JP5442057B2 - 回転工具 - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動された状態でワークに押し付けられる回転工具に関する。
従来、この種の回転工具として、先端部にテーパー面を備え、そのテーパー面をワークにおけるバリ発生部やエッジ部の先端に押し付けた状態で移動することで、バリ取り加工や面取り加工をワークに施すことができる。また、このような面取り加工等は、通常、ロボットやXYテーブルを用いたNC制御によって繰り返して実行される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−219347号公報(図1、段落[0016],[0018])
しかしながら、上記した従来の回転工具を使用して面取り加工等を繰り返した場合、ワークの形状や固定位置のばらつきにより、ワークに対する加工量がばらつくという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ワークの形状や固定位置がばらついても、ワークに対する加工量のばらつきを抑えることが可能な回転工具の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る回転工具は、後端部が回転駆動源に接続可能な回転シャフトの前端部にワークを加工するためのヘッド部を備えた回転工具において、回転シャフトの前後方向の中間部に設けられてヘッド部又は後端部の一方と一体になった中間軸部と、回転シャフトの前後方向の中間部に設けられてヘッド部又は後端部の他方と一体になり、回転軸部の外側に前後動可能に嵌合した中間筒部と、ヘッド部を、後端部に対する前後の可動範囲の中間に設定した原点位置に付勢する付勢手段と、ヘッド部に設けられ、先端側に向かうに従って縮径した先端縮径テーパー面と、ヘッド部に設けられ、先端側に向かうに従って拡径した先端拡径テーパー面と、中間筒部の内周面又は中間軸部の外周面の一方に突出形成された係合突部と、中間筒部の内周面又は中間軸部の外周面の他方に陥没形成され、ヘッド部が原点位置より後側に配置された場合に係合突部と係合し、ヘッド部がワークから受ける負荷トルクによって回動シャフトの後端部に対して回動しながら後退するように係合突部を案内する後退用係合摺接部と、中間筒部の内周面又は中間軸部の外周面の他方に陥没形成され、ヘッド部が原点位置より前側に配置された場合に係合突部と係合し、ヘッド部がワークから受ける負荷トルクによって回動シャフトの後端部に対して回動しながら前進するように係合突部を案内する前進用係合摺接部とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の回転工具において、後退用係合摺接部及び前進用係合摺接部を、中間軸部の外周面の中心軸に対して軸対称となる2位置に配置したところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の回転工具において、中間軸部の外面に段付き状に陥没形成された軸外面凹部と、中間筒部の内面に段付き状に陥没形成された筒内面凹部とを対向させてなる可変収容部屋と、可変収容部屋に収容され、中間軸部と中間筒部との相対的な軸方向の移動に伴って、筒内面凹部及び軸外面凹部の一方の後端面と他方の前端面との間で押し縮められるように圧縮弾性変形可能な圧縮変形部材とを備えたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の回転工具では、ヘッド部が前後の可動範囲の中間の原点位置に付勢され、そのヘッド部には、先端側に向かうに従って縮径した先端縮径テーパー面と、先端側に向かうに従って拡径した先端拡径テーパー面とが備えられている。それらのうち先端縮径テーパー面をワークに押し付けて加工する場合、ワークから反力により、ヘッド部が原点位置より後側に配置されて、係合突部が後退用係合摺接部と係合する。この状態で、負荷トルクが大きくなる側にワークの形状や固定位置がばらつくと、係合突部と後退用係合摺接部との係合機構によって負荷トルクを回転シャフトの後端部側を向いた螺合推進軸力に変換し、その螺合推進軸力に応じてヘッド部を回動シャフトの後端部に対して回動しながら後退するように移動して、負荷トルクの上昇を抑えることができる。また、負荷トルクが小さくなる側にワークの形状や固定位置がばらつくと、付勢手段によってヘッド部を回転シャフトの前端側に回転しながら移動して負荷トルクの降下を抑えることができる。