JP5577923B2 - 自動販売機 - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、自動販売機本体の内部に収納された商品に関連付けられて設けられ、かつ商品を選択するための商品選択ボタンを備えた自動販売機に関するものである。
従来、自動販売機の前面、すなわち前面に開口が形成された自動販売機本体である本体キャビネットの前面開口を開閉する態様で配設された外扉の前面(接客面)には、商品選択ボタンが配設されている。かかる商品選択ボタンは、本体キャビネットの内部において商品収納ラックに収納された商品に関連付けられて設けられ、かつ商品を選択するためのものである。
このような商品選択ボタンのそれぞれには、設定入力機能が割り付けられており、商品価格を変更するモードを選択する商品選択ボタン、商品価格を増大させるための商品選択ボタン、商品価格を減少させるための商品選択ボタン等々が設定されている。かかる商品選択ボタンを備えた自動販売機では、いずれかの商品の商品価格表示を変更する場合には、商品価格を変更するモードを選択する商品選択ボタンを操作した後、商品価格を増大させるための商品選択ボタン、あるいは商品価格を減少させるための商品選択ボタンを操作して商品価格を変更するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−267288号公報
ところが、上述した特許文献1に提案されている自動販売機では、予め決められた商品選択ボタンを操作することにより、対象となる商品の商品価格表示を変更していたために、対象となる商品の商品価格を表示する表示部と、操作する商品選択ボタンとが離れている場合には、作業者は、表示部での表示を確認しながら、この表示部とは離れた商品選択ボタンを操作しなくてはならず、商品価格変更作業が煩雑なものとなり、作業効率の低下を招来していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、簡単に商品価格の変更作業を行うことができ、作業効率の向上を図ることができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、自動販売機本体の内部に収納された商品に関連付けられて前記自動販売機本体の前面開口を開閉する外扉に設けられ、かつ商品を選択するための商品選択ボタンを備えた自動販売機において、前記商品選択ボタンは、複数のスイッチ素子と表示部とを有してなり、前記外扉が開移動して前記自動販売機本体の前面開口が開成した状態で商品選択ボタンを構成する第1スイッチ素子が所定時間以上継続して押下操作されることにより、商品価格変更状態に遷移し、該商品価格変更状態において該商品選択ボタンを構成する第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子が押下操作されることにより前記表示部に点滅表示させる商品価格を変更させる制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記制御手段は、前記商品価格変更状態において、前記商品選択ボタンとは異なる他の商品選択ボタンの第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の少なくとも一方が押下操作された場合には、他の商品選択ボタンの表示部に前記商品選択ボタンの表示部に表示されている商品価格と同じ商品価格を表示させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項1又は請求項2において、前記制御手段は、自身に補充関連表示指令が与えられた場合には補充関連表示状態に遷移し、該補充関連表示状態において、前記第1スイッチ素子が押下操作された場合には、該当する商品の必要補充数を前記表示部に表示させる一方、前記第2スイッチ素子が押下操作された場合には、該当する商品の前回補充時からの経過時間を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、商品選択ボタンは、複数のスイッチ素子と表示部とを有してなり、制御手段が、外扉が開移動して自動販売機本体の前面開口が開成した状態で商品選択ボタンを構成する第1スイッチ素子が所定時間以上継続して押下操作されることにより、商品価格変更状態に遷移し、該商品価格変更状態において該商品選択ボタンを構成する第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子が押下操作されることにより表示部に点滅表示させる商品価格を変更させるので、対象となる商品選択ボタンの構成要素を操作するだけでよく、簡単に商品価格の変更作業を行うことができ、作業効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の構成を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 図3は、図1に示した商品選択ボタンを拡大して示す拡大正面図である。 図4は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図5は、図4に示した端末制御部が実行する商品価格表示変更処理の処理内容を示すフローチャートである。 