JP2016206753A - 自動販売機 - Google Patents

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Nozomi Nishimura
望 西村
祐介 中村
Yusuke Nakamura
祐介 中村
田中 誠一
Seiichi Tanaka
誠一 田中
昌弘 守田
Masahiro Morita
昌弘 守田
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Abstract

【課題】常温度範囲内の商品を安定的に販売すること。【解決手段】第1の商品収容庫2に収容された商品を冷却温度範囲に調整するとともに、第2の商品収容庫2に収容された商品を常温度範囲に調整する制御手段30と、各商品収容庫2の庫内温度を検出する庫内温度センサ15とを備えた自動販売機であって、制御手段30は、庫内温度センサ15を通じて検出した庫内温度が冷却温度範囲内となる商品収容庫2の商品に対応付けられた商品選択ボタン7に冷温表示を行い、検出した庫内温度が常温度範囲内となる商品収容庫2の商品に対付けられた商品選択ボタン7に常温表示を行い、検出した庫内温度が冷却温度範囲及び常温度範囲の範囲外となる商品収容庫2の商品に対応付けられた商品選択ボタン7に準備中表示を行うものであり、冷温表示及び常温表示を行った商品の選択を許容する一方、準備中表示を行った商品の選択を規制するものである。【選択図】図3

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に調整して販売する自動販売機に関するものである。
従来、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に調整して販売する自動販売機として、断熱筐体である本体キャビネットの内部に商品を収容する商品収容庫が配設されているのが一般的である。
この種の自動販売機では、商品を所定の冷却温度範囲にて収容する商品収容庫(以下、冷温庫ともいう)と、商品を所定の加熱温度範囲にて収容する商品収容庫(以下、加温庫ともいう)とを備えたものが知られている。
このような自動販売機においては、冷温庫に収容された商品がその冷却過程において冷却温度範囲外となる場合、並びに加温庫に収容された商品がその加熱過程において加熱温度範囲外となる場合には、該商品は常温度範囲にあるものとして、該商品に関連付けられた表示部に常温表示等を行って該商品の販売を可能なものとし、商品の販売機会の増大化を図っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−131124号公報
ところで、上述した自動販売機では、商品の冷却過程若しくは加熱過程において冷却温度範囲外若しくは加熱温度範囲外となる商品を常温商品であるとして販売していたので、常温商品として販売は成り行きであり、常時安定的に販売されるものではなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、常温度範囲内の商品を安定的に販売することができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機は、第1の商品収容庫に収容された商品を予め決められた冷却温度範囲に調整するとともに、第2の商品収容庫に収容された商品を下限値が前記冷却温度範囲の上限値よりも高い予め決められた常温度範囲に調整する制御手段と、各商品収容庫の庫内温度を検出する温度検出手段とを備えた自動販売機であって、前記制御手段は、前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記冷却温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して冷温表示を行うとともに、前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記常温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して常温表示を行い、かつ前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記冷却温度範囲及び前記常温度範囲の範囲外となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に準備中表示を行うものであり、更に前記冷温表示及び前記常温表示を行った商品の選択を許容する一方、前記準備中表示を行った商品の選択を規制することを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機において、前記制御手段は、第3の商品収容庫に収容された商品を下限値が前記常温度範囲の上限値よりも高い加熱温度範囲に調整するものであって、前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記加熱温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