JP4885379B2 - 眼鏡レンズに適用される面取り動作の正確さを改善する方法および面取り工具 - Google Patents

眼鏡レンズに適用される面取り動作の正確さを改善する方法および面取り工具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、一般的には斜面の付いた眼鏡レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡レンズの輪郭を通常研削によって所望の輪郭に合致させるのに必要な眼鏡レンズのトリミングは、その前面および背面の各周部で鋭い切断縁を形成するとともに、多分にこれらの面の表面処理と組み合さった粗面を形成する。このことは従来技術において知られている。
もし安全性の理由だけならば、縁部は粗面をなくし、かつ丸味をもたせるために通常面取りがなされ、このようにして鋭い縁を少なくする。
【0003】
初期には手動の再加工動作としてなされたが、今ではそのような面取りは、少なくとも何らかの研削機械上で、特に数値制御研削機上で自動的になされている。
面取り動作中、特定の位置設定点は、面取り工具と加工される眼鏡レンズとの間、あるいは、より正確には、面取り工具を支持するシャフトと眼鏡レンズを支持するシャフトとの間に与えられ、このシャフトは実際には通常それらの間に把持されたレンズとともに2本の半シャフトの形態をとる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、より通常の眼鏡レンズの避けられない任意の変形、および例えば支持シャフトおよび問題の半シャフトの相対位置に関して有用な研削機械の同様に避けられないソフトウェアおよびハードウェアの不正確さの故に、要求される面取りを信頼性をもって、かつすべてに必要な正確さをもって遂行することは、不可能でなくても、現在では困難である。
【0005】
反対に、斜面の平面、即ち、加工された縁に沿ってすべての斜面の幅を横切る値が望ましくなく広がるのを観察することは稀なことではない。
本発明の全体的な目的は、この問題を解決するために簡単で効率的な方法および他の利点を生じる方法を提供することにある。
より正確には、本発明は、第1に眼鏡レンズに適用される面取り動作の正確さを改善する方法に存し、さらに本発明はこの方法を遂行するための面取り工具に存する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は全体的には補償手段が、一方の、使用される面取り工具あるいは加工される眼鏡レンズのいずれかによって構成された部材に関係した周部と、他方で、該部材の支持シャフトとの間に挿入されることを特徴としている。
【0007】
これに関連して、「補償手段」なる表現は、弾性変形に対する吸収容量を有する手段、即ち、そのような変形に対する吸収容量への介在を可能にする手段を参照している。
1つの特定の実施例においては、補償手段は例えば、面取り工具それ自体内で動作可能である。
もしそれに与えられる力があまりにも高いと、弾性変形に対するこれらの吸収容量は面取り工具を変形せしめ、その結果、工具の周部は、加工される眼鏡レンズに光学的に与えられるのを可能にするスペースに位置を占め、面取り工具と眼鏡レンズとの相互係合を確保し、かつ互いに対してこれら2つの部材の位置によって任意の広がりを系統的に吸収する。
【0008】
これは斜面の平面を横切る値を調整するという所望の有利な結果をもたらし、これは品質および対応する面取り動作の信頼性の利益を生じる。
しかしながら、他も同じであるが、、もし必要ならば、加工される眼鏡レンズに対して面取り工具の厳密的でない計測された位置で済ませることも可能であり、対応する研削機械の製造を簡略化する利益もある。
【0009】
面取り工具内のこの方法に使用される補償手段はまた、その慣性を有利に減少させ、これによって全体の力学上の利益をもたらす。
最後に、もし必要ならば、この種の補償手段を含む面取り工具は他方の堅固な面取り工具として同時に支持シャフト上に保持することができ、それによって、関与する研削機械は、随意に、特定の位置設定点との正確で厳密な追従を確保するか、あるいはその位置設定点の調整と適合することができ、応用への適応のための融通性のある使用を可能にする利益がもたらされる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の態様および利点は、例示によって与えられかつ添付の概略的な図面を参照した以下の記述から明らかになろう。
