JP4826388B2 - 高圧放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどの高輝度高圧放電灯(HIDランプ)を点灯させる高圧放電灯点灯装置及びこれを用いた照明器具に関するものである。
従来の技術として、例えば、特許第2871891号公報(特許文献1)には、ランプを定格点灯した際のランプ電圧を安定器が記憶又は推定し、その値に応じて次回ランプ始動時のランプ電力を制御することが提案されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、ランプの経年変化等に対する光束の立ち上がりや、再始動状態(ホット・リスタート)での始動に対する電力を制御することに主眼を置いており、近年知られるようになった、発光管内部の不純ガスの影響によるランプの始動性のばらつきを吸収するものではない。
特許第2871891号公報
近年、省エネルギー等の観点から、ランプに供給される電力に対する発光効率が改善された非常に高効率なランプが市場投入されつつある。しかし、高効率を追求する過程でランプの発光管内部の封入ガス構成を変更し、結果、水銀量を極端に減らしたランプもある。このような水銀量が極端に少ないランプにおいては、従来のランプに比べて発光管内部の不純ガス(例えば水素)の影響を受けやすく、具体的にはランプ始動直後のアーク放電が不安定になる。特に始動直後で発光管内の温度が低く、封入されたガスが蒸発していない状態においては電極間の電子の移動が活発でないため、この現象は顕著である。よって、不純ガスが多く混入されたランプにおいては、始動直後のアーク放電が安定せずに立消えが発生する恐れがある。
ランプ内部に含まれる不純ガスの量を相対的に推し量る特性として、ランプが始動しアーク放電に移行した後の最小ランプ電圧Vminがある。あるランプ電圧−ランプ電力特性を備えた安定器でランプ始動後にランプ電力を供給した際に、不純ガスの量が多いほど最小ランプ電圧Vminは高くなり、不純ガスが少ないほど最小ランプ電圧Vminは小さくなる。つまり、最小ランプ電圧Vminの高いランプ程、アーク放電の維持が不安定となり、立消えが発生しやすくなる。
一方、始動直後のアーク放電を安定維持させるためには安定器からより多くの電力をランプに供給してやればよい。ランプの製造工程内で混入する不純ガスの最大量、具体的にはVminの最大値を把握し、そのVmin値が最大のランプにおいても、始動直後にアーク放電を維持できるだけの電力を安定器から供給することで、始動直後に立消えを起こさず定格安定点灯に移行させることが可能である。
しかしながら、上記の手法をとった場合、不純ガスの混入量が少ないランプにおいては過大な電力が供給されることになり、電極の磨耗を引き起こし、短寿命となる問題がある。また、生産直後に不純ガスが多く混入されているランプにおいても定格点灯を長く続けるなかで外管内部に備えられたゲッターに不純ガスが吸着し、徐々に始動性が改善されるため、始動後の電力供給が上記不純ガスが少ないランプと同様に過大供給されることとなる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ランプに含まれる不純ガスが多く始動後のアーク放電維持が不安定なランプにおいても立消えを起こさず安定点灯させ、かつランプに含まれる不純ガスが少なく始動直後のランプ電力を多く必要としないランプにおいても過大な電力が供給されない放電灯点灯装置を提供することである。
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示すように、高圧放電灯の定格ランプ電圧範囲に対して一定電力を供給するための一つの出力電力特性カーブを備えると共に、定格ランプ電圧範囲までのランプ電圧に対しては複数の出力電力特性カーブW1,W2,W3を備え、高圧放電灯の始動後、初期設定された出力電力特性カーブ(例えば、W1)に基づいて高圧放電灯にランプ電力を供給した際に、アーク放電移行後の最小ランプ電圧Vminまたは最小ランプ電圧を含んだ所定期間の最小ランプ電圧相当値Vmin’(図5参照)を検出する最小ランプ電圧検出手段(図4参照)を備え、所定の最小ランプ電圧範囲において、前記最小ランプ電圧検出手段が検出した最小ランプ電圧Vminまたは最小ランプ電圧相当値Vmin’が大きい程、前記複数の出力電力特性カーブW1,W2,W3から大きな出力電力特性カーブを再設定し、その後の電力制御を行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、ランプに含まれる不純ガスが多く始動直後のアーク放電維持が不安定なランプにおいても立消えを起こさず安定点灯させることができる。また、ランプに含まれる不純ガスが少なく始動直後のランプ電流を多く必要としないランプにおいても過大な電力が供給されない利点がある。
