JP2009024712A - 密封装置 - Google Patents

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【課題】相対移動する二部材のうちの一方の部材2に設けられた装着溝3と、装着溝3に装着されて他方の部材4に摺動自在に密接するシールリング5とを有する密封装置1において、低フリクション性を確保する。
【解決手段】装着溝3の溝底部にシールリング5の逃げスペース6を設定し、シールリング5を装着溝3に装着して他方の部材4に密接させたときにシールリング5は圧縮変形してその一部が逃げスペース6に逃げ込むことにより圧縮反力を低減させる。また装着溝3の軸方向幅wよりもシールリング5の軸方向幅wを大きく設定して装着溝3にシールリング5を圧入したときに装着溝3の一対の側面3b,3cがシールリング5を挟持する構造を有する。また装着溝に対するシールリングの初期的な装着深さを規定する位置決め構造を装着溝の内部に有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置に係り、更に詳しくは、低フリクションの要求に応えることができる密封装置に関するものである。
従来から図5に示すように、相対移動する二部材のうちの一方の部材51に設けられた装着溝52と、前記装着溝52に装着されて他方の部材53に摺動自在に密接するシールリング54とを有する密封装置が知られている。
装着溝52は、一方の部材51の周面に環状に形成され、その断面形状を略矩形状に形成されている。一方、シールリング54は、所定のゴム状弾性体によって環状に形成され、その断面形状を溝底側を方形とするとともに摺動側を円形とする略D字形状に形成されている。また、図示した装着状態において、シールリング54の溝底側端部54aは装着溝52の底面52aに着座(密接)するとともに摺動側端部54bは他方の部材53の周面53aに摺動自在に密接するように構成されている(特許文献1)。
しかしながら上記従来技術には、以下のような不都合がある。
すなわち、上記密封装置が例えば自動車等車両のオートマチックトランスミッション(AT)におけるクラッチピストン部に往復動用密封装置として用いられる場合、上記密封装置のシールリング54には、ピストンの作動を円滑にするため、低フリクション性(低摩擦性)が求められる。
しかしながら上記従来技術では、シールリング54の溝底側端部54aが装着溝52の底面52aに着座するとともに摺動側端部54bが他方の部材53の周面53aに摺動自在に密接することから、溝底側端部54aおよび摺動側端部54b共にそれぞれ圧縮反力が発生する。したがって、シールリング54全体として大きな圧縮反力が発生し、かつ圧縮反力を低減させる要素がないことから、必要とされる低フリクション性を確保できないことがある。
特開2006−316947号公報 特開平6−173972号公報
本発明は以上の点に鑑みて、必要とされる低フリクション性を確保することができるように工夫を凝らした密封装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による密封装置は、相対移動する二部材のうちの一方の部材に設けられた装着溝と、前記装着溝に装着されて他方の部材に摺動自在に密接するシールリングとを有する密封装置において、前記装着溝の溝底部に前記シールリングの逃げスペースを設定し、前記シールリングを前記装着溝に装着して前記他方の部材に密接させたときに前記シールリングは圧縮変形してその一部が前記逃げスペースに逃げ込むことにより圧縮反力を低減させる構造を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2による密封装置は、上記した請求項1記載の密封装置において、装着溝の軸方向幅よりもシールリングの軸方向幅を大きく設定して前記装着溝に前記シールリングを圧入したときに前記装着溝の一対の側面が前記シールリングを挟持する構造を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3による密封装置は、上記した請求項1記載の密封装置において、装着溝に対するシールリングの初期的な装着深さを規定する位置決め構造を前記装着溝の内部に有することを特徴とするものである。
更にまた、本発明の請求項4による密封装置は、上記した請求項1、2または3記載の密封装置において、シールリングは、クラッチピストンに装着されるDリングであることを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明のように装着溝の溝底部にシールリングの逃げスペースを設定すると、シールリングを装着溝に装着して他方の部材に密接させたときにシールリングは圧縮変形してその一部が逃げスペースに逃げ込むことになる。したがって、この逃げ込む部位においては圧縮反力が発生しないことになり、よってこの分、発生する圧縮反力を低減させることが可能となる。
