JP2012133500A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の盗難や悪戯などを目的として、前面扉が閉じられている状態で入力部から操作されても、自動販売機の設定条件が変更されたり、商品が抜き取られたりすることを防止しながら、自動販売機の係員などは、前面扉が閉じられている状態で入力部から操作することで、自動販売機の設定条件を変更したり、テスト払出機能を行ったりすることが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】前面扉を閉じた状態では入力部10からの入力を禁止する入力禁止モード22を、設定可能に構成した。この構成により、盗難や悪戯を図る者が、前面扉の一部を破壊した後に、前面扉を閉じたままの状態で、商品取出口などから入力部を外部に取り出して入力部を操作した場合でも、テスト払出を含めて入力部からの入力を実行できなくなり、この結果、商品が抜き取られることや、自動販売機の設定条件が変更されることを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は自動販売機、特に、自動販売機の各種の設定をする手動入力用の入力部を備えた自動販売機に関するものである。
自動販売機は、前面扉を開閉可能に支持する自動販売機本体内に、商品を収納する収納コラムが多数配設されている。また、前面扉には、複数の商品サンプルが並べられて配置されているとともに、商品選択手段としての選択押釦が、商品サンプルに対応して配設されている。また、前面扉の裏面には、自動販売機の各種設定を行うための複数のキーを有する入力部(いわゆるキーボード)が、接続コードで接続された状態で取り付けられている。
自動販売機1の初期設定時や新商品への商品入れ替え時には、係員などが選択押釦を押すことで、収納コラムから払い出した商品が、その商品サンプルと対応するように、前記入力部を用いて手動で設定作業を行わなければならない。また、商品の販売価格や、商品の冷温設定(実際には、収納コラムが設けられている商品収納部)の冷温設定なども前記入力部を用いて手動で設定作業を行わなければならない。
選択押釦と収納コラムとの対応関係を設定する作業を能率よく行うべく、特許文献1などにも開示されているように、入力部から所定の入力操作を行うことで、貨幣等の料金が投入されていない状態でも、選択押釦を押せば、その選択押釦に対応する収納コラムから商品を払い出すテスト払出機能を備えた自動販売機も既に実用化されている。
なお、テスト払出を行う場合は、例えば、まず前面扉を開けた状態で、入力部を、前面扉の裏面から取り外すとともに前面扉の下部に形成された商品取出口などを通して外部に取り出し、この後、自動販売機の前面扉を閉じて、商品が前面扉の商品取出口に払出可能な状態とし、入力部から所定の入力操作を行う。このようにテスト払出状態として、選択押釦を押すことで、その選択押釦に対応する収納コラムから商品が払い出され、選択押釦に対応する商品サンプルと同じ商品が払い出されることを能率的に確認することができる。
特開2004−318626公報
しかし、このような入力部を有したり、テスト払出機能を有したりする自動販売機では、商品の盗難などを目的として、商品の販売価格を安価に設定し直して不当に安く商品を払い出させたり、前記テスト払出機能を利用して、商品を抜き取られるおそれがある。つまり、自動販売機に収納されている商品の盗難を図る者が、前面扉の一部を破壊した後に、前面扉を閉じたままの状態で、商品取出口などから入力部を外部に取り出して操作したり、テスト払出機能を利用したりして、商品を商品取出口から払い出すことが可能となってしまう。
また、自動販売機に対して悪戯しようとする者などにより、前面扉の一部を破壊した後に、前面扉を閉じたままの状態で、商品取出口などから入力部を外部に取り出して操作することで、各種の設定条件が変更されるおそれもある。
このような手法による商品の抜き取りや各種の設定条件が変更されることを防止する方法としては、前面扉の開閉を検知する扉開閉検知センサを設けて、前面扉が閉じられている状態では、入力部からの入力を禁止することが考えられる。しかしながら、このように構成すると、係員などが前面扉を閉じた状態で外に取り出した入力部を操作できなくなったり、自動販売機の初期設定時や新商品への商品入れ替え時などに、係員などが、入力部から入力してテスト払出を行えなくなったりしてしまう。
