JP4839258B2 - 筒型防振装置 - Google Patents

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Description

この発明は筒型防振装置において、弾性脚に突起部を設けて突起部の共振によりサージング現象を抑制したエンジンマウント等に係り、特に突起部の耐久性を向上したものに関する。
エンジン等の振動を車体へ伝達阻止するために用いられる筒型防振装置において、弾性脚にダイナミックダンパのマス(質量部)として機能するマス突起を設けてこのマス突起の共振を利用して弾性脚のサージング現象を抑制する円筒ブッシュが公知である(特許文献1参照)。サージング現象とは、弾性脚の曲げ共振時に振動方向と反発方向に変形して動バネ定数のピークを生じる現象である。
実開平3−117137号公報
図10は上記公知例の円筒ブッシュを示し、内筒120と外筒130を内外に配置し、これら内筒120と外筒130を水平の弾性脚140で連結してある。弾性脚140は内筒120から左右へ略水平に延びて外筒130に連結し、この弾性脚140の側面にマス突起150が一体に突出形成され、弾性脚140の曲げ共振時に共振して曲げ振動を抑制するようになっている。
図11は、本願発明の前提となる略山形の弾性脚を有する筒型のエンジンマウントにマス突起を設けた参考例である。このエンジンマウント1は、内筒2と外筒3を内外に配置し、これら内筒2と外筒3を弾性脚4で連結してある。弾性脚4は内筒2の軸線方向から見たとき、略山形もしくはハの字形をなして左右一対で設けられ、各弾性脚4の側面にマス突起5が一体に突出形成されている。
本願では、エンジンマウント1等の筒型防振装置において、内筒の軸線方向から見た形状を正面視形状ということにする。本願における各方向は、正面図である図11(及び後述の図1)における図示状態を基準とし、図面の上下及び左右方向をそれぞれエンジンマウント1の上下方向及び左右方向とする。上下方向は車体取付時において防振すべき主たる振動の入力方向(Z矢示方向)であり、静止荷重の負荷方向でもある。また内側とは正面視で内筒2へ向かう方向(軸直角方向から見た側面視等では、内筒の軸線方向において内筒の長さ方向中央へ向かう方向)とする。
弾性脚4は内筒2の周囲に沿って加硫接着等により結合され、この結合部が内側拘束部6をなす。この内側拘束部6のうち、最も外方に位置する点6aの垂直方向接線を内側拘束ラインL1とする。
同様に弾性脚4はエンジンマウント1の内面へ加硫等により結合され、この結合部を外側拘束部7とし、この外側拘束部7のうち上側を外側上拘束部7a、下側を外側下拘束部7bとする。なお、外側上拘束部7a及び外側下拘束部7bを決めるとき、弾性脚4が内筒2及び外筒3とアール形状をなして連結する場合、このアール部より弾性脚4の中間部側におけるより大アール状または直線状をなす弾性脚4の外縁部の延長線と外筒3との交点とする。
外側下拘束部7bを通る垂線を外側平行線L2、外側上拘束部7aを通り内筒2の外周部における点6bを結ぶ接線をL3、外側下拘束部7bを通る直線L3と平行な直線をL4、外側上拘束部7aと外側下拘束部7bを結ぶ線を外側拘束ラインL5とする。
さらに、外側拘束ラインL5と平行な内筒2の外周部との接線をL6、外側拘束ラインL5及びL6と各平行でこれらの中間に設けた直線を中間ラインL7とする。
直線L3は外側上拘束部7aと内筒2の外周部における接点6bを結ぶ接線である。直線L4は外側下拘束部7bを通り、直線L3と平行に引いた線である。
マス突起5は正面視にて円形をなし、内側拘束ラインL1及び外側平行線L2の上に位置している。すなわち内側拘束ラインL1及び外側平行線L2の間隔dよりも大きな直径を有する比較的大きなものである。また中間ラインL7と重なり、少なくとも一部がこの中間ラインL7よりも内側に位置している。さらに、弾性脚4の振動に対してダイナミックダンパとして機能するよう所定の質量をなし、弾性脚4の共振周波数域で共振を生じるよう設定されている。