して加温表示を行い、かつ前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記冷却温度範囲、前記常温度範囲及び前記加熱温度範囲の範囲外となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して準備中表示を行うものであり、更に前記冷温表示、前記常温表示及び前記加温表示を行った商品の選択を許容する一方、前記準備中表示を行った商品の選択を規制することを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機において、前記表示部が商品を選択するための商品選択ボタンであることを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機において、前記表示部が商品見本を表示するためのディスプレイであることを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、温度検出手段を通じて検出した庫内温度が冷却温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して冷温表示を行うとともに、温度検出手段を通じて検出した庫内温度が常温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して常温表示を行って該商品の選択を許容しているので、冷却温度範囲内の商品だけでなく、常温度範囲内の商品を販売することができる。また、制御手段が、温度検出手段を通じて検出した庫内温度が冷却温度範囲及び常温度範囲の範囲外となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に準備中表示を行って該商品の選択を規制するので、冷却温度範囲及び常温度範囲を外れた商品を販売する虞れがない。従って、冷却温度範囲内の商品だけでなく常温度範囲内の商品を安定的に販売することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す断面側面図である。 図3は、本発明の実施の形態である自動販売機の主な制御系を示すブロック図である。 図4は、図1に示した商品選択ボタンを示す説明図である。 図5は、図3に示した制御手段が実施する表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図6は、図1に示した商品選択ボタンを示す説明図である。 図7は、図1に示した商品選択ボタンを示す説明図である。 図8は、図1に示した商品選択ボタンを示す説明図である。 図9は、図1に示した商品選択ボタンを示す説明図である。 図10は、本発明の実施の形態である自動販売機の変形例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機を示すものであり、図1は正面図、図2は断面側面図、図3は主な制御系を示すブロック図である。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の容器入り飲料を商品として販売するものである。
この自動販売機の本体キャビネット1には、複数の商品収容庫2が設けられている。商品収容庫2は、それぞれが断熱構造を有しており、内部雰囲気を所望の温度状態に維持することができる。各商品収容庫2には、複数の商品収納ラック3が設けられており、これら商品収納ラック3にコラムが設定されている。コラムは、同一種類の商品が収容される収容単位であり、販売する商品に応じて1、若しくは複数の商品収納ラック3が対応している。
商品収納ラック3は、上下方向に沿って蛇行する商品収納通路4を有しており、かかる商品収納通路4に商品が収納されるサーペンタイン式のものである。これら商品収納ラック3には、ここのベンドメック5に商品の売り切れを検出する売切センサ6が設けられている。ここで売切センサ6は、該当する商品収納ラック3に商品がなくなれば、オン信号を後述する制御手段30に出力する一方、該商品収納ラック3に商品が存在すれば、オフ信号を制御手段30に出力するものである。
上記自動販売機には、コラムに対応した商品選択ボタン7、売切ランプ8、販売可能ランプ9及び準備中ランプ10が設けられているとともに、貨幣処理装置11、一体表示器12、冷却ユニット13、ヒータ14、庫内温度センサ15及び制御手段30が設けられている。
商品選択ボタン7は、利用者が購入商品を選択するためのものである。このような商品選択ボタン7は、本体キャビネット1の前面開口を開閉する外扉16の前面に、商品見本17とともに配設されている。個々の商品選択ボタン7は、利用者によって押圧操作された場合にそれぞれの出力信号を制御手段30に対して出力する。
売切ランプ8は、利用者に対して該当するコラムの商品が売り切れた旨を表示するものであり、図4に示すように、商品選択ボタン7に内蔵されている。販売可能ランプ9は、利用者に対して該当する商品が販売可能である旨を表示するためのものであり、商品選択ボタン7に内蔵されている。ここで販売可能ランプ9は、2つ設けられており、一方の販売可能ランプ(以下、第1販売可能ランプともいう)9aは、発光することにより例えば青色を呈するものであり、他方の販売可能ランプ(以下、第2販売可能ランプともいう)9bは、発光することにより例えば橙色を呈するものである。
