JP2002352987A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2002352987A
JP2002352987A JP2001158002A JP2001158002A JP2002352987A JP 2002352987 A JP2002352987 A JP 2002352987A JP 2001158002 A JP2001158002 A JP 2001158002A JP 2001158002 A JP2001158002 A JP 2001158002A JP 2002352987 A JP2002352987 A JP 2002352987A
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JP2001158002A
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Inventor
Hiroaki Hara
寛明 原
Toru Niwa
徹 丹羽
Junichi Hasegawa
純一 長谷川
Katsuyoshi Nakada
克佳 中田
Shigeo Ikeda
茂穂 池田
Seinosuke Obara
成乃亮 小原
Yuuji Sasaki
祐詞 佐々木
Jintaro Nagao
仁太郎 長尾
Atsushi Koseki
敦士 小関
Junichi Kamikaya
淳一 上仮屋
Noriaki Nishida
典明 西田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極性反転回路には耐圧の比較的低い部品を用い
ながらも高圧放電灯の立ち消えを抑制することを可能と
した放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】チョッパ回路1は制御信号生成部46によ
り制御され無負荷出力電圧が切換可能になっている。点
灯判別部44は放電灯DLが安定点灯状態に移行するま
での期間であって無負荷または軽負荷である期間と他の
期間とを判別し、チョッパ回路1は少なくとも無負荷ま
たは軽負荷であると判定された期間には出力が定電流に
保たれる。また、無負荷または軽負荷と判定された期間
には、チョッパ回路1の無負荷出力電圧は他の期間より
も高く設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力が調節可能で
ある直流電源回路と、直流電源回路から出力される直流
電圧を交番させる極性反転回路とを備え、極性反転回路
の出力によって高圧放電灯を点灯させるようにした放電
灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プロジェクタや車両の前照灯など
に用いる高輝度の点光源としてメタルハライドランプの
ような高圧放電灯が普及してきている。この種の高圧放
電灯を点灯させるための安定器としては、小型・軽量で
あることから電子回路式安定器を備えた放電灯点灯装置
が広く用いられている。高圧放電灯を上述のような光源
として用いる場合には光出力を一定に保つことが要求さ
れるから、高圧放電灯の安定点灯状態では定電力を供給
することが必要であって、多くの放電灯点灯装置におい
ては、高圧放電灯への給電経路に、降圧型のチョッパ回
路を直流電源回路として挿入し、チョッパ回路の出力を
調節することによって高圧放電灯に供給する電力を一定
に維持する構成が採用されている。また、この種の用途
においては、高圧放電灯に交番電圧を印加しており、チ
ョッパ回路から出力される直流電圧を交番させるために
極性反転回路を設けている。
【0003】極性反転回路としては、ブリッジ回路を構
成する4個のスイッチング素子を用い、ブリッジ回路の
各アームの中点間に高圧放電灯を含む負荷を接続し、ス
イッチング素子のオンオフを制御することによって高圧
放電灯に交番電圧を印加する形式のものを用いることが
多い。一般に耐圧の低いスイッチング素子はオン抵抗が
小さく、発熱量が少なくなる上に低価格であるから、小
型化・軽量化を促進するために耐圧の低いスイッチング
素子を極性反転回路に用いることが望ましい。また、極
性反転回路に用いるスイッチング素子の耐圧を低くする
