JP4650795B2 - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水銀ランプ、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプなどのHIDランプ(High Intensity Discharge Lamp:高輝度放電ランプ)を点灯させるための点灯制御装置及び点灯制御方法に関し、特に、液晶プロジェクタ用光源装置の反射鏡付光源ユニットに用いられる高圧水銀蒸気放電ランプの点灯装置及び点灯方法に用いて好適なものに関する。
液晶プロジェクタ用光源装置の反射鏡付光源ユニットに用いられる高圧水銀蒸気放電ランプ(以下、「放電灯」又は「ランプ」という)は、画質向上のため発光点を点光源化することが要請され、このため、電極間距離を小さくすると同時に発光管容積を小さくし、水銀蒸気圧をより高く(例えば150気圧程度)にすることで、アークの広がりを抑えて発光効率の向上を図っている。
ところで、この種の放電灯を点灯させる場合、一般的には高周波の共振電圧にイグナイタから高電圧(例えば15kV)の始動パルスを印加することにより放電灯を絶縁破壊させ、予め設定された高周波始動電流にて一定時間点灯後、安定した放電を持続させるため、50〜400Hz程度の低周波の矩形波電流での点灯に移行させる。
図1Aに示す一般的な定ランプ電力点灯方式の放電灯点灯装置を示す回路構成図によると、この放電灯点灯装置は、直流電源部Iと、直流電源部Iの直流電圧をPWM(パルス幅変調)制御回路により所定のランプ電力又はランプ電流に制御する直流電力供給部IIと、直流電力供給部IIの直流出力電圧を高周波(1kHz以上)または低周波の交流電圧に変換し、放電灯Vに印加するためのフルブリッジ回路IIIと、放電灯始動時に共振電圧および高圧パルス電圧を放電灯に印加するイグナイタ回路部IVとで構成されている。
なお、本明細書においては、「交流電流」とは、振幅を持つ電流がオフセットした結果一方の極性に電流が流れなくなったような電流(以下、「半波電流」という)を含むものとする。
直流電源部Iの電圧を受け動作する直流電力供給部IIは後述のPWM制御回路6により駆動されるスイッチング素子2、ダイオード3、直流リアクトル4及び平滑コンデンサ5により構成された降圧チョッパ回路から成り、直流電源回路部から供給される直流電圧に対して所定のランプ電力またはランプ電流になるよう制御される。
また、その制御は、放電灯V(28)に並列に接続されたランプ電圧を分圧して検出する分圧抵抗11の電圧と放電灯28と直列に接続されランプ電流を検出する抵抗12の電圧とを掛算処理してランプ電力を算出する掛算器9と、掛算器9の出力端と基準電圧8の電圧とを比較する誤差増幅器7と、誤差増幅器7の出力が入力され直流電力供給回路部IIのスイッチング素子2の駆動パルスを出力するPWM制御回路6とで構成される。
PWM制御回路6は誤差増幅器7の出力に応じたデューティ比の駆動パルスを発生して、直流電力供給回路部IIのスイッチング素子2を駆動し、これによりランプ電力または電流を所定値に制御して放電灯28を定ランプ電力、あるいは定ランプ電流にて点灯するようになっている。
ここで、放電灯始動前後のフルブリッジ回路IIIとイグナイタ回路IVの動作を説明する。まず、放電灯始動前について、ブリッジ制御回路17がトランジスタ13、16およびトランジスタ14、15を数十kHzの高周波にて交互にON/OFFすることにより、チョークコイル18とコンデンサ19の直列回路に数十kHzの矩形波電圧が印加される。
このときチョークコイル18のインダクタンス値、コンデンサ19の容量および印加電圧の周波数を適正な値に設定することにより、チョークコイル18とコンデンサ19は電圧共振をおこし、放電灯28の両端にその共振電圧が印加される。一般的には、この共振電圧のピーク値(0−P)は500V〜1000V程度となる。
イグナイタ回路IVはこの高周波の共振電圧を受け、ダイオード20、抵抗21、コンデンサ22と電流が流れコンデンサ22が徐々に充電されていく。また、逆の電圧極性においてはコンデンサ25、抵抗24、ダイオード23と電流が流れコンデンサ25が徐々に充電される。そして、コンデンサ22、コンデンサ25端に接続された放電ギャップ26およびパルストランス27の一次巻線間の電圧が放電ギャップ26のブレークダウンを超えると、放電ギャップ26はブレークダウンしコンデンサ22、25の充電電圧がトランス27の一次巻線に印加される。
