JP2007269462A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 積載板の下方への変位をより確実に規制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】
記録シートを積載可能であるとともに上下方向に揺動可能に設けられた積載板100は、モータ201より供給される駆動力により駆動された作用部材240により上方へ揺動させられる。そして、モータ201から作用部材240に至るまでその駆動力を伝達する複数のギヤはそれらの全ての回転軸が同一方向に伸びるように配されている。さらに、それらの複数のギヤのうちの1つであるギヤ227には、そのギヤの積載板100が上方へ揺動する方向への回転を許容するとともに、積載板100が下方へ揺動する方向への回転を規制するワンウェイクラッチが取り付けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に、供給トレイにおいて記録シートを積載する積載板を上下方向に変位させる技術に関する。
従来、画像形成装置において、記録シートを積載する積載板を有した供給トレイと、その積載板の上側において対向配置されるとともに積載された記録シートを供給トレイから送り出す供給ローラと備え、その積載板が上下方向に昇降可能に支持されるとともに、記録シートの積載量が減少しても記録シートを供給ローラへ当接させて、記録シートを画像形成手段へ向けて供給ができるように、供給トレイが上方に変位されるものがある。
例えば特許文献1においては、積載板がバネにより上方へ付勢されることで、記録シートが上方へ揺動されるとともに記録シートの重みで下方へ変位することが規制されている。
特開平7−237758号公報
しかしながら、このように積載板がバネにより上方へ付勢された場合、記録シートの積載量によってその付勢による力が変化するので、それにともなって記録シートの供給ローラへの接触圧が変化し、、常に同じ条件で記録シートを画像形成手段へ供給できなくなる可能性がある。
そこで、積載板を一定の接触圧で供給ローラへ接触させるために、積載板をモータにより上方へ付勢することが考えられる。しかしながら、このようにモータを用いた場合、使用時においてモータを常に駆動する必要があるため、モータを駆動するための電力を無駄に消費してしまう。
そこで本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、積載板を駆動源を用いて変位させるのに適した画像形成装置を提供することにある。
この目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、記録シートに所定の画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段へ供給される記録シートが積載されるとともに上下方向に変位可能な積載板を有する供給トレイと、積載板に上側において積載板と対向配置され、積載板に積載された記録シートを画像形成手段へ向けて送り出す供給ローラと、駆動力を供給する駆動源と、積載板を支持し、駆動源から供給された駆動力により駆動され、積載板を上方へ変位させる作用部材と、駆動源から供給された駆動力を作用部材へ伝達する駆動力伝達機構とを備え、駆動力伝達機構は、互いに係合して駆動源から作用部材に至るまで駆動力を伝達する複数の回転体と、複数の回転体が積載板を上方へ変位させる方向へ回転することを許容するとともに複数の回転体が積載板を下方へ変位させる方向へ回転することを規制するワンウェイクラッチとを有し、複数の回転体は、それらの回転軸が全て略同一方向へ伸びるように支持されたことを特徴とする。
このような構成によると、ワンウェイクラッチにより積載板が下方へ変位することが規制されるので、駆動源は、積載板を上方へ変位させるときのみ駆動力を供給すればよく、電力の消費を抑制でき、駆動源を用いるのに適した構成となる。
さらに、複数の回転体は、それらの回転軸が全て略同一方向へ伸びるように支持されたので、それらの回転体を組み付けることが容易となる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1において、供給トレイは画像形成装置本体に着脱可能に設けられ、ワンウェイクラッチは画像形成装置本体側に設けられ、複数の回転体は、供給トレイに設けられた1つ又は複数のトレイ側回転体と、画像形成装置本体に設けられた1つ又は複数の本体側回転体とを備え、1つ又は複数の本体側回転体は、1つ又は複数のトレイ側回転体へ駆動力を出力する出力端回転体を有し、1つ又は複数のトレイ側回転体は、供給トレイが画像形成装置本体に装着された状態においては出力端回転体と係合してその回転体からの駆動力が入力されるとともに、供給トレイが画像形成装置本体から取り外された状態においては出力端回転体から離間する入力端回転体を有し、ワンウェイクラッチは、出力端回転体が、供給トレイの画像形成装置本体への装着にともなって入力端回転体と係合したときに、その係合により入力側回転体から受ける力を逃がす方向へ回転することを許可するように設けられたことを特徴とする。