と、チョッパ回路の無負荷出力電圧(無負荷最大電圧)
も比較的低く設定されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高圧放電灯
はアーク放電に移行する前のグロー放電の期間、あるい
はアーク放電に移行した始動直後であって電極や発光管
の温度が十分に上昇していない高インピーダンスの期
間、つまりチョッパ回路から言えば、無負荷または軽負
荷である期間には、ランプ電圧が上昇するから、アーク
放電を維持するためには、比較的高い電圧を高圧放電灯
に印加することが必要である。
【0005】また、上述のように安定点灯状態では定電
力を供給することによって光出力を安定させているが、
無負荷または軽負荷であるときにチョッパ回路から定電
力を供給すると、安定点灯状態よりも高インピーダンス
であるから、供給される電流が小さくなり、アーク放電
の維持に必要な電流を確保することができなくなる。そ
こで、無負荷または軽負荷である期間にはチョッパ回路
から定電流を供給し、ランプ電流を維持することが考え
られているが、上述のように、小型化・軽量化のために
極性反転回路を構成する部品の耐圧を低くするのに伴っ
てチョッパ回路の無負荷出力電圧も低く設定している
と、ランプ電圧が上昇したときにチョッパ回路の無負荷
出力電圧を超える可能性が生じる。この場合にはチョッ
パ回路から定電流を供給することができなくなり、結果
的に高圧放電灯が立ち消えに至ることがある。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、極性反転回路には耐圧の比較的低い
部品を用いながらも高圧放電灯の立ち消えを抑制するこ
とを可能とした放電灯点灯装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スイ
ッチング素子を備えた直流電源回路と、前記スイッチン
グ素子のオンオフを制御することにより前記直流電源回
路の出力を制御する制御回路と、前記直流電源回路から
出力される直流電圧を交番電圧に変換する極性反転回路
と、前記極性反転回路の出力により点灯する高圧放電灯
とを備え、前記制御回路には、前記高圧放電灯が安定点
灯状態に移行するまでの期間であって無負荷または軽負
荷である期間と他の期間とを判別する点灯判別部と、少
なくとも前記高圧放電灯の始動から安定点灯状態に移行
するまでの期間に前記直流電源回路の出力を定電流に保
つ出力制御部とを備え、前記出力制御部では、前記点灯
判別部により無負荷または軽負荷であると判定される期
間に他の期間よりも前記直流電源回路の無負荷出力電圧
を高くすることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記点灯判別部では、前記高圧放電灯のランプ電圧
が規定の無負荷判定電圧を超えるときに無負荷または軽
負荷と判定することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記無負荷判定電圧が前記極性反転回路を構成する
部品の最大定格電圧よりも十分に低くかつ前記高圧放電
灯の安定点灯状態におけるランプ電圧よりは高く設定さ
れ、前記ランプ電圧が前記無負荷判定電圧を超えると前
記出力制御部では前記直流電源回路の無負荷出力電圧を
前記最大定格電圧に設定することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記極性反転回路を構成する部品の前記最大定格電
圧が、前記直流電源回路を構成する前記スイッチング素
子の最大定格電圧よりも低く設定されていることを特徴
とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記高圧放電灯に始動用の高圧パルスを印加するイ
グナイタを備え、前記点灯判別部がイグナイタによる高
圧パルスの発生前から前記高圧放電灯の始動までの期間
を無負荷または軽負荷と判定することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態は、図1に示すよう
に、図示しない直流電源から直流電圧が入力される降圧
型のチョッパ回路1を直流電源回路として備え、チョッ
パ回路1から出力される直流電圧を極性反転回路2によ
り交番電圧に変換して高圧放電灯(以下、単に「放電
