JP3280708B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3280708B2
JP3280708B2 JP20420292A JP20420292A JP3280708B2 JP 3280708 B2 JP3280708 B2 JP 3280708B2 JP 20420292 A JP20420292 A JP 20420292A JP 20420292 A JP20420292 A JP 20420292A JP 3280708 B2 JP3280708 B2 JP 3280708B2
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洋一 相浦
真一 野村
潔 渡辺
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉を備えた収容室から
商品を取り出すことによって商品を販売する形式の自動
販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品を無人で販売する自動販売機には様
々な形式のものがある。その内の一つとして、扉を備え
た収容室から商品を取り出すことによって商品を販売す
る自動販売機がある。
【0003】この形式の自動販売機は、特開平2−12
395に開示されており、商品を収容する収容室と、こ
の収容室から商品を取り出すための扉と、この扉を施錠
する手段とを備えているところが特徴となっている。こ
こで、収容室は回転テーブルを幾つかに分断した一画と
して構成されており、複数の収容室を備えた1つの回転
テーブルごとに1つの扉が設置されている。1回の販売
動作で購入出来る商品は1つの回転テーブル上のいずれ
か1つの収容室に収容された商品である。
【0004】この形式の自動販売機も他の一般的な自動
販売機と同様に、検札機と、商品を選択するキーと、こ
れらからの情報によって販売動作を制御する手段とを備
えている。
【0005】この構成で上記形式の自動販売機は、検札
機に投入された金額が選択された商品の購入金額に達し
たら扉を開放可能とし、購入者自身が扉を開けて収容室
から商品を取り出すことによって商品を販売する。
【0006】また、上記の扉及び扉を施錠する手段には
各々センサが設けられており、扉の開閉状態と施錠する
手段の施錠状態とを検出する。扉を開いて商品を取り出
してから所定時間経過後にこのセンサによって扉の開閉
状態と施錠する手段の施錠状態とを確認して販売動作を
再開する。もし、扉が開放されていたり施錠する手段が
施錠状態でなかったとき、即ち扉が施錠されていない状
態であることを検出したときには、盗難防止のために自
動販売機の販売を停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように所定時間経過後、扉が施錠されていない状態であ
ることを検出した際に、自動販売機の販売動作を停止す
ると、回転テーブル上の他の収容室の商品が盗難される
という事故を防ぐことは可能であるが、停止している間
商品は販売されず、無駄な時間が生じてしまう。
【0008】そこで本発明は、扉を備えた収容室から商
品を取り出すことによって商品を販売する自動販売機に
おいて、無駄な時間を生じることなく盗難防止を可能と
する自動販売機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明の自動販売機は、上
記の目的を達成するために、商品を収容するための複数
の収容室と、常時は閉じる方向に付勢され前記収容室か
ら商品を取り出すための扉と、この扉を施錠する施錠手
段と、前記扉の施錠状態を検出する検出手段と、販売動
作を行う販売動作手段と、商品販売時に施錠を解除し販
売終了後に施錠するように前記施錠手段を制御し、又前
記販売動作手段を制御する制御手段とを備えた自動販売
機であって、前記制御手段は、前記扉が施錠された状態
になっていなければならないときに前記扉が施錠されて
いない状態となっていることを前記検出手段が検出した
際、前記扉の施錠と施錠の解除動作を行って自動的に施
錠するように前記施錠手段を制御すると共に、前記施錠
手段が前記扉の施錠と施錠の解除動作を行った後に、こ
の動作によって前記扉が施錠された状態となったことを
前記検出手段が検出した場合、前記販売動作手段が販売
動作を開始するように制御することを特徴とする。
た、本発明の自動販売機は、商品を収容するための複数
の収容室と、常時は閉じる方向に付勢され前記収容室か
ら商品を取り出すための扉と、この扉を施錠する施錠手
段と、前記扉の施錠状態を検出する検出手段と、販売動
作を行う販売動作手段と、商品販売時に施錠を解除し
が閉じられてから所定時間経過後に施錠するように前記
施錠手段を制御し、又前記販売動作手段を制御する制御
手段とを備えた自動販売機において、前記制御手段は、
