JP4812465B2 - 自動販売機の冷温切換制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、断熱構造の庫内空間に、複数の商品収納部がそれぞれ温度制御可能に設けられた自動販売機において、前記各商品収納部で調整される温度設定を切り換える冷温切換制御装置に関するものである。
自動販売機の中に、断熱構造の庫内空間に設けられた複数の商品収納部毎に、商品収納部内の温度を調整できるようにされた自動販売機がある。
このような自動販売機では、例えば特許文献1に記載されているように、複数の商品収納部を、冷(COLD)専用商品収納部、温(HOT)又は冷(COLD)商品収納部に設定し、各商品収納部の温度を温(HOT)又は冷(COLD)に調整している。また温(HOT)又は冷(COLD)商品収納部において、温度設定を温(HOT)とするか冷(COLD)とするかは、冷温切換スイッチにより設定している。この冷温切換スイッチが、冷温切換手段を構成している。
このような冷温切換手段として、自動販売機の外扉裏面に、例えば、各温(HOT)又は冷(COLD)商品収納部毎にスライドスイッチを設け、スライドスイッチの切り換えにより温(HOT)又は冷(COLD)の温度の設定を行うとともに、スイッチ(摘み部)の位置により、各商品収納部が温(HOT)又は冷(COLD)のいずれに設定されているかを判別できるようにしている。
また冷温切換手段として、自動販売機の外扉裏面に、サービスマンが意図しないにもかかわらず、手がスイッチに当たって冷温設定が切り換えられることがないように、例えば、温度設定ロック解除用押釦スイッチを設け、各商品収納部毎に温度切換用押釦スイッチおよび設定が温(HOT)または冷(COLD)であることを表示するランプを設ける。このとき、温度設定ロック解除用押釦スイッチをまず押し操作し、続いて各商品収納部毎に温度切換用押釦スイッチを押し操作して、温度設定を温(HOT)または冷(COLD)に切り換える。これに伴い、表示ランプの点灯を切り換える。なお、冷温切換スイッチや表示ランプは、例えば、自動販売機の外扉裏面部にカールコードを介して接続されたリモコン装置等に設けられる。
また各商品収納部を、温(HOT)と冷(COLD)の中間的な温度、例えば常温の20℃に調整できる自動販売機が、特許文献2に記載されている。
特開平9−231457号公報 特開平7−296237号公報
しかしながら、従来の自動販売機において、冷温切換手段をスライドスイッチとした場合、自動販売機として能力的に不可能な各商品収納部の温度設定の組み合わせ、例えば、全商品収納部が、温(HOT)に設定される組み合わせが、物理的に選択されてしまう恐れがあり、自動販売機では、各商品収納部の温度を、設定された温度に維持できないことがあった。
また、冷温切換手段を、温度設定ロック解除用押釦スイッチと、各商品収納部毎の温度切換用押釦スイッチおよび表示ランプの組み合わせとした場合、温度設定ロック解除用押釦スイッチを押す操作が面倒であったり、その操作方法がはじめての人には判りにくいという問題があった。また自動販売機の外扉内に設けることから、外扉内に配置される機器に前記カールコード等の揺動部がある場合、外扉を閉めたときに前記揺動部により押釦スイッチが押されて意図せずに温度設定が変更される恐れがあった。
また温(HOT)を表示するランプと冷(COLD)を表示するランプを設けているが、このような2つのランプでは、温(HOT)と冷(COLD)の中間的な温度、例えば常温に調整するとき、表示しずらいという問題があった。
そこで、本発明は、意図せずに、外扉の開閉などにより温度設定が変更されることを防止でき、また温度設定の操作が判りやすく、さらに常温の表示を容易とした自動販売機の冷温切換制御装置を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、断熱構造の庫内空間に、複数の商品収納部がそれぞれ温度制御可能に設けられた自動販売機において前記各商品収納部の温度設定を切り換える冷温切換制御装置であって、前記各商品収納部毎に、商品収納部の温度設定を切り換える温度切換押釦スイッチを設け、前記各商品収納部毎に、前記温度切換押釦スイッチの押し操作に応じて商品収納部の温度設定を切り換える温度設定切換部を設け、前記各温度設定切換部において設定された各商品収納部の温度設定を表示する表示手段を設け、前記各温度設定切換部は、前記温度切換押釦スイッチが押されている時間を計測し、所定時間以上連続して押し操作されたときのみ、前記温度設定の切り換えを実行することを特徴とするものである。
上記構成によれば、温度切換押釦スイッチと表示手段の組み合わせを使用することにより、従来のスライドスイッチのように不可能な各商品収納部の温度設定の組み合わせが物理的に選択されてしまう恐れが回避され、また温度切換押釦スイッチが押されている時間を計測し、所定時間以上連続して押し操作されたときのみ、温度設定の変更を行うことにより、単に触れただけで温度設定が変更されることが防止される。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記各温度設定切換部は、前記温度切換押釦スイッチが押されている時間が、所定時間未満のとき、所定時間以上前記温度切換押釦スイッチを押すように促すガイダンスを前記表示手段により表示させることを特徴とするものである。
上記構成によれば、温度切換押釦スイッチが押されている時間が所定時間未満のとき、温度設定が変更されないが、このとき、所定時間以上、前記温度切換押釦スイッチを押すように促すガイダンスが表示されることにより、温度設定が変更されない理由が報知される。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記各温度設定切換部は、前記温度切換押釦スイッチが押されている時間が異常に長いとき、前記温度切換押釦スイッチの押し操作による温度設定の変更をせずに、現状の温度設定を維持することを特徴とするものである。
上記構成によれば、温度切換押釦スイッチが押されている時間を計測し、あまりに長く連続して押し操作されているとき、温度設定の変更を行わない(切り換えない)ことにより、意図せずに温度設定が変更されることが防止される。
また請求項4に記載の発明は、断熱構造の庫内空間に、複数の商品収納部がそれぞれ温度制御可能に設けられた自動販売機において前記各商品収納部の温度設定を切り換える冷温切換制御装置であって、