準備中ランプ10は、利用者に対して該当するコラムの商品が販売のために準備中である旨を表示するものであり、商品選択ボタン7に配設されている。つまり準備中ランプ10は、商品選択ボタン7に内蔵されており、売切ランプ8の下方に配設されている。
貨幣処理装置11は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、利用者によって、外扉16の前面に設けられた硬貨投入口18若しくは紙幣挿通口19を通じて貨幣(硬貨若しくは紙幣)が投入された場合にこれを鑑別し、その鑑別結果を制御手段30に出力するものである。一体表示器12は、投入金額や釣銭金額等、商品を購入する場合に必要となるデータを表示するためのもので、例えば液晶表示器によって構成されている。
冷却ユニット13は、圧縮機13a及び電磁弁(図示せず)等により構成されるものである。圧縮機13aは、凝縮器13b、膨張機構13c及び蒸発器13dとともに冷媒を循環させる冷媒回路を構成しており、蒸発器13dで蒸発した冷媒を吸引して圧縮するものである。凝縮器13bは、圧縮機13aから吐出された冷媒を周囲空気で冷却することにより凝縮させるものである。蒸発器13dは、各商品収容庫2の内部に配設されており、通過する冷媒が蒸発することにより自身が配設された商品の内部空気を冷却するものである。
電磁弁は、上記冷媒回路における各蒸発器13dの上流側に配設されている。電磁弁は開閉可能な弁体であり、閉指令が与えられることによって閉成して自身の下流側の蒸発器13dに冷媒が流れることを許容するものである。
ヒータ14は、商品収容庫2において蒸発器13dの前方側に配設されている。このヒータ14は、通電状態となることにより周囲空気を加熱するものである。
庫内温度センサ15は、本体キャビネット1における各商品収容庫2の内部に配設されており、商品収容庫2の庫内温度(内部温度)を検出するものである。この庫内温度センサ15は、庫内温度を検出した場合、その庫内温度を検出信号として制御手段30に出力するものである。
制御手段30は、売切センサ6、商品選択ボタン7、貨幣処理装置11、庫内温度センサ15から出力された信号が与えられた場合、予めメモリ20に格納されているプログラムやデータに従って商品収納ラック3のベンドメック5、売切ランプ8、販売可能ランプ9、準備中ランプ10、一体表示器12、冷却ユニット13、ヒータ14等の動作を制御するもので、入力制御部31、出力制御部32、販売制御部33を有している。
入力制御部31は、自動販売機を構成する各部から出力された信号を入力処理するものである。出力制御部32は、自動販売機を構成する各部に対して指令を出力処理するものである。より詳細に説明すると、本実施の形態においては、出力制御部32は、最も右方にある商品収容庫(第1の商品収容庫)2においては、庫内温度センサ15による検出結果に基づいて、冷却ユニット13を適宜駆動させて該商品収容庫2の庫内温度が予め設定された冷却温度範囲にさせる。これにより該商品収容庫2に収容された商品は、冷却温度範囲に調整されることとなる。
また出力制御部32は、中央の商品収容庫(第2の商品収容庫)2においては、庫内温度センサ15による検出結果に基づいて、冷却ユニット13及びヒータ14を適宜駆動させて該商品収容庫2の庫内温度が予め設定された常温度範囲にさせる。ここで常温度範囲は、下限値(常温下限温度)が冷却温度範囲の上限値(冷却上限温度)よりも高いものである。これにより該商品収容庫2に収容された商品は、常温度範囲に調整されることとなる。
更に出力制御部32は、最も左方の商品収容庫(第3の商品収容庫)2においては、庫内温度センサ15による検出結果に基づいて、ヒータ14を適宜駆動させて該商品収容庫2の庫内温度が予め設定された加熱温度範囲にさせる。ここで加熱温度範囲は、下限値(加熱下限温度)が常温度範囲の上限値(常温上限温度)よりも高いものである。これにより該商品収容庫2に収容された商品は、加熱温度範囲に調整されることとなる。
販売制御部33は、商品の販売に関わる処理を統括的に制御するものである。より詳細に説明すると、販売制御部33は、貨幣処理装置11に貨幣が投入された場合、投入貨幣が販売価格以上となった時点で、メモリ20等に格納された情報に基づいて該当する商品選択ボタン7を有効化させて販売可能ランプ9を点灯(常時点灯)させる。有効化させた商品選択ボタン7が押圧操作された場合に、該商品選択ボタン7の販売可能ランプ9を点滅点灯させてから、対応付けられたコラムの商品収納ラック3のベンドメック5を動作させて商品を1つずつ払い出す動作を行う。
また販売制御部33は、売切センサ6を通じて商品収納ラック3の商品を監視し、商品無しが検出された場合、該当するコラムの売切ランプ8を点灯して売切状態であることを報知する処理を行う。