一方、先端拡径テーパー面をワークに押し付けて加工する場合、ワークから反力により、ヘッド部が原点位置より前側に配置されて、係合突部が前進用係合摺接部と係合する。この状態で、負荷トルクが大きくなる側にワークの形状や固定位置がばらつくと、係合突部と前進用係合摺接部との係合機構によって負荷トルクを回転シャフトの前端部側を向いた螺合推進軸力に変換し、その螺合推進軸力に応じてヘッド部を回動シャフトの前端部に対して回動しながら前進するように移動して、負荷トルクの上昇を抑えることができる。また、負荷トルクが小さくなる側にワークの形状や固定位置がばらつくと、付勢手段によってヘッド部を回転シャフトの後端側に回転しながら移動して負荷トルクの降下を抑えることができる。
このように、本発明の回転工具によれば、ワークの形状や固定位置のばらつきによる負荷トルクの変動を抑えるようにヘッド部が変位することで、ワークに対する加工量のばらつきを抑えることが可能になる。しかも、ヘッド部に先端縮径テーパー面と先端拡径テーパー面との両方を備えているので、ワークの表側と裏側の両方を1つの回転工具で加工することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、後退用係合摺接部及び前進用係合摺接部を、中間筒部の内周面又は前記中間軸部の外周面の他方の中心軸に対して軸対称となる2位置に配置したので、中心筒部と中心軸部との間に作用する力が分散されて、中間筒部及び中間軸部の一方に対して他方をスムーズに螺合推進させることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の回転工具では、中間軸部の外面の軸外面凹部と中間筒部の内面の筒内面凹部とを対向させてなる可変収容部屋に圧縮変形部材が収容され、その圧縮変形部材を介して中間軸部と中間筒部とが係止している。そして、回転シャフトの後端部に対してヘッド部が後退する向きの加工反力を受けた場合には、軸外面凹部及び筒内面凹部の一方の前端面と他方の後端面との間で圧縮変形部材が押し縮められ、その逆に、回転シャフトの後端部に対してヘッド部が前進する向きの加工反力を受けた場合には、軸外面凹部及び筒内面凹部の他方の前端面と一方の後端面との間で圧縮変形部材が押し縮められる。このように本発明の回転工具では、回転シャフトの後端部に対してヘッド部が前進するか後退するかによって、圧縮変形部材を押し縮める2つの面が、軸外面凹部の前端面と筒内面凹部の後端面とであるか、軸外面凹部の後端面と筒内面凹部の前端面とであるかが切り替わり、何れの場合も同じ圧縮変形部材が圧縮変形される。即ち、本発明の回転工具では、ワークから受ける異なる向きの加工反力のばらつきを同じ圧縮変形部材の圧縮変形で吸収することができ、回転工具の小型化が可能になる。
なお、付勢手段は、圧縮ガスでもよいし、磁力でもよいし、請求項3の圧縮変形部材を含む弾性部材であってもよい。また、請求項3の圧縮変形部材は、中間筒部の内部に収容した筒状のエラストマーであってもよいし、圧縮コイルバネであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る回転工具の側面図 回転工具の側断面図 中間筒部品の側断面図 可変収容部屋と圧縮変形部材の側断面図 図2のA−A切断面における回転工具の平断面図 コアシャフトの側面図 (A)中間筒部に対して中間軸部が後退した状態の可変収容部屋と圧縮変形部材の側断面図、(B)中間筒部に対して中間軸部が前進した状態の可変収容部屋と圧縮変形部材の側断面図 コアシャフトの外周面の展開図 ヘッド部の先端縮径テーパー部でワークを加工する場合の側面図 ヘッド部の先端拡径テーパー部でワークを加工する場合の側面図 (A)第2実施形態に係る回転工具における抜止リングを外した状態の側面図(B)回転工具の側断面図 第2実施形態に係る回転工具の側断面図 変形例1に係る可変収容部屋と圧縮変形部材の側断面図 変形例2に係る可変収容部屋と圧縮変形部材の側断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の回転工具10は、ベースシャフト11とコアシャフト20とを組み付けてなる回転シャフト10Sを有し、その回転シャフト10Sの前端部にワークを加工するためのヘッド部21を備えている。