前記各商品収納部毎に、商品収納部の温度設定を切り換える温度切換押釦スイッチを設け、前記各商品収納部毎に、前記温度切換押釦スイッチの押し操作に応じて商品収納部の温度設定を切り換える温度設定切換部を設け、前記各温度設定切換部において設定された各商品収納部の温度設定を表示する表示手段を設け、前記各温度設定切換部における前記温度設定の切り換えをロックし、また解除する温度設定切換ロック部を設け、前記温度設定切換ロック部は、いずれかの前記温度切換押釦スイッチが操作されると、その操作時間を計測し、前記操作された温度切換押釦スイッチが所定時間以上連続して押し操作されたとき、前記各温度設定切換部の前記温度設定の切り換えのロックを解除し、前記表示手段によりそのロックの解除を表示させ、前記各温度設定切換部は、前記温度設定切換ロック部により前記温度設定の切り換えのロックが解除され、各温度設定切換部に対応する温度切換押釦スイッチが操作されると、温度設定の切り換えを行い、前記表示手段により前記切り換えた温度設定を表示させることを特徴とするものである。
上記構成によれば、いずれかの温度切換押釦スイッチが所定時間以上連続して押し操作されたとき、温度設定の変更のロックが解除され、ロックが解除されて温度設定の変更が可能となったことがサービスマンヘ報知される。したがって、サービスマンはロック解除となったことを確認した上で、その後の温度設定の切り換えを行うことができる。また単に触れただけで温度設定が変更されることが防止される。そして温度切換押釦スイッチが押されると、この温度切換押釦スイッチに対応する商品収納部の温度設定の切り換えが実行され、前記表示手段により、切り換えた温度設定が表示される。
また請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明であって、前記温度設定切換ロック部は、前記温度設定の切り換えのロックを解除した後、所定時間、前記温度切換押釦スイッチが操作されないと、または前記所定時間内に前記温度切換押釦スイッチが操作され、その後、前記所定時間経過すると、前記各温度設定切換部の温度設定の切り換えをロックすることを特徴とするものである。
上記構成によれば、温度設定の切り換えのロックを解除され、所定時間内にどの温度切換押釦スイッチも操作されないと、温度設定の切り換えがロックされ、また所定時間内に温度切換押釦スイッチが操作されると、その後、所定時間が経過すると、温度設定の切り換えがロックされる。
また請求項6に記載の発明は、請求項4または請求項5に記載の発明であって、前記温度設定切換ロック部は、最初にいずれかの前記温度切換押釦スイッチが操作されると、前記表示手段により所定時間以上前記温度切換押釦スイッチを押すように促すガイダンスを表示させることを特徴とするものである。
上記構成によれば、最初にいずれかの温度切換押釦スイッチが押されると、所定時間以上、前記温度切換押釦スイッチを押すように促すガイダンスが表示されることにより、温度切換押釦スイッチによる温度設定の条件が報知される。
また請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発明であって、外扉の開状態にあることを検知する外扉開検知手段を設け、前記各温度設定切換部は、前記外扉開検知手段により外扉の開状態にあることが検知されていることを条件として、前記温度設定の切り換えを実行することを特徴とするものである。
上記構成によれば、外扉の開状態にあるときに温度設定が切り換えられることにより、サービスマンが外扉を開けることが、温度設定を切り換える条件とされ、意図せずに温度設定が変更されることが防止される。
本発明の自動販売機の冷温切換制御装置は、温度切換押釦スイッチと表示手段の組み合わせを使用することにより、従来のスライドスイッチのように不可能な各商品収納部の温度設定の組み合わせが物理的に選択されてしまう恐れを回避でき、また温度切換押釦スイッチが押されている時間を計測し、所定時間以上連続して押し操作されたとき、温度設定を切り換えることにより、意図せずに温度設定が変更されることを防止できる、という効果を有している。さらにたサービスマンが外扉を開けることが温度設定を切り換える条件とされることにより、また温度切換押釦スイッチが押されている時間が短いとき或いは異常に長いときに温度設定の変更を行わないことにより、意図せずに温度設定が変更されることを防止できる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明の自動販売機は、商品を冷却したり加温したりして販売可能な自動販売機であり、図1および図2に示すように、自動販売機本体1に開閉自在に外扉2が取り付けられ、自動販売機本体1内に、断熱性を有する内扉3にてその前面開口部を開閉可能な断熱構造の庫内空間(内箱)4が設けられており、庫内空間4に設けられた複数列(図では4列)の商品収納部5に缶などの商品6が多数収納されている。内扉3は、庫内空間4の前面開口部を閉塞している。また商品収納部5の下端部には、収納した商品6を順次払い出す払出装置25(図4)が配設され、この払出装置にて払い出された商品6は、内扉3の下部に開口された商品排出口7に設けられた排出口扉8を通して、外扉2の下部の商品取出口9に払い出される。前記排出口扉8は、通常は商品排出口7を閉塞しており、商品収納部5から商品6が払い出されることにより商品排出口7を開口する。また庫内空間4は、断熱性を有するとともに上下並びに奥行き方向に延びる仕切壁10により幅方向に対して複数(図では3つ)の断熱空間に仕切られている。そして、それぞれの断熱空間毎に温度設定(冷却設定または常温設定または加温設定)が可能であり、各断熱空間に対応して商品排出口7が設けられている。図2では、正面から見て左端の一列、その右隣の一列、他の2列が仕切壁10で仕切られていてそれぞれ別個の商品収納部(断熱空間)5となるように配置されており、以下、左端の一列の商品収納部5を左庫、左庫の右隣の一列の商品収納部5を中庫、中庫の右隣の商品収納部5(他の2列)を右庫と称し、左庫、中庫、右庫毎に各庫の温度を調整する温度調整装置26(図4)が設けられている。温度調整装置26は、冷凍サイクルの蒸発器などの冷却手段と電熱ヒータなどの加温手段を備える。
図1に示すように、自動販売機本体1に開閉自在に取り付けられた外扉2には、前面に、販売する複数の商品サンプル11、各商品サンプル11に対応して配置された商品選択ボタン12、商品を購入するときに硬貨を投入する硬貨投入口13、同じく紙幣を投入する紙幣投入口14、利用者が投入したコインなどの金額を表示する投入金額表示部15、釣銭や投入金を返却させるための返却レバー16、およびコイン返却口17が設けられている。