図6は、図1に示した商品選択ボタンの表示例を模式的に示す説明図である。 図7は、図1に示した商品選択ボタンの表示例を模式的に示す説明図である。 図8は、図1に示した商品選択ボタンの表示例を模式的に示す説明図である。 図9は、図1に示した商品選択ボタンの表示例を模式的に示す説明図である。 図10は、図4に示した端末制御部が実行する補充関連表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図11は、図1に示した商品選択ボタンの表示例を模式的に示す説明図である。 図12は、図1に示した商品選択ボタンの表示例を模式的に示す説明図である。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機の構成を示すものであり、図1は正面図、図2は内部構造を示す斜視図である。ここで例示する自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、自動販売機本体である本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1の内部には、断熱仕切板2により仕切られて複数の独立した商品収容庫3が左右に並ぶ態様で画成してある。これら商品収容庫3は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収容庫3には、それぞれの上方部に、商品投入口を通じて投入された商品を収容するための商品収納ラック4が配設してある一方、商品シュータ5によって区画される下方部に、図示せぬ熱交換器が配設してあり、この熱交換器の駆動により、商品収納ラック4に収納された商品を所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
上記自動販売機には、本体キャビネット1の一側縁部に扉体6が設けてある。扉体6は、本体キャビネット1の前面開口1aを開閉するためのもので、内扉6a及び外扉6bを備えて構成してある。内扉6aは、本体キャビネット1に設けた商品収容庫3の前面を覆うのに充分な大きさを有した断熱扉であり、上下に分割されている。この内扉6aには、商品収納ラック4に収納された商品が払い出される際に通過する商品払出口6a1、並びにこの商品払出口6a1を開閉する商品払出扉6a2が設けてある。
外扉6bは、本体キャビネット1の前面開口1aを覆うのに充分な大きさを有したものである。この外扉6bには、その前面側にディスプレイウィンドウ7、商品選択ボタン20、硬貨投入口8、紙幣挿入口9、表示器10、硬貨返却口11及び商品取出口12が設けてある。一方、外扉6bの後面側には、硬貨処理装置13、硬貨回収箱14、紙幣処理装置15が設けてある。
ディスプレイウィンドウ7は、内部に配設してある商品サンプルS及び広告パネル16を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン20は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、ディスプレイウィンドウ7を通じて視認される商品サンプルS毎に用意してある。かかる商品選択ボタン20については後述する。
硬貨投入口8は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口8を通じて投入された硬貨は、硬貨処理装置13においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱14に収容されることになる。紙幣挿入口9は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口9を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理装置15においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口9は、紙幣処理装置15において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。表示器10は、金銭の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口11は、硬貨処理装置13において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口12は、商品収納ラック4から払い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
図3は、図1に示した商品選択ボタン20を拡大して示す拡大正面図である。ここで例示する商品選択ボタン20は、円形状の押釦部21と、この押釦部21を囲繞する態様で配設された円環状の円環部22とを備えて構成してある。
押釦部21は、上スイッチ素子211と、下スイッチ素子212と、表示部213とを備えて構成してある。上スイッチ素子211は、押釦部21の上部に設けてあり、押下操作された場合にその旨をボタン制御部23(図4参照)に出力するものである。下スイッチ素子212は、押釦部21の下部に設けてあり、押下操作された場合にその旨をボタン制御部23に出力するものである。表示部213は、上スイッチ素子211と下スイッチ素子212との間における押釦部21の中央部に設けてあり、例えば7seg表示の機能を有するもので、3桁までの数字や文字、記号の表示を可能にするものである。かかる表示部213は、ボタン制御部23から与えられる表示指令に応じて各種の表示を行うものである。