図3を参照すれば、全体の狙いは、眼鏡レンズ10の輪郭に沿った、例えば、ここに示されるように、眼鏡レンズ10の前縁11に沿った鋭い縁部、即ちその前面12とその周部輪郭13の交差する縁部を鈍くするために斜面を使用することである。
【0011】
この面取り動作は、通常、この図に破線で示された支持シャフト16に嵌合され得る管状ハブ15および該ハブ15と共に回転するように拘束された少なくとも1個の作業リム18を含んだ面取り工具14を使用することによって遂行される。
【0012】
作業リム18は研磨材の作用周部19を有する。これは従来技術においても知られている。作用周部19は、例えばここに図示するように、作業リム18の切頭円錐形の小面に沿って延在する。Rはその平均半径を示す。
【0013】
最後に、面取り工具14の支持シャフト16および、加工される眼鏡レンズ10を保持しかつ、通常、それらの間に眼鏡レンズ10を把持するようになった2つの支持半体シャフトを実際上有した支持シャフトは、これらが回転するように保持されている。
対応する設備は従来技術でよく知られており、またそれ自身本発明に関係したものでないので、これ以上詳細には記述しない。
【0014】
本発明によれば、補償手段、即ち、弾性変形に対する吸収容量をもつ手段は、一方で、使用される面取り工具14あるいは加工される眼鏡レンズ10のいずれかによって構成された部材の関連した周部と、他方で、該部材の支持シャフトとの間に挿入される。
図示の実施例においては、補償手段は面取り工具14内で動作可能である。
【0015】
より正確には、面取り工具14は、その作業リム18の作用周部19とそのハブ15との間、あるいは更に正確には、その作業リム18の作用周部19とそのハブ15の内側周部21との間の補償手段を含む。
図1〜図4に特に示された実施例においては、作業リム18は、ダイヤモンド、シリコン、ボロンニトライドの散布された研磨材砥粒あるいは4〜20ミクロンの平均直径を有する任意の他の研磨材の材料である堅固な材料のバインダーを含み、弾性変形に対する吸収容量を有する補償手段は、作業リム18とハブ15との間に半径方向に配置されかつ可撓性材料、例えばエラストマーから造られた中間部分22を含む。
【0016】
例えば、ここに示されたような円周方向に連続した中間部分22はハブ15および作業リム18と共に回転するよう拘束されている。
図1〜図4に示された実施例では、ハブ15の外側周部および作動リム18の内側周部は円筒状であり、実際上は同心であり、これらは例えば一体に接着される。
【0017】
本発明にしたがったこの方法に使用される補償手段は、40〜80のショアA硬度(フランス標準規格NF T46052参照)に相当する弾性、4〜10MPaの降伏応力、200%以上の降伏点をもつ伸び(フランス標準規格NF T46002参照)および4DaN/cm2 以上の剪断限界(フランス標準規格NF T46007C参照)を有するのが好ましい。
この当然の結論として、作用周部19に沿った作業リム18の切断動力は限定されるのが好ましい。
【0018】
図示のすべての実施例の場合のように、面取り工具14の作業リム18は好ましくは接当手段23と組み合され、休止時には該接当手段からクリアランスJによって分離される。
ここに示されるように、例えば、接当手段23は、ハブ15と同心で該ハブに締着されかつ該ハブに対して横方向に延びる円板24を含む。
実際上は、その作用周部19に対向した作業リム18の面25は円板24に向って面し、かつ該円板に平行であり、したがってそれ自身ハブ15に対して横方向に延在している。
【0019】
実際上は、接当手段23は円板24になっている。図1〜図9に示す実施例おおいては、本発明にしたがった面取り工具14は円板24の各側部に1個づつ2個の作業リム18,18′を有している。
実際上は、2個の作業リム18,18′は同一形状である。
【0020】
図1〜5および図8,図9に特に示された実施例においては、これらは同一である。
特に、これらは作用周部19,19′を有し、それらの平均半径R,R′は等しく、またそれらの各々は中間部分22,22′と組み合っている。
いいかえれば、面取り工具14、即ち、その作業リム18、あるいは、更により正確には、その作業リム18の作用周部19が加工される眼鏡レンズ10に適用されたとき、作業リム18は、図3に示されるように、この目的のために使用される補償手段の弾性変形によって、対応する付与力に依存して、ハブ15の軸線に対して大なり小なり傾斜する。
【0021】
対応する接触点で、これは作業リム18を眼鏡レンズ10に対して大なり小なり強調された態様において引込める。
