JP2013188257A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 飲料ディスペンサにおける異常の発生を利用者にはわかりにくくし、かつ管理者には異常状態をわかり易くする。
【解決手段】 飲料を抽出する抽出機構3と、抽出機構3を収容する機体1,2と、機体1,2の表面に配設した操作部16とを備え、利用者が操作部16で所定の操作をすると抽出機構3で飲料の抽出を行い、その抽出した飲料をカップに入れて利用者に提供する飲料ディスペンサであって、異常が発生したときに点灯する異常通知ランプ8を備え、異常通知ランプ8は、機体1,2における操作部16を配設した面とは異なる方向を向いた面に配設してある飲料ディスペンサ。
【選択図】図2

Description

本発明は、調理機構で調理した飲料をカップに注入して提供する飲料ディスペンサに関する。
コーヒーなどの飲料を提供する飲料ディスペンサは、調理機構で調理した飲料をカップ載置部の所定位置に置かれたカップに注入して提供している。この飲料ディスペンサでは、調理機構などの不具合(動作不良)の他に、たとえば、原料(コーヒー豆や茶葉など)が無くなったこと、調理に必要な消耗品(フィルタなど)が無くなったこと、調理後に生じたコーヒーかすを回収するかす容器が満杯になったことなどを、異常として管理者に通知する。異常を通知する方法として一般的なのは、LEDランプなどの異常通知ランプを点灯させる方法である(たとえば、特許文献1を参照。)。
異常通知ランプが点灯したことで異常が発生したことを知った管理者は、まず、調理機構などが収容された本体キャビネットの前面開口を閉塞する外扉を開けて、コントロールボックスに表示された異常の内容を確認する。そして、異常への対処をするとともに、コントロールボックスまたはコントロールボックスに接続してあるリモコンで異常の通知を解除する。
特開平05−112394号公報
ところで、従来の飲料ディスペンサにおける異常通知ランプは、飲料選択釦や動作状態表示ランプなどとともに、外扉の前面に配設してある。そのため、異常通知ランプが点灯すると、異常の発生が利用者にもわかってしまい、利用者の利用意欲(飲料の購買意欲)が低下するなど、飲料の提供(販売)に支障をきたす虞がある。
また、対面式のカウンターに飲料ディスペンサを設置してある場合には、前面に異常通知ランプにあると、管理者にとっては、異常状態がわからないため、すぐ対応できず、販売機会を逃す虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者には異常の発生をわかりにくくし、かつ管理者には異常状態をわかり易くすることが可能な飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る飲料ディスペンサは、飲料を抽出する抽出機構と、前記抽出機構を収容する機体と、前記機体の表面に配設した操作部とを備え、利用者が前記操作部で所定の操作をすると前記抽出機構で飲料の抽出を行い、その抽出した飲料をカップに入れて前記利用者に提供する飲料ディスペンサであって、異常が発生したときに点灯する異常通知ランプを備え、前記異常通知ランプは、前記機体における前記操作部を配設した面とは異なる方向を向いた面に配設してあることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る飲料ディスペンサは、上記請求項1に係る飲料ディスペンサにおいて、前記操作部は、前記機体の前面に配設してあり、前記異常通知ランプは、前記機体の側面または背面に配設してあることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る飲料ディスペンサは、上記請求項1または請求項2に係る飲料ディスペンサにおいて、前記異常が発生したときに、その異常の内容に固有の点灯パターンで前記異常通知ランプを点灯させることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る飲料ディスペンサは、上記請求項1乃至請求項3のいずれかに係る飲料ディスペンサにおいて、前記機体に収容した異常通知ブザーを備え、前記制御部は、異常が発生すると、その異常の内容に固有のパターンで前記異常通知ブザーを鳴らすことを特徴とする。
本発明に係る飲料ディスペンサは、抽出機構を収容する機体の操作部を配設した面とは異なる方向を向いた面に異常通知ランプを配設してある。そのため、異常通知ランプが操作部と向かい合う利用者の視界に入りにくくなり、利用者が異常通知ランプの点灯に気づきにくくなる。
また、管理者にとってはわかり易い位置に異常通知ランプが配設されるため、異常がすぐに理解でき、しかも、異常の内容に固有の点灯パターンで前記異常通知ランプを点灯させることで、異常処理が直