JP2002157635A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JP2002157635A
JP2002157635A JP2000355233A JP2000355233A JP2002157635A JP 2002157635 A JP2002157635 A JP 2002157635A JP 2000355233 A JP2000355233 A JP 2000355233A JP 2000355233 A JP2000355233 A JP 2000355233A JP 2002157635 A JP2002157635 A JP 2002157635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control part
control unit
product
storage
vending machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000355233A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Okada
純爾 岡田
Katsuyoshi Tajima
勝好 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000355233A priority Critical patent/JP2002157635A/ja
Priority to CNB01136663XA priority patent/CN1155921C/zh
Publication of JP2002157635A publication Critical patent/JP2002157635A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄商品を確実に検出し、廃棄商品数を最小
限に抑制する。 【解決手段】 主制御部1は、下側収容部203内の缶
飲料の滞留時間が一定時間を超えたものと判別すると、
硬貨処理制御部2、紙幣処理制御部3、接客制御部4、
販売制御部5に検出信号を送信する。即ち、硬貨処理制
御部2は、コインメカ7を制御し、投入硬貨を返却口1
10から返却する。紙幣処理制御部3は、ビルバリ8を
制御し、挿入紙幣を紙幣挿入口105から返却する。接
客制御部4は、接客部9を制御し、販売中止ランプまた
は前面ドア101の背面で作業員が商品廃棄を確認する
ための警告ランプを点灯または点滅させる。販売制御部
5は、販売機構10を制御し、上側払出部204および
下側払出部205の払出動作を禁止する。これより、品
質が劣化した缶飲料の販売を確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶飲料等の加熱商
品を取り扱う自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、缶飲料を加熱して取り扱う自動
販売機は、商品収容庫内の全缶飲料をヒータで飲み頃と
なる温度まで加熱しておき、利用者が希望する缶飲料を
その都度払い出す仕組みとなっており、例えば特開平1
0−143748号公報に開示されている。
【0003】さて、加熱可能な缶飲料には、コーヒー、
紅茶、日本茶等がある。特に、コーヒー飲料は、商品収
容庫内で一定時間(例えば2週間程度)以上加熱し続け
ると、飲料自体が酸味を帯びて品質劣化を生じてしま
う。よって、この手のコーヒー飲料は販売しないように
しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機は、商品収容庫内での各缶飲料の滞留時間を計測す
る手段を持たないので、作業員は、品質劣化を生じてい
るコーヒー飲料を確実に廃棄できず、これより、利用者
に迷惑をかけてしまう問題があった。また、缶飲料は一
旦加熱した後に冷却しても品質劣化を生じるので、商品
収容庫を加熱から冷却へ切り換えるとき、商品収容庫内
の全缶飲料を廃棄しなければならず、全缶飲料が無駄と
なってしまう問題があった。
【0005】そこで、本発明は、廃棄商品を確実に検出
でき、廃棄商品数を最小限に抑制できる自動販売機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0007】請求項1は、自動販売機であって、商品を
常温のまま収容する上側収容庫と、商品を加熱して収容
する下側収容庫と、前記下側収容庫の商品を払い出す下
側払出部と、前記下側払出部からの商品の払い出しに連
動して、前記上側収容庫の商品を前記下側収容庫に払い
出す上側払出部と、前記下側収容庫内の商品の滞留時間
を計測し、前記下側収容庫内の商品の滞留時間が一定時
間を経過したとき、これを表す検出信号を出力する検出
部と、を備えたものである。
【0008】請求項2は、請求項1に従属し、前記検出
部は、前記上側収容庫から前記下側収容庫への商品の払
い出し時刻を記憶し、この記憶済みの払い出し時刻に基
づいて、前記下側収容庫内の商品の滞留時間を計測する
ものである。
【0009】請求項3は、請求項2に従属し、前記検出
部は、前記上側収容庫から前記下側収容庫への商品の払
い出し時刻を順次記憶し、この記憶済みの払い出し時刻
に基づいて、前記下側収容庫内の最下部商品の滞留時間
を計測するものである。
【0010】請求項4は、請求項1乃至3の何れかに従
属し、前記検出信号が供給されることによって、前記下
側払出部からの商品の払い出しを禁止する第1制御部
