JPH10269442A - 販売装置 - Google Patents

販売装置

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JPH10269442A
JPH10269442A JP7227697A JP7227697A JPH10269442A JP H10269442 A JPH10269442 A JP H10269442A JP 7227697 A JP7227697 A JP 7227697A JP 7227697 A JP7227697 A JP 7227697A JP H10269442 A JPH10269442 A JP H10269442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
vending
storage room
product
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP7227697A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yokoyama
和広 横山
Yasutoyo Sobashima
康豊 傍島
Masatoshi Suzuki
雅俊 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】販売装置の各収納室に対応して設けられた販売
用の操作レバーはいったん操作すれば対応する商品収納
室の販売商品を購入したと判断されるので、ホテル等の
宿泊、休憩に施設等を利用する顧客は、操作レバーに対
しては、慎重にならざるを得ず、顧客が子供連れでホテ
ル等を利用する場合は好奇心により操作レバーに触れて
みるという事がしばしば起こり、ホテル等の宿泊、休憩
施設側とのトラブルの要因となっている。 【解決手段】 販売装置のベンダーパネル上に複数の収
納室の各々に対応した中扉と、販売スイッチと、動作モ
ードを販売モードもしくは補充モードに切替えるモード
切替えキーとを設けて、前記販売スイッチを操作し始め
てから連続して販売スイッチが操作されている時間時間
が予め定められた所定時間に達した時中扉のロック解除
を行い、また前記ベンダーパネル上状態表示部を持ち、
販売スイッチが操作されている操作時間帯には点滅状態
として警告を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル等の宿泊施
設、休憩施設等の客室等に設置される販売装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より販売装置本体の前面に開口する
貯蔵室内を複数の収納室に区画し、各収納室の前面開口
を形成するベンダーパネルに前記各収納室の前面開口を
それぞれ開閉自在に閉塞する中扉を有する販売装置が実
現されている (例えば実公平7−010442号公報を
参照) 。この種の販売装置は各収納室の前記中扉毎に設
けられた販売用の操作レバーを押下することにより中扉
の閉塞状態が解除され、中扉に設けられた把手を操作し
て中扉を開放し、販売商品を取り出すものである。又、
この種の販売装置は各収納室の前記中扉毎に設けられた
販売用の操作レバーを押下することにより中扉の閉塞状
態が解除され、操作レバーの回動により、当該操作レバ
ーに連接して中扉に形成された係合部を、中扉の開放方
向へ押し出すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとき従来の技術では、操作レバー及び中扉の把手は販
売装置の各収納室に対応して設けられているので、それ
らの数は収納室の数と同じだけ存在し、目的とする販売
商品の操作レバーを押下し、押下した操作レバーと同じ
商品収納室の中扉の把手を操作しなければならい。しか
もかかる操作レバーは、いったん操作すれば対応する商
品収納室の販売商品を購入した、もしくは消費したと判
断されるので、ホテル等の宿泊、休憩に施設等を利用す
る顧客は、操作レバーに対しては、慎重にならざるを得
ない。しかも、かかる顧客が子供連れでホテル等の宿
泊、休憩に施設等を利用する場合は、顧客の子供が持つ
大なる好奇心により、販売装置の各収納室に対応して設
けられた操作レバーに触れてみるという事がしばしば起
こり、ホテル等の宿泊、休憩施設側とのトラブルの要因
となっている。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、ホテル等の宿泊、休憩に施設等を利用する顧
客(該顧客の子供を含む)が、販売装置の各収納室に対応
して設けられた操作レバーを誤って操作することを極力
防止する為の販売装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る販売装置
