JP4843941B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車用自動変速機等の油圧ピストンに適用される密封装置に関するものである。
自動車等に使用される自動変速機としては、回転状態で、油圧がかけられて移動する油圧ピストンの押圧力により、多板クラッチの制御を行い、自動変速制御が行われるAT(Automatic Transmission)が広く知られている。
図7は、ATの変速切換部の概略構成について説明する概略構成半断面図である。
図7に示すように、軸101が挿入されているハウジング100の内周面と軸101の外周面とで環状のピストン挿入穴102が形成されている。
ハウジング100の内側には多板クラッチ103が設けられていると共に、ピストン挿入穴102には、環状のピストン部材(環状部材)104が軸方向に移動可能に配置されている。
また、軸101の外周には軸方向の移動を規制した環状のキャンセルプレート105を取り付けている。このキャンセルプレートは、軸101に設けられたストッパ106によって移動が規制されている。
そして、軸101の外周面に設けられた環状溝にはピストン部材104の内周面と軸101の外周面との環状隙間をシールすべくOリング111が設けられ、ピストン部材104の外周面にはハウジング100の内周面をシールすべく該内周面に密封接触するシールリップ112を設けている。
このようにして、ハウジング100内に圧力室X’、油室Y’,Z’を区分形成している。
上記構成において、圧力室X’に油圧(矢印P)が作用し、圧力が上昇すると、ピストン部材104がスプリング108の付勢力に抗してキャンセルプレート105側(図中下方向)にストロークし、ピストン部材104の外周側円筒部104aの端部にて多板クラッチ103を押圧する。これにより、ハウジング100側に設けられたクラッチ板が出力軸(不図示)側のクラッチ板に摩擦接触し、ハウジング100の回転駆動力が出力軸へと伝達される。
また、多板クラッチ103による動力の伝達を解除する時は、圧力室X’の圧力を低くすることで、スプリング108の付勢力によりピストン部材104をハウジング100の端面100a側にストロークさせる。
このように、ピストン部材104は、油圧を受けて軸方向に移動し、また、シールリップ112等が母材に一体成形されたいわゆるボンデッドピストンシール(密封装置)として機能している。
ところで、自動車に使用される自動変速機は、近年、多段化の動向があり、例えばFF(前輪駆動)方式のように、軸方向にスペースの制約がある場合で、特に、自動変速機の
容量が大きくなった場合には、ボンデッドピストンシールが大径化する傾向にある。
ボンデッドピストンシールが大径化した場合には、シールリップを母材に一体成形するための金型が大型化することとなり、金型の製造コストの増大を招いてしまう。
そこで、ピストン部材104からシールリップ112に相当するシール部材を分離させて別々に成形し、シール部材をピストン部材に嵌合させてボンデッドピストンシールを構成させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−139249号公報
しかしながら、上述した従来技術の場合、ピストン部材に嵌合するのは、金属環(芯金)であるため、金属環をピストン部材に嵌合装着する時に、嵌合力が大きくなってしまい、また、嵌合力自体のばらつきも大きくなってしまい、金属環の変形が生じ易くなってしまうことが懸念される。
さらに、製造上においても、嵌合力のばらつきを抑制するために、ピストン部材側、並びに、シール部材側の両者について、金属環の嵌合寸法径の公差を厳しく制約する必要があり、旋削等の追加や加工精度向上が必要となるため、製造コストが増大してしまうことが懸念される。また、金属環をピストン部材に嵌合装着する時の嵌合力が大きい場合には、嵌合装着するための付帯設備についても、出力を大きくする必要がある。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、環状部材にシール部材を嵌合装着させてなる密封装置において、環状部材とシール部材との嵌合力を低減させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
環状穴内に軸方向に移動自在に設けられ、径方向部と、該径方向部の内径端部及び外径端部のうち少なくともいずれか一方から軸方向に延びる軸方向部とを有する環状部材と、