本発明は上記課題を解決するもので、商品の盗難や悪戯などを目的として、前面扉が閉じられている状態で入力部から操作されても、自動販売機の設定条件が変更されたり、商品が抜き取られたりすることを防止しながら、自動販売機の係員などは、前面扉が閉じられている状態で入力部から操作することで、自動販売機の設定条件を変更したり、テスト払出機能を行ったりすることが可能な自動販売機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、商品を収納する商品収納部を有する自動販売機本体と、この自動販売機本体に開閉自在に取り付けられた前面扉と、前面扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検出器と、各種設定をする手動入力用のキーを有する入力部と、当該自動販売機の制御を行う制御部とを備えた自動販売機であって、前記前面扉を閉じた状態では前記入力部からの入力を禁止する入力禁止モードを、設定可能に構成したことを特徴とする。なお、前記入力禁止モードの設定は、例えば、前面扉を開けた状態で、入力部から所定の入力を行うことで設定できるようにすればよい。また、本発明は、入力部から所定の入力を行うことで、貨幣を投入しない状態で商品を試験的に払い出すテスト払出モードを設定可能に構成したことを特徴とする。
この構成により、自動販売機の係員などが、前面扉を閉じた状態で入力部を用いて入力したり、テスト払出を実行したりする場合には、前面扉を開けた状態で予め入力禁止モードを解除しておくことで、前面扉を閉じた状態でも前記入力部から入力したり、テスト払出を実行したりすることが可能となる。また、係員などが前記入力部からの入力や、テスト払出を実行した後は、入力禁止モードになるように設定し直すことで、盗難や悪戯を図る者が、前面扉の一部を破壊した後に、前面扉を閉じたままの状態で、商品取出口などから入力部を外部に取り出して入力部を操作した場合でも、テスト払出を含めて入力部からの入力を実行できなくなり、この結果、商品が抜き取られることや、自動販売機の設定条件が変更されることを防止できる。
また、本発明は、前面扉を閉じた状態での前記入力部からの入力を禁止する入力禁止モードに設定した場合でも、前面扉を閉じて所定の禁止解除時間の間は、前記入力部からの入力を許可する入力禁止例外解除モードを設定可能に構成したことを特徴とする。
この構成により、入力禁止例外解除モードに設定することにより、前面扉を閉じても所定の禁止解除時間の間は、入力部からの入力を実行できる。したがって、自動販売機の係員などが、入力部からの入力を実行するために、わざわざ前面扉を開け直して入力禁止モードを解除するなどの手間を省くことができる。また、前面扉を閉じて所定の禁止解除時間が経過すると、入力部からの入力が禁止されるので、盗難や悪戯を図る者が、前面扉の一部を破壊した後に、前面扉を閉じたままの状態で、商品取出口などから入力部を外部に取り出して操作した場合でも、入力部からの入力ができず、商品が抜き取られることや、自動販売機の設定条件が変更されることを防止できる。
また、本発明は、前記入力禁止例外解除モードで、禁止解除時間が経過する前に前記入力部から入力された場合には、前記入力された時を、禁止解除時間の開始時間としてリセットし、このリセット後に禁止解除時間が経過するまで前記入力部から入力できるよう構成したことを特徴とする。
この構成により、自動販売機の係員などが、入力部からの入力操作が長時間にわたったり、入力部からの入力を何度も行ったりするなどして、前面扉を閉じてから所定の禁止解除時間が経過した場合でも、その前に入力された時から禁止解除時間が経過しなければ、入力部からの入力を実行できる。この結果、係員などの手間をより省くことができる。
また、本発明は、入力禁止例外解除モードに設定した状態で、前面扉を閉じてから、前記入力部からの入力を許可する入力許可時間を経過した際に、前記禁止解除時間が経過したために、入力を受け付けない旨を表示するよう構成したことを特徴とする。
この構成により、前面扉を閉じた状態で前記禁止解除時間を経過したために入力部からの入力が行えなくなった場合でも、この旨が表示されるため、係員などが禁止解除時間を経過したことを容易に知ることができる。したがって、禁止解除時間を経過して入力部からの入力ができなくなったことがわからずに、入力部などの操作を何度も繰り返すなどの無駄な作業を行うことを防止できる。
また、本発明は、前面扉が閉じられ、かつ、入力部からの入力が禁止されている状態において、入力部に対して入力されたことを検出すると、警報動作を行うことを特徴とする。
この構成により、盗難や悪戯を図る者などによって、前面扉の一部を破壊した後に、前面扉を閉じたままの状態で、商品取出口などから入力部を外部に取り出して入力部が操作された場合には、警報動作が行われるので、商品の盗難や自動販売機への悪戯を最小限に抑えることができる。
本発明によれば、前面扉を閉じた状態では入力部からの入力を禁止する入力禁止モードを、設定可能に構成したことにより、盗難や悪戯を図る者などにより前面扉を閉じた状態で入力部から入力することを防止できて、防盗性能などを向上させながら、係員などが前面扉を閉じた状態で入力部から入力することは可能となり、係員などの利便性の低下を最小限に抑えることができる。