を、備えたものである。
【0011】請求項5は、前記検出信号が供給されるこ
とによって警告表示を行う第2制御部を、備えたもので
ある。
【0012】以上より、 (1)下側収容庫内の商品の滞留時間を計測するので、
品質劣化商品を確実に廃棄でき、利用者に迷惑をかける
のを防止できる。
【0013】(2)下側収容庫内の商品のみを廃棄すれ
ばよいので、廃棄商品数を最小限に抑制できる。
【0014】(3)下側収容庫のみを加熱すればよいの
で、電力消費量を低減できる。
【0015】(4)作業員は、商品の賞味期限、補充時
間を入力しなくて済み、売れ行き如何に関わらず商品を
満杯に補充すればよいので、作業効率が向上する。とい
う作用効果を奏する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0017】図4は、本発明の自動販売機の前面ドアを
閉じた状態を示す正面図であり、例えば缶飲料を販売す
るものとする。図4において、前面ドア101は、自動
販売機の左側面端を支軸として開閉するものであり、コ
ラム設定、缶飲料補充等を行うときは開錠して開き、通
常販売を行うときは施錠して閉じておくものである。パ
ネル102は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されて
いる複数種類の缶飲料サンプル103を確認するための
ものである。つまり、利用者は、パネル102を通して
複数種類の缶飲料サンプル103を見渡すことにより、
購入したい缶飲料を選択できる。硬貨投入口104は、
利用者が硬貨を投入する部分であり、投入硬貨は自動販
売機内部のコインメカに供給される。紙幣挿入口105
は、利用者が紙幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自
動販売機内部のビルバリに供給される。表示部106
は、投入硬貨金額、挿入紙幣金額等を表示するものであ
る。商品選択釦107は、販売可ランプおよび売り切れ
ランプを内蔵し、缶飲料サンプル103それぞれに対応
してパネル102に設けられるものである。販売可ラン
プは、利用者が少なくとも1本の缶飲料を購入できる硬
貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部のコラ
ムに缶飲料が収容されている場合のみ、この缶飲料に対
応するものが点灯する。売り切れランプは、自動販売機
内部の所定コラムが空になると、この缶飲料に対応する
ものが常時点灯する。販売可ランプが点灯している商品
選択釦107を押下すると、この缶飲料サンプル103
に対応する缶飲料が商品取出口108まで搬出される。
返却レバー109は、投入硬貨を返却口110から返却
したり、投入硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金額を
差し引いた釣銭を返却口110から返却したりするため
のものである。
【0018】図5は、本発明の自動販売機の前面ドアを
開いた状態を示す正面図である。複数の上側収容庫20
1は、商品投入口202を有し、缶飲料サンプル103
に対応する缶飲料を常温のまま収容するものである。即
ち、複数の上側収容庫201は、冷却も加熱もされな
い。複数の下側収容庫203は、複数の上側収容庫20
1それぞれの下部に配設され、上側収容庫201からの
缶飲料を冷却または加熱して収容するものである。尚、
本発明の実施の形態では、複数の下側収容庫203は、
加熱されるものとする。複数の上側払出部204は、複
数の上側収容庫201と複数の下側収容庫203との間
に配設され、上側収容庫201から下側収容庫203へ
缶飲料を払い出したり、上側収容庫201内の品切れ状
態を検出したりするものである。複数の下側払出部20
5は、複数の下側収容庫203それぞれの下部に配設さ
れ、下側収容庫203からの缶飲料を払い出したり、下
側収容庫203内の品切れ状態を検出したりするもので
ある。シュート206は、複数の下側払出部205から
の缶飲料を商品取出口108まで搬出させるものであ
る。機械室207は、下側収容庫203専用の、冷凍サ
イクルを実行するための蒸発器、圧縮機、凝縮器、減圧
器、および加熱ヒータ等を内蔵するものである。尚、上
側収容庫201は、数十本の缶飲料を収容する容積を有
し、下側収容庫203は、5〜10本の缶飲料を収容す
る程度の容積を有し、これより、缶飲料を飲み頃の温度
まで冷却または加熱する時間を短縮でき、冷却または加
熱のための電力消費量を低減できることになる。
【0019】図1は、本発明の自動販売機を説明するた
めの機能ブロック図である。
【0020】図1において、主制御部1(検出部)は、
自動販売機の制御を統括するものであり、ROM、CP
U、RAM、周辺回路(タイマ等)を内蔵している。詳
しくは、ROMは、後述する複数の従制御部を統括制御
するためのプログラムデータが予め格納されたものであ
り、CPUは、ROMから読み出されたプログラムデー
タの解読結果に従って複数の従制御部を統括制御するも
のであり、RAMは、CPUによる演算結果、複数の従
制御部からの各種データ等の書き込みまたは読み出しを
行うものである。ハードウエア面では、ROMは、デー
タを製造工程で焼き付け固定するマスクROM、データ
を紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み
読み出しできるEPROM、またはデータを電気消去す
ることによりデータを繰り返し書き込み読み出しできる
EEPROM(フラッシュROMを含む)等の不揮発性
