JP4864698B2 - リソグラフィー用リンス液 - Google Patents

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Description

本発明は、像形成露光したレジストを現像処理した後で、それに接触させることにより、リンス処理後のディフェクトを減少し、水リンス時におけるパターン倒れを防止し、さらには電子線耐性を向上させて電子線照射により生じるパターンの収縮を抑制するのに有効なリソグラフィー用リンス液及びそれを用いたレジストパターンの形成方法に関するものである。
近年、半導体デバイスの小型化、集積化とともに、この微細加工用光源もこれまでの紫外線から、より高解像性のレジストパターン形成が可能なg線(436nm)からi線(365nm)へ、i線からKrFエキシマレーザー(248nm)へとより短波長化し、現在ではArFエキシマレーザー(193nm)、Fエキシマレーザー(157nm)、さらにはEBやEUV等の電子線へと主流が移りつつあり、それとともに、これらの短波長光源に適合しうるプロセスやレジスト材料の開発も急ピッチで進められている。
ところで、これまでのホトレジストに対しては、例えば感度、解像性、耐熱性、焦点深度幅特性、レジストパターン断面形状などや、露光と露光後加熱(PEB)間のアミンなどのコンタミネーションによるレジストパターンの形状劣化の原因となる引置経時安定性、及びシリコン窒化(SiN)膜のような絶縁膜、多結晶シリコン(Poly−Si)膜のような半導体膜、チタンナイトライド(TiN)膜のような金属膜などの各種被覆膜が設けられたシリコンウェーハによりレジストパターン形状が変化する基板依存性などの向上が要求され、これらについては、ある程度の解決がなされてきたが、特に重要な課題であるディフェクトについては未解決な部分が多い。
このディフェクトとは、表面欠陥観察装置により、現像後のレジストパターンを真上から観察した際に検知されるレジストパターンとマスクパターンとの間の不一致点、例えば、パターン形状の相違、スカムやごみの存在、色むら、パターン間の連結の発生などによる不一致点を意味し、ディフェクトの数が多いほど半導体素子の歩留りが低下するため、上記のレジスト特性が良好であっても、このディフェクトが解消されない以上、半導体素子の効率的な量産化は困難になる。
このディフェクトの原因にはいろいろあるが、それらの中に現像時におけるマイクロバブルの発生やリンス時におけるいったん除去された不溶物の再付着がある。
このようなディフェクトを減少させる方法としては、パターン形成に用いるポジ型レジスト組成物自体の組成を変えて改良すること(JP2002−148816A)が提案されているが、このような組成の変更はプロセス自体の変更も伴うことになるので好ましくない。
また、レジストパターンの形成の際に、疎水基と親水基とを含む欠陥処理剤、すなわち界面活性剤を塗布する方法も提案されているが(JP2001−23893A)、この方法によると、レジストパターンのトップ部分が丸くなり、断面垂直性がそこなわれる上に、この処理によりレジスト層の膜減りが生じるという欠点がある。また、通常、現像処理に際しては、現像液が集中配管で供給されるため、多種類のレジストを使用しなければならない半導体製造工場においては、それぞれのレジストに対応して処理剤を変更し、そのたびに配管中の洗浄を行わなければならず、この方法は不適当である。
さらに、ホトリソグラフィーの現像工程において、金属イオンを含まない有機塩基とノニオン性界面活性剤を主成分として含む現像液を用い、ディフェクトを低減する方法も知られているが(JP2001−159824A)、十分なディフェクト低減の効果は得られていない上に、上記のような不便もある。
一方、分子量200以上の難揮発性芳香族スルホン酸を含む、pH3.5以下の水性溶液を用いて露光後加熱前に処理することによりディフェクトを低減する方法(JP2002−323774A)も知られているが、工業化に際して十分に満足できる程度までディフェクトを減少させるには至っていない。