前記環状部材の前記軸方向部に嵌合して設けられ、該環状部材と前記環状穴の周面との間の環状隙間を密封するシール部材と、
を備え、前記環状部材の軸方向一方側と他方側とを密封する密封装置において、
前記シール部材は、
補強環と、
前記補強環に一体に設けられ、前記環状部材の前記軸方向部に嵌合された場合に、該軸方向部に接触する接触部、及び、前記環状穴の周面に密封接触するシールリップを有するシール本体と、
を備え
前記接触部は、前記軸方向部に接触する部分に、軸方向に延びる溝を備えることを特徴とする。
これにより、シール部材が環状部材の軸方向部に嵌合された場合には、シール本体の接触部が該軸方向部に嵌合接触されることとなるので、補強環が環状部材との嵌合のために環状部材に接触することはなくなる。
したがって、補強環がピストン部材に接触して嵌合される場合よりも、シール部材と環状部材との嵌合力を低減することができる。また、補強環がピストン部材に接触して嵌合された場合よりも、嵌合力のばらつきを抑制することもできる。すなわち、シール部材を環状部材に嵌合する際に、シール部材が変形してしまうようなこともない。また、補強環の寸法径の公差を厳しく制約する必要もないので、旋削等の追加や加工精度向上による製
造コストの増大を招くこともない。
軸方向に延びる溝を設けることにより、シール部材を環状部材に嵌合した際に、接触部を構成しているゴム状弾性体が、圧縮変形して該溝に逃げる(吸収される)こととなり、ゴム状弾性体の「むしれ」の発生を抑制することができる。
また、接触部において、軸方向に延びる溝を設けた場合には、軸方向部に接触する内径側のシール性能が低下してしまうことが懸念される。
そこで、上記の構成において、前記シール本体は、前記軸方向部と前記径方向部との角部,該軸方向部または該径方向部に密封接触するシールリップをさらに備えるとよい。
これにより、シール部材と環状部材との間の密封性能をより向上することができる。接触部に軸方向に延びる溝が設けられていない場合においても、シールリップを設けることにより、シール部材と環状部材との間の密封性能をより向上することができる。
また、前記軸方向部は、前記接触部が接触する部分に、周方向に延びる溝をさらに備えるとよい。
これにより、シール部材が環状部材から抜けてしまうことを防止することができる。
本発明によれば、環状部材にシール部材を嵌合装着させてなる密封装置において、環状部材とシール部材との嵌合力を低減させる技術を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る密封装置としてのボンデッドピストンシール1を適用した変速切換部の概略構成について説明するための概略構成半断面図である。図2は本発明の実施の形態1に係る密封装置としてのボンデッドピストンシール1を構成するシール部材7を示す概略構成半断面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る密封装置としてのボンデッドピストンシール1を構成するピストン部材11を示す概略構成半断面図である。図4は、図3に示すピストン部材11の要部を示す概略断面図である。
ボンデッドピストンシール1は、例えば、AT等の自動車用自動変速機のクラッチ板の係合をON又はOFFするために用いられるものである。
以下に、本発明の実施の形態に係るボンデッドピストンシール1、及び、ボンデッドピストンシール1を適用した変速切換部の構成について説明する。
図1に示すように、変速切換部には、軸2と、軸2の外周側に設けられ内形状断面略L字状のハウジング3と、が設けられている。
ハウジング3は径方向部31と第1,第2,第3円形部32,33,34とを有する。第1,第2円形部32,33よりも内径が大きい第3円形部34の内周側には多板クラッチ4を収納してある。尚、ブレーキ板として本実施の形態に係る密封装置をブレーキのON・OFF装置に用いても良い。
そして、第1,第2,第3円形部32,33,34の内周面と軸2の外周面との間にて、環状のピストン挿入穴(環状穴)5を形成しており、そのピストン挿入穴5内に環状部材としてのピストン部材11が軸方向に移動自在に挿入されている。
ピストン部材11は薄鋼板(例えばSPCC)の金属環で、ハウジング3の径方向部31の端面に面するワッシャ状の端壁12と、端壁12の外径端部から軸方向に多板クラッチ4側に向って延びる外周スカート部13と、端壁12の内径端部から内径方向であって軸方向多板クラッチ4側に傾斜して延びる傾斜部14と、傾斜部14の内径端部から内径