したがって、また作業リム18の原位置が破線で概略的に示されかつその引込み位置が実線で示された図4に概略的に示されるように、形成された斜面26の平面(即ち幅)を横切る値Iはそのような引込みのない場合に得られる平面を横切る値Lより小さい。
全体の結果は平面を横切る値を調整することである。
【0022】
勿論、作業リム18は、加工される眼鏡レンズ10に対して接当手段23によって、即ち円板24によって許容される限界内でのみ引込まれ、これによって作業リム18はやがて突当て接触することになる。
リムの引込み能力は面取り機能の耐久性にとって有益であるが、ここでは幾らかの摩耗が許される。
【0023】
図5に示される実施例においては、作業リム18は少なくとも部分的に可撓性材料から造られ、それによってそれ自体弾性変形に対する吸収容量をもつ補償手段を構成する。同様のことが例えば作業リム18′に適用される。
より正確には、図5に示された実施例において、作業リム18および作業リム18′は可撓性材料のバインダー、例えば、エラストマーバインダーを含み、その中に、少なくとも表面に、上述した材料の内の一種類の材料のような、適切な材料の研磨材の砥粒が散布される。
【0024】
他の点では、すべては、特に弾性特性および切断動力に関して前の通りである。これら2つのパラメータは結合的に選定されなければならない。
したがって、もし切断動力が低いならば、弾性は充分な工具/グラス支承力を与えて低切断動力を補償するように高くなければならない。
逆に、もし切断動力が高いならば、弾性は低い工具/グラス支承力を与えるように低くなければならない。
【0025】
中間部分22,22′をもつ図1〜図4に示されたものと同じタイプの図6および図7に示される実施例において、2つの作業リム18,18′は作用周部19,19′を有し、それらの平均半径R,R′は異なっている。
したがって、加工されるべき眼鏡レンズ10に依存して、および/あるいは研削されるべき部分がその前縁11であるか、あるいはその背縁であるかに依存して、この2つの作業リム18,18′の一方あるいは他方を使用してこの種の眼鏡レンズ10を研削することが可能であり、このようにして異なる半径によって異なる力をそれに付与することができる。
【0026】
例えば、小半径の面取り工具14で眼鏡レンズ10を機械加工することにより補償手段の剛性を増大させることができ、逆に大半径の工具で機械加工することにより前記剛性を減少させることができる。
いずれの場合においても、伝達された力で、また、したがって、結果として生じる圧力で、このようにして動作することが可能である。
より正確には、単に粗面をなくす場合には、例えば、より大きい平均半径R′をもつ作業リム18′を使用するのが好ましい。
【0027】
他方、もし比較的大きい斜面が要求されるならば、より小さい平均半径Rをもつ作業リム18を使用するのが好ましい。
更に、図6および図7に示された実施例では、ここで示されるように、機械的な係留手段27が作業リム18,18′と、対応する補償手段を形成する中間部分22,22′との間で動作可能であるのが好ましい。この機械的な係留手段は作業リム18,18′と中間部分22,22′との間の回転に対する固定を補強する。
同様に、また同じ理由で、機械的な係留手段28は中間部分22,22′とハブ15との間で動作可能である。
例えば、機械的な係留手段27,28は、環状に、そして整列的かつ補足的に問題の部分間に延在する各々の歯29,30を有する。
【0028】
図8および図9に示される実施例では、作業リム18,18′および円板24に共通のハブ15は有せず、代りに3個の個別的なハブ15を有する。
その上、リム18およびそのハブ15の間には、またリム18′およびそのハブ15の間においても、中間部分22,22′は連続した一体的な部材は有せず、代りに、この場合スポークの形態をとる複数個の分離した部材を有する。これらの部材の弾性特性は、それらが連続した一体的な部材のそれに等しくなるように選定される(上記参照)。
最後に、作業リム18,18′を越えて延びる円板24の周部は眼鏡レンズ10の周部輪郭13の溝を研削するためのフランジ31を含む。
【0029】
図10に示される実施例では、工具14は1つの作業リム18のみを有するが、この作業リムの作用周部19は各側部に切頭円錐形の小面を有し、それによって同じ作業リム18は眼鏡レンズ10の前面12と周部輪郭13との間に斜面を形成することができ、また周部輪郭13と背面との間に斜面を形成することができる。
【0030】
図10に示される工具14の接当手段23は単一の円板24を有せず、代りに作業リム18の各側部に1個づつ、2個の円板24を有し、この円板24の一方は眼鏡レンズ10の前面と同じ側部上に斜面を研削するのに使用され、他方の円板24は背面と同じ側部上に斜面を研削するのに使用される。