また図2に示すように、外扉2の裏面に、自動販売機の各種の設定を行うリモコン形状の設定入力装置21と、外扉2の開閉を検知する外扉開閉検知センサ(外扉開閉検知手段の一例)22が設けられている。
前記設定入力装置21には、図3に示すように、液晶表示器(表示手段の一例)31と、前記左庫、中庫、右庫毎の温度設定を切り換える温度切換押釦スイッチ32(以下、左庫スイッチ32a,中庫スイッチ32b,右庫スイッチ32cと称す)と、前記左庫、中庫、右庫毎に設定されている温度設定が、冷却(COLD)設定か、常温設定か、加温(HOT)設定かを表示する3個の3色{(冷却;青)、(常温;緑)、(加温;赤)}の発光ダイオードにより構成される表示ランプ33(以下、左庫ランプ33a,中庫ランプ33b,右庫ランプ33cと称す;表示手段の一例)と、温度設定の切り換えを許容する書き込み押釦スイッチ35等が設けられている。
また外扉2の内部には、図4に示す、コンピュータからなり自動販売機の各部を制御するコントローラ23と、メモリ24と、商品6を購入する際、硬貨投入口13または紙幣投入口14から投入される金銭を処理する金銭処理装置27が設けられている。
上記コントローラ23には、自動販売機としての機能を構成する、商品6の払出装置25、金銭処理装置27、および各庫の温度調整装置26が接続され、さらに、各種入力機器を構成する、商品選択ボタン12、返却レバー16、設定入力装置21、および外扉開閉検知センサ22が接続され、さらに、投入金額表示部15、およびメモリ24が接続されており、コントローラ23は、上記各種入力機器に基づいて上記装置25,26,27の制御を実行し、実行する毎にメモリ24へ、累計売上金額データ、商品別売上数データ、釣銭データ、売切れデータ、故障データなどのデータを記録または更新している。
[実施の形態1]
以下、コントローラ23による、各庫の温度調整装置26へ各庫の温度設定を出力する実施の形態1の冷温切換制御について図6〜図8に基づいて説明する。
実施の形態1では、冷温切換制御に、各庫の温度設定を切り換える際の条件を設定する4つの設定切換モードを有している。まず4つの設定切換モードを説明する。
各設定切換モードは、図5に示すように、外扉開閉検知センサ22により検知される外扉2が開状態かどうかの条件と、左庫スイッチ32a,中庫スイッチ32b,右庫スイッチ32cのスイッチ押し時間の条件と、書き込み押釦スイッチ35の押し操作の条件から構成されている。
「設定切換モード1」
外扉2の開状態を条件とし、スイッチ押し時間を2秒とする。書き込み押釦スイッチ35の押し操作は条件としない。
「設定切換モード2」
外扉2の開状態と書き込み押釦スイッチ35の押し操作は条件とせず、スイッチ押し時間を2秒とする。
「設定切換モード3」
外扉2の開状態を条件とし、スイッチ押し時間を0.2秒とする。書き込み押釦スイッチ35の押し操作は条件としない。
「設定切換モード4」
外扉2の開状態を条件とせず、温度切換押釦スイッチ32と書き込み押釦スイッチ35が同時に押し操作され、同時に操作されるスイッチ押し時間を2秒とする。
これら設定切換モード1〜設定切換モード4はそれぞれ、コントローラ23へ予め設定される。またこれら設定切換モードは、時間設定手段を兼ねることになる。
図6に示すように、コントローラ23の冷温切換制御実行部は、モード設定部40と、左庫温度設定切換部41aと、中庫温度設定切換部41bと、右庫温度設定切換部41cと、左庫点灯切換部42aと、中庫点灯切換部42bと、右庫点灯切換部42cと、表示制御部43から構成されている。コントローラ23により、温度設定切換部と温度組み合わせ判断部が形成されている。
モード設定部40には、予め上記設定切換モード1〜設定切換モード4の一つが選択されており、選択された設定切換モードが、各温度設定切換部41a,41b,41cと表示制御部43へ出力される。
上記各温度設定切換部41a,41b,41cはそれぞれ、各庫の温度調整装置26へ温度設定の指令として、冷却(COLD)、常温、加温(HOT)のいずれかを出力する(詳細は後述する)。各庫の温度調整装置26は、例えば冷却(COLD)のとき5℃、常温のとき20℃、加温(HOT)のとき55℃となるように各庫の温度を調整する。
また上記各点灯切換部42a,42b,42cにはそれぞれ各温度設定切換部41a,41b,41cより、設定された冷却(COLD)、常温、加温(HOT)のいずれかが入力され、入力された設定に対応する3色の中の1色の左庫ランプ33a,中庫ランプ33b,右庫ランプ33cを点灯あるいは点滅する。
また上記表示制御部43は、各温度設定切換部41a,41b,41cより求められた表示を液晶表示器31に表示させる。後述する「この組み合わせは設定できません。」のメッセージ、「2秒以上押して下さい。」「外扉を開けて下さい。」のガイダンスを表示させる。またモード設定部40より入力した設定切換モードを液晶表示器31に表示させる。なお、ガイダンスの内容は、予め表示制御部43に設定される。
上記各温度設定切換部41a,41b,41cについて、左庫温度設定切換部41aを例にとって図7、図8により詳細に説明する。なお、中庫温度設定切換部41bと右庫温度設定切換部41cも同様の構成とされている。
図6に示すように、左庫温度設定切換部41aには、外扉開閉検知センサ22と左庫スイッチ32aと書き込み押釦スイッチ35と左庫の温度調整装置26とモード設定部40と中庫温度設定切換部41bと右庫温度設定切換部41cと表示制御部43が接続されている。
「左庫スイッチ32aの押し時間が短いこと、および長いことを検出する手順」
左庫スイッチ32aの押し時間が短いこと、および長いことを検出する手順を図7(a)のフローチャートを参照しながら説明する。
左庫スイッチ32aがオンとなると(ステップ−1)、今までカウントしていた時間をリセットして左庫スイッチ32aの押し時間をカウントする(ステップ−2)。このカウントされている押し時間が第1所定時間(3秒から30分の間で設定される)以上かどうかを確認し(ステップ−3)、第1所定時間以上となると、押し操作が長すぎるとして「押し時間が長時間である」を検出し(ステップ−4)、温度設定モードn(n=1;冷却、n=2;常温、n=3;加温)を、前回の温度設定のモードNに戻す(n=N)(詳細は後述する)。
上記ステップ−3において、カウントされている押し時間が第1所定時間未満のとき、左庫スイッチ32aがオフかどうかを確認し(ステップ−6)、確認すると、カウントされている押し時間が第2所定時間(2秒に設定)未満かどうかを確認し(ステップ−7)、カウントされている押し時間が2秒未満のとき、上記「2秒以上押して下さい。」のガイダンスを表示させる信号を表示制御部43へ出力し、「2秒以上押して下さい。」を表示させる(ステップ−8)。