は、貯蔵室内を複数の収納室に区画し、前記貯蔵室の開
口部に装設されたベンダーパネル上には前記複数の収納
室の各々に対応して、各収納室の開口を各々開閉自在に
閉塞する中扉と、前記ベンダーパネル上にあって前記収
納室毎に設けられた販売スイッチと、前記ベンダーパネ
ル上には更に、前記全ての収納室に係る動作モードを、
商品を販売するモードである販売モードもしくは商品を
補充するモードである補充モードに切替えるモード切替
えキーと、が設けられた販売装置において、前記販売ス
イッチを操作し始めてから連続して販売スイッチが操作
されている時間を計測し、かかる計測時間が予め定めら
れた所定時間に達した時に前記中扉をロック解除する中
扉ロック解除手段と、前記所定時間を予め異なる複数の
所定時間に設定する時間設定手段と、を有して、前記動
作モードが販売モードである場合には前記時間設定手段
の設定を有効として、前記計測時間が前記時間設定手段
の設定に応じた所定時間の経過後に中扉のロック解除を
行い、前記動作モードが補充モードである場合には前記
時間設定手段の設定を無効とみなし、中扉のロック解除
を前記販売スイッチの操作後直ちに行うことを特徴と
し、更には、前記ベンダーパネル上にあって前記収納室
毎に設けられた状態表示部を有し、該状態表示部は、前
記動作モードが補充モードであって当該収納室の商品が
販売済みである場合、若しくは前記動作モードが販売モ
ードであってしかも前記販売スイッチが操作されている
操作時間帯である場合に、点滅状態となるように制御さ
れることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の販売装置は前記動作モードが販売モー
ドである場合には前記DIPスイッチの設定を有効とみ
なして前記計測時間が前記DIPスイッチの設定に応じ
た所定時間の経過後に中扉のロック解除を行うので、前
記計測時間を前記DIPスイッチの設定により設定でき
る最長の時間に設定しておくことにより、ホテル等の施
設を利用する顧客が、誤って違う商品収納室の販売スイ
ッチ(従来例の販売装置における操作レバーに該当する)
を押下したとしても、販売スイッチを押下し始めた瞬間
にかかる過ちに気づいて販売スイッチの押下を中止すれ
ば、違う商品収納室の購入を顧客は思い止まることがで
きる。特に顧客の子供による悪戯により販売スイッチが
押下される場合には、一寸押してみるだけの場合が大半
であって本発明の実施例として述べている「3段階設定」
の2秒間も悪戯で押し続けることは希な場合であって、
子供の悪戯による販売上のトラブルも防止することがで
きる。また本発明の販売装置は、各商品収納室毎に状態
表示用LEDが設けられていて、前記動作モードが販売
モードである場合には、販売可能な商品収納室の状態表
示用LEDを点灯して、商品が販売中であるという状態
を表示し、前記販売スイッチが押下されると当該状態表
示用LEDを点滅させて、販売スイッチの押下者(顧客)
に警告を発している。更にかかる状態表示用LED
は、前記動作モードが補充モードである場合には、状態
表示用LEDと対応する商品収納室の商品が販売済みの
場合に当該商品収納室の状態表示用LEDを点滅させて
施設の商品補充担当者に商品の補充を促し、当該商品収
納室の前記中扉が開いた状態にある時は当該商品収納室
の状態表示用LEDを点灯させて施設の商品補充担当者
に中扉が開いていることを示している。
【0007】
【実施例】以下、本発明の販売装置について図面を参照
して説明する。図1は本発明の販売装置の一実施例を示
す全体斜視図である。図2乃至図4は、本発明の販売装
置である貯蔵室の開口部に装設されるベンダーパネルの
各種装着例である。図5は、販売スイッチの操作(本実
施例では該操作は、販売スイッチの押下として述べてい
る)による本発明の販売装置内の商品収納室に存置した
商品に関する販売確定のプロセスを示すフローチャート
である。図6は、本発明の販売装置の前記ベンダーパネ
ル102の背面に設置されている主制御基板である。図
1において、本発明の販売装置は、冷蔵又は冷凍用の貯
蔵室であるので、貯蔵室内の温度上昇を避ける外扉10
1を有しており、図1の全体斜視図においてはかかる扉
が開放されている状態を示している。貯蔵室内の開口部
を覆うようにベンダーパネル102が装設されており、
該ベンダーパネル102上には販売装置内に設置された
複数の収納室の各々に対応する全面の開口を各々開閉自
在に閉塞する中扉103が設けられている。逆にいえば
これら中扉103の背面には図示しない商品収納室が存
在している。前記ベンダーパネル102上には当該収納
室の商品を販売すべく中扉103の閉塞を解除する販売
スイッチ104が中扉103に対応して複数個設けられ
ている。更にベンダーパネル102上には当該収納室の
商品の販売可能状態や中扉103の開閉状況、販売スイ