また、前面扉を閉じた状態での入力部からの入力を禁止する入力禁止モードに設定した場合でも、前面扉を閉じて所定の禁止解除時間の間は、前記入力部からの入力を許可する入力禁止例外解除モードを設定可能に構成することで、盗難や悪戯を図る者に対しては、前面扉を閉じた状態での入力部からの入力を行えず、商品が抜き取られたり、自動販売機の設定変更が行われたりすることを防止できる一方、自動販売機の係員などに対しては、前面扉を閉じた状態での入力部からの入力を実行するために、入力禁止モードの解除操作をその都度行わなくても済み、作業能率が向上する。
さらに、入力禁止例外解除モードで、禁止解除時間が経過する前に入力部から入力された場合には、前記入力された時を、禁止解除時間の開始時間としてリセットし、このリセット後に禁止解除時間が経過するまで前記入力部から入力できるよう構成することで、入力部からの入力操作を長時間にわたって行ったり、入力部からの入力を何度も行ったりする係員などの手間をより省くことができて、作業能率が一層向上する。
また、入力禁止例外解除モードに設定した状態で、前面扉を閉じてから、前記入力部からの入力を許可する入力許可時間を経過した際に、前記禁止解除時間が経過したために、入力を受け付けない旨を表示するよう構成したことにより、前面扉を閉じた状態で前記禁止解除時間を経過したために入力部からの入力ができなくなった場合でも、係員などが禁止解除時間を経過したことを容易に知ることができて、利便性が向上する。
また、前面扉が閉じられ、かつ、入力部からの入力が禁止されている状態において、入力部に対して入力されたことを検出すると、警報動作を行うことで、盗難時の通知機能を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る自動販売機のブロック図である。 自動販売機の全体斜視図である。 自動販売機の縦断面図である。 自動販売機の前面扉を開けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る自動販売機を、図面に基づき説明する。なお、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
図2〜図4に示すように、本発明の実施の形態に係る自動販売機1においても、前面扉2を開閉可能に支持する自動販売機本体3内に、商品4を収納する収納コラム5が多数配設されている。また、前面扉2には、商品棚6上に複数の商品サンプル7が並べられて配置された展示室8が設けられ、この展示室8における商品サンプル7の下方位置には、商品選択手段としての選択押釦9が、商品サンプル7に対応して配設されている。また、前面扉2の裏面には、自動販売機の各種設定を行うための複数の手動入力用のキーを有する入力部(いわゆるキーボード)10が、接続コード11で接続された状態で取り付けられている。なお、入力部10には、入力するための複数の入力キー(入力手段)10aに加えて、入力情報や設定情報などを表示する表示部10bが設けられている。また、自動販売機1には、前面扉2の開閉を検知する扉開閉検知センサ13(図4参照)が設けられている。また、図2における12は、前面扉2の下部に形成されている商品取出口、15は、前面扉2の中央部などに形成されて、広告パネルなどが配設される広告部、14は、前面扉2の料金投入口近傍箇所に設けられて、投入金額などが表示される投入金表示部である。
自動販売機1には、図1に示すように、当該自動販売機の構成要素に対して制御を行う制御部20が備えられており、制御部20はCPUやメモリなどを備えている。この自動販売機1においても、入力部10から所定の入力操作を行うことで、貨幣等の料金が投入されていない状態でも、選択押釦9を押せば、その選択押釦9に対応する収納コラム5から商品4を払い出すテスト払出機能を備えており、貨幣等の料金が無投入の状態で収納コラム5と商品選択手段としての選択押釦9との対応関係を確認できるようになっている。また、入力部10から別途所定の入力操作を行うことで、各商品の販売価格を変更したり、ホット商品やコールド商品を収納する商品収納部の冷温設定を変更したり、商品収納部に設けられる収納コラム5の設定を変更したりすることができる。
そして、図1に示すように、制御部20は、各種の設定切換プログラムを有するとともに、前記テスト払出機能を実施するためのテスト払出プログラム21などを有している。なお、図1における5aは収納コラム5の下端部に設けられて、制御部20からの払出し指示に応じて商品4を払い出す払出装置である。
