両方を低コストで検知可能とすることを目的とする。
【解決手段】現像剤を収容するように構成された第1ユニット(現像ユニット7)と、感光体を有し、第1ユニットが着脱可能に装着されるように構成された第2ユニットとを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジである。第1ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、画像形成装置本体の検知手段(当接アーム91)に当接することで当該検知手段により検知される第1被検知部115を備え、第2ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、第1被検知部115を検知する検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第2被検知部215を備える。
【選択図】図8
【解決手段】現像剤を収容するように構成された第1ユニット(現像ユニット7)と、感光体を有し、第1ユニットが着脱可能に装着されるように構成された第2ユニットとを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジである。第1ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、画像形成装置本体の検知手段(当接アーム91)に当接することで当該検知手段により検知される第1被検知部115を備え、第2ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、第1被検知部115を検知する検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第2被検知部215を備える。
【選択図】図8
Description
本発明は、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジおよびカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジとして、トナーが収容されたトナーケースと、感光体ドラムを有し、トナーケースが着脱可能に装着されるプロセスケースとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1には、画像形成装置本体からの駆動力の入力によってトナーケースに設けられた検出ギヤが不可逆的に回転し、検出ギヤの当接突起が画像形成装置本体のアクチュエータに当接することで、トナーケースの新品検知などを行うシステムが開示されている。
ところで、カートリッジが2つのユニットを備えてなるシステムにおいては、その2つのユニットの新品検知などを行えることが望ましい。しかしながら、2つのユニットの新品検出を行うためにアクチュエータやアクチュエータの動きを検出する光センサなどを個別に設けるとコスト上昇につながるという問題が生じる。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、カートリッジが2つのユニットを備えるシステムにおいて、2つのユニットの両方を低コストで検知可能とすることを目的とする。
前記した目的を達成するための本発明は、現像剤を収容するように構成された第1ユニットと、感光体を有し、第1ユニットが着脱可能に装着されるように構成された第2ユニットとを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジである。
第1ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、画像形成装置本体の検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第1被検知部を備える。
第2ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、第1被検知部を検知する検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第2被検知部を備える。
第1ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、画像形成装置本体の検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第1被検知部を備える。
第2ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、第1被検知部を検知する検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第2被検知部を備える。
このような構成によれば、第1被検知部(第1ユニット)を検知する検知手段によって第2被検知部(第2ユニット)も検知できるので、第1ユニットと第2ユニットのそれぞれに対応して検知手段を個別に設ける必要がない。これにより、2つのユニットの両方を低コストで検知することが可能となる。
前記したカートリッジにおいて、第1被検知部と第2被検知部は、検知手段に当接するタイミングが異なるように設けられていることが望ましい。
これによれば、第1被検知部の当接と第2被検知部の当接とを識別して検知することができる。
前記したカートリッジにおいて、第1被検知部および第2被検知部のうち一方は、新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、検知手段に当接して変位させ、その後当接状態を解除して検知手段が変位前の状態に戻ることで検知手段により検知され、第1被検知部および第2被検知部のうち他方は、前記一方が検知手段に当接しているときに、検知手段に当接し、当接状態を解除するように設けられている構成とすることができる。
これによれば、第1被検知部および第2被検知部のうち一方の当接の検知中に他方の当接を検知することができる。
前記したカートリッジにおいて、第1ユニットは、画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するように構成され、使用位置に変位したときに検知手段に当接する第3被検知部を備える構成とすることができる。
これによれば、1つの検知手段によって、カートリッジ(第1ユニット)が装着されているか否かも検知できるので、カートリッジの装着の有無を検知する手段を別に設ける必要がないため、コストダウンを図ることができる。
前記したカートリッジにおいて、第1被検知部と第2被検知部は、検知手段に当接したときに当該検知手段を同じ方向に変位させるように設けられている構成とすることができる。
これによれば、検知手段が変位するために必要なスペースを小さくできるので、画像形成装置本体内のスペースの有効活用や画像形成装置本体の小型化が可能となる。また、第1被検知部および第2被検知部のうち一方の当接の検知中に他方の当接を検知する構成を容易に実現することができる。
