JP2002216218A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2002216218A
JP2002216218A JP2001011200A JP2001011200A JP2002216218A JP 2002216218 A JP2002216218 A JP 2002216218A JP 2001011200 A JP2001011200 A JP 2001011200A JP 2001011200 A JP2001011200 A JP 2001011200A JP 2002216218 A JP2002216218 A JP 2002216218A
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product
control part
storage
control unit
vending machine
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JP2001011200A
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Junji Okada
純爾 岡田
Katsuyoshi Tajima
勝好 田島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄商品を確実に検出し、廃棄商品数を最小
限に抑制する。 【解決手段】 主制御部1は、商品収容庫201(A)
内の缶飲料の滞留時間が2週間を超過したものと判別す
ると、商品収容庫201(A)内の缶飲料の滞留時間が
2週間を超過したことを表す検出信号X2を、硬貨処理
制御部2、紙幣処理制御部3、接客制御部4、販売制御
部5、入力制御部6に送信する。硬貨処理制御部2は、
コインメカ7を制御し、投入硬貨を返却口110から返
却する。紙幣処理制御部3は、ビルバリ8を制御し、挿
入紙幣を紙幣挿入口105から返却する。接客制御部4
は、接客部9を制御し、販売中止ランプを点灯または点
滅させる。販売制御部5は、販売機構10を制御し、商
品払出部206の払出動作を禁止する。入力制御部6
は、リモコン11の液晶画面に「コラムA ハイキシテ
クダサイ」等を表示することによって、缶飲料を廃棄す
るための警告を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶飲料等の加熱商
品を取り扱う自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、缶飲料を加熱して取り扱う自動
販売機は、商品収容庫内の全缶飲料をヒータで飲み頃と
なる温度まで加熱しておき、利用者が希望する缶飲料を
その都度払い出す仕組みとなっており、例えば特開平1
0−143748号公報に開示されている。
【0003】さて、加熱可能な缶飲料には、コーヒー、
紅茶、日本茶等がある。特に、コーヒー飲料は、商品収
容庫内で一定時間(例えば2週間程度)以上加熱し続け
ると、飲料自体が酸味を帯びて品質劣化を生じてしま
う。よって、この手のコーヒー飲料は販売しないように
しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機は、商品収容庫内での各缶飲料の滞留時間を計測す
る手段を持たないので、作業員は、品質劣化を生じてい
るコーヒー飲料を確実に廃棄できず、これより、利用者
に迷惑をかけてしまう問題があった。また、缶飲料は一
旦加熱した後に冷却しても品質劣化を生じるので、商品
収容庫を加熱から冷却へ切り換えるとき、商品収容庫内
の全缶飲料を廃棄しなければならず、全缶飲料が無駄と
なってしまう問題があった。
【0005】そこで、本発明は、廃棄商品を確実に検出
でき、廃棄商品数を最小限に抑制できる自動販売機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0007】請求項1は、商品投入口を有し、前記商品
投入口からの商品を加熱して収容する収容庫と、前記収
容庫からの商品を払い出す払出部と、を備えた自動販売
機において、前記商品投入口への商品の投入時間を基
に、前記収容庫内での商品の滞留時間を計測し、前記収
容庫内での商品の滞留時間が基準時間を超過したとき、
これを表す検出信号を出力する検出手段を、備えたもの
である。
【0008】請求項2は、請求項1に従属し、前記検出
手段は、前記商品投入口への商品の投入を検知するセン
サと、前記センサの検知出力を基に、商品の投入時刻を
記憶する記憶部と、前記記憶部の投入時刻を基に、前記
収容庫内での商品の滞留時間を計測する計測部と、を含
むものである。
【0009】請求項3は、請求項2に従属し、前記計測
部は、前記記憶部の投入時刻を基に、前記収容庫内での
最下部商品の滞留時間を計測するものである。
【0010】請求項4は、請求項1乃至3の何れかに従
属し、前記基準時間は、複数の異なる時間である。
【0011】請求項5は、請求項4に従属し、前記収容
庫内での商品の滞留時間が1つの基準時間を超過したと
きの検出信号を受信することにより、前記1つの基準時
間の経過を警告表示する第1制御部を、備えたものであ
る。