このような構成によると、画像形成装置本体側に設けられた出力端回転体は、供給トレイの画像形成装置本体への装着にともなって供給トレイ側に設けられた入力端回転体が係合したときに、その係合による力を逃がす方向に回転可能であるので、供給トレイの画像形成装置本体への装着にともなってそれらの回転体が係合して損傷することを抑制できる。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項2において、ワンウェイクラッチは、出力端回転体に取り付けけられたことを特徴とする。
このような構成によると、その出力端回転体が、入力端側回転体と係合したときに、より円滑にその係合による力を逃がす方向へ回転可能となる。この結果、それらの回転体が当接して損傷することをより抑制することができる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項2あるいは3において、複数の回転体のうち、少なくとも入力端回転体および出力端回転体はギヤであることを特徴とする。
ギヤは、互いに当接したときにギヤ歯が損傷する可能性があるが、本発明に記載の構成によると、それらのギヤが係合したときにそれらのギヤが損傷しづらくなる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施例1]
図1は、本実施例1におけるプリンタ1の中央断面図である。ここで本実施例において、図1の紙面に向かって右方向をA方向とし、紙面に向って左方向をB方向とする。
<プリンタ1の全体構成>
プリンタ1は、図1に示すように、筐体2と、供給ユニット10と、画像形成手段の一例としての画像形成ユニット300と、排出ユニット70とを備えている。
筐体2は、プリンタ1の内部を覆う。
供給ユニット10は、プリンタ1本体における下側に配され、画像形成ユニット300へ記録シートPを搬送する。
画像形成ユニット300は、供給ユニット10よりも記録シートPの搬送方向下流側に配され、供給ユニット10により搬送された記録シートPに画像を形成する。
排出ユニット70は、画像形成ユニット300よりも記録シートPの搬送方向下流側に配され、画像形成ユニット300により画像が形成された記録シートPをプリンタ1の外部へ排出する。
供給ユニット10は、供給トレイ11と、供給ローラの一例としての分離ローラ15と、搬送ローラ19と、積載板100と、駆動ユニット200(図2参照)と、レジストローラ27とを備えている。
供給トレイ11は、記録シートPが収容された状態でプリンタ1本体からA方向に引き出し可能に設けられ、上方が開放された箱型形状である。
積載板100は、上面100b(図3参照)に記録シートPが積載可能であり、上下方向に揺動できるようにB方向側端部が供給トレイ11の底板に枢支されている。
駆動ユニット200は、作用部材240(図2参照)を駆動して、積載板100に積載された記録シートPが分離ローラ15に対して適度な圧力で接触するように、積載板100を分離ローラ15に向けて付勢する。
分離ローラ15は、積載板100のA方向側端部の上方に設けられており、バネ17aにより分離ローラ15に向けて付勢される分離パッド17との間で記録シートPを一枚づつ分離するとともに、その分離された記録シートPをローラ16との間で搬送ローラ19に向けて搬送する。
搬送ローラ19は、記録シートPをレジストローラ27へ向けて搬送する。
レジストローラ27は、記録シートPの先端の移動をレジストコロ43との間で規制することで一旦停止させた後、所定のタイミングにおいて転写位置に向けて送り出す。
画像形成ユニット300は、供給ユニット10により搬送されてきた記録シートPの表面に画像を転写するプロセスカートリッジ30と、露光ユニット50と、プロセスカートリッジ30により転写された画像を記録シートPに定着させる定着ユニット60とを備えている。
露光ユニット50は、レーザダイオードや、ポリゴンミラー、レンズ、ミラーなどを備え、所定の画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム33へ向けて照射することにより、感光体ドラム33の表面を露光する。
