JP2008102799A - 自動販売機 - Google Patents

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悟 葛山
Yuji Ishino
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Abstract

【課題】自動体外式除細動器を搭載した自動販売機のコストを低減することができ、保守点検を容易に行うことが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】断熱筐体として形成された本体キャビネット1の前面に開閉自在に設けられた外扉2と、この外扉2に自動体外式除細動器を収容するAED収納部を形成するとともにこのAED収納部を開閉する小扉10を設け、常時では投入金額などを表示する表示器および常時では悪戯に対して警告する防盗ブザーを備えた自動販売機であって、小扉10が解放されて自動体外式除細動器が取り出された際には前記表示器および防盗ブザーを、自動体外式除細動器が使用される緊急事態を警報する警報報知手段として利用する。
【選択図】図1

Description

この発明は、本体キャビネットの商品収納庫内に収容された商品を販売する自動販売機に係り、特に自動体外式除細動器を搭載した自動販売機に関する。
本体キャビネットの商品収納庫内に清涼飲料などの商品を収容し、貨幣の投入に応じて庫内の商品を販売する自動販売機は全国に普及して津々浦々に設置されている。一方、増加傾向にある心臓疾患に伴う心拍動の停止に対して自動体外式除細動器(以下、AEDとも言う)を用いた心拍動の蘇生が有効な処置として知られている。心臓疾患に伴う心拍動の停止は時と場所を選ばないことから全国に普及している自動販売機に自動体外式除細動器を搭載して心拍動の蘇生を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。
前述した自動体外式除細動器を搭載した自動販売機においては、自動販売機の外扉にAED収納部を設けるとともにこのAED収納部の前面にAED扉を設けている。また、前記AED扉の開閉を検知するマイクロスイッチおよびAED収納部に格納された自動体外式除細動器の取出しを検知するマイクロスイッチを備え、当該マイクロスイッチの動作に基づいて警報装置(警報ブザー,警報ランプ)を起動することによって周囲に緊急状態を報知し、また、当該自動販売機が設置された管轄消防署に緊急通報を行うように構成されている。なお、前記警報ブザー,警報ランプ,緊急通報などの警報報知手段に対して自動体外式除細動器の取扱いについては自動体外式除細動器の蓋を開けると操作ガイダンスが表示される。
実用新案登録第3125304号公報
ところで、従来の自動体外式除細動器を搭載した自動販売機においては、商品を販売する自動販売機に自動体外式除細動器が付加されているにすぎない。すなわち、商品を販売する自動販売機と救急救命の自動体外式除細動器とはそれぞれ機能が異なることから自動販売機の制御装置と自動体外式除細動器の警報装置とは別系統に構成されて自動販売機に自動体外式除細動器が付加されている。このように制御装置と警報装置が別系統として設けられているため、自動販売機の制御装置には防盗ブザーや表示器が備えられているにも係らずこれとは別個に自動体外式除細動器の警報装置(警報ブザーや警報ランプ)が設けられている。このため、自動販売機はただ単に自動体外式除細動器の設置場所として使用されているのみで、自動体外式除細動器の分だけ自動販売機の費用が嵩む。また、それぞれの制御装置と警報装置は別系統に構成されていることから自動販売機の保守点検を行うルートマンとは別個に自動体外式除細動器の保守点検を行うメンテナンス要員を必要とする。この場合、メンテナンス要員を削減するため自動販売機のルートマンに自動体外式除細動器の保守点検を行わせるようにすると自動販売機のルートマンの負担が増大してしまうという問題を有する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、自動体外式除細動器を搭載した自動販売機のコストを低減することができ、保守点検を容易に行うことが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、断熱筐体として形成された本体キャビネットの前面に開閉自在に設けられた外扉と、この外扉に設置された自動体外式除細動器と、商品の販売を制御するとともに表示器および防盗ブザーを制御する制御装置とを備えた自動販売機において、前記表示器および防盗ブザーを自動体外式除細動器の警報報知手段としたことを特徴とする(請求項1)。
