JP4059091B2 - 自動販売機の商品表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、指令信号に起因して、複数の商品情報があらわされた帯状の表示体を所定量だけ移動させ、前記商品情報を任意のパターンで表示する自動販売機の商品表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金銭が投入されることにより自動的に所望の商品、例えば飲料やたばこ等を販売する自動販売機は、多種多様なものが開発されており、商品購入の手軽さや管理の容易さ、僅かな設置面積、販売に要する人件費の削減等の理由により、各地に数多く普及している。
【0003】
図9および図10は、それぞれ一般的な自動販売機の構成を示したものであり、図9は正面図であり、図10は斜視図である。これら図9および図10において、自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1を備えている。
【0004】
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1の内部には、図示はしないが、複数の独立した収容庫が左右に並設してある。これら収容庫は、飲料缶やペットボトルを所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各収容庫には、それぞれの上方部にコラム状のラック(図示せず)が配設してある一方、下方部に熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器の駆動により、ラックに収容した飲料缶やペットボトルを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
【0005】
上記自動販売機には、本体キャビネット1の一側縁部に扉体2を設けてある。扉体2は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのもので、内扉2a、中扉2bおよび外扉2cを備えて構成してある。内扉2aは、本体キャビネット1に設けた収容庫の前面を覆うに十分な大きさを有したものである。図示の例では、内扉2aを上下に分割し、それぞれを個別に開閉できるようにしてある。
【0006】
中扉2bは、内扉2aの前面側に配設したものである。この中扉2bには、その前面側上部に販売商品のサンプル(以下、商品サンプルともいう)3を左右に並べて一列に載置した商品サンプルステージ4が上下方向に複数段(図示の例では3段)に並べて配設してある。また、中扉2bには、その前面側下部に電照板7が配設してある。
【0007】
外扉2cは、本体キャビネット1の前面開口を覆うに十分な大きさを有したものである。この外扉2cには、その前面側にディスプレイウィンドウ5、商品選択ボタン6、硬貨投入口8、紙幣挿入口9、一体表示器10、硬貨返却口11、商品取出口12が設けてある。一方、外扉2cの後面側には、硬貨処理機13、硬貨回収箱14、紙幣処理機15が設けてある。
【0008】
ディスプレイウィンドウ5は、中扉2bに配置した商品サンプル3(商品サンプルステージ4)および電照板7を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン6は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、ディスプレイウィンドウ5を通じて視認される商品サンプル3毎に用意してある。硬貨投入口8は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口8を通じて投入された硬貨は、硬貨処理機13においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱14に収容されることになる。紙幣挿入口9は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口9を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理機15においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口9は、紙幣処理機15において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。一体表示器10は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口11は、硬貨処理機13において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口12は、ラックから払い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