【0012】請求項6は、請求項4または5に従属し、
前記収容庫内での商品の滞留時間が前記1つの基準時間
より長い他の基準時間を超過したときの検出信号を受信
することにより、前記他の基準時間の経過を警告表示す
る第2制御部を、備えたものである。
【0013】請求項7は、請求項4乃至6の何れかに従
属し、前記収容庫内での商品の滞留時間が前記他の基準
時間を超過したときの検出信号を受信することにより、
前記払出部からの商品の払い出しを禁止する第3制御部
を、備えたものである。
【0014】以上より、 (1)収容庫内での商品の滞留時間を計測するので、品
質劣化商品を確実に廃棄でき、利用者に迷惑をかけるの
を防止できる。
【0015】(2)収容庫内での商品の滞留時間を複数
の異なる基準時間と比較するので、売れ行き不調な収容
庫への商品の補充数量を最小限に抑制でき、即ち、廃棄
商品数を最小限に抑制できる。
【0016】(3)作業員は、警告表示に従って、商品
の補充または廃棄を行えばよいので、作業効率が向上す
る。という作用効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0018】図4は、本発明の自動販売機の前面ドアを
閉じた状態を示す正面図であり、例えば缶飲料を販売す
るものとする。図4において、前面ドア101は、自動
販売機の左側面端を支軸として開閉するものであり、コ
ラム設定、缶飲料補充等を行うときは開錠して開き、通
常販売を行うときは施錠して閉じておくものである。パ
ネル102は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されて
いる複数種類の缶飲料サンプル103を確認するための
ものである。つまり、利用者は、パネル102を通して
複数種類の缶飲料サンプル103を見渡すことにより、
購入したい缶飲料を選択できる。硬貨投入口104は、
利用者が硬貨を投入する部分であり、投入硬貨は自動販
売機内部のコインメカに供給される。紙幣挿入口105
は、利用者が紙幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自
動販売機内部のビルバリに供給される。表示部106
は、投入硬貨金額、挿入紙幣金額等を表示するものであ
る。商品選択釦107は、販売可ランプおよび売り切れ
ランプを内蔵し、缶飲料サンプル103それぞれに対応
してパネル102に設けられるものである。販売可ラン
プは、利用者が少なくとも1本の缶飲料を購入できる硬
貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部のコラ
ムに缶飲料が収容されている場合のみ、この缶飲料に対
応するものが点灯する。売り切れランプは、自動販売機
内部の所定コラムが空になると、この缶飲料に対応する
ものが常時点灯する。販売可ランプが点灯している商品
選択釦107を押下すると、この缶飲料サンプル103
に対応する缶飲料が商品取出口108まで搬出される。
返却レバー109は、投入硬貨を返却口110から返却
したり、投入硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金額を
差し引いた釣銭を返却口110から返却したりするため
のものである。
【0019】図5は、本発明の自動販売機の前面ドアを
開いた状態を示す正面図である。複数の商品収容庫20
1は、自動販売機の上下方向にサーペンタイン形状で配
設され、缶飲料サンプル103と対応する缶飲料を冷却
または加熱して収容するものである。複数の商品投入口
202は、複数の商品収容庫201それぞれの上部前面
に開口され、缶飲料を1本ずつ投入できる開口面積を有
する。複数の光センサ203(検出手段)は、発光素子
204および受光素子205から成り、複数の商品投入
口202それぞれの内側面に配設され、発光素子204
と受光素子205との間に光路を形成するものである。
光センサ203は、商品投入口202への缶飲料の投入
を検出できるように、前面ドア101の開放に連動して
光路を形成する。即ち、光センサ203の光路が遮断さ
れたとき、缶飲料が商品投入口202に投入されたもの
として処理する。複数の商品払出部206は、複数の商
品収容庫201それぞれの下部に配設され、商品収容庫
201からの缶飲料を払い出したり、商品収容庫201
内の品切れ状態を検出したりするものである。シュート
207は、複数の商品払出部206からの缶飲料を商品
取出口108まで搬出させるものである。機械室208
は、商品収容庫201のための、冷凍サイクルを実行す
る蒸発器、圧縮機、凝縮器、減圧器、および加熱ヒータ
等を内蔵するものである。尚、本発明の実施の形態で
は、4個の商品収容庫201(A、B、C、D)を配設
するものとする。
【0020】図1は、本発明の自動販売機を説明するた
めの機能ブロック図である。
【0021】図1において、主制御部1(検出手段)
は、自動販売機の制御を統括するものであり、ROM、
CPU、RAM、周辺回路(タイマ等)を内蔵してい
る。詳述すると、ROMは、後述する複数の従制御部を
統括制御するためのプログラムデータが予め格納された
ものであり、CPUは、ROMから読み出されたプログ
ラムデータの解読結果に従って複数の従制御部を統括制