ベースシャフト11は、軸方向の中間部より先端側が本発明に係る中間筒部14をなし、中間部より後端側がロータ接続部12になっている。これら中間筒部14及びロータ接続部12は共に円筒状になっていて、ロータ接続部12より中間筒部14の外径が大きくなっている。また、ロータ接続部12の前端部外面には、中間筒部14に向かって徐々に拡径したテーパー面12Tが形成され、中間筒部14の前端部外面には、前方に向かって徐々に縮径したテーパー部14Tが備えられている。
図2に示すように、ベースシャフト11は、中間筒部品15の後端に後端軸部品16を螺合結合してなる。中間筒部品15は、図3に示すように、全体が円筒状をなしてベースシャフト11における中間筒部14のうちテーパー面12T側の端部を除いた全体を構成している。また、中間筒部品15の内側には、前端から後端側に向かって順番に、段階的に内径が大きくなるように、小径部15A、中径部15B、大径部15Cが備えられ、大径部15Cの後端部に雌螺子15Dが形成されている。
これに対し、後端軸部品16は、ロータ接続部12全体と中間筒部14の後端部の一部を構成している。具体的には、図4に示すように、後端軸部品16は、大径部15Cの内側に嵌合する挿入筒部13を前端部に備え、その挿入筒部13の後端部から鍔部16Fが張り出し、その鍔部16Fの後面が前記したテーパー面12Tになっている。また、挿入筒部13の外周面のうち軸方向の中間位置より後側には雄螺子部16Nが形成されている。そして、後端軸部品16の挿入筒部13を中間筒部品15の大径部15Cに挿入して中間筒部品15の雌螺子15Dに後端軸部品16の雄螺子部16Nを螺合することで、鍔部16Fの前端面が中間筒部品15の後端面に当接した状態になって中間筒部品15と後端軸部品16とが一体に固定されてベースシャフト11が構成されている。
また、後端軸部品16における挿入筒部13の内径は、中間筒部品15における中径部15Bの内径より小さくなっている。これにより、中間筒部14には、その軸方向の一部で内周面を段付き状に拡径した構造の筒内面凹部51が形成され、その筒内面凹部51の前端面51Fが、中間筒部品15における小径部15Aと中径部15Bとの段差面によって構成される一方、筒内面凹部51の後端面51Rが、後端軸部品16の挿入筒部13の先端面によって構成されている。
図3に示すように、中間筒部14のうち小径部15Aが形成された部分には、1対のピン装着孔19,19が形成されている。それら1対のピン装着孔19,19は、図5に示すように、中間筒部14の中心軸J1と直交する直線S1と平行な1対の直線S2,S2(以下、「第1基準線S2,S2」という)上に貫通形成されている。また、第1基準線S2,S2は、中間筒部14の内面に接する位置より僅かに中心軸J1寄りにずれて中間筒部14の内部を横切っていて、各ピン装着孔19の軸方向における中間部が、中間筒部14内で開放している。そして、両ピン装着孔19,19に係合ピン30,30が挿入されて、それら係合ピン30,30における軸方向の中央部が中間筒部14の内周面から突出し、本発明に係る「係合突部」になっている。
図3に示すように、中間筒部14の外周面には、ピン装着孔19の開口を含む位置を段付き状に縮径してリング溝18Mが形成されている。そして、そのリング溝18Mに図2に示した抜止リング18が装着されることで、係合ピン30がピン装着孔19内に抜け止めされている。なお、中間筒部14の外周面のうち内側に筒内面凹部51の形成された部分には、180度離れた2位置に、スパナ係止用の1対の平坦面14A,14Aが形成され、これと同様の図示しない1対の平坦面が後端軸部品16の外周面にも形成されている。
図6に示すように、コアシャフト20は、本発明に係る中間軸部22と、その中間軸部22の先端に固定されたヘッド部21とからなり、その中間軸部22は、中間軸部本体22Hに当接リング42を組み付けてなる。具体的には、中間軸部22は、後端から前端側に向かって順番に、段階的に外径が大きくなるように、小径部22A、中径部22B、大径部22Cが備えられ、小径部22Aに当接リング42が圧入固定されている。
図4に示すように、当接リング42の外径は、中径部22Bの外径より大きくなっていて、これにより、中間軸部22には、その軸方向の一部で外周面を段付き状に縮径した構造の軸外面凹部52が構成され、その軸外面凹部52の前端面52Fが、中間軸部22における大径部22Cと中径部22Bとの段差面によって構成される一方、軸外面凹部52の後端面52Rが、当接リング42の先端面によって構成されている。また、筒内面凹部51の前端面51Fと後端面51Rとの間隔と、軸外面凹部52の前端面52Fと後端面52Rとの間隔は、寸法公差の範囲で同一になっている。そして、中間筒部14に中間軸部22が嵌合して、軸外面凹部52と筒内面凹部51とが対向することで回転シャフト10S内に可変収容部屋53が構成されている。