但し、装着溝の溝底部に上記したような逃げスペースを設定すると、装着溝の内部においてシールリングが溝深さ方向に動き易くなることから、初期的な保持機能(シールリングを装着溝に装着したときに装着溝がシールリングを保持する機能、シールリングは装着溝に装着されることにより装着溝によって初期的に保持され、次いで他方の部材と組み付けられることにより圧縮反力を発生させるように大きく弾性変形せしめられる)や、シール機能(シールリングと装着溝内面との間のシール機能、この両者間に隙間が形成されると密封流体が洩れてしまうことになる)が損なわれることが懸念される。そこで、本発明では、以下の対策により初期的な保持機能やシール機能を確保することにした。
すなわち、第一の対策として、装着溝の軸方向幅よりもシールリングの軸方向幅を大きく設定して装着溝にシールリングを圧入したときに装着溝の一対の側面がシールリングを挟持する構造とする。この構造によれば、装着溝の一対の側面がシールリングを挟持することによりシールリングを初期的に保持することが可能となり、しかも装着溝の側面とシールリングとが密接するので、装着溝の底面とシールリングとが離れていても、シール機能を確保することが可能となる。
また、第二の対策として、装着溝に対するシールリングの初期的な装着深さを規定する位置決め構造を装着溝の内部に設けることにする。この構造によると、シールリングが位置決め構造に係合することによりシールリングを初期的に保持するとともに位置決めすることが可能となり、しかもシールリングと位置決め構造とが密接するので、シール機能を確保することが可能となる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、上記したように本発明においては、装着溝の溝底部にシールリングの逃げスペースが設定されているために、シールリングを装着溝に装着して他方の部材に密接させたときにシールリングは圧縮変形してその一部が逃げスペースに逃げ込むことになる。したがって、この逃げ込む部位においては圧縮反力が発生しないことから、この分、発生する圧縮反力を低減させることが可能となる。したがって本発明所期の目的どおり、必要とされる低フリクション性を確保することができる。
また、装着溝の軸方向幅よりもシールリングの軸方向幅を大きく設定して装着溝にシールリングを圧入したときに装着溝の一対の側面がシールリングを挟持する構造を有することにより、シールリングを初期的に保持することが可能となり、しかも装着溝の側面とシールリングとが密接するので、装着溝内面およびシールリング間のシール機能を確保することが可能となる。
また、装着溝に対するシールリングの初期的な装着深さを規定する位置決め構造を装着溝の内部に有することにより、シールリングを初期的に保持するとともに位置決めすることが可能となり、しかもシールリングと位置決め構造とが密接するので、シールリングおよび装着溝内面間のシール機能を確保することが可能となる。
シールリングは例えばクラッチピストンに装着されるDリングであるが、本発明はその他の密封装置としても利用することができる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第一実施例・・・
図1は、本発明の第一実施例に係る密封装置1の要部断面を示している。
当該第一実施例に係る密封装置1は、相対移動する二部材のうちの一方の部材2に設けられた装着溝3と、前記装着溝3に装着されて他方の部材4に摺動自在に密接するシールリング5とを有している。一方の部材2は例えば自動車等車両のオートマチックトランスミッション(AT)におけるクラッチピストン部のアルミ製ピストンであり、他方の部材4は例えば同クラッチピストン部のピストンハウジングである。したがってこの場合は、ピストンハウジングの内部に円筒状のピストン室が設けられてこのピストン室に環状のアルミピストンが軸方向往復動自在に挿入され、このピストンの内周面に環状の装着溝3が設けられてこの装着溝3にシールリング5が装着され、このシールリング5がその内周部をもってハウジングの周面(ピストン室の内側周面)に摺動自在に密接することになる。以下、一方の部材をピストン2、他方の部材をハウジング4として説明する。符号0は中心軸線である。
図1に示すように、ピストン2の内周面に環状の装着溝3が設けられ、この装着溝3にシールリング5が装着されている。図はピストン2を未だハウジング4に組み付ける以前の状態を示しており、よってハウジング4は仮想線(一点鎖線)で示されている。
装着溝3は、断面矩形状ないし略矩形状に形成され、円筒面状の底面3aと、軸直角平面状の一対の側面3b,3cとを有している。
シールリング5は、所定のゴム状弾性体によって環状に形成され、その断面形状を外周部である溝底側端部5aにおいて方形とされるとともに内周側端部である摺動側端部5bにおいて円形とされて断面D字形状ないし略D字形状に形成されている。また、このシールリング5の外径寸法φDは装着溝3の底面3aの径寸法φDよりも小さく設定されるとともに(D<D)、内径寸法φDはハウジング4の周面(ピストン室の内側周面)4aの径寸法φDよりも小さく設定されている(D<D)。またシールリング5の軸方向幅wは、装着溝3の軸方向幅wよりも少々大きく設定されている(w>w)。