御するものであり、RAMは、CPUによる演算結果、
複数の従制御部からの各種データ等の書き込みまたは読
み出しを行うものである。ハードウエア面では、ROM
は、データを製造工程で焼き付け固定するマスクRO
M、データを紫外線消去することによりデータを繰り返
し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを
電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み
出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)等
の不揮発性メモリである。CPUは、ROMの実行アド
レスを指定するプログラムカウンタ、ROMからの読み
出し内容を解読するインストラクションデコーダ、論理
演算を行う演算論理ユニット、演算データを一時格納す
るアキュムレータ等を内蔵する。RAMは、SRAM等
の揮発性メモリであり、バックアップ電源を用いて内容
を保持する。硬貨処理制御部2、紙幣処理制御部3、接
客制御部4、販売制御部5(第3制御部)、入力制御部
6(第1制御部、第2制御部)は、複数の従制御部に相
当し、ハードウエア面において、主制御部1と同様のR
OM、CPU、RAMを内蔵する。コインメカ7は、釣
銭切れを検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口1
04からの投入硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を返
却口110から返却するものである。硬貨処理制御部2
は、コインメカ7を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の
判別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬貨の収容、釣
銭払い出し等を行わせるものである。ビルバリ8は、コ
インメカ7と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセン
サを備え、紙幣挿入口105からの挿入紙幣を受け取
り、必要に応じて釣札を紙幣挿入口105から返却する
ものである。紙幣処理制御部3は、ビルバリ8を制御
し、挿入紙幣の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計
算、釣札払い出し等を行わせるものである。尚、硬貨処
理制御部2および紙幣処理制御部3は、硬貨投入および
紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行する。接
客部9は、表示部106と、複数種類の缶飲料サンプル
103に対応して設けられた複数の商品選択釦107
と、販売中、釣銭切れ、販売中止を表すランプと、を備
えたものである。接客制御部4は、接客部9を制御す
る。つまり、接客制御部4は、主制御部1からの缶飲料
販売に関する接客指示に従って、販売中、釣銭切れ、販
売中止を表すランプを点灯させたり、販売飲料別の販売
可ランプまたは売り切れランプを点灯させたり、更に
は、複数の商品選択釦107の何れが押下されたのかを
検出し、このときの検出信号を主制御部1に送信したり
する。販売機構10は、図5全体の構造を含み、利用者
が希望する缶飲料を商品取出口108まで搬出させるも
のである。販売制御部5は、販売機構10を制御し、接
客制御部4からの前記検出信号に応答した主制御部1か
らの販売指示に従って、利用者の希望商品を商品取出口
108まで搬出させる。詳述すると、販売機構10で
は、商品払出部206が動作し、商品収容庫201の最
下部の缶飲料を払い出すとともに、シュート207を摺
動させて商品取出口108まで搬出させる。更に、販売
制御部5は、前面ドア101の開放を検出し、光センサ
203が光路を形成するための駆動信号を出力する。リ
モコン11は、前面ドア101の背面に着脱自在に配設
され、コラム設定、価格設定等のためのデータ入力を行
うものである。入力制御部6は、リモコン11の入力デ
ータを主制御部1に送信するためのインターフェイスを
行うものである。
【0022】図2は、図1の主制御部内のRAMを説明
するための図である。
【0023】販売制御部5は、光センサ203の光路が
遮断されると、缶飲料が商品投入口202に投入された
ことを表す投入信号を出力する。また、販売制御部5
は、商品払出部206が商品収容庫201内の最下部の
缶飲料を払い出すと、缶飲料を払い出したことを表す払
出信号を出力する。主制御部1は、この商品収容庫20
1毎の投入信号を受信すると、主制御部1内のタイマが
計時する現在時刻情報を主制御部1内のRAMに格納す
る。詳述すると、RAMは、複数の商品収容庫201内
での缶飲料の収容可能本数分だけ、商品投入口202へ
の商品の投入時刻を記憶する専用アドレスを有する。具
体的には、複数の商品収容庫201内での缶飲料の収容
可能本数がn本ずつのとき、RAMは、4n個の専用ア
ドレスA1…An、B1…Bn、C1…Cn、D1…D
nを有する。RAMが格納する投入時刻情報は、RAM
の専用アドレスA1…Anの順、B1…Bnの順、C1
…Cnの順、D1…Dnの順に新しくなる。即ち、主制