(実施形態1)
図1に本発明の実施形態1に係る安定器の「ランプ電圧に対するランプ電力の出力特性」(以下、「電力カーブ」と呼ぶ)を示す。この電力カーブの特徴は、低ランプ電圧領域において電力カーブを複数備えていることである。低ランプ電圧領域における電力カーブW1は、ランプの生産工程で最大量の不純ガスが含まれたランプ、つまりVminの最も高いランプを始動直後のアーク放電から安定して点灯させることができる出力特性である。電力カーブW2はVminの値が中程度のランプを始動直後のアーク放電から安定して点灯させることができる出力特性である。電力カーブW3はVminが低いランプを始動直後のアーク放電から安定して点灯させることができる出力特性である。
また、上記安定器にはランプが始動して、アーク放電に移行した後の最小ランプ電圧Vmin又はその相当値である最小ランプ電圧を含む所定期間のランプ電圧Vmin’を検出する機能が備わっており、検出した電圧値に応じて上記の低ランプ電圧領域における電力カーブを切り替えることが可能である。
つまり、「ある初期電力カーブ」でもってランプ始動直後のランプ電力を供給した場合、不純ガスの量によってVmin値に差が出ることを最小ランプ電圧検出機能によって検出し、その値が大きい場合にはその後の出力特性をW1に、中程度の場合にW2、小さい場合にW3に切り替えることで、始動直後のアーク放電を安定維持させながら、そのランプに適したランプ電力を供給することで電極の磨耗を防ぐことができる。
このときの「ある初期電力カーブ」の選定は、ランプの生産過程で不純ガスが多く含まれるランプを適合ランプとする場合にはW1と同様の出力電力特性にするのがよく、不純ガスの含まれる量が相対的に少ないランプを適合ランプとする場合には、W2又はW3を選定するのが効果的である。
仮にW2,W3を選定した安定器に不純ガスの多いランプが組み合わされた場合には始動直後に立ち消えが発生することも考えられるが、始動直後の立ち消えが発生した際には、次回の始動にW1の出力電力特性を初期選定するように安定器を制御することで始動直後の立ち消えを繰り返すことは回避できる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係る安定器1の回路図を図2に示す。この安定器1は、直流電源回路部2と、インバータ回路部3から構成されている。インバータ回路部3は、降圧チョッパ回路4と極性反転回路5で構成されている。また、直流電源回路部2の動作を制御する直流電源制御部6と、インバータ回路部3の動作を制御するインバータ制御部7を備え、それぞれの制御部6,7に電源電圧を供給する制御電源部8を備えている。
直流電源回路部2は、交流電源10を全波整流する整流器DB1と、インダクタL1とスイッチング素子Q1とダイオードD1とコンデンサC1よりなる昇圧チョッパ回路とからなり、商用の交流電源10からの交流入力を直流出力に変換してインバータ回路部3へ供給する。直流電源制御部6は、A点に得られるコンデンサC1の直流電圧が所定値となるように、スイッチング素子Q1のオン・オフを制御している。この直流電源制御部6としては、市販の力率改善制御用の集積回路などを用いることができる。
降圧チョッパ回路4は、スイッチング素子Q2とダイオードD2とインダクタL2とコンデンサC2とからなり、入力電圧を降圧した直流電圧を出力する。ここで降圧チョッパ回路4の動作については一般的な技術であるので説明を省略するが、スイッチング素子Q2のオン/オフを制御することで放電灯11への供給電力を調節する安定化要素として用いられている。なお、ダイオードD7はスイッチング素子Q2の逆並列ダイオードである。
極性反転回路5は、スイッチング素子Q3,Q6のペアとQ4,Q5のペアがインバータ制御部7からの制御信号により数十〜数百Hzの低周波で交互にオンされることで、放電灯11に矩形波交流電力を供給する。ただし、放電灯11の始動時にはスイッチング素子Q3,Q4を高周波で交互にオン・オフさせて、インダクタL3とコンデンサC3の共振作用により昇圧された高電圧を放電灯11に印加して絶縁破壊させる。なお、ダイオードD3〜D6は各スイッチング素子Q3〜Q6の逆並列ダイオードである。