可変収容部屋53には、本発明に係る圧縮変形部材54が収容されている。圧縮変形部材54は、圧縮コイルバネ40の両端部に前端リング41Fと後端リング41Rとを宛ってなる。そして、圧縮変形部材54は、以下のようにして可変収容部屋53に収容されている。即ち、後端軸部品16が取り外された中間筒部品15に中間軸部22を貫通させて、中間筒部品15から後方に突出させた中間軸部22の中径部22Bに、前端リング41F、圧縮コイルバネ40、後端リング41Rの順番で挿通する。そして、当接リング42を小径部22Aに圧入固定することで、中間軸部22のうち当接リング42より前側の筒内面凹部51に、前端リング41F,圧縮コイルバネ40及び後端リング41Rからなる圧縮変形部材54が装着された状態になる。また、このとき圧縮変形部材54は、軸外面凹部52の前端面52Fと後端面52Rとの間で自然長の状態より所定量だけ圧縮変形されたプリロード状態にされる。圧縮変形部材54が中間軸部22に装着されたら、中間軸部22を中間筒部品15内に引き戻して中間筒部品15に後端軸部品16を結合する。これにより、筒内面凹部51と軸外面凹部52とからなる円筒状の可変収容部屋53に圧縮変形部材54が収容された状態になる。
また、圧縮変形部材54が可変収容部屋53に収容されることで、その圧縮変形部材54の前端リング41Fの前端面における内縁部が、軸外面凹部52の前端面52Fに係止する一方、前端リング41Fの前端面における外縁部が、筒内面凹部51の前端面51Fに係止し、圧縮変形部材54の後端リング41Rの前端面における内縁部が、軸外面凹部52の後端面52Rに係止する一方、後端リング41Rの前端面における外縁部が筒内面凹部51の後端面51Rに係止する。これにより、圧縮変形部材54を介して中間筒部14と中間軸部22とが係止した状態になって中間軸部22に対する中間筒部14の相対的な直動が規制される。
そして、中間軸部22が後方に押されたときには、図7(A)に示すように、圧縮変形部材54が筒内面凹部51の後端面51Rと軸外面凹部52の前端面52Fとの間で押し縮められるように圧縮変形されて、中間軸部22を前方に押し戻す弾発力を発揮する。一方、中間軸部22が前方に引っ張られたときには、図7(B)に示すように、圧縮変形部材54が筒内面凹部51の前端面51Fと軸外面凹部52の後端面52Rとの間で押し縮められるように圧縮変形されて、中間軸部22を後方に引き戻す弾発力を発揮する。
なお、上述したように、筒内面凹部51の前端面51Fと後端面51Rとの間の間隔と、軸外面凹部52の前端面52Fと後端面52Rとの間の間隔とは、寸法公差の範囲で同一であるが、寸法公差の範囲で僅かなガタ(クリアランス)が生じる得るので、上記したように圧縮変形部材54を押し縮めなくても、寸法公差によるガタの範囲で中間筒部14が中間軸部22に対して僅かに動く場合もある。
図1に示すように、ヘッド部21は、前側に先端縮径テーパー部21Bを備えると共に、後側に先端拡径テーパー部21Aを備えている。先端縮径テーパー部21Bは、ヘッド部21の先端側に向かうに従って縮径した円錐形状をなす一方、先端拡径テーパー部21Aは、ヘッド部21の先端側に向かうに従って拡径した円錐台形状をなしている。また、それら先端縮径テーパー部21B及び先端拡径テーパー部21Aの外面には、複数の切削刃21C(図2参照)が備えられている。
図6に示すように、中間軸部22の大径部22Cにおける後端寄り位置には、本発明の「前進用係合摺接部」に相当す前進用係合摺接面24Aと、本発明の「後退用係合摺接部」に相当する後退用係合摺接面24Bとを接続してなる係合摺接面25が、中間軸部22の周方向に180度の間隔を空けて2箇所に形成されている。ここで、係合摺接面25は、中間軸部22に軸方向の所定位置で直交する基準面P0に対して面対称形状になっていて、その基準面P0より後端側に前進用係合摺接面24Aが配置される一方、基準面P0より前端側に後退用係合摺接面24Bが配置されている。