プロセスカートリッジ30は、供給ユニット10よりも上方に配され、現像剤収容室31と、供給ローラ39と、現像ローラ37と、感光体ドラム33と、転写ローラ35と、帯電器41と、レジストコロ43とを備えている。
現像剤収容室31には現像剤の一例としてのトナーが収容されている。現像剤収容室31に収容されたトナーは図示しない攪拌部材により攪拌されながら供給ローラ39に送られる。
供給ローラ39は、現像剤収容室31に隣接して設けられ、現像剤収容室31から送られてくるトナーをさらに現像ローラ37へ供給する。
現像ローラ37は、供給ローラ39に密着するように配置され、供給ローラ39により供給されるとともに図示しない摺接部材により正帯電されたトナーを担持し、さらに図示しないバイアス印加手段により正の現像バイアスが印加される。
帯電器41はスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム33に対向配置され、感光体ドラム33の表面を正に帯電させる。
感光体ドラム33は、現像ローラ37に隣接して設けられている。感光体ドラム33の表面は、帯電器41により一様に正帯電された後、露光ユニット50により露光されることにより他の部分より電位が低い静電潜像が形成される。
そして、静電潜像が形成された感光体ドラム33の表面に正に帯電されたトナーが現像ローラ37から供給されることにより、静電潜像が顕像化されて現像剤像となる。
転写ローラ35は、感光体ドラム33に対向配置され、図示しないバイアス印加手段により負の転写バイアスが印加される。転写ローラ35は、その表面に転写バイアスが印加されている状態において、現像剤像が形成された感光体ドラム33との間(転写位置)で記録シートPを狭持しながら送ることにより、感光体ドラム33表面に形成された現像剤像を記録シートPの表面に転写する。
レジストコロ43は、レジストローラ27に対向配置され、レジストローラ27の回転に伴って従動回転する。
定着ユニット60は、加熱ローラ61と押圧ローラ63とを備えている。
加熱ローラ61は、金属製で筒形状をなし、ハロゲンランプからなるヒータを内装しており、そのヒータに図示しない電源より電力が供給されることで加熱される。
押圧ローラ63は、この加熱ローラ61に密着して従動回転する。
押圧ローラ63は、転写位置において現像剤像が転写された後に送られてきた記録シートPを加熱ローラ61との間で狭持しながら搬送することで、記録シートPに現像剤像を熱定着させる。
排出ユニット70は、排出ローラ75と、排出トレイ77とを備えている。
排出ローラ75は一対のローラであり、定着ユニット60より搬送されてくる記録シートPをA方向へ向けて排出する。
排出トレイ77は、排出ローラ75の下方において筐体2と一体的に形成されており、排出ローラ75により排出されて落下してくる記録シートPが積層される。
<積載板100、駆動ユニット200、および作用部材240の構成>
次に、本発明としての特徴をなす積載板100、駆動ユニット200(図2参照)、および作用部材240(図2参照)について説明する。
図2は、積載板100と駆動ユニット200と作用部材240とを上方から見た図である。ただし積載板100のC方向側の部位は省略している。ここで本実施例において、図2の紙面に向かって右方向をD方向とし、紙面に向って左方向をC方向とする。
積載板100には、図2に示すように、そのB方向側端部において軸受け103と、軸受け103よりもA方向側において長方形状の切欠き105とが形成されている。
軸受け103は、底板に形成された軸11aに枢支されている。
駆動ユニット200は、積載板100よりもD方向側に配置され、駆動源の一例としてのモータ201と、駆動力伝達機構の一例としての駆動伝達ユニット210と、ワンウェイクラッチ226(図3参照)とを備えている。
モータ201は、積載板100を上方へ揺動させるための駆動力を供給する。
駆動伝達ユニット210は、互いに係合して上記駆動力をモータ201から作用部材240に至るまで伝達する複数の回転体の一例としての複数のギヤを備えている。
ワンウェイクラッチ226は、上記複数のギヤの1つであるギヤ227(図3参照)に取り付けられ、上記複数のギヤが積載板100を上方へ揺動させる方向へ回転することを許容するとともに、上記複数のギヤが積載板100を下方へ揺動させる方向へ回転することを規制する。
作動部材240は、駆動伝達ユニット210により伝達された上記駆動力により駆動され、積載板100を上方へ揺動させる。
駆動伝達ユニット210において、上記複数のギヤは、それらの全てのギヤの回転軸がC方向に伸びるように配され、供給トレイ11本体に支持された複数のトレイ側回転体の一例としての複数のトレイ側ギヤと、プリンタ1本体に支持された複数の本体側回転体の一例としての複数の本体側ギヤにより構成されている。
