JP5034443B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱装置を備えた自動販売機に関するものである。
従来の缶商品を自転式に回転させながら誘導加熱コイルを介して加熱し販売を行う自動販売機の制御装置には、缶商品を一旦商品取出口へ搬出して利用者が缶商品を取り出して、手動で誘導加熱装置にセットして加熱し、搬出後の缶商品、搬出した以外の缶商品、あるいは缶商品以外のもの(以下、異物という)を混入するといういたずらを防止するために、投入口の鎖錠、又はタイマーで投入口の釈放時間を制限する制御装置について開示したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−369930号公報
しかしながら、前記従来の構成では、誘導過熱装置への缶商品のセットを利用者自らが行うため、投入口への釈放時間の制限を行っても、異物を混入するといういたずらを防止できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、缶商品を自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱し販売を行う自動販売機において、商品選択後から加熱終了するまで自動で行われるので、利用者が触れる機会をなくし、誘導加熱装置内への異物の混入の有無に関係なく、異物を除去する制御を行うことで、異物の混入のいたずらの回避を図ることを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、前記外扉に扉の開閉を検知する外扉開閉検知手段と、前記誘導加熱装置による加熱終了後に前記缶商品を商品取出口へ払い出す商品押し出し部とを備え、前記外扉開閉検知手段により外扉が閉じられたことを検知した時、前記商品受台上を前記商品押し出し部によって払い出し動作させるものである。
これによって、自動販売機の管理者が商品受台内に取り忘れた缶商品や異物などを強制的に外部へ排除でき、選択された缶商品の適温加熱を行うことができる。
本発明の自動販売機は、誘導加熱装置内への異物の混入の有無に関係なく、外部へ強制的に排除する制御を行うので、異物の混入のいたずらの回避を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、前記外扉に扉の開閉を検知する外扉開閉検知手段と、前記誘導加熱装置による加熱終了後に前記缶商品を商品取出口へ払い出す商品押し出し部とを備え、前記外扉開閉検知手段により外扉が閉じられたことを検知した時、前記商品受台上を前記商品押し出し部によって払い出し動作させるものである。
これによって、外扉の開閉により商品押し出し部を動作させるので、オペレータ時に取り忘れた缶商品を商品取出口に払い出したり、商品受台上内の異物除去を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、販売待機時および加熱運転時に、誘導加熱装置と商品取出口との間を遮断するシャッターを前記誘導加熱装置に備え、前記シャッターが開いていると検知された場合、商品受台上を記商品押し出し部によって払い出し動作させるものである。
これによって、待機中にシャッターが開けられたことで、いたずらで異物が混入されたと判断し、異物の除去を行うことで、次に加熱される缶商品の適温加熱を正常に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、商品取出口の前面開口部を覆うフラップの開閉を検知するフラップ開閉検知手段を備え、販売待機時に前記フラップ開閉検知手段により前記フラップが開閉動作されたと検知した場合、商品押し出し部を動作させるものである。
これによって、待機中にフラップの開閉動作で、いたずらで異物が混入されたと判断し異物の除去を行うことができる。
請求項に記載の発明は、本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、加熱終了後に缶商品を外部へ払い出させる商品押し出し部を備え、販売待機時は前記商品受台上を所定時間ごとに前記商品押し出し部を可動させるものである。
これによって、異物検知手段を設置する必要がなく安価に構成できるとともに、定期的に可動させるので、異物の見落としがなく確実に異物排除を行うことができる。
請求項に記載の発明は、本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、加熱終了後に缶商品を外部へ払い出させる商品押し出し部を備え、前記商品押し出し部の前記商品受台に対面する部分に前記商品受台に接するように掃除機能部材を備えた
ものである。
これによって、商品受台上の残留缶商品や異物除去と同時に、商品受台面に付着した埃や虫などによる缶商品の表面の傷つきを防止することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1を示す自動販売機の正面図である。
図2は同実施の形態の自動販売機の縦断面図である。
図3は同実施の形態の自動販売機における缶商品の誘導加熱装置の側面図である。
図4は同実施の形態の自動販売機における缶商品の誘導加熱装置の斜視図である。