【0009】
上記商品サンプルステージ4には、その前面に開口する表示窓4aが各商品サンプル3に対応して形成してある。この商品サンプルステージ4の内部には、図示はしないが、特許文献1に掲載されているように、左右一対の巻取ドラムに帯状の表示体が巻きつけられている。この表示体は、例えば透光性のフィルムからなり、その長手方向に「あったかーい」、「つめたーい」の文字、あるいは赤色(暖色)、青色(寒色)に色分けされた冷温に関する情報(以下、冷温情報ともいう)が複数あらわされているとともに、該冷温情報が表示窓4aを通じて臨むように配置されている。そして、一対の巻取ドラムには、該巻取ドラムを回転させるための駆動源となるモータが連結してある。このモータは、その動作が商品サンプルステージ4毎に装着された商品表示装置により制御されるものである。商品表示装置は、自動販売機の動作を総括的に制御する主制御部(図示せず)からの指令信号に基づき、それぞれの収容庫の温度状態に応じて、モータを駆動させて表示体を所定量だけ移動させることにより、各収容庫内の商品に対応する商品サンプル3の冷温表示を自動的に変更するものである。
【0010】
【特許文献1】
特開平6−103448号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、冷温表示を自動的に変更する場合には、所定量だけ移動した表示体の冷温情報が、表示窓4aを通じて適切に表示されなければ、利用者は、購入しようとする商品に応じた商品サンプル3の冷温状態を正確に認識することが困難になる。そのため、上記のような商品表示装置には、表示体の冷温情報が移動前および移動後においても表示窓4aを通じて適切に表示できることが強く望まれている。また、仮に表示体の移動中等において例えば停電等により電源がオフになった場合に、再度電源がオンになった後には、該表示体を所定量だけ移動させて該冷温情報を適切に表示させる必要がある。尚、ここでは、複数の冷温情報があらわされた表示体を自動的に移動させる商品表示装置について説明したが、かかるものに限定される必要はなく、例えば販売価格等の商品に関する情報(商品情報)が複数あらわされた表示体を自動的に移動させる商品表示装置についても同様のことが望まれている。
【0012】
本発明は、上記実情に鑑みて、表示体にあらわされた複数の商品情報を適切、かつ確実に表示することができる商品表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る商品表示装置は、指令信号に起因して、複数の商品情報があらわされた帯状の表示体を所定量だけ移動させ、前記商品情報を任意のパターンで表示する自動販売機の商品表示装置において、前記表示体を移動させるための駆動手段と、前記表示体に予め設けられた原点を検出する原点検出手段と、前記表示体の原点からの移動量を検出する移動量検出手段と、前記指令信号が与えられた場合に前記駆動手段を通じて前記表示体を移動させ、前記原点検出手段が前記表示体の原点を検出した時点で前記表示体の移動を一旦停止させ、その後に前記駆動手段を通じて前記表示体を再度移動させ、前記移動量検出手段により検出された検出移動量が前記指令信号において指令された指令移動量に達した時点で前記表示体の移動を停止させる端末制御部とを備えたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項2に係る商品表示装置は、上記の請求項1において、前記指令移動量の大きさに応じて、前記表示体を移動させる方向を決定する移動方向決定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項3に係る商品表示装置は、上記の請求項1または請求項2において、前記表示体の移動中に新たな指令信号が発せられた場合に、この指令信号における指令移動量と、該指令信号が発せられた時点における前記検出移動量との差分を演算する演算手段を備え、前記端末制御部は、前記差分の大きさに応じて前記表示体をそのままの方向に、あるいはこれとは反対の方向に向かって前記駆動手段を通じて移動させ、前記移動量検出手段が前記時点より新たに検出した検出移動量が前記差分の絶対値に相当する量に達したときに、前記表示体の移動を停止することを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項4に係る商品表示装置は、上記の請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記表示体の移動開始時点から一定時間が経過するまでの間に、前記原点検出手段による原点の検出、または前記移動量検出手段による移動量の検出が行われなかった場合には、異常が発生したものと判断してその旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品表示装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る商品表示装置の適用対象となる自動販売機の要部の構成を示すブロック図である。