JPH09189336A - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JPH09189336A
JPH09189336A JP8018063A JP1806396A JPH09189336A JP H09189336 A JPH09189336 A JP H09189336A JP 8018063 A JP8018063 A JP 8018063A JP 1806396 A JP1806396 A JP 1806396A JP H09189336 A JPH09189336 A JP H09189336A
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JP
Japan
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piston member
piston
spring
cancel plate
guide
Prior art date
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Application number
JP8018063A
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English (en)
Inventor
Michinobu Yomogida
通宣 蓬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Publication of JPH09189336A publication Critical patent/JPH09189336A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/12Details not specific to one of the before-mentioned types
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/06Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
    • F16D25/062Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
    • F16D25/063Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
    • F16D25/0635Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
    • F16D25/0638Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付性の向上を図り、製作の容易化を図ると
共に、機能の安定化を図る。 【解決手段】 環状のピストン挿入穴7を備えたハウジ
ング2と、ピストン挿入穴7内に軸方向に移動自在に挿
入される環状のピストン部材8と、ピストン部材8に密
封接触するシール部材15を有する軸方向の移動を規制
した環状の規制部材13と、規制部材13とピストン部
材8との間に一体的に設けられたガイド19,20を介
して設けられるピストン部材8を規制部材13から離れ
る方向に付勢する付勢手段18とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用自
動変速機の変速切り替え装置のクラッチを切り替え作動
させるピストン部等に用いられる密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の密封装置を用いた自動変速
機の要部を示す断面図である。図において、100は図
示しない軸に装着されたスリーブ101が挿入されてい
る内形状断面略L字状のハウジングで、そのハウジング
100の内周面とスリーブ101の外周面とで環状のピ
ストン挿入穴102を形成している。
【0003】ハウジング100の内周側には多板クラッ
チ103を設けてあると共に、ピストン挿入穴102に
は、環状のピストン部材104を軸方向に移動自在に配
置してある。
【0004】また、スリーブ101の外周には軸方向の
移動を規制した規制部材としてのキャンセルプレート1
05を取付けてある。キャンセルプレート105は薄鋼
板であり、軸方向の移動をストッパ106により規制し
てある。
【0005】キャンセルプレート105の外周にはシー
ル部材としてのシールリップ107を設けてあり、シー
ルリップ107はピストン部材104の円筒部104A
の内周面に密封接触している。
【0006】キャンセルプレート105とピストン部材
104との間には、付勢手段としてのスプリング108
を設けてあり、スプリング108はピストン部材104
をキャンセルプレート105から離れる方向、即ち、図
中上方へと付勢している。
【0007】スプリング108は、その両端をガイド1
09を介して同一円周上に複数個設けてある(図3
(b)参照)。
【0008】そして、ピストン部材104はハウジング
100の端面101Aにゴム状弾性体110を介して接
触して静止している。
【0009】尚、ピストン部材104の内,外周にはピ
ストン挿入穴102の内,外周面間をシールするシール
部材であるシールリップ111を設けてある。
【0010】このようにして、ハウジング100内に圧
力室X、油室Y,Zを区分形成している。
【0011】上記構成において、圧力室Xに油圧Pが作
用し、圧力が上昇すると、ピストン部材104がスプリ