テスト払出を行う場合は、例えば、図4に示すように、まず前面扉2を開けた状態で、入力部10を、前面扉2の裏面から取り外すとともに、図3の仮想線で示すように、前面扉2の下部に形成された商品取出口12などを通して外部に取り出し、この後、自動販売機1の前面扉2を閉じて、商品4が前面扉2の商品取出口12に払出可能な状態とする。そして、入力部10から所定の入力操作を行い、テスト払出プログラム21を動作させるテスト払出モード24に設定することでテスト払出状態となり、選択押釦9を押せば、対応する商品コラム5の商品4が払い出される。
上記構成に加えて、本発明の自動販売機1では、入力部10からの所定の入力操作を行うことで、制御部20が有する各種の設定切換プログラムにおいて、前面扉2を閉じた状態では入力部10からの入力を禁止する入力禁止モード22と、この入力禁止モード22に設定した場合でも、前面扉2を閉じて所定の禁止解除時間の間は、入力部10からの入力を許可する入力禁止例外解除モード23とを設定可能に構成している。そして、入力禁止モード22に設定されていた場合には、前面扉2を閉じた状態で、入力部10から通常の所定の操作を行った場合でも、入力部10の入力自体を受け付けないように構成されている。
なお、入力禁止例外解除モード23での所定の禁止解除時間として、例えば30分間が初期設定されているが、この所定の禁止解除時間は、入力部10からの入力操作で変更できるようにしてもよい。また、入力禁止例外解除モード23を解除することで、禁止解除時間がない状態(すなわち、前面扉2を閉めるとその時から完全に入力部10の入力を受け付けない状態)にも切換可能に構成されている。
さらに、前面扉2を閉じてから禁止解除時間が経過する前に入力部10から入力された場合には、最後に入力部10から入力された時を、禁止解除時間の開始時間としてリセットし(すなわち、禁止解除時間が延長され)、このリセット後に禁止解除時間が経過するまで入力部10からの入力ができるよう構成されている。
また、前面扉2を閉じた状態で前記禁止解除時間を経過した際に、前記禁止解除時間が経過したために、入力部10からの入力が行えなくなった旨を、入力部10の表示部10bや投入金表示部14に表示するよう構成されている。
さらに、前面扉2が閉じられ、かつ、入力禁止モード22に設定され、入力禁止状態である場合において、入力部10から入力されたことを検出すると、警報動作を行うよう構成されている。具体的には、前面扉2が閉じられ、入力禁止状態である状態で、入力部10において少しでもキー入力が行われたりした場合には、警報動作を行う。警報動作としては、オンライン通信で、自動販売機を管理するセンターに連絡したり、自動販売機の展示室8や広告部15を照明する照明器具を点滅させたり、ブザー音を鳴らしたりする。
この構成によれば、自動販売機1の係員などが、前面扉2を閉じた状態で入力部10を用いて入力したり、テスト払出を実行したりする場合には、前面扉2を開けた状態で予め入力禁止モード22を解除しておくことで、前面扉2を閉じた状態でも入力部10から入力したり、テスト払出を実行したり(なお、この場合には、テスト払出モード24も設定しておく)することが可能となる。また、係員などが入力部10からの入力や、テスト払出を実行した後は、入力禁止モードになるように設定し直すことで、盗難や悪戯を図る者が、前面扉2の一部(例えば広告部15など)を破壊した後に、前面扉2を閉じたままの状態で、商品取出口12などから入力部10を外部に取り出して入力部10を操作した場合でも、テスト払出を含めて入力部10からの入力を実行できなくなり、この結果、商品4が抜き取られることや、自動販売機1の設定条件が変更されることを防止できる。
また、入力禁止モード22に設定した場合でも、前面扉2を閉じて所定の禁止解除時間の間は、入力部10からの入力を許可する入力禁止例外解除モード23に設定することにより、前面扉2を閉じても所定の禁止解除時間の間は、入力部10からの入力を実行できる。したがって、自動販売機1の係員などが、入力部10からの入力を実行するために、その都度、わざわざ前面扉2を開け直して入力禁止モード22を解除するなどの手間を省くことができ、係員などの作業能率が向上する。
また、前面扉2を閉じて所定の禁止解除時間が経過すると、入力部10からの入力が禁止されるので、盗難や悪戯を図る者が、前面扉2の一部を破壊した後に、前面扉2を閉じたままの状態で、商品取出口12などから入力部10を外部に取り出して操作した場合でも、入力部10からの入力ができないとともにテスト払出を実行できず、商品が抜き取られることや、自動販売機の設定条件が変更されることを防止できる。