【0031】
リム18の各側部に1個づつ、2個の円板24を設けることは、中間部分22と作業リム18の不慮の分離あるいは中間部分22とハブ15の不慮の分離の場合にもリムが所定位置に保持されるのを保証する。
組み付けを容易にするために、図10の左側に示された円板24はハブ15に固着され、同図右側に示された円板24は反対側のハブに固着され、この反対側のハブは、ハブ15の一端を支承する環状部分とハブ15の内側に収容されかつ支持シャフト16の一端を支承する管状部分とを有する。
【0032】
この実施例で、眼鏡レンズ10の周部溝13を研削するためのフランジ31は接当手段23の一部である円板24上には存在せず、代りに、工具14のように、支持シャフト16上に保持された円板24の周部に存在する。
この実施例の円板24の直径が研磨材周部19の最小直径よりも小さいので、小直径の眼鏡レンズを面取り加工することが可能である。
【0033】
図示されない実施例おいて、図6,図7に示す実施例の機械的な係留手段27,28によって与えられたそれぞれの連結は、図示の他の実施例と同じタイプの連結によって、即ち、接着ボンディングによって置き換えられ、逆に、図示の他の実施例の接着ボンディングによる連結は図6,図7に示された手段27,28と同じ種類の機械的係留手段を用いた連結によって置き換えられる。
【0034】
図1〜図7および図10を参照して、今ここで記述された実施例で示されない他の変化例において、連続した一体的な中間部材は、図8および図9のようなスポークの形態の、あるいは何か他の適切な形態の数個の分離した部材から成る部分によって置き換えられ、また図8および図9に示す数個の分離した部材から成る中間部分は、連続した一体的な中間部材によって置き換えられる。
【0035】
図1〜図7の実施例に示されない更に他の変化例において、円板24はその周部に図8〜図10に示されたフランジ31と同種の溝加工工具を有する。
図示されない更に他の実施例においては、遂行されるべき仕事に最適に適合するように、面取り工具14は2つの分離したリム、例えば、その一方は連続した一体的な中間部分を備え、他方は数個の部材の形態をもつ中間部分を備えた2個のリムを有する。
【0036】
勿論、本発明は、記述されかつ図示された実施例に限定されるものでなく、他の変形構造および/またはそれらの変形構成部分の組み合せ構造を包含する。
特に、面取り工具のハブは、その作業リムの内側周部あるいは、もし使用されるならば、それ以上個別化されずに中間部分のそれによって直接形成することもできよう。
更に、面取り工具内で動作可能とする代りに、本発明にしたがって使用される補償手段はその支持シャフト上に眼鏡レンズを保持した状態で同等に良好に動作可能となし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った面取り工具の縦断面図である。
【図2】図1のII部分における拡大詳細図である。
【図3】本発明に従った面取り工具の動作状態を示す縦断面図である。
【図4】図3のIV部分における拡大詳細図である。
【図5】本発明に従った面取り工具の第1の変形例を示す図1と類似した縦断面図である。
【図6】面取り工具の第2の変形例に関する図1と類似した縦断面図である。
【図7】図6の矢印VIIの方向から見た第2の変形例の正面図である。
【図8】本発明に従った面取り工具の第3の変形例に関する図1と類似した縦断面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿って裁断した正面断面図である。
【図10】本発明に従った面取り工具の第4の変形例に関する図1と類似した縦断面図である。
【符号の説明】
10 眼鏡レンズ
11 前縁
12 前面
13 周部輪郭
14 面取り工具
15 管状ハブ
16 支持シャフト
18 作業リム
19 研磨材の作用周部
21 ハブの内側周部
22 中間部分
23 接当手段
24 円板
27,28 機械的な係留手段
29,30 歯

Claims (20)

  1. 使用される面取り工具(14)あるいは加工される眼鏡レンズ(10)によって構成された部材についての周部と、前記部材の支持シャフトとの間に弾性変形の吸収容量をもつ補償手段(22,22′,18,18′)を挿入し、
    前記面取り工具(14)に横向きに形成された切頭円錐面を有する1つの作用周部(19,19’)によって前記眼鏡レンズ(10)の前面あるいは後面の周縁にある単一の縁部のみを面取りする
    ことを特徴とする方法。