ング108の付勢力に抗して図3(a)中矢印C方向へ
移動し、ピストン部材104の円筒部104Aの端部に
て押圧板112を介して多板クラッチ103を押し、動
力を伝達させる。
【0012】また、動力の伝達を解除する時は、油室Y
に油を供給し、圧力室Xの圧力を低くすることで、スプ
リング108の付勢力によりピストン部材104を図3
(a)中矢印C’方向に移動させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術の場合には、スプリング108のガイド10
9は、別体で、環状で断面凹形状のスプリングシート1
13としているため、スプリング108の両端をスプリ
ングシート113の凹部内にそれぞれカシメ固定した上
で、ピストン部材104とキャンセルプレート105と
の間に組み込んでいた。そのため、作業工数が大である
と共に、組付性が悪く、製作が煩雑であった。
【0014】また、耐久中にスプリングシート113と
ピストン部材104及びキャンセルプレート105との
嵌合部が摩耗、変形等によりスプリングシート113の
ずれを生じることから、スプリング108のずれ、はず
れが生じやすく、機能の安定を維持しにくくかった。
【0015】さらに、スプリングシート113はピスト
ン部材104,キャンセルプレート105と別体である
ため、部品点数が多くなり製造コストの上昇を招いてい
た。
【0016】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、組付性の向上を図り、製作の容易化を図ると共に、
機能の安定化を図り得る密封装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、環状のピストン挿入穴を備えた
ハウジングと、該ハウジングのピストン挿入穴内に軸方
向に移動自在に挿入される環状のピストン部材と、該ピ
ストン部材に密封接触するシール部材を有する軸方向の
移動を規制した環状の規制部材と、該規制部材と前記ピ
ストン部材との間にガイドを介して設けられる該ピスト
ン部材を前記規制部材から離れる方向に付勢する付勢手
段とを備えた密封装置において、前記ピストン部材と前
記規制部材に、それぞれ前記付勢手段のガイドを一体的
に設けたことを特徴とする。
【0018】また、前記ガイドは、前記ピストン部材及
び前記規制部材の加工の際、同時に形成されるものであ
ることが好適である。
【0019】上記構成の密封装置にあっては、ピストン
部材を規制部材から離れる方向に付勢する付勢手段のガ
イドをピストン部材及び規制部材に一体的に設けている
ため、付勢手段をガイドを介してピストン部材と規制部
材との間に配設するだけで付勢手段を組み付けることが
できる。
【0020】従って、従来のように別体のスプリングシ
ートに付勢手段としてのスプリングをカシメ固定した後
にピストン部材と規制部材との間に組付けるということ
がないため、付勢手段の組付性が向上する。
【0021】また、付勢手段のガイドをピストン部材及
び規制部材に一体的に設けているため、ガイドとピスト
ン部材及び規制部材とで嵌合部を有することがない。そ
のため、従来のように耐久中にガイドとピストン部材及
び規制部材との嵌合部が摩耗、変形等によりガイドのず
れが生じるということがない。従って、耐久中において
付勢手段のずれ,はずれを防止することができ、機能の
安定化を図ることができる。
【0022】さらに、ガイドは別部材でないことから、
従来に比べて部品点数を少なくでき、製造コストのダウ
ンを図ることができる。
【0023】またガイドを、ピストン部材及び規制部材
の加工、例えばプレス加工による曲げ加工の際、同時に
凸部に曲げて形成したものとすることで、加工工数の削
減ができ、より製作の容易化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明の一実施の形態に係る密封装
置を自動車等の自動変速機のピストン部に用いた要部断
面図である。
【0026】図において、1はスリーブであり、スリー
ブ1は図示しない回転軸に装着される。スリーブ1の外
周側には、内形状断面略L字状のハウジング2を備えて
いる。
【0027】ハウジング2は径方向部3と第1,第2円
形部4,5とを有する。内径が大きい第2円形部5の内
周側には多板クラッチ6を収納してある。尚、ブレーキ
板として本実施の形態に係る密封装置をブレーキのON
・OFF装置に用いても良い。
【0028】そして、第1円形部4の内周面とスリーブ
1の外周面との間にて、環状のピストン挿入穴7を形成
しており、そのピストン挿入穴7内にピストン部材8を
軸方向に移動自在に挿入してある。
【0029】ピストン部材8は断面略コ字状の薄鋼板
(例えばSPCC)の金属環で、ハウジング2の径方向
部3の端面に面するワッシャ状の端壁81と、端壁81
の内外径端部から軸方向に多板クラッチ6側に向って延
びる一対の内周及び外周スカート部82,83と、から
構成している。
【0030】そして、内周スカート部83の先端に、半
径方向内方に延びる内向きフランジ部84を設けてお
り、この内向きフランジ部84の内径端に内周シールリ
ップ9を一体的に焼き付け固定してある。
【0031】この内周シールリップ9は、軸方向ハウジ
ング2の径方向部3側に延びて半径方向内方に向って開
くように傾斜しており、リップ先端がスリーブ1の外周
面に摺動自在に密封接触している。
【0032】また、外周スカート部83と端壁81との
角部に外周シールリップ10を一体的に焼き付け固定し
てある。
【0033】この外周シールリップ10は、軸方向ハウ
ジング2の径方向部3側に延びて半径方向外方に向って