ッチ104の押下状況、更には商品の補充指示等を示す
ための状態表示部としてのLED105が中扉103に
対応して複数個設けられている。前記ベンダーパネル上
には更に、前記全ての収納室に係る動作モードを商品を
販売するモードである販売モードもしくは商品を補充す
るモードである補充モードに切替えるモード切替えキー
106が設けられている。本発明の販売装置は、2つの
動作モードに切り替えることができるようになってい
て、第1のモードは販売モードであり、該販売モードの
時はホテル等の客室に設置されて存置された商品を当該
客室の利用客に販売することができる。第2のモードは
補充モードであり、該補充モードの時は当該客室の利用
客に販売済みの商品を補充したり、商品の交換をする場
合に使用されるモードである。本発明の販売装置は客室
に設置されており、当該客室の利用客が販売スイッチ1
04を押下して当該販売スイッチ104に対応する収納
室の商品の購入を意思表示すると、中扉103の閉塞が
解除されて、当該収納室の商品がいつでも取り出せる状
態となる。そして同時に当該収納室の商品は当該客室の
利用客に販売されたものとみなされて、本発明の販売装
置と回線(図示しない)により接続されたホテル等のフ
ロントに設置された会計機(図示しない)にかかる販売
情報が送信されて記憶され、当該客室の利用客が料金の
精算を行う時に、代金の回収を行う。その後当該客室の
清掃作業が実施されて、販売済みの販売装置内の商品に
関しては同種の商品によって補充される。そして当該客
室の販売装置内に存置する全ての商品の有無が前記回線
を通じて在庫情報として前記会計機に送信されて記憶さ
れる。図2乃至図4は、前記各種のベンダーパネル102
の装着実施例である。図2乃至図4は、それぞれ8、1
4、16個の商品収納室が設定されていて、図2乃至図4
の装着実施例の中扉103に示されているように、販売
装置内には予め定められた同一形状の商品収納室が設け
られている訳ではなく収納する商品の大きさに対応すべ
く大小様々な商品収納室が設置できるようになっている
ものである。本発明の販売装置の動作モードが販売モー
ドの時の、前記LED105の状態について説明する。
LED105は上記に述べられているように販売装置の
各商品収納室に取り付けられていて、当該商品が販売可
能である時には点灯状態であり、既に販売済みである
(対応する前記の販売スイッチ104が押下された)場
合には消灯状態となる。当該LEDが点灯している(つ
まり対応する商品収納室の商品が販売中である)場合
に、当該販売スイッチ104を押下している間中は、そ
の動作が購入になる旨を利用者に知らせるべく当該LE
Dが点滅する。本発明の販売装置の動作モードが補充モ
ードの時の、前記LED105の状態について説明す
る。LED105は、当該商品が販売可能である時には
消灯状態であり、既に販売済みである(対応する前記の
中扉103の閉塞状態が解除されていてしかも当該商品
収納室の商品が存置されていない)場合にはLED10
5は点滅状態となり、当該商品収納室の商品の補充が必
要である旨を知らせている。更に対応する前記の中扉1
03の閉塞状態が解除されていてしかも当該商品収納室
の商品が存置されている場合にはLED105は点灯状
態となり、前記中扉103を閉めなければならない旨を
知らせている。次に前記販売スイッチ104の押下に関
して、発明の解決する課題において述べられているよう
に販売スイッチ104に誤って触れただけで当該商品収
納室の商品が販売されたものとみなされるトラブルを解
消する手段についてのべる。図6は、本発明の販売装置
の前記ベンダーパネル102の背面に設置されている主
制御基板6(以下、メインボード6と言う)であり、前
記回線を通じて前記会計機との情報の送受信を行うと共
に、前記ベンダーパネル102上に設けられた中扉10
3、販売スイッチ104、 LED105、及びモード
切替えキー106等を制御している。前記メインボード
6上には、本販売装置にかかる制御を実行するCPU6
03と、そのアプリケーションプログラム(以下制御プ
ログラムという)を格納するROM601、及び制御プ
ログラムで使用される各種の情報を記憶するメモリRA
M604が実装されている。また前記メインボード6上
には、DIP(Dual Inline Package)スイッチ602
が設置されている。前記DIPスイッチ602上の8つ
のスイッチの内の2つのスイッチを使用して2ビットの
情報が、前記制御プログラムに引き渡される。この2ビ
ット情報は制御プログラムにおいて、本発明の販売装置
の動作モードが前記販売モードの時には有効であるが、
本発明の販売装置の動作モードが前記補充モードの時に
は無効とみなされる。前記ROM601上の制御プログ
ラムは、前記販売スイッチ104を押下し始めてから連
続して販売スイッチ104が押下されている時間を計測