前記したカートリッジにおいて、第2ユニットは、第1ユニットから駆動力が入力されることで、第2被検知部を新品位置から使用位置へ不可逆的に変位させるように構成することができる。
これによれば、第1被検知部と第2被検知部に駆動力を入力する構成を別に設ける必要がないため、コストダウンを図ることができる。
前記したカートリッジにおいて、第1被検知部と第2被検知部は、画像形成装置本体に装着された状態で、検知手段を挟んで対向して配置される構成とすることができる。
これによれば、感光体の軸方向においてカートリッジの小型化を図ることができる。
前記したカートリッジにおいて、第1ユニットは、第1被検知部が設けられ、第1被検知部を新品位置から使用位置へ不可逆的に回動させる第1回転体を備え、第2ユニットは、第2被検知部が設けられ、第2被検知部を新品位置から使用位置へ不可逆的に回動させる第2回転体を備え、第1回転体と第2回転体は、第1ユニットが第2ユニットに装着された状態で、軸方向に並んで配置される構成とすることができる。
これによれば、第1回転体の径方向上に第2回転体が並んで配置される構成と比較して、軸方向と直交する方向においてカートリッジの小型化を図ることができる。
前記したカートリッジにおいては、第1被検知部を、第2被検知部が検知手段により検知された後に検知手段に当接するように設ける構成とすることができる。また、前記したカートリッジにおいては、第2被検知部を、第1被検知部が検知手段により検知された後に検知手段に当接するように設ける構成とすることもできる。
これによれば、第1被検知部の当接と第2被検知部の当接とを識別して検知することができる。
また、前記した目的を達成するための本発明は、第1被検知部および第2被検知部のうち一方の検知中に他方の当接を検知可能に構成されたカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置として構成することができる。
この場合、画像形成装置の検知手段は、第1被検知部および第2被検知部が当接可能であり、当接によって回動する当接アームと、当接アームを非当接状態の姿勢に戻すための付勢力を付与する付勢部材と、当接アームの回動を検知するための光を出射する発光部と、光を受光可能な受光部と、を有し、当接アームは、非当接状態のときに発光部と受光部の間に位置して光を遮蔽し、前記一方が当接して当該当接アームが回動したときに発光部と受光部の間から退避する第1遮蔽部と、前記一方が当接している状態で前記他方が当接して当該当接アームが回動したときに発光部と受光部の間に移動して光を遮蔽する第2遮蔽部と、を有する構成とすることができる。
この場合、画像形成装置の検知手段は、第1被検知部および第2被検知部が当接可能であり、当接によって回動する当接アームと、当接アームを非当接状態の姿勢に戻すための付勢力を付与する付勢部材と、当接アームの回動を検知するための光を出射する発光部と、光を受光可能な受光部と、を有し、当接アームは、非当接状態のときに発光部と受光部の間に位置して光を遮蔽し、前記一方が当接して当該当接アームが回動したときに発光部と受光部の間から退避する第1遮蔽部と、前記一方が当接している状態で前記他方が当接して当該当接アームが回動したときに発光部と受光部の間に移動して光を遮蔽する第2遮蔽部と、を有する構成とすることができる。
本発明によれば、カートリッジが2つのユニットを備えるシステムにおいて、2つのユニットの両方を低コストで検知することが可能となる。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、まず、実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成について説明し、その後、本発明の特徴部分に係るカートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ5などの詳細な構成について説明する。また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、まず、実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成について説明し、その後、本発明の特徴部分に係るカートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ5などの詳細な構成について説明する。また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、用紙Sにトナー像を転写し、熱定着するように構成されており、画像形成装置本体の一例としての本体筐体2内に、給紙部3と、露光装置4と、プロセスカートリッジ5と、定着装置8とを主に備えている。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、用紙Sにトナー像を転写し、熱定着するように構成されており、画像形成装置本体の一例としての本体筐体2内に、給紙部3と、露光装置4と、プロセスカートリッジ5と、定着装置8とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Sを収容する給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によって1枚ずつ分離されてプロセスカートリッジ5に供給される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ光源や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置4では、レーザ光源から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、帯電後の感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。プロセスカートリッジ5は、第2ユニットの一例としてのドラムユニット6と、第1ユニットの一例としての現像ユニット7とを備えて構成されている。
ドラムユニット6は、感光体の一例としての感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に有している。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着されるように構成されており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、現像剤の一例としてのトナーを収容するように構成されたトナー収容部74と、アジテータ75とを主に有している。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、アジテータ75によって撹拌されながら、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71の回転に伴って、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、給紙部3から供給された用紙Sが、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を搬送されることで、感光体ドラム61上に形成されたトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置8は、プロセスカートリッジ5の後方に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。定着装置8では、トナー像が転写された用紙Sが、加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることで、トナー像が用紙S上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ23および排紙ローラ24によって排紙トレイ22上に排出される。
