JPH0729056A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH0729056A
JPH0729056A JP17056093A JP17056093A JPH0729056A JP H0729056 A JPH0729056 A JP H0729056A JP 17056093 A JP17056093 A JP 17056093A JP 17056093 A JP17056093 A JP 17056093A JP H0729056 A JPH0729056 A JP H0729056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
product
vending machine
commodity
commodities
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17056093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kazahaya
雅之 風早
Yukio Endo
行雄 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP17056093A priority Critical patent/JPH0729056A/ja
Publication of JPH0729056A publication Critical patent/JPH0729056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の温度を体感として確認しながら、好み
の温度状態の商品を確実に購入することができる自動販
売機を提供することを目的とする。 【構成】 商品Aを加温または冷却して販売する自動販
売機1において、販売する商品Aの温度を検出する温度
検出手段12と、自動販売機1の表面に設けられた接触
部17を有し、接触部17の温度を変更可能に構成され
た温度可変部材15と、温度可変部材15の温度を、温
度検出手段12により検出された、販売する商品Aの温
度と同一の温度になるように制御する制御部24とを備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品を加温または冷却
して販売する、缶飲料などの自動販売機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動販売機として、例え
ば、実開平3−113482号公報に開示されたものが知られ
ている。この自動販売機は、商品を収納する商品収納庫
内の温度を検出する温度センサと、温度センサにより検
出された検出温度を表示する表示器とを備えており、表
示器に表示された数値で庫内温度を購入者に知らせ、そ
れにより、商品の加温または冷却が不足している場合
に、なまぬるい商品を購入者に了解なく提供するのを防
止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、購入者は、購
入しようとする商品の好みの温度や許容できる温度範囲
を、感覚としてはわかっていても、正確な数値としては
知らないのが通常である。したがって、上述の自動販売
機のように庫内温度を単に数値で表示しただけでは、そ
の数値と購入者の温度感覚との間のずれにより、自分の
好まないなまぬるい商品を購入するという事態が生じて
しまう。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、商品の温度を体感として確認
しながら、好みの温度状態の商品を確実に購入すること
ができる自動販売機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、商品を加温または冷却して販売する自動
販売機において、販売する商品の温度を検出する温度検
出手段と、自動販売機の表面に設けられた接触部を有
し、接触部の温度を変更可能に構成された温度可変部材
と、温度可変部材の温度を、温度検出手段により検出さ
れた、販売する商品の温度と同一の温度になるように制
御する制御部とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】この自動販売機によれば、温度可変部材の接触
部が自動販売機の表面に設けられるとともに、接触部の
温度は、温度検出手段により検出された、販売商品の温
度と同一の温度になるように、制御部によって制御され
る。したがって、商品の購入者は、商品の購入に先立
ち、温度可変部材の接触部に、例えば指先で触れること
により、購入しようとする商品の温度を、体感として直
接的に、したがって的確に判断することができ、意図し
ない温度の商品を購入することがなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を適用した自動販売機の好まし
い実施例を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
この自動販売機は、缶コーヒーや缶ジュースなどの缶飲
料を、設定温度に加温または冷却して販売するものであ
り、図4は、自動販売機の正面図、図5は、その内部構
成を模式的に示す側面図である。
【0008】これらの図に示すように、自動販売機1
は、自動販売機本体2と、これを開閉するメインドア3
とを有している。自動販売機本体2には商品収納庫4が
形成され、この商品収納庫4は、4種の商品(缶飲料)
Aをストックする4個のコラム5を備えた4連構造の商
