JP2007239826A - 湿式クラッチのキャンセラのシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャンセラプレートの厚さに関係なく、シール性を確保しながら、キャンセラプレートの筒状部の内径の小型化を実現し、且つ、軸方向寸法が短い湿式クラッチのキャンセラプレートのシール構造を提供すること。
【解決手段】 湿式クラッチのキャンセラのシール構造10は、シール構造体30をキャンセラプレート20の筒状部22外周に圧入してなるものであって、シール構造体30は筒状部36を有する芯金32とシール材34からなり、シール材34は、筒状体36の内周側にシール本体35を、外周側にリップ38を、それぞれ形成したものである。キャンセラプレート22の筒状部22外周側に突起20aが設けられ、シール本体35を圧入することにより抜止めとしている。
【選択図】図1
【解決手段】 湿式クラッチのキャンセラのシール構造10は、シール構造体30をキャンセラプレート20の筒状部22外周に圧入してなるものであって、シール構造体30は筒状部36を有する芯金32とシール材34からなり、シール材34は、筒状体36の内周側にシール本体35を、外周側にリップ38を、それぞれ形成したものである。キャンセラプレート22の筒状部22外周側に突起20aが設けられ、シール本体35を圧入することにより抜止めとしている。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用変速機等に用いられる湿式クラッチ、特に、デュアルクラッチのキャンセラのシール構造に関する。
従来のデュアルクラッチの構造として、図5に示すような、第1、第2の湿式多板クラッチ101,201が同心で径方向に配置された構造の、特許文献1のものがある。
特開2005−133937号公報
図5のデュアルクラッチ100では、第1クラッチ101の第1シリンダ102の摺動面106を形成するために、ドラム103の径方向壁部104の断面形状がL字になるように形成され、ピストン500もこの壁部104に沿ってL字に折曲げられている。
キャンセラのシール300は、断面がほぼL字状の芯金302とそれに焼付けられたゴム等のシール材304からなり、キャンセラプレート202の筒状部204の外周に圧入されている。
ここで、前記摺動面106の内径をφA、ピストン500の内径(シール径)をφB、キャンセラプレート202の筒状部204の内径をφCとした場合、前記従来の構造でφBが決定されると、図6に示されるように、φCはシール高hとキャンセラプレート202の板厚tにより決定されることになる。
従って、φBを変えずにφCを小型化したい場合には、シール性を確保するためには、シール高hを変更できないために、図6の右側に示されるように、キャンセラプレート202の板厚tを厚くしなければならないという問題がある。
また、シール材304の左端のリップがキャンセラプレート202の左端から軸方向に突出しているため、その分、クラッチ構造の軸方向寸法が長くなるという問題もある。
キャンセラのシール300は、断面がほぼL字状の芯金302とそれに焼付けられたゴム等のシール材304からなり、キャンセラプレート202の筒状部204の外周に圧入されている。
ここで、前記摺動面106の内径をφA、ピストン500の内径(シール径)をφB、キャンセラプレート202の筒状部204の内径をφCとした場合、前記従来の構造でφBが決定されると、図6に示されるように、φCはシール高hとキャンセラプレート202の板厚tにより決定されることになる。
従って、φBを変えずにφCを小型化したい場合には、シール性を確保するためには、シール高hを変更できないために、図6の右側に示されるように、キャンセラプレート202の板厚tを厚くしなければならないという問題がある。
また、シール材304の左端のリップがキャンセラプレート202の左端から軸方向に突出しているため、その分、クラッチ構造の軸方向寸法が長くなるという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、キャンセラプレートの厚さに関係なく、シール性を確保しながら、シール高を変更することによりφCの小型化を実現し、且つ、軸方向寸法が短く、コンパクトな湿式クラッチ構造を提供することを目的とする。
本発明は、シール構造体をキャンセラプレートの筒状部外周に圧入してなる湿式クラッチのキャンセラのシール構造であって、
前記シール構造体は筒状部を有する芯金とシール材からなり、
前記シール材は、前記筒状体の内周側にシール本体を、外周側にリップを、それぞれ形成したものであることを特徴とする湿式クラッチのキャンセラのシール構造によって、前記の課題を解決した。
前記シール構造体は筒状部を有する芯金とシール材からなり、
前記シール材は、前記筒状体の内周側にシール本体を、外周側にリップを、それぞれ形成したものであることを特徴とする湿式クラッチのキャンセラのシール構造によって、前記の課題を解決した。
なお、前記キャンセラプレートの筒状部外周側に突起又は凹部を設け、前記シール本体を圧入することにより、シール構造体の抜止めとすることができる。
本発明の湿式クラッチのキャンセラのシール構造によれば、シールの圧入部とシール径の関係を自由に設定することが可能になる。また、湿式クラッチの全体的軸方向長さを従来よりも短縮することができる。
以下、本発明を適用した湿式クラッチ構造について、デュアルクラッチの場合を具体例として説明する。
図1は、本発明の要部断面図である。このキャンセラのシール構造10においては、キャンセラプレート20の筒状部22に、シール構造体30が圧入されている。
シール構造体30は、芯金32と、芯金32に焼付けられたゴム等のシール材34からなる。芯金32は筒状部36を有し、その内周側にシール本体35が焼付けられていることが、図6の従来の構造と異なる特徴である。筒状部36の外周側には、ピストン50を摺動させるためのリップ38が設けられている。
符号60はキャンセラ室、符号70は第1ピストン室を、それぞれ示す。キャンセラ室60内に作動油が存在することによって、第1ピストン室70内に残った作動油に、遠心力によって発生する押付け力が打消され(すなわち、キャンセルされ)る。
図2は、本発明の構造による効果を具体的に図示したものである。
図2の右側と左側を対比すれば明らかなように、本発明の構造によれば、シール径φBを変えることなく、シール材34の厚さt’を変えることによって、
