JP4844993B2 - レーザバー保持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザバーを保持するレーザバー保持装置に関し、特に一回の固定でレーザバーの出射側端面および反射側端面に成膜可能なレーザバー保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子は、基板上に薄膜を積層、加工し、所望の機能を実現している。一般に、基板上には同時に複数の半導体素子が形成され、基板を劈開することで各半導体素子を取り出している。
【0003】
また、半導体レーザ素子などでは、基板を劈開した後、劈開面にさらに薄膜を生成することが行われている。半導体レーザ素子では、この劈開面に対する成膜で、レーザ光が発振する活性層付近の保護を行うことができる。半導体レーザ素子では、活性層付近に汚染やこれに伴う劣化が生じやすい。特に、高出力動作させる場合、レーザ光の一部が汚染された層に吸収されて発熱を生じ、この熱によって出射端面が劣化する。半導体レーザ素子の出射端面は、劈開によって形成されるので、この劈開面に誘電体膜を形成することにより、出射端面を保護することができる。また、出射端面と大気との直接の接触を防止するので、自然酸化膜の形成を抑制することができる。
【0004】
さらに、出射端面の一方に高反射膜、他方に低反射膜を成膜することで、レーザ光の出射方向、発振閾値および出力の調整を行うことができる。高反射膜および低反射膜は、誘電体膜の種類や膜厚により、反射率を制御して形成する。反射率は、膜厚に大きく依存するため、安定した品質の半導体レーザ素子を得るためには、劈開面における安定した膜厚制御が重要となる。
【0005】
半導体レーザ素子は、通常、1mm四方以下の大きさであるため、各半導体レーザ素子に劈開した後、単独で劈開面に成膜を行うのは取り扱いが困難で、膜厚の制御も難しくなる。そのため、まず、半導体レーザ素子が横方向に数十個連なったレーザバーの形に劈開し、つぎに、レーザバーの状態で高反射膜および低反射膜を成膜し、その後に各半導体レーザ素子に劈開し、切り分ける手順を用いることが一般的である。
【0006】
図10は、レーザバーの概要構成を示す斜視図である。図10において、レーザバー11は、半導体基板上に形成された半導体レーザ素子を、半導体レーザ素子の長手方向側面が隣接した半導体レーザ素子群として劈開している。レーザバー11上の活性層51は、レーザバー11に含まれる半導体レーザ素子のうちの一つとして機能する。すなわち、レーザバー11は複数の活性層を備えており、各活性層を含む形で劈開することで、複数の半導体レーザ素子を得ることができる。
【0007】
半導体レーザ素子の劈開面に対する成膜は、レーザバー11の劈開面11aおよび11bに成膜することで行われる。レーザバー11の劈開面11a,11bには、それぞれ高反射膜および低反射膜が成膜される。レーザバー11は、劈開面11a,11bに対する成膜終了後、劈開によって各半導体レーザ素子に切り分けられる。切り分けられた半導体レーザ素子では、高反射膜を成膜した面は反射面として、低反射膜を成膜した面は出射面として機能する。たとえば、活性層51を含む半導体レーザ素子52では、高反射膜53、低反射膜54を備える。高反射膜53は、活性層51で励起したレーザ光を反射する反射面として機能する。低反射膜54は、活性層51で励起したレーザ光を一部出射する出射面として機能する。
【0008】
レーザバーの劈開面に誘電体膜を成膜する方法としては、プラズマCVD、スパッタリング、蒸着、イオンプレーティングなどを用いることができる。この成膜時には、成膜する劈開面を露出してレーザバーを保持するレーザバー保持装置が用いられる。
【0009】
図11は、従来のレーザバー保持装置に固定されたレーザバーを示す斜視図である。このレーザバー保持装置では、隣接する保持部材61〜67によってレーザバーを保持する溝を形成している。たとえば、保持部材66は、段差66aと保持部材65の壁面65cとでレーザーバー16を保持する溝を形成する。レーザバー16は、劈開面16aを露出した状態で溝に挿入される。同様に、レーザバー11〜17は、保持部材61〜67が形成する溝に挿入される。さらに、段差66aは、レーザバーの幅に比して小さくなっており、保持部材61〜67を押圧してレーザバーを固定することができる。
【0010】
このレーザバー保持装置では、複数のレーザバーを同時に固定し、露出した端面に誘電体膜を生成することができる。レーザバーの片側に誘電体膜を形成した後は、押圧を緩めてレーザバーを取り出し、反転させてもう片側を露出して固定する。その後、露出した端面に誘電体膜を生成することで、レーザバーの出射側端面と反射側端面とに誘電体膜を形成することができる。