装着溝3およびシールリング5は上記寸法関係を有しているので、図示したように装着溝3にシールリング5を装着すると、装着溝3の溝底部にシールリング5の逃げスペース6が設定されることになる。逃げスペース6は、シールリング5の外周側に設定された環状の空間である。そして引きつづき、シールリング5をハウジング4の周面4aに密接させると、シールリング5は径方向に圧縮変形してその一部が逃げスペース6に逃げ込むことにより圧縮反力を低減させることになる。すなわち、装着溝3に装着したシールリング5をハウジング4の周面4aに密接させると、シールリング5はその内径側からハウジング4によって押圧されるので、シールリング5の摺動側端部5bは圧縮され、該部に圧縮反力が発生する。またシールリング5の摺動側端部5bがハウジング4によって押圧されてその内径寸法Dを拡大するように弾性変形すると、シールリング5の溝底側端部5aはその外径寸法Dを拡大するように弾性変形するが、こちらのほうは逃げスペース6に逃げ込むことから、圧縮反力は発生しないことになる。したがって、シールリング5全体として摺動の相手方であるハウジング4から逃げるかたちとなることから、必要な低フリクション性を実現することができる。当該実施例の場合、装着溝3の断面形状は矩形であるため、シールリング5の外周側にはその全幅に亙って逃げスペース6が設定される。
また、装着溝3の軸方向幅wよりもシールリング5の軸方向幅wのほうが大きく設定されて装着溝3にシールリング5を圧入したときに装着溝3の一対の側面3b,3cがシールリング5を挟持する構造とされているために、シールリング5を初期的に保持することが可能とされている。また、装着溝3の側面3b,3cとシールリング5とが密接するので、該部シール機能を確保することも可能とされている。
第二実施例・・・
図2は、本発明の第二実施例に係る密封装置1の要部断面を示している。当該第二実施例において、装着溝3の側面3b,3cは次第に拡がるテーパー状(円錐面状)とされ、このテーパー状の側面3b,3cによってシールリング5を初期的に径方向に位置決めする位置決め構造7が設けられている。
当該第二実施例に係る密封装置1は、相対移動する二部材のうちの一方の部材2に設けられた装着溝3と、前記装着溝3に装着されて他方の部材4に摺動自在に密接するシールリング5とを有している。一方の部材2は例えば自動車等車両のオートマチックトランスミッション(AT)におけるクラッチピストン部のアルミ製ピストンであり、他方の部材4は例えば同クラッチピストン部のピストンハウジングである。したがってこの場合は、ピストンハウジングの内部に円筒状のピストン室が設けられてこのピストン室に環状のアルミピストンが軸方向往復動自在に挿入され、このピストンの内周面に環状の装着溝3が設けられてこの装着溝3にシールリング5が装着され、このシールリング5がその内周部をもってハウジングの周面(ピストン室の内側周面)に摺動自在に密接することになる。以下、一方の部材をピストン2、他方の部材をハウジング4として説明する。符号0は中心軸線である。
図2に示すように、ピストン2の内周面に環状の装着溝3が設けられ、この装着溝3にシールリング5が装着されている。図はピストン2を未だハウジング4に組み付ける以前の状態を示しており、よってハウジング4は仮想線(一点鎖線)で示されている。
装着溝3は、断面台形状ないし略台形状に形成され、円筒面状の底面3aと、この底面3aから開口部へかけて溝幅を漸次拡大する向きに傾斜するテーパー面状の一対の側面3b,3cとを有している。
シールリング5は、所定のゴム状弾性体によって環状に形成され、その断面形状を外周部である溝底側端部5aにおいて方形とされるとともに内周側端部である摺動側端部5bにおいて円形とされて断面D字形状ないし略D字形状に形成されている。また、このシールリング5の外径寸法φDは装着溝3の底面3aの径寸法φDよりも小さく設定されるとともに(D<D)、内径寸法φDはハウジング4の周面(ピストン室の内側周面)4aの径寸法φDよりも小さく設定されている(D<D)。またシールリング5の軸方向幅wは、装着溝3の底面3a側の最小軸方向幅wよりも大きく、かつ開口側の最大軸方向幅wよりも小さく設定されている(w<w<w)。またこのシールリング5の軸方向幅wは、シールリング5を装着溝3に装着したとき、シールリング5の外周面両端部5c,5dがそれぞれ丁度テーパー状の側面3b,3cに当接して径方向に係合する大きさに設定され、これにより上記位置決め構造7が設けられている。