尚、以下において、図9および図10における自動販売機と同一の構成を有するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。この図1において、自動販売機は、主制御部20と、基本動作制御部30と、商品表示装置40とを備えて構成してある。主制御部20は、例えばROMやRAM等のメインメモリ21に格納されたプログラムおよびデータに基づいて自動販売機の動作を統括的に制御するものである。
【0019】
基本動作制御部30は、商品の販売に関わる制御を行うもので、金銭処理部31と、ボタン管理部32と、商品収容管理部33とを有してある。金銭処理部31は、硬貨投入口8および紙幣挿入口9において投入された金銭の合計額を算出する処理を行うものである。ボタン管理部32は、商品選択ボタン6を操作可能状態にし、この商品選択ボタン6が利用者により押された場合にその旨を出力するものである。商品収容管理部33は、本体キャビネット1内の収容庫に収容された商品を管理するものである。より詳細に説明すると、基本動作制御部30は、金銭処理部31を通じて算出された投入金銭の合計額が商品販売価格に達した場合に、ボタン管理部32を通じて商品選択ボタン6を操作可能状態にする。その後、利用者によって商品選択ボタン6が押された場合に、商品収容管理部33を通じて該商品選択ボタン6に対応する商品を払い出す処理を主機能とするものである。
【0020】
商品表示装置40は、商品サンプルステージ毎に対応して設けてある。図2は、本発明の実施の形態1に係る商品表示装置の構成を示したブロック図である。この図2において、商品表示装置40は、端末制御部41と、モータ駆動制御部42と、マイクロスイッチ43と、回転数検出センサ44と、異常検知部45と、報知部46と、移動方向決定部47とを備えて構成してある。
【0021】
端末制御部41は、装置用メモリ48に格納されたプログラムおよびデータに基づいて商品表示装置40の動作を統括的に制御するものである。具体的には、端末制御部41は、入/出力インターフェース49を通じて主制御部20から入力した指令信号に起因して、後述する動作を制御するものである。ここに、主制御部20からの指令信号は、動作開始のための指令と、後述する原点からの移動量(以下、指令移動量ともいう)に関する情報とを含んだ信号である。
【0022】
モータ駆動制御部42は、モータ50の駆動を制御するものである。このモータ50は、図3に示すように、商品サンプルステージ4の内部に配設された駆動プーリ51を回転させるための駆動源となるものである。また、モータ50は、正逆回転可能なものであり、これにより、駆動プーリ51は正転方向および逆転方向に回転可能である。ここに、図3は、商品サンプルステージの平面図である。この図3において、商品サンプルステージ4の内部には、上述の駆動プーリ51と、複数(図示の例では3つ)の従動プーリ52,53,54とが配設され、これら駆動プーリ51および従動プーリ52,53,54には、図4に示すような無端状の表示体60が架け渡してある。この表示体60は、例えば透光性のフィルムからなり、その長手方向に「あったかーい」、「つめたーい」の文字、および赤色(暖色)、青色(寒色)に色分けされた冷温情報があらわされている。また、この表示体60には、その下部に複数の丸孔部61と、一つの長孔部62とが形成してある。丸孔部61の一部は、駆動プーリ51に設けられた突起部51aと係合してある。そして、表示体60は、駆動プーリ51が正転方向に回転することにより、図3中の矢印方向(以下、一の方向ともいう)に移動する一方、駆動プーリ51が逆転方向に回転することにより、該一の方向とは反対となる方向に移動するものである。
【0023】
マイクロスイッチ43は、駆動プーリ51の近傍に配設してあり、表示体60の長孔部62を検出するものである。この長孔部62は表示体60の原点となるものであり、マイクロスイッチ43は、表示体60の原点を検出する原点検出手段である。そして、このマイクロスイッチ43の検出領域に長孔部62が位置するときには、各表示窓4aから「つめたーい」の文字が適切に表示されるよう、該マイクロスイッチ43と表示体60との位置関係が調整してある。