メモリである。CPUは、ROMの実行アドレスを指定
するプログラムカウンタ、ROMからの読み出し内容を
解読するインストラクションデコーダ、論理演算を行う
演算論理ユニット、演算データを一時格納するアキュム
レータ等を内蔵する。RAMは、SRAM等の揮発性メ
モリであり、バックアップ電源を用いて内容を保持す
る。硬貨処理制御部2、紙幣処理制御部3、接客制御部
4(第2制御部)、販売制御部5(第1制御部)、入力
制御部6は、複数の従制御部に相当し、ハードウエア面
において、主制御部1と同様のROM、CPU、RAM
を内蔵する。コインメカ7は、釣銭切れを検出する釣銭
切れセンサを備え、硬貨投入口104からの投入硬貨を
受け取り、必要に応じて釣銭を返却口110から返却す
るものである。硬貨処理制御部2は、コインメカ7を制
御し、投入硬貨の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計
算、金庫への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等を行わせ
るものである。ビルバリ8は、コインメカ7と同様に、
釣札切れを検出する釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口
105からの挿入紙幣を受け取り、必要に応じて釣札を
紙幣挿入口105から返却するものである。紙幣処理制
御部3は、ビルバリ8を制御し、挿入紙幣の金種、正偽
等の判別、金種別枚数の計算、釣札払い出し等を行わせ
るものである。尚、硬貨処理制御部2および紙幣処理制
御部3は、硬貨投入および紙幣挿入が行われるその都
度、処理動作を実行する。接客部9は、表示部106
と、複数種類の缶飲料サンプル103に対応して設けら
れた複数の商品選択釦107と、販売中、釣銭切れ、販
売中止を表すランプと、を備えたものである。接客制御
部4は、接客部9を制御する。つまり、接客制御部4
は、主制御部1からの缶飲料販売に関する接客指示に従
って、販売中、釣銭切れ、販売中止を表すランプを点灯
させたり、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れラ
ンプを点灯させたり、更には、複数の商品選択釦107
の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出信号
を主制御部1に送信したりする。販売機構10は、図5
全体の構造を含み、利用者が希望する缶飲料を商品取出
口108まで搬出させるものである。販売制御部5は、
販売機構10を制御し、接客制御部4からの前記検出信
号に応答した主制御部1からの販売指示に従って、利用
者の希望商品を商品取出口108まで搬出させる。詳細
すると、販売機構10では、先ず、下側払出部205が
動作し、下側収容庫203の最下部の缶飲料を払い出す
とともに、シュート206を摺動させて商品取出口10
8まで搬出させ、その後、上側払出部204が動作し、
上側収容庫202の最下部の缶飲料を下側収容庫の最上
部の缶飲料として払い出す。これより、下側収容庫20
3内では缶飲料が常に満杯の状態で加熱される。リモコ
ン11は、前面ドア101の背面に着脱自在に配設さ
れ、コラム設定、価格設定等のためのデータ入力を行う
ものである。入力制御部6は、リモコン11の入力デー
タを主制御部1に送信するためのインターフェイスを行
うものである。
【0021】図2は、図1の主制御部内のRAMを説明
するための図である。
【0022】販売制御部5は、上側払出部204が缶飲
料の払い出しを行う毎に、払出終了信号を出力する。主
制御部1は、この払出終了信号を受信すると、主制御部
1内のタイマが計時する現在時刻情報を主制御部1内の
RAMに格納する。詳細すると、RAMは、下側収容庫
203内の缶飲料の収容本数分だけ、上側払出部204
からの払出時刻を記憶する専用アドレスを有する。例え
ば、下側収容庫203内の缶飲料の収容本数が5本のと
き、RAMは、下側収容庫203毎に、5個の専用アド
レスa、b、c、d、eを有する。RAMが格納する払
出時刻情報は、RAMの専用アドレスa、b、c、d、
eの順に新しくなる。即ち、主制御部1は、上側払出部
204からの払出終了信号を受信すると、RAMの専用
アドレスb、c、d、eからa、b、c、dへ払出時刻
情報を再格納し、RAMの専用アドレスeに現在時刻情
報を新たに格納する。主制御部1は、専用アドレスaの
最も古い払出時刻情報と現在時刻情報とを比較して、下
側収容庫203内の缶飲料の滞留時間を測定する。
【0023】図3は、本発明の自動販売機の動作を説明
するためのフローチャートである。
【0024】先ず、主制御部1は、電源が投入される
と、初期化動作を実行する。詳細すると、主制御部1
は、販売制御部5に初期払出信号を送信する。販売制御
部5は、この初期払出信号に従って、上側払出部204
を開放して下側収容庫203を満杯とする。次に、主制
御部1は、販売制御部5から初期払出終了信号を受信す
ると、販売制御部5に加熱信号を送信する。販売制御部
5は、加熱信号に従って、加熱ヒータをオンし、下側収
容庫203内の缶飲料を加熱するとともに庫内温度を監
視する。また、主制御部1は、初期払出終了信号を受信
したときの現在時刻情報(加熱開始時刻情報)を、RA
Mの専用アドレスa、b、c、d、eに格納する(S
1)。
【0025】主制御部1は、RAMの専用アドレスaの
払出時刻情報と現在時刻情報との差を演算し、下側収容
部203内の缶飲料の滞留時間を計測する(S2)。
【0026】主制御部1は、ROMのテーブル内に一定