すると放電灯28に直列に接続されたパルストランス27の二次巻線端に放電ギャップ26のブレークダウン電圧をトランスの昇圧比倍したパルス電圧が発生し、コンデンサ19を介して、そのパルス電圧は共振電圧に重畳して放電灯28に印加される。
このパルス電圧により放電灯28は絶縁破壊を起こし、ランプ電流は図5で示すようにグロー放電(期間A)を経てアーク放電(期間B〜E)へ移行していく。
この時のアーク放電時のランプ電流値は先のフルブリッジ回路IIIからの矩形波高周波電圧を受け、チョークコイル18のインダクタンス値とその周波数により決まる値に限流されたものになる。また、このときのランプ電流波形はコイルのインダクタンス成分等により三角波のような波形となる。
制御回路29はランプ電圧検出値Vを受けてその電圧変化からアーク放電開始を検出し、内部のタイマにより図5の期間B〜Dをカウントし、そのカウントが終了後に期間Eへ移行するようブリッジ制御回路17に周波数制御のための指令を出力する。
この過程をもう少し詳細に説明すると、液晶プロジェクタ等に使用される放電灯28は一般的に空冷条件下で使用するものであり、また反射鏡付となるため左右の電極近傍の熱容量が異なり、かつ空冷の受け方も異なるため、ランプ消灯時の電極近傍の温度の下がり方に差が生じる。そして、図6Aに示すように温度が早く低下する側の電極近傍に、かたよって蒸発していた水銀が液化し付着することとなる。
先の図3においてはランプが絶縁破壊を起こすと、まず水銀付着の少ない側の電極が陽極となる極性で半波電流でグロー放電を開始する。このグロー放電により陽極側の電極は、ほぼ一様に電子でたたかれるため全体に加熱されていく。すると、電極の中でも例えば図6Bで示す外側コイルもエッジや図6Cで示す内側コイルのエッジのように熱容量の小さい部分が先に温度が上昇し、その部分が十分加熱されると、その点をスポットとして熱電子放射であるアーク放電が開始される。
アーク放電に移行しても、水銀が付着していなかった側の電極が陽極となる方向で半波でしか電流は流れないが、半波のアーク放電を持続させることにより、もう一方の水銀が付着していた側の電極の水銀も徐々に蒸発していくにつれ、電極の温度も上昇し非対称ながらも電流が流れ始め(図5の期間C)、十分温度が上昇すると対称な全波の高周波電流(図5の期間D)となる。
そして、対称な高周波電流となってから、50〜400Hzの低周波の矩形波(図5の期間E)電流へ移行させることにより、その時点での立ち消えや電極への必要以上のスパッタを防止することが可能となる(例えば、特許文献1の図12、及び特許文献2の図6参照)。
次に、図2に液晶プロジェクタ用光源装置に用いられる放電灯の発光管の一例を示す。電極3の根元側に放熱コイル4が形成されており、電極3の根元3a側のコイルエンド4aから放電管5の内壁5aまでの距離Lが大きいと、封止部6に埋設された電極3の根元3a周辺が温まらずに水銀の蒸発が遅れ、始動立ち上がり時間が長くなったり、プロジェクタ装置の電源投入後(点灯開始後)から画面が所定の明るさに達するまでの所要時間が長くなったりするため、その距離は1mm以下に設計されている。
しかしながら、その距離を1mm以下とした高圧水銀ランプ2では、その点灯が繰り返し行われると、先の説明のように始動パルスを印加して放電を開始させグロー放電からアーク放電へ移行する際に、瞬間的にアークが広がり特に図6Cのようにアーク放電に移行した際のアークスポットと放電管5の内壁5aの距離が近い場合、図5の丸点線(X部)で示す時点で瞬間的に広がったアークが内壁5aに接触し電極構成材料であるタングステンが付着し黒化現象を起こすことがあり、この場合、早期に照度低下を生じ、黒化現象が激しい場合は内壁への熱的な負荷が増大して放電管を破損させ、ランプ寿命を短縮させるという問題があった。