品収納ラック6を、左右方向に3列並べて構成され、計
12種の商品Aが販売可能である。各コラム5には、同
種の商品Aを上下方向に多数ストックするとともに、商
品Aを順次送り出すための、例えばサーペンタイン式の
商品通路7が形成されている。商品Aは、商品通路7内
でのストック中、図示しない加温装置または冷却装置に
よって、設定温度になるように加温または冷却される。
【0009】また、各商品通路7の下端には商品払出し
口8が形成されるとともに、その近傍には、各商品払出
し口8を開閉するための販売機構のソレノイド9(図1
参照)がそれぞれ設けられている。そして、販売指令に
基づいてソレノイド9が作動して、商品払出し口8を開
放することによって、商品Aが、最下位のものから1個
ずつ順次払い出され、下方の販売シュート10を介して
商品販売口11に搬送されて、販売されるようになって
いる。
【0010】各商品通路7の下端部には、最下位の商品
A、すなわち次販売の商品Aの温度を検出するための次
販缶温度センサ(温度検出手段)12が設けられてい
る。各次販缶温度センサ12は、例えばサーミスタで構
成され、その検出部が、商品通路7の下端部側面からそ
の内部に突出し、最下位の商品Aの表面に接触して、最
下位の商品Aの温度を検出するようになっている。
【0011】一方、メインドア3の正面上半部には、商
品見本(サンプル缶)13が、商品収納庫2のコラム5
の数に対応して計12個、上下各段に6個ずつ横並びに
配置されている。各商品見本13の下側には、購入者が
商品Aを選択するための選択ボタン14が設けられ、商
品見本13と選択ボタン14の間には、本発明に係る体
感パネル(温度可変部材)15が埋設されている。
【0012】この体感パネル15は、商品購入の際、購
入者が指を触れることにより、商品の実際の温度を体感
するためのものである。各体感パネル15は、例えば、
ペルチェ素子を一体に組み込んだ板状のモジュールとし
て形成されている。したがって、体感パネル15は、自
身の温度が通電量(電流量)に応じて変化するととも
に、電流の反転によって1枚で加温と冷却が可能であ
り、その温度範囲は、例えば、5〜60℃に設定されて
いる。図3に示すように、体感パネル15の表面には、
購入者が指を触れる部位として、ほぼ円形の接触部17
が中央に形成されるとともに、購入者に接触を指示する
ための表示や、加温と冷却の別を表す表示が設けられて
いる。
【0013】また、メインドア3の下部には、コイン投
入口18や投入金額の表示器19が設けられ、その下側
には前記商品販売口11が設けられている。また、メイ
ンドア3の右下端部には、外気温を検出するために、サ
ーミスタなどから成る外気温センサ20が設けられてい
る。
【0014】図1は、自動販売機1の販売制御装置21
の構成を示すものである。この販売制御装置21は、前
述した各12個の次販缶温度センサ12、選択ボタン1
4、体感パネル15および販売機構のソレノイド9なら
びに外気温センサ20と、マイクロコンピュータで構成
された選択ボタン制御部22、販売制御部23および主
制御部(制御部)24とを有して、構成されており、主
制御部24と、各制御部22,23とは通信ラインにて
接続されている。各選択ボタン14および各体感パネル
15は、選択ボタン制御部22に接続され、各次販缶温
度センサ12、外気温センサ20およびソレノイド9
は、販売制御部23に接続され、さらに、選択ボタン制
御部22および販売制御部23は、主制御部24に接続
されている。
【0015】次に、上記構成の販売制御装置21の動作
を説明する。図2は、主制御部24で実行される、体感
パネル15の温度制御を含む販売制御プログラムのフロ
ーチャートである。まず、各次販缶温度センサ12で検
出された次販缶温度データが、販売制御部23を介し
て、主制御部24に入力される(ステップ201)。同
様に、外気温センサ20で検出された外気温データが、
主制御部24に入力される(ステップ202)。
【0016】次いで、主制御部24は、入力された次販
缶温度データおよび外気温データから、各体感パネル1
5の温度が、対応する商品Aの次販缶温度と同一の温度
になるような通電量を各体感パネル15について演算
し、それらの演算データを選択ボタン制御部22に出力
する(ステップ203)。選択ボタン制御部22は、こ
れらの演算データに基づき、各体感パネル15への通電
量を制御する。これにより、各体感パネル15の温度
は、対応する商品Aの次販缶温度と同一の温度に制御さ
れる。なお、体感パネル15への通電量の演算の際、外
気温データをパラメータとするのは、体感パネル15の
温度への外気温の影響を補償するためである。また、商
品Aが加温から冷却へ、またはその逆に変更された場合
には、通電量制御とともに電流の反転により、体感パネ
ル15の温度が制御される。
【0017】次いで、選択ボタン制御部22を介して入
力された選択ボタン14からの信号によって、選択ボタ
ン14が操作されたか否かを判別し(ステップ20
4)、操作されていない場合には、前記ステップ201
〜203を繰り返し実行して、各体感パネル15の温度
を、対応する商品Aの次販缶温度と同一の温度に保つ。
選択ボタン14が操作された場合には、その操作により
選択された商品Aに対応するソレノイド9に、販売制御
部23を介して駆動信号を出力して、ソレノイド9を作
動させる(ステップ205)。これにより、該当するコ
ラム5の商品払い出し口8が開放され、最下位の商品A
が、販売シュート10を介して商品販売口11に搬送さ
れて、販売動作が完了する。
【0018】以上のように、本実施例の自動販売機によ
れば、メインドア3の各商品見本13の下側に、自身の