本発明は、このような事情のもとで、ホトレジストパターンについて、製品の表面欠陥、いわゆるディフェクトを減少させ、水リンス時におけるパターン倒れの発生を防止し、またレジストの電子線照射に対する耐性を付与して、パターンの収縮を抑制するために用いられる新規なリソグラフィー用リンス液、及びそれを用いたレジストパターン形成方法を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者らは、リンス処理自体の効果をそこなうことなく、得られるレジストパターンのディフェクトを減少させ、また、レジストに対し電子線耐性を付与して歩留りを向上させうる処理液を開発するために鋭意研究を重ねた結果、分子構造中に窒素原子を有する水溶性樹脂を含有する溶液が、ディフェクトの減少、及び水リンス時におけるパターン倒れの防止や、レジストの電子線耐性の付与に有効であること、そしてレジストパターンの形成に当り、アルカリ現像処理後に、ホトレジスト膜を上記溶液で処理すれば、レジストパターンの良好な形状を保ち、溶解や膨潤現象を生じることなしにディフェクトを低減しうるとともに、電子線照射を用いた場合にもパターンの収縮を抑制しうることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、分子構造中に窒素原子を有する水溶性樹脂を含有させた溶液からなり、該水溶性樹脂が、ビニルイミダゾール又はビニルイミダゾリンから誘導される少なくとも1種の単量体単位を構成単位として含む重合体又は共重合体、若しくはアリルアミンの重合体であることを特徴とするリソグラフィー用リンス液、及び
(A)基板上にホトレジスト膜を設ける工程、
(B)該ホトレジスト膜に対しマスクパターンを介して選択的に潜像を形成させるために露光処理する工程、
(C)上記の露光処理したホトレジスト膜を露光後加熱処理(以下PEB処理という)する工程、
(D)上記のPEB処理したホトレジスト膜をアルカリ現像処理する工程、及び
(E)上記の現像処理したホトレジスト膜を前記したリソグラフィー用リンス液で処理する工程
を行うことを特徴とするレジストパターン形成方法を提供するものである。
本発明で用いる水溶性樹脂としては、分子構造中に窒素原子を含む水溶性樹脂を用いることが必要である。この窒素原子は、重合体の基幹分子鎖中に含まれていてもよいし、含窒素置換基として側鎖中に含まれていてもよい。
窒素原子が基幹分子鎖中に含まれている水溶性樹脂としては、例えば、低級アルキレンイミンの重合体又は低級アルキレンイミンと単独で水溶性重合体を形成する他の単量体との共重合体を挙げることができるが、入手が容易であるという点で、特にポリエチレンイミンが好ましい。
このポリエチレンイミンは、例えば、エチレンイミンを二酸化炭素、塩素、臭化水素酸、p−トルエンスルホン酸などの酸触媒の存在下で開環重合させることによって容易に製造することができ、市販品として入手することができる。
また、含窒素置換基を側鎖中に含む水溶性樹脂としては、アミノ基若しくは置換アミノ基や含窒素複素環基をもつ不飽和炭化水素の重合体又は共重合体を挙げることができる。アミノ基をもつ不飽和炭化水素の重合体としては、例えばポリアリルアミンを挙げることができる。このポリアリルアミンは、例えばアリルアミン塩酸塩をラジカル重合開始剤の存在下で加熱することにより容易に得ることができる。
しかしながら、本発明において用いる含窒素置換基を含む水溶性樹脂として好ましいのは、一般式
Figure 0004864698
(式中のRは水素原子又はメチル基、Xは含窒素複素環基である)
で表わされる含窒素複素環基をもつ単量体単位を含む水溶性樹脂である。
上記の一般式(I)中のXで示される含窒素複素環基の例としては、例えばピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、ピリジル基、ピラジル基、ピリミジル基、ピリダジル基、トリアゾリル基、インドリル基、キノリル基、ブチロラクタム基、カプロラクタム基などを挙げることができるが、これ以外の含窒素複素環基であってもよい。
これらの複素環基の結合位置は特に制限はなく、窒素原子でもよいし、炭素原子でもよい。
このような含窒素複素環基をもつ単量体単位を含む水溶性樹脂は、例えば一般式
Figure 0004864698
(式中のR及びXは前記と同じ意味をもつ)
で表わされる含窒素複素環基をもつ単量体又はこれと単独で水溶性重合体を形成する窒素原子を含まない単量体との混合物を、重合又は共重合させることによって製造することができる。この重合又は共重合は、溶液重合法、懸濁重合法などの通常の重合体又は共重合体の製造に慣用されている方法によって行うことができる。
上記の一般式(II)で表わされる単量体の中で好ましいのは、ビニルイミダゾール、ビニルイミダゾリン、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルモルホリン及びビニルカプロラクタムで、その中でも、ビニルイミダゾール、ビニルイミダゾリン及びビニルピロリドンが特に好ましい。