方向に延びる径方向部15と、径方向部15の内径端部から軸方向に多板クラッチ4側に向って延びる内周スカート部16とから構成されている。
そして、外周スカート部13は端壁12の外径端部から軸方向多板クラッチ4側に延びる第1外周スカート部13aと、第1外周スカート部13aの多板クラッチ4側から外径方向に延びる第2外周スカート部13bと、第2外周スカート部13bの外径端部から軸方向多板クラッチ4側に延びる第3外周スカート部13cと、を備えている。ここで、外周スカート部13、特に第1外周スカート部13aは本発明に係る軸方向部を構成し、端壁12と傾斜部14と径方向部15とは本発明に係る径方向部を構成している。また、ピストン部材11は、型成形(例えば、プレス成形)により形成される。
また、内周スカート部16の内周側であって、軸2の外周面に設けられた環状溝21には、内周スカート部16の内周面に摺動自在に密接するOリング6が収容されている。
また、第1外周スカート部13aの外径側には、第1円形部32の内周面に密封接触するシールリップ71を有するシール部材7が嵌合されている。
このようにして、シールリップ71及びOリング6を介してピストン部材11とハウジング3との間に圧力室X(ライン油圧室)を形成している。
また、ピストン部材11に対向して軸2の外周側には、軸方向の移動を規制した環状の規制部材としてのキャンセルプレート8を設けてある。このキャンセルプレート8は、薄鋼板(例えばSPCC)の金属環で、軸2に対して着脱自在な内径に設定してあり、ストッパ9により軸方向、具体的にはピストン部材11から離れる方向の移動を規制してある。
そして、キャンセルプレート8の外径はピストン部材11の外周スカート部13の内径より小さくなっている。
即ち、このキャンセルプレート8は、径方向において軸2からピストン部材11の外周スカート部13まで延びる金属環であり、その外径端にピストン部材11の第3外周スカート部13cの内周面に摺動自在に密封接触するシールリップ81を設けてある。
このようにして、キャンセルプレート8とピストン部材11との間に油室Y(キャンセル油圧室)を形成すると共に、多板クラッチ4側の油室Zと区分している。
尚、軸2には圧力室Xに連通する通路22と油室Yに連通する通路23とが設けられている。
そして、キャンセルプレート8とピストン部材11との間には、ピストン部材11をキャンセルプレート8から離れる方向へと付勢する付勢手段としてのスプリング10が周方向に複数設けられている。
上記構成において、油室Yに軸2の通路23を介して油が供給され、圧力室Xが低圧となる際は、スプリング10の付勢力がピストン部材11に加わっており、ピストン部材11の端壁12が位置決め突起35に接触することによりピストン部材11は静止状態にある。
また、圧力室Xに軸2の通路22を介して油圧Pが作用し、圧力が上昇すると、ピストン部材11がスプリング10の付勢力に抗して軸方向多板クラッチ4側へ移動し、ピスト
ン部材11の外周スカート部13の端部にて多板クラッチ4を押し、動力を伝達させる。
そして、動力の伝達を解除する時は、油室Yに油を供給し、圧力室Xの圧力を低くすることで、スプリング10の付勢力によりピストン部材11を軸方向ハウジング3の径方向部31側に移動させる。これにより、ピストン部材11は元の位置へと復帰することになる。
次に、本実施の形態の特徴的な構成について説明する。
本実施の形態においては、第1円形部32の内周面に密封接触するシールリップ71を有するシール部材7を、ピストン部材11とは別(別体)に成形した後、ピストン部材11の第1外周スカート部13aの外径側に嵌合して装着させるものである。そして、シール部材7において、第1外周スカート部13aの外径側に接触するのは、ゴム状弾性体により形成される接触部72のみとしている。以下に、シール部材7の構成についてさらに詳しく説明する。
シール部材7は、ゴム状弾性体により構成されるシール本体7aと、シール本体7aを補強するための補強環7bと、を備える。
そして、シール本体7aは、補強環7bの略全周にわたって補強環7bに一体に成形されるもので、シールリップ71,74と、接触部72と、を備えている。
シールリップ71は、補強環7bの端壁12側から、外径側、かつ、端壁12側に延びるように設けられ、リップ先端がハウジング3の第1円形部32の内周面に摺動自在に密封接触している。
接触部72は、シール部材7がピストン部材11に嵌合された場合に、シール部材7のうち、ピストン部材11の第1外周スカート部13aの外径側に接触する部分である。すなわち、シール部材7において、ピストン部材11と嵌合するためにピストン部材11に接触する部分は接触部72のみとしている。