より詳細には、1対の係合摺接面25,25は、例えば、係合ピン30と略同一の外径を有した図6に示す1対のカッタ26,26にて中間軸部22に加工されている。それら、カッタ26,26は、中間軸部22のうち基準面P0より距離L1だけ後方にずれた第1位置P1で中間軸部22に両側方から押し付けられ、それらカッタ26,26の中心軸が、中間軸部22に対して前記した第1基準線S2,S2と同一の位置に到ったら、カッタ26,26を第1位置P1から基準面P0に向けて、中間軸部22に対して相対的に直動させながら、中間軸部22を中心軸J1(図5参照)の回りに捻れ角θ1(図8参照)だけ回転させる。換言すれば、カッタ26,26を、中間軸部22に対して単位直動距離だけ相対的に直動させるごとに中間軸部22の中心軸J1回りに単位回転角Δθ(=θ1/L1)だけ回転させて第1位置P1から基準面P0まで移動する。このようにして、1対の前進用係合摺接面24A,24Aが中間軸部22に形成されている。そして、基準面P0から距離L2(=L1)だけ前方に離れた第2位置P2に向けて、カッタ26,26を中間軸部22に対して相対的に直動させながら、中間軸部22を中心軸J1の回りに捻れ角θ1(図6参照)だけ逆方向に回転させる。このようにして、1対の後退用係合摺接面24B,24Bが中間軸部22に形成されている。
各係合摺接面25には、各係合ピン30が線接触した状態で係合し、それらの線接触状態を維持して中間軸部22を中間筒部14に対して回動させることができる。また、図2に示すように、中間筒部14と中間軸部22との間に軸方向の負荷が作用していない状態では、各係合ピン30が各係合摺接面25における前進用係合摺接面24Aと後退用係合摺接面24Bとの境界線と線接触するように、中間筒部14と中間軸部22とが圧縮変形部材54によって位置決めされ、このときのヘッド部21の位置が直動可能範囲における原点位置になっている。そして、ヘッド部21が原点位置から僅かに後方に移動すると、係合ピン30が後退用係合摺接面24Bと係合して、ヘッド部21が原点位置から僅かに前方に移動すると、係合ピン30が前進用係合摺接面24Aと係合する。
なお、圧縮変形部材54を押し縮めなくても、前記した寸法公差によるガタ(クリアランス)の範囲で中間筒部14が中間軸部22に対して僅かに動く場合があるが、その場合、以下の説明において、係合ピン30が前進用係合摺接面24Aと後退用係合摺接面24Bとの境界線と線接触する位置を、ヘッド部21の原点位置とする。
ここで、係合ピン30と後退用係合摺接面24Bとが係合した状態で、中間筒部14に対して中間軸部22を先端側から見て時計回り方向に回転させるトルクを付与すると、係合ピン30と後退用係合摺接面24Bとの摺接によって前記したトルクが中間軸部22を中間筒部14の後端側に向かって移動させる推進軸力に変換される。一方、係合ピン30と前進用係合摺接面24Aとが係合した状態で、中間筒部14に対して中間軸部22を先端側から見て時計回り方向に回転させるトルクを付与すると、係合ピン30と前進用係合摺接面24Aとの摺接によって前記したトルクが中間軸部22を中間筒部14の前端側に向かって移動させる推進軸力に変換される。また、図8に示すように、係合摺接面25の両端部には、カッタ26の外径に対応した円弧溝状のストッパ面24C,24Cが形成されているので、係合摺接面25の両端部で係合ピン30がストッパ面24C,24Cに係止し、中間筒部14に対する中間軸部22の直動範囲が第1位置P1と第2位置P2との間の距離L1+L2に制限される。
本実施形態の回転工具10の構成に関する説明は以上である。次に、この回転工具10の作用効果について説明する。本実施形態の回転工具10は、ロータ接続部12が回転駆動源に接続され、図9に示すように、回転工具10の先端側から見て反時計回り方向の回転動力Tnを回転駆動源から受けて回転駆動される。そして、その回転状態でヘッド部21における例えば先端縮径テーパー部21Bの傾斜面をワークWのエッジ部Eの先端に押し付け、エッジ部Eに沿って移動することで、ワークWに面取り加工を施すことができる。このとき、中間軸部22は、加工反力として、回転動力Tnとは逆向きの負荷トルクTrと、回転工具10が後側(回転駆動源側)に押し戻される軸力F4とを受ける。その押し戻しの軸力F4によって圧縮変形部材54が僅かに押し縮められるか、又は、寸法公差によるガタの範囲で圧縮変形部材54が押し縮められずに、ヘッド部21が原点位置より後方に僅かに移動して係合ピン30と後退用係合摺接面24Bとが係合する。そして、その係合ピン30と後退用係合摺接面24Bとの摺接によって負荷トルクTrが中間筒部14を後端側に向って回動しながら移動させる推進軸力F3に変換され、その推進軸力F3によって圧縮変形部材54が更に押し縮められる。そして、中間軸部22は、押し戻しの軸力F4と推進軸力F3との和と圧縮変形部材54の弾発力とが釣り合った直動位置に配置される。