温度が可変の体感パネル15をそれぞれ配置するととも
に、各商品Aの次販缶の温度を次販缶温度センサ12で
個別に検出し、各体感パネル15の温度を、次販缶温度
センサ12で検出された対応する、商品Aの次販缶温度
と同一の温度に、常時制御する。したがって、購入者
は、商品の購入に先立ち、体感パネル15の接触部17
に直接、触れることにより、購入しようとする商品Aの
実際の温度を体感することができるので、その商品Aが
自分の好みの温度になっているか否か、あるいは多少な
まぬるくても許容できる温度であるか否かを、直接的
に、したがって的確かつ容易に判断できる。その結果、
購入者が意図しない温度の商品を販売するという事態を
確実に防止することができる。
【0019】また、体感パネル15が商品Aごとに設け
られていて、購入者が商品Aごとにその温度を確認でき
るので、一部の商品Aが加温または冷却不足の場合に
は、体感パネル15で確認しながら、他の商品Aに変更
することも容易になり、購入者のニーズにきめ細かく対
応した販売を行うことができる。また、このことは、商
品の販売増進にも寄与するものである。
【0020】なお、本発明は、説明した実施例に限られ
ることなく、種々の態様で実施することができる。例え
ば、実施例では、本発明を缶飲料の自動販売機に適用し
た場合について説明しているが、本発明は、商品を設定
温度に加温または冷却して販売する他の形式の自動販売
機にも広く適用することができる。また、実施例では、
商品の温度として、各コラムの最下位すなわち次販売の
商品の温度を検出しているが、より上位の商品の温度を
検出してもよく、あるいは、庫内温度、例えばコラム内
の温度で代表させてもよい。
【0021】さらに、実施例では、体感パネルの温度制
御を、常時行っているが、コイン投入口にコインが投入
されてから行ってもよい。また、温度可変部材を、体感
パネルに代えて商品と同一の形状としてもよく、例え
ば、商品見本と兼用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は、商品の温度を
体感として確認しながら、好みの温度状態の商品を確実
に購入することができるなどの効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の販売制御装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】主制御部で実行される販売制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】体感パネルの詳細を示す正面図である。
【図4】自動販売機の概略正面図である。
【図5】自動販売機の内部構成を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動販売機 12 次販缶温度センサ 15 体感パネル 17 接触部 24 主制御部 A 商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を加温または冷却して販売する自動
    販売機において、 販売する商品の温度を検出する温度検出手段と、 自動販売機の表面に設けられた接触部を有し、当該接触
    部の温度を変更可能に構成された温度可変部材と、 当該温度可変部材の温度を、前記温度検出手段により検
    出された、販売する商品の温度と同一の温度になるよう
    に制御する制御部とを備えたことを特徴とする自動販売
    機。
JP17056093A 1993-07-09 1993-07-09 自動販売機 Pending JPH0729056A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17056093A JPH0729056A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

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JP17056093A JPH0729056A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 自動販売機

Publications (1)

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JPH0729056A true JPH0729056A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15907119

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17056093A Pending JPH0729056A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 自動販売機

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JP (1) JPH0729056A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163716A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002163716A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の制御装置

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