前記扉が施錠された状態になっていなければならないと
きに前記扉が施錠されていない状態となっていることを
前記検出手段が検出した際、前記扉の施錠と施錠の解除
動作を行って自動的に施錠するように前記施錠手段を
御する。
【0010】また、前記制御手段は、前記施錠手段が前
記扉の施錠と施錠の解除動作を行った後に、この動作に
よって前記扉が施錠された状態となったことを前記検出
手段が検出した場合、前記販売動作手段が販売動作を開
始するように制御する。
【0011】さらに、警報を発する警報手段を設け、前
記制御手段が、前記扉が施錠された状態になっていなけ
ればならないときに前記扉が施錠されていない状態とな
っていることを前記検出手段が検出した際、前記警報手
段が警報を発するように制御するように構成てもよい。
【0012】また、前記制御手段は、前記扉が施錠され
た状態になっていなければならないときに前記扉が施錠
されていない状態となっていることを前記検出手段が検
出した際、販売動作手段の販売動作を停止させ、その後
扉が施錠された状態となったことを検出手段が検出した
とき、販売動作手段の販売動作を開始するように制御す
る。
【0013】前記検出手段は、前記扉の開閉状態を検出
する扉検出手段と、前記施錠手段の施錠状態を検出する
施錠検出手段とによって構成される。
【0014】また、前記制御手段は、商品販売時に施錠
を解除し販売終了後に施錠を行う際に、前記扉が閉めら
れた状態を前記扉検出手段が検出してから所定時間経過
後に扉を施錠するように前記施錠手段を制御する。
【0015】前記扉は、総ての前記収容室を収容する収
容庫全体を開放する大扉に支持されるように構成する。
【0016】
【作用】扉が施錠された状態になっていなければならな
いときにこの扉が施錠されていない状態であることを検
出手段が検出したら、制御手段は施錠手段に扉の施錠と
施錠の解除動作を行わせて扉が施錠された状態となるよ
うに試みる。
【0017】制御手段は、上記の動作によって扉が施錠
された状態となったことを検出手段が検出したら販売動
作手段が販売動作を開始するように制御する。
【0018】また、扉が施錠された状態になっていなけ
ればならないときにこの扉が施錠されていない状態であ
ることを検出手段が検出したら、制御手段は警報手段に
警報を発するように制御する。
【0019】検出手段の1つである扉検出手段は、扉が
閉じられたか否かを検出する。施錠検出手段は、施錠さ
れたか否かを検出する。
【0020】また、購入者が扉を開放した後に扉を閉め
ても、所定時間経過しなければ施錠手段は施錠を行わな
い。
【0021】
【実施例】以下図面をもとにして、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例である自動販
売機の概観図である。図2は、図1の扉を収容庫側から
見た図である。
【0022】この自動販売機は、ケース1と、操作パネ
ル2と、大扉3と、扉4、5、6と、収容庫7と、収容
室8、9、10と、施錠手段11と、検出手段12と、
警報手段15とから構成されている。
【0023】操作パネル2は、複数の収容室を選択する
選択キー20と、紙幣の投入口、検札機構及びつり銭返
却機構を備えた検札機21等を備え、客が販売操作を行
うためのパネルである。また、操作パネル2は、ケース
1に開閉自在に取り付けられており、開放することによ
って内部に設けられている図示しない電源、収容庫7内
を冷却する冷却装置、販売状況を管理するサービス装置
等を操作することが可能となる。さらに、操作パネル2
の裏側には自動販売機の様々な動作を制御する図示しな
い制御手段を備えている。
【0024】大扉3は、ケース1に開閉自在に取り付け
られており、開放することによって収容庫7全体を開放
することが可能となる。商品の供給や収容庫7内の清
掃、扉周辺などの調整作業時等にこの大扉3を開放すれ
ばよい。また、大扉3には扉4、5、6が設置されてい
るが、他の部分の多くはガラスで形成され、収容庫7内
を観賞できるように成っている。
【0025】扉4は、図2に示したようにガラス40
と、ガラス40を支持する枠41と、図1に示した扉4
を開閉するための取っ手42とから構成され、大扉3に
開放自在に支持されている。また、扉4は、閉じる方向
に付勢されるように図示しないコイルバネを備えてい
る。他の扉5、6も扉4と同様に構成されている。
【0026】収容室8は、図示しない軸を中心にして回
転する回転テーブル80を複数の仕切り板81、82等
によって仕切ることにより形成されている。他の収容室
9、10も同様にして形成されている。このようにして
1つの回転テーブル上に複数の収容室が構成されてい
る。また、この各回転テーブルと各扉とは1対1で対応
しており、1つの扉によって1つの回転テーブル上に設
けられた複数の収容室の内、選択された1つの収容室か
ら商品を取り出すことが出来る。回転テーブルは、図示