上記の単独で水溶性重合体を形成する窒素原子を含まない単量体としては、例えば、ビニルアルコール、アクリル酸若しくはメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルなどが用いられる。これらの単量体は、単独で用いてもよいし、また2種以上組み合わせて用いてもよい。
この際の含窒素複素環基をもつ単量体と、単独で水溶性重合体を形成する単量体との割合は、質量比で10:0ないし1:9、好ましくは9:1ないし2:8の範囲が選ばれる。含窒素複素環基をもつ単量体の割合がこれよりも少なくなると、レジスト表面への吸着性能が低くなり、所望の特性、すなわちパターン倒れ防止能力が低下する。この共重合体の質量平均分子量は、500〜1,500,000、好ましくは1,000〜50,000の範囲内で選ばれる。この共重合体としては、特にカチオン性の単量体を含むものが好ましい。
このような共重合体は、例えば、ビー・エー・エス・エフ(BASF)社から市販されており[製品名「ルビテック(LUVITEC)VPI55K72W」及び「ソーカラン(Sokalan)HP56」]、またポリビニルイミダゾリンは東ソー社から市販されている。
本発明のリソグラフィー用リンス液における上記水溶性樹脂の濃度は、ディフェクトを減少する目的又は電子線耐性を向上させて電子線照射により生じるパターンの収縮を抑制する目的で使用する場合には、少なくとも0.1ppmすなわちリンス液全量に基づき少なくとも0.00001質量%、好ましくは0.5ppmすなわちリンス液全量に基づき少なくとも0.00005質量%の範囲で選ばれるが、水リンス時におけるパターン倒れを防止する目的で使用する場合には、少なくとも10ppmすなわちリンス液全量に基づき少なくとも0.001質量%、好ましくは少なくとも0.01質量%の範囲で選ぶのがよい。
この水溶性樹脂の濃度の上限については、特に制限はないが、あまり濃度が高いと、後続の水リンスの際の純水の使用量及び水洗時間が増大する原因になるので、通常は10質量%以下、好ましくは5質量%以下の範囲で選ばれる。
本発明のリソグラフィー用リンス液は、基板上の像形成露光されたレジスト膜をアルカリ現像した後の段階で、この基板を処理するのに用いられる。この処理は、レジスト膜を担持した基板を、この処理液中に浸漬するか、或いはレジスト膜にこのリンス液を塗布又は吹き付けることによって行われる。このリンス液での処理時間は、1〜30秒で十分である。
本発明のリソグラフィー用リンス液は、上記の分子構造中に窒素原子を有する単量体単位を含む水溶性樹脂を水に溶解することによって調製されるが、この際、本発明の目的が損なわれない範囲で、所望により水と混和性のある有機溶剤を水に加えたものも用いることができる。
このリンス液には、所望に応じ酸を添加して酸性に調整することもできるし、またアミン化合物や第四アンモニウム水酸化物を加えてpH8以上の塩基性に調整することもできる。このような化合物の添加は組成物の経時的劣化を防止するのに有効である。
このリンス液には、塗布性を向上させるなどの目的で、所望により公知の界面活性剤を含有させることができる。このような界面活性剤の例としては、N‐オクチル‐2‐ピロリドンなどを挙げることができる。
本発明のリンス液による処理により、レジストパターン表面の洗浄効率を高める結果、ディフェクトをモードを問わず全体的に低減する効果が得られる。さらに本発明のリンス液は、レジストパターン表面の接触角を下げる作用を有するため、いったんレジストパターンから除かれてリンス液中に浮遊しているレジストの再付着を防止し、再析出系のディフェクトをさらに低減する効果が得られる。そして、この接触角は、続けて必要に応じて行われる純水によるリンス処理の間も一定に保たれる。
上記のリンス液は、特に、ホトレジスト膜を用いるレジストパターンの形成に好適に用いられる。この場合のレジストパターンの形成方法は、以下の(A)〜(E)工程からなっている。
まず、(A)工程は、基板上にホトレジスト膜を形成する工程である。
基板としては、一般にシリコンウェーハが用いられる。また、ホトレジスト膜を形成するためのホトレジスト組成物としては公知のものが用いられる。
この(A)工程においては、シリコンウェーハのような基板上に、公知のホトレジスト組成物の溶液をスピンナーなどで塗布し、乾燥処理してホトレジスト膜を形成させる。