【0011】
また、レーザバーの出射側面と反射側面とを同時に露出するレーザバー保持装置も用いられてきた。図12は、レーザバーの出射側面と反射側面とを同時に露出する従来のレーザバー保持装置を示す図である。このレーザバー保持装置では、段差71a,72aを設けた保持部材71,72を、段差71a,72aを対向させて配置する。さらに、段差71a,72aにレーザバー11〜18を長手方向で架け渡して保持している。このレーザバー保持装置では、レーザバー11の劈開面11aと劈開面11bとを同時に露出して保持することができる。したがって、レーザバーは、一度の設置で出射膜および反射膜の成膜が可能となる。
【0012】
さらに、レーザバーを単独で保持するレーザバー保持装置も用いられてきた。図13は、レーザバーを単独で保持する従来のレーザバー保持装置を示す図である。このレーザバー保持装置では、段差73aを有する保持部材73と、段差74aを有する保持部材74とを、段差73a,74aを対向させて設置する。また、保持部材73の壁面73bと保持部材74の壁面74bとが対向し、さらに段差74aが底面をなして、レーザバー11を挿入する溝を形成する。また、溝の底面をなす段差74aは、レーザバー11の上下方向の位置を決定する。
【0013】
レーザバー11は、劈開面11aを溝の底面に向けて挿入される。壁面73bと壁面74bは、レーザバー11に押圧して固定する。段差73bは、その段差部が劈開面11bと同一の高さになる状態で、かつ劈開面11aが露出するように設けられている。
【0014】
このレーザバー保持装置では、保持部材73,74によってレーザバー11の劈開面11aを露出して固定する。また、劈開面11aの高さと段差73bの高さを合わせているので、誘電体膜の回り込みを防ぐことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のレーザバー保持装置、たとえば図11に示したレーザバー保持装置では、片側に成膜を行った後、レーザバーを抜き出して反転させる必要がある。このため、反転させる作業に時間およびコストがかかるという問題点があった。また、レーザバーを直接取り扱う作業が増加するために、半導体レーザ素子に傷や破損を生じ、製造歩留が低下するという問題点があった。
【0016】
さらに、保持部材の段差の精度が低く、また、成膜時の反応生成物が段差面に堆積するために、レーザバーごとの設置状態にばらつきが生じ、成膜した誘電体膜の膜厚および膜質がばらつくという問題点があった。さらに、設置状態が悪いレーザバーにおいては、半導体レーザ素子の電極面に誘電体膜が生成される回り込みが生じ、ダイボンディングやワイヤボンディングの密着性が低下するという問題点があった。
【0017】
また、図12に示した従来のレーザバー保持装置では、レーザバーのうち、保持部材の段差面で支えられている部分には成膜することができないと言う問題点があった。このため、レーザバーの両端に位置する半導体レーザ素子は、誘電体膜の生成が行われず、不良素子となる。
【0018】
さらに、レーザバーのうち、保持部材の段差面で支えられている部分の近傍では、保持部材の段差が壁面として作用し、生成された膜の厚さは、中央部分に比して薄くなるという問題点があった。この壁面の影響は、ガス状の材料を使用するプラズマCVD装置などで特に顕著となるが、スパッタ装置、イオンプレーティング装置、真空蒸着装置、イオンビームアシスト蒸着装置などにおいても、壁面近傍で膜厚が薄くなるなどの膜質の悪化が見られる。すなわち、従来のレーザバー保持装置では、成膜の膜厚および膜質を均一にできず、歩留が低下するという問題点があった。
【0019】
また、図13に示したレーザバー保持装置では、レーザバーの下面から成膜を行うことで、誘電体膜の回り込みを防ぐことができるが、下面にレーザバーの保持と位置決めとを行う段差が存在するために、段差部分に誘電体膜を生成できないという問題があった。また、片側に成膜を行った後、レーザバーを抜き出して反転させる必要がある。このため、反転させる作業に時間およびコストがかかるという問題点があった。また、レーザバーを直接取り扱う作業が増加するために、半導体レーザ素子に傷や破損を生じ、製造歩留が低下するという問題点があった。さらに、レーザバーを単独で成膜するために、生産性が著しく低下するという問題点があった。
【0020】