ここで、回転工具10をワークWのエッジ部Eに沿って移動する間に、例えば、負荷トルクTrが大きくなる側にワークWの形状や固定位置がばらついた場合には、ヘッド部21が更に原点位置より後側に移動して負荷トルクTrの上昇が抑えられる。一方、負荷トルクTrが小さく側にワークWの形状や固定位置がばらついた場合には、圧縮変形部材54の弾発力によりヘッド部21が原点位置側に移動して負荷トルクTrの降下が抑えられる。即ち、ワークWの形状や固定位置のばらつきによる負荷トルクTrの変動を抑えるようにヘッド部21が変位することで、ワークWに対する加工量のばらつきを抑えることが可能になる。
また、本願発明の回転工具10によれば、図10に示すように、ヘッド部21の先端拡径テーパー部21Aの傾斜面を、例えば、ワークWの裏面側のエッジ部Eの先端に押し付けて面取り加工を施すことができる。この場合も前述した先端縮径テーパー面における面取り加工と同様である。即ち、この場合、ヘッド部21がワークWから引っ張られる方向に軸力F2を受け、圧縮変形部材54が僅かに押し縮められるか、又は、寸法公差によるガタの範囲で圧縮変形部材54が押し縮められずに、ヘッド部21が原点位置より前方に僅かに移動して係合ピン30と前進用係合摺接面24Aとが係合した状態になる。そして、その係合ピン30と前進用係合摺接面24Aとの摺接によって負荷トルクTrが中間筒部14を前端側に向って回動しながら移動させる推進軸力F1に変換され、その推進軸力F1によって圧縮変形部材54が更に押し縮められる。そして、中間軸部22は、軸力F2と推進軸力F1との和と圧縮変形部材54の弾発力とが釣り合った直動位置に配置される。これにより、先端縮径テーパー部21BをワークWに押し付けた場合と同様に、ワークWの形状や固定位置のばらつきによる負荷トルクTrの変動を抑えるようにヘッド部21が変位することで、ワークWに対する加工量のばらつきを抑えることが可能になる。
このように、本発明の回転工具10によれば、ワークWの形状や固定位置のばらつきによる負荷トルクTrの変動を抑えるようにヘッド部21が変位することで、ワークWに対する加工量のばらつきを抑えることが可能になる。しかも、ヘッド部21に先端縮径テーパー面21Bと先端拡径テーパー面21Aとの両方を備えているので、ワークの表側と裏側の両方を1つの回転工具で加工することができる。
また、本実施形態の回転工具10では、ヘッド部21がロータ接続部12に対して後退する向きの加工反力(推進軸力F3、押し戻しの軸力F4)を受けた場合には、図7(A)に示すように、軸外面凹部52の前端面52Fと筒内面凹部51の後端面51Rとの間で圧縮変形部材54が押し縮められ、その逆に、ヘッド部21がロータ接続部12に対して前進する向きの加工反力(推進軸力F1、引っ張りの軸力F2)を受けた場合には、図7(B)に示すように、軸外面凹部52の後端面52Rと筒内面凹部51の前端面51Fとの間で圧縮変形部材54が押し縮めされる。
このように本実施形態の回転工具10では、ロータ接続部12に対してヘッド部21が前進するか後退するかによって、圧縮変形部材54を押し縮める2つの面が、軸外面凹部52の前端面52Fと筒内面凹部51の後端面51Rとであるか、軸外面凹部52の後端面52Rと筒内面凹部51の前端面51Fとであるかが切り替わり、何れの場合も同じ圧縮変形部材54が圧縮変形される。即ち、本実施形態の回転工具10では、ワークWから受ける異なる向きの加工反力のばらつきを同じ圧縮変形部材54の圧縮変形で吸収することができ、これにより2つの圧縮コイルバネを備えていた従来の回転工具に比べて小型化が可能になる。
[第2実施形態]