このように、シール部材7において、嵌合時にピストン部材11と接触する部分をゴム状弾性体とすることにより、補強環7bがピストン部材11に直接接触して嵌合された場合よりもシール部材7とピストン部材11との嵌合力を低減することができる。
また、ピストン部材11や補強環7bは型成形(例えば、プレス加工)によって形成されることにより、その板厚がばらつく場合がある。このような場合に、補強環7bがピストン部材11に接触して嵌合されると、嵌合力のばらつきが大きいものとなってしまうことが懸念されるが、上記構成により、嵌合力のばらつきを抑制することもできる。これにより、シール部材7をピストン部材11に嵌合する際に、シール部材7が変形してしまうようなこともない。また、補強環7bの寸法径の公差を厳しく制約する必要もない。
また、本実施の形態においては、接触部72の内周において、軸方向に縦溝73を設けている。
縦溝73を設けることにより、シール部材7をピストン部材11に嵌合した際に、接触部72を構成しているゴム状弾性体が、圧縮変形して縦溝73に逃げる(吸収される)こととなり、ゴム状弾性体の「むしれ」の発生を抑制することができる。これにより、自動変速機内で問題となるコンタミの発生を抑制することが可能となる。したがって、軸方向にスペースの制約があるような場合にも、本実施の形態に係るボンデッドピストンシール
1を好適に適用することができるようになるので、設計の自由度を高めることが可能となる。なお、縦溝73の大きさや数は、特に限定されるものではなくボンデッドピストンシール1の仕様に応じて適宜設定されるとよいが、周方向に等配(等間隔)に設けられると好ましい。
また、本実施の形態においては、ピストン部材11に密封接触するシールリップ74を設けている。
シールリップ74は、補強環7bの端壁12側から内径側に延びて、第1外周スカート部13aと端壁12との間を構成する角部17に密封接触している。ここで、図2においては、シールリップ74は角部17に密封接触しているが、ピストン部材11に密封接触するものであればよく、第1外周スカート部13aや端壁12に密封接触するものであってもよい。すなわち、軸方向のスペースに応じて適宜設定されればよい。
これにより、油圧が加わった場合に、シール部材7とピストン部材11との間のシール性能をより向上することができる。接触部72に縦溝73が設けられていない場合においても、シールリップ74を設けることにより、シール部材7とピストン部材11との間のシール性能をより向上することができ、信頼性をより向上することが可能となる。
また、本実施の形態においては、第1外周スカート部13aにおいて、接触部72が嵌合して接触する位置に、周方向に形成された溝(周方向溝)13dを設けている。
これにより、接触部72を構成するゴム状弾性体の一部が周方向溝13dに食い込むこととなり、シール部材7がピストン部材11から抜けてしまうことを防止することができる。
ここで、周方向溝13dはシール部材7の抜け防止としての機能を有している。したがって、シール部材7の抜け防止として機能するものであれば、周方向溝13dの形状や溝深さなどは特に限定されるものではないが、周方向溝13dの溝深さは0.5mm程度が好ましく、また、周方向溝13dは、第1外周スカート部13aの外周に全周にわたって設けられることが好ましい。また、周方向溝13dの形状においては、図3では断面が略三角形状(抜け側(図における上側)が第1外周スカート部13aの円筒面に略直角となる略直角三角形)として示されているが、これに限らず、例えば、図4に示すような、断面が略台形状(段差状)の溝であってもよいもので、第1外周スカート部13aの端面に対して、接触部72を構成するゴム状弾性体の一部が食い込むスペース(溝、くぼみ)となればよい。また、溝の本数もボンデッドピストンシール1の仕様に応じて適宜設定されるとよい。
なお、本実施の形態においては、ボンデッドピストンシール1の外径側、すなわち、外周スカート部13にシール部材7を嵌合装着した場合について説明したが、内径側(例えば、内周スカート部16)にシール部材が設けられる場合であっても本発明を好適に適用することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2に係る密封装置について説明する。
上述した実施の形態1では、シールリップ74を設けることにより、シール部材7とピストン部材11との間のシール性能をより向上させて、縦溝73が設けられた場合であっても密封対象流体の漏れを抑制している。