次に、(B)工程で、(A)工程で形成されたホトレジスト膜に対し、マスクパターンを介して選択的に露光処理して潜像を形成させたのち、(C)工程でPEB処理する。これらの(B)工程及び(C)工程は、従来のレジストを用いてレジストパターンを形成させる方法と全く同様に行うことができる。
このようにしてPEB処理したホトレジスト膜は、次いで(D)工程においてアルカリ現像処理される。このアルカリ現像処理は、例えば1〜10質量%濃度、好ましくは2.38質量%濃度のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液(以下TMAH水溶液と略す)を用いて行われる。
この(D)工程に続いて行う(E)工程においては、アルカリ現像処理した後のホトレジスト膜を、分子構造中に窒素原子を有する水溶性樹脂を含有するリソグラフィー用リンス液により処理する。
通常半導体素子は、大量生産され、スループットが重要な条件になるから、このリンス処理時間は、できるだけ短くするのが好ましい。この処理時間は1〜30秒の範囲で選ばれる。
この(E)工程において、リンス液に含ませる水溶性樹脂として、アリルアミンの重合体を用いると、上記の処理時間をさらに短縮できるので有利である。
このように、水溶性樹脂としてポリアリルアミンを含むリソグラフィー用リンス液でリンスすると、場合により行われる後続のレジスト表面の純水接触角を上昇させるための水溶性フロロカーボン化合物を含むリンス液で処理する際に、水切れ、すなわち水の振り切りがよくなるという効果がある。この際のポリアリルアミンの分子量は、特定の分子量に限定されるものではないが、1,000〜60,000の範囲が好ましい。このリンス液におけるポリアリルアミンの含有量をある程度多くすると、他の水溶性樹脂を用いた場合の振り切り時間10秒程度に比べ、約1/3の3秒程度に短縮可能である。
(E)工程のリソグラフィー用リンス液による処理は、例えばこのリンス液をレジストパターン表面に塗布又は吹き付けることにより、或いはレジストパターンをリンス液中に浸漬することにより行われるが、高スループットのためには半導体素子の製造ライン中に新たな工程を設ける必要のない塗布例えば回転塗布によるのが有利である。
本発明のレジストパターン形成方法においては、(E)工程を行った後に、さらに所望により(F)純水によるリンス工程を加えることもできる。
通常、レジストパターンを形成する場合には、レジスト組成物中のアルカリ不溶成分がアルカリ現像後の水リンス時に析出し、レジストパターン形成後のポジ型レジスト膜表面に付着することがディフェクトの原因の1つになっているが、本発明方法においては、現像後に本発明リソグラフィー用リンス液で処理することにより、レジストパターン表面に親水性の特性を付与するので、レジスト中のアルカリ溶解物がレジストパターン表面に再付着することを抑止することができ、再付着系のディフェクトが特に減少するものと推測される。
本発明方法により処理したレジストパターン表面は、配合量の選択によっては、純水に対し40度以下、好ましくは30度以下という低い接触角を有するが、これをさらにアルコール系溶剤可溶性フッ素化合物、例えば水溶性フロロカーボン化合物を含むリンス液で処理すると、純水に対し70度以上という高い接触角に改質させることができる。そして、このような処理を行えば、パターン倒れを効果的に防止して高品質の製品を製造することができるという利点がある。
は、実施例3で得られたリンス液を走査型電子顕微鏡で観察した際のショット回数とレジストパターン寸法の縮小幅との関係を示すグラフである。
次に、実施例により本発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、各例中の物性値は、次の方法によって測定した。
(1)接触角
接触角計(協和界面科学社製、製品名「CA−X150」)を用いて計測した。
(2)ディフェクト数
表面欠陥観察装置[ケー・エル・エー(KLA)テンコール社製、製品名「KLA−2131」]を用いて計測した。
(3)振り切り時間
6インチシリコンウェーハにポジ型レジスト(東京応化工業社製、製品名「TARF−P6111」)を180nm厚で塗布し、これを露光することなく、2.38質量%TMAH水溶液(液温23℃)で60秒間処理したのち、その表面に供試用リンス液を2000rpmで6秒塗布し、さらに純水を500rpmで3秒塗布して試料を作成し、1000rpmで完全に振り切るまでの時間を秒で表わした。