「設定切換モードにおける所定時間の設定手順」
設定切換モード1〜4により設定される第3所定時間の設定と、第4所定時間の設定の手順を図7(b)のフローチャートを参照しながら説明する。
設定切換モード1または設定切換モード2かどうかを確認し(ステップ−1,2)、設定切換モード1または設定切換モード2のとき第3所定時間を2秒に設定し(ステップ−3)、設定切換モード1または設定切換モード2ではないとき、設定切換モード3かどうかを確認し(ステップ−4)、設定切換モード3のとき第3所定時間を0.2秒に設定し(ステップ−5)。また設定切換モード3ではないとき、すなわち設定切換モード4のとき、第4所定時間を2秒に設定する(ステップ−6)。
「各設定切換モードにおける温度設定の手順」
各設定切換モードにおける温度設定の手順を図8のフローチャートを参照しながら説明する。なお、初期の温度設定モード(通常モード)nは1(冷却)としている。
まず設定切換モードが設定切換モード1かどうか、設定切換モード2かどうか、設定切換モード3かどうかを確認する(ステップ−1〜3)。なお、設定切換モード1〜3のいずれでもないとき、設定切換モード4であることが確認される。
設定切換モード1または設定切換モード3のとき、左庫スイッチ32aがオンとなると(ステップ−4)、外扉開閉検知センサ22により外扉2か開状態かどうかを確認し(ステップ−5)、外扉開閉検知センサ22が閉状態を検出しているとき、外扉2を開けて左庫スイッチ32aを操作しているにも係らず、閉状態を検出していることから外扉開閉検知センサ22が異常であると判断して表示制御部43へ外扉開閉検知センサ異常を表示させる信号を出力し、液晶表示器31へ外扉開閉検知センサ異常を表示させて(ステップ−6)、終了する。
またステップ−5において、外扉開閉検知センサ22において開状態が検出されているとき、今までカウントしていた時間をリセットして左庫スイッチ32aの押し時間をカウントする(ステップ−7)。このカウントされている押し時間が上記第3所定時間(設定切換モード1=2秒、設定切換モード3=0.2秒)以上かどうかを確認し(ステップ−8)、第3所定時間以上となると、温度設定モードnに1を加える(n=n+1)(ステップ−9)。続いてこの温度設定モードnが4以上であるかどうかを確認し(ステップ−10)、確認すると、nを1に設定する(n=1)(ステップ−11)。温度設定モードnは、1→2→3→1…と切り替わる。
また設定切換モード2のとき、左庫スイッチ32aがオンとなると(ステップ−12)、今までカウントしていた時間をリセットして左庫スイッチ32aの押し時間をカウントする(ステップ−13)。このカウントされている押し時間が上記第3所定時間(2秒)以上かどうかを確認し(ステップ−14)、第3所定時間以上となると、ステップ−8を実行し、温度設定モードnに1を加える。
また設定切換モード4のとき、左庫スイッチ32aがオンとなると(ステップ−15)、書き込み押釦スイッチ35がオンかどうかを確認し(ステップ−16)、オンのとき、今までカウントしていた時間をリセットして左庫スイッチ32aの押し時間をカウントする(ステップ−17)。このカウントされている押し時間が上記第4所定時間(2秒)以上かどうかを確認し(ステップ−18)、ステップ−9を実行し、温度設定モードnに1を加える。
上記ステップ−11に続いて、この変更された温度設定モードnが、中庫温度設定切換部41bから入力されている中庫の温度設定(n=1または2または3)と、右庫温度設定切換部41cから入力されている右庫の温度設定(n=1または2または3)との組み合わせにより、組み合わせが可能かどうかを判断する(ステップ−19)。
判断組み合わせ可能と判断すると、変更された温度設定モードnを、前回の温度設定のモードNとして記憶し(N=n)(ステップ−20)、左庫点灯切換部42aと、温度調整装置26と、中庫温度設定切換部41bと、右庫温度設定切換部41cへ出力する(ステップ−21)。左庫点灯切換部42aは、入力したn(温度設定)に応じて、表示ランプ33のランプの色を変更し、よって設定の変更が表示される。また温度調整装置26は、入力したn(温度設定)に応じて左庫内の温度を調整する。
またステップ−19において、組み合わせが不可、例えば、各庫が全て、「加温」となる(変更により全てのnが3となる)と判断すると、変更された温度設定モードnを前回の温度設定のモードNへ戻し(n=N)(ステップ−22)、上記「この組み合わせは設定できません。」のメッセージを表示させる信号を表示制御部43へ出力する(ステップ−23)。このとき、温度設定モードnは、左庫点灯切換部42a、温度調整装置26、中庫温度設定切換部41b、および右庫温度設定切換部41cへ出力されることはなく、表示ランプ33のランプの色が変更されたり、左庫内の温度が変更されたりすることはない。
上記温度設定切換部41aの動作により、各設定切換モードの条件に合致した左庫スイッチ32aが押し操作されると、操作される毎に、温度設定が「冷却」→「常温」→「加温」→「冷却」・・・の順に繰り返し切り換えられる。また左庫スイッチ32aの押し操作が短いと判断されると、「2秒以上押して下さい。」のガイダンスが表示され、押し操作時間が長いと判断されると、押し操作される前の温度設定が維持される(変更前の元の温度設定へ戻される)。また変更を意図する温度設定モードnが、他の中庫、右庫の温度設定との組み合わせで不可と判断されるとき、「この組み合わせは設定できません。」のメッセージが表示され、温度設定の変更を認めず、押し操作される前の温度設定が維持される(n=Nに設定され、変更前の元の温度設定へ戻される)。
なお、中庫温度設定切換部41bと右庫温度設定切換部41cは、左庫温度設定切換部41aと同様の構成とされており、説明は省略する。このとき、中庫温度設定切換部41bには、左庫スイッチ32aに代えて、中庫スイッチ32bが接続され、左庫温度設定切換部41aより温度設定(n=1または2または3)が入力される。また右庫温度設定切換部41cには、左庫スイッチ32aに代えて、右庫スイッチ32cが接続され、左庫温度設定切換部41aより温度設定(n=1または2または3)が入力される。
上記構成により、サービスマンが温度設定を変更する手順を説明する。
まず、サービスマンは、外扉2を開ける。
次に、設定入力装置21の表示ランプ33により、各庫の温度設定が、「冷却」(青が点灯)か、「常温」(緑が点灯)か、「加温」(赤が点灯)か確認する。