また、上記問題を回避するため図7に示すように予め高周波点灯時のピーク電流を低減させ、アーク放電移行時に瞬間的にアーク広がってもアークが内壁5aに接触しないような設計も考えられるが、半波点灯時に陰極側となっていた電極の温度上昇が不十分となり、一定時間後に低周波の矩形波点灯へ移行した場合、その電極が陽極となった時、図7の破線で示す時点(Y部)でアーク放電を行えず必要以上にスパッタされたり、立ち消えをおこしてしまったりする場合がある。また、予め高周波点灯時のピーク電流を低減させた設計において高周波点灯時間を長くし、小さくした高周波電流において両電極の温度を十分高めてから低周波の矩形波点灯へ移行させるという考えもあるが、この場合、再始動(発光管が冷えていない段階での始動)させた場合、最初から発光管内の圧力が高いため、高周波点灯時間を長くすることにより発光管内に圧力の高い部分と低い部分の定在波が成長し、音響的共鳴現象によるチラツキや立ち消えの原因となってしまう場合がある。その観点からも、高周波電流の期間(各図の期間Aの終わりから期間Eの始まりまで)は3Sec以内とする必要がある。
また、直流点灯用のランプにおいて類似の問題に取り組むものが特許文献3に開示されている。同文献では、放電開始後の第1の期間では2A程度の直流電流を10秒程度印加し、第2の期間では4A程度の直流電流を20秒程度印加し、その後直流2.7Aの定格点灯を行うものである。これにより放電開始初期の陰極におけるアーク起点のずれに対処するものである。
しかし、特許文献3は直流点灯を前提としているので、交流点灯を前提としている上述の技術のように過渡的に半波放電になってしまうことに起因する問題を解決できるものではない。また、同文献ではランプに印加する電流は必ず一定の直流電流とすることができるが、交流点灯の場合、同じ実効電流をランプに印加してもそれが半波電流になるのか全波電流になるのかはランプの状態によって決まり、それに従って、電流ピーク値も変わってくる。またさらに、同文献では直流点灯のみを行うものであるから上述の音響共鳴現象を考慮する必要は全くないが、高周波点灯を用いる技術においては、その期間(図5の期間D又は図7の期間C)は所定の期間内に終了しなければならない。従って、交流点灯の場合、直流点灯に比べて設計上の制約が多く、直流点灯とは異なる対処が要求される。
特開平8−124687号公報 特開2006−49181号公報 特開2005−50576号公報
上述したように高周波始動における従来の点灯装置においては、ランプの小型化が進み特にランプ消灯直後の発光管内の一対の電極近傍の温度低下の差が大きく、そのため片側の電極に殆どの水銀が付着してしまうような場合、しかもグロー放電からアーク放電へ移行する際にアークスポットが放電管5の内壁5aの距離が近い場合、瞬間的に広がったアークが内壁5aに接触し電極構成材料であるタングステンが付着し黒化現象を起こすことがあり、この場合、早期に照度低下を生じ、黒化現象が激しい場合は内壁への熱的な負荷が増大して放電管を破損させ、ランプ寿命を短縮させるという問題があった。
本発明は上記問題に対して、アーク放電移行時の高周波電流を適切に制御することにより、電極材料の飛散による放電管内部の黒化防止及び長寿命化を図ることを技術的課題としている。
本発明の第1の側面は、高圧放電灯に交流電流を印加する交流電流供給回路、及び高圧放電灯の点灯を開始させるイグナイタ回路を備え、高圧放電灯が放電開始後にグロー放電からアーク放電へ移行した後の所定の期間に、定常点灯時よりも高い周波数の交流電流を印加する高圧放電灯点灯装置において、所定の期間が少なくとも第1の期間及びその後に続く第2の期間からなり、交流電流供給回路において、第1の期間における交流電流の振幅を第2の期間における交流電流の振幅よりも小さくし、第1の期間を50mSec以上500mSec以下とした高圧放電灯点灯装置である。
また、高圧放電灯の定格ランプ電流が120W以上200W以下の場合に、第1の期間における交流電流のピーク値を2A以下とした。
本発明の第2の側面は、上記第1の側面の高圧放電灯点灯装置、高圧放電灯、高圧放電灯が取り付けられるレフレクタ、及び少なくとも高圧放電灯点灯装置を内包する筐体からなる光源装置である。
本発明により、アーク放電移行時の半波点灯のピーク電流を一定時間制限し、その後、本来の設計値である高周波電流値へ移行させることにより、電極材料の飛散による放電管内部の黒化防止及び長寿命化を図ることが可能となった。また、ピーク値を制限する時間を適切に規定したので全体として高周波期間を長く取る必要もなく、音響共鳴現象が発生することもない。