また、本発明によれば、外扉に設置された自動体外式除細動器を閉塞する小扉を有し、この小扉の開閉を検出する検知手段の作動に基づいて表示器および防盗ブザーを起動することができ(請求項2)、さらに、制御装置は音声にてメッセージを発する音声報知手段を有し、小扉の開閉を検知する検知手段の作動に基づいて音声報知手段により緊急状態を報知するようにすることができる(請求項3)。
前述したように構成された請求項1にかかる発明によれば、通常の自動販売機の販売動作時には表示器に投入金額やコマーシャルを表示し、また、自動販売機に対する悪戯に対して防盗ブザーを作動させて悪戯を抑止し、自動体外式除細動器が使用される緊急時には表示器および防盗ブザーを緊急事態警報用として兼用することができるので、自動販売機のコストを低減することができ、また、自動販売機のルートマンによる保守点検も自動体外式除細動器専用の警報装置を保守点検する場合に比してその負荷を軽減することができる。
また、請求項2に係る発明のように、外扉に設置された自動体外式除細動器を閉塞する小扉を有し、この小扉の開閉を検出する検知手段の作動に基づいて表示器および防盗ブザーを起動することによって、緊急事態の場合には直ちに表示器および防盗ブザーを起動して周囲に警報することができる。さらに、請求項3に係る発明のように、制御装置は音声にてメッセージを発する音声報知手段を有し、小扉の開閉を検知する検知手段の作動に基づいて音声報知手段により緊急状態を報知することにより、表示器や防盗ブザーによる緊急事態の報知に加えて音声によっても緊急事態を周囲に警報することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の自動体外式除細動器を搭載した自動販売機の正面図であり、図2は図1の外扉を開放した斜視図であり、図3は自動販売機の制御ブロック図であり、図4は自動販売機の動作フローチャートである。
図1は自動販売機として一般的な缶飲料,ペットボトルなどの商品を販売する自動販売機に自動体外式除細動器を搭載した構成を示し、図1において1は断熱材で囲まれた庫内に缶飲料,ペットボトルなどを格納した本体キャビネット、2は本体キャビネット1の前面にヒンジ2aにより開閉自在に装着された外扉、3は外扉2の前面上面域に画成され、本体キャビネット1の庫内に格納した商品の商品見本4を陳列して展示するディスプレイ室、5は硬貨投入口,返却レバーなどを配備した操作パネル、6は紙幣投入口、7は投入金額などの表示器、8は商品取出口、9は釣銭返却口であり、10は自動体外式除細動器を収納するAED収納部11(図2参照)の前面を閉塞するとともに、図1において左端側をヒンジにより片開き式に支持されて開閉自在に設けられた小扉である。なお、10aは小扉10に設けた把手である。
前記ディスプレイ室3は外扉2に設けた透明板31と外扉2の背面に設けた中扉20の間に画成され、中扉20には商品見本4を展示するディスプレイ台(不図示)が取付けられている。前記ディスプレイ室3の前面を覆う透明板31には各商品見本4に対応して設けられた商品選択ボタンを備えた商品選択ボタンユニット22が配設されている。また、外扉2のヒンジ2aと反対側にはシリンダー錠付きのハンドル23が組付けられている。
図2は図1の自動販売機の外扉2を開放した斜視図であり、図において、1で再び本体キャビネットを示し、前記本体キャビネット1の断熱材で囲まれた商品収納庫内は(一般的な缶飲料,ペットボトルなどの商品を販売する自動販売機では庫内を3室に区画されることから)2枚の断熱仕切板101により左右方向に複数の商品収納室102,103,104に区画されている。各商品収納室102,103,104には、缶飲料、ペットボトル飲料などの商品を収容するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラック105(この例ではサーペンタイン式と呼ばれる蛇行した商品通路を有する商品収納ラック)がそれぞれ収設され、また、各商品収納室102,103,104から払い出された商品を搬出するシューター106の背後には、それぞれの商品収納室102,103,104を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷蔵(コールド)・温蔵(ホット)状態に保存する冷却/加熱ユニット若しくは冷却ユニットが配設されている。本体キャビネット1の底壁1aの下部は機械室として形成され、この機械室には前記冷却/加熱ユニットの冷却ユニットと冷凍サイクルを構成する冷凍機のコンデンシングユニットが配設されている。なお、冷却ユニットのみが配設された商品収納室はコールド専用室、冷却/加熱ユニットが配設された商品収納室はホット/コールド室に兼用されている。