円環部22は、透光性のある樹脂材により前面が覆われており、上部に2つの光源221,222を備えている。これら2つの光源221,222は、例えばLEDのようなものであり、第1光源221が橙色を呈し、第2光源222が青色を呈するものである。これら第1光源221及び第2光源222は、ボタン制御部23から与えられる点灯指令に応じて点灯するものである。
図4は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。この図4に示すように、自動販売機は、自販機制御部30、金銭処理装置31、外扉開閉検知センサ32、リモコン33及び端末制御部35を備えている。自販機制御部30は、例えば内蔵するメモリ(図示せず)に記憶されたプログラムやデータにしたがって自動販売機各部の動作を統括的に制御するものである。
金銭処理装置31は、上記硬貨処理装置13及び上記紙幣処理装置15の総称である。このような金銭処理装置31は、硬貨投入口8若しくは紙幣挿入口9を通じて所望の金銭が投入され、硬貨処理装置13若しくは紙幣処理装置15で適正に処理されると、その旨を自販機制御部30に出力するものである。
外扉開閉検知センサ32は、外扉6bの開移動により本体キャビネット1の前面開口1aが開成しているか否かを検知するものである。この外扉開閉検知センサ32での検知結果は、自販機制御部30に検知信号として与えられる。リモコン33は、自販機制御部30に対して指令を与える入力手段である。
端末制御部35は、通信ケーブルを介して自販機制御部30とデータの送受信可能に配設してあり、内蔵するメモリ(図示せず)に記憶されたプログラムやデータにしたがって各商品選択ボタン20の動作を制御するものである。より詳細には、端末制御部35は、各商品選択ボタン20を構成するボタン制御部23と通信可能に接続しており、かかるボタン制御部23を介して、上スイッチ素子211及び下スイッチ素子212が押下操作された場合の信号の入力を行ったり、表示部213や第1光源221及び第2光源222に対する指令を与えたりするものである。尚、本実施の形態においては、端末制御部35は、自販機制御部30から独立した構成として例示したが、端末制御部35は、自販機制御部30と一体的に構成されていても構わない。
図5は、図4に示した端末制御部35が実行する商品価格表示変更処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる商品価格表示変更処理について説明しながら本実施の形態である自動販売機の動作について説明する。
外扉6bが開移動されることで外扉開閉検知センサ32を通じて本体キャビネット1の前面開口1aが開成されたことが検知された場合(ステップS101:Yes)、すなわち外扉開閉検知センサ32から検知信号が与えられた自販機制御部30より、本体キャビネット1の前面開口1aが開成した旨の信号が与えられた場合において、端末制御部35は、いずれかの商品選択ボタン20の上スイッチ素子211が予め決められた設定時間以上押下操作されたとき(ステップS102:Yes,ステップS103:Yes)、商品価格変更状態に遷移する(ステップS103)。
このような商品価格変更状態に遷移すると、端末制御部35は、上スイッチ素子211が設定時間以上押下操作された商品選択ボタン20の表示部213の商品価格情報を点滅表示させ、当該商品選択ボタン20の第2光源222を点灯させ、円環部22より青色を発光させる。より具体的に説明すると、図6において最も左方側に位置するコラム1に対応した商品選択ボタン20の上スイッチ素子211が設定時間以上押下操作されたものとする。そうすると、端末制御部35は、この商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して表示部213の現在における商品価格情報を点滅表示させ、第2光源222を点灯させる。また、端末制御部35は、この商品選択ボタン20の点滅表示させている商品価格情報と同等の価格情報を表示している商品選択ボタン20、すなわち図6において中央に位置するコラム2に対応した商品選択ボタン20についても、該商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して第2光源222を点灯させる。更に、端末制御部35は、コラム1の商品選択ボタン20の点滅表示させている商品価格情報と異なる価格情報を表示している商品選択ボタン20、すなわち図6において右方側に位置するコラム3に対応した商品選択ボタン20については、該商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して第1光源221及び第2光源222を消灯させる。