【0024】
回転数検出センサ44は、駆動プーリ51の回転数を検出するものである。この駆動プーリ51と表示体60との関係は、駆動プーリ51が一回転すると、表示体60は一表示分だけ移動するように予め調整してある。ここに、表示体60の一表示分とは、「つめたーい」または「あったかーい」の文字の一つ分のことをいう。そのため、例えば一の表示窓4aから「つめたーい」の文字が表示されている場合に、駆動プーリ51をちょうど一回転させることにより、この「つめたーい」の文字は、該一の表示窓4aに隣接する表示窓4aから表示されることになる。従って、回転数検出センサ44は、表示体60の移動量を検出する移動量検出手段である。ここで、回転数検出センサ44により検出された駆動プーリ51の回転数、すなわち表示体60の移動量(以下、検出移動量ともいう)は、装置用メモリ48に格納される。
【0025】
異常検知部45は、詳細は後述するが、モータ駆動制御部42がモータ50を駆動させた時点から一定の原点検出許容時間t1が経過するまでの間に、マイクロスイッチ43による長孔部62の検出が行われなかった場合には、異常が発生したものと判断してその旨を端末制御部41に出力する。また、異常検知部45は、詳細は後述するが、モータ駆動制御部42が原点検出後に再びモータ50を駆動させた時点から一定の回転数検出許容期間t2が経過するまでの間に、回転数検出センサ44による駆動プーリ51の回転数の検出が行われなかった場合には、異常が発生したものと判断してその旨を端末制御部41に出力するものである。報知部46は、例えばブザー音等により異常発生を報知するものである。
【0026】
移動方向決定部47は、主制御部20からの指令信号における指令移動量の大きさと、予め装置用メモリ48に格納された閾値とを比較し、表示体60の移動方向を、該指令移動量の大きさが該閾値以下となると判断した場合には一の方向に決定する一方、該指令移動量の大きさが該閾値を超えるものと判断した場合には上記一の方向とは反対の方向に決定するものである。つまり、移動方向決定部47は、指令移動量の大きさに応じて表示体60の移動方向を、表示体60の原点からの移動量が少なくなる方向に決定するものである。
【0027】
上記のように構成した本発明の実施の形態1に係る商品表示装置40は、次のようにして動作を行う。図5は、本発明の実施の形態1に係る商品表示装置の端末制御部が実施する処理内容を示したフローチャートである。
【0028】
商品表示装置40の端末制御部41は、入/出力インターフェース49を通じて自動販売機の主制御部20から指令信号を入力したか否かを確認する(ステップS101)。端末制御部41は、指令信号を入力したことを確認した場合には、該指令信号に含まれる指令移動量を演算し(ステップS102)、その後、モータ駆動制御部42を通じてモータ50を駆動させる(ステップS103)。
【0029】
端末制御部41は、モータ50を駆動させた後、異常検知部45を通じて一定の原点検出許容期間t1にマイクロスイッチ43が表示体60の長孔部(原点)62を検出したか否かを確認する(ステップS104,ステップS105)。端末制御部41は、原点検出許容期間t1にマイクロスイッチ43が長孔部62を検出したことを確認した場合には、モータ駆動制御部42を通じてモータ50の駆動を停止させる(ステップS106)。これにより、自動販売機の商品サンプルステージ4の各表示窓4aからは、「つめたーい」の文字が表示されることになる。一方、端末制御部41は、原点検出許容期間t1にマイクロスイッチ43が長孔部62を検出したことを確認できない場合には、後述するステップS112の処理を行う。
【0030】
端末制御部41は、上記ステップS106においてモータ50の駆動を停止させた後、移動方向決定部47を通じて上記ステップS102で演算した指令移動量の大きさを判断し、表示体60の移動方向を決定する(ステップS107)。その後、端末制御部41は、再度モータ駆動制御部42を通じてモータ50を駆動させ(ステップS108)、異常検知部45を通じて一定の回転数検出許容期間t2に回転数検出センサ44が駆動プーリ51の回転数、すなわち表示体60の移動量を検出したか否かを確認する(ステップS109,ステップS110)。
【0031】