図4は、加振周波数に対する動特性を示すグラフである。仮想線で示す曲線はマス突起5を設けない比較例の動バネ曲線であり、弾性脚4の曲げ共振により、例えば900Hz近傍にて大きな動バネ定数のピークaを示し、このピークaにおいて、振動遮断効果が低下する。
実線の曲線はマス突起5を設けた上記参考例の動バネ曲線であり、ピークaを挟む前後に、比較的低動バネ定数のピークb,cを生じる。ピークbは例えば750Hz近傍であり、ピークcは例えば1000Hz近傍である。したがって、マス突起5を設けることにより、トランス・ミッションのギヤ・ノイズ周波数である700〜1000Hzの範囲で、動バネピークをaからcまで低減させ、その差Dなる顕著な動バネの改善をなしギヤ・ノイズによる振動の吸収を行なう事ができる。
ところで、図10の公知例では、弾性脚140が略水平に設けられ、両端を内側拘束ラインL1と外側拘束ラインL5に拘束された略水平の両持ちばり状をなすから、マス突起150は、比較的スパンの長いせん断変形領域の中央に位置するので、弾性脚140が曲げ振動をしても、マス突起150の基部に対する歪みは、圧縮変形による場合よりも少なくなり、一般的に要求される程度の振動回数では、マス突起150の周囲に亀裂等が生じず、マス突起150に関しては十分な耐久性能を得ることができる。
一方、このマス突起を図11の参考例におけるような略山形の弾性脚4を有するエンジンマウント1に設けようとすると、一般的に要求される程度の比較的少ない振動回数(数万回オーダー)にて、マス突起5の基部に亀裂が生じて耐久性を低下させることがあり、直ちにマス突起5を略山形の弾性脚4に設けることは実際上困難であった。この原因はマス突起5が内側拘束ラインL1と外側平行線L2の各上に重なること、特に内側拘束ラインL1と重なること、並びにマス突起5が中間ラインL7に重なり、その突起中心が内側に位置していることによって生じることが研究の結果判明した。
すなわち、マス突起5を設けるには、比較的自由な面積が大きく容易に設けることができる、弾性脚4の側面中央部へ設けることが一般に考えられる。
ところが、側面中央部には中間ラインL7が存在すること、並びに略山形の弾性脚4においては、内側拘束ラインL1と外側平行線L2の間隔dが小さく、比較的接近しているため、マス突起5を弾性脚4の中央部へ設けると、内側拘束ラインL1及び外側平行線L2並びに中間ラインL7の上に重なり易い。そのうえ間隔dよりも大きな直径のマス突起5を設けるため、これらの拘束ラインと重なることを避け難かった。
しかし、内側拘束ラインL1の内側は圧縮及び引っ張り変形が主体となる圧縮領域Aであり、内側拘束ラインL1と外側平行線L2の間はせん断変形主体のせん断領域Bであり、外側平行線L2より外側は圧縮変形とせん断変形が混ざり合う圧縮・せん断領域Cである。このうち圧縮領域Aは、高バネ領域であり、圧縮・せん断領域Cはその次に高バネ領域となり、せん断領域Bは最もバネが低い領域となる。よって、ある一定荷重によるゴム足変形量が最も大きい領域は、せん断領域Bとなる。その為、内側拘束ラインL1と外側平行線L2のライン上の領域は、変形量に最も差がでる領域であり、マス突起5がそのラインに重なるとマス突起5の基部8に高歪が発生する為、図11の拡大部にてマス突起5の拡大側面を示すように、マス突起5の基部8に亀裂9が発生し、耐久性を低下させることになる。
図12は図11のエンジンマウント1における弾性脚4の振動について説明する図であり、上段に内筒2が上方へ移動した状態を示し、弾性脚4は内筒2により引っ張られる。このときマス突起5は内筒2に引っ張られて仮想線位置から実線位置へ移動するが、内側拘束部6と外側拘束部7の間に位置しているため、外側下拘束部7bとマス突起5の基部8との間に引っ張り変形による高歪みが発生する。