また、図2において21は本体キャビネット1における商品収納庫の前面を閉塞する内扉であり、この例では内扉が上下に分割されており、上部の内扉21は外扉2に一体的に取付けられ、下部の内扉21は図において左端側を外扉にヒンジ結合されている。また、各商品収納室102,103,104の下部に配置されたシューター106と外扉2の商品取出口8とを連係するように下部の内扉21には商品搬出口が開口され、この商品搬出口には閉塞する商品搬出扉21aが設けられている。この商品搬出扉21aは上端を軸支されて揺動自在に構成され、常時(販売待機時)商品搬出口を閉塞しており、販売時にシューター106を介して商品取出口8に送出される商品により押し開かれるように形成されている。さらに、前記外扉2の背面には、硬貨処理装置51および紙幣処理装置61が組付けられ、硬貨処理装置51および紙幣処理装置61に並べてAED収納部11が設けられている。
前記AED収納部11には自動体外式除細動器が収容されている。このAED収納部11の前面が図1に示す小扉10で閉塞されている。前記AED収納部11には小扉10の開閉を検出する検知手段としてのマイクロスイッチSW1(図3参照)が配設されるとともに、自動体外式除細動器が収容されていることを検出するマイクロスイッチSW2(図3参照)が配設されている。なお、図2において、12は自動販売機の本体制御部(制御装置)であり、その本体制御部12を含む制御ブロック図を図3に示す。
次に、図3を用いて自動販売機の本体制御部12を含む制御ブロック図について説明する。
図に示すように、この自動販売機は本体制御部12に接続された貨幣識別機構121、商品払出機構122、冷温制御部123、蛍光灯制御部124、リモコンボックスの設定用キーボード125、商品選択ボタン126、マイクロスイッチSW1,SW2、表示器7、防盗ブザー13およびスピーカー14などからなる。 なお、SW3は自動販売機に内蔵された振動検知センサである。
前記本体制御部12は、自動販売機の全体制御を司る制御装置であり、常時は自動販売機の販売制御を行い、自動体外式除細動器が使用される緊急時には周囲に緊急状態を報知する制御を行う。貨幣識別機構121は、硬貨投入口または紙幣投入口6(図1)に投入された硬貨または紙幣の正偽並びに金種を識別して正貨の場合に金種信号を本体制御部12に送信する機構であり、商品払出機構122は、商品選択ボタン126により選択された商品を庫内の商品収納ラック106から切り出して払い出す機構である。冷温制御部123は、冷却/加熱ユニットを起動・停止して自動販売機の庫内に収納した商品の温度が所定の温度となるように温度制御する制御部であり、蛍光灯制御部124は、ディスプレイ室3の蛍光灯の点灯・消灯を制御する制御部である。設定用キーボード125は、表示器7を用いて商品価格などの各種設定をおこなう入力デバイスである。
前記商品選択ボタン126は、図1に示した商品選択ボタンユニット22に設けられ、押下操作された場合に本体制御部12に対して商品選択信号を送出する。マイクロスイッチSW1はAED収納部11の前面を閉塞する小扉10の開閉を検出して本体制御部12に小扉10の開閉信号を送出し、マイクロスイッチSW2はAED収納部11内への自動体外式除細動器の収容状態を検出して本体制御部12に小扉10の開閉信号を送出する。振動センサSW3は自動販売機の振動(例えば、悪戯により自動販売機を破壊する行為による振動)を検出して本体制御部12に振動検知信号を送出する。防盗ブザー13は振動センサSW3からの振動検知信号に基づいて本体制御部12からの信号により警報音を発して自動販売機の破壊や悪戯を抑止する。また、スピーカー14は商品の購入操作のガイドやコマーシャルあるいは悪戯に対して警告を音声により報知する。