図において、自動販売機本体11内には複数の商品収納室11aが区画構成されて種々の缶商品18がそれぞれ収納されている。自動販売機本体11の前面開口部には外扉12が配置されている。外扉12の上部に商品サンプル展示室13が備えられ、商品サンプル展示室13の缶商品18に応じた選択部13aが備えられている。また、商品サンプル展示室13の下方に商品の広告などを掲示する広告パネル室14と金銭投入部15が横並びに備えられ、外扉12の下部には選択された缶商品18を排出する商品取出口16が備えられている。そして商品取出口16と隣り合わせに缶商品18の誘導加熱装置17が設置され商品収納室11aの下部から缶商品18を受け入れるように関連づけられている。
そして、誘導加熱装置17の商品排出側は商品取出口16と連通し、缶商品18の誘導加熱装置17で加熱された飲料等の流動性内容物に代表される缶商品18は商品取出口16から取り出せるように形成されている。また、商品取出口16を開閉自在に備えたフラップ21が取り付けられているものである。
また、複数の商品収納室11a毎に搬出手段18aが設けられている。搬出手段18aはソレノイドなどである。
また、シュート18bが搬出手段18aにより払い出された缶商品18を誘導加熱装置17に滑り落とすために設けられている。
以下に誘導加熱装置17による加熱構造について説明する。
誘導加熱装置17は、缶商品18を倒置姿勢に受容保持する断面略円弧状(以下、樋状という)の商品受台19と、商品受台19の裏面に巻装した誘導加熱コイル20と、商品受台19の近傍にあり、下方から缶商品18の周面に当接する下部ローラ22としての下部ローラ22と、下部ローラ22の下方に下部ローラ駆動モータ23が設置され、下部ローラ22と下部ローラ駆動モータ23がベルト24によって連結されて下部ローラ22を回転駆動させる構成となっている。
下部ローラ22の下部ローラ駆動モータ23を正転させることで、商品押し出し部25が商品取出口16方向へ移動する形で、商品取出口16方向に設けられた商品取出口位置スイッチ(図示せず)にて商品取出口位置を検知するまで動作させることで、缶商品18を商品取出口16に払い出すことができる。
また、下部ローラ駆動モータ23を逆転させることで、商品押し出し部25が商品取出口16と反対方向(以下、原点位置方向という)へ移動する形で、原点位置方向に設けられた原点位置スイッチ(図示せず)にて原点位置を検知するまで動作させることで、原点位置に商品押し出し部25を移動させることができ、原点位置に商品押し出し部25がある場合に、更に逆転動作させることで、商品押し出し部25の右横に払い出された缶商品18を回転させることができる。
また、商品取出口16と誘導加熱装置17の間にシャッター部26が、誘導加熱装置17、下部ローラ22を保護する形で設けられ、シャッター開位置、シャッター閉位置にスイッチ(図示せず)、シャッターを上下移動させる駆動モータ(図示せず)にて構成されており、正転させることで、開方向へ移動し、シャッター開位置を検知するまで動作させることで、シャッター開状態することができる。
また、逆転させることで、開方向へ移動し、シャッター閉位置を検知するまで動作させることで、シャッター閉状態にすることができる。
また、販売動作は購入者がサンプル展示室13のサンプル缶を見て、購入したい缶商品18を決定し、金銭投入部15に硬貨を投入し、サンプル展示室13のしたに設けられた選択部13aにて商品を選択するなどの所定の操作を行うことで、選択部13aに対応した商品収容室11aから搬出手段18aにより缶商品18を下方に払い出す。シュート18bを滑り落ち、商品受台19に払い出される。
払い出された缶商品18は、下部ローラ22により払い出された缶商品18を回転させながら、誘導加熱コイル20により缶商品18の加熱を行い、加熱終了後、シャッター部26を正転させることでシャッターを開状態にし、下部ローラ22を正転させることにより、商品取出口16に缶商品18を払い出し、購入者は、缶商品18を取り出すことができる。
商品払い出し後、シャッター部26を逆転させることにより、シャッター閉状態にし、下部ローラ22を逆転させることにより、原点位置へ戻す。
図5は本発明の実施の形態1による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図6は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図5において、外扉開閉検知手段31は外扉12と本体11の開閉状態を検知し、外扉12の上部に設置されている。演算制御部30aは外扉開閉検知手段33にて外扉12が開状態から閉状態になったと検知した場合、シャッター部26を逆転動作させ、シャッター開状態にし、下部ローラ22を正転させ、缶商品18の払い出しを行い、シャッター部26を正転動作させ、シャッター閉状態にし、下部ローラ22を正転動作させ、原点に移動させる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
外扉開閉検知手段31にて外扉12が開状態から閉状態に変化したかを判定し(STEP1)、外扉12が開状態から閉状態に変化したと判定した場合に、シャッター部26を逆転動作させ、シャッター開状態にし(STEP2)、下部ローラ22を正転動作させ、商品取出口16に払い出し(STEP3)、シャッター部26を正転動作させ、シャッター閉状態にし(STEP4)、下部ローラ22を原点に移動させる(STEP5)。