この発明は上記に鑑みてなされたものであって、レーザバーの出射側面と反射側面とを同時に露出した状態を保持し、一度の設置でレーザバーの反射膜と出射膜との成膜が可能なレーザバー保持装置を提供することを目的とする。
【0021】
また、レーザバーの所望の劈開面全面に均一に成膜可能で、回り込みを防止し、半導体レーザ素子の歩留まりを向上できるレーザバー保持装置を提供することを目的とする。
【0022】
また、複数のレーザバーを同時に保持して成膜可能で、半導体レーザ素子の生産性を向上できるレーザバー保持装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかるレーザバー保持装置は、レーザバーの出射側面および反射側面に成膜を行うために該レーザバーを保持するレーザバー保持装置であって、互いに平行に配設し、かつそれぞれに凹所を設けた1対のガイド部と、前記ガイド部に架け渡され、前記ガイド部の長手方向に移動可能であり、前記レーザバーの出射側面および反射側面を露出して該レーザバーを狭持する複数の保持部材と、前記レーザバーを狭持した状態で、前記ガイド部に対して前記保持部材を固定する固定手段と、前記凹所の内壁を介して前記ガイド部を載置させる突出部と、前記レーザバーを載置するレーザバー載置面と、を有し、前記突出部および前記レーザバー載置面によって前記保持部材と前記レーザバーとの位置決めを行うレーザバー設置台と、を備えたことを特徴とする。
【0024】
発明によれば、ガイド部に沿ってスライドする保持部材でレーザバーを挟んで押圧し、レーザバーの出射側面および反射側面を同時に露出して固定する際に、ガイド部に設けた凹所の内壁に接触する突出部とレーザバーを載置するレーザバー載置面とを有する設置台上でレーザバーの位置決めを行う。
【0025】
また、本発明にかかるレーザバー保持装置は、上記の発明において、成膜時に、前記凹所に対する成膜材料の付着を防止する保護手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0026】
発明によれば、設置台に接触するガイド部の凹所内壁は、成膜時に、成膜材料の付着から保護される。
【0027】
また、本発明にかかるレーザバー保持装置は、レーザバーの出射側面および反射側面に成膜を行うために該レーザバーを保持するレーザバー保持装置であって、互いに平行に配設した1対のガイド部と、前記ガイド部に架け渡され、前記ガイド部の長手方向に移動可能であり、前記レーザバーの出射側面および反射側面を露出して該レーザバーを狭持する複数の保持部材と、前記レーザバーを狭持した状態で、前記ガイド部に対して前記保持部材を固定する固定手段と、前記保持部材と当接する突出部と、前記レーザバーを載置するレーザバー載置面と、を有し、前記突出部および前記レーザバー載置面によって前記保持部材と前記レーザバーとの位置決めを行うレーザバー設置台と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
発明によれば、ガイド部に沿ってスライドする保持部材でレーザバーを挟んで押圧し、レーザバーの出射側面および反射側面を同時に露出して固定する際に、保持部材を支持する突出部とレーザバーを載置するレーザバー載置面とを有する設置台上で保持部材とレーザバーとの位置決めを行う。
【0029】
また、本発明にかかるレーザバー保持装置は、上記の発明において、前記1対のガイド部に溝を形成し、該溝に前記保持部材の端部を架け渡したことを特徴とする。
【0030】
発明によれば、保持部材は、ガイド部の長手方向に形成された溝に架け渡されてスライドし、レーザバーを狭持する。
【0031】
また、本発明にかかるレーザバー保持装置は、上記の発明において、複数の前記レーザバーと前記複数の保持部材とを交互に配置し、前記固定手段で固定することを特徴とする。
【0032】
発明によれば、レーザバーと保持部材とを交互に配置し、保持部材をスライドさせることで、複数のレーザバーを同時に保持する
【0033】
また、本発明にかかるレーザバー保持装置は、上記の発明において、前記レーザバーの長手方向の両端は、前記1対のガイド部から少なくとも3mmの距離をおいて固定されることを特徴とする。
【0034】
発明によれば、レーザバーの両端は、ガイド部から3mm以上の距離をおいて固定され、レーザバーの近傍に壁面を構成することを回避している。
【0035】
また、本発明にかかるレーザバー保持装置は、上記の発明において、前記1対のガイド部に接続され、該1対のガイド部を互いに平行な状態に固定するガイド部接続手段をさらに備え、前記レーザバーは、前記ガイド部接続手段から少なくとも3mmの距離をおいて固定されることを特徴とする。