しかかる計測時間が予め定められた所定時間に達した時
に前記中扉103をロック解除する中扉ロック解除手段
を含んでおり、前記所定時間を予め設定した異なる複数
の所定時間に設定する時間設定手段として、本DIPス
イッチ602内の前記2ビット情報が使用されている。
前記所定時間は例えば、前記2ビット情報が「00」(2
進法)を表す時は「即解除」されることを意味し、前記
2ビット情報が「01」(2進法)を表す時は「1秒後に解
除」されることを意味し、前記2ビット情報が「10」
(2進法)を表す時は「2秒後に解除」されることを意味
し、前記2ビット情報が「11」(2進法)を表す時は前
記DIPスイッチ602内の前記2ビット情報が設定ミ
スであることを意味する。前記所定時間の、「即解
除」、「1秒後に解除」、「2秒後に解除」については、
概ねの時間である。上記の所定時間の計測方法について
は、前記ROM601上の制御プログラムで、マイコン
の1m sec毎の割り込みの回数をカウントし、例えば、1
0回のカウントで「即解除」の時間経過、200回のカウン
トで「1秒後に解除」の時間経過、400回のカウントで
「2秒後に解除」の時間経過、と見做す計測方法が採ら
れている。次に、販売スイッチの押下による本発明の販
売装置内の商品収納室に存置した商品に関する販売確定
のプロセスを示すフローチャートである図5に沿って説
明する。商品収納室内に存置された商品を当該客室の利
用客が購入しようとして販売スイッチ104を押下する
と、前記メインボード6上のROM601に実装された
制御プログラム内の販売確定のプロセスがスタートす
る。 (ステップ1);先ず当該客室の販売装置の動作モード
が販売モードか否かの判断を行い、該動作モードが販売
装置の他のモードである補充モードである場合には、本
プロセスから出て「エンド」へジャンプする。 (ステップ2);先ず当該客室のの当該商品収納室の商
品が販売中であるか否かの判断を行い、該商品が販売中
である場合にはステップ3へ進み、そうでない場合には
「エンド」へジャンプする。 (ステップ3);前記販売スイッチ104の押下に因り
当該商品収納室の状態表示用LED105を点灯状態
(商品が販売中であるという表示)から点滅状態(この
まま販売スイッチ104を押下し続けると当該商品を購
入したと見做されるという警告を販売スイッチ104の
押下者(顧客)に発している)に変更し、販売スイッチ1
04の押下に係る経過時間の計測を開始する。 (ステップ4);前記販売スイッチ104の押下が続行
しているか否かを判断していればステップ6へ進み、続
行していなければステップ5へ進む。 (ステップ5);前記販売スイッチ104の押下が中止
されると当該商品収納室の状態表示用LED105を点
滅状態から点灯状態に変更し、本プロセスから出て「エ
ンド」へジャンプする(前記販売スイッチ104の押下
開始前の状態に戻している。)。 (ステップ6);次に当該販売装置のメインボード6上
にあるDIPスイッチ602の前記2ビット情報の値が
2進法でいくつの値に設定されているかを、判断する。
前記値が「00」であればステップ10へ進み、前記値が
「01」であればステップ7へ進み、前記値が「02」であ
ればステップ8へ進む。前記値が上記以外であれば本プ
ロセスから出て「エンド」へジャンプする。 (ステップ7);前記計測を開始した経過時間が1秒を
過ぎているかを判断し、1秒を過ぎていないならステッ
プ4へ戻り、過ぎていればステップ10へ進む。 (ステップ8);前記計測を開始した経過時間が2秒を
過ぎているかを判断し、2秒を過ぎていないならステッ
プ4へ戻り、過ぎていればステップ10へ進む。 (ステップ9);前記計測を開始した経過時間が即解除
の時間を過ぎているかを判断し、1秒を過ぎていないな
らステップ4へ戻り、過ぎていればステップ10へ進
む。 (ステップ10);当該商品収納室の状態表示用LED
105を点滅状態から消灯状態(当該商品は販売済みで
あることを示す)に変更し、当該商品収納室の中扉の閉
塞状態を解除させて、顧客に当該商品を自由に取り扱え
るべく開放し、ステップ11へ進む。 (ステップ11);当該商品収納室の商品の販売確定情
報を、ホテルのフロント等に設置された前記会計機に送
信する。そして前記RAM604にかかる販売確定情報
を記憶しておき、本プロセスから出て「エンド」へジャ
ンプする。 (エンド);前記経過時間の計測を終了させるととも
に、本販売確定のプロセスを終了(エンド)する。
【0008】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の販売装
置は、前記DIPスイッチの設定に基く所定時間の経過
後に中扉のロック解除を行えるようにしたので、ホテル
等の施設を利用する顧客が、誤って違う商品収納室の販