以上のように、外扉12が開放動作され、外扉12が閉じられたとき、外扉開閉検知手段31の検知により商品押し出し部25が商品受台19の長手方向にそって、初期位置から排出方向へ移動し、再び初期位置まで戻る動作を行う。これによって、自動販売機管理者が外扉12を開けて、メンテナンスを行い商品受台19上に置き忘れた物や取り忘れた缶商品、また異物などを外部へ排除することができるので、次販売での缶商品の加熱を適正に行うことができ、故障を回避することができる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図8は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
なお実施の形態1と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図7において、演算制御部30bは商品加熱販売時、異物除去動作時でない待機状態かを判定し、待機状態と判定された場合に、シャッター部26が閉状態でないと検知した場合、シャッター部26を逆転動作させ、シャッター開状態にし、下部ローラ22を正転させ、缶商品18の払い出しを行い、シャッター部26を正転動作させ、シャッター閉状態にし、下部ローラ22を正転動作させ、原点に移動させる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
待機状態かを判定し(STEP1)、待機状態の場合にシャッター部26にてシャッター状態が閉でない状態に変化したかを判定し(STEP2)、シャッター部22が閉状態から閉状態に変化したと判定した場合に、シャッター部26を逆転動作させ、シャッター開状態にし(STEP3)、下部ローラ22を正転動作させ、商品取出口16に払い出し(STEP4)、シャッター部26を正転動作させ、シャッター閉状態にし(STEP5)、下部ローラ22を原点に移動させる(STEP6)。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、シャッター部が閉状態から開状態に変化した際にいたずらで異物が混入されたと判断し、払い出し動作を行うことで、いたずらで異物が混入された場合においても異物を払い出し、次販売で懸念される誘導加熱装置の故障を回避することができる。
(実施の形態3)
図9は本発明の実施の形態3による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図10は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図11は、同実施の形態による外扉の要部断面図である。
なお実施の形態2と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9において、商品取出口検知手段32は商品取出口16の開閉状態を検知する。演算制御部30cは商品販売時、異物除去時でない待機状態かを判定し、待機状態と判定された場合に、商品取出口検知手段32にて商品取出口16が開けられたことを検知し、シャッター部26にてシャッターが閉状態でないと検知した場合、商品取出口検知手段32により商品取出口16が閉じられたことを検知した際に、シャッター部26によりシャッター開状態にし、下部ローラ22により缶商品18の払い出しを行い、シャッター部26によりシャッター閉状態にし、下部ローラ22により原点に移動させる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
待機状態かを判定し(STEP1)、待機状態の場合に商品取出口検知手段32にて商品取出口16が開いているかを判定し(STEP2)、商品取出口16が開いていると判定した場合に、シャッター部26にてシャッターが閉でない状態に変化したかを判定し(STEP3)、シャッター部26が閉状態から開状態に変化したと判定した場合に、いたずらと判断する(STEP4)。
その後、商品取出口検知手段32にて商品取出口16が閉じられたかを判定し(STEP5)、商品取出口16が閉じられた場合にいたずらがあったかを判定し(STEP6)、いたずらがあった場合にはシャッター部26を逆転動作させ、シャッター開状態にし(STEP7)、下部ローラ22を正転動作させ、商品取出口16に払い出し(STEP8)、シャッター部26を正転動作させ、シャッター閉状態にし(STEP9)、下部ローラ22を原点に移動させる(STEP9)。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、商品取出口が開けられ、シャッター部が閉状態から閉状態に変化した際に、いたずらと判断し、商品取出口が閉じられた後に、異物の払い出し動作を行うことで、いたずら終了後に、異物の払い出しを行うことで、次販売で懸念される誘導加熱装置の故障を回避することができる。
また、商品取出口16を開閉自在に備えたフラップ21の回転軸21a近傍にはフラップ21の開閉動作を検知するフラップ開閉検知手段(実施の形態では光センサー100)が外扉12側に取り付けられ、透明樹脂製のフラップ21に光を常に発して、反射有無によって開閉検知するものである。
具体的には、フラップ21は回転軸21aより後方の自動販売機本体11方向に湾曲する湾曲部21bを形成して商品取出口16の前面を閉じるように構成されており、湾曲部21bへ光センサー100から光を照射することで、フラップ21の回動動作による湾曲部21bからの光の反射有無でフラップ21の開閉動作を検知している。
すなわち、光の反射を受光すればフラップ21は閉じていると判断し、光の反射が受光できなければ、フラップ21は開いていると判断する。
したがって、光センサー100によりフラップが開けられたと検知した場合、商品押し出し部材を初期位置から排出方向へ移動させることによって、異物の除去を行うことができる。