灯」という)DLに印加する構成を有する。また、極性
反転回路2と放電灯DLとの間には、放電灯DLの点灯
のための高電圧を発生するイグナイタ3が挿入される。
すなわち、チョッパ回路1は、極性反転回路2とイグナ
イタ3と放電灯DLとからなる負荷回路に電力を供給す
る。
【0013】チョッパ回路1および極性反転回路2の動
作は、制御回路4により制御される。制御回路4には、
チョッパ回路1とは別に設けられチョッパ回路1と共通
の直流電源から直流電圧が入力されるスイッチング電源
である制御電源回路5から給電される。すなわち、チョ
ッパ回路1と制御電源回路5との入力は共通であって、
ローパスフィルタLFを介して図示しない直流電源に接
続され、直流電源からたとえば370Vの直流電圧が入
力される。ローパスフィルタLFはチョッパ回路1およ
び制御電源回路5におけるスイッチング周波数以上の高
周波を阻止する。
【0014】直流電源としては、たとえば商用電源をダ
イオードブリッジからなる整流回路により整流し、昇圧
型のチョッパ回路により昇圧するものを用いる。昇圧型
のチョッパ回路は、商用電源からの入力電流に休止期間
を生じさせないように設計することが可能であるから、
昇圧型のチョッパ回路におけるスイッチング素子のスイ
ッチング周波数を比較的高く設定し、スイッチング周波
数以上の高周波を阻止するローパスフィルタを商用電源
との間に挿入することによって、商用電源からの入力電
流波形をほぼ滑らかに連続させた歪の少ない波形とする
ことができる。しかも、昇圧チョッパ回路は、入力電流
の包絡線の波形を整流回路の出力電圧波形にほぼ比例さ
せることができるから、商用電源からの入力電流の位相
を入力電圧の位相にほぼ一致させて高い入力力率を得る
ことができる。要するに、昇圧型のチョッパ回路は、外
部へのノイズの発生を少なくし、かつ高力率を得るため
の力率改善回路として用いられる。なお、直流電源には
電池電源のような他の構成のものを用いることも可能で
ある。
【0015】チョッパ回路1のスイッチング素子Q1は
MOSFETからなり、このスイッチング素子Q1を介
して直流電源に接続されたインダクタL1を備える。つ
まり、直流電源の正極と極性反転回路2との間にスイッ
チング素子Q1とインダクタL1との直列回路が挿入さ
れる。スイッチング素子Q1とインダクタL1との接続
点にはダイオードD1のカソードが接続され、ダイオー
ドD1のアノードは直流電源の負極に接続される。さら
に、インダクタL1とダイオードD1との直列回路には
コンデンサC1と電流検出用の抵抗Rsとの直列回路が
並列に接続される。コンデンサC1の両端電圧は極性反
転回路2に入力電圧として印加される。スイッチング素
子Q1のゲート・ソースはパルストランスPT1の2次
巻線に接続され、スイッチング素子Q1のオンオフはパ
ルストランスPT1を介して制御回路4から与えられる
制御信号によって制御される。スイッチング素子Q1の
オンオフのスイッチング周波数は比較的高く設定され
る。
【0016】この構成により、スイッチング素子Q1の
オン期間にスイッチング素子Q1を通して直流電源から
インダクタL1にエネルギが蓄積され、スイッチング素
子Q1のオフ期間にはインダクタL1のエネルギがコン
デンサC1とダイオードD1とを通る経路で放出され、
コンデンサC1に電荷が蓄積される。言い換えると、ダ
イオードD1はスイッチング素子Q1のオン時にインダ
クタL1に蓄積されたエネルギをコンデンサC1を通る
経路で回生させるために設けられている。このような動
作によって、コンデンサC1の両端電圧は入力された直
流電圧に対して降圧される。入力電圧に対する出力電圧
の比(降圧比=出力電圧/入力電圧)はスイッチング素
子Q1のオンオフのデューティ比により決まる。つま
り、スイッチング素子Q1のオンオフのデューティ比を
制御回路4で変化させることによりチョッパ回路1の出
力電圧が可変になる。
【0017】チョッパ回路1の出力電圧は、制御回路4
に設けた判定部41および電力監視部42に入力され、
チョッパ回路1の出力電流に相当する抵抗Rsの両端電
圧は制御回路4に設けた電流監視部43に入力される。
ここに、放電灯DLの点灯後には、チョッパ回路1の出
力電圧は放電灯DLのランプ電圧に代用され、チョッパ