<プロセスカートリッジの詳細構成>
次に、プロセスカートリッジ5の詳細な構成について説明する。なお、以下のプロセスカートリッジ5の構成の説明においては、特に断りのない限り、新品状態(新品として出荷されるときの状態)、具体的には後述する第1被検知部115および第2被検知部215が図7に示す新品位置にある状態のプロセスカートリッジ5について説明する。
次に、プロセスカートリッジ5の詳細な構成について説明する。なお、以下のプロセスカートリッジ5の構成の説明においては、特に断りのない限り、新品状態(新品として出荷されるときの状態)、具体的には後述する第1被検知部115および第2被検知部215が図7に示す新品位置にある状態のプロセスカートリッジ5について説明する。
図2(a),(b)に示すように、現像ユニット7は、前記した現像ローラ71や層厚規制ブレード73などのほか、さらに、フレームを構成する現像フレーム70と、駆動伝達機構76と、第1回転体の一例としての第1検知ギヤ110と、駆動伝達機構76および第1検知ギヤ110を覆うように現像フレーム70の左側面に取り付けられるカバー77とを備えている。
駆動伝達機構76は、現像フレーム70の左側面に設けられており、本体筐体2から駆動力が入力される入力ギヤ73Gと、入力ギヤ73Gと噛み合う現像ローラギヤ71Gおよび供給ローラギヤ72Gと、入力ギヤ73Gに中間ギヤ74Gを介して噛み合うアジテータギヤ75Gとから構成されている。現像ローラギヤ71G、供給ローラギヤ72Gおよびアジテータギヤ75Gは、それぞれ、現像ローラ71、供給ローラ72およびアジテータ75に駆動力を伝達するギヤである。
第1検知ギヤ110は、ギヤ部111と、第1被検知部115とを主に備え、第1被検知部115を図3や図7に示す新品位置から、後述する欠け歯部113がアジテータギヤ75Gと対向する使用位置へ不可逆的に回動(変位)させるように構成されている。
図3に示すように、ギヤ部111は、周面がアジテータギヤ75Gと対向するように配設され、当該周面に、ギヤ歯部112と、欠け歯部113(図7参照)と、ギヤ歯部112の回転方向(図3の矢印方向)下流側に設けられた突起部114とを有している。
ギヤ歯部112は、アジテータギヤ75Gと対向してアジテータギヤ75Gと噛み合ったときに、アジテータギヤ75Gから駆動力が伝達されることで、第1検知ギヤ110を回転させるように構成されている。一方、欠け歯部113は、アジテータギヤ75Gと対向したときに、アジテータギヤ75Gからの駆動力を伝達不能とすることで、第1検知ギヤ110を回転させないように構成されている。
突起部114は、ギヤ部111の周面のうち、アジテータギヤ75Gのギヤ歯に対して左右方向(第1検知ギヤ110の軸方向)にずれた位置から、径方向外側に向けて突出するように設けられている。第1被検知部115が図3に示す新品位置にあるとき、突起部114とアジテータギヤ75Gのギヤ歯とは、左右方向から見て重なるように、かつ、互いに干渉(接触)しないように配置されている。
第1被検知部115は、ギヤ部111の左側面のうち、回転中心に対して径方向にずれた位置から左側に向けて突出するように設けられている。
アジテータギヤ75Gには、その左側面のうち回転中心に対して径方向にずれた位置から左側に向けて突出する突出部75Aが設けられている。突出部75Aは、アジテータギヤ75Gの回転に伴って図3の矢印方向に回転し、第1検知ギヤ110の突起部114に当接することで、第1検知ギヤ110の回転を開始させるように構成されている。
図4(a)に示すように、ドラムユニット6は、前記した感光体ドラム61(図1参照)や帯電器62などのほか、さらに、フレームを構成するドラムフレーム60と、伝達ギヤ64,65と、第2回転体の一例としての第2検知ギヤ210とを備えている。
図4(b)に示すように、伝達ギヤ64,65は、第2検知ギヤ210に駆動力を伝達可能に構成されたギヤである。伝達ギヤ64,65は、それぞれ、左右方向内側に配置された内ギヤ部64A,65Aと、外側に配置された外ギヤ部64B,65Bとを有し、外ギヤ部64Bが内ギヤ部65Aと噛み合っており、外ギヤ部65Bが第2検知ギヤ210のギヤ歯部212と噛み合い可能に構成されている。
図5において下側から見た状態で示す現像ユニット7は、アジテータギヤ75Gの下部がカバー77から露出しており、ドラムユニット6に装着されたときに、アジテータギヤ75Gが図4(b)に示す伝達ギヤ64の内ギヤ部64Aと噛み合うように構成されている。言い換えれば、ドラムユニット6は、第2検知ギヤ210に現像ユニット7から駆動力が入力されるように構成されている。これにより、第1検知ギヤ110と第2検知ギヤ210に駆動力を入力する構成を別に設ける場合と比較して、コストダウンを図ることができる。
第2検知ギヤ210は、ギヤ部211と、第2被検知部215とを主に備え、第2被検知部215を図7に示す新品位置から図9に示す使用位置へ不可逆的に回動(変位)させるように構成されている。
図4(b)に示すように、ギヤ部211は、周面が伝達ギヤ65の外ギヤ部65Bと対向するように配設され、当該周面に、ギヤ歯部212と、欠け歯部213とを有している。ギヤ歯部112は、外ギヤ部65Bと対向して外ギヤ部65Bのギヤ歯と噛み合ったときに、伝達ギヤ65から駆動力が伝達されることで、第2検知ギヤ210を回転させるように構成されている。一方、欠け歯部213は、外ギヤ部65Bと対向したときに、伝達ギヤ65からの駆動力を伝達不能とすることで、第2検知ギヤ210を回転させないように構成されている。
第2被検知部215は、ギヤ部211の右側面のうち、回転中心に対して径方向にずれた位置から右側に向けて突出するように設けられている。
図7に示すように、本実施形態において、第1検知ギヤ110と第2検知ギヤ210は、現像ユニット7がドラムユニット6(図7では伝達ギヤ64,65と第2検知ギヤ210のみ図示)に装着された状態で、左右方向(軸方向)に並んで配置される。これにより、例えば、第1検知ギヤ110の上側に第2検知ギヤ210が並んで配置されるような構成と比較して、上下方向においてプロセスカートリッジ5の小型化を図ることができる。
<プロセスカートリッジの検知に関するレーザプリンタの構成>