端末制御部41は、回転数検出許容期間t2に回転数検出センサ44が駆動プーリ51の回転数を検出したことを確認した場合には、その回転数、すなわち検出移動量が上記ステップS102で演算した指令移動量に達したか否かを判断する(ステップS111)。一方、端末制御部41は、回転数検出許容期間t2に回転数検出センサ44が駆動プーリ51の回転数を検出したことを確認できない場合には、異常発生と判断し、報知部46を通じて異常が発生した旨を報知する(ステップS112)。その後、端末制御部41は、モータ駆動制御部42を通じてモータ50の駆動を停止させ(ステップS113)、入/出力インターフェース49を通じて異常が発生した旨を異常発生信号として主制御部20に出力する(ステップS114)。これにより、今回の処理を終了する。
【0032】
端末制御部41は、上記ステップS111において、検出移動量が指令移動量に達したと判断した場合には、モータ駆動制御部42を通じてモータ50の駆動を停止させ(ステップS115)、これにより、表示体60の移動は停止する。その結果、所望のパターンの商品情報が表示窓4aを通じて表示されることになる。
【0033】
そして、端末制御部41は、入/出力インターフェース49を通じて表示体60の移動が完了した旨を移動完了信号として主制御部20に出力する(ステップS116)。これにより、今回の処理を終了する。
【0034】
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る商品表示装置40によれば、主制御部20からの指令信号に起因して表示体60を移動させる場合に、該表示体60の長孔部62の検出、すなわち原点の検出を行い、その後、回転数検出センサ44により原点からの表示体60の移動量を検出する。そして、検出移動量が指令移動量に達したときに表示体60の移動を停止する。このように、表示体60の長孔部(原点)62を検出した後に該表示体60を指令移動量だけ移動させるので、該表示体60にあらわされた文字を適切、かつ確実に表示窓4aを通じて表示させることができる。また、表示体60の移動中に停電等により電源がオフになった場合でも、電源がオンになった後に、表示体60の長孔部(原点)62を検出して該表示体60を指令移動量だけ移動させるので、該表示体60にあらわされた文字を適切、かつ確実に表示窓を通じて表示させることができる。
【0035】
更に、実施の形態1に係る商品表示装置40によれば、移動方向決定部47が、指令移動量の大きさに応じて表示体60の移動方向を、原点からの移動量が少なくなる方向に決定するので、表示体60を指令移動量だけ移動させるのに要する時間を十分に短いものとすることができる。
【0036】
以上、本発明の実施の形態1に係る商品表示装置について説明したが、本発明においては種々の変更を行うことができる。例えば、上述の商品表示装置40は次のように動作をしてもよい。すなわち、上記ステップS104,ステップS105において、商品表示装置40の端末制御部41は、異常検知部45を通じて一定の原点検出許容期間t1にマイクロスイッチ43が表示体60の長孔部62を検出した場合には、モータ50の駆動を停止させずに、移動方向決定部47を通じて表示体60の移動方向を決定する処理(ステップS107)を行ってもよい。つまり、ステップS107の処理を残して、ステップS106およびステップS108の処理を削除してもよい。これによっても、表示体60にあらわされた文字を適切、かつ確実に表示窓4aを通じて表示させることができる。
【0037】
また、上述のモータ50は正逆回転可能なものであったが、本発明では一方向にのみ回転可能なモータを用いることもできる。このような一方向にのみ回転可能なモータを用いた商品表示装置であれば次のような動作をする。すなわち、上記ステップS104,ステップS105において、商品表示装置40の端末制御部41は、異常検知部45を通じて一定の原点検出許容期間t1にマイクロスイッチ43が表示体60の長孔部62を検出した場合には、該モータの駆動を停止させずに、異常検知部45を通じて一定の回転数検出許容期間t2に回転数検出センサ44が駆動プーリ51の回転数を検出したか否かを確認する処理(ステップS109,ステップS110)を行う。つまり、上記のステップS106、ステップS107およびステップS108の処理を削除することができる。
【0038】
そして、端末制御部41は、検出移動量が指令移動量に達したと判断した場合には、モータ駆動制御部42を通じて該モータの駆動を停止させ、これにより、表示体60の移動は停止する。その結果、所望のパターンの商品情報が表示窓4aを通じて表示されることになる。このように、一方向にのみ回転可能なモータを用いた場合には、上記ステップS106およびステップS108の処理に加え、移動方向を決定するステップS107の処理を削除しても上述の実施の形態1を達成することができる。この場合には、移動方向決定部47(図2参照)も不要になる。