かかる構成で、本体制御部12には図4に示すゼネラルフローチャートに示す制御プログラムが格納されている。すなわち、電源が投入されるとステップS1でマイクロスイッチSW1からの入力状態を判定し、マイクロスイッチSW1がオフ(小扉10が閉じられている状態)の場合にはステップS2に進み、マイクロスイッチSW1がオン(小扉10が開けられた状態)の場合にはステップS6に進む(ステップS6については後述する)。ステップS2では振動センサSW3からの入力状態を判断し、振動センサSW3がオフ(悪戯されていない状態)の場合にはステップS3に進み、振動センサSW3がオン(悪戯されている状態)の場合にはステップS7に進む。このステップS7では防犯ブザー13を鳴動させるとともにスピーカー14から警告を発して悪戯を抑止する。
前記ステップS3では貨幣の投入の有無(貨幣識別機構121から金種信号の有無)を判定し、貨幣の投入がない場合にはステップS4を介してステップS1に戻る。ステップS3からステップS4を介してステップS1に戻って循環する経路は自動販売機における販売待機モードであり、この販売待機モード時には図2に示した前記商品搬出扉21aが断熱内扉21に開口した商品搬出口を閉塞しており、庫内の商品を冷却してコールド商品として販売する商品収納室の場合には商品搬出口から庫内に外気が侵入するのを防ぎ、庫内の商品を加熱してホット商品として販売する商品収納室の場合には商品搬出口から庫内の暖気が流出するのを防いでいる。そして、ステップS4ではスピーカー14からコマーシャルや自動体外式除細動器が搭載されていることを音声(例えば、この自動販売機には自動体外式除細動器を搭載しています。自動体外式除細動器を利用するには小扉を開けて自動体外式除細動器を取り出して下さい、など)にて報知する。
前記ステップS3で貨幣の投入が検出された場合(貨幣識別機構121から金種信号が入力している場合)にはステップS5に進んで販売動作を実行する。このステップS3からS5に移行すると販売動作モードに入り、投入貨幣の金額が商品販売価格と一致または上回ると商品販売可能ランプ(不図示)を点灯し、これに基づいて商品選択ボタン126が操作されると、対応する(商品収納ラック105の下端に組付けられた)商品払出機構122を作動して商品収納ラック105から商品を切り出す。商品収納ラック105から切り出された商品はシューター106に落下して滑落し、断熱内扉21の商品搬出口を閉塞する商品搬出扉21aを押し開いて外扉2の商品取出口8に送出される。そして、釣銭が必要な場合には釣銭が硬貨返却口9に払い出される。ステップS5にて販売動作が実行されるとステップS1に戻る。
なお、ステップS5の過程で表示器7には投入金額や釣銭金額などが表示され、また、スピーカー14からは購入操作の手順が音声にてガイドされる。
一方、ステップS1でマイクロスイッチSW1がオン(小扉10が開けられた状態)と判定された場合にはステップS6に進む。ステップS1でマイクロスイッチSW1がオンと判定されると自動体外式除細動器が自動販売機から取り出される緊急状態であることを示しているので、ステップS6では表示器7を点滅させるとともに防盗ブザー13を鳴動させ、かつスピーカー14から自動体外式除細動器の初期操作方法を音声(自動体外式除細動器の蓋を開けてスイッチを入れて下さい。自動体外式除細動器の操作方法は蓋の裏面に表示されております。その操作ガイダンスに従って操作して下さい、など)にて報知する。また、自動販売機に通信手段が備えられている場合には当該自動販売機が設置された管轄消防署に緊急事態が発生したことを通報することもできる。
前述したように、自動販売機に元々装備されている表示器7および防盗ブザー13若しくはスピーカー14を自動体外式除細動器の警報報知手段とすることによって自動体外式除細動器専用の警報報知手段を設ける必要がなくなるのでコストの低減を図ることができる。また、自動販売機に精通したルートマンによる保守点検も元々自動販売機に装備されている表示器7や防盗ブザー13若しくはスピーカー14をメンテナンスすることによって自動体外式除細動器の警報報知手段のメンテナンスをも実行することとなる。従って、自動体外式除細動器が搭載されていることによりルートマンに掛かる負担は自動体外式除細動器に内蔵された蓄電池の確認や交換のみとなることからルートマンの負担を軽減することができる。