時間情報(例えば2週間を表す情報)を有し、下側収容
部203内の缶飲料の滞留時間が一定時間を超えたかど
うかを判別する(S3)。主制御部1は、下側収容部2
03内の缶飲料の滞留時間が一定時間を超えていないも
のと判別すると(S3:NO)、商品選択釦107の押
下の有無を判別する(S4)。主制御部1は、商品選択
釦107が押下されていないものと判別すると(S4:
NO)、ステップS2を再実行する。
【0027】一方、利用者が硬貨投入または紙幣挿入を
行い、何れかの商品選択釦107を押下すると、接客制
御部4は、主制御部1に商品選択信号を送信する。主制
御部1は、商品選択信号を受信し、商品選択釦107が
押下されたものと判別すると(S4:YES)、販売制
御部5に利用者が希望する缶飲料を販売するための商品
販売信号を送信する。販売制御部5は、商品販売信号に
従って、下側払出部205および上側払出部204の払
出動作を制御する。即ち、下側収容庫203の最下部の
缶飲料を払い出すとともに、シュート206を摺動させ
て商品取出口108まで搬出させ、その後、上側収容庫
202の最下部の缶飲料を下側収容庫の最上部の缶飲料
として払い出す(S5)。
【0028】主制御部1は、上側払出部204が缶飲料
を払い出したときの払出終了信号を受信すると(S6:
YES)、RAMの専用アドレスb、c、d、eから
a、b、c、dへ払出時刻情報を再格納し、RAMの専
用アドレスeに現在時刻情報を新たに格納する(S
7)。
【0029】主制御部1は、ステップ2を再実行する
が、今度は、RAMの専用アドレスaの払出時刻情報
(元々は専用アドレスbの払出時刻情報)と現在時刻情
報との差を演算し、下側収容部203内の缶飲料の滞留
時間を計測することになる。
【0030】ところで、主制御部1は、下側収容部20
3内の缶飲料の滞留時間が一定時間を超えたものと判別
すると(S3:YES)、硬貨処理制御部2、紙幣処理
制御部3、接客制御部4、販売制御部5に検出信号を送
信する。即ち、硬貨処理制御部2は、コインメカ7を制
御し、投入硬貨を返却口110から返却する。紙幣処理
制御部3は、ビルバリ8を制御し、挿入紙幣を紙幣挿入
口105から返却する。接客制御部4は、接客部9を制
御し、販売中止ランプまたは前面ドア101の背面で作
業員が商品廃棄を確認するための警告ランプ(図示せ
ず)を点灯または点滅させる。販売制御部5は、販売機
構10を制御し、上側払出部204および下側払出部2
05の払出動作を禁止する。これより、品質が劣化した
缶飲料の販売を確実に防止できる(S8)。
【0031】尚、自動販売機と営業所との間を通信回線
で接続し、検出信号を営業所に送信すれば、品質が劣化
した商品を迅速に廃棄できる。また、上側払出部204
および下側払出部205を、本願出願人が出願済みの特
開2000−113308号のものにすれば、下側収容
庫203内部を密閉でき、冷却効率および加熱効率が向
上するとともに作業効率も向上する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、下側収容庫内の商品の
滞留時間を計測するので、品質劣化商品を確実に廃棄で
き、利用者に迷惑をかけるのを防止できる。また、下側
収容庫内の商品のみを廃棄すればよいので、廃棄商品数
を最小限に抑制できる。また、下側収容庫のみを加熱す
ればよいので、電力消費量を低減できる。更に、作業員
は、商品の賞味期限、補充時間を入力しなくて済み、売
れ行き如何に関わらず商品を満杯に補充すればよいの
で、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機を説明するための機能ブロ
ック図である。
【図2】図1の主制御部内のRAMを説明するための図
である。
【図3】本発明の自動販売機を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】本発明の自動販売機の前面ドアを閉じた状態を
示す正面図である。
【図5】本発明の自動販売機の前面ドアを開いた状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 主制御部 4 接客制御部 5 販売制御部 9 接客部 10 販売機構 201 上側収容庫 203 下側収容庫 204 上側払出部 205 下側払出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を常温のまま収容する上側収容庫
    と、 商品を加熱して収容する下側収容庫と、 前記下側収容庫の商品を払い出す下側払出部と、 前記下側払出部からの商品の払い出しに連動して、前記
    上側収容庫の商品を前記下側収容庫に払い出す上側払出
    部と、 前記下側収容庫内の商品の滞留時間を計測し、前記下側
    収容庫内の商品の滞留時間が一定時間を経過したとき、
    これを表す検出信号を出力する検出部と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記検出部は、前記上側収容庫から前記
    下側収容庫への商品の払い出し時刻を記憶し、この記憶
    済みの払い出し時刻に基づいて、前記下側収容庫内の商
    品の滞留時間を計測することを特徴とする請求項1記載
    の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記検出部は、前記上側収容庫から前記
    下側収容庫への商品の払い出し時刻を順次記憶し、この