御部1は、販売制御部5から商品収容庫201(A、
B、C、D)の払出信号を受信する毎に、RAMの専用
アドレスA2…An、B2…Bn、C2…Cn、D2…
DnからA1…An−1、B1…Bn−1、C1…Cn
−1、D1…Dn−1へ投入時刻情報を再格納する。主
制御部1は、RAMの専用アドレスA1、B1、C1、
D1に格納される最も古い投入時刻情報と現在時刻情報
とを比較して、商品収容庫201内での缶飲料の滞留時
間を測定する。尚、一般的に、缶飲料は商品収容庫20
1にまとめて充填されるので、商品収容庫201内の最
下部の缶飲料の滞留時間を、商品収容庫201内の全て
の缶飲料の滞留時間と見なしても、何ら差し支えない。
【0024】図3は、本発明の自動販売機の動作を説明
するためのフローチャートである。
【0025】先ず、主制御部1は、電源が投入されるこ
とによって、初期化動作を実行する。詳述すると、主制
御部1は、販売制御部5に初期化信号を送信する。販売
制御部5は、この初期化信号に従って、商品収容庫20
1内の缶飲料の有無を確認し、例えば、商品収容庫20
1内に缶飲料が存在するときに論理値“1”となり、商
品収容庫201内に缶飲料が存在しないときに論理値
“0”となる確認信号を出力する。次に、主制御部1
は、商品収容庫201毎の確認信号を受信すると、販売
制御部5に缶飲料が存在する商品収容庫201のための
加熱信号を送信する。販売制御部5は、この加熱信号に
従って、缶飲料が存在する商品収容庫201と対応する
加熱ヒータをオンし、この商品収容庫201内の缶飲料
を加熱するとともに庫内温度を監視する。尚、主制御部
1内のRAMは、電源の投入の有無に関わらず、バック
アップ電源を用いて投入時刻情報を保持する。また、主
制御部1は、販売制御部5から新しい投入信号を受信す
ると、主制御部1内のRAMの専用アドレスに新しい投
入時刻情報を格納する。特に、主制御部1は、現在まで
缶飲料が存在しない商品収容庫201の投入信号を受信
すると、販売制御部5にこの商品収容庫201のための
加熱信号を送信する(S1)。
【0026】主制御部1は、RAMの専用アドレスA
1、B1、C1、D1の投入時刻情報と現在時刻情報と
の差を演算し、商品収容庫201内の缶飲料の滞留時間
を計測する(S2)。
【0027】主制御部1は、ROMのテーブル内に基準
時間情報(例えば、1週間を表す基準時間情報T1、2
週間を表す基準時間情報T2)を有しており、先ず、商
品収容庫201内の缶飲料の滞留時間と基準時間情報T
1とを比較することによって、この滞留時間が1週間を
超過したかどうかを判別する(S3)。主制御部1は、
全ての商品収容庫201内の缶飲料の滞留時間が1週間
を超過していないものと判別すると(S3:NO)、商
品選択釦107の押下の有無を判別する(S4)。主制
御部1は、商品選択釦107が押下されていないものと
判別すると(S4:NO)、ステップS2を再実行す
る。
【0028】一方、利用者が硬貨投入または紙幣挿入を
行い、何れかの商品選択釦107を押下すると、接客制
御部4は、主制御部1に商品選択信号を送信する。主制
御部1は、商品選択信号を受信し、商品選択釦107が
押下されたものと判別すると(S4:YES)、販売制
御部5に利用者が希望する缶飲料を販売するための商品
販売信号を送信する。販売制御部5は、商品販売信号に
従って、商品払出部206の払出動作を制御する。即
ち、商品収容庫201内の最下部の缶飲料を払い出すと
ともに、シュート207を摺動させて商品取出口108
まで搬出させる(S5)。
【0029】主制御部1は、商品払出部206が缶飲料
を払い出したときの払出信号を受信すると(S6:YE
S)、RAMの専用アドレスA2…An、B2…Bn、
C2…Cn、D2…DnからA1…An−1、B1…B
n−1、C1…Cn−1、D1…Dn−1へ投入時刻情
報を再格納する(S7)。
【0030】主制御部1は、ステップ2を再実行する
が、今度は、RAMの専用アドレスA1、B1、C1、
D1の投入時刻情報(元々は専用アドレスA2、B2、
C2、D2の投入時刻情報)と現在時刻情報との差を演
算し、商品収容庫201内の缶飲料の滞留時間を計測す
ることになる。
【0031】ところで、主制御部1は、商品収容庫20
1(例えばA)内の缶飲料の滞留時間が1週間を超過し
たものと判別すると(S3:YES)、次に、商品収容
庫201(A)内の缶飲料の滞留時間と基準時間情報T
2とを比較することによって、この滞留時間が2週間を
超過したかどうかを判別する(S8)。主制御部1は、
商品収容庫201(A)内の缶飲料の滞留時間が2週間
を超過していないものと判別すると(S8:NO)、商
品収容庫201(A)内の缶飲料の滞留時間が1週間を
超過したことを表す検出信号X1を入力制御部6に送信
する。入力制御部6は、リモコン11を制御し、リモコ
ン11の液晶画面に「コラムA ホジュウヲ ヒカエテ
クダサイ」等を表示することによって、缶飲料の補充数
量を低減するための警告を促す(S9)。その後、主制
御部1は、ステップS4を実行する。
【0032】主制御部1は、商品収容庫201(A)内
の缶飲料の滞留時間が2週間を超過したものと判別する
と(S8:YES)、商品収容庫201(A)内の缶飲