次に、設定切換モードを変更するかどうかを判断する。設定切換モードは、液晶表示器31に表示されている。設定切換モードを変更したいとき、コントローラ23の設定切換モードを再設定し、液晶表示器31の設定切換モードが変更となることにより変更を確認する。なお、初期設定(通常モード)は設定切換モード1となっている。
次に、温度設定を変更する左庫、中庫、右庫の温度切換押釦スイッチ32を操作する。設定切換モード1または設定切換モード2が選択されているとき、温度切換押釦スイッチ32を2秒以上操作する。また設定切換モード3が選択されているとき、温度切換押釦スイッチ32を0.2秒以上操作する。また設定切換モード4が選択されているとき、温度切換押釦スイッチ32に加えて書き込み押釦スイッチ35を同時に2秒以上操作する。
温度切換押釦スイッチ32を押し操作する毎に、「冷却」→「常温」→「加温」→「冷却」・・・の順に繰り返し、温度設定が変更される。設定の変更は、表示ランプ33において点灯する色が変化することにより確認する。なお、設定切換モード1または設定切換モード2または設定切換モード4において、押し操作の時間が、2秒未満と短いとき、「2秒以上押して下さい。」のガイダンスが液晶表示器31に表示され、また変更しようとする温度設定が、他の各庫の温度設定との組み合わせで不可と判断されるとき、「この組み合わせは設定できません。」のメッセージが液晶表示器31に表示され、温度設定は変更されない。また押し操作の時間があまりに長いと(第1所定時間より長いと)、温度設定は変更されない。
希望された温度設定となったことを確認すると、外扉2を閉めて、設定を終了する。
以上のように本実施の形態1によれば、温度切換押釦スイッチ32と表示ランプ33と液晶表示器31の組み合わせを使用することにより、従来のスライドスイッチのように不可能な各商品収納部5の温度設定の組み合わせが物理的に選択されてしまう恐れを回避でき、また温度切換押釦スイッチ32が所定時間以上連続して押し操作されたとき、温度設定の変更を行うことにより、意図せずに、例えば、単に温度切換押釦スイッチ32に触れたときに、温度設定が変更されることを防止できる。さらに、温度切換押釦スイッチ32と表示ランプ33と液晶表示器31の組み合わせを使用し、特別に温度設定のロックを解除するスイッチを設けなかったことにより、温度設定を簡単に実行でき、はじめての人でも簡単に操作することができる。
また本実施の形態1によれば、設定切換モード1または設定切換モード3を選択して、外扉2の開状態にあることを条件として温度設定が切り換えられることにより、サービスマンが外扉2を開けることが、温度設定を切り換える条件とされ、意図せずに、温度設定が変更されることを防止できる。
また本実施の形態1によれば、1つの温度設定切換部41aまたは41bまたは41cにおいて温度設定の変更が意図されると、他の温度設定切換部において設定されている温度設定との組み合わせを判断し、組み合わせが不可と判断すると、押し操作される前の温度設定が維持される(変更前の元の温度設定へ戻される)ことにより、不可能な各商品収納部5の温度設定の組み合わせが設定されることを回避でき、各商品収納部5の温度を設定された温度に維持できなくなる恐れを回避することができる。
また本実施の形態1によれば、変更された温度設定の組み合わせが不可と判断されると、押し操作される前の温度設定が維持される(変更前の元の温度設定へ戻される)が、このとき、組み合わせが不可であるメッセージが液晶表示器31へ表示されることにより、温度設定の変更が不可であることを報知され、サービスマンは温度設定が変更できない理由を確認することができる。
また本実施の形態1によれば、各温度設定切換部41a,41b,41cにおいて温度設定を切り換える条件を、設定切換モード1〜4(外扉2の開状態条件と所定時間の条件と書き込み押釦スイッチ35の押し操作の条件の組み合わせ)から任意に選択でき、客先毎の状況に応じて選択してもらうことができる。
また本実施の形態1によれば、温度切換押釦スイッチ32が押されている時間が所定時間未満のとき、温度設定が変更されないが、このとき、所定時間以上、温度切換押釦スイッチ32を押すように促すガイダンスが表示されることにより、サービスマンは温度設定が変更されない理由を確認することができる。
また本実施の形態1によれば、温度切換押釦スイッチ32が、所定時間(3秒〜30分)以上連続して押し操作されたとき、温度設定の変更を行わない(切り換えない)ことにより、意図せずに、例えば何らかの機器(例えば設定入力装置21のカールコード)が連続して温度切換押釦スイッチ32に接触したり、温度切換押釦スイッチ32が故障したときに、温度設定が変更されることを防止できる。
また本実施の形態1によれば、常温が設定されたことを表示する緑色のランプ(表示ランプ33)を設けたことにより、「常温」の設定を判りやすく容易に表示することができる。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、温度切換押釦スイッチ32を操作すると、基本的には、温度設定の変更を行うことができるが、間違って、意図しない商品収納部5の温度切換押釦スイッチ32を操作してしまうことがある。実施の形態2では、このように、操作を間違った場合にも、直ぐに訂正でき、温度設定が変更されないようにする。
以下、コントローラ23による、各庫の温度調整装置26へ各庫の温度設定を出力する実施の形態2の冷温切換制御について図9〜図11に基づいて説明する。なお、実施の形態1と同じ構成には、同じ符号を付して説明を省略する。
コントローラ23の冷温切換制御実行部は、図9に示すように、左庫温度設定切換部46aと、中庫温度設定切換部46bと、右庫温度設定切換部46cと、温度切換ロック部47と、左庫点灯切換部42aと、中庫点灯切換部42bと、右庫点灯切換部42cと、表示制御部43から構成されている。
まず、温度切換ロック部47について、図10により詳細に説明する。温度切換ロック部47には、図9に示すように、外扉開閉検知センサ22と左庫スイッチ32aと中庫スイッチ32bと右庫スイッチ32cと各温度設定切換部46a,46b,46cと表示制御部43が接続されている。
いずれかの温度切換押釦スイッチ32、すなわち左庫スイッチ32aまたは中庫スイッチ32bまたは右庫スイッチ32cがオンとなると(ステップ−1)、外扉開閉検知センサ22により外扉2か開状態かどうかを確認する(ステップ−2)。
外扉開閉検知センサ22が閉状態を検出しているとき、外扉2を開けていずれかの押釦スイッチを操作しているにも係らず、閉状態を検出していることから外扉開閉検知センサ22が異常であると判断して表示制御部43へ外扉開閉検知センサ異常を表示させる信号を出力し、液晶表示器31へ外扉開閉検知センサ異常を表示させて(ステップ−3)、終了する。