【0036】
発明によれば、レーザバーは、ガイド部を平行な状態に固定するガイド部接続手段から3mm以上の距離をおいて固定され、レーザバーの近傍に壁面を構成することを回避している。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るレーザバー保持装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0038】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1であるレーザバー保持装置の斜視図である。レーザバー保持装置1は、内部に溝2eを設けた保持枠2と、枠内をスライドする摺動部3と、摺動部3のスライドと固定とを行う軸4と、を備える。保持枠2は、枠部2a,2b,2c,2dを有する。また、枠部2aは、切り欠き5eを有し、枠部2cは切り欠き5fを有する。切り欠き5e,5fは、互いに対向してスペーサ挿入口を形成する。さらに、枠部2aと枠部2cとはその長手方向に溝2eを有する。また、枠部2dは、軸4を貫挿する貫通孔2fを有している。
【0039】
溝2eには、スペーサ挿入口から挿入されたスペーサ21〜29が架け渡たされる。さらに、架け渡したスペーサ21〜29の間に、レーサバー11〜18を配置している。
【0040】
ここで、レーザバー11〜18は、保持枠2がなす平面に対して平行な2面が同時に露出して保持されることとなる。すなわち、この2面が反射膜の成膜面および出射膜の成膜面となるように配置することで、反射膜の成膜面と、出射膜の成膜面とを同時に露出して保持することができる。
【0041】
また、スペーサ21〜29の長手方向の長さは、レーザバー11〜18の長手方向の長さに比して大きくしておく。さらに、レーザバー11〜18を枠部2aおよび枠部2cからそれぞれ3mm以上離して配置する。また、レーザバー11と枠部2bとの間にスペーサ21を挿入し、レーザバー18と摺動部3との間にスペーサ29を挿入する。このため、レーザバーの反射膜の成膜面および出射膜の成膜面の近傍に壁面を形成することを避けることができる。
【0042】
さらに、保持枠2がなす平面に対して垂直な方向のスペーサ21〜29の幅は、保持枠2がなす平面に対して垂直な方向のレーザバー11〜18の幅に比して小さくしておく。また、溝2eは、その幅を保持枠2がなす平面に対して垂直な方向のスペーサ21〜29の幅よりも大きくし、スペーサがスライド可能な状態にする。
【0043】
また、スペーサ21〜29は、スペーサ挿入口から挿入および取り出しが可能で、成膜するレーザバーの数に合わせてスペーサの数を増減させることができる。
【0044】
さらに、摺動部3は、溝2eに架け渡される。また、摺動部3は軸4と接続される。軸4は、貫通孔2fに貫挿され、軸4を動かすことで、摺動部3がスライドする。摺動部3は、スライドによってスペーサ21〜29およびレーザバー11〜18に対して押圧する。さらに、スペーサ21〜29およびレーザバー11〜18に対して押圧した状態で、軸4を固定し、スペーサ21〜29およびレーザバー11〜18を固定することができる。
【0045】
図2は、図1に示したレーザバー保持装置1を裏面から見た斜視図である。枠部2aは、孔7h〜7jを有する。枠部2cは、孔7e〜7gを有する。保持枠2は、枠材5〜7を張り合わせて形成されており、孔7e〜7jは、枠材7を貫通している。図3に保持枠2の組立図を示す。枠材5は、枠部5a〜5dを有する。また、枠部5aは切り欠き5eを、枠部5cは切り欠き5fを有している。枠材6は、枠部6a〜6dを有している。枠部6aは、その幅が枠部5aの幅に比して狭くなっている。枠部6cは、その幅が、枠部5cに比して狭くなっている。さらに、枠部6dは、切り欠き6eを有している。枠材7は、枠部7a〜7dを有している。枠部7aは、その幅が枠部6aの幅に比して広くなっている。枠部7cは、その幅が、枠部6cに比して広くなっている。さらに、枠部7aは、枠材7を貫通する孔7h〜7jを有している。また、枠部7cは、枠材7を貫通する孔7e〜7gを有している。
【0046】
枠部5a,6a,7aは、張り合わされて枠部2aを形成する。また、枠部5b,6b,7bは、張り合わされて枠部2bを形成する。同様に、枠部2cは、枠部5c,6c,7cを張り合わせることで形成され、枠部2dは、枠部5d,6d,7dを張り合わせることで形成される。また、枠部2aは、枠部5a,6a,7aの幅の違いによって、溝を形成することができる。同様に、枠部2cは、枠部5c,6c,7cの幅の違いによって、溝を形成することができる。さらに、枠材5〜7を貼り合わせることによって、切り欠き6eは、貫通孔2fを形成する。