売スイッチを押下したとしても、販売スイッチを押下し
始めた瞬間にかかる過ちに気づいて販売スイッチの押下
を中止すれば、違う商品収納室の購入を思い止まること
ができる。特に顧客の子供による悪戯により販売スイッ
チが押下される場合には、一寸押してみるだけの場合が
大半であって本発明の実施例としての2秒間も悪戯で押
し続けることは少なく子供の悪戯による販売上のトラブ
ルも大半は防止できる。また各商品収納室毎に状態表示
用LEDを設けたので、販売可能な商品収納室の状態表
示用LEDを点灯して商品が販売中であるという状態を
表示し、前記販売スイッチが押下されると当該状態表示
用LEDを点滅させて、販売スイッチの押下者(顧客)に
警告を発することができる。更にかかる状態表示用LE
D は、前記動作モードが補充モードである場合には、
状態表示用LEDと対応する商品収納室の商品が販売済
みの場合に当該商品収納室の状態表示用LEDを点滅さ
せて施設の商品補充担当者に商品の補充を促し、当該商
品収納室の前記中扉が開いた状態にある時は当該商品収
納室の状態表示用LEDを点灯させて施設の商品補充担
当者に中扉が開いていることを警告する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の販売装置の1実施例を示す全体斜視
図を示す模式図である。
【図2】 本発明の販売装置である貯蔵室の開口部に装
設されるベンダーパネルの第1の装着例を示す模式図で
ある。
【図3】 本発明の販売装置である貯蔵室の開口部に装
設されるベンダーパネルの第2の装着例を示す模式図で
ある。
【図4】 本発明の販売装置である貯蔵室の開口部に装
設されるベンダーパネルの第3の装着例を示す模式図で
ある。
【図5】 本発明の販売装置内の商品収納室の商品に関
する販売確定のプロセスを示すフローチャートである。
【図6】 本発明の販売装置に設置されている主制御基
板を示す模式図である。
【符号の説明】
101 外扉 102 ベンダーパネル 103 中扉 104 販売スイッチ 105 LED 106 モード切替えキー 6 主制御基板 601 ROM 602 DIPスイッチ 603 CPU 604 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室内を複数の収納室に区画し、前記
    貯蔵室の開口部に装設されたベンダーパネル上には前記
    複数の収納室の各々に対応して、各収納室の開口を各々
    開閉自在に閉塞する中扉と、前記ベンダーパネル上にあ
    って前記収納室毎に設けられた販売スイッチと、前記ベ
    ンダーパネル上には更に、前記全ての収納室に係る動作
    モードを、商品を販売するモードである販売モードもし
    くは商品を補充するモードである補充モードに切替える
    モード切替えキーと、が設けられた販売装置において、
    前記販売スイッチを操作し始めてから連続して販売スイ
    ッチが操作されている時間を計測し、かかる計測時間が
    予め定められた所定時間に達した時に前記中扉をロック
    解除する中扉ロック解除手段と、前記所定時間を予め異
    なる複数の所定時間に設定する時間設定手段と、を有し
    て、前記動作モードが販売モードである場合には前記時
    間設定手段の設定を有効として、前記計測時間が前記時
    間設定手段の設定に応じた所定時間の経過後に中扉のロ
    ック解除を行い、前記動作モードが補充モードである場
    合には前記時間設定手段の設定を無効とみなし、中扉の
    ロック解除を前記販売スイッチの操作後直ちに行うこと
    を特徴とする販売装置。
  2. 【請求項2】 前記ベンダーパネル上にあって前記収納
    室毎に設けられた状態表示部を有し、該状態表示部は、
    前記動作モードが補充モードであって当該収納室の商品
    が販売済みである場合、若しくは前記動作モードが販売
    モードであってしかも前記販売スイッチが操作されてい
    る操作時間帯である場合に、点滅状態となるように制御
    されるものである、ことを特徴とする請求項1乃至2記
    載の販売装置。
JP7227697A 1997-03-25 1997-03-25 販売装置 Pending JPH10269442A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420721B1 (ko) * 2001-03-30 2004-03-02 백명기 숙박업소용 자동판매기 및 그의 제어방법
CN106960511A (zh) * 2017-03-29 2017-07-18 无锡动力立方科技有限公司 一种物联网智能售货机及其售货系统

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