次に、プロセスカートリッジ5(ドラムユニット6および現像ユニット7)の検知に関するレーザプリンタ1の構成について説明する。
レーザプリンタ1は、本体筐体2に装着されたプロセスカートリッジ5(現像ユニット7)の入力ギヤ73Gに駆動力を入力可能に構成された図示しない公知の駆動機構と、図6に示すような検知手段9と、制御装置10とをさらに備えている。
次に、プロセスカートリッジ5(ドラムユニット6および現像ユニット7)の検知に関するレーザプリンタ1の構成について説明する。
レーザプリンタ1は、本体筐体2に装着されたプロセスカートリッジ5(現像ユニット7)の入力ギヤ73Gに駆動力を入力可能に構成された図示しない公知の駆動機構と、図6に示すような検知手段9と、制御装置10とをさらに備えている。
検知手段9は、第1被検知部115または第2被検知部215の当接によって回動する当接アーム91と、当接アーム91を非当接状態の姿勢(以下、非検知姿勢という。)に戻すための付勢力を付与する付勢部材の一例としてのコイルバネ92と、当接アーム91の回動を検知するための光センサ93とを主に有して構成されている。
当接アーム91は、本体筐体2内に設けられた壁25に対して回動可能に支持された軸部91Aと、壁25の右側(プロセスカートリッジ5側)に配設された当接部91Bと、壁25の左側(プロセスカートリッジ5側とは反対側)に配設されたアーム部91Dとを主に有している。当接部91Bは、第1被検知部115および第2被検知部215が当接可能な板状の部分であり、軸部91Aの右端部から径方向外側の略上方に向けて延びるように設けられている。アーム部91Dは、軸部91Aの左端部から径方向外側の略前後方向に向けて延びるように設けられ、後端に板状の遮蔽部91Eが形成されている。
コイルバネ92は、一端がアーム部91Dの前端部に係止され、他端が壁25の左側面に形成されたバネ係止部25Aに係止されている。本実施形態では、光センサ93、軸部91Aおよびバネ係止部25Aが、左右方向から見て略直線上に並んで配設されているため、当接アーム91は、第1被検知部115や第2被検知部215が当接していないときには、コイルバネ92の付勢力によって遮蔽部91Eが後述する発光部93Aと受光部93Bの間に位置する非検知姿勢に付勢されている。
光センサ93は、壁25の左側面に形成されたセンサ取付部25Bに固定されており、左右方向に対向して配置された発光部93Aと受光部93Bとを有している。発光部93Aは、受光部93Bに向けて光を出射するように構成され、受光部93Bは、発光部93Aからの光を受光可能に構成されている。当接アーム91が非検知姿勢にあるときには、遮蔽部91Eが発光部93Aと受光部93Bの間に位置するため、受光部93Bは、発光部93Aからの光を受光できないようになっている。一方、当接部91Bへの第1被検知部115または第2被検知部215の当接により当接アーム91が回動したときには、遮蔽部91Eが発光部93Aと受光部93Bの間から退避するため、受光部93Bは、発光部93Aからの光を受光できるようになる。受光部93Bは、光を受光したときに所定の信号を制御装置10に出力する。
制御装置10は、レーザプリンタ1を制御するための装置であり、本実施形態では、本体筐体2にプロセスカートリッジ5が装着されたとき(例えば、フロントカバー21の開閉を検知するセンサからフロントカバー21が閉じられた旨の信号が入力されたときなど)に現像ローラ71や供給ローラ72、アジテータ75などを予備的に回転駆動させる動作(以下、ガラ回し動作という。)を実行する。詳細については後述するが、制御装置10は、ガラ回し動作の実行中に、受光部93Bからの信号の状態に基づいて、ドラムユニット6や現像ユニット7が新品であるか否かを判定するように構成されている。
<プロセスカートリッジを検知するときの動作>
次に、プロセスカートリッジ5(ドラムユニット6および現像ユニット7)を検知するときの動作について説明する。
次に、プロセスカートリッジ5(ドラムユニット6および現像ユニット7)を検知するときの動作について説明する。
図7に示すように、第1被検知部115が新品位置にあるとき(現像ユニット7が新品状態のとき)、第1検知ギヤ110は、突起部114がアジテータギヤ75Gの回転中心付近に向き、ギヤ歯部112とアジテータギヤ75Gが噛み合っていない状態となっている。一方、第2被検知部215が新品位置にあるとき(ドラムユニット6が新品状態のとき)、第2検知ギヤ210は、ギヤ歯部212が伝達ギヤ65(外ギヤ部65B)と対向して互いに噛み合っている。また、本実施形態において、第1被検知部115と第2被検知部215は、新品位置にあるとき、左右方向から見て重なるように配置されている。
本体筐体2にプロセスカートリッジ5が装着されると、制御装置10は、ガラ回し動作を実行するため、図示しない駆動機構を制御してプロセスカートリッジ5(入力ギヤ73G)に駆動力を入力する。駆動力が入力されると、駆動力がアジテータギヤ75Gから伝達ギヤ64,65を介して第2検知ギヤ210のギヤ歯部212に伝達されることで、まず、第2検知ギヤ210が回転し始める。
本体筐体2からの駆動力の入力により第2検知ギヤ210が回転すると、第2被検知部215は、図7に示す新品位置から、図8に示すように、図示反時計回りに変位し、当接アーム91の当接部91Bに当接する。これにより、当接アーム91が揺動し、遮蔽部91Eが光センサ93(発光部93Aと受光部93B)の間から退避することで、受光部93B(図6参照)で光が検知されて制御装置10に信号が出力される。そして、図9に示すように、第2検知ギヤ210の回転により第2被検知部215が当接部91Bを乗り越えると、当接アーム91が非検知姿勢に戻るので、光センサ93から制御装置10への信号の出力が停止される。
図11(a),(b)に示すように、制御装置10は、ガラ回し動作の開始時から予め設定された第1の時間T1が経過するまでの間に、光センサ93から信号が出力され(ON状態となり)、その後、信号の出力が停止した(OFF状態となった)ときには、ドラムユニット6が新品状態であると判定する。
図9に示すように、第2検知ギヤ210の回転により、欠け歯部213が伝達ギヤ65と対向して第2被検知部215が使用位置に変位すると、第2検知ギヤ210に駆動力が伝達されなくなるので、第2検知ギヤ210は停止し、以後回転不能となる。
図11(c),(d)に示すように、第2被検知部215が使用位置にあるドラムユニット6が装着されてガラ回し動作が開始された場合には、第1の時間T1が経過するまでに第2被検知部215が検知手段9により検知されることはない(OFF状態が続く)ので、制御装置10は、ドラムユニット6が旧品状態であると判定する。
以上までの過程において、第1検知ギヤ110は、ギヤ歯部112がアジテータギヤ75Gと噛み合っていないため、回転することなく停止している。その一方、図9に示すように、アジテータギヤ75Gの突出部75Aは、アジテータギヤ75Gの回転に伴って移動し、第1検知ギヤ110の突起部114に当接する。そうすると、突起部114が突出部75Aにより押されることで、第1検知ギヤ110が図示反時計回りに回転し始め、ギヤ歯部112がアジテータギヤ75Gに噛み合うことで、本体筐体2からの駆動力の入力により第1検知ギヤ110が回転する。