図の下段は内筒2が下方へ移動した状態であり、弾性脚4は内筒2により下方へ圧縮される。このときマス突起5は内筒2に押されて仮想線位置から実線位置へ移動するため、内筒2とマス突起5の間は圧縮変形により、マス突起5の基部8に高歪みをもたらす。
いずれにしろ、このような上下振動が反復継続した場合、例えば上方へ5.9mm、下方へ11.5mm変位する振動を加えた場合、約2万回の振動回数で基部に亀裂が生じた。
そこで本願発明はこのような亀裂の発生をより大きな振動回数まで発生させないようにして耐久性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため筒型防振装置に係る請求項1の発明は、内筒と、この内筒を囲む外筒と、これら内外筒を連結し内筒の軸方向から見たとき内筒を挟んで略山形をなす左右一対の弾性脚と、この弾性脚へ一体に設けたマス突起とを備え、このマス突起が弾性脚の曲げ共振を生じる周波数域で共振するようにした筒型防振装置において、
前記内筒と弾性脚の結合部である内側拘束部の最も外側部分を通る垂線である内側拘束ラインよりも外側かつ、前記外筒と弾性脚の結合部である外側拘束部のうち最下部の点を通る垂線である外側平行線よりも外側に前記マス突起を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記外筒と弾性脚の結合部である外側拘束部のうち最上部の点と最下部の点を結ぶ外側拘束ラインと、この外側拘束ラインと平行に引いた内筒外周部との接線との中間部にてこれら外側拘束ライン及び接線と各平行する中間ラインよりも外筒側となる外側に前記マス突起の中心を位置させたことを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項2において、前記マス突起の表面積のうち、少なくとも半分以上が前記中間ラインよりも外側に位置することを特徴とする。
請求項4の発明は上記請求項2において、前記マス突起を、前記外側平行線と、内筒の中心と外側拘束ラインの中点を結ぶ1/2幅直線と、外筒に囲まれた設置好適領域内に配置したことを特徴とする。
請求項5の発明は上記請求項4において、前記マス突起を、前記弾性脚の上縁部と外筒の間に形成されたすぐり穴近傍に設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内筒が振動により上下動するとき、マス突起が内側拘束ラインから外側へ外れて位置するので、マス突起へ過度の歪みがかからなくなり、その結果、マス突起基部における亀裂の発生を防いで耐久性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、マス突起の中心を中間ラインの外側に配置したので、マス突起を内側拘束ラインから確実に外側へ外して位置させることができる。したがって、マス突起の基部に亀裂が入ることにより耐久性低下を生じやすかった略山形の弾性脚を有するエンジンマウントにおいても、十分な耐久性の向上が可能になった。
請求項3の発明によれば、マス突起の表面積を、半分以上中間ラインよりも外側に配置したので、内側拘束ラインからの直接的な影響を回避できる。
請求項4の発明によれば、マス突起を中間ラインよりも外側でかつ上部側に設けたので、最も歪みが少なくなる設置好適領域にマス突起を配置することができる。
請求項5の発明によれば、マス突起を弾性脚の上縁部と外筒間に形成されるすぐり穴近傍に設けることにより、マス突起の周囲に加わる歪みを、弾性脚がすぐり穴側へ変形することにより逃がすことができるため、最も歪みが少なくなる設置好適領域にマス突起を配置できる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。なお、本実施例は前記参考例のエンジンマウントに対してマス突起のみを変更したものであるため、以下の説明においては、共通部について前記参考例の説明及び符号を用い、重複説明は極力省略するものとする。