またステップ−2において、外扉開閉検知センサ22において開状態が検出されているとき、「2秒(所定時間)以上押して下さい。」のガイダンスを表示させる信号を表示制御部43へ出力し、「2秒以上押して下さい。」を表示させる(ステップ−4)。続いて、今までカウントしていた時間をリセットして前記操作されている温度切換押釦スイッチ32の押し時間をカウントする(ステップ−5)。このカウントされている押し時間が所定時間(2秒)以上かどうかを確認し(ステップ−6)、所定時間以上となると、各温度設定切換部46a,46b,46cへ温度設定のロックを解除する解除信号を出力する(ステップ−7)。
続いて今までカウントしていた時間をリセットして経過時間をカウントする(ステップ−8)。次に、全ての温度切換押釦スイッチ32がオフかどうかを確認する(ステップ−9)。オフが確認されずにカウントし(ステップ−10)、カウントしていた経過時間が所定時間(例えば、5秒)以上となると(ステップ−11)、各温度設定切換部46a,46b,46cへ温度設定のロック信号を出力し(ステップ−15)、終了する。上記ステップ−9において、全ての温度切換押釦スイッチ32がオフであることを確認すると、いずれかの温度切換押釦スイッチ32、すなわち左庫スイッチ32aまたは中庫スイッチ32bまたは右庫スイッチ32cがオンとなるかどうかを確認する(ステップ−12)。いずれかの温度切換押釦スイッチ32のオンが確認されずに、カウントし(ステップ−13)、経過時間が所定時間(例えば、5秒)以上となると(ステップ−14)、上記ステップ−15を実行し、各温度設定切換部46a,46b,46cへ温度設定のロック信号を出力し、終了する。
上記ステップ−12において、いずれかの温度切換押釦スイッチ32のオンを確認すると、今までカウントしていた時間をリセットして再び全ての温度切換押釦スイッチ32がオフかどうかの確認処理に戻る。
次に上記各温度設定切換部46a,46b,46cについて、左庫温度設定切換部46aを例にとって図11により詳細に説明する。なお、中庫温度設定切換部46bと右庫温度設定切換部46cも同様の構成とされている。また図9に示すように、左庫温度設定切換部41aには、温度切換ロック部47と外扉開閉検知センサ22と左庫スイッチ32aと左庫の温度調整装置26と中庫温度設定切換部46bと右庫温度設定切換部46cと表示制御部43が接続されている。
まず、温度切換ロック部47よりロックの解除信号を入力しているかどうかを確認し(ステップ−1)、確認すると、現在の温度設定のモードNの点滅信号を左庫点灯切換部42aへ出力し、現在の温度設定の表示ランプ33を点滅させ、ロックが解除されたことを報知させる(ステップ−2)。
この点滅状態のとき、温度切換ロック部47よりロック信号を入力しているかを確認し(ステップ−3)、ロック信号を確認すると、温度設定モードnを現在の温度設定のモードNへ設定し(n=N)(ステップ−4)、温度設定のモードNの連続信号を左庫点灯切換部42aへ出力し、現在の温度設定の表示ランプ33を連続点灯させて(ステップ−5)、終了する。
ステップ−3において、ロック信号を入力する前に、左庫スイッチ32aがオンされると(ステップ−6)、温度設定モードnに1を加える(n=n+1)(ステップ−7)。続いてこの温度設定モードnが4以上であるかどうかを確認し(ステップ−8)、確認すると、nを1に設定する(n=1)(ステップ−9)。温度設定モードnは、1→2→3→1…と切り替わる。
続いて、この変更された温度設定モードnが、中庫温度設定切換部46bから入力されている中庫の温度設定(n=1または2または3)と、右庫温度設定切換部46cから入力されている右庫の温度設定(n=1または2または3)との組み合わせにより、組み合わせが可能かどうかを判断する(ステップ−10)。
組み合わせが不可、例えば、各庫が全て、「加温」となる(変更により全てのnが3となる)と判断すると、「この組み合わせは設定できません。」のメッセージを表示させる信号を表示制御部43へ出力し(ステップ−11)、ステップ−4へ飛び、温度設定をロックし、変更された温度設定モードnを前回の温度設定のモードNへ戻し(n=N)、現在の温度設定の表示ランプ33を連続点灯させる。このとき、変更された温度設定モードnは、温度調整装置26、中庫温度設定切換部46b、および右庫温度設定切換部46cへ出力されることはなく、表示ランプ33のランプの色が変更されたり、左庫内の温度が変更されたりすることはない。
またステップ−10において、判断組み合わせ可能と判断すると、変更された温度設定モードnの点滅信号を左庫点灯切換部42aへ出力し、変更された温度設定の表示ランプ33を点滅させ(ステップ−12)、再度、左庫スイッチ32aがオンされると(ステップ−13)、ステップ−7へ戻り、温度設定モードnを変更する。左庫スイッチ32aがオンされないで、そのまま温度切換ロック部47よりロック信号を入力していることを確認すると(ステップ−14)、変更された温度設定のモードnを確定し(ステップ−15)、確定された温度設定のモードnを前回の温度設定のモードNとして記憶し(N=n)(ステップ−16)、確定された温度設定のモードnの連続信号を左庫点灯切換部42aへ出力し、変更された温度設定の表示ランプ33を連続点灯させ(ステップ−17)、変更された温度設定のモードnを温度調整装置26と、中庫温度設定切換部46bと、右庫温度設定切換部46cへ出力し(ステップ−18)、終了する。また温度調整装置26は、入力したn(温度設定)に応じて左庫内の温度を調整する。
上記温度切換ロック部47とおよび温度設定切換部46aの動作により、まずいずれかの温度切換押釦スイッチ32が押し操作されると、外扉2が開状態であることを条件として、「2秒以上押して下さい。」のガイダンスが表示される。そして、前記押釦スイッチ32が2秒以上押されると、温度設定のロックが解除され、現在の温度設定を表示している全ての表示ランプ33a,33b,33cが点滅され、温度設定のロックが解除され変更可能となったことが報知される。
この状態で、例えば、左庫スイッチ32aが押し操作されると、今回変更された温度設定を表示している表示ランプ33が点滅され、温度設定変更が表示される。温度設定は「冷却」→「常温」→「加温」→「冷却」・・・の順に繰り返し切り換えられる。そして、所定時間(5秒)経過すると、温度切換ロック部47により温度設定がロックされ、温度設定が確定し、温度設定が自動的にロックされ、温度設定が出力され、点滅していた表示ランプ33が連続点灯にされる。