本発明における放電灯点灯装置の回路構成は従来例である図1Aと同じであり、その制御のみが異なるため、異なる部分を以下に説明する。
従来例と同様に、ブリッジ制御回路17がフルブリッジ回路のトランジスタ13、16トランジスタ14、15を交互に数十kHzの高周波でON/OFFさせることによりチョークコイル18とコンデンサ19が共振し放電灯には0−Pで500V〜1000V程度の高周波電圧が印加される。その電圧にイグナイタ回路からのパルス電圧が重畳されることにより放電灯28は絶縁破壊を起こし図5の期間Aと同様に水銀が付着していない側の電極が陽極となる方向で半波でグロー放電が開始される。なお、ランプ28には定格電力120W〜200Wのものを想定している。
そして従来例と同様に陽極側電極全体が電子でたたかれ一様に発熱していくが、次第に図6B、図6Cのように熱容量の小さいコイルエッジの温度が高くなり、その部分を起点にアーク放電へ移行する。この際、半波放電したアーク放電の電流のピーク値を2A以下に設定することにより、図6Cのように内側コイルエッジがアークスポットとなり、グロー放電からアーク放電へ移行した際に、瞬間的にアークが広がってもアークが図2の内壁5aに接触するほどの大きさとならないため電極材料の飛散による、放電管内部の黒化防止が生じることがない。
また、上記半波放電で2Aピークの電流のみを印加し続けたのでは、従来例で述べたように所定時間後に低周波の矩形波点灯へ移行した場合に、半波点灯時に陰極側となっていた電極の温度上昇が不十分となり、その電極が陽極となった場合、アーク放電を行えずスパッタされたり、立ち消えをおこしてしまったりするおそれがある。また、予め高周波点灯時のピーク電流を低減させた設計において高周波点灯時間を長くし、小さくした高周波電流においても両電極の温度を十分高めてから低周波の矩形波点灯へ移行させるという考えもあるが、この場合、再始動(発光管が冷えていない段階での始動)させた場合、最初から発光管内の圧力が高いため、高周波点灯時間を長くすると発光管内に圧力の高い部分と低い部分の定在波が成長し、音響的共鳴現象によるチラツキや立ち消えの原因となってしまうおそれがある。
そのため、半波放電で2Aピークの電流に制限する期間を、グロー放電からアーク放電に移行してから50mSec〜500mSecに限定することが望ましい。そのため、本実施例では、図3に示すランプ始動直後の電流波形(期間B)において期間B1及びB2のようにアーク放電電流値を2段階で切り替えるようにしている。なお、期間B1の電流値の下限は放電を維持できる程度であればよく、例えば、0.6A程度以上であればよい。
従って、従来例の図5との違いは期間Bの動作にあり、図の期間B1が上記のグロー放電からアーク放電に移行してからの50mSec〜500mSecに相当する。
ここで、高周波電流のピーク値を2段階に切り替える方法としては、種々の方法が考えられる。例えば、図1Bに示すように、直流電力供給回路部IIの出力電圧(即ちフルブリッジ回路IIIへの入力電流)を制御するようにすればよい。図1Bにおいては、制御回路29に検出ランプ電圧Vが入力されてその電圧変化からアーク放電の開始が検出され、内部のタイマによってそのアーク放電の開始時から期間B1の時間がカウントされ、そのカウント終了まではスイッチング素子2のスイッチングにおけるオンデューティ比が小さくなるようにPWM制御回路6に指令が出力される構成となっている。
また、フルブリッジ回路の周波数を変更するようにしてもよい。この場合は、回路構成は図1Aと同じになる。制御回路29に検出ランプ電圧Vが入力されてその電圧変化からアーク放電の開始が検出され、内部のタイマによってそのアーク放電の開始時から期間B1の時間がカウントされ、そのカウント終了まではフルブリッジ回路のスイッチング周波数を期間B2の周波数より高くするようにブリッジ制御回路17に周波数制御の指令が出力される構成となっている。これにより、ランプ28に直列に接続されたトランス・コイル類(例えば、チョークコイル18)のインピーダンスを上昇させ期間B1におけるランプ電流を限流することができる。
なお、類似の考え方として、上記のトランス・コイル類のインダクタンスを可変としてそのランプ電流を限流する構成とすることもできる。