しないモータによって、常時は回転し、指定された商品
を取り出すとき、即ち商品販売時は停止する。この販売
時に回転テーブルは指定された収容室と扉とが一致する
ように停止しなければならないため、回転テーブルの回
転を検出する図示しない手段を備えている。
【0027】施錠手段11は、図2に示したように、貫
通孔を備え扉4の取っ手42の裏側に固定された受け部
43と、この受け部43の貫通孔に挿入可能なブロック
44と、このブロック44の貫通孔への挿入と挿入の解
除を行う往復駆動源45とから構成されている。この往
復駆動源45は、単動式のソレノイドで、通電時にブロ
ック44を受け部43への挿入を解除させ、電流遮断時
には図示しないバネによってブロック44を受け部43
へ挿入するように構成されている。このように構成する
ことによって、停電、故障等の場合でも扉4が施錠され
るようになっている。
【0028】検出手段12は、扉検出手段13と、施錠
検出手段14とから構成されている。扉検出手段13
は、図示しない検出孔を備え扉4の大扉3に支持されて
いる側に回動自在に取り付けられた検出板50と、この
検出板50の検出孔を検出するために発光部と受光部と
を備え大扉3に取り付け板51を介して固定された第1
のフォトセンサ52と、受け部43を検出するために大
扉3に取り付け板53を介して固定された金属センサ5
4とから構成されている。この構成で扉の開いた状態と
閉じられた状態とを検出する。確実に検出することが可
能であれば扉検出手段13は、第1のフォトセンサ52
で検出する手段と金属センサ54で検出する手段のいず
れか1つで構成してもよい。
【0029】施錠検出手段14は、ブロック44に固定
された検出板55と、この検出板55を検出するために
発光部と受光部とを備え大扉3に固定された第2、第3
のフォトセンサ56、57とから構成されている。この
構成でブロック44が移動して受け部43に挿入された
ことを第3のフォトセンサ57が検出し、受け部43へ
の挿入が解除されたことを第2のフォトセンサ56が検
出する。
【0030】他の扉5、6にも同構造の施錠手段11、
検出手段12が設置されている。
【0031】警報手段15は、ブザーと、スピーカを備
えた音声発生回路とから構成され、警報としてブザー音
と人の声を発する。
【0032】また、ケース1の上部にはコの字型のレー
ル16が設置されており、ここへ宣伝用の板を挿入する
ことが出来る。
【0033】次に図3に基づいて制御手段について説明
する。図3は本発明の自動販売機のブロック図である。
制御手段17は、商品選択キー20からの情報、即ち商
品選択キー20によって選択された収容室の番号情報
と、検札機21からの情報、即ち投入された紙幣の種類
の情報と、扉検出手段13と施錠検出手段14からの情
報とを受け、販売動作手段18、施錠手段11及び警報
手段15を制御する。
【0034】ここで販売動作手段18は、操作パネル
2、収容室8を備えた回転テーブル80、収容庫7内の
照明等から構成され、常時は購入者からの商品選択、金
銭投入等のアクセスを待ち、収容庫内を照らして回転テ
ーブルを回転させる。そして、購入者のアクセスによっ
て指定された位置で回転テーブルを停止させて販売動作
を行う。
【0035】上記の構成で本発明の自動販売機の動作に
ついて、図1乃至図5をもとに説明する。図4及び図5
は、本発明の自動販売機のフローチャートである。
【0036】まず、販売待機中は、回転テーブルが低速
で回転している。この回転によって回転テーブル上の総
ての収容室に収められている商品を観賞可能にする。ま
た、商品選択キー20及び検札機21は、購入者からの
アクセスを待っている。
【0037】次に、販売動作について説明する。まず購
入者が商品選択キー20を押すことによって購入したい
商品が選択される。(STEP1)そして選択した商品
の購入金額に見合う額の金銭が検札機21に投入され
る。(STEP2)投入された金額が選択された商品の
購入金額に達したとき、(STEP3)回転テーブルは
選択された商品が収容された収容室と扉とが一致する位
置で停止する。(STEP4)そして、施錠手段11は
扉の施錠を解除する。(STEP5)扉検出手段13
は、購入者によって扉が開けられたか否かを検出する。
(STEP6)扉が開けられたことを扉検出手段13が
検出したら、制御手段17内部のタイマーがスタートす
る。(STEP7)
【0038】扉が開放されて10秒経過後、(STEP
8)扉検出手段13は、扉が閉められたか否かの検出を
行う。(STEP9)扉検出手段13が扉が閉められた
ことを検出したら、制御手段17はタイマーをリセット
し再びスタートさせる。(STEP10)扉が閉じられ
て1秒経過後、(STEP11)施錠手段11は扉を施
錠する。(STEP12)施錠検出手段14は、ブロッ
ク44が施錠する位置へ移動したか否かを検出する。
(STEP13)ここで、ブロック44が施錠する位置