回路1の出力電流は放電灯DLのランプ電流に代用され
る。判定部41はチョッパ回路1の出力電圧が、ランプ
電圧について設定した定電力制御範囲内である期間には
電力監視部42に出力電圧に比例する電圧を入力し、定
電力制御範囲を逸脱する期間には電力監視部42に定電
圧を入力するように構成されている。チョッパ回路1の
出力電圧はランプ電圧を反映しているから、判定部41
に出力電圧を入力する経路とは別にチョッパ回路1の出
力電圧を取り出して制御回路4の点灯判別部44に入力
し、点灯判別部44において放電灯DLの点灯状態を判
別する。点灯判別部44では、放電灯DLの始動(絶縁
破壊)、点灯(アーク放電の開始)、安定点灯状態への
移行、立ち消え、寿命末期(電極の損耗)を判別する。
【0018】チョッパ回路1の出力電流は電流監視部4
3により監視され、電流監視部43で検出された電流値
も電力監視部42に入力される。電力監視部42では入
力された電流値と電圧値とを乗算することによってチョ
ッパ回路1の出力電力Vcを求め、この出力電力Vcが
一定値に保たれるように制御信号生成部46に指示を与
えてスイッチング素子Q1のオンオフのデューティ比を
制御する。つまり、チョッパ回路1から極性反転回路2
に対して定電力を供給することになる。また、判定部4
1から定電圧が出力されている間には電力と電圧とが一
定であるから、チョッパ回路1からは定電流が出力され
ることになる。つまり、判定部41と電力監視部42と
電流監視部43と制御信号生成部46とにより出力制御
部が構成される。
【0019】極性反転回路2は、4個のスイッチング素
子Q3〜Q6からなるブリッジ回路であって、スイッチ
ング素子Q3,Q4が直列接続されてブリッジ回路の一
方のアームを形成し、スイッチング素子Q5,Q6が直
列接続されてブリッジ回路の他方のアームを形成してい
る。スイッチング素子Q3〜Q6にはMOSFETを用
いている。ブリッジ回路の各アームはそれぞれコンデン
サC1に並列接続されており、各スイッチング素子Q3
〜Q6はそれぞれ駆動回路DV3〜DV6を介して制御
回路4の駆動信号生成部45に接続される。駆動信号生
成部45では2値の駆動信号を生成し、駆動信号によっ
てスイッチング素子Q3,Q6の組とスイッチング素子
Q4,Q5の組とのオンオフを交互に繰り返させる。
【0020】極性反転回路2の一方のアームを構成する
スイッチング素子Q3,Q4の接続点と、他方のアーム
を構成するスイッチング素子Q5,Q6の接続点との間
にはインダクタL2とコンデンサC2との直列回路が接
続され、コンデンサC2の両端間にはイグナイタ3に設
けた出力トランスT1の2次巻線と放電灯DLとの直列
回路が並列に接続される。したがって、極性反転回路2
の上述の動作によって、放電灯DLの両端に印加される
電圧の極性は交互に反転し、放電灯DLに交番電圧が印
加されることになる。ここに、放電灯DLとして定格電
圧の比較的低いものを用いることにより、スイッチング
素子Q3〜Q6には低容量の小型のものを用いることが
可能であり、高容量のものを用いる場合に比較するとオ
ン抵抗が小さくなるから、発熱量を抑制することができ
る。言い換えると、入力した電力エネルギのうち光出力
に利用されずに熱損失として無駄に消費されるエネルギ
の低減につながり、エネルギ利用効率がよく発熱量の比
較的少ない放電灯点灯装置を提供することが可能にな
る。
【0021】イグナイタ3は、チョッパ回路1の出力電
圧が比較的高い期間、言い換えると極性反転回路2の入
力インピーダンスが比較的高い期間に適宜のタイミング
で出力トランスT1の2次巻線に高圧パルスを発生させ
るように構成されている。イグナイタ3には周知の構成
を用いており、要旨ではないから詳述はしない。
【0022】以下では制御回路4について詳述する。制
御回路4は、上述のように、チョッパ回路1のスイッチ
ング素子Q1をオンオフさせる制御信号を生成する制御
信号生成部46を有し、制御信号生成部46は、チョッ
パ回路1に直流電源が供給された(すなわち、電源投
入)後に、電力監視部42および電流監視部43により
監視されている状態に応じてスイッチング素子Q1のス
イッチングにおけるデューティ比を変化させ、極性反転
回路2に適正な電圧が印加されるように制御する。
【0023】電源投入直後には、制御電源回路5の出力