  2. 支持シャフト(16)に嵌合され得るようになったハブ(15)と、該ハブ(15)と共に回転するように拘束された少なくとも1個の作業リム(18,18′)とを含む形式の眼鏡レンズを面取りするための工具であって、
    その作業リム(18,18′)の作用周部(19,19′)とそのハブ(15)との間に弾性変形の吸収容量をもつ補償手段(22,22′)と、
    前記面取り工具(14)に横向きに配置された切頭円錐面を有し、前記眼鏡レンズ(10)の前面の周縁にある縁部あるいは後面の周縁にある縁部のみを面取りする1つの作用周部(19,19’)と
    を含むことを特徴とする面取り工具。
  3. 請求項2に記載の面取り工具であって、作業リム(18,18′)は剛性材料から造られ、前記補償手段は作業リム(18,18′)とハブ(15)との間に配置された可撓性材料から造られた中間部分(22,22′)を含むことを特徴とする面取り工具。
  4. 請求項3に記載の面取り工具であって、機械的な係留手段(27)は作業リム(18,18′)と中間部分(22,22′)との間で動作可能であることを特徴とする面取り工具。
  5. 請求項3または請求項4のいずれかに記載の面取り工具であって、機械的な係留手段(28)は中間部分(22,22′)とハブ(15)との間で動作可能であることを特徴とする面取り工具。
  6. 請求項4または請求項5のいずれかに記載の面取り工具であって、機械的な係留手段(27,28)は歯(29,30)から成ることを特徴とする面取り工具。
  7. 請求項2に記載の面取り工具であって、作業リム(18,18′)は少なくとも部分的に可撓性材料から造られ、それ自身によって補償手段を構成することを特徴とする面取り工具。
  8. 請求項7に記載の面取り工具であって、作業リム(18,18′)は可撓性材料のバインダーを含み、その中に、必要な研磨材手段が少なくともその表面に散布されることを特徴とする面取り工具。
  9. 請求項2〜8に記載の面取り工具であって、補償手段(22,22′;18,18′)はフランス標準規格NF T 46002に定められているように4MPa〜10MPaの降伏応力に相当する弾性および200%以上の降伏点をもつ伸びを有することを特徴とする面取り工具。
  10. 請求項2〜9に記載の面取り工具であって、補償手段(22,22′;18,18′)はフランス標準規格NF T 46052に定められているように40〜80のショアA硬度に相当する弾性および/またはフランス標準規格NF T 46007Cに定められているように4DaN/cm2 以上の剪断限界を有することを特徴とする面取り工具。
  11. 請求項2〜10に記載の面取り工具であって、作業リム(18,18′)は、休止状態にあるときにクリアランス(J)によって分離される接当手段(23)と組み合されることを特徴とする面取り工具。
  12. 請求項11に記載の面取り工具であって、作業リム(18,18′)と組み合された接当手段(23)は、ハブ(15)と同心で該ハブに締め付けられ、かつ該バブを横切る円板(24)を含むことを特徴とする面取り工具。
  13. 請求項12に記載の面取り工具であって、円板(24)に向って面する作業リム(18,18′)の面(25)は該円板に平行であることを特徴とする面取り工具。
  14. 請求項12または請求項13のいずれかに記載の面取り工具であって、円板(24)の各側部に1個づつ、2個の作業リム(18,18′)を有し、ハブ(15)はその組み合わせのものに共通であることを特徴とする面取り工具。
  15. 請求項14に記載の面取り工具であって、2個の作業リム(18,18′)は作用周部(19,19′)を有し、その平均半径(R,R′)は異なっていることを特徴とする面取り工具。
  16. 請求項3に記載の面取り工具であって、中間部分(22,22′)は連続的な一体部材であることを特徴とする面取り工具。
  17. 請求項3に記載の面取り工具であって、中間部分(22,22′)は数個の分離した部材から形成されることを特徴とする面取り工具。
  18. 請求項17に記載の面取り工具であって、前記分離した部材はスポークの形態になっていることを特徴とする面取り工具。
  19. 請求項1〜13および請求項16〜18のいずれかに記載の面取り工具であって、1個の作業リム(18)を有し、その作用周部(19)は2つの対向した切頭円錐形の小面を有することを特徴とする面取り工具。
  20. 請求項2〜19に記載の面取り工具であって、作業リムの各側部に1個づつ、2個の円板(24)を有することを特徴とする面取り工具。
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