【0047】
つぎに、レーザバー11〜18の設置と位置決めについて説明する。図4は、レーザバー11〜18の設置に用いる設置台を示す斜視図である。設置台8は、レーザバー載置面8aと、突出部8e〜8jを有する。また、図5は、図1に示したレーザバー保持装置1のA−A線断面図であり、図6は、図1に示したレーザバー保持装置1のB−B線断面図である。
【0048】
まず、孔7e〜7jに突出部8e〜8jを挿入する。この時、突出部7e〜7jの先端は、枠材6に接するようにする。つぎに、保持枠2のスペーサ挿入口からスペーサ21を挿入する。つづいて、レーザバー載置面8aにレーザバー11を配置する。
【0049】
ここで、レーザバー11の下面は、レーザバー載置面8aと同じ高さとなる。また、スペーサ21は、溝2eに架け渡して保持されるので、その下面は、枠材6の下面と同じ高さとなる。すなわち、レーザバー載置面8aの高さと、突出部8e〜8jの高さと、によって、レーザバー11とスペーサ21との位置関係が決定される。たとえば、レーザバー載置面8aの高さを突出部8e〜8jに比して低くすることで、レーザバー11の下面は、スペーサ21の下面に比して低くなる。
【0050】
つぎに、保持枠2のスペーサ挿入口からスペーサ22を挿入し、レーザバー載置面8aにレーザバー12を配置する。スペーサ22とレーザバー12との場合においても、レーザバー載置面8aの高さと、突出部8e〜8jの高さと、によって、レーザバー12とスペーサ22との位置関係が決定される。さらに、スペーサ23〜29の挿入と、レーザバー13〜18の配置を交互に行う。
【0051】
つぎに、軸4を動かして、摺動部3をスライドさせ、スペーサ21〜29およびレーザバー11〜18に押圧して固定する。
【0052】
ここで、スペーサ21〜29の幅と、レーザバー11〜18の幅との差は、40〜100μmとするのが好ましい。レーザバーの幅とスペーサの幅とを同一の値に設計した場合、製造のばらつきや、配置のばらつきのために、レーザバーの高さとスペーサの高さとを揃えることは困難である。レーザバーの高さと、スペーサの高さとがずれが生じた場合、成膜した誘電体の膜厚に影響を与える。図7は、レーザバーのスペーサに対する突出量と、成膜した誘電体膜の膜厚との相関関係を示す図である。スペーサがレーザバーに対して突出している場合、すなわち、レーザバーの突出量が負の値となる場合には、膜厚は小さくなり、成膜の均一性を損なう。
【0053】
一方で、レーザバーがスペーサから突出した場合は、その突出量が問題となる。レーザバーの突出量が小さい場合は、適切な成膜が行える。しかし、レーザバーの突出量が大きい場合は、成膜した面の周囲の面に成膜材料が回りこんで付着する。成膜材料が周囲の面に回りこんで付着すると、ダイボンディングやワイヤボンディングなどの後の工程において接触不良を引き起こす原因となる。
【0054】
したがって、レーザバーの成膜面は、スペーサと同一の高さか、成膜材料の回り込みを生じない程度に突出していることが求められる。スペーサ21〜29の幅と、レーザバー11〜18の幅との差を40〜100μmとし、レーザバー載置面8aの高さを、突出部8e〜8jの高さに比して20〜50μm低くすることで、レーザバー載置面8aに設置したレーザバーは、その上面の高さが、溝2eに架け渡したスペーサの上面に比して20〜50μm高くなる。ここで、スペーサおよびレーザバーに製造のばらつきや配置のばらつきが生じたとしても、レーザバー上面を、スペーサの上面から突出させるか、スペーサの上面と同一の高さに保つことができる。
【0055】
つぎに、レーザバー保持装置1を用いた成膜について説明する。成膜時には、レーザバー保持装置1から設置台8を外し、その両面についてそれぞれ成膜を行う。レーザバーの成膜を行う場合に、その成膜材料は、保持枠2に対しても付着する。保持枠2は、繰り返し使用する事を想定しており、使用の度に付着する成膜材料がレーザバーの位置決めに対して与える影響は、極力少なくする必要がある。したがって、レーザバーの成膜時には、孔7e〜7jにカバーをし、孔7e〜7j内部に対する成膜材料の付着を防止する。
【0056】
この実施の形態1に示したレーザバー保持装置は、保持枠2に設けた孔7e〜7jに設置台8の突出部8e〜8jを挿入し、保持枠2の内側に設けた溝2eに、スペーサ21〜29を架け渡し、設置台8のレーザバー載置面8a上にレーザバー11〜18を配置し、突出部8e〜8jおよびレーザバー載置面8aによってレーザバーの位置を決定し、摺動部3および軸4で押圧して固定している。また、スペーサ21〜29の長手方向の長さをレーザバー11〜18の長手方向の長さに比して大きくし、レーザバー11〜18を保持枠2から3mm以上離して設置するようにしている。