(実施の形態4)
図12は本発明の実施の形態4による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図13は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
なお実施の形態2と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図12において、異物検知手段33は誘導加熱装置17の商品受台19の付近に設けられ、商品受台19に缶商品18等があるかないかを判定する。異物検知手段33として光センサーを設置する場合は、商品受台19の上部に位置するように取付け、重量センサーの場合は図3の商品受台19の下面および傾斜面に取り付けられている。演算制御部30dは待機中に異物検知手段33にて商品受台19に缶商品18等があると検知した場合、シャッター部26によりシャッター開状態にし、下部ローラ22により払い出しを行い、シャッター部26によりシャッター閉状態にし、下部ローラ22により原点に移動させる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
待機中かどうかを判定し(STEP1)、待機中であれば、異物検知手段33にて商品受台19に缶商品18等の有無を判定し(STEP2)、缶商品18等があると検知した場合、シャッター部26によりシャッター開状態にし(STEP2)、下部ローラ22により缶商品18を商品取出口16に払い出し(STEP3)、シャッター部26によりシャッター閉状態にし(STEP4)、下部ローラ22を原点に移動させる(STEP5)。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、異物検知手段33によって、商品受台19上に残留缶商品や異物があるかを常に監視しているので、残留缶商品や異物等があった場合、商品押出し部25を可動させて払い出し動作を行うことで、確実に異物等を払い出し、次販売で懸念される誘導加熱装置の故障を回避することができる。
また安価に行うために、異物検知手段33を設置せず、商品押出し部25を定期的に所定時間おきに駆動させてもよい。これによって、定期的に可動させるので、センサー検知できない場合にも、異物を外部へ排出することができ、確実に商品受台19内の異物や残留缶商品を排除できる。
(実施の形態5)
図14は本発明の実施の形態5による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図15は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
なお実施の形態1と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図14において、演算制御部30eは選択部13a操作による販売動作があった場合、搬出手段18aにて缶商品18を搬出する前に、下部ローラ22により缶商品18の払い出し動作を行ってから、缶商品18を搬出させる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
販売指令があったかを判定し(STEP1)、商品選択ボタン13aによって販売指令があった場合、シャッター部26によりシャッター開状態にし(STEP2)、下部ローラ22により缶商品18を商品取出口16に払い出し(STEP3)、シャッター部26によりシャッター部26を閉じ(STEP4)、下部ローラ22を原点に移動させる(STEP5)。その後、搬出手段18aにて缶商品18を商品受台19に払い出させる(STEP6)。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、払い出し動作を行った後に缶商品を払い出すことで、販売中以外に異物検知を気にすることなく、販売開始時に異物等を払い出してから、缶商品の搬出を行うことができる。
(実施の形態6)
図16は本発明の実施の形態6による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図17は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
なお実施の形態1と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図16において、時間カウント手段34は時間をカウントする。演算制御部30fは下部ローラ22により缶商品18の払い出し動作を行う際、下部ローラ22、シャッター部26が正常に動作できなかった場合、所定時間経過後に、再度下部ローラ22を動作させ、異物除去を行うことにより、いたずらにより、異物除去動作を正常にできなかった場合、所定時間経過後にシャッター部26によりシャッター開状態にし、下部ローラ22により缶商品18の払い出しを行い、シャッター部26によりシャッター閉状態にし、下部ローラ22により原点に移動させる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