このような場合において、シールリップ74をピストン部材11の角部17に接触するように設ける場合には、ピストン部材11の製造過程において角部17(形状、シールリップ74が接触する部分(外周側)のRの寸法)を厳しく管理することが必要となる。
そこで、本実施の形態のシール部材70においては、実施の形態1で説明したシール部材7に対して、ピストン部材11の製造過程において角部17の管理を不要としたものである。
図5は、本実施の形態に係る密封装置としてのボンデッドピストンシール1を構成するシール部材70を示す概略構成半断面図である。なお、本実施の形態に係るシール部材70は、上述した実施の形態1に係るシール部材7と同様にボンデッドピストンシール1を構成するものであり、実施の形態1と同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
本実施の形態においては、第1円形部32の内周面に密封接触するシールリップ71を有するシール部材70を、ピストン部材11とは別(別体)に成形した後、ピストン部材11の第1外周スカート部13aの外径側に嵌合して装着させるものである。そして、シール部材70において、第1外周スカート部13aの外径側に接触するのは、ゴム状弾性体により形成されるシール本体7aのみとしている。以下に、シール部材70の構成についてさらに詳しく説明する。
シール部材70は、ゴム状弾性体により構成されるシール本体7aと、シール本体7aを補強するための補強環7bと、を備える。
そして、シール本体7aは、補強環7bの略全周にわたって補強環7bに一体に成形されるもので、シールリップ71と、シール本体7aの内周面(内周端部)75から内径側(内周側)に向かって突出した突出(突起)部76と、を備えている。
シール本体7aの内周面75から突出して設けられた突出部76は、シール部材70がピストン部材11に嵌合された場合に、ピストン部材11の第1外周スカート部13aの外径側に密封接触するように構成されている。このように、シール部材70において、ピストン部材11と嵌合するためにピストン部材11に接触する部分はシール本体7aのみとしている。
ここで、突出部76は、シール本体7aの内周面75に全周にわたって設けられることが好ましいが、これに限らず、シール部材70がピストン部材11に嵌合した状態で、シール部材70とピストン部材11との環状隙間を密封するように構成されるものであればよい。また、図5に示す突出部76は、周方向に延びる2本の突起により構成しているが、突起の本数はこれに限らず、ボンデッドピストンシール1の仕様に応じて適宜決定されるものであればよい。
このように、シール部材70において、嵌合時にピストン部材11と接触する部分をゴム状弾性体とすることにより、補強環7bがピストン部材11に直接接触して嵌合される場合よりもシール部材70とピストン部材11との嵌合力を低減することができる。
また、ピストン部材11や補強環7bは型成形(例えば、プレス加工)によって形成されることにより、その板厚がばらつく場合がある。このような場合に、補強環7bがピストン部材11に接触して嵌合されると、嵌合力のばらつきが大きいものとなってしまうことが懸念されるが、上記構成により、嵌合力のばらつきを抑制することもできる。これにより、シール部材70をピストン部材11に嵌合する際に、シール部材70が変形してし
まうようなこともない。また、補強環7bの寸法径の公差を厳しく制約する必要もない。
また、本実施の形態では、シール部材70において内周面75から突出して設けた突出部76をピストン部材11に嵌合させているので、シール部材70がピストン部材11に嵌合した際に、突出部76を構成しているゴム状弾性体が圧縮変形して逃げるスペースが存在する(圧縮された突出部76は内周面75側に逃げることで変形する)こととなり、ゴム状弾性体の「むしれ」の発生を抑制することができる。これにより、自動変速機内で問題となるコンタミの発生を抑制することが可能となる。したがって、軸方向にスペースの制約があるような場合にも、本実施の形態に係るボンデッドピストンシール1を好適に適用することができるようになるので、設計の自由度を高めることが可能となる。
そして、本実施の形態では、シール部材70に突出部76を設けるという簡易な構成によって、シール部材70とピストン部材11との間のシール機能を発揮させることが可能となるもので、これにより、ピストン部材11の製造過程において角部17の管理を不要とすることができる。