インバータ制御部7はコンデンサC2の電圧により放電灯11のランプ電圧Vlaを検出し、また、抵抗R1によりチョッパ電流を検出することでランプ電流を検出し、ランプ電圧Vlaに応じたランプ電力Wlaとなるように、スイッチング素子Q2を制御する。さらに、スイッチング素子Q3〜Q6に制御信号を与えて、極性反転動作を制御する。
降圧チョッパ回路4の出力端電圧は、ランプ11が始動した後はランプ11のランプ電圧Vlaとほぼ等しくなり、その出力電圧の分圧値をランプ電圧Vlaの相当値としてインバータ制御部7で読込む。インバータ制御部7は読込んだ値に応じて、ランプ11に供給するランプ電力Wlaを決定し、スイッチング素子Q2をON/OFF制御することで所望のランプ電力Wlaを生成する。ランプ電力Wlaはインバータ制御部7に搭載された「ランプ電圧Vlaに対応してランプに供給するランプ電力Wlaのデータテーブル」(以下「電力カーブ」と呼ぶ)を参照して算出され決定される。
図3に本発明の安定器1に搭載した「電力カーブ」を示す。ここで本発明の特徴は、低ランプ電圧領域における「電力カーブ」を複数持っていることにある。また、ランプ始動後の低ランプ電圧領域における電力カーブの初期値として、もっとも出力が大きくなるW1が選択されており、ランプ始動直後の電力制御は電力カーブW1に応じて行われる。
更に、インバータ制御部7はランプが始動しアーク放電に移行した後の最小ランプ電圧の相当値Vmin’を検出することが可能である。具体的には図4に示すようにランプ始動後の降圧チョッパ回路4の出力電圧を抵抗R2〜R6とコンデンサC4で分圧・平滑し、インバータ制御部7に搭載された最小ランプ電圧検出IC1で読込む。このとき、降圧チョッパ回路4の出力電圧は図5に示すような変移を示し、IC1はその電圧変移から最小ランプ電圧相当値Vmin’を捉え、読込んでいる。
インバータ制御部7は、読込んだVmin’の値に応じて前述の低ランプ電圧領域における複数の電力カーブの中から一つを再設定し、以後、その出力特性に沿ってランプを安定点灯させるための電力制御を行う。
次に、ランプ始動直後から安定点灯に至るまでの安定器1の動作を説明する。ランプを始動直後、安定器1は初期設定された電力カーブW1に沿ってランプ電圧Vlaに応じたランプ電流Ilaを供給する。ここで、安定器1は始動後の最小ランプ電圧相当値Vmin’を読込む。この時、ランプ内部に不純ガスが多く含まれたランプほど、Vmin’の値が大きくなる。読込んだVmin’の値をインバータ制御部7内部の閾値Vref1,Vref2(Vref1>Vref2)と比較する。その結果、Vmin’≧Vref1の場合には、その後の出力特性として電力カーブW1を再設定する。Vref2≦Vmin’<Vref1の場合にはその後の出力特性として電力カーブW2を再設定する。Vmin’<Vref2の場合にはその後の出力特性として電力カーブW3を再設定する。
その結果、定格ランプ電圧に至るまで、不純ガスが多く含まれたランプには多くの電力が供給され、アーク放電を安定に維持することができ、含まれる不純ガスが少ないランプには電力の供給を抑えることで電極に対して過大なストレスを与え続けることを回避することが可能となった。
(実施形態3)
次に本発明の実施形態3を説明する。基本的な回路構成は実施形態2と同じであるが、本実施形態3では、ランプ始動後の低ランプ電圧領域における電力カーブの初期値として、図3において最も出力が小さくなるW3が選択されている。読込んだVmin’の値をインバータ制御部7内部の閾値Vref3,Vref4(Vref3>Vref4)と比較する。その結果、Vmin’≧Vref3の場合には、その後の出力特性として電力カーブW1を再設定する。Vref4≦Vmin’<Vref3の場合にはその後の出力特性として電力カーブW2を再設定する。Vmin’<Vref4の場合にはその後の出力特性として電力カーブW3を再設定する。