【0039】
<実施の形態2>
図6は、本発明の実施の形態2に係る商品表示装置の構成を示したブロック図である。尚、上述の実施の形態1に係る商品表示装置40と同一の構成を有するものは、同一の符号を付してその説明を省略する。この図6において、商品表示装置40′は、上記の商品表示装置40に演算部70を備えて構成してある。演算部70は、指令信号における指令移動量と、回転数検出センサ44の検出移動量との差分を演算するものである。
【0040】
移動方向決定部47′は、上述の実施の形態1に係る商品表示装置40で説明した機能を有するとともに次のような機能を有する。つまり、移動方向決定部47′は、演算部70で演算された差分の正負に応じて、表示体60の移動方向を、一の方向に、あるいはこれとは反対の方向に決定するものである。より詳細には、差分が正となる場合には、表示体60の移動方向を該表示体60がそれまで移動してきた方向に決定する一方、差分が負となる場合には、表示体60の移動方向を該表示体60がそれまで移動してきた方向とは反対の方向に決定するものである。
【0041】
このような構成を有する実施の形態2に係る商品表示装置40′は、次のようにして動作を行う。図7は、本発明の実施の形態2に係る商品表示装置の端末制御部が実施する処理内容を示したフローチャートである。尚、図5において示した実施の形態1に係る商品表示装置の端末制御部41が実施する処理内容と同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
【0042】
商品表示装置40′の端末制御部41は、上記ステップS109において回転数検出センサ44が駆動プーリ51の回転数を検出した場合には、主制御部20から新たに指令信号が発せられたか否か、すなわち入/出力インターフェース49を通じて新たに指令信号が入力されたか否かを確認する(ステップS201)。端末制御部41は、指令信号を入力したことを確認した場合には、該指令信号に含まれる指令移動量を演算して(ステップS202)、モータ駆動制御部42を通じてモータ50の駆動を停止させ(ステップS203)、この時点、すなわち新たな指令信号を入力した時点における表示体60の検出移動量を確認する(ステップS204)。
【0043】
そして、端末制御部41は、演算部70を通じて上記ステップS202で演算した指令移動量と、上記ステップS204で確認した検出移動量との差分を演算する(ステップS205)。端末制御部41は、差分を演算した後、移動方向決定部47′を通じて差分の正負に応じて、表示体60の移動方向を決定する(ステップS206)。その後、端末制御部41は、再度モータ駆動制御部42を通じてモータ50を駆動させ(ステップS207)、回転数検出センサ44が新たに検出した駆動プーリ51の回転数、すなわち検出移動量が上記ステップS205で演算した差分の絶対値に相当する量(以下、差分量ともいう)に達したか否かを判断する(ステップS208)。
【0044】
端末制御部41は、検出移動量が差分量に達したと判断した場合には、モータ駆動制御部42を通じてモータ50の駆動を停止させ(ステップS115)、これにより、表示体60の移動は停止する。その結果、所望のパターンの商品情報が表示窓4aを通じて表示されることになる。
【0045】
そして、端末制御部41は、入/出力インターフェース49を通じて表示体60の移動が完了した旨を移動完了信号として主制御部20に出力する(ステップS116)。これにより、今回の処理を終了する。
【0046】
以上説明したように、本発明の実施の形態2に係る商品表示装置40′によれば、表示体60の移動中に主制御部20からの新たな指令信号を入力した場合には、演算部70が、新たな指令信号における指令移動量と、新たな指令信号を入力した時点における検出移動量との差分を演算し、回転数検出センサ44が新たに検出した検出移動量が差分量に達したときに表示体60の移動を停止する。このように、主制御部20から新たな指令信号を入力した場合に、再び表示体60の原点を検出して該表示体60を移動させずに、演算部70で差分を演算し、その差分量だけ表示体60を移動させるので、表示体60の移動に要する時間を十分に短いものとすることができる。
【0047】
また、実施の形態2に係る商品表示装置40′によれば、移動方向決定部47′が演算部70で演算した差分の正負に応じて表示体60の移動方向を決定するので、表示体60の移動に要する時間を更に十分に短いものとすることができる。
【0048】