なお、本実施の形態のピストン部材11では、実施の形態1において図3に示した第1外周スカート部13aの周方向溝13dを特に設ける必要はないが、シール部材70の抜け防止や、シール部材70の位置決めとして、周方向溝13dが設けられていてもよい。周方向溝13dを設ける場合には、例えば、溝の断面の大きさを突出部76の断面の大きさよりも小さくしたり、突出部76の数を増やしたりすることにより、シール部材70とピストン部材11との間のシール機能が損なわれないようにする。
ここで、図5に示す突出部76においては、内周面75から突出している部分の断面形状が略二等辺三角形となっているが、これに限るものではない。図6は、突出部76の変形例を示す概略断面図である。
図6に示すように、突出部77は、内周面75から内径方向に延びる径方向端面77aと、径方向端面77aの内径側端部から外径方向、かつ、多板クラッチ4側に傾斜して内周面75まで延びる傾斜端面77bとを備えた、断面略ノコギリ形状により構成されるものである。
このように、シール部材70をピストン部材11に嵌合させる場合の組み付け方向下流側となる傾斜端面77bを、組み付け方向上流側となる径方向端面77aよりも傾斜させて突出部を構成することにより、シール部材70をピストン部材11に嵌合させる際の組み付け作業性を向上させることができる。また、嵌合後においては、シール部材70がピストン部材11から外れてしまうことをより抑制することができる(シール部材70がピストン部材11から抜け難くなる)。
図1は本発明の実施の形態1に係る密封装置を適用した変速切換部の概略構成について説明するための概略構成半断面図である。 図2は本発明の実施の形態1に係る密封装置を構成するシール部材を示す概略構成半断面図である。 図3は本発明の実施の形態1に係る密封装置を構成するピストン部材を示す概略構成半断面図である。 図4は本発明の実施の形態1に係る密封装置を構成するピストン部材の要部を示す概略断面図である。 図5は本発明の実施の形態2に係る密封装置を構成するシール部材を示す概略構成半断面図である。 図6は本発明の実施の形態2に係る密封装置を構成するシール部材の変形例を示す概略断面図である。 図7は従来技術に係る密封装置を適用した変速切換部の概略構成図である。
符号の説明
1 ボンデッドピストンシール
11 ピストン部材
12 端壁
13 外周スカート部
13a 第1外周スカート部
13b 第2外周スカート部
13c 第3外周スカート部
13d 周方向溝
14 傾斜部
15 径方向部
16 内周スカート部
17 角部
2 軸
21 環状溝
22 通路
23 通路
3 ハウジング
31 径方向部
32 第1円形部
33 第2円形部
34 第3円形部
35 位置決め突起
4 多板クラッチ
5 ピストン挿入穴
6 Oリング
7,70 シール部材
7a シール本体
7b 補強環
71,74 シールリップ
72 接触部
73 縦溝
75 内周面
76 突出部
77 突出部
77a 径方向端面
77b 傾斜端面
8 キャンセルプレート
81 シールリップ
9 ストッパ
10 スプリング

Claims (3)

  1. 環状穴内に軸方向に移動自在に設けられ、径方向部と、該径方向部の内径端部及び外径端部のうち少なくともいずれか一方から軸方向に延びる軸方向部とを有する環状部材と、
    前記環状部材の前記軸方向部に嵌合して設けられ、該環状部材と前記環状穴の周面との間の環状隙間を密封するシール部材と、
    を備え、前記環状部材の軸方向一方側と他方側とを密封する密封装置において、
    前記シール部材は、
    補強環と、
    前記補強環に一体に設けられ、前記環状部材の前記軸方向部に嵌合された場合に、該軸方向部に接触する接触部、及び、前記環状穴の周面に密封接触するシールリップを有するシール本体と、
    を備え
    前記接触部は、前記軸方向部に接触する部分に、軸方向に延びる溝を備えることを特徴とする密封装置。
  2. 前記軸方向部は、前記接触部が接触する部分に、周方向に延びる溝を備えることを特徴とする請求項に記載の密封装置。
  3. 前記シール本体は、前記軸方向部と前記径方向部との角部,該軸方向部または該径方向部に密封接触するシールリップを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の密封装置。
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