本実施形態の回転工具10Vは、図11(A)及び図11(B)に示されており、本発明の「係合突部」が中間軸部22Vの外周面に形成されている一方、本発明の「後退用係合摺接部」及び「前進用係合摺接部」が中間筒部14Vに貫通形成されている点が第1実施形態と異なる。具体的には、図11(B)に示すように、中間軸部22Vの大径部22Cにおける軸方向の中間部には、軸方向と直交する方向に延びた長孔62が貫通形成されている。一方、中間筒部14Vの小径部15Aにおける後端寄り位置には、本発明の「前進用係合摺接部」に相当する前進用係合摺接孔61Aと、本発明の「後退用係合摺接部」に相当する後退用係合摺接孔61Bとを接続してなる係合摺接孔61が、中間筒部14Vの周方向に180度の間隔を空けて2箇所に貫通形成されている(図11(A)及び図11(B)には、何れか一方の係合摺接孔61のみが示されている)。そして、係合摺接孔61と長孔62とが一直線上に並ぶように中間筒部14Vに中間軸部22Vを嵌合した状態で係合摺接孔61に係合ピン30Vを挿入し、リング溝18Mに抜止リング18を装着することで係合ピン30Vを係合摺接孔61に抜け止めすることができる。これにより、中間軸部14Vの外周面から突出した係合ピン30Vの両端部(本発明の「係合突部」に相当する)が、係合摺接孔61に対してスライド可能な構成になっている。
このような構成においても、前記第1実施形態と同様に、ワークWの形状や固定位置のばらつきによる負荷トルクTrの変動を抑えるようにヘッド部21を変位することができ、ワークWに対する加工量のばらつきを抑えることが可能になる。
[第3実施形態]
本実施形態の回転工具10Wは、図12に示されており、中間軸部22Wに備えたフランジ61を挟んで前進可変収容部屋53Aと後退用可変収容部屋53Bとが設けられ、前進可変収容部屋53Aに前進用圧縮コイルバネ45Aが収容される一方、後退用可変収容部屋53Bに後退用圧縮コイルバネ45Bが収容されている点が第1実施形態と異なる。具体的には、本実施形態の中間軸部22Wは、大径部22Cより後端部側が連結軸部品60によって構成されている。連結軸部品60の外径は大径部22Cの外径より小さくかつ後端軸部品16の挿入筒部13Wの内径より小さくなっていて、連結軸部品60における軸方向の中間部には、側方に張り出したフランジ61が設けられている。これにより、中間軸部22Wには、その軸方向の一部で外周面を段付き状に縮径した構造の前進用軸外面凹部52Aと後退用軸外面凹部52Bとが構成されている。そして、中間筒部14に中間軸部22Wが嵌合して、軸内面凹部51の前端部と前進用軸外面凹部52Aとが対向することで前進用可変収容部屋53Aが構成され、軸内面凹部51の後端部と後退用軸外面凹部52Bとが対向することで後退用可変収容部屋53Bが構成されている。
そして、前進用及び後退用圧縮コイルバネ45A,45Bが、以下のようにして前進可変収容部屋53Aと後退用可変収容部屋53Bとに収容されている。即ち、後端軸部品16が取り外された中間筒部品15に中間軸部22Wを貫通させて、中間筒部品15から後方に大径部22Cを突出させ、フランジ60より前側に前進用圧縮コイルバネ45A、後側に後退用圧縮コイルバネ45Bを挿通した連結軸部品60を大径部22Cに組み付ける。そして、中間筒部品15に後退軸部品16を嵌合することで、前進可変収容部屋53A及び後退用可変収容部屋53Bに前進用圧縮コイルバネ45A及び後退用圧縮コイルバネ45Bとが装着された状態になる。なお、このとき、前進用及び後退用圧縮コイルバネ45A,45Bは、前記第1実施形態と同様にプリロードされた状態にされる。
そして、中間軸部22Wが後方に押された場合には、後退用圧縮コイルバネ45Bが筒内面凹部51の後端面51Rとフランジ60のとの間で押し縮められるように圧縮変形されて、中間軸部22Wを前方に押し戻す弾発力を発揮する。また、中間軸部22Wが前方に引っ張られた場合には、前進用圧縮コイルバネ45Aが筒内面凹部51の前端面51Fとフランジ60との間で押し縮められるように圧縮変形されて、中間軸部22Wを後方に引き戻す弾発力を発揮する。このよう構成においても、前記第1実施形態と同様に、ヘッド部21をワークWの形状や固定位置のばらつきによる負荷トルクTrの変動を抑えるようにヘッド部21を変位することができ、ワークWに対する加工量のばらつきを抑えることが可能になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1〜第3実施形態では、本発明に係る「付勢手段」が、圧縮コイルバネ40からなる圧縮変形部材54によって構成されていたが、本発明の「付勢手段」はこれに限るものではなく、例えば、圧縮コイルバネ40の代わりに円筒状のエラストマー(ゴム)を用いた構成や、圧縮ガス、磁力などを用いた構成であってもよい。
(2)前記第1〜第3の実施形態では、中間軸部22がヘッド部21と一体に備えられる一方、中間筒部14がロータ接続部12と一体に備えられていたが、それとは逆に、中間軸部をロータ接続部と一体に備える一方、中間筒体をヘッド部と一体に備えてもよい。即ち、図1に示された回転工具10のうちロータ接続部12の先端にヘッド部21を設け、中間軸部22を回転駆動源に取り付ける構成にしてもよい。