図1はエンジン支持用防振装置として構成されたエンジンマウント1の正面図であり、図2は図1の2−2線断面図である。エンジンマウント1は筒型防振装置の一例であり、弾性脚4はゴム等公知の弾性防振材料で構成され、正面視で略山形もしくはハの字形をなして左右一対で設けられている。
左右の弾性脚4における各両側面にはマス突起5が一体に突出形成されている。このマス突起5は、内側拘束ラインL1と外側平行線L2の間隔dよりも小さな直径D0(図9)を有する比較的小径の円形をなし、外側平行線L2及び中間ラインL7の外側で上すぐり穴11の左右方向における端部14近傍かつ外側上拘束部7aの近傍となる、外側上部に位置する。但しマス突起5は必ずしも円形である必要はなく、角形等非円形でもよい。この場合の上記寸法D0は直径ではなく水平方向に図った横幅となる。このマス突起5は弾性脚4の両面に設けられ(図2)、かつ左右の弾性脚4における同一側面においては左右対称に設けられる。
外側拘束ラインL5及び直線L6は弾性脚4の幅方向を示すものであり、外側端部の幅は外側上拘束部7aと外側下拘束部7b間の線長である。内筒2の中心Oと外側拘束ラインL5の中点P1を結ぶ直線L8を設け、これを1/2幅直線とする。さらに内筒2の外周下端の点6cを通る水平線を接線L9とする。
本願では、マス突起5の配置に関して、中間ラインL7を挟んで外筒3側を外側、反対側の内筒2側を内側という。またこの1/2幅直線L8を挟んで上側を幅方向における上部、下側を下部とする。
本実施例のマス突起5は、外側かつ上部に位置することになり、外側平行線L2よりも外方となる圧縮・せん断領域Cのうち、幅方向の上部に位置する。より正確には、接線L9よりも上方で、かつすぐり穴11の端部14近傍に位置することになる。この位置は、外側上拘束部7a、外側下拘束部7b及び直線L3と外側平行線L2の交点P2を結ぶ三角形20の内接円21の内側となる。
図9において、この三角形20の各頂点のうち、外側上拘束部7aにおける角度αが鈍角であり、他の頂点7b及びP2における各角度β及びγがそれぞれ鋭角をなす。また直線L3と水平線とのなす角θは約30〜60°であり、おおむね45°近傍となっている。このため、三角形20内を上方へ向かう程、外側平行線L2と外側拘束ラインL5の間隔が開き、逆に下方へ向かうほど狭くなる。
図1及び2において、内筒2の上方には上ストッパ10が外筒3の内面へ向かって突出し、上ストッパ10及び弾性脚4と外筒3の内面間に上すぐり穴11が軸方向へ貫通している。但し各すぐり穴は貫通せずに軸方向内方へ入り込む行き止まり状に形成してもよい。
内筒2の下方にも、外筒3の内面から上方へ略山形に突出する下ストッパ12が設けられ、弾性脚4と下ストッパ10の間に下すぐり穴13が設けられる。
上すぐり穴11と同様に下すぐり穴13も軸方向に貫通形成されている(図2)。
弾性脚4は内筒2の上下動に伴い、上すぐり穴11及び下すぐり穴13の内部へ入り込むように変形することが可能である。
15はマス突起5を設けるのに適した設置好適領域であり、広義には外側平行線L2と1/2幅直線L8及び外筒3に囲まれた範囲であり、狭義には中間ラインL7と1/2幅直線L8及び外筒3に囲まれた範囲である。前記内接円21は広義の領域に含まれ、マス突起5は中間ラインL7と重なり、中心が中間ラインL7の外側に位置して、その表面積の大半が狭義の設置好適領域15内に位置する。
図3は図1の3−3線に沿うマス突起5の拡大断面図であり、円形の面積Sと突出長さHで決まる所定のボリュームを備える。このボリュームは弾性脚4のサージングを生じる振動の周波数域で共振するよう設定される。