【0057】
このレーザバー保持装置は、成膜時に成膜材料の付着を防止できる孔をレーザバー保持装置に設け、この孔を基準にしてレーザバーの位置決定を行うので、保持枠に付着した成膜材料の影響を免れ、高精度かつ簡易にレーザバーの位置決定を行うことができる。
【0058】
また、レーザバーの出射側面と、反射側面とを同時に露出して保持できるので、一度の設置で低反射膜と、高反射膜とを成膜することができる。したがって、レーザバーを直接取り扱う作業を低減し、レーザバーに傷や破損が生じる可能性を低減することができる。
【0059】
さらに、レーザバーを保持枠から3mm以上離して固定することで、レーザバーの近傍における壁面の形成を回避できるので、壁面による成膜の不均一を回避できる。
【0060】
また、摺動部3で押圧して固定するので、レーザバーの出射側面と反射側面とを完全に露出して保持することができ、その全面に均一に成膜を行うことができる。
【0061】
また、スペーサの数を増減させることで、任意の数のレーザバーを同時に保持することができる。
【0062】
さらに、レーザバーをスペーサから突出させて保持するので、レーザバーおよびスペーサの製造ばらつきや、配置のばらつきにマージンを持たせ、成膜を均一に、かつ歩留良く行うことができる。
【0063】
なお、本実施の形態では、成膜の均一性と製作マージンを重視し、スペーサの幅をレーザバーの幅に比して小さくしていたが、製作精度を十分に高めた場合や、レーザバー側面に対する成膜材料の回り込みの減少を重視する場合には、スペーサの幅とレーザバーの幅と同一にしてもよい。
【0064】
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2に用いる設置台を示す斜視図である。また、図9は、図8に示した設置台でレーザバーを設置した場合のレーザバー保持装置の断面図である。なお、設置台以外の構成要素は、実施の形態1と同様のものを用いる。
【0065】
この実施の形態2において、設置台38は、レーザバー載置面38a、スペーサ支持部38b、突出部38e〜38jを有する。レーザバーの設置にあたっては、まず、孔7e〜7jに突出部38e〜38jを挿入する。つぎに、保持枠2のスペーサ挿入口からスペーサ21を挿入する。ここで、スペーサ支持部38bの高さを、溝2eの下面に比して高くすることで、スペーサ21はスペーサ支持部38bに支持されることとなり、スペーサの下面は、スペーサ支持部38bの高さと同一となる。
【0066】
つづいて、レーザバー載置面38aにレーザバー11を配置する。ここで、レーザバー11の下面は、レーザバー載置面38aと同じ高さとなる。また、スペーサ21は、その下面が、スペーサ支持部38bと同じ高さであるので、レーザバー載置面38aの高さと、スペーサ支持部38bの高さと、によって、レーザバー11とスペーサ21との位置関係が決定される。たとえば、レーザバー載置面38aの高さをスペーサ支持部38bに比して低くすることで、レーザバー11の下面は、スペーサ21の下面に比して低くなる。
【0067】
つぎに、保持枠2のスペーサ挿入口からスペーサ22を挿入し、レーザバー載置面38aにレーザバー12を配置する。スペーサ22とレーザバー12との場合においても、レーザバー載置面38aの高さと、スペーサ支持部38bの高さと、によって、レーザバー12とスペーサ22との位置関係が決定される。さらに、スペーサ23〜29の挿入と、レーザバー13〜18の配置を交互に行う。
【0068】
つぎに、軸4を動かして、摺動部3をスライドさせ、スペーサ21〜29およびレーザバー11〜18を押圧して固定する。
【0069】
ここで、スペーサ21〜29の幅と、レーザバー11〜18の幅との差は、40〜100μmとするのが好ましい。レーザバーの成膜面は、スペーサと同一の高さか、成膜材料の回り込みを生じない程度に突出していることが求められる。スペーサ21〜29の幅と、レーザバー11〜18の幅との差を40〜100μmとし、レーザバー載置面38aの高さを、スペーサ支持部38bの高さに比して20〜50μm低くすることで、レーザバー載置面38aに設置したレーザバーは、その上面の高さが、溝2eに架け渡したスペーサの上面に比して20〜50μm高くなる。ここで、スペーサおよびレーザバーに製造のばらつきや配置のばらつきが生じたとしても、レーザバー上面を、スペーサの上面から突出させるか、スペーサの上面と同一の高さに保つことができる。