図5は、制御手段30が実施する表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる表示制御処理の処理を説明しながら本実施の形態である自動販売機の動作を説明する。尚、この表示制御処理の説明の前提として、制御手段30の出力制御部32により右方の商品収容庫2の庫内温度が冷却温度範囲、中央の商品収容庫2の庫内温度が常温度範囲、左方の商品収容庫2の庫内温度が加熱温度範囲となるように冷却ユニット13及びヒータ14が適宜駆動されているものとする。
表示制御処理において制御手段30は、入力制御部31を通じて各商品収容庫2に配設された庫内温度センサ15から出力された信号を入力処理することで庫内温度を入力した場合(ステップS101:Yes)、販売制御部33を通じて庫内温度が冷却温度範囲内であるか否か、常温度範囲内であるか否か、加熱温度範囲内であるか否かを判断する(ステップS102〜ステップS107)。
そして、入力した庫内温度が冷却温度範囲内である場合、すなわち庫内温度が冷却下限温度以上であって冷却上限温度以下である場合(ステップS102:Yes,ステップS103:Yes)、制御手段30は、販売制御部33を通じて冷温表示を行う(ステップS108)。つまり、図6に示すように、販売制御部33を通じて第1販売可能ランプ9aのみを所定の調光率で発光させて商品選択ボタン7が青色を呈するようにする。
入力した庫内温度が常温度範囲内である場合、すなわち庫内温度が常温下限温度以上であって常温上限温度以下である場合(ステップS102:Yes,ステップS103:No,ステップS104:Yes,ステップS105:Yes)、制御手段30は、販売制御部33を通じて常温表示を行う(ステップS109)。つまり、図7に示すように、販売制御部33を通じて第1販売可能ランプ9a及び第2販売可能ランプ9bを所定の調光率で発光させて商品選択ボタン7が青色と橙色とが混合した色を呈するようにする。
入力した庫内温度が加熱温度範囲内である場合、すなわち庫内温度が加熱下限温度以上であって加熱上限温度以下である場合(ステップS102:Yes,ステップS103:No,ステップS104:Yes,ステップS105:No,ステップS106:Yes,ステップS107:Yes)、制御手段30は、販売制御部33を通じて加温表示を行う(ステップS110)。つまり、図8に示すように、販売制御部33を通じて第2販売可能ランプ9bのみを所定の調光率で発光させて商品選択ボタン7が橙色を呈するようにする。
そして、制御手段30は、ステップS108〜ステップS110の処理のように冷温表示、常温表示及び加温表示のいずれかを表示する商品選択ボタン7については販売制御部33を通じて有効化させ(ステップS111)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、冷温表示、常温表示、あるいは加温表示された商品選択ボタン7を有効化させて該商品選択ボタン7に対応付けられた商品の選択を許容することができる。
一方、入力した庫内温度が冷却温度範囲外、常温度範囲外、あるいは加熱温度範囲外となる場合、すなわち庫内温度が冷却下限温度を下回る場合(ステップS102:No)、庫内温度が冷却上限温度を上回りかつ常温下限温度を下回る場合(ステップS102:Yes,ステップS103:No,ステップS104:No)、庫内温度が常温上限温度を上回りかつ加熱下限温度を下回る場合(ステップS102:Yes,ステップS103:No,ステップS104:Yes,ステップS105:No,ステップS106:No)、庫内温度が加熱上限温度を上回る場合(ステップS102:Yes,ステップS103:No,ステップS104:Yes,ステップS105:No,ステップS106:Yes,ステップS107:No)には、制御手段30は、販売制御部33を通じて準備中表示を行う(ステップS112)。つまり、図9に示すように、販売制御部33を通じて準備中ランプ10を発光させることでこの準備中ランプ10に重なる部分に印字されていた「準備中」の文言を表示させる。
そして、制御手段30は、ステップS112の処理のように準備中表示を行った商品選択ボタン7については販売制御部33を通じて無効化させ(ステップS113)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、準備中表示された商品選択ボタン7を無効化させて該商品選択ボタン7に対応付けられた商品の選択を規制することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である自動販売機によれば、制御手段30が、庫内温度が冷却温度範囲内、常温度範囲内、並びに加熱温度範囲内のいずれかにある商品収容庫2の商品の商品選択ボタン7には冷温表示、常温表示及び加温表示のいずれかを行って該商品選択ボタン7を有効化させて該商品選択ボタン7に対応付けられた商品の選択を許容しているので、冷却温度範囲内の商品及び加熱温度範囲内の商品だけでなく、常温度範囲内の商品を販売することができる。