(4)電子線耐性
シリコン基板上に、幅130nmのラインパターンを形成させ、測長SEM(日立ハイテクノロジー社製、製品名「S−9300」)を用いて30回繰り返して照射したときのライン幅を測定した。
実施例1
シリコンウェーハ上に反射防止膜剤[ブリューワ(Brewer)社製、製品名「ARC29A」]を塗布し、215℃にて60秒間加熱処理し、膜厚77nmの反射防止膜を形成した。この反射防止膜上に、樹脂成分として、式
Figure 0004864698
で表わされる樹脂成分及び該樹脂成分に対して、3.0質量%のトリフェニルスルホニウムパーフルオロブタンスルホネート及び0.35質量%のトリエタノールアミンをプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルの混合溶剤(混合比=6:4)に溶解し、全体の固形分濃度を11質量%とした化学増幅型ポジ型ホトレジストを塗布し、膜厚460nmのホトレジスト膜を形成した。
このホトレジスト膜が形成された基板に対して、ArFエキシマステッパー(ニコン社製、製品名「NSR−S302A」)を用いて波長193nmの光で露光処理を行い、続いて130℃で90秒加熱処理した。
次いで、2.38質量%TMAH水溶液を用いて23℃で60秒の現像処理を行った。
このようにして、接触角76度の表面をもつレジストパターンを得た。
次に、ポリビニルイミダゾリン(PVI)及びビニルピロリドン(VP)とビニルイミダゾール(VI)の質量比25:75、50:50、85:15及び90:10の共重合体を用い、0.1質量%の水溶液を調製し、リソグラフィー用リンス液試料とした。
前記したレジストパターンの表面に、これらのリソグラフィー用リンス液試料を500rpmで3秒間滴下してリンス処理したのち、純水によるリンスを20秒間行った。このようにして得たレジストパターン表面の接触角及びディフェクト数を表1のNo.1〜5に示す。No.6は、リンス処理前のレジストパターン表面の接触角とディフェクト数である。
Figure 0004864698
実施例2
シリコンウェーハ上に反射防止膜剤[ブリューワ(Brewer)社製、製品名「ARC29A」]を塗布し、215℃にて60秒間加熱処理し、膜厚77nmの反射防止膜を形成した。この反射防止膜上にポジ型レジスト(東京応化工業社製、製品名「TARF−P6111」)を塗布し、膜厚460nmのホトレジスト膜を形成した。
このホトレジスト膜が形成された基板に対して、ArFエキシマステッパー(ニコン社製、製品名「NSR−S302A」)を用いて波長193nmの露光光をもって露光処理を行い、続いて130℃において90秒加熱処理した。
露光終了後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて23℃で60秒の現像処理を行った。
次いで、ポリアリルアミン(PAA)、ポリビニルイミダゾリン(PVI)又はビニルピロリドンとビニルイミダゾールとの質量比1:1の共重合体(VP/VI)の0.1質量%水溶液からなるリソグラフィー用リンス液(第一リンス液)を500rpmで3秒間滴下してリンス処理し、次いで純水による20秒間のリンス処理を行ったのち、さらに(CSONHの0.005質量%水溶液であるフッ素化合物リンス液(第二リンス液)によるリンス処理を500rpmで3秒間行った。
このようにして得られたレジストパターン上の水の振り切り時間を表2に示す。
Figure 0004864698
この表から分るように、ポリアリルアミンを用いた場合には、特に脱液が速く、プロセスのトータルタクトの短縮に有効である。
実施例3
シリコンウェーハ上に反射防止膜剤[ブリューワ(Brewer)社製、製品名「ARC29A」]を塗布し、215℃にて60秒間加熱処理し、膜厚77nmの反射防止膜を形成した。この反射防止膜上にポジ型レジスト(東京応化工業社製、製品名「TARF−P6111」)を塗布し、膜厚460nmのホトレジスト膜を形成した。
このホトレジスト膜が形成された基板に対して、ArFエキシマステッパー(ニコン社製、製品名「NSR−S302A」)を用いて波長193nmの露光光をもって露光処理を行い、続いて130℃において90秒加熱処理した。
露光終了後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて23℃で60秒の現像処理を行った。