すなわち図4において、仮想線で示すマス突起を設けず、サージング周波数である約900Hz強にて動バネピークaを示す参考例の動バネ特性曲線に対して、実線で示すマス突起を設けた実施例では、共振点である動バネボトムdをa近傍かつ若干低い周波数である約800Hz近傍に設定する。こうすると2つの動バネピークb及びcがサージング周波数である900Hz強にある動バネピークaを前後に挟むよう生じ、高い方の動バネピークcでもaからDなる幅の低動バネ化を実現でき、十分な動バネ定数の改善が可能になる。
なお、グラフの動バネピーク周波数はあくまで一例であり、使用車両の条件等により、動バネボトムdの設定により動バネピークb及びcの設定を自由に行うことができる。
次に、マス突起5の位置や寸法の変化により動バネ定数に影響があるか否かについて検討する。まず位置について検討する。図1において同一のマス突起5を実線の上部へ設けたものと、仮想線で示すように下部に設けたものを作成し、これのサージングに対する影響を調べた。なお上部及び下部に設ける各マス突起5はいずれも中間ラインL7より外側に位置するように配慮する。
図5は上記マス突起5を中間ラインL7の外方かつ上部に設けたもの(C)、中間ラインL7の外方かつ下部に設けたもの(B)及びマス突起を設けない比較例(A)について、周波数に対する動バネ定数の変化を比較したグラフである。このグラフから明らかなように、B及びCともAの比較例に対して動バネ定数を大きく低下できるものの、B及びCの間では微差程度の相違が見られるだけであるから、位置による動バネ定数に対する影響は生じないものと判断できる。
次に、マス突起5の径を変化させることにより表面積(図3のS)を変化させた場合の影響を調べる。なおマスを一定としたので、径変化は同時に突出量(図3のH)の変化による影響を調べることにもなる。
図6はマス突起5の直径を6φ(B)、12φ(C)及び14φ(D)と変化させたものを用意し、これらとマス突起のない比較例(A)について、周波数に対する動バネ定数の変化を比較したグラフである。このグラフから明らかなように、B,C,DともAの比較例に対して動バネ定数を大きく低下できるものの、B,C,D間では微差程度の相違が見られるだけであるから、径(突出量)による動バネ定数に対する影響は生じないものと判断できる。
図7は左右の弾性脚4に対するマス突起5の配置を変化させた場合における影響を調べたものである。Bは左右の弾性脚4の両面に計4個のマス突起5を設けたもの、Cは左右の弾性脚4の片面(同一側面)に計2個のマス突起5を設けたもの、Dは左右の弾性脚4の一方側両面に計2個のマス突起5を設けたもの、Eは一方の弾性脚4の片面へ1個のマス突起5を設けたものである。
この場合、各例のマス突起5は全て同一形状及び同質量に設定する。この図におけるグラフは、これらのB〜Eとマス突起を設けない比較例(A)について、周波数に対する動バネ定数の変化を比較したものであり、このグラフから明らかなように、A〜Eの間には顕著な相違が見られないので、弾性脚4に対するマス突起5の数は、弾性脚4における4カ所のうち、少なくとも一カ所にあればよいと判断できる。
以上により、マス突起5による動バネ定数の改善においては、マス突起5の配置、数、寸法(図3のS及びH)はほとんど影響がないことが判明したので、設置好適領域15内へ収容できるようにマス突起5の大きさ等を調整して配置することが可能になる。本実施例では上記検討を踏まえて、間隔d(図1)より小さな直径である比較的小径の6φを採用したので、余裕を持って設置好適領域15内へ収容できた。但しこの径は設置好適領域15内へ収容できる範囲で任意に設定できることは上記の通りである。
次に、本実施例の作用を説明する。図8は弾性脚4の振動について説明する図である。上段は内筒2が上方へ移動した状態であり、弾性脚4は内筒2により引っ張られる。このときマス突起5は内筒2に引っ張られて仮想線位置から実線位置へ移動するが、内側拘束ラインL1さらには中間ラインL7の外側にマス突起5の中心があることにより、内側拘束ラインL1とマス突起5の間に発生する引っ張り歪みを低減し、同時にマス突起5の基部8における歪みを低減することができる。下部において引っ張りによる歪みが最も高くなる部位は、外側下拘束部7b近傍ほど強くなり、マス突起5が位置する外側上拘束部7a側は圧縮になるため、引っ張りによる歪みの影響が少ない。