また、外扉2に設置された自動体外式除細動器を閉塞する小扉10を有し、この小扉10の開閉を検出する検知手段(マイクロスイッチSW1)の作動に基づいて表示器7および防盗ブザー13若しくはスピーカー14を起動することによって、通常時は投入金額などを表示する表示器7および悪戯を抑止する防盗ブザー13若しくは購入操作ガイダンスを音声にて行うスピーカー14を直ちに起動して周囲に緊急事態を報知することができる。
なお、前述した実施の形態では音声にて購入操作ガイダンスを行うスピーカー14を備えた自動販売機について説明したが、スピーカーを装備していない自動販売機にあっては表示器7および防盗ブザー13により緊急事態を報知するものであることは言うまでもない。
また、前述した実施の形態では小扉10の開閉を検出する検知手段(マイクロスイッチSW1)の信号を本体制御部12に取り込んで警報を行うものについて説明したが、万が一にも本体制御部12がダウンした場合に対処するため、小扉10の開閉を検出する検知手段(マイクロスイッチSW1)の信号により直接防盗ブザー13を鳴動させるように構成することもできる。
次に、図5は本発明の異なる実施の形態を示す自動体外式除細動器を搭載した自動販売機の正面図であり、図1に示す実施の形態と同一のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図5に示す実施の形態が図1に示すものと相違する点は表示器7に加えて電光表示板70を新たに付加したものである。この電光表示板70は自動販売機の外扉2の天面に設置されている。電光表示板70は縦横に配列された複数のLEDとLED駆動部とからなり、自動販売機の本体制御部12に追加装備された表示すべき文字・図形データを記憶したフラッシュROMのデータに基づいて制御される。すなわち、フラッシュROMに格納されたデータによってLED駆動部が駆動され、これにより複数のLEDを点灯制御することによりコマーシャルやロゴタイプが表示される。この電光表示板70は通常時には自動販売機のコマーシャルやロゴタイプ、または自動体外式除細動器を搭載していることを表示(例えば、自動体外式除細動器を搭載しています。自動体外式除細動器の利用時は小扉を開けて自動体外式除細動器を取り出して下さい、など)し、小扉10が解放された場合(図3のマイクロスイッチSW1がオンした場合)には自動体外式除細動器の初期操作方法を文字で表示(自動体外式除細動器の蓋を開けてスイッチを入れて下さい。自動体外式除細動器の操作方法は蓋の裏面に表示されております。その操作ガイダンスに従って操作して下さい、など)させる。
なお、この実施の形態では電光表示板70を外扉2の天面に設置した場合について説明したが、電光表示板70の設置場所はこれに限るものではなく、例えばディスプレイ室3の内部に設置するか、または小扉10に近接した位置に設置することもできる。
本発明の実施の形態を示す自動体外式除細動器を搭載した自動販売機の正面図である。 図1の自動販売機の外扉2を開放した斜視図である。 図1の自動販売機の制御ブロック図である。 図1の自動販売機の動作フローチャートである。 本発明の異なる実施の形態を示す自動体外式除細動器を搭載した自動販売機の正面図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 外扉
7 表示器
10 小扉
11 AED収納部
13 防犯ブザー
14 スピーカー
70 電光表示板

Claims (3)

  1. 断熱筐体として形成された本体キャビネットの前面に開閉自在に設けられた外扉と、この外扉に設置された自動体外式除細動器と、商品の販売を制御するとともに表示器および防盗ブザーを制御する制御装置とを備えた自動販売機において、前記表示器および防盗ブザーを自動体外式除細動器の警報報知手段としたことを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、外扉に設置された自動体外式除細動器を閉塞する小扉を有し、この小扉の開閉を検出する検知手段の作動に基づいて表示器および防盗ブザーを起動することを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1に記載の自動販売機において、制御装置は音声にてメッセージを発する音声報知手段を有し、小扉の開閉を検知する検知手段の作動に基づいて音声報知手段により緊急状態を報知することを特徴とする自動販売機。
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