また温度設定のロックが解除された状態で、所定時間(5秒)いずれの温度切換押釦スイッチ32も操作されないと、温度設定がロックされ、押し操作される前の温度設定のままとなり、点滅していた表示ランプ33がそのまま連続点灯となる。
また変更を意図する温度設定が、他の中庫、右庫の温度設定との組み合わせで不可と判断されるとき、「この組み合わせは設定できません。」のメッセージが表示され、温度設定の変更を認めず、押し操作される前の温度設定が維持される(変更前の元の温度設定へ戻される)。
なお、中庫温度設定切換部46bと右庫温度設定切換部46cは、左庫温度設定切換部41aと同様の構成とされており、説明は省略する。このとき、中庫温度設定切換部46bには、左庫スイッチ32aに代えて、中庫スイッチ32bが接続され、左庫温度設定切換部46aより温度設定(n=1または2または3)が入力される。また右庫温度設定切換部46cには、左庫スイッチ32aに代えて、右庫スイッチ32cが接続され、左庫温度設定切換部46aより温度設定(n=1または2または3)が入力される。
上記構成により、サービスマンが温度設定を変更する手順を説明する。
まず、サービスマンは、外扉2を開ける。
次に、設定入力装置21の表示ランプ33により、各庫の温度設定が、「冷却」(青が点灯)か、「常温」(緑が点灯)か、「加温」(赤が点灯)か確認する。
次に、いずれかの温度切換押釦スイッチ32を操作する。このとき液晶表示器31のガイダンスにしたがって温度切換押釦スイッチ32を2秒以上操作する。すると、現在の連続点灯している全ての表示ランプ33が点滅に変わり、温度設定のロックが解除されたこと、温度設定が変更可能となったことが報知される。サービスマンはロック解除となったことを確認する。また温度設定を変更する意図がなく、操作してしまったとき、そのまま5秒放置すると、全ての表示ランプ33が連続点灯に戻り、温度設定の変更はされない。
温度設定の変更を希望する商品収納部5の温度切換押釦スイッチ32を押し操作するとと、「冷却」→「常温」→「加温」→「冷却」・・・の順に、温度設定が変更される。設定の変更は、表示ランプ33において点灯する色が変化し、点滅することにより確認する。またこの点滅状態で、所定時間(5秒)が経過すると、温度設定の変更が確定し、表示ランプ33の連続点灯に戻る。
なお、変更しようとする温度設定が、他の各庫の温度設定との組み合わせで不可と判断されるとき、「この組み合わせは設定できません。」のメッセージが液晶表示器31に表示され、温度設定は変更されない。
希望された温度設定となったことを確認すると、外扉2を閉めて、設定を終了する。
以上のように本実施の形態2によれば、外扉2の開状態にあるときに温度設定が切り換えられることにより、サービスマンが外扉2を開けることが、温度設定を切り換える条件とされ、意図せずに温度設定が変更されることを防止でき、また外扉2の開状態にあるときに、温度切換押釦スイッチ32が押されると、所定時間以上、温度切換押釦スイッチ32を押すように促すガイダンスが表示されることにより、サービスマンに、温度切換押釦スイッチ32による温度設定の条件を報知することができ、はじめての人でも簡単に操作することができる。また温度切換押釦スイッチ32が所定時間(2秒)以上連続して押し操作されたとき、温度設定の変更のロックが解除され、現在の連続点灯している表示ランプ33が点滅状態となることにより、ロックが解除されて温度設定の変更が可能となったことがサービスマンヘ報知され、したがってサービスマンはロック解除となったことを確認した上で、その後の温度設定の切り換えを行うことができる。またサービスマンは誤って操作したことに気づいたとき、そのまま放置すると温度設定が変更されず、ロック状態に戻り、誤設定を少なくすることができる。そして希望する商品収納部5の温度切換押釦スイッチ32が押されると、温度設定が変更され、さらに所定時間経過すると、切り換えがロックされ、温度設定の変更が確定され、表示ランプ33により温度設定の切り換え実行が表示されることにより、サービスマンは間違えることなく、確実に確認して温度設定の変更を行うことができる。
また温度切換押釦スイッチ32と表示ランプ33と液晶表示器31の組み合わせを使用することにより、従来のスライドスイッチのように不可能な各商品収納部5の温度設定の組み合わせが物理的に選択されてしまう恐れを回避でき、また温度切換押釦スイッチ32が所定時間(2秒)以上連続して押し操作されたとき、温度設定のロックの解除を行うことにより、意図せずに、例えば、単に温度切換押釦スイッチ32に触れたときに、温度設定のロックが解除される恐れを防止できる。
なお、本実施の形態1,2では、温度設定を表示する表示ランプ33を3個の3色の発光ダイオードにより構成しているが、2色発光ダイオード(1つのLEDユニットに2色の光源が封入されているタイプ)や3色発光ダイオード(1つのLEDユニットに3色の光源が封入されているタイプ)を使用して表示ランプ33を構成するようにしてもよい。また図12に示すように、表示ランプ33をなくして、温度設定を液晶表示器31に表示させるようにしてもよい。
また本実施の形態1では、4つの設定切換モードを設けて温度設定を切り換える条件を選択できるようにしているが、通常モードである設定切換モード1を除いた、設定切換モード2〜設定切換モード4は、必ずしも全て必要ではない。また他の設定切換モードをさらに加えることも可能である。
また本実施の形態1では、変更された温度設定の組み合わせ判断を各温度設定切換部41で実行しているが、別途、組み合わせ判断部を設けて、組み合わせ判断部において、組み合わせの可否を判断してもらうようすることもできる。
また本実施の形態1,2では、温度設定を、3つの「冷却」、「常温」、「加温」としているが、「冷却」と「加温」の2つの場合、さらに温度設定を増した場合とすることも可能である。
また本実施の形態1では、4つの設定切換モードの選択をコントローラ23への設定によって行うようにしているが、設定入力装置21に各設定切換モードに対応するモード選択押釦スイッチを設けて選択するようにしてもよい。このとき、後操作が優先され、またこれらモード選択押釦スイッチは時間設定手段を兼ねることになる。このようにモード選択押釦スイッチを設けて、温度設定を切り換えることができるようにすることにより、サービスマンは任意に、連続して押し操作する時間(所定時間)を変更することができる。