電圧が上昇すると制御回路4が動作を開始し、制御回路
4からチョッパ回路1のスイッチング素子Q1を制御す
る制御信号が出力されるとともに、極性反転回路2のス
イッチング素子Q3〜Q6を制御する駆動信号が出力さ
れる。したがって、上述したように、放電灯DLには交
番電圧が印加されるとともに、イグナイタ3の動作によ
り放電灯DLに高圧パルスが印加される。高圧パルスが
発生したときに正常であれば放電灯DLは点灯する。
【0024】ところで、本実施形態において用いる放電
灯DLは、電源投入後に高圧パルスが電極間に印加され
て点灯した直後にはランプ電圧は高く、アーク放電への
移行に伴ってランプ電圧が低下するが、アーク放電の初
期には水銀の蒸気圧が低いからランプ電圧は低い値にな
り、水銀蒸気圧の上昇に伴ってランプ電圧が上昇する。
したがって、安定点灯状態(定格点灯状態)に短時間で
到達させるには、投入する電流を大きくすればよいが、
実際には放電灯DLの電極の損傷を抑制するには定格電
流値に対してやや大きい程度(1.5倍程度)の電流値
に制限する必要がある。そこで、安定点灯状態に移行す
るまでの間にはチョッパ回路1の出力電流を定電流と
し、安定点灯状態に達した後には光出力を安定させるた
めにチョッパ回路1の出力電力を定電力とするように制
御する。すなわち、チョッパ回路1の出力電力が定電力
になるように制御する期間は、チョッパ回路1の出力電
圧が放電灯DLの定格電圧に基づいて設定されている定
電力制御範囲内である期間であって、チョッパ回路1の
出力が定電力制御範囲内である間には放電灯DLに定電
力が供給されて放電灯DLが安定点灯状態で点灯する。
【0025】上述のように、チョッパ回路1の出力電圧
は判定部41に入力されるとともに、放電灯DLの点灯
状態を監視する点灯判別部44に入力される。判定部4
1は、チョッパ回路1の出力電圧があらかじめ設定され
ている定電力制御範囲内である期間にはチョッパ回路1
の出力電圧を電力監視部42に入力し、チョッパ回路の
出力電圧が定電力制御範囲外である期間には定電圧を出
力する。また、点灯判別部44は、チョッパ回路1の出
力電圧がイグナイタ3が動作する電圧に達してから放電
灯DLが点灯するまでの期間を放電開始期間とし、また
放電灯DLが点灯してから安定点灯状態に移行するまで
の間にチョッパ回路1の出力電圧があらかじめ設定した
無負荷判定電圧を超えるか否かを監視する機能を有す
る。点灯判別部44では、チョッパ回路1の出力電圧が
無負荷判定電圧を超えるときには、無負荷または軽負荷
になっていると判定する。
【0026】ランプ電圧は、放電灯DLの始動前、高圧
パルスが放電灯DLに印加された直後、放電灯DLが立
ち消えしたとき、放電灯DLの電極が消耗したときに
は、他の状態に比較して高いから、チョッパ回路1の出
力電圧を監視すれば、放電灯DLが無負荷または軽負荷
であることを検出することが可能になる。また、イグナ
イタ3から始動用の高圧パルスが発生する前から放電灯
DLが点灯(アーク放電に移行)するまでの間(すなわ
ち、放電開始期間)には放電灯DLは高インピーダンス
であって、この期間も放電灯DLは無負荷または軽負荷
であると言える。そこで、上述のように点灯判別部44
においてチョッパ回路1の出力電圧を監視することによ
って、放電灯DLが放電開始期間か、立ち消えしたか、
立ち消えしそうであるか、つまり無負荷または軽負荷で
あることを判別するのである。
【0027】チョッパ回路1の無負荷出力電圧は、制御
信号生成部46において規制されているが、この無負荷
出力電圧は、点灯判別部44における上述の無負荷判定
電圧に応じて2段階に切り換えられるようになってい
る。たとえば、スイッチング素子Q3〜Q6の最大定格
電圧が300Vであるとすれば、信頼性を確保するため
にチョッパ回路1の無負荷出力電圧は240V(最大定
格電圧の80%)以下に制限されるのが一般的である。
ただし、実際にはスイッチング素子Q3〜Q6に300
Vを印加することが許容されているから、放電灯DLの
無負荷または軽負荷である期間のような、比較的短い期
間においてのみチョッパ回路1の無負荷出力電圧を30
0Vにするのである。このように比較的短い期間であれ
ば、信頼性を損なうことなく(つまり、スイッチング素
子Q3〜Q6に大きなストレスをかけることなく)動作