料の滞留時間が2週間を超過したことを表す検出信号X
2を、硬貨処理制御部2、紙幣処理制御部3、接客制御
部4、販売制御部5、入力制御部6に送信する。即ち、
硬貨処理制御部2は、コインメカ7を制御し、投入硬貨
を返却口110から返却する。紙幣処理制御部3は、ビ
ルバリ8を制御し、挿入紙幣を紙幣挿入口105から返
却する。接客制御部4は、接客部9を制御し、販売中止
ランプを点灯または点滅させる。販売制御部5は、販売
機構10を制御し、商品払出部206の払出動作を禁止
する。入力制御部6は、リモコン11を制御し、リモコ
ン11の液晶画面に「コラムA ハイキシテクダサイ」
等を表示することによって、缶飲料を廃棄するための警
告を促す。これより、品質が劣化した缶飲料の販売を確
実に防止できる(S10)。
【0033】尚、自動販売機と営業所との間を通信回線
で接続し、検出信号X1、X2を営業所に送信すれば、
品質が劣化した商品を迅速に廃棄できる。また、商品収
容庫201内の缶飲料の滞留時間が1週間、2週間を超
過したことを警告するための専用のランプを設けてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、収容庫内での商品の滞
留時間を計測するので、品質劣化商品を確実に廃棄で
き、利用者に迷惑をかけるのを防止できる。また、収容
庫内での商品の滞留時間を複数の異なる基準時間と比較
するので、売れ行き不調な収容庫への商品の補充数量を
最小限に抑制でき、即ち、廃棄商品数を最小限に抑制で
きる。更に、作業員は、警告表示に従って、商品の補充
または廃棄を行えばよいので、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機を説明するための機能ブロ
ック図である。
【図2】図1の主制御部内のRAMを説明するための図
である。
【図3】本発明の自動販売機を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】本発明の自動販売機の前面ドアを閉じた状態を
示す正面図である。
【図5】本発明の自動販売機の前面ドアを開いた状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 主制御部 5 販売制御部 6 入力制御部 10 販売機構 11 リモコン 201 商品収容庫 202 商品投入口 203 光センサ 206 商品払出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品投入口を有し、前記商品投入口から
    の商品を加熱して収容する収容庫と、前記収容庫からの
    商品を払い出す払出部と、を備えた自動販売機におい
    て、 前記商品投入口への商品の投入時間を基に、前記収容庫
    内での商品の滞留時間を計測し、前記収容庫内での商品
    の滞留時間が基準時間を超過したとき、これを表す検出
    信号を出力する検出手段を、備えたことを特徴とする自
    動販売機。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記商品投入口への商
    品の投入を検知するセンサと、前記センサの検知出力を
    基に、商品の投入時刻を記憶する記憶部と、前記記憶部
    の投入時刻を基に、前記収容庫内での商品の滞留時間を
    計測する計測部と、を含むことを特徴とする請求項1記
    載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記計測部は、前記記憶部の投入時刻を
    基に、前記収容庫内での最下部商品の滞留時間を計測す
    ることを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記基準時間は、複数の異なる時間であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の自
    動販売機。
  5. 【請求項5】 前記収容庫内での商品の滞留時間が1つ
    の基準時間を超過したときの検出信号を受信することに
    より、前記1つの基準時間の経過を警告表示する第1制
    御部を、備えたことを特徴とする請求項4記載の自動販
    売機。
  6. 【請求項6】 前記収容庫内での商品の滞留時間が前記
    1つの基準時間より長い他の基準時間を超過したときの
    検出信号を受信することにより、前記他の基準時間の経
    過を警告表示する第2制御部を、備えたことを特徴とす
    る請求項4または5記載の自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記収容庫内での商品の滞留時間が前記
    他の基準時間を超過したときの検出信号を受信すること
    により、前記払出部からの商品の払い出しを禁止する第
    3制御部を、備えたことを特徴とする請求項4乃至6の
    何れかに記載の自動販売機。
JP2001011200A 2001-01-19 2001-01-19 自動販売機 Pending JP2002216218A (ja)

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