また本実施の形態1の設定切換モード1と設定切換モード3、および実施の形態2では、外扉2が開状態であることを温度設定の条件としているため、外扉2が開状態ではないとき、温度設定を行うことができない。そこで、外扉2が開状態ではないとき、表示制御部43を介して「外扉を開けてください」のガイダンスを液晶表示器31へ表示させるようにすることもできる。
また本実施の形態1,2では、外扉2が閉状態のときに、温度切換押釦スイッチ32が連続して操作されていることについては確認していないが、設定入力装置21のコード等により、温度切換押釦スイッチ32が連続して操作される恐れがあるときは、外扉開閉検知センサ22が閉状態を確認していることを条件に、いずれかの温度切換押釦スイッチ32が連続して操作されていることを検出し、報知するように(例えば、投入金額表示部15へ表示するように)することも可能である。
また本実施の形態1,2では、温度切換押釦スイッチ32を商品収納部5毎に用意しているが、図13に示すように、1個のみとして、これを押す毎に、温度設定可能な組合せを順番に切り換えるようにすることも可能である。
本発明の実施の形態における自動販売機の冷温切換制御装置を備えた自動販売機の全体斜視図である。 同自動販売機の、外扉を開けた状態の斜視図である。 同自動販売機の設定入力装置の正面図である。 同自動販売機の制御構成図である。 本発明の実施の形態1における自動販売機のコントローラの冷温切換制御部におけるモード説明図である。 同自動販売機のコントローラの冷温切換制御部のブロック図である。 同自動販売機のコントローラの冷温切換制御部のフローチャートである。 同自動販売機のコントローラの冷温切換制御部のフローチャートである。 本発明の実施の形態2における自動販売機のコントローラの冷温切換制御部におけるモード説明図である。 同自動販売機のコントローラの温度切換ロック部のブロック図である。 同自動販売機のコントローラの冷温切換制御部のブロック図である。 本発明の他の実施の形態における自動販売機の設定入力装置の要部正面図である。 本発明の他の実施の形態における自動販売機の設定入力装置の要部正面図である。
符号の説明
1 自動販売機本体
2 外扉
3 内扉
4 庫内空間
5 商品収納部
6 商品
21 設定入力装置
22 外扉開閉検知センサ
23 コントローラ
26 温度調整装置
31 液晶表示器
32 温度切換押釦スイッチ
33 表示ランプ
34 モード選択押釦スイッチ
35 書き込み押釦スイッチ
40 モード設定部
41,46 温度設定切換部
42 点灯切換部
43 表示制御部
47 温度切換ロック部

Claims (7)

  1. 断熱構造の庫内空間に、複数の商品収納部がそれぞれ温度制御可能に設けられた自動販売機において前記各商品収納部の温度設定を切り換える冷温切換制御装置であって、
    前記各商品収納部毎に、商品収納部の温度設定を切り換える温度切換押釦スイッチを設け、
    前記各商品収納部毎に、前記温度切換押釦スイッチの押し操作に応じて商品収納部の温度設定を切り換える温度設定切換部を設け、
    前記各温度設定切換部において設定された各商品収納部の温度設定を表示する表示手段を設け、
    前記各温度設定切換部は、前記温度切換押釦スイッチが押されている時間を計測し、所定時間以上連続して押し操作されたときのみ、前記温度設定の切り換えを実行すること
    を特徴とする自動販売機の冷温切換制御装置。
  2. 前記各温度設定切換部は、前記温度切換押釦スイッチが押されている時間が前記所定時間未満のとき、所定時間以上前記温度切換押釦スイッチを押すように促すガイダンスを前記表示手段により表示させること
    を特徴とする請求項1に記載の自動販売機の冷温切換制御装置。
  3. 前記各温度設定切換部は、前記温度切換押釦スイッチが押されている時間が異常に長いとき、前記温度切換押釦スイッチの押し操作による温度設定の変更をせずに、現状の温度設定を維持すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機の冷温切換制御装置。
  4. 断熱構造の庫内空間に、複数の商品収納部がそれぞれ温度制御可能に設けられた自動販売機において前記各商品収納部の温度設定を切り換える冷温切換制御装置であって、
    前記各商品収納部毎に、商品収納部の温度設定を切り換える温度切換押釦スイッチを設け、
    前記各商品収納部毎に、前記温度切換押釦スイッチの押し操作に応じて商品収納部の温度設定を切り換える温度設定切換部を設け、
    前記各温度設定切換部において設定された各商品収納部の温度設定を表示する表示手段を設け、
    前記各温度設定切換部における前記温度設定の切り換えをロックし、また解除する温度設定切換ロック部を設け、
    前記温度設定切換ロック部は、いずれかの前記温度切換押釦スイッチが操作されると、その操作時間を計測し、前記操作された温度切換押釦スイッチが所定時間以上連続して押し操作されたとき、前記各温度設定切換部の前記温度設定の切り換えのロックを解除し、前記表示手段によりそのロックの解除を表示させ、
    前記各温度設定切換部は、前記温度設定切換ロック部により前記温度設定の切り換えのロックが解除され、各温度設定切換部に対応する温度切換押釦スイッチが操作されると、温度設定の切り換えを行い、前記表示手段により前記切り換えた温度設定を表示させること
    を特徴とする自動販売機の冷温切換制御装置。
  5. 前記温度設定切換ロック部は、前記温度設定の切り換えのロックを解除した後、所定時間、前記温度切換押釦スイッチが操作されないと、または前記所定時間内に前記温度切換押釦スイッチが操作され、その後、前記所定時間経過すると、前記各温度設定切換部の温度設定の切り換えをロックすること
    を特徴とする請求項4に記載の自動販売機の冷温切換制御装置。
  6. 前記温度設定切換ロック部は、最初にいずれかの前記温度切換押釦スイッチが操作されると、前記表示手段により所定時間以上前記温度切換押釦スイッチを押すように促すガイダンスを表示させること
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載の自動販売機の冷温切換制御装置。
  7. 外扉の開状態にあることを検知する外扉開検知手段を設け、
    前記各温度設定切換部は、前記外扉開検知手段により外扉の開状態にあることが検知されていることを条件として、前記温度設定の切り換えを実行すること
    を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の自動販売機の冷温切換制御装置。
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