させることが可能である。
【0028】上述した無負荷判定電圧は、極性反転回路
2を構成するスイッチング素子Q3〜Q6の最大定格電
圧に基づいて設定される。たとえば、スイッチング素子
Q3〜Q6の最大定格電圧が300Vであるときには、
無負荷判定電圧を、通常のチョッパ回路1の無負荷出力
電圧である240Vよりもさらに50V低い190Vな
どに設定する。無負荷判定電圧を190Vに設定してい
るとすれば、回路動作が開始した当初はチョッパ回路1
の無負荷出力電圧は240Vに設定されるが、その後に
放電灯DLが安定点灯状態に移行してチョッパ回路1の
出力電圧が定電力制御範囲内に達するまでの間におい
て、チョッパ回路1の出力電圧が190Vを1回でも超
えると、チョッパ回路1の無負荷出力電圧が300Vに
引き上げられる。この状態は、チョッパ回路1の出力電
圧が定電力制御範囲になるまで継続する。ただし、無負
荷出力電圧が300Vである期間を短縮する場合には、
定電力制御範囲よりも高い電圧(たとえば190V)以
下になった時点でチョッパ回路1の出力電圧を240V
に戻すようにしてもよい。また、チョッパ回路1の出力
電圧がイグナイタ3が動作する電圧に達してから放電灯
DLがアーク放電を開始するまでの放電開始期間におい
ては、チョッパ回路1の出力電圧が190Vに達してい
なくともチョッパ回路1の無負荷出力電圧を300Vに
引き上げる。
【0029】上述した動作によって、図2に示すよう
に、時刻t1において電源が投入(回路動作が開始)さ
れた時点では、図2(b)のようにチョッパ回路1の無
負荷出力電圧は定常点灯状態の期間と同じ値Vm2にな
り、時刻t2においてイグナイタ2から高圧パルス(図
2(c)参照)が発生可能な状態になると、放電開始期
間T1において、チョッパ回路1の無負荷出力電圧が極
性反転回路2を構成するスイッチング素子Q3〜Q6の
最大定格電圧に基づいて設定されたVm1に引き上げら
れる。高圧パルスが発生しても放電灯DLの電極や発光
管の温度が低いときにはアークが立ち消えすることがあ
り、この場合はチョッパ回路1の出力電圧が急上昇する
から、期間T2で表す立ち消え再始動の期間においても
チョッパ回路1の無負荷出力電圧がVm1に引き上げら
れる。同様に、アークが立ち消えしないまでも立ち消え
を生じそうになれば、放電灯DLのインピーダンスの上
昇によって、チョッパ回路1の出力電圧が上昇するか
ら、このような場合もチョッパ回路1の出力電圧が無負
荷判定電圧を超える期間T3には、チョッパ回路1の無
負荷出力電圧をVm1に引き上げる。
【0030】なお、図2においては、時刻t2において
チョッパ回路1の無負荷出力電圧をVm1に引き上げた
後に時刻t3において放電灯DLが安定点灯状態に移行
するまでの間は、チョッパ回路1の無負荷出力電圧をV
m1に保っているが、各期間T1,T2,T3ごとにチ
ョッパ回路の無負荷出力電圧をVm1を引き上げるよう
にしてもよい。図2(a)は放電灯DLのランプ電流を
示している。また、図示例では放電灯DLが安定点灯状
態に移行するまでは、極性反転回路2のスイッチング素
子Q3〜Q6のスイッチング周波数を安定点灯状態より
も低く設定してあり、このことによって安定点灯状態に
移行するまでの間においては、放電灯DLに電流ができ
るだけ継続して流れるようにして電極や発光管の温度が
短時間で上昇するようにしている。逆に言えば、放電灯
DLが安定点灯状態に移行するまでの間には、電流極性
の反転に伴う電流の休止期間を少なくし始動性を高めて
いるのである。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、スイッチング素子を
備えた直流電源回路と、前記スイッチング素子のオンオ
フを制御することにより前記直流電源回路の出力を制御
する制御回路と、前記直流電源回路から出力される直流
電圧を交番電圧に変換する極性反転回路と、前記極性反
転回路の出力により点灯する高圧放電灯とを備え、前記
制御回路には、前記高圧放電灯が安定点灯状態に移行す
るまでの期間であって無負荷または軽負荷である期間と
他の期間とを判別する点灯判別部と、少なくとも前記高
圧放電灯の始動から安定点灯状態に移行するまでの期間
に前記直流電源回路の出力を定電流に保つ出力制御部と
を備え、前記出力制御部では、前記点灯判別部により無