第1検知ギヤ110が回転すると、第1被検知部115は、新品位置から、図10に示すように、図示反時計回りに変位し、当接アーム91の当接部91Bに当接する。これにより、第2被検知部215の場合と同様に、当接アーム91の揺動によって制御装置10に信号が出力され、図示は省略するが、第1検知ギヤ110の回転により第1被検知部115が当接部91Bを乗り越えることで制御装置10への信号の出力が停止される。
図11(a),(c)に示すように、制御装置10は、第1の時間T1の経過時から予め設定された第2の時間T2が経過するまでの間に、光センサ93から信号が出力され(ON状態となり)、その後、信号の出力が停止した(OFF状態となった)ときには、現像ユニット7が新品状態であると判定する。
図示は省略するが、第1検知ギヤ110の回転により、欠け歯部113がアジテータギヤ75Gと対向して第1被検知部115が使用位置に変位すると、第1検知ギヤ110に駆動力が伝達されなくなるので、第1検知ギヤ110は停止し、以後回転不能となる。
図11(b),(d)に示すように、第1被検知部115が使用位置にある現像ユニット7が装着されてガラ回し動作が開始された場合には、第2の時間T2が経過するまでに第1被検知部115が検知手段9により検知されることはないので、制御装置10は、現像ユニット7が旧品状態であると判定する。
なお、補足すると、装着したプロセスカートリッジ5のドラムユニット6と現像ユニット7の両方が新品状態である場合、第1被検知部115と第2被検知部215のそれぞれが検知手段9により検知されるので、図11(a)に示すように、第1の時間T1の間と第2の時間T2の間のそれぞれに信号の変化(OFF→ON→OFF)が現れる。一方、ドラムユニット6のみが新品状態である場合、第2被検知部215のみが検知されるので、図11(b)に示すように、第1の時間T1の間だけに信号の変化が現れる。また、現像ユニット7のみが新品状態である場合、第1被検知部115のみが検知されるので、図11(c)に示すように、第2の時間T2の間だけに信号の変化が現れる。そして、ドラムユニット6と現像ユニット7の両方が旧品状態である場合、第1被検知部115と第2被検知部215の両方が検知されないので、図11(d)に示すように、第1の時間T1の間と第2の時間T2の間のいずれにも信号の変化は現れない。
以上説明した本実施形態によれば、第1被検知部115(現像ユニット7)と第2被検知部215(ドラムユニット6)の両方を検知手段9によって検知できるので、ドラムユニット6と現像ユニット7のそれぞれに対応して検知手段を個別に設ける必要がなくなる。これにより、ドラムユニット6と現像ユニット7の両方を低コストで検知することが可能となる。
また、本実施形態では、第1被検知部115と第2被検知部215が当接アーム91(検知手段9)に当接するタイミングが異なるように設けられているので、第1被検知部115の当接と第2被検知部215の当接とを識別して検知することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明では、先に説明した実施形態と異なる点について詳細に説明し、先に説明した実施形態と同様の構成要素については同一符号を付してその説明を省略することとする。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明では、先に説明した実施形態と異なる点について詳細に説明し、先に説明した実施形態と同様の構成要素については同一符号を付してその説明を省略することとする。
図12(a)に示すように、第2検知ギヤ220は、ギヤ歯部212および欠け歯部213を有するギヤ部211と、第2被検知部225とを主に備えている。
第2被検知部225は、ギヤ部211の右側面のうち、回転中心に対して径方向にずれた位置から右側(紙面奥側)に向けて突出する略扇型の突出部として設けられており、当接アーム91との当接部分が円弧状をなしている。
第2被検知部225は、ギヤ部211の右側面のうち、回転中心に対して径方向にずれた位置から右側(紙面奥側)に向けて突出する略扇型の突出部として設けられており、当接アーム91との当接部分が円弧状をなしている。
当接アーム91は、軸部91A(図6参照)と、当接部91Bと、アーム部91Dと、第1遮蔽部91Eと、第2遮蔽部91Fとを主に有し、被当接状態のときに第1遮蔽部91Eが光センサ93(発光部93Aと受光部93B)の間に位置して光を遮蔽するように構成されている。第1遮蔽部91Eは、前記した第1実施形態の遮蔽部91Eと同様に形成されている。第2遮蔽部91Fは、板状をなし、アーム部91Dの中央付近から略後斜め下方に向けて延びる分岐アーム91Gの先端に形成されている。
ここで、本実施形態の理解を容易とするため、まず、ドラムユニット6のみが新品状態であるプロセスカートリッジ5を検知するときの動作について説明する。この場合、現像ユニット7の第1被検知部115は、前記した第1実施形態の場合と同様に、当接アーム91(検知手段9)により検知されることはないので、ここでは図示されている第1検知ギヤ110の動きは無視する。
アジテータギヤ75Gからの駆動力の入力により第2検知ギヤ220が回転すると第2被検知部225は、図12(a)に示す新品位置から図12(b)に示すように変位し、当接アーム91の当接部91Bに当接する。これにより、当接アーム91が揺動し、第1遮蔽部91Eが光センサ93の間から退避することで、制御装置10(図6参照)にON信号が出力される。本実施形態では、第2被検知部225の当接アーム91との当接部分が円弧状をなしているため、第2被検知部225と当接アーム91との当接状態は、所定時間(後述する第4の時間T4の間)維持される。そして、図示は省略するが、第2検知ギヤ220の回転により第2被検知部225が当接部91Bを乗り越えると、当接状態が解除されて当接アーム91が非検知姿勢に戻るので、制御装置10へのON信号の出力が停止されてOFF状態となる。
図14(b)に示すように、制御装置10は、ガラ回し動作の開始時から予め設定された第3の時間T3の経過時にON信号を検知し、さらに、第3の時間T3の経過時から予め設定された第4の時間T4が経過したときにOFF状態を検知した場合、ドラムユニット6が新品状態であると判定する。
その後、第2検知ギヤ220の回転により、欠け歯部213が伝達ギヤ65と対向して第2被検知部225が使用位置に変位すると、第2検知ギヤ210は、以後回転不能となるので、当接アーム91により検知されることはなくなる。これにより、第2被検知部225が使用位置にあるドラムユニット6が装着された場合には、上記した信号の変化が検出されなくなるので、制御装置10は、ドラムユニット6が旧品状態であると判定する。
以上を踏まえ、次に、ドラムユニット6と現像ユニット7の両方が新品状態であるプロセスカートリッジ5を検知するときの動作について説明する。