以上、本発明の実施の形態2に係る商品表示装置について説明したが、本発明においては種々の変更を行うことができる。例えば、図7ではステップS109から示してあるが、上述の実施の形態1で述べたように、ステップS107の処理を残して、ステップS106およびステップS108の処理を削除してもよい。また、ステップS202において新たな指令信号に含まれる指令移動量を演算した後に、商品表示装置40′の端末制御部41は、モータ50の駆動を停止させずに、新たな指令信号を入力した時点における表示体60の検出移動量を確認する処理(ステップS204)を行ってもよく、更に、ステップS206において表示体60の移動方向を決定した後に、回転数検出センサ44が新たに検出した駆動プーリ51の回転数が差分量に達したか否かを判断する処理(ステップS208)を行ってもよい。つまり、ステップS203およびステップS207の処理を削除してもよい。これによっても、表示体60にあらわされた文字を適切、かつ確実に表示窓4aを通じて表示させることができる。
【0049】
また、上述のモータ50は正逆回転可能なものであったが、本発明では一方向にのみ回転可能なモータを用いることもできる。このような一方向にのみ回転可能なモータを用いた商品表示装置であれば次のような動作をする。すなわち、上述の実施の形態1で述べたように、ステップS106、ステップS107およびステップS108の処理を削除することができる。そして、端末制御部41は、ステップS202において新たな指令信号に含まれる指令移動量を演算した後に、該モータの駆動を停止させずに、新たな指令信号を入力した時点における表示体60の検出移動量を確認する処理(ステップS204)を行い、更に、ステップS205において差分を演算した後に、回転数検出センサ44が新たに検出した駆動プーリ51の回転数が差分量に達したか否かを判断する処理(ステップS208)を行う。つまり、ステップS203、ステップS206およびステップS207の処理を削除することができる。
【0050】
そして、端末制御部41は、上記ステップS208において、検出移動量が差分量に達したと判断した場合には、モータ駆動制御部42を通じて該モータの駆動を停止させ(ステップS115)、これにより、表示体60の移動は停止する。その結果、所望のパターンの商品情報が表示窓4aを通じて表示されることになる。このように、一方向にのみ回転可能なモータを用いた場合には、上記ステップS106、ステップS108、ステップS203およびステップS207の処理に加え、移動方向を決定するステップS107およびステップS206の処理を削除しても上述の実施の形態2を達成することができる。この場合には、移動方向決定部47′(図6参照)も不要になる。
【0051】
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施の形態1および実施の形態2においては、表示体60は、商品の冷温情報をあらわしたものであったが、本発明はこれに限定されず、例えば販売価格等があらわされたものであってもよい。
【0052】
また、上記実施の形態1および実施の形態2においては、原点検出手段としてマイクロスイッチ43を適用し、移動量検出手段として回転数検出センサ44を適用したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、原点検出手段および回転数検出手段として光電スイッチ80を用いてもよい。このような光電スイッチ80を用いれば、長孔部(原点)62と丸孔部61とでは、光の透過時間が、すなわち該光電スイッチ80がオンになる時間が異なる。より具体的には、原点となる長孔部62の方が丸孔部61よりも光電スイッチ80がオンになる時間が長くなる。そのため、このような光電スイッチ80を用いることにより、長孔部62を検出して原点検出を行い、しかも検出する丸孔部61の数に応じて表示体60の移動量の検出を行うことができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、指令信号に起因して表示体を移動させる場合に、原点検出手段により表示体の原点の検出を行い、移動量検出手段により原点からの移動量を検出するので、表示体にあらわされた複数の商品情報を適切、かつ確実に表示させることができる。特に、表示体の原点を検出した後に該表示体を指令移動量だけ移動させるので、該表示体にあらわされた文字を適切、かつ確実に表示させることができる。また、表示体の移動中に停電等により電源がオフになった場合でも、電源がオンになった後に、表示体の原点を検出して該表示体を指令移動量だけ移動させるので、該表示体にあらわされた文字を適切、かつ確実に表示窓を通じて表示させることができる。
【0054】