開くように傾斜しており、リップ先端がハウジング2の
第1円形部4の内周面に摺動自在に密封接触している。
【0034】このようにして、内周シールリップ9及び
外周シールリップ10を介してピストン部材8とハウジ
ング2との間に圧力室Fを形成している。
【0035】さらに、端壁81の端面及び内周スカート
部82の内周面を、ゴム状弾性材による端面及び内周被
覆部11,12とによって全面を被覆しており、上記内
周シールリップ9と外周シールリップ10を、端面及び
内周被覆部11,12と一体成形している。
【0036】上記端面被覆部11には、ハウジング2の
ピストン挿入穴7の奥端面である径方向部3の端面に当
接してピストン部材8の位置決めするための凸部11A
を設けている。
【0037】このピストン部材8に対向してスリーブ1
の外周側には、軸方向の移動を規制した環状の規制部材
としてのキャンセルプレート13を設けてある。このキ
ャンセルプレート13は、薄鋼板(例えばSPCC)の
金属環で、スリーブ1に対して着脱自在な内径に設定し
てあり、ストッパ14により軸方向、具体的にはピスト
ン部材8から離れる方向の移動を規制してある。
【0038】そして、キャンセルプレート13の外径は
ピストン部材8の外周スカート部83の内径より小さく
なっている。
【0039】即ち、このキャンセルプレート13は、半
径方向スリーブ1からピストン部材8の外周スカート部
83まで延びる金属環で、その半径方向中途部でスリー
ブ1側のスリーブ側端壁13Aからピストン部材8の端
壁81側に向ってほぼ垂直に曲げられた円筒部13B
と、その円筒部13Bから外周スカート部83側に向っ
てほぼ垂直に曲げられた外周スカート部側端壁13C
と、さらに半径方向内方に曲げられた傾斜部13Dとを
有している。
【0040】また、傾斜部13Dの先端に半径方向ピス
トン部材8の外周スカート部83側に延びる外向きフラ
ンジ部13Eを有しており、その外径端にピストン部材
8の外周スカート部83の内周面に摺動自在に密封接触
するシール部材としてのシールリップ15を設けてあ
る。
【0041】このようにして、キャンセルプレート13
とピストン部材8との間に油室Gを形成すると共に、多
板クラッチ6側の油室Hと区分している。
【0042】尚、スリーブ1には圧力室Fに連通する通
路16と油室Gに連通する通路17とを設けてある。
【0043】そして、上記キャンセルプレート13とピ
ストン部材8との間に、本実施の形態では、キャンセル
プレート13の円筒部13Bの内周側の位置に付勢手段
としてのスプリング18を設けてあり、ピストン部材8
をキャンセルプレート13から離れる方向、即ち図1
(a)中上方へと付勢している。
【0044】このスプリング18は、図1(b)に示す
ようにピストン部材8及びキャンセルプレート13に形
成された円形状の凸部19,20のガイドを介して同一
円周上に複数個設けている。
【0045】この凸部19,20はスプリング18の内
周部に位置するもので、その外径はスプリング18の内
径よりも大きくならないようにしている。
【0046】またこの凸部19,20は、ピストン部材
8及びキャンセルプレート13を上記した形状に加工す
る際、同時に形成するのが好ましい。
【0047】本実施の形態は、ピストン部材8及びキャ
ンセルプレート13が薄鋼板(例えばSPCC)である
ことから、例えばプレス加工による曲げ加工の際、容易
に同時に図1(a)に示すように曲げて凸部を形成する
ことができる。
【0048】また、凸部19,20の形状を円形状とし
ているが、長円形状として長手方向にてスプリング18
内を接することで、ガイド性を高めても良い。
【0049】さらに、凸部19,20をスプリング18
の内周側に設けているが、スペース的に余裕がある場合
は、図2に示すようにスプリング18の外周側に環状の
凸部21を上記したように曲げ加工にて形成しても良
い。
【0050】上記構成において、油室Gにスリーブ1の
通路17を介して油を供給して、圧力室Fが低圧となる
際は、スプリング18の付勢力がピストン部材8に加わ
っており、端面被覆部11の凸部11Aがハウジング2
の径方向部3に接触して静止している。
【0051】また、圧力室Fにスリーブ1の通路16を
介して油圧Pが作用し、圧力が上昇すると、ピストン部
材8がスプリング18の付勢力に抗して図1(a)中矢
印D方向へ移動し、ピストン部材8の円筒部83の端部
にて押圧板22を介して多板クラッチ6を押し、動力を
伝達させる。
【0052】そして、動力の伝達を解除する時は、油室
Gに油を供給し、圧力室Fの圧力を低くすることで、ス
プリング18の付勢力によりピストン部材8を図1
(a)中矢印D’方向に移動させる。これにより、元の
位置へと復帰することになる。
【0053】上記構成の密封装置にあっては、ピストン
部材8をキャンセルプレート13から離れる方向に付勢
するスプリング18のガイドである凸部19,20をピ
ストン部材8及びキャンセルプレート13に一体的に設
けているため、スプリング18を凸部19,20を介し
てピストン部材8とキャンセルプレート13との間に配
設するだけでスプリング18を組み付けることができ
る。
【0054】従って、従来のように別体のスプリングシ
ートにスプリングをカシメ固定した後にピストン部材8
とキャンセルプレート13との間に組付けるということ
がないので、スプリング18の組付性が向上する。その
結果、製作の容易化を図ることができる。
【0055】また、ガイドを成す凸部19,20をピス
トン部材8及びキャンセルプレート13に一体的に設け
ているので、従来のようにガイドとピストン部材及びキ
ャンセルプレートとで嵌合部を有することがない。