負荷または軽負荷であると判定される期間に他の期間よ
りも前記直流電源回路の無負荷出力電圧を高くするもの
であり、点灯判別部において直流電源回路の負荷が無負
荷または軽負荷であると判定されると、直流電源回路は
出力を定電流に保つとともに他の期間よりも無負荷出力
電圧を引き上げることによって、高圧放電灯に印加可能
な最大電圧を引き上げることになる。すなわち、定電流
を供給可能な電圧範囲が広くなり、高圧放電灯が始動す
る前のグロー放電の期間や高圧放電灯が始動後に立ち消
えしたとき、あるいは高圧放電灯が始動したものの電極
や発光管の温度が低くアーク放電が不安定である高イン
ピーダンスの期間などにおいて、無負荷ないし軽負荷と
判定されたとしても直流電源回路から定電流を供給する
ことができ、結果的に高圧放電灯の始動性を高めるとと
もに立ち消えを抑制することができる。このように立ち
消えが抑制されれば、高圧放電灯に高電圧を印加して始
動させる回数が低減されるから、高圧放電灯の電極の損
耗が少なくなり、高電圧放電灯の寿命が長くなる。ま
た、直流電源回路の無負荷出力電圧を引き上げるのは点
灯判別部において無負荷または軽負荷と判定される期間
であって、通常は上述した制御により高圧放電灯を短時
間で点灯させることができるから、直流電源回路や極性
反転回路に大きなストレスを生じることがなく、極性反
転回路には耐圧の比較的低い部品を用いることが可能で
ある。つまり、極性反転回路における損失が低減され、
発熱量が低減して放熱板が小さくなり、ひいては小型化
・軽量化につながる。
【0032】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記点灯判別部では、前記高圧放電灯のランプ電圧
が規定の無負荷判定電圧を超えるときに無負荷または軽
負荷と判定するので、ランプ電圧を監視するだけの簡単
な構成で無負荷または軽負荷を検出することができ、複
雑な回路構成を必要としない。
【0033】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記無負荷判定電圧が前記極性反転回路を構成する
部品の最大定格電圧よりも十分に低くかつ前記高圧放電
灯の安定点灯状態におけるランプ電圧よりは高く設定さ
れ、前記ランプ電圧が前記無負荷判定電圧を超えると前
記出力制御部では前記直流電源回路の無負荷出力電圧を
前記最大定格電圧に設定するので、安定点灯状態におい
ては直流電源回路のストレスが少なく、かつ発熱量も小
さくなる。
【0034】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記極性反転回路を構成する部品の前記最大定格電
圧が、前記直流電源回路を構成する前記スイッチング素
子の最大定格電圧よりも低く設定されているので、極性
反転回路に安価な部品を用いることができる。
【0035】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記高圧放電灯に始動用の高圧パルスを印加するイ
グナイタを備え、前記点灯判別部がイグナイタによる高
圧パルスの発生前から前記高圧放電灯の始動までの期間
を無負荷または軽負荷と判定するので、イグナイタを動
作させる期間を無負荷または軽負荷とみなすから、始動
前のグロー放電の期間における無負荷または軽負荷の状
態に対して対応しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 チョッパ回路 2 極性反転回路 3 イグナイタ 4 制御回路 41 判定部 42 電力監視部 43 電流監視部 44 点灯判別部(点灯判別部) 46 制御信号生成部 DL (高圧)放電灯 Q1 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 徹 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 長谷川 純一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 中田 克佳 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 池田 茂穂 