また、請求項2に記載の発明によれば、移動方向決定手段が指令移動量の大きさに応じて表示体を移動させる方向を決定するので、該表示体を指令移動量だけ移動させるのに要する時間を十分に短いものとすることができる。
【0055】
また、請求項3に記載の発明によれば、表示体の移動中に新たな指令信号が発せられた場合には、演算手段が、該指令信号における指令移動量と、該指令信号が発せられた時点における検出移動量との差分を演算する。また、駆動手段が、移動量検出手段が新たに検出した検出移動量が差分量に達したときに表示体の移動を停止する。従って、新たな指令信号が発せられた場合に、再び表示体の原点を検出して該表示体を移動させずに、演算手段で差分を演算し、その差分量だけ表示体を移動させるので、表示体の移動に要する時間を十分に短いものとすることができる。
【0056】
また、請求項4に記載の発明によれば、表示体の移動開始時点から一定時間が経過するまでの間に、原点の検出、あるいは移動量の検出が行われなかった場合に、報知手段が異常発生を報知するので、ルートマン等が商品表示装置の故障を早期に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る商品表示装置の適用対象となる自動販売機の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る商品表示装置の構成を示したブロック図である。
【図3】商品サンプルステージの平面図である。
【図4】表示体の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る商品表示装置の端末制御部が実施する処理内容を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る商品表示装置の構成を示したブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る商品表示装置の端末制御部が実施する処理内容を示したフローチャートである。
【図8】本発明の変形例を一例を示した斜視図である。
【図9】一般的な自動販売機の構成を示した正面図である。
【図10】一般的な自動販売機の構成を示した斜視図である。
【符号の説明】
40,40′ 商品表示装置
41 端末制御部
42 モータ駆動制御部
43 マイクロスイッチ
44 回転数検出センサ
45 異常検知部
46 報知部
47 移動方向決定部
48 装置用メモリ
49 入/出力インターフェース
Claims (4)
- 指令信号に起因して、複数の商品情報があらわされた帯状の表示体を所定量だけ移動させ、前記商品情報を任意のパターンで表示する自動販売機の商品表示装置において、
前記表示体を移動させるための駆動手段と、
前記表示体に予め設けられた原点を検出する原点検出手段と、
前記表示体の原点からの移動量を検出する移動量検出手段と、
前記指令信号が与えられた場合に前記駆動手段を通じて前記表示体を移動させ、前記原点検出手段が前記表示体の原点を検出した時点で前記表示体の移動を一旦停止させ、その後に前記駆動手段を通じて前記表示体を再度移動させ、前記移動量検出手段により検出された検出移動量が前記指令信号において指令された指令移動量に達した時点で前記表示体の移動を停止させる端末制御部と
を備えたことを特徴とする自動販売機の商品表示装置。 - 前記指令移動量の大きさに応じて、前記表示体を移動させる方向を決定する移動方向決定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品表示装置。
- 前記表示体の移動中に新たな指令信号が発せられた場合に、この指令信号における指令移動量と、該指令信号が発せられた時点における前記検出移動量との差分を演算する演算手段を備え、
前記端末制御部は、前記差分の大きさに応じて前記表示体をそのままの方向に、あるいはこれとは反対の方向に向かって前記駆動手段を通じて移動させ、前記移動量検出手段が前記時点より新たに検出した検出移動量が前記差分の絶対値に相当する量に達したときに、前記表示体の移動を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機の商品表示装置。 - 前記表示体の移動開始時点から一定時間が経過するまでの間に、前記原点検出手段による原点の検出、または前記移動量検出手段による移動量の検出が行われなかった場合には、異常が発生したものと判断してその旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機の商品表示装置。
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