【0056】そのため、従来のように耐久中にガイドと
ピストン部材及びキャンセルプレートとの嵌合部が摩
耗、変形等によりガイドのずれが生じるということがな
い。従って、耐久中においてスプリング18のずれ,は
ずれを防止することができ、機能の安定化を図ることが
できる。
【0057】さらに、凸部19,20は別部材でないこ
とから、従来に比べて部品点数を少なくでき、製造コス
トのダウンを図ることができる。
【0058】また凸部19,20を、上記したようにピ
ストン部材8及びキャンセルプレート13の加工の際、
同時に形成したものとすることで、加工工数の削減がで
き、より製作の容易化を図ることができる。
【0059】尚、上記実施の形態で示した構成部品の材
質及び形状は適宜仕様等により変更されるものである。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、ピストン部材を規制部材から離れる方向に付勢する
付勢手段のガイドをピストン部材及び規制部材に一体的
に設けていることから、付勢手段をガイドを介してピス
トン部材と規制部材との間に配設するだけで付勢手段を
組み付けることができるので、付勢手段の組付性の向上
を図ることができる。その結果、製作の容易化を図るこ
とができる。
【0061】また、付勢手段のガイドをピストン部材及
び規制部材に一体的に設けているので、ガイドとピスト
ン部材及び規制部材とで嵌合部を有することがない。そ
のため、従来のように耐久中にガイドとピストン部材及
び規制部材との嵌合部が摩耗、変形等によりガイドのず
れが生じるということがない。
【0062】従って、耐久中において付勢手段のずれ,
はずれを防止することができ、機能の安定化を図ること
ができる。
【0063】さらに、ガイドは別部材でないことから、
従来に比べて部品点数を少なくでき、製造コストのダウ
ンを図ることができる。
【0064】またガイドを、ピストン部材及び規制部材
の加工、例えばプレス加工による曲げ加工の際、同時に
凸部に曲げて形成したものとすることで、加工工数の削
減ができ、より製作の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施の形態に係る密封
装置の半断面図であり、同図(b)は同図(a)のA−
A線断面図である。
【図2】図2はガイドを成す凸部の他の態様を示す要部
断面図である。
【図3】図3(a)は従来の密封装置の半断面図であ
り、同図(b)はスプリングシートの平面図である。
【符号の説明】
1 スリーブ 2 ハウジング 3 径方向部 4 第1円形部 5 第2円形部 6 多板クラッチ 7 ピストン挿入穴 8 ピストン部材 81 端壁 82 内周スカート部 83 外周スカート部 84 内向きフランジ部 9 内周シールリップ 10 外周シールリップ 11 端面被覆部 11A 凸部 12 内周被覆部 13 キャンセルプレート(規制部材) 13A スリーブ側端壁 13B 円筒部 13C 外周スカート部側端壁 13D 傾斜部 13E 外向きフランジ部 14 ストッパ 15 シールリップ(シール部材) 16,17 通路 18 スプリング(付勢手段) 19,20,21 凸部(ガイド) 22 押圧板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状のピストン挿入穴を備えたハウジン
    グと、該ハウジングのピストン挿入穴内に軸方向に移動
    自在に挿入される環状のピストン部材と、該ピストン部
    材に密封接触するシール部材を有する軸方向の移動を規
    制した環状の規制部材と、該規制部材と前記ピストン部
    材との間にガイドを介して設けられる該ピストン部材を
    前記規制部材から離れる方向に付勢する付勢手段とを備
    えた密封装置において、 前記ピストン部材と前記規制部材に、それぞれ前記付勢
    手段のガイドを一体的に設けたことを特徴とする密封装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドは、前記ピストン部材及び前
    記規制部材の加工の際、同時に形成されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
JP8018063A 1996-01-09 1996-01-09 密封装置 Pending JPH09189336A (ja)

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JP8018063A JPH09189336A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 密封装置

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JP8018063A JPH09189336A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 密封装置

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ID=11961235

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JP8018063A Pending JPH09189336A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 密封装置

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