図12(a),(b)に示すように、アジテータギヤ75Gから駆動力が入力されると、まず、第2検知ギヤ220が回転し、第2被検知部225が当接アーム91に当接して当接アーム91を揺動させる。これにより、図14(a)に示すように、制御装置10には、第3の時間T3の経過時にON信号が出力される。
図12(a),(b)に示すように、アジテータギヤ75Gから駆動力が入力されると、まず、第2検知ギヤ220が回転し、第2被検知部225が当接アーム91に当接して当接アーム91を揺動させる。これにより、図14(a)に示すように、制御装置10には、第3の時間T3の経過時にON信号が出力される。
その後、第2被検知部225が当接アーム91に当接しているときに、アジテータギヤ75Gの突出部75Aが第1検知ギヤ110の突起部114に当接することで、第1検知ギヤ110が回転し始める。第1検知ギヤ110が回転すると第1被検知部115は、図12(b)に示す新品位置から図13(a)に示すように変位し、第2被検知部225が当接アーム91に当接している状態で、当接アーム91の当接部91Bに当接する。
そうすると、当接アーム91が図12(b)に示す姿勢から、図13(a)に示すように図示時計回りにさらに揺動することで、第2遮蔽部91Fが光センサ93の間に移動して光を遮蔽する。その後、図13(b)に示すように、第1検知ギヤ110の回転により第1被検知部115が当接部91Bを乗り越えると第1被検知部115と当接アーム91との当接状態が解除され、第2被検知部225のみが当接アーム91に当接した状態に戻ることで、再び光センサ93で光が受光される。
以上により、図14(a)に示すように、第4の時間T4の間に、制御装置10へのON信号の出力が停止されてOFF状態となり、その後、再び制御装置10にON信号が出力される。
本実施形態において、制御装置10は、第4の時間T4の間に、信号が変化し、元に戻った場合、現像ユニット7が新品状態であると判定する。ドラムユニット6と現像ユニット7の両方が新品状態であるプロセスカートリッジ5を検知するとき、信号は、ONからOFFに変化し、ONに戻るため、制御装置10は、現像ユニット7が新品状態であると判定する。
現像ユニット7の新品検知の後、第2検知ギヤ220の回転により第2被検知部225が当接部91Bを乗り越えて、制御装置10へのON信号の出力が停止されてOFF状態となると、第4の時間T4が経過したときにOFF状態を検知したことになるので、制御装置10は、ドラムユニット6が新品状態であると判定する。
次に、現像ユニット7のみが新品状態であるプロセスカートリッジ5を検知するときの動作について説明する。この場合、ドラムユニット6の第2被検知部225は、当接アーム91により検知されることはないため、第1被検知部115のみが当接アーム91に当接する。
図12および図13を参考にして説明すると、第1被検知部115は、図12(a)に示す新品位置から、第1検知ギヤ110の回転により変位し、当接アーム91に当接して当接アーム91を第1遮蔽部91Eが光センサ93の間から退避する姿勢(図12(b)参照)に揺動させ、さらに図13(a)に示すように第2遮蔽部91Fが光センサ93の間に位置する姿勢に揺動させる。その後、第1被検知部115は、第1検知ギヤ110の回転により当接アーム91を乗り越え、当接アーム91が図13(a)に示す姿勢から図12(b)に示す姿勢を経て図12(a)に示す非検知姿勢に戻る。以上により、図14(c)に示すように、第4の時間T4の間に、信号がOFF状態から、ON→OFF→ON→OFFと変化するので、制御装置10は、現像ユニット7が新品状態であると判定する。
なお、本体筐体2に装着されたプロセスカートリッジ5のドラムユニット6と現像ユニット7の両方が旧品状態である場合には、第1被検知部115と第2被検知部225の両方が当接アーム91により検知されないため、図14(d)に示すように、信号の変化が検出されない状態となる。この場合、制御装置10は、ドラムユニット6と現像ユニット7が旧品状態であると判定する。
以上説明した本実施形態によれば、前記した第1実施形態と同様に、ドラムユニット6と現像ユニット7の両方を低コストで検知することが可能となる。また、本実施形態によれば、第2被検知部225の当接の検知中に第1被検知部115の当接を検知することができる。
なお、本実施形態では、第1被検知部115は、第2被検知部225が当接アーム91に当接しているときに、当接アーム91に当接し、当接状態を解除するように設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記構成とは逆に、第2被検知部は、第1被検知部が当接アームに当接しているときに、当接アームに当接し、当接状態を解除するように設けられていてもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図15に示すように、本実施形態において、ドラムユニット6(図1参照)は、第2検知ギヤ230を備え、現像ユニット7は、第1検知ギヤ130を備えている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図15に示すように、本実施形態において、ドラムユニット6(図1参照)は、第2検知ギヤ230を備え、現像ユニット7は、第1検知ギヤ130を備えている。
第2検知ギヤ230は、アジテータギヤ75Gと噛み合い可能なギヤ歯部212および欠け歯部213を有するギヤ部231と、第2被検知部235とを主に備えている。第2被検知部235は、ギヤ部231の左側面のうち、回転中心に対して径方向にずれた位置から左側に向けて突出するように設けられている。
第1検知ギヤ130は、ギヤ歯部112、欠け歯部113および突起部114を有するギヤ部111と、第1被検知部115と、第3被検知部136とを備えている。第3被検知部136は、ギヤ部111の左側面のうち、回転中心に対して径方向にずれた位置であって、かつ、第1被検知部115の前方(回転方向上流側)の位置から左側に向けて突出するように設けられている。
本実施形態において、第1被検知部115と第2被検知部235は、プロセスカートリッジ5が本体筐体2に装着された状態で、当接アーム91(検知手段9)を挟んで対向して配置される。さらに言えば、第1検知ギヤ130と第2検知ギヤ230は、プロセスカートリッジ5が本体筐体2に装着された状態で、当接アーム91を挟んで略上下に並んで配置される。これにより、左右方向(感光体ドラム61の軸方向)においてプロセスカートリッジ5の小型化を図ることができる。
当接アーム91は、軸部91A(図6参照)と、第1当接部91Bと、第2当接部91Cと、アーム部91Dと、遮蔽部91Eとを主に有している。第1当接部91Bは、前記した第1実施形態の当接部91Bと同様に形成されている。第2当接部91Cは、板状をなし、軸部91Aの右端部から径方向外側の略下方に向けて延びるように設けられている。
次に、プロセスカートリッジ5を検知するときの動作について説明する。
本体筐体2からの駆動力の入力により、まず、第2検知ギヤ230が回転し、第2被検知部235は、図15に示す新品位置から、図16(a)に示すように変位し、当接アーム91の第2当接部91Cに当接して当接アーム91を揺動させる。これにより、制御装置10(図6参照)に信号が出力される。