このような商品価格変更状態において、上スイッチ素子211が押下操作されると(ステップS105:Yes)、端末制御部35は、変更対象となる商品選択ボタン20(コラム1に対応した商品選択ボタン20)のボタン制御部23を介して表示部213に表示する商品価格情報を増大させる(ステップS106)。その一方、下スイッチ素子212が押下操作されると(ステップS105:No,ステップS107:Yes)、端末制御部35は、変更対象となる商品選択ボタン20(コラム1に対応した商品選択ボタン20)のボタン制御部23を介して表示部213に表示する商品価格情報を減少させる(ステップS108)。
このことについて詳細に説明すると、端末制御部35は、ボタン制御部23を介して上スイッチ素子211が押下操作された旨を入力すると、1回の押下操作につき商品価格情報を10円増大させる処理を行う一方、ボタン制御部23を介して下スイッチ素子212が押下操作された旨を入力すると、1回の押下操作につき商品価格情報を10円減少させる処理を行うものである。そうすると、変更対象となる商品選択ボタン20の上スイッチ素子211が3回押下操作されると、端末制御部35は、当該商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して表示部213に表示される商品価格情報を、図7に示すように「120」円から「150」円に変更する。
そして、変更対象となる商品選択ボタン20(コラム1に対応した商品選択ボタン20)の商品価格情報を「150」円に変更すると、図8に示すように、端末制御部35は、この商品価格情報と同等の価格情報を表示しているコラム3に対応した商品選択ボタン20についても、該商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して第2光源222を点灯させる。このとき、端末制御部35は、コラム1の商品選択ボタン20の商品価格情報と異なる価格情報を表示しているコラム2に対応した商品選択ボタン20については、該商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して第1光源221及び第2光源222を消灯させる。
更に、端末制御部35は、変更対象となる商品選択ボタン20(コラム1に対応した商品選択ボタン20)以外の他の商品選択ボタン20、例えばコラム2に対応した商品選択ボタン20のボタン制御部23より上スイッチ素子211が押下操作された旨の信号を入力すると、図9に示すように、該ボタン制御部23を介してコラム2に対応した商品選択ボタン20の表示部213に表示させている商品価格情報を「120」円から変更対象となる商品選択ボタン20の商品価格情報と同等の価格情報(「150」円)に変更させる。このとき、端末制御部35は、コラム2に対応した商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して第2光源222を点灯させる。
このようにして商品価格表示の変更を行った後、外扉6bが閉移動されて外扉開閉検知センサ32を通じて本体キャビネット1の前面開口1aが閉成されたことが検知された場合(ステップS109:Yes)、すなわち外扉開閉検知センサ32から検知信号が与えられた自販機制御部30より、本体キャビネット1の前面開口1aが閉成した旨の信号が与えられた場合、端末制御部35は、商品価格を確定させて(ステップS110)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、変更対象となる商品選択ボタン20の上スイッチ素子211及び下スイッチ素子212を押下操作することにより該商品選択ボタン20の表示部213に表示される商品価格情報を変更することができる。しかも他の商品選択ボタン20の上スイッチ素子211を押下操作することにより当該他の商品選択ボタン20の表示部213に表示される商品価格情報を変更対象となる商品選択ボタン20の商品価格情報と同等の商品価格に変更することができる。
図10は、図4に示した端末制御部35が実行する補充関連表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる補充関連表示制御処理について説明しながら本実施の形態である自動販売機の動作についても説明する。
リモコン33を通じて補充関連表示指令が入力された場合(ステップS201:Yes)、すなわちリモコン33から補充関連表示指令が与えられた自販機制御部30より当該指令が入力された場合、端末制御部35は補充関連表示状態に遷移する(ステップS202)。
このような補充関連表示状態に遷移すると、端末制御部35は、該当する商品選択ボタン20のボタン制御部23を介して第1光源221及び第2光源222を点灯させる。これにより、当該商品選択ボタン20の円環部22より紫色を発光させる。
そして、このように円環部22より紫色が発光されている商品選択ボタン20の上スイッチ素子211が押下操作されると(ステップS203:Yes)、端末制御部35は、図11に示すように、ボタン制御部23を介して補充必要数(「27」本)を表示させ(ステップS204)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、作業者は商品選択ボタン20に関連付けられた商品の補充必要数を簡単に認識することができる。