得られたレジストパターンに、ビニルピロリドンとビニルイミダゾールとの質量比1:1の共重合体(VP/VI)、ポリアリルアミン(PAA)、ポリビニルイミダゾリン(PVI)及びポリエチレンイミンの0.1質量%水溶液からなるリソグラフィー用リンス液を500rpmで3秒間滴下してリンス処理し、次いで純水による20秒間のリンスを行った。
このようにしてリンス処理したレジストパターンをSEM(走査型電子顕微鏡)で1〜30ショット観察した。SEM観察した際のレジストパタ−ン寸法を図1に示す。比較対象として樹脂水溶液によるリンス処理を行わなかった場合についてもSEM観察を行った。
図中の記号は次のものを示す。
◆:VP/VI(分子量1,200,000)
×:PAA(分子量15,000)
●:PVI(分子量5,000)
▲:VP/VI(分子量10,000)
*:ポリエチレンイミン(分子量70,000)
■:樹脂なし
実施例4
ポジ型ホトレジストとして、「TDUR−P3187」(東京応化工業社製)を用いて形成したシリコンウェーハ上のホトレジストパターン膜に実施例1と同様にして露光、現像処理を施して、レジストパターンを得た。
次に、ビニルピロリドンとビニルイミダゾールの共重合体(モル比50:50)を50ppmの濃度で含有した水溶液からなるリンス液を調製し、これを用いて上記レジストパターンの表面を2000rpmで7秒間処理したのち、水リンスし、乾燥してディフェクト数を測定した。この際のディフェクト数は、リンス液として純水を用いて処理した場合のディフェクト数に比べ、1%以下であった。
実施例5
ポジ型ホトレジストとして、「TARF−P7066」(東京応化工業社製)を用いること以外は、実施例4と同様にしてレジストパターンを得た。
次に、ビニルピロリドンとビニルイミダゾールの共重合体(モル比50:50)を1ppm又は50ppmの濃度で含む水溶液からなるリンス液をそれぞれ調製し、これらを用いて上記レジストパターンの表面を2000rpmで7秒間処理したのち、水リンスし、乾燥してディフェクト数を測定した。この際のディフェクト数は、いずれもリンス液として純水を用いて処理した場合のディフェクト数に比べ、1%以下であった。
本発明によると、ホトレジストを用いてパターンを形成する場合に生じるディフェクトを減少させて、製品の歩留りを向上させ、かつ電子線に対する耐性を付与して、電子線照射によるパターンの収縮を抑制して寸法制御性を高く保持することができる。さらにリンス液として水溶性フロロカーボン化合物のようなフッ素化合物の溶液を組み合わせて用いることにより、パターン倒れを防止するという効果を奏することができる。さらに、後続の水リンスの際の水の振り切り時間を短縮することができる。したがって、本発明は、リソグラフィー法を用いたLSI、ULSIなどの半導体デバイスの製造に利用することができる。

Claims (6)

  1. 分子構造中に窒素原子を有する水溶性樹脂を含有する溶液からなり、該水溶性樹脂が、ビニルイミダゾール又はビニルイミダゾリンから誘導される少なくとも1種の単量体単位を構成単位として含む重合体又は共重合体、若しくはアリルアミンの重合体であることを特徴とするリソグラフィー用リンス液。
  2. 水溶性樹脂が、ビニルイミダゾール又はビニルイミダゾリンから誘導される少なくとも1種の単量体単位を構成単位として含む重合体又は共重合体である請求項1記載のリソグラフィー用リンス液。
  3. 水溶性樹脂が、質量平均分子量500〜1,500,000をもつ請求項1又は2記載のリソグラフィー用リンス液。
  4. 水溶性樹脂を全量に基づき少なくとも0.1ppmの濃度で含有する請求項1ないしのいずれか1項に記載のリソグラフィー用リンス液。
  5. (A)基板上にホトレジスト膜を設ける工程、
    (B)該ホトレジスト膜に対しマスクパターンを介して選択的に潜像を形成させるために露光処理する工程、
    (C)露光処理したホトレジスト膜を露光後加熱(PEB)処理する工程、
    (D)PEB処理したホトレジスト膜をアルカリ現像処理する工程、及び
    (E)現像処理したホトレジスト膜を請求項1ないしのいずれか1項に記載のリソグラフィー用リンス液で処理する工程を行うことを特徴とするレジストパターン形成方法。
  6. 該(E)工程を行ったのち、さらに(F)純水を用いてリンス処理する工程を行う請求項記載のレジストパターン形成方法。
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