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 小原 成乃亮 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 祐詞 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 長尾 仁太郎 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 小関 敦士 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 上仮屋 淳一 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 西田 典明 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA11 BA03 BA05 BC01 CA11 CA16 DD06 DE02 DE05 DE06 EA02 FA05 GA03 GB03 GB18 GC04 HA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を備えた直流電源回路
    と、前記スイッチング素子のオンオフを制御することに
    より前記直流電源回路の出力を制御する制御回路と、前
    記直流電源回路から出力される直流電圧を交番電圧に変
    換する極性反転回路と、前記極性反転回路の出力により
    点灯する高圧放電灯とを備え、前記制御回路には、前記
    高圧放電灯が安定点灯状態に移行するまでの期間であっ
    て無負荷または軽負荷である期間と他の期間とを判別す
    る点灯判別部と、少なくとも前記高圧放電灯の始動から
    安定点灯状態に移行するまでの期間に前記直流電源回路
    の出力を定電流に保つ出力制御部とを備え、前記出力制
    御部では、前記点灯判別部により無負荷または軽負荷で
    あると判定される期間に他の期間よりも前記直流電源回
    路の無負荷出力電圧を高くすることを特徴とする放電灯
    点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記点灯判別部では、前記高圧放電灯の
    ランプ電圧が規定の無負荷判定電圧を超えるときに無負
    荷または軽負荷と判定することを特徴とする請求項1記
    載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記無負荷判定電圧が前記極性反転回路
    を構成する部品の最大定格電圧よりも十分に低くかつ前
    記高圧放電灯の安定点灯状態におけるランプ電圧よりは
    高く設定され、前記ランプ電圧が前記無負荷判定電圧を
    超えると前記出力制御部では前記直流電源回路の無負荷
    出力電圧を前記最大定格電圧に設定することを特徴とす
    る請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記極性反転回路を構成する部品の前記
    最大定格電圧が、前記直流電源回路を構成する前記スイ
    ッチング素子の最大定格電圧よりも低く設定されている
    ことを特徴とする請求項3記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記高圧放電灯に始動用の高圧パルスを
    印加するイグナイタを備え、前記点灯判別部がイグナイ
    タによる高圧パルスの発生前から前記高圧放電灯の始動
    までの期間を無負荷または軽負荷と判定することを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008023476A1 (fr) * 2006-08-23 2008-02-28 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Lampe à décharge à haute tension, appareil d'éclairage et équipement d'illumination

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