そのうえ、外側上拘束部7aの近傍部は上すぐり穴11の端部14に臨むため、内筒2の上方移動時における弾性脚4の上縁部は、外側上拘束部7a近傍部にて折れ曲がるように変形するから、外側上部に対する引っ張りは一層小さくなる。このため、マス突起5の周囲における歪みは、図10のAにおける場合と比較して著しく小さなものとなる。
図8の下段は内筒2が下方へ移動した状態であり、弾性脚4は内筒2により下方へ圧縮される。このときマス突起5は仮想線位置から実線位置へ移動するが、内側拘束ラインL1さらには中間ラインL7よりも外側にあることによって、内側拘束ラインL1とマス突起5の間に発生する引っ張り歪みを低減し、同時にマス突起5の基部8における歪みを低減することができる。上部において引っ張りによる歪みが最も高くなる部位は、外側上拘束部7a近傍ほど強くなるが、弾性脚4の上縁部は上すぐり穴11が拡大するように角度変化する程度の小さな変形で済むから、マス突起5に対する引っ張りは小さい。
そのうえ、マス突起5の中心を中間ラインL7よりも外側でかつ上部側に設けたので、最も歪みが少なくなる設置好適領域15にマス突起5を配置することができるようになる。
また、マス突起5を外側平行線L2よりも外側でかつ上部側に設けてあり、しかも中間ラインL7よりも外側にマス突起5の中心が位置するので、内側拘束ラインL1とマス突起5との間に発生する引っ張り歪みを低減し、同時にマス突起5の基部8(図3参照)における歪みを低減することができる。引っ張りによる歪みが最も高くなる部位は、外側下拘束部7b近傍ほど強くなり、マス突起5が位置する外側上拘束部7a側は圧縮となるため引っ張りによる歪みの影響が少ない。
したがって、最も歪みが少なくなる設置好適領域15(図9参照)にマス突起5を配置することができるようになる。特に内接円21内に配置することにより、各拘束部からも適度に離れた歪みの最も少ない最適位置へ確実に配置することができる。
そのうえマス突起5を上すぐり穴11の近傍に設けることにより、マス突起5の周囲に加わる歪みを、弾性脚4が上すぐり穴11側へ変形することにより逃がすことができる。
そこで、このような上下振動として、上方へ5.9mm、下方へ11.5mm変位する振動によりマス突起5を加振した場合、上記参考例と2桁以上異なる数百万回オーダーでも亀裂が生じないようになり、顕著な耐久性の向上を見ることができた。したがって、マス突起5の基部8に亀裂が入ることにより耐久性低下を生じやすかった略山形の弾性脚を有するエンジンマウントにおいても、数百万回オーダーの十分な耐久が得られ、耐久性の向上を図ることが可能になり、実用可能になった。
なお、マス突起5に対する歪みは、内側拘束ラインL1とマス突起5の間に発生する引っ張り歪みによるものであるから、内側拘束ラインL1より外側に位置することが最も重要であり、かつ歪みをより低減させるため、中間ラインL7よりも外側でかつ上部の設置好適領域15内へ配置することが最も好ましい。また、外側平行線L2よりも外側でかつ上部の設置好適領域15内へ配置することも同様に好ましい。
しかし、設置好適領域15の外であって、例えば、図1において仮想線5aで示すように、中間ラインL7よりも外側でかつ下側に配置しても、ある程度の耐久性改善を期待でき、上記と同じ加振条件のとき、一般に要求されているレベルを超えた数百万回オーダーの耐久性があり、参考例と比べて十分に耐久性を向上させることができた。このようにマス突起5を内側拘束ラインL1から確実に外側へ外し、かつマス突起5の中心を中間ラインL7よりも外側に配置することでより十分な耐久性の向上を期待できる。