φCを自由に設定することができる。
図2の右側と左側を対比すれば明らかなように、本発明の構造によれば、シール径φBを変えることなく、シール材34の厚さt’を変えることによって、
φCを自由に設定することができる。
次に、図3は、本発明の請求項2の構成を示す。
このように、キャンセラプレート20の筒状部22外周側に突起(突条を含む。)20aを設け、シール本体35をこの突起20aに圧入することにより、シール本体35の平滑な内周部を弾性変形させ、シール構造体30の抜止めとすることができる。なお、この突起20aは、凹部(凹溝でもよい。図示せず。)でもよく、その数は、1つでも複数でもよい。
このように、キャンセラプレート20の筒状部22外周側に突起(突条を含む。)20aを設け、シール本体35をこの突起20aに圧入することにより、シール本体35の平滑な内周部を弾性変形させ、シール構造体30の抜止めとすることができる。なお、この突起20aは、凹部(凹溝でもよい。図示せず。)でもよく、その数は、1つでも複数でもよい。
図4も、本発明の構造による効果を具体的に図示したものである。
すなわち、本発明の構造によれば、図4の上側にあるように、従来、キャンセラプレートから軸方向左側に突出していたピストン摺動用のリップを、キャンセラプレート20の筒状部22の上方に移動させ、キャンセラプレートから軸方向左側に突出しないようにすることができたため、その分、湿式クラッチ構造の軸方向の全体的長さを短縮することができた。
すなわち、本発明の構造によれば、図4の上側にあるように、従来、キャンセラプレートから軸方向左側に突出していたピストン摺動用のリップを、キャンセラプレート20の筒状部22の上方に移動させ、キャンセラプレートから軸方向左側に突出しないようにすることができたため、その分、湿式クラッチ構造の軸方向の全体的長さを短縮することができた。
本発明で使用するシール構造体30は、芯金32に、シール材34を熱と圧力で接合し、一体化する(焼付け)ことにより製造される。
既に説明したように、このシール構造体30は、キャンセラプレート20の筒状部22に圧入されて固定される。
既に説明したように、このシール構造体30は、キャンセラプレート20の筒状部22に圧入されて固定される。
以上説明したように、本発明の湿式クラッチのキャンセラプレートのシール構造によれば、シールの圧入部とシール径の関係を自由に設定することが可能になるため、湿式クラッチパックのレイアウトの自由度、すなわち、湿式クラッチパックの設計上の自由度が高まるとともに、湿式クラッチの全体的軸方向長さを従来よりも短縮することができる効果がある。
10:湿式クラッチのキャンセラプレートのシール構造
20:キャンセラプレート
20a:突条
22:キャンセラプレートの筒状部
30:シール構造体
32:芯金
34:シール材
35:シール本体
36:芯金の筒状部
38:リップ
20:キャンセラプレート
20a:突条
22:キャンセラプレートの筒状部
30:シール構造体
32:芯金
34:シール材
35:シール本体
36:芯金の筒状部
38:リップ
Claims (2)
- シール構造体をキャンセラプレートの筒状部外周に圧入してなる湿式クラッチのキャンセラのシール構造であって、
前記シール構造体は筒状部を有する芯金とシール材からなり、
前記シール材は、前記筒状体の内周側にシール本体を、外周側にリップを、それぞれ形成したものであることを特徴とする、
湿式クラッチのキャンセラのシール構造。 - 前記キャンセラプレートの筒状部外周側に突起又は凹部を設け、前記シール本体を圧入することにより抜止めとした、請求項1の湿式クラッチのキャンセラのシール構造。
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JP2006061243A JP2007239826A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 湿式クラッチのキャンセラのシール構造 |
PCT/JP2007/053985 WO2007102411A1 (ja) | 2006-03-07 | 2007-02-23 | 湿式クラッチのキャンセラのシール構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006061243A JP2007239826A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 湿式クラッチのキャンセラのシール構造 |
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AU2002216020A1 (en) * | 2000-12-07 | 2002-06-18 | Mannesmann Sachs Ag | Double or multiple disk coupling device and disk arrangement therefor |
JP2003240000A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-08-27 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 軸受装置 |
JP2005090568A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Nok Corp | ボンデッドピストンシール |
EP1521003B1 (en) * | 2003-09-30 | 2007-01-10 | BorgWarner Inc. | Oil management system for dual clutch transmissions |
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- 2006-03-07 JP JP2006061243A patent/JP2007239826A/ja active Pending
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- 2007-02-23 WO PCT/JP2007/053985 patent/WO2007102411A1/ja active Application Filing
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