上記複数の本体側ギヤは、モータ201からの駆動力伝達方向の上流側から下流側に向けて、ギヤ211、ギヤ213、ギヤ215、ギヤ217、ギヤ219、ギヤ221、ギヤ223、ギヤ225、ギヤ227の順に配置されたギヤによりそれぞれ構成されている。
ギヤ211はモータ201の出力軸に固定されたピニオンギヤである。
ギヤ213は、ギヤ211と係合してそのギヤからの駆動力を受け入れるギヤ213aと、その駆動力を出力するギヤ213bとを一体的に備えている。
ギヤ215は、ギヤ213bと係合し、そのギヤから出力された駆動力を受け入れるとともに、その駆動力を出力する。
ギヤ217は、ギヤ215と係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ217aと、その駆動力を出力するギヤ217bとを一体的に備えている。
ギヤ219は、ギヤ217bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ219aと、その駆動力を出力するギヤ219bとを一体的に備えている。
ギヤ221は、ギヤ219bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ221aと、その駆動力を出力するギヤ221bとを一体的に備えている。
ギヤ223は、ギヤ221bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ223aと、その駆動力を出力するギヤ223bとを一体的に備えている。
ギヤ225は、ギヤ223bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ225aと、その駆動力を出力するギヤ225bとを一体的に備えている。
出力端回転体の一例としてのギヤ227は、ギヤ225bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ227aとその駆動力を出力するギヤ227bとを一体的に備えている。
図3は、図2におけるX―X矢視断面図である。ここで、本実施例において、図3の紙面に向って反時計回り方向をE方向とし、時計回り方向をF方向とする。
ギヤ227には、図3に示すように、そのギヤの内径側においてワンウェイクラッチが取り付けられている。
上記複数のトレイ側ギヤは、モータ201からの駆動力伝達方向の上流側から下流側に向けて、ギヤ229、ギヤ231、ギヤ233の順に配置されたギヤによりそれぞれ構成されている。
入力端回転体の一例としてのギヤ229は、ギヤ227bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるとともに、その駆動力を出力する。ギヤ229は、図3に示すように、ギヤ229の回転軸が、ギヤ227の回転軸よりも下方に位置するように配されている。
ギヤ231は、ギヤ229と係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるギヤ231aとその駆動力を出力するギヤ231bとを一体的に備えている。
ギヤ233は、図3に示すように、扇形状のギヤであり、ギヤ231bと係合してそのギヤから出力された駆動力を受け入れるとともに、その駆動力を作用部材240に伝達する。
作用部材240は、図2および図3に示すように板状部材であり、D方向に向けて伸びるように形成された舌部240bと、積載板100の下面100aに対して摺動可能に設けられた当接部240aとを有している。
舌部240bは、ギヤ233における下側に形成された孔部233aに嵌合されている。
ワンウェイクラッチ226は、プリンタ1本体に固定された軸228とギヤ227との間に設けられ、ギヤ227がF方向、つまり積載板100を上方に揺動させる方向には軸228に対して回転可能とし、それに対してギヤ227がE方向、つまり積載板100を下方に揺動させる方向には軸に対して回転することを規制する。
図6は、上記複数のギヤが支持回転可能に支持されている様子を上方から見た模式図である。
プリンタ1本体側には、図6に示すように、第1支持板1a、第2支持板1b、第3支持板1c、第4支持板1dが固定されている。これら4つの支持板はともに平板状に形成されている。
上記複数の本体側ギヤである、ギヤ213、215、217、219、221、223、225、227は、それぞれ回転軸213c、215c、217c、219c、221c、223c、225c、227cを備えている。回転軸213c、215c、217c、219c、221c、223c、225cは、それぞれ上記4つの支持板のうち何れか1組の間に配されるとともに、その一組の支持板に回転可能に支持されている。また、回転軸227cは、第1支持板1aと第2支持板1bの間に配されると共に、それらの支持板に固定されている。