【0070】
この実施の形態2に示したレーザバー保持装置は、保持枠2の内側に設けた溝2eに、スペーサ21〜29を架け渡してスペーサ支持部38bで位置決めし、設置台8のレーザバー載置面8a上にレーザバー11〜18を配置して位置決めし、摺動部3および軸4で押圧して固定している。また、スペーサ21〜29の長手方向の長さをレーザバー11〜18の長手方向の長さに比して大きくし、レーザバー11〜18を保持枠2から3mm以上離して設置するようにしている。
【0071】
このレーザバー保持装置は、スペーサを支持するスペーサ支持部とレーザバーを載置するレーザバー載置面とを備えた設置台を用いてスペーサに対するレーザバーの位置決定を行うので、レーザバー保持装置を繰り返し使用して成膜材料が付着した場合においても、高精度かつ簡易にレーザバーの位置決定を行うことができる。
【0072】
さらに、スペーサとレーザバーとの位置関係を直接決定するので、成膜時に、保持枠に形成した溝の内部に成膜材料が付着した場合においても、レーザバーの位置決定を高精度かつ簡易に行うことができる。
【0073】
また、レーザバーの出射側面と、反射側面とを同時に露出して保持できるので、一度の設置で低反射膜と、高反射膜とを成膜することができる。したがって、レーザバーを直接取り扱う作業を低減し、レーザバーに傷や破損が生じる可能性を低減することができる。
【0074】
さらに、レーザバーを保持枠から3mm以上離して固定することで、レーザバーの近傍における壁面の形成を回避できるので、壁面による成膜の不均一を回避できる。
【0075】
また、摺動部3で押圧して固定するので、レーザバーの出射側面と反射側面とを完全に露出して保持することができ、その全面に均一に成膜を行うことができる。
【0076】
また、スペーサの数を増減させることで、任意の数のレーザバーを同時に保持することができる。
【0077】
さらに、レーザバーをスペーサから突出させて保持するので、レーザバーおよびスペーサの製造ばらつきや、配置のばらつきにマージンを持たせ、成膜を均一にかつ、歩留良く行うことができる。
【0078】
なお、本実施の形態では、成膜の均一性と製作マージンを重視し、スペーサの幅をレーザバーの幅に比して小さくしていたが、製作精度を十分に高めた場合や、レーザバー側面への回り込み減少を重視する場合には、スペーサの幅とレーザバーの幅と同一にしてもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、ガイド部に沿ってスライドする保持部材でレーザバーを挟んで押圧し、レーザバーの出射側面および反射側面を同時に露出して固定する際に、ガイド部に設けた凹所の内壁に接触する突出部とレーザバーを載置するレーザバー載置面とを有する設置台上でレーザバーの位置決めを行うので、ガイド部に成膜材料が付着した場合においても、レーザバーと保持部材との位置決めを簡易かつ高精度に行うことができ、レーザバーに均一にかつ歩留まり良く成膜可能なレーザバー保持装置を得ることができるという効果を奏する。
【0080】
また、発明によれば、設置台に接触するガイド部の凹所内壁は、成膜時に、成膜材料の付着から保護されるので、繰り返し使用し、ガイド部に成膜材料が付着した場合においても、レーザバーと保持部材との位置決め精度を維持し、メンテナンス性の良好なレーザバー保持装置を得ることができるという効果を奏する。
【0081】
また、発明によれば、ガイド部に沿ってスライドする保持部材でレーザバーを挟んで押圧し、レーザバーの出射側面および反射側面を同時に露出して固定する際に、保持部材を支持する突出部とレーザバーを載置するレーザバー載置面とを有する設置台上で保持部材とレーザバーとの位置決めを行うので、ガイド部と保持部材との間に成膜材料が付着した場合においても、レーザバーと保持部材との位置決めを簡易かつ高精度に行うことができ、レーザバーに均一にかつ歩留まり良く成膜可能なレーザバー保持装置を得ることができるという効果を奏する。
【0082】
また、発明によれば、保持部材は、ガイド部の長手方向に形成された溝に架け渡されてスライドし、レーザバーを狭持するので、レーザバーの出射側面および反射側面を、同時に露出して固定し、一度の設置でレーザバーの出射側面と反射側面とを成膜可能なレーザバー保持装置を簡易な構成で得ることができるという効果を奏する。
【0083】
また、発明によれば、レーザバーと保持部材とを交互に配置し、保持部材をスライドさせることで、複数のレーザバーを同時に保持するので、複数のレーザバーの出射側面および反射側面を、一度の設置で成膜可能なレーザバー保持装置を得ることができる。