    記憶済みの払い出し時刻に基づいて、前記下側収容庫内
    の最下部商品の滞留時間を計測することを特徴とする請
    求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記検出信号が供給されることによっ
    て、前記下側払出部からの商品の払い出しを禁止する第
    1制御部を、備えたことを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記検出信号が供給されることによって
    警告表示を行う第2制御部を、備えたことを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の自動販売機。
JP2000355233A 2000-11-22 2000-11-22 自動販売機 Withdrawn JP2002157635A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000355233A JP2002157635A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 自動販売機
CNB01136663XA CN1155921C (zh) 2000-11-22 2001-10-25 自动售货机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000355233A JP2002157635A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157635A true JP2002157635A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18827679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000355233A Withdrawn JP2002157635A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 自動販売機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002157635A (ja)
CN (1) CN1155921C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188257A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fuji Electric Co Ltd 飲料ディスペンサ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105096461B (zh) * 2015-09-09 2018-06-29 浙江大学 一种存储与制冷加热分离的自动售货机系统及控制方法
CN111091654B (zh) * 2018-10-23 2021-09-24 山东新北洋信息技术股份有限公司 一种自动售货机及其货物检测方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188257A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fuji Electric Co Ltd 飲料ディスペンサ

Also Published As

Publication number Publication date
CN1354446A (zh) 2002-06-19
CN1155921C (zh) 2004-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5884395B2 (ja) 自動販売機
JP3450515B2 (ja) 自動販売機
US20210074113A1 (en) Automatic product dispensing machine
JP2002157635A (ja) 自動販売機
JP4997951B2 (ja) 自動販売機
JP7142692B2 (ja) 自動販売機
JP2002216218A (ja) 自動販売機
JP2010055553A (ja) 自動販売機
JP3826275B2 (ja) 自動販売機の商品検出装置
JP4632578B2 (ja) 飲料供給装置の制御方法および制御装置
JP4062861B2 (ja) 自動販売機
JP3713816B2 (ja) 自動販売機
JP7151800B2 (ja) 自動販売機
JP5363842B2 (ja) 自動販売機
JP5516098B2 (ja) 自動販売機
JP2002049960A (ja) 自動販売機の防犯装置
JP3005592B2 (ja) 自動販売機
JP2003141614A (ja) 自動販売機
KR940005831B1 (ko) 자동판매기의 원료 품절 감지방법
JP3997688B2 (ja) 自動販売機
JP5272591B2 (ja) 自動販売機の制御装置
JP2002024924A (ja) 自動販売機
JP5428698B2 (ja) 自動販売機
JP2012053768A (ja) 自動販売機
JP2003217017A (ja) 自動販売機の商品検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060704

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100215