本体筐体2からの駆動力の入力により、まず、第2検知ギヤ230が回転し、第2被検知部235は、図15に示す新品位置から、図16(a)に示すように変位し、当接アーム91の第2当接部91Cに当接して当接アーム91を揺動させる。これにより、制御装置10(図6参照)に信号が出力される。
そして、図16(b)に示すように、第2検知ギヤ230の回転により第2被検知部235が第2当接部91Cを乗り越えることで当接アーム91が非検知姿勢に戻り、制御装置10への信号の出力が停止される。これにより、制御装置10は、ドラムユニット6が新品状態であると判定する。その後、第2検知ギヤ230は、欠け歯部213がアジテータギヤ75Gと対向して第2被検知部235が使用位置に変位することで停止し、以後回転不能となる。
次いで、第1検知ギヤ130が突出部75Aと突起部114の作用により回転し始めることで、第1被検知部115は、図16(b)に示す新品位置から、図16(c)に示すように変位し、当接アーム91の第1当接部91Bに当接して当接アーム91を揺動させる。そして、図示は省略するが、第1検知ギヤ130の回転により第1被検知部115が第1当接部91Bを乗り越えることで当接アーム91が非検知姿勢に戻る。これにより、制御装置10は、現像ユニット7が新品状態であると判定する。
その後、図17(a)に示すように、第1検知ギヤ130は、欠け歯部113がアジテータギヤ75Gと対向して第1被検知部115および第3被検知部136が使用位置に変位することで停止し、以後回転不能となる。このとき、第3被検知部136は、当接アーム91の第1当接部91Bに当接して当接アーム91を図示時計回りに揺動させる。これにより、制御装置10にON信号が出力され、制御装置10は、現像ユニット7(プロセスカートリッジ5)が装着されていると判定する。
第1被検知部115と第2被検知部235の両方が使用位置にあるプロセスカートリッジ5が装着されたとき、第1被検知部115と第2被検知部235は当接アーム91により検知されないため、制御装置10は、ドラムユニット6および現像ユニット7が旧品状態であると判定する。この場合であっても、本実施形態のプロセスカートリッジ5は、本体筐体2への装着に伴って、図17(b)に示すように、第3被検知部136が、当接アーム91の第1当接部91Bに当接して当接アーム91を図示反時計回りに揺動させるので、プロセスカートリッジ5が装着されていることを検知することができる。
以上説明した本実施形態においても、ドラムユニット6と現像ユニット7の両方を低コストで検知することが可能となる。また、本実施形態では、1つの当接アーム91によって、プロセスカートリッジ5が装着されているか否かも検知できるので、プロセスカートリッジ5の装着の有無を検知する手段を別に設ける必要がないため、コストダウンを図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、例えば、第1被検知部115と第2被検知部215が、当接アーム91に当接したときに当接アーム91を同じ方向に揺動(変位)させるように設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図18に示すように、第2検知ギヤ240のギヤ歯部212が伝達ギヤ64の外ギヤ部64Bに噛み合うように設けられた構成において、第1被検知部115が第1当接部91Bに当接したときに当接アーム91を揺動させる方向と、第2検知ギヤ240の第2被検知部235が第2当接部91Hに当接したときに当接アーム91を揺動させる方向とが、逆方向であってもよい。
なお、前記した実施形態のように、第1被検知部と第2被検知部が当接アーム91を同じ方向に変位させることで、当接アーム91が変位するために必要なスペースを小さくすることができるので、本体筐体2内のスペースの有効活用やレーザプリンタ1の小型化が可能となる。また、第1被検知部と第2被検知部が当接アーム91を同じ方向に変位させることで、第2実施形態で説明したような、第2被検知部の当接の検知中に第1被検知部の当接を検知する構成などを容易に実現することができる。
前記実施形態では、被検知部(115,215など)が回転体(検知ギヤ110,210など)に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、被検知部は、所定方向に平行移動する移動体などに設けられていてもよい。一例としては、図19に示すように、ドラムユニット6は、伝達ギヤ66と、第2被検知部255が設けられた移動体250とを備える構成であってもよい。詳細に説明すると、伝達ギヤ66は、符号を省略して示すギヤ歯部と欠け歯部を有し、ギヤ歯部に対してアジテータギヤ75Gから駆動力が伝達される内ギヤ部66Aと、内ギヤ部66Aに対向して設けられ内ギヤ部66Aと一体に回転する外ギヤ部66Bとを有している。また、移動体250は、ドラムフレーム60に設けられたガイドに対し略前後方向にスライド移動可能に支持されており、外ギヤ部66Bと噛み合うラックギヤ部251を有している。第2被検知部255は、移動体250の前端部から上方に向けて突出するように設けられている。この構成では、駆動力の入力により、移動体250(第2被検知部255)は、略前方に向けて移動することで第2当接部91Jに当接して当接アーム91を揺動させ、第2当接部91Jを乗り越えることで当接アーム91が非検知姿勢に戻ることとなる。
前記第1実施形態や前記第3実施形態では、第1被検知部115は、第2被検知部215,235が検知手段9により検知された後に当接アーム91(検知手段9)に当接するように設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前記第1実施形態などとは逆に、第2被検知部は、第1被検知部が検知手段により検知された後に検知手段に当接するように設けられていてもよい。
前記実施形態では、第2被検知部(215など)を変位させるため、ドラムユニット6に現像ユニット7から駆動力が入力されるように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ドラムユニットに画像形成装置本体から駆動力が直接入力されるように構成されていてもよい。また、本発明は、第1被検知部を変位させるため、本体筐体からドラムユニットに入力された駆動力を、ドラムユニットから現像ユニットに入力するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、第1ユニットとして、現像ローラ71やトナー収容部74を有する現像ユニット7を例示し、第2ユニットとして、感光体ドラム61を有するドラムユニットを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1ユニットは、トナー収容部を有するユニット(例えば、トナーカートリッジなど)として構成され、第2ユニットは、感光体と現像ローラを有するユニットとして構成されていてもよい。