待機中かを判定し(STEP1)、待機中と判定された場合に、商品払い出し(下記STEP5〜STEP8動作同様)中に下部ローラ22が異常状態かどうかを判定し(STEP2)、異常でないと判定された場合、シャッター部26が異常状態かを判定し(STEP3)、シャッター部26が異常状態でないと判定された場合、何もせず終了する。下部ローラ22、シャッター部26が異常状態と判定された場合、時間カウント手段34により、所定時間経過したかを判定し(STEP4)、所定時間経過した場合に、シャッター部26によりシャッター開状態にし(STEP5)、下部ローラ22により缶商品18を商品取出口16に払い出し(STEP6)、シャッター部26によりシャッター閉状態にし(STEP7)、下部ローラ22を原点に移動させる(STEP8)。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、払い出し動作を行った後に正常に異物を払い出すことができなかった場合に、所定時間経過後に、再度払い出し動作をすることで、払い出し動作中のいたずらで正常に払い出し動作を行えなかった場合においても、所定時間経過後に再度払い出し動作を行うことができる。
また、商品押出し部25が動作し、待機している初期位置に商品押出し部25が戻らなかった場合は、商品受台19上の途中で商品押出し部25が停止したと異常判断し、誘導加熱による加熱商品の販売を停止することで、加熱運転の安全を確保することができる。
また、商品押出し部25の商品受台19と対面する部分に、商品受台19面に接するように掃除機能を持たせた掃除機能部材50(たとえばブラシ状部材)などを取り付けてもよい。これによって、実施の形態1から6の動作と同時に商品受台19面に付着する埃や虫などを除去することができ、異物の排除とともに、商品受台19面の掃除機能も備えることができ適温加熱を行えるとともに、加熱時に缶商品が回転するときに、埃や虫などの接触によって缶表面が傷つくのを低減することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は外部へ強制的に排除する制御によって、異物の混入を防ぐことができるので、自動販売機や携帯用誘導加熱装置などにも適用できる。
本発明の実施の形態1を示す缶商品の誘導加熱装置を備えた自動販売機の正面図 同実施の形態の自動販売機の縦断面図 同実施の形態の自動販売機における缶商品の誘導加熱装置の側面図 同実施の形態の自動販売機における缶商品の誘導加熱装置の斜視図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3による自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態による外扉の要部断面図 本発明の実施の形態4による自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5による自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6による自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
11 自動販売機本体
11a 商品収納室
12 外扉(扉)
16 商品取出口
17 誘導加熱装置
18 缶商品
18a 搬出手段
19 商品受台
20 誘導加熱コイル
21 フラップ
25 商品押し出し部
26 シャッター部
30a,30b,30c,30d,30e,30f 演算制御部
31 外扉開閉検知手段
32 商品取出口検知手段
33 異物検知手段
34 時間カウント手段
50 掃除機能部材
100 光センサー(フラップ開閉検知手段)

Claims (5)

  1. 本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、前記外扉に扉の開閉を検知する外扉開閉検知手段と、前記誘導加熱装置による加熱終了後に前記缶商品を商品取出口へ払い出す商品押し出し部とを備え、前記外扉開閉検知手段により外扉が閉じられたことを検知した時、前記商品受台上を前記商品押し出し部によって押し出し動作させることを特徴とする自動販売機。
  2. 販売待機時および加熱運転時に、誘導加熱装置と商品取出口との間を遮断するシャッターを前記誘導加熱装置に備え、前記シャッターが開いていると検知された場合、商品受台上を記商品押し出し部によって押出し動作させることを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
  3. 商品取出口の前面開口部を覆うフラップの開閉を検知するフラップ開閉検知手段を備え、販売待機時に前記フラップ開閉検知手段により前記フラップが開閉動作されたと検知した場合、商品押し出し部を動作させることを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
  4. 本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、加熱終了後に缶商品を外部へ払い出させる商品押し出し部を備え、販売待機時は前記商品受台上を所定時間ごとに前記商品押し出し部を可動させることを特徴とする自動販売機。
  5. 本体の前面開口部を覆う外扉と、前記本体内に収納された缶商品を前記外扉に取付けられた誘導加熱装置へ搬送して、前記缶商品を倒置姿勢で商品受台上に受容し自転式に回転させながら誘導加熱コイルによって加熱を行う自動販売機において、加熱終了後に缶商品を外部へ払い出させる商品押し出し部を備え、前記商品押し出し部の前記商品受台に対面する部分に前記商品受台に接するように掃除機能部材を備えたことを特徴とする自動販売機。
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