実施形態1においては、電力カーブの初期値として最も出力の大きいW1を選択しているため、Vmin’を読込んで電力カーブを再設定するまでの期間はランプに大きな電力が投入されることとなる。例えば、不純ガスが多く含まれるランプが市場に提供される確率が低い場合、不純ガスの少ないランプに対して始動の度に過大な電力が供給されることとなる。そこで、電力カーブの初期値を最も出力の小さいW3にする。これにより市場投入される大部分の不純ガスの少ないランプに対して過大な電力を供給することを回避できる。この場合、低い確率ではあるが市場において不純ガスの多く含まれたランプと組み合わされて使用される可能性がある。その場合、ランプ始動直後の電力供給が少ないので、Vmin’を読込み、電力カーブを再設定する前にランプがアーク放電を維持しきれず立消えを起こす可能性がある。ランプ始動直後に立消えが発生した場合には、インバータ制御部7が立消えを認識し、電力カーブの初期値を最も出力の大きいW1に再設定する。その後、再度ランプを始動させることで始動直後の立消えが続くことを回避できる。
(実施形態4)
図6は本発明の高圧放電灯点灯装置を用いた照明器具の構成例を示す。(a)、(b)はそれぞれスポットライトにHIDランプを用いた例、(c)はダウンライトにHIDランプを用いた例であり、図中、1は点灯装置の回路を格納した安定器、11は高圧放電灯、12は高圧放電灯を装着した灯体、13は配線である。これらの照明器具を複数組み合わせて照明システムを構築しても良い。これらの点灯装置として前述の実施形態1〜3のいずれかの高圧放電灯点灯装置を用いることで、ランプに含まれる不純ガスが多く始動後のアーク放電維持が不安定なランプにおいても立消えを起こさず安定点灯させることができる。また、ランプに含まれる不純ガスが少なく始動直後のランプ電力を多く必要としないランプにおいても過大な電力が供給されない利点がある。
本発明の実施形態1に用いる電力カーブを示す特性図である。 本発明の実施形態2及び3の回路図である。 本発明の実施形態2及び3に用いる電力カーブを示す特性図である。 本発明の実施形態2及び3に用いる最小ランプ電圧検出回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2及び3におけるアーク放電移行後の降圧チョッパ回路の出力電圧の変移を示す説明図である。 本発明の実施形態4の照明器具の外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 安定器
2 直流電源回路部
3 インバータ回路部
7 インバータ制御部
11 高圧放電灯

Claims (4)

  1. 高圧放電灯の定格ランプ電圧範囲に対して一定電力を供給するための一つの出力電力特性カーブを備えると共に、定格ランプ電圧範囲までのランプ電圧に対しては複数の出力電力特性カーブを備え、高圧放電灯の始動後、初期設定された出力電力特性カーブに基づいて高圧放電灯にランプ電力を供給した際に、アーク放電移行後の最小ランプ電圧または最小ランプ電圧を含んだ所定期間の最小ランプ電圧相当値を検出する最小ランプ電圧検出手段を備え、所定の最小ランプ電圧範囲において、前記最小ランプ電圧検出手段が検出した最小ランプ電圧または最小ランプ電圧相当値が大きい程、前記複数の出力電力特性カーブから大きな出力電力特性カーブを再設定し、その後の電力制御を行うことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 請求項1において、高圧放電灯を始動後にランプ電力を供給する初期設定された出力電力特性カーブとは、前記定格ランプ電圧範囲までの複数の出力電力特性カーブにおいて、最小ランプ電圧または最小ランプ電圧相当値が所定の最小ランプ電圧範囲における最大値であった際に再設定される出力電力特性カーブであることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  3. 請求項1において、高圧放電灯を始動後にランプ電力を供給する初期設定された出力電力特性カーブとは、前記定格ランプ電圧範囲までの複数の出力電力特性カーブにおいて、最小ランプ電圧または最小ランプ電圧相当値が所定の最小ランプ電圧範囲における最大値であった際に再設定される出力電力特性カーブ以外のものであり、ランプ始動後に立ち消えが発生した際には、初期設定された出力電力特性カーブを、前記定格ランプ電圧範囲までの複数の出力電力特性カーブにおいて、最小ランプ電圧または最小ランプ電圧相当値が所定の最小ランプ電圧範囲における最大値であった際に、選択される出力電力特性カーブに再設定した後に、再度ランプを始動させることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置を搭載した照明器具。
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