図9は、内側拘束ラインL1と外側平行線L2が間隔をもって存在し、せん断領域Bを有する本実施例のケースにおいて、外側平行線L2との関係におけるマス突起5の有利な配置と大きさのバリエーションを示す図である。この図において、設置好適領域15の内部、特に内接円21内に設ければ、マス突起5をどこに設けても、耐久性上最高の位置となる。しかも外側上拘束部7aの角度を鈍角αとすることにより、上部に直径の大きな内接円21を形成することができる。このときマス突起5の大きさを比較的小さな直径のD程度とすれば、設置の自由度が著しく大きくなる。さらに内側拘束部の下限である6cを通る水平の接線L9より上に配置して最もせん断変形を大きくすることも容易になる。また直径を大きくする場合には内接円21の直径D1まで拡大できる。
なお、外側平行線L2の外側となる設置好適領域15内にて、三角形20や内接円21の外側へマス突起5を配置することもできる。直線L3と外側平行線L2に接する円22内に設ければ、内接円21内へ設ける場合よりもさらに上方に配置できる。この場合におけるマス突起の配置範囲は円22内とし、その大きさを円22の直径以下とすれば、設置好適領域15内の最も上部まで容易に配置できるようになる。点P2の角度γが鋭角のため、円22の直径は上方へ行くほど小さくなる。なお、直線L3から外方へはみ出すように設けることもできるが、この場合は外側上拘束部7aへあまり近づけず、歪みが急に高くならない程度に配置する必要がある。
同様に、例えば、外側拘束ラインL5と外側平行線L2に接する円23内にマス突起を設ければ、設置好適領域15内の下方へマス突起を設けることが確実かつ容易になる。この場合もマス突起の配置範囲は円23内とし、その大きさを円23の直径以下とすればよい。頂点である外側下拘束部7bの角度βが鋭角のため、円23の直径は下方へ行くほど小さくなる。また、下へ行くほど歪みが高くなるが、内側拘束部6の点6a等からは十分に離れた距離になるので、歪みが急激に高くなることはないが、より高い耐久性を必要とする場合は、上方に設けるべきであり、これよりも低い耐久性能で足りる中程度の耐久設定のとき採用できる。なお、外側拘束ラインL5から外方へはみ出すように設けることもできるが、この場合は外側拘束部7に近づくので、歪みが急に高くならない程度に配置する必要がある。
さらに、マス突起を、内側拘束ラインL1より外側の条件で、外側平行線L2上やその近傍に配置することもできる。この場合、外側平行線L2上における最大円24の直径D2は2dとなる。すなわちD2=2dとすれば、最大円24は内側拘束ラインL1に接するためである。そこでこの最大円24内へマス突起を設ければ、せん断領域Bへ半分程度かかる位置へ安全かつ確実に配置することができ、歪みを低減できる。最大円24の位置は外側平行線L2上を自由に上下へ移動できる。但し最大円24の位置は内側拘束部6へも近づくので、できるだけ下方へ設ける方が有利である。また、半径をdより小さくすれば、外側平行線L2よりも内側へ入り込んだ位置に設けることができる。この場合は、最大円24の直径D2が小さくなるから、マス突起の配置自由度やその直径も小さくなるが、せん断領域Bへより大きく入り込むことができるので、歪みを低減し易くなる。
逆に、外側平行線L2よりも外側へずらせ、かつ外側平行線L2と重なるように配置することもできる。このようにすると、圧縮・せん断領域Cの割合が多くなるが、直径D2を2dよりも大きくすることが可能になり、マス突起の配置自由度やその直径を大きくすることができる。