【0084】
また、発明によれば、レーザバーの両端は、ガイド部から3mm以上の距離をおいて固定され、レーザバーの近傍に壁面を構成することを回避しているので、レーザバーの出射側面および反射側面の両端近傍においても成膜の均一性を確保できるレーザバー保持装置を実現し、半導体レーザ素子の歩留を向上できるという効果を奏する。
【0085】
また、発明によれば、レーザバーは、ガイド部を平行な状態に固定するガイド部接続手段から3mm以上の距離をおいて固定され、レーザバーの近傍に壁面を構成することを回避しているので、保持枠の近傍に設置されたレーザバーの出射側面および反射側面に対して、均一に成膜可能なレーザバー保持装置を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるレーザバー保持装置の斜視図である。
【図2】図1に示したレーザバー保持装置1を裏面から見た斜視図である。
【図3】図1に示したレーザバー保持装置の組立図である。
【図4】レーザバーの設置に用いる設置台を示す斜視図である。
【図5】図1に示したレーザバー保持装置のA−A線断面図である。
【図6】図1に示したレーザバー保持装置のB−B線断面図である。
【図7】レーザバーのスペーサに対する突出量と、成膜した誘電体膜の膜厚との相関関係を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態2に用いる設置台を示す斜視図である。
【図9】図8に示した設置台でレーザバーを設置した場合のレーザバー保持装置および設置台の断面図である。
【図10】レーザバーの概要構成を示す斜視図である。
【図11】従来のレーザバー保持装置に固定されたレーザバーを示す斜視図である。
【図12】レーザバーの出射側端面と反射側端面とを同時に露出する従来のレーザバー保持装置を示す図である。
【図13】レーザバーを単独で保持する従来のレーザバー保持装置を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザバー保持装置
2 保持枠
2a〜2d,5a〜5d,6a〜6d,7a〜7d 枠部
2e 溝
2f 貫通孔
3 摺動部
4 軸
5e,5f,6e 切り欠き
5〜7 枠材
7e〜7j 孔
8,38 設置台
8a,38a レーザバー載置面
8e〜8j,38e〜38j 突出部
11〜18 レーザバー
21〜29 スペーサ
38b スペーサ支持部

Claims (5)

  1. レーザバーの出射側面および反射側面に成膜を行うために該レーザバーを保持するレーザバー保持装置であって、
    互いに平行に配設し、かつそれぞれに凹所を設けた1対のガイド部と、
    前記ガイド部に架け渡され、前記ガイド部の長手方向に移動可能であり、前記レーザバーの出射側面および反射側面を露出して該レーザバーを狭持する複数の保持部材と、
    前記レーザバーを狭持した状態で、前記ガイド部に対して前記保持部材を固定する固定手段と、
    前記凹所の内壁を介して前記ガイド部を載置させる突出部と、前記レーザバーを載置するレーザバー載置面と、を有し、前記突出部および前記レーザバー載置面によって前記保持部材と前記レーザバーとの位置決めを行うレーザバー設置台と、
    成膜時に、前記凹所に対する成膜材料の付着を防止する保護手段と、
    を備えたことを特徴とするレーザバー保持装置。
  2. 前記1対のガイド部に溝を形成し、該溝に前記保持部材の端部を架け渡したことを特徴とする請求項1に記載のレーザバー保持装置。
  3. 複数の前記レーザバーと前記複数の保持部材とを交互に配置し、前記固定手段で固定することを特徴とする請求項1または2に記載のレーザバー保持装置。
  4. 前記レーザバーの長手方向の両端は、前記1対のガイド部から少なくとも3mmの距離をおいて固定されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のレーザバー保持装置。
  5. 前記1対のガイド部に接続され、該1対のガイド部を互いに平行な状態に固定するガイド部接続手段をさらに備え、
    前記レーザバーは、前記ガイド部接続手段から少なくとも3mmの距離をおいて固定されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のレーザバー保持装置。
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