また、供給トレイ11には、図6に示すように、平板状に形成されているトレイ側支持板11bが固定されている。
上記複数のトレイ側ギヤである、ギヤ229、ギヤ231、ギヤ233はそれぞれ回転軸229c、ギヤ231c、ギヤ233cを備えており、それらの全ての回転軸は、トレイ側支持板に回転可能に支持されている。
このように、上記複数のギヤの回転軸が全て同一の方向に伸びているので、それらの回転軸を支持するための支持板が平板状のものですむ。つまりそれらの支持板を折り曲げたりする必要がない。この結果、部材コストや製造工数が増加することを抑制できる。さらに、それらの支持板を折り曲げる必要が無いので組み付けが容易となる。
<積載板100、駆動ユニット200、作用部材240の構成による作用>
次に、積載板100、駆動ユニット200、および作用部材240の構成による作用について説明する。
図4は、積載板100、駆動ユニット200、および作用部材240をD方向側から見た図であり、積載板100が上方へ揺動された状態を示している。
積載板100に積載された記録シートPの枚数が減ったことが図示しない検知手段により検知されると、図示しない制御手段の制御によりモータ201がF方向に駆動回転し、その駆動による駆動力がピニオンギヤ211から前記複数の本体側ギヤのうち上記駆動力伝達方向の最下流に配されたギヤ227まで伝達され、ギヤ227はF方向に回転する。
ギヤ227からの駆動力は、複数のトレイ側ギヤのうち上記駆動力伝達方向の最上流に配されたギヤ229に伝達され、さらに作用部材240が取り付けられたギヤ233に伝達されて、ギヤ233がE方向に回転する。
作用部材240は、ギヤ233がそのように回転すると、孔部233aの上面により舌部240bが押し上げられて、当接部240aが上方へ変位するように揺動する。
積載板100は、当接部240aがこのように上方に変位すると、下面100aが当接部240aと摺接しながら上方へ押し上げられる。
積載板100が上方へ揺動して、積載板100に積載された記録シートPと給紙ローラ15が適度な押圧力をもって当接していることが検知されると、モータ201の駆動が停止させられる。
ここで、積載板100に記録シートPの重みにより下方へ揺動する方向に力が加わると、作用部材240を介してギヤ233、231、229、227にもその力が伝わるが、ワンウェイクラッチ226によりギヤ227が軸228に対してE方向に回転することが規制される。
図5は、図2におけるX−X矢視断面において、供給トレイ11がプリンタ1本体から引き出された状態を示す図である。
供給トレイ11に設けられたギヤ229は、図5に示すように、供給トレイ11がプリンタ1本体から引き出されると、プリンタ1本体に設けられたギヤ227から離間する。
そして、供給トレイ11が再びプリンタ1本体に装着されてギヤ229がギヤ227に当接したときに、ギヤ229の回転軸が、図3及び図4に示すようにギヤ227の回転軸よりも下方に位置し、かつギア227がF方向に回転可能に設けられているので、ギヤ227はその当接による力を逃がすようにF方向に回転する。
<本実施例の構成による効果>
次に、本実施例の構成の奏する効果について説明する。
モータ201の駆動力により積載板100を適当な付勢力によって上方へ付勢するとともに、ワンウェイクラッチ226により積載板100が下方へ変位することが規制されるので、積載板100を常に適当な付勢力によって上方へ付勢することが可能である。また、ワンウェイクラッチ226により積載板100が下方へ変位することが規制されるので、モータを常に駆動する必要がなく、電力の浪費を抑制できる。このようにして、積載板を上方へ付勢するのにモータを使用するにおいて適した構成となる。
さらに、駆動伝達ユニット210を構成する上記複数のギヤは、それらの全ての回転軸が同一方向へ伸びるように配されたので、それらのギヤをプリンタ1本体および供給トレイ11本体に組み付けることが容易となる。
さらに、給紙トレイ11のプリンタ1本体への装着にともなってギヤ229がギヤ227に当接しても、ギヤ227がその当接による力を逃がす方向に回転できるので、ギヤ229およびギヤ227が損傷することを抑制できる。
さらに、積載板100には切欠き105が形成されることにより軽量化されているので、積載板100が自重により下方へ揺動するように働く力を軽減できる。この結果、その力によりギヤ233、231、229、227のギヤ歯に掛かる負担を軽減できる。