へ移動したことを検出した場合、扉は完全に施錠状態と
なったと判断して、回転テーブルを回転させ、販売待機
状態になる。(STEP14)
【0039】何の問題もなく販売動作が行われた場合は
上記のようなSTEPをたどるが、STEP7における
タイマースタート後、30秒経過しても扉が閉じられな
かった場合は(STEP15)警報手段15が警報を発
する。(STEP16)この警報は、ブザー音であった
り、扉を閉めるように勧告する人の声であったりする。
この警報によって扉が閉じられた場合はSTEP10へ
進み施錠される。STEP16では、警報を発すると同
時に販売動作を一旦停止させるように構成してもよい。
【0040】ししかしこの警報が5分間続けられ、それ
でも扉が閉じられなかった場合、(STEP17)タイ
マーはリセットされ、(STEP18)施錠手段11は
扉の施錠と施錠の解除動作、即ちブロック44の往復移
動動作を行う。(STEP19)この動作によって扉が
閉じられたか否かを扉検出手段13は検出する。(ST
EP21)この動作によっても扉が閉められなかった場
合、再度施錠と施錠の解除動作を行う。(STEP1
9)この施錠と施錠の解除動作を3回行っても扉が閉じ
られなかった場合は、(STEP20)販売動作を停止
する。(STEP22)
【0041】ここで、施錠と施錠の解除動作を行って扉
が閉じられた場合(STEP21)、施錠検出手段14
は施錠されたか否かを検出し、(STEP13)施錠さ
れていれば回転テーブルを回転させ、販売待機状態とな
る。(STEP14)
【0042】もし、STEP11において扉が閉められ
て1秒経過する前に扉が再び開放された場合、STEP
9に戻り、再度扉が閉じられたか否かを検出する。これ
は、扉を開放後、1秒以内であれば開け閉めが自由であ
り、購入者の不注意によって商品を取り出す前に扉が閉
められてしまう事故を防ぐことができる。この1秒以内
の扉の開け閉めは、3回程度までに限定するように構成
してもよい。
【0043】また、STEP13において施錠手段11
が施錠状態になっていないことを施錠検出手段14が検
出した場合にも施錠と施錠の解除動作を行って自動的に
扉の施錠を試みる。(STEP19)
【0044】以上のように、購入者等が扉を開けて商品
を取り出した後、何等かの理由で扉が開放状態のまま放
置されたとしたら、まず音声等によって扉を閉めるよう
に警告し、それでも扉が閉められない場合、扉の施錠と
施錠の解除動作を行って扉を自動的に施錠する。
【0045】本発明の自動販売機は、上記の実施例に限
定されるわけではなく、本発明の要旨の範囲内で様々な
形態をとることが出来る。
【0046】例えば、販売待機中に破損事故等によって
扉が開放された場合でも、上記の実施例と同様に扉の施
錠と施錠の解除動作を行って自動的に扉を施錠するよう
に構成することも可能である。
【0047】また、上記の実施例のように、施錠手段の
受け部に挿入するブロックを直方体とせず、直方体の一
方をテーパ状に形成し、扉は扉に設けたバネによる付勢
力によって自動的に閉じられるように構成した場合は、
STEP19の施錠と施錠の解除動作は不要となるので
この動作は省略し、扉の施錠状態を確認して直ぐに回転
テーブルを回転させるように構成することも可能であ
る。
【0048】また、扉の開け閉めが自由に出来る時間、
警報を発する時間などの設定時間、施錠と施錠の解除動
作等の回数、扉や施錠手段の検出方法等は、自動販売機
の形状、販売する商品、対象となる購入者等によって他
の時間、回数、検出方法等に置き換えればよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の自動販売機は、商品を取り出す
ための扉が施錠された状態になっていなければならない
ときに施錠されていない状態となっていた場合、単に販
売動作を停止して盗難を防止するのではなく、施錠手段
が扉の施錠と施錠の解除動作を行なうことによって自動
的に扉を施錠して正常な状態に復帰出来るように構成し
たため、販売を停止してしまうことによる販売時間の無
駄を無くすことが可能となる。
【0050】また、扉が施錠状態になっていなければな
らないときに施錠されていない状態となっていた場合に
警報手段が警報を発するように構成したことにより、購
入者が故意又は不注意等によって扉を開放状態にしたと
きでも、注意を呼び掛けて扉が長時間開放されることを
防止できる。
【0051】さらに、商品販売時に施錠を解除し販売終
了後に施錠を行う際に、扉が閉められたことを扉検出手
段が検出してから所定時間経過後に扉を施錠するように
構成したため、購入者が過って商品を取り出す前に扉を
閉めてしまったとしても、所定時間内であれば、再度扉
を開いて商品を取り出すことが可能となる。
【0052】また、商品を取り出すための扉を収容庫全
体の開放が可能な大扉に取り付けたため、大扉を開放す
ることによって、扉周辺部材の調整作業等が容易になる