また制御手段30が、庫内温度が冷却温度範囲、常温度範囲及び加熱温度範囲のいずれの範囲内にもない商品収容庫2の商品の選択ボタンには準備中表示を行って該商品選択ボタン7を無効化させて該商品選択ボタン7に対応付けられた商品の選択を規制しているので、冷却温度範囲、加熱温度範囲及び常温度範囲を外れた商品を販売する虞れがない。従って、冷却温度範囲内の商品及び加熱温度範囲内の商品だけでなく常温度範囲内の商品を安定的に販売することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、売切ランプ8、販売可能ランプ9及び準備中ランプ10が商品選択ボタン7に内蔵されることで該商品選択ボタン7を表示部として冷温表示、常温表示、加温表示、準備中表示等を行っていたが、本発明においては、外扉16の前面に商品見本41を表示するタッチパネル式の液晶のディスプレイ40が設けられる場合には、かかるディスプレイ40を表示部として冷温表示、常温表示、加温表示、準備中表示等を行ってもよい。具体的には、図10に示すように、商品見本41に吹き出し42を表示させればよい。つまり、図10中の「○○」の部分に「冷温」と表示することで冷温表示、「常温」と表示することで常温表示、「加温」と表示することで加温表示を行うことができる。
上述した実施の形態では、2つの販売可能ランプ9を用いてこれら販売可能ランプ9の点灯パターンにより冷温表示、常温表示、加温表示を行うようにしていたが、本発明においては、販売可能ランプは単数でも複数でもよく、点灯パターンとして販売可能ランプの調光率を変化させるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、左方の商品収容庫2を加熱温度範囲にするようにしていたが、本発明では、収容する商品を冷却温度範囲に調整する商品収容庫と、収容する商品を常温度範囲に調整する商品収容庫とが設けられていればよい。
1 本体キャビネット
2 商品収容庫
3 商品収納ラック
5 ベンドメック
6 売切センサ
7 商品選択ボタン
8 売切ランプ
9 販売可能ランプ
10 準備中ランプ
11 貨幣処理装置
12 一体表示器
13 冷却ユニット
14 ヒータ
15 庫内温度センサ
20 メモリ
30 制御手段
31 入力制御部
32 出力制御部
33 販売制御部

Claims (4)

  1. 第1の商品収容庫に収容された商品を予め決められた冷却温度範囲に調整するとともに、第2の商品収容庫に収容された商品を下限値が前記冷却温度範囲の上限値よりも高い予め決められた常温度範囲に調整する制御手段と、
    各商品収容庫の庫内温度を検出する温度検出手段と
    を備えた自動販売機であって、
    前記制御手段は、前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記冷却温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して冷温表示を行うとともに、前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記常温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して常温表示を行い、かつ前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記冷却温度範囲及び前記常温度範囲の範囲外となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に準備中表示を行うものであり、更に前記冷温表示及び前記常温表示を行った商品の選択を許容する一方、前記準備中表示を行った商品の選択を規制することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記制御手段は、第3の商品収容庫に収容された商品を下限値が前記常温度範囲の上限値よりも高い加熱温度範囲に調整するものであって、前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記加熱温度範囲内となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して加温表示を行い、かつ前記温度検出手段を通じて検出した庫内温度が前記冷却温度範囲、前記常温度範囲及び前記加熱温度範囲の範囲外となる商品収容庫の商品に対応付けられた表示部に対して準備中表示を行うものであり、更に前記冷温表示、前記常温表示及び前記加温表示を行った商品の選択を許容する一方、前記準備中表示を行った商品の選択を規制することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記表示部が商品を選択するための商品選択ボタンであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記表示部が商品見本を表示するためのディスプレイであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機。
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