さらに、内側拘束ラインL1と外側平行線L2に接する小円25の内側にマス突起を配置することもできる。この場合は、小円の直径D3はdであるから、その内側へ配置されるマス突起が内側拘束ラインL1及び外側平行線L2と重なることはなく、マス突起の配置自由度やその直径は小さくなるが、全体がせん断領域B内へ入るので、歪みを低減し易くなる。また最小円25の位置は上下へ自由に移動できるが、上方は内側拘束部6へ近づくので、できるだけ遠く離れるように下方へ配置することが有利である。このとき最も下方へ配置すれば、外側下拘束部7b及び下すぐり穴13の端部16近傍になるので、下すぐり穴13内へ逃げることによる応力緩和が期待できる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、内側拘束ラインL1が外側下拘束部7bの上または外側を通る形式の場合は、せん断領域Bが存在せず、圧縮領域Aと圧縮・せん断領域Cのみとなる。この場合には内側拘束ラインL1及び中間ラインL7を基準とし、これらより外側等にマス突起を配置するようにすればよい。
また、マス突起5の形状は円形に限らず種々な形状が可能であり、略逆三角形状にすると、弾性脚4の上縁部と外側上拘束部7a及び外側平行線L2で囲まれた設置好適領域15に対して最も大面積のマス突起5を形成しやすくなる。また、横長の楕円形状として、弾性脚4の上縁部に沿って傾けて設ければ、さらにスペース効率よく配置できる。なお上記は例示であり、四角形又は多角形等、種々な形状を適宜採用可能である。また、適用対象となる筒型防振装置はエンジンマウントに限らず、サスペンションブッシュ等の各種用途が可能である。
実施例に係るエンジンマウントの正面図 図1の2−2線断面図 図1の3−3線断面図 周波数に対する動バネ定数の変化を示すグラフ マス突起の配置による影響を検討するためのグラフ マス突起の寸法による影響を検討するためのグラフ 弾性脚にマス突起の配置による影響を検討するためのグラフ 実施例の作用説明図 マス突起の配置等におけるバリエーションの説明図 公知例の正面図 参考例に係るエンジンマウントの正面図 参考例の作用説明図
符号の説明
1:エンジンマウント、2:内筒、3:外筒、4:弾性脚、5:マス突起、6:内側拘束部、7:外側拘束部、10:上ストッパ、11:上すぐり穴、12:下ストッパ、13:下すぐり穴、15:設置好適領域

Claims (5)

  1. 内筒と、この内筒を囲む外筒と、これら内外筒を連結し内筒の軸方向から見たとき内筒を挟んで略山形をなす左右一対の弾性脚と、この弾性脚へ一体に設けたマス突起とを備え、このマス突起が弾性脚の曲げ共振を生じる周波数域で共振するようにした筒型防振装置において、
    前記内筒(2)と弾性脚(4)の結合部である内側拘束部(6)の最も外側部分(6a)を通る垂線である内側拘束ライン(L1)よりも外側かつ、前記外筒(3)と弾性脚(4)の結合部である外側拘束部(7)のうち最下部の点(7b)を通る垂線である外側平行線(L2)よりも外側に前記マス突起(5)を設けたことを特徴とする筒型防振装置。
  2. 前記外筒(3)と弾性脚(4)の結合部である外側拘束部(7)のうち最上部の点(7a)と最下部の点(7b)を結ぶ外側拘束ライン(L5)と、この外側拘束ラインと平行に引いた内筒外周部の接線(L6)との中間部にてこれら外側拘束ライン及び接線と各平行する中間ライン(L7)よりも外筒側となる外側に前記マス突起(5)の中心を位置させたことを特徴とする請求項1に記載した筒型防振装置。
  3. 前記マス突起(5)の表面積のうち、少なくとも半分以上が前記中間ライン(L7)よりも外側に位置することを特徴とする請求項2に記載した筒型防振装置。
  4. 前記マス突起(5)を、前記外側平行線(L2)と、内筒(2)の中心(O)と外側拘束ライン(L5)の中点(P1)を結ぶ1/2幅直線(L8)と、外筒(3)に囲まれた設置好適領域(15)内に配置したことを特徴とする請求項2に記載した筒型防振装置。
  5. 前記マス突起(5)を、前記弾性脚(4)の上縁部と外筒の間に形成されたすぐり穴(11)近傍に設けたことを特徴とする請求項4に記載した筒型防振装置。
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