(3)前記第1〜第3実施形態では、回転工具10の先端側から見て反時計回り方向の回転駆動力Tnを回転駆動源から受ける場合の回転工具10の係合摺接面25,61(図8及び図11参照)を例示したが、回転工具10の先端側から見て時計回り方向の回転駆動力を回転駆動源から受ける場合には、図8及び図11に示す係合摺接面25,61と対称な形状をなす係合摺接面を設ければよい。
(4)図13に示すように、中間軸部22と中間筒部14との間に軸方向の負荷が作用していない状態で、圧縮変形部材54と筒内面凹部51の後端面51R及び前端面51Fとの間にクリアランスCが形成されるようにしておき、ヘッド部21がクリアランスC内の可動範囲の後端位置又はその後端位置より後側に配置された場合に、係合ピン30が後退用係合摺接面24Bと係合する一方、ヘッド部21がクリアランスC内の可動範囲の前端位置又はその前端位置より前側に配置された場合に、係合ピン30が前進用係合摺接面24Aと係合するようにしてもよい。また、そのような構成において、クリアランスCの範囲で中間軸部22と中間筒部14とががたつかないようにするために、図14に示すように、弾発力が小さいガタ防止バネ65を設けてもよい。
10,10V,10W 回転工具
10S 回転シャフト
14,14V 中間筒部
15 中間筒部品
21 ヘッド部
21A 先端拡径テーパー部
21B 先端縮径テーパー部
22,22V,22W 中間軸部
24A 前進用係合摺接面(前進用係合摺接部)
24B 後退用係合摺接面(後退用係合摺接部)
30,30V 係合ピン
40,45A,45B 圧縮コイルバネ
61A 前進用係合摺接孔(前進用係合摺接部)
61B 後退用係合摺接孔(後退用係合摺接部)
62 長孔
W ワーク

Claims (3)

  1. 後端部が回転駆動源に接続可能な回転シャフトの前端部にワークを加工するためのヘッド部を備えた回転工具において、
    前記回転シャフトの前後方向の中間部に設けられて前記ヘッド部又は前記後端部の一方と一体になった中間軸部と、
    前記回転シャフトの前後方向の中間部に設けられて前記ヘッド部又は前記後端部の他方と一体になり、前記回転軸部の外側に前後動可能に嵌合した中間筒部と、
    前記ヘッド部を、前記後端部に対する前後の可動範囲の中間に設定した原点位置に付勢する付勢手段と、
    前記ヘッド部に設けられ、先端側に向かうに従って縮径した先端縮径テーパー面と、
    前記ヘッド部に設けられ、先端側に向かうに従って拡径した先端拡径テーパー面と、
    前記中間筒部の内周面又は前記中間軸部の外周面の一方に突出形成された係合突部と、
    前記中間筒部の内周面又は前記中間軸部の外周面の他方に陥没形成され、前記ヘッド部が前記原点位置より後側に配置された場合に前記係合突部と係合し、前記ヘッド部が前記ワークから受ける負荷トルクによって前記回動シャフトの後端部に対して回動しながら後退するように前記係合突部を案内する後退用係合摺接部と、
    前記中間筒部の内周面又は前記中間軸部の外周面の他方に陥没形成され、前記ヘッド部が前記原点位置より前側に配置された場合に前記係合突部と係合し、前記ヘッド部が前記ワークから受ける負荷トルクによって前記回動シャフトの後端部に対して回動しながら前進するように前記係合突部を案内する前進用係合摺接部とを備えたことを特徴とする回転工具。
  2. 前記後退用係合摺接部及び前記前進用係合摺接部を、前記中間軸部の外周面の中心軸に対して軸対称となる2位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載の回転工具。
  3. 前記中間軸部の外面に段付き状に陥没形成された軸外面凹部と、前記中間筒部の内面に段付き状に陥没形成された筒内面凹部とを対向させてなる可変収容部屋と、
    前記可変収容部屋に収容され、前記中間軸部と前記中間筒部との相対的な軸方向の移動に伴って、前記筒内面凹部及び前記軸外面凹部の一方の後端面と他方の前端面との間で押し縮められるように圧縮弾性変形可能な圧縮変形部材とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転工具。
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