だけでなく、収容庫内の清掃及び商品の補充を容易に行
うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動販売機の概観図で
ある。
【図2】図1の扉を収容庫側から見た図である。
【図3】本発明の自動販売機のブロック図である。
【図4】本発明の自動販売機のフローチャートである。
【図5】本発明の自動販売機のフローチャートである。
【符号の説明】
3 大扉 4 扉 5 扉 6 扉 7 収容庫 8 収容室 9 収容室 10 収容室 11 施錠手段 12 検出手段 13 扉検出手段 14 施錠検出手段 15 警報手段 17 制御手段 18 販売動作手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−218194(JP,A) 実開 昭51−80194(JP,U) 実開 昭63−14778(JP,U) 実開 昭57−127180(JP,U) 実開 平4−82785(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 9/00 - 9/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収容するための複数の収容室と、
    常時は閉じる方向に付勢され前記収容室から商品を取り
    出すための扉と、この扉を施錠する施錠手段と、前記扉
    の施錠状態を検出する検出手段と、販売動作を行う販売
    動作手段と、商品販売時に施錠を解除し販売終了後に施
    錠するように前記施錠手段を制御し、又前記販売動作手
    段を制御する制御手段とを備えた自動販売機であって、 前記制御手段は、前記扉が施錠された状態になっていな
    ければならないときに前記扉が施錠されていない状態と
    なっていることを前記検出手段が検出した際、前記販売
    動作手段の販売動作を停止させ、前記施錠手段が前記扉
    の施錠と施錠の解除動作を行って自動的に施錠するよう
    に制御すると共に、前記施錠手段が前記扉の施錠と施錠
    の解除動作を行った後に、この動作によって前記扉が施
    錠された状態となったことを前記検出手段が検出した場
    合、前記販売動作手段が販売動作を開始するように制御
    することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 商品を収容するための複数の収容室と、
    常時は閉じる方向に付勢され前記収容室から商品を取り
    出すための扉と、この扉を施錠する施錠手段と、前記扉
    の施錠状態を検出する検出手段と、販売動作を行う販売
    動作手段と、商品販売時に施錠を解除し扉が閉じられて
    から所定時間経過後に施錠するように前記施錠手段を制
    御し、又前記販売動作手段を制御する制御手段とを備え
    た自動販売機であって、 前記制御手段は、前記扉が施錠された状態になっていな
    ければならないときに前記扉が施錠されていない状態と
    なっていることを前記検出手段が検出した際、前記施錠
    手段が前記扉の施錠と施錠の解除動作を行って自動的に
    施錠するように制御することを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記扉が施錠された状
    態になっていなければならないときに前記扉が施錠され
    ていない状態となっていることを前記検出手段が検出し
    た際、前記販売動作手段の販売動作を停止させ、その後
    前記扉が施錠された状態となったことを前記検出手段が
    検出したとき、前記販売動作手段の販売動作を開始する
    ように制御することを特徴とする請求項2記載の自動販
    売機。
  4. 【請求項4】 警報を発する警報手段を備え、前記制御
    手段は、前記扉が施錠された状態になっていなければな
    らないときに前記扉が施錠されていない状態となってい
    ることを前記検出手段が検出した際、前記警報手段が警
    報を発するように制御することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記扉の開閉状態を検
    出する扉検出手段と、前記施錠手段の施錠状態を検出す
    る施錠検出手段とによって構成されることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記扉は、総ての前記収容室を収容する
    収容庫全体を開放する大扉に支持されていることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の自動販売
    機。
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