一方、円環部22より紫色が発光されている商品選択ボタン20の下スイッチ素子212が押下操作されると(ステップS203:No,ステップS205:Yes)、端末制御部35は、図12に示すように、ボタン制御部23を介して前回の補充時からの経過時間(「123」時間)を表示させ(ステップS206)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、作業者は商品選択ボタン20に関連付けられた商品の前回の補充時からの経過時間を簡単に認識することができる。
以上説明したように、本実施の形態である自動販売機によれば、商品選択ボタン20が上スイッチ素子211及び下スイッチ素子212と表示部213とを有してなり、端末制御部35が、外扉6bが開移動して本体キャビネット1の前面開口1aが開成した状態で商品選択ボタン20を構成する上スイッチ素子211が設定時間以上継続して押下操作されることにより、商品価格変更状態に遷移し、該商品価格変更状態において該商品選択ボタン20を構成する上スイッチ素子211及び下スイッチ素子212が押下操作されることにより表示部213に点滅表示させる商品価格を変更させるので、対象となる商品選択ボタン20の構成要素を操作するだけでよく、簡単に商品価格の変更作業を行うことができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、上記自動販売機によれば、端末制御部35が、商品価格変更状態において、商品選択ボタン20とは異なる他の商品選択ボタン20の上スイッチ素子211が押下操作された場合には、他の商品選択ボタン20の表示部213に変更対象となる商品選択ボタン20の表示部213に表示されている商品価格と同じ商品価格を表示させるので、これによっても簡単に商品価格の変更作業を行うことができ、作業効率の向上を図ることができる。
更に、上記自動販売機によれば、端末制御部35が、自身に補充関連表示指令が与えられた場合には補充関連表示状態に遷移し、該補充関連表示状態において、上スイッチ素子211が押下操作された場合には、該当する商品の必要補充数を表示部213に表示させる一方、下スイッチ素子212が押下操作された場合には、該当する商品の前回補充時からの経過時間を表示部213に表示させるので、作業者は、当該商品選択ボタン20に関連付けられた商品の補充情報を容易に把握することができ、作業効率の向上を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態においては、商品価格表示変更処理において外扉6bが閉移動されることにより本体キャビネット1の前面開口1aが閉成されたことを検知して商品価格を確定していたが、本発明においてはこれに限られず、リモコン33の操作入力により、所定の待機時間が経過することにより、あるいは変更対象となる商品選択ボタン20の上スイッチ素子211と下スイッチ素子212とが同時に押下操作されることにより、商品価格を確定するようにしても構わない。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品の販売に適している。
1 本体キャビネット
1a 前面開口
6b 外扉
20 商品選択ボタン
21 押釦部
211 上スイッチ素子
212 下スイッチ素子
213 表示部
22 円環部
221 第1光源
222 第2光源
23 ボタン制御部
30 自販機制御部
31 金銭処理装置
32 外扉開閉検知センサ
33 リモコン
35 端末制御部

Claims (3)

  1. 自動販売機本体の内部に収納された商品に関連付けられて前記自動販売機本体の前面開口を開閉する外扉に設けられ、かつ商品を選択するための商品選択ボタンを備えた自動販売機において、
    前記商品選択ボタンは、複数のスイッチ素子と表示部とを有してなり、
    前記外扉が開移動して前記自動販売機本体の前面開口が開成した状態で商品選択ボタンを構成する第1スイッチ素子が所定時間以上継続して押下操作されることにより、商品価格変更状態に遷移し、該商品価格変更状態において該商品選択ボタンを構成する第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子が押下操作されることにより前記表示部に点滅表示させる商品価格を変更させる制御手段を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記制御手段は、前記商品価格変更状態において、前記商品選択ボタンとは異なる他の商品選択ボタンの第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の少なくとも一方が押下操作された場合には、他の商品選択ボタンの表示部に前記商品選択ボタンの表示部に表示されている商品価格と同じ商品価格を表示させることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記制御手段は、自身に補充関連表示指令が与えられた場合には補充関連表示状態に遷移し、該補充関連表示状態において、前記第1スイッチ素子が押下操作された場合には、該当する商品の必要補充数を前記表示部に表示させる一方、前記第2スイッチ素子が押下操作された場合には、該当する商品の前回補充時からの経過時間を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機。
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