また、上述したように、入力禁止例外解除モード23で、禁止解除時間が経過する前に入力部10から入力された場合には、この入力された時を、禁止解除時間の開始時間としてリセットし、このリセット後に禁止解除時間が経過するまで入力部10から入力できるよう構成している。これにより、自動販売機1の係員などが、入力部10からの入力操作が長時間にわたったり、入力部10からの入力を何度も行ったりするなどして、前面扉2を閉じてから所定の禁止解除時間が経過した場合でも、その前に入力された時から禁止解除時間が経過しなければ、入力部10からの入力を実行できる。この結果、係員などにより入力禁止モード22を解除する手間を省くことができ、これによれば、作業能率が一層向上する。
また、上記構成によれば、入力禁止例外解除モード23に設定した状態でも、前面扉2を閉じた状態で前記禁止解除時間を経過したために入力部10からの入力が行えなくなった場合でも、この旨が表示されるので、係員などが禁止解除時間を経過したことを容易に知ることができる。したがって、係員などが、禁止解除時間を経過して入力部10からの入力ができなくなったことがわからずに、入力部10などの操作を何度も繰り返すなどの無駄な作業を行うことを防止できる。
また、上記構成によれば、盗難や悪戯を図る者などによって、前面扉2の一部を破壊した後に、前面扉2を閉じたままの状態で、商品取出口12などから入力部10を外部に取り出して入力部10が操作された場合には、警報動作が行われ、オンライン通信で管理センターに連絡されたり、照明器具の点滅や、ブザー音の発生動作が行われたりするので、商品4の盗難を最小限に抑えることができる。
なお、上記実施の形態では、入力部10からの所定のキー操作でテスト払出を行わせる場合を述べたが、これに限るものではなく、テスト払い出し用の押ボタンを入力部に別個に設けた場合にも同様な構成を適用可能である。
また、上記実施の形態では、入力部10が前面扉2の裏面に設けられている場合を述べたが、これに限るものではない。すなわち、自動販売機本体3の内部など、前面扉2を閉じた通常の販売待機状態で、入力部10を触ることができない箇所に入力部10が配設されている場合に本発明を自由に適用することが可能である。
1 自動販売機
2 前面扉
3 自動販売機本体
4 商品
5 収納コラム
7 商品サンプル
8 展示室
9 選択押釦
10 入力部
10a 入力キー(入力手段)
10b 表示部
11 接続コード
12 商品取出口
13 扉開閉検知センサ
14 投入金表示部
20 制御部
21 テスト払出プログラム
22 入力禁止モード
23 入力禁止例外解除モード
24 テスト払出モード

Claims (7)

  1. 商品を収納する商品収納部を有する自動販売機本体と、この自動販売機本体に開閉自在に取り付けられた前面扉と、前面扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検出器と、各種設定をする手動入力用のキーを有する入力部と、当該自動販売機の制御を行う制御部とを備えた自動販売機であって、
    前記前面扉を閉じた状態では前記入力部からの入力を禁止する入力禁止モードを、設定可能に構成したことを特徴とする自動販売機。
  2. 前面扉を開けた状態で、入力部から所定の入力を行うことで、前記入力禁止モードを設定可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 前面扉を閉じた状態での前記入力部からの入力を禁止する入力禁止モードに設定した場合でも、前面扉を閉じて所定の禁止解除時間の間は、前記入力部からの入力を許可する入力禁止例外解除モードを設定可能に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 前記入力禁止例外解除モードで、禁止解除時間が経過する前に前記入力部から入力された場合には、前記入力された時を、禁止解除時間の開始時間としてリセットし、このリセット後に禁止解除時間が経過するまで前記入力部から入力できるよう構成したことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. 入力禁止例外解除モードに設定した状態で、前面扉を閉じてから、前記入力部からの入力を許可する入力許可時間を経過した際に、前記禁止解除時間が経過したために、入力を受け付けない旨を表示するよう構成したことを特徴とする請求項3または4に記載の自動販売機。
  6. 前面扉が閉じられ、かつ、入力部からの入力が禁止されている状態において、入力部に対して入力されたことを検出すると、警報動作を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自動販売機。
  7. 入力部から所定の入力を行うことで、貨幣を投入しない状態で商品を試験的に払い出すテスト払出モードを設定可能に構成したことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の自動販売機。
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