ギヤはギア歯が損傷すると円滑に動力を伝達できない場合がある。そこで本実施例ではギヤ229、227などが損傷しずらい構成となっているので、長期間にわたって、ギヤ229、227を使用することが可能となる。
ワンウェイクラッチ226は、本体側において最下流に配されたギヤ227に取り付けけられたので、そのギヤがギヤ229と当接したときに、より円滑にその当接による力を逃がす方向へ回転可能となる。この結果、それらのギヤが当接して損傷することをより抑制することができる。
[その他の実施例]
実施例1においは、レーザプリンタ本体に設けられた供給トレイにおける積載板について説明したが、インクジェット方式やサーマル方式などのプリンタ本体に設けられた供給トレイにおける積載板としてもよい。
また、本発明における回転体は、ベルトであってもよい。
また、本発明におけるトレイ側回転体や本体側回転体はそれぞれ複数でなく1つだけ設けられていても良い。
また、本発明における積載板は、上下方向に揺動可能ではなく、上下方向にスライド可能に設けられていても良い。
図1は、本実施例1におけるプリンタ1の中央断面図である。 図2は、積載板100と駆動ユニット200と作用部材240とを上方から見た図である。 図3は、図2におけるX―X矢視断面図である。 図4は、積載板100、駆動ユニット200、および作用部材240をC方向側から見た図であり、積載板100が上方へ揺動された状態を示している。 図5は、図2におけるX−X矢視断面において、供給トレイ11がプリンタ1本体から引き出された状態を示す図である。 複数のギヤが支持されていう様子を示した模式図。
符号の説明
1 プリンタ 11 供給トレイ 100 積載板 200 駆動ユニット 201 モータ 210 駆動伝達ユニット
211、213、215、217、219、221、223、225、227、229、231、233 ギヤ
240 作用部材

Claims (4)

  1. 記録シートに所定の画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ供給される記録シートが積載されるとともに上下方向に変位可能な積載板を有する供給トレイと、
    前記積載板の上側において前記積載板と対向配置され、前記積載板に積載された記録シートを前記画像形成手段へ向けて送り出す供給ローラと、
    駆動力を供給する駆動源と、
    前記積載板を支持し、前記駆動源から供給された駆動力により駆動され、前記積載板を上方へ変位させる作用部材と、
    前記駆動源から供給された駆動力を前記作用部材へ伝達する駆動力伝達機構とを備え、
    前記駆動力伝達機構は、互いに係合して前記駆動源から前記作用部材に至るまで前記駆動力を伝達する複数の回転体と、前記複数の回転体が前記積載板を上方へ変位させる方向へ回転することを許容するとともに前記複数の回転体が前記積載板を下方へ変位させる方向へ回転することを規制するワンウェイクラッチとを有し、
    前記複数の回転体は、それらの回転軸が全て略同一方向へ伸びるように支持されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記供給トレイは画像形成装置本体に着脱可能に設けられ、
    前記ワンウェイクラッチは画像形成装置本体側に設けられ、
    前記複数の回転体は、前記供給トレイに設けられた1つ又は複数のトレイ側回転体と、画像形成装置本体に設けられた1つ又は複数の本体側回転体とを備え、
    前記1つ又は複数の本体側回転体は、前記1つ又は複数のトレイ側回転体へ前記駆動力を出力する出力端回転体を有し、
    前記1つ又は複数のトレイ側回転体は、前記供給トレイが画像形成装置本体に装着された状態においては前記出力端回転体と係合してその回転体からの駆動力が入力されるとともに、前記供給トレイが画像形成装置本体から取り外された状態においては前記出力端回転体から離間する入力端回転体を有し、
    前記ワンウェイクラッチは、前記出力端回転体が、前記供給トレイの画像形成装置本体への装着にともなって前記入力端回転体と係合したときに、その係合により前記入力側回転体から受ける力を逃がす方向へ回転することを許可するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ワンウェイクラッチは、前記出力端回転体に取り付けられたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の回転体のうち、少なくとも前記入力端回転体および前記出力端回転体はギヤであることを特徴とする請求項2あるいは3に記載の画像形成装置。
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