このように、グロー放電からアーク放電に移行してから期間B1におけるランプ電流のピーク値を制限する方法についてのあらゆるバリエーションも本発明の範疇に入るものとする。なお、期間B1においてランプ電流のピーク値を2A以下とするのは、予め規定された設定値に基づくフィードフォワード的な構成でよく、それにより従来回路に新たな部品を追加することなく本発明の動作を得ることができる(但し、コイル類のインダクタンスを可変とする構成を除く)。
また、本実施例では期間Bを期間B1及びB2の2つの期間に分ける2段構成のものを開示したが、3段構成以上のものであってもよいし、期間B1後の電流値をステップ的に増加させるのではなく徐々に増加させるようにしてもよい。
上述のように、グロー放電からアーク放電への移行後の50mSec〜500mSecのランプ電流のピーク値を2Aとしたことによって、アーク放電移行直後にアークスポットが内側コイルエッジにできることによる黒化を防止するとともに、水銀が付着していない側の電極も高周波点灯期間に十分に温度が上昇し、スムーズな全波によるアーク放電への移行が可能となる。また、ランプ電流のピーク値を一定期間低減しても高周波点灯期間(期間B〜D)を実質的に延長する必要もないので音響共鳴現象の発生も回避できる。
上記実施例では、黒化を防止するとともにスムーズな定常点灯への移行を可能とする放電灯点灯装置を示したが、それを用いたアプリケーションとしての光源装置を図4に示す。
図4において、31は上記で説明した放電灯点灯装置、32はランプ28が取り付けられるレフレクタ、33は必要に応じて放電灯点灯装置31、ランプ28及びレフレクタ32を内蔵する筐体である。なお、図は実施例を模擬的に図示したものであり、寸法、配置などは図面通りではない。また、図示されない映像系の部材等を筐体33内に適宜配置してプロジェクタを構成することもできる。
上記より、黒化を防止するとともにスムーズな定常点灯への移行を可能とする高圧放電灯点灯装置を内蔵したので、改善された光学特性の光源装置を得ることができる。
従来及び本発明の放電灯点灯装置の一例を示す説明図。 本発明の放電灯点灯装置の一例を示す説明図。 プロジェクタ等に用いられる放電灯の発光管の図。 本発明における放電灯点灯装置における始動時ランプ電流波形を示す図。 本発明の光源装置を示す図。 従来の放電灯点灯装置における始動時ランプ電流波形を示す図。 プロジェクタ等に用いられる放電灯の発光管における水銀とアークスポットを示す図。 プロジェクタ等に用いられる放電灯の発光管における水銀とアークスポットを示す図。 プロジェクタ等に用いられる放電灯の発光管における水銀とアークスポットを示す図。 従来の放電灯点灯装置における始動時ランプ電流を補足説明する図。
符号の説明
I.直流電源部
II.直流電力供給回路部
III.フルブリッジ回路
IV.イグナイタ回路
V、28.放電灯
6.PWM制御回路
17.ブリッジ制御回路
29.制御回路
31.放電灯点灯装置
32.レフレクタ
33.筐体

Claims (3)

  1. 高圧放電灯に交流電流を印加する交流電流供給回路、及び該高圧放電灯の点灯を開始させるイグナイタ回路を備え、該高圧放電灯が放電開始後にグロー放電からアーク放電へ移行した後の所定の期間に、定常点灯時よりも高い周波数の交流電流を印加する高圧放電灯点灯装置において、
    前記所定の期間が少なくとも第1の期間及びその後に続く第2の期間からなり、
    前記交流電流供給回路において、前記第1の期間における交流電流の振幅を前記第2の期間における交流電流の振幅よりも小さくし、該第1の期間を50mSec以上500mSec以下としたことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 請求項1記載の高圧放電灯点灯装置において、
    前記高圧放電灯の定格ランプ電力が120W以上200W以下の場合に、前記第1の期間における交流電流のピーク値を2A以下としたことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の高圧放電灯点灯装置、高圧放電灯、該高圧放電灯が取り付けられるレフレクタ、及び少なくとも該高圧放電灯点灯装置を内包する筐体からなる光源装置。
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