装着溝3およびシールリング5は上記寸法関係を有しているので、図示したように装着溝3にシールリング5を装着すると、装着溝3の溝底部にシールリング5の逃げスペース6が設定される。逃げスペース6は、シールリング5の外周側に設定された環状の空間である。そして引きつづき、シールリング5をハウジング4の周面4aに密接させると、シールリング5は径方向に圧縮変形してその一部が逃げスペース6に逃げ込むことにより圧縮反力を低減させることになる。すなわち、装着溝3に装着したシールリング5をハウジング4の周面4aに密接させると、シールリング5はその内径側からハウジング4によって押圧されるので、シールリング5の摺動側端部5bは圧縮され、該部に圧縮反力が発生する。またシールリング5の摺動側端部5bがハウジング4によって押圧されてその内径寸法Dを拡大するように弾性変形すると、シールリング5の溝底側端部5aはその外径寸法Dを拡大するように弾性変形するが、こちらのほうは逃げスペース6に逃げ込むことから、大きな圧縮反力が発生することはない。したがって、シールリング5全体として摺動の相手方であるハウジング4から逃げるかたちとなることから、必要な低フリクション性を実現することができる。当該実施例の場合、装着溝3の断面形状は台形とされているため、シールリング5の外周部のうちその軸方向中央部に逃げスペース6が設定される。
また、装着溝3の側面3b,3cがテーパー状とされて装着溝3に対するシールリング5の初期的な装着深さを規定する位置決め構造7が設けられているために、シールリング5を初期的に保持するとともに径方向に位置決めすることが可能とされており、しかもシールリング5と位置決め構造7とが密接するので、シールリング5および装着溝3内面間のシール機能を確保することが可能とされている。
尚、当該第二実施例の場合、装着溝3に装着されたシールリング5は、その外周面両端部5c,5dがテーパー状の側面3b,3cと係合することによって装着溝3により保持されるので、上記第一実施例の場合のような軸方向の圧縮しろ(代)は必ずしも必要とされない。
第三および第四実施例・・・
また、上記第二実施例では、装着溝3の側面3b,3cをテーパー状に形成することでシールリング5の位置決め構造7としたが、第三実施例として図3に示すように、軸直角平面状の側面3b,3cに段差3d,3eを設けることにより位置決め構造7としても良く、この場合は、シールリング5が段差3d,3eと係合することによって径方向の位置決めがなされることになる。その他の構成および作用効果は第二実施例と同じである。また段差3d,3eは、図3に示したような互いに軸方向に変位した軸直角平面同士の組み合わせ形状のほか、図4に示すように軸直角平面とテーパー面(テーパーの向きは第二実施例と同様、溝底へ向けて溝幅が漸次狭まる向きとする)との組み合わせ形状であっても良い。
また、本発明には更に、以下の技術的事項が含まれる。
すなわち、上記各実施例では、ピストン2の内周面に設けた装着溝3にシールリング5を装着してこのシールリング5をその内周部をもってハウジング4の周面(ピストン室の内側周面)4aに密接させる場合につき説明したが、ピストン2の外周面にも同様の構造を設定することが可能である。したがって本発明の技術的範囲には、ピストンの外周面に設けた装着溝にシールリングを装着してこのシールリングをその外周部をもってハウジングの周面(ピストン室の外側周面)に密接させる場合が含まれる。また、装着溝をハウジング側に設けてシールリングをピストンに密接させることも考えられるので、本発明の技術的範囲にはこのような場合も含まれる。
本発明の第一実施例に係る密封装置の要部断面図 本発明の第二実施例に係る密封装置の要部断面図 本発明の第三実施例に係る密封装置の要部断面図 本発明の第四実施例に係る密封装置の要部断面図 従来例に係る密封装置の要部断面図
符号の説明
1 密封装置
2 ピストン(一方の部材)
3 装着溝
3a 底面
3b,3c 側面
3d,3e 段差
4 ハウジング(他方の部材)
4a 周面
5 シールリング
5a 溝底側端部
5b 摺動側端部
5c,5d 端部
6 逃げスペース
7 位置決め構造
0 中心軸線

Claims (4)

  1. 相対移動する二部材のうちの一方の部材に設けられた装着溝と、前記装着溝に装着されて他方の部材に摺動自在に密接するシールリングとを有する密封装置において、
    前記装着溝の溝底部に前記シールリングの逃げスペースを設定し、
    前記シールリングを前記装着溝に装着して前記他方の部材に密接させたときに前記シールリングは圧縮変形してその一部が前記逃げスペースに逃げ込むことにより圧縮反力を低減させる構造を有することを特徴とする密封装置。
  2. 請求項1記載の密封装置において、
    装着溝の軸方向幅よりもシールリングの軸方向幅を大きく設定して前記装着溝に前記シールリングを圧入したときに前記装着溝の一対の側面が前記シールリングを挟持する構造を有することを特徴とする密封装置。
  3. 請求項1記載の密封装置において、
    装着溝に対するシールリングの初期的な装着深さを規定する位置決め構造を前記装着溝の内部に有することを特徴とする密封装置。
  4. 請求項1、2または3記載の密封装置において、
    シールリングは、クラッチピストンに装着されるDリングであることを特徴とする密封装置。
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