前記実施形態で示した検知手段9の具体的な構成は一例であり、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、付勢部材は、コイルバネ92に限定されず、トーションバネや板バネなどであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として、モノクロ画像のみを形成可能なレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、カラー画像を形成可能なプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
1 レーザプリンタ
2 本体筐体
5 プロセスカートリッジ
6 ドラムユニット
7 現像ユニット
9 検知手段
61 感光体ドラム
91 当接アーム
91B 当接部
91E 遮蔽部
92 コイルバネ
93A 発光部
93B 受光部
110 第1検知ギヤ
115 第1被検知部
210 第2検知ギヤ
215 第2被検知部
2 本体筐体
5 プロセスカートリッジ
6 ドラムユニット
7 現像ユニット
9 検知手段
61 感光体ドラム
91 当接アーム
91B 当接部
91E 遮蔽部
92 コイルバネ
93A 発光部
93B 受光部
110 第1検知ギヤ
115 第1被検知部
210 第2検知ギヤ
215 第2被検知部
Claims (11)
- 現像剤を収容するように構成された第1ユニットと、感光体を有し、前記第1ユニットが着脱可能に装着されるように構成された第2ユニットとを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジであって、
前記第1ユニットは、前記画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、前記画像形成装置本体の検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第1被検知部を備え、
前記第2ユニットは、前記画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、前記第1被検知部を検知する前記検知手段に当接することで当該検知手段により検知される第2被検知部を備えることを特徴とするカートリッジ。 - 前記第1被検知部と前記第2被検知部は、前記検知手段に当接するタイミングが異なるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
- 前記第1被検知部および前記第2被検知部のうち一方は、新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するときに、前記検知手段に当接して変位させ、その後当接状態を解除して前記検知手段が変位前の状態に戻ることで前記検知手段により検知され、
前記第1被検知部および前記第2被検知部のうち他方は、前記一方が前記検知手段に当接しているときに、前記検知手段に当接し、当接状態を解除するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカートリッジ。 - 前記第1ユニットは、前記画像形成装置本体からの駆動力の入力により新品位置から使用位置へ不可逆的に変位するように構成され、使用位置に変位したときに前記検知手段に当接する第3被検知部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記第1被検知部と前記第2被検知部は、前記検知手段に当接したときに当該検知手段を同じ方向に変位させるように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記第2ユニットは、前記第1ユニットから駆動力が入力されることで、前記第2被検知部を新品位置から使用位置へ不可逆的に変位させるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記第1被検知部と前記第2被検知部は、前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記検知手段を挟んで対向して配置されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記第1ユニットは、前記第1被検知部が設けられ、前記第1被検知部を新品位置から使用位置へ不可逆的に回動させる第1回転体を備え、
前記第2ユニットは、前記第2被検知部が設けられ、前記第2被検知部を新品位置から使用位置へ不可逆的に回動させる第2回転体を備え、
前記第1回転体と前記第2回転体は、前記第1ユニットが前記第2ユニットに装着された状態で、軸方向に並んで配置されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカートリッジ。 - 前記第1被検知部は、前記第2被検知部が前記検知手段により検知された後に前記検知手段に当接するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカートリッジ。
- 前記第2被検知部は、前記第1被検知部が前記検知手段により検知された後に前記検知手段に当接するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカートリッジ。
- 請求項3に記載のカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置であって、
前記検知手段は、前記第1被検知部および前記第2被検知部が当接可能であり、当接によって回動する当接アームと、前記当接アームを非当接状態の姿勢に戻すための付勢力を付与する付勢部材と、前記当接アームの回動を検知するための光を出射する発光部と、前記光を受光可能な受光部と、を有し、
前記当接アームは、
非当接状態のときに前記発光部と前記受光部の間に位置して前記光を遮蔽し、前記一方が当接して当該当接アームが回動したときに前記発光部と前記受光部の間から退避する第1遮蔽部と、
前記一方が当接している状態で前記他方が当接して当該当接アームが回動したときに前記発光部と前記受光部の間に移動して前記光を遮蔽する第2遮蔽部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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- 2012-12-28 JP JP2012286698A patent/JP2014130183A/ja active Pending
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- 2015-09-16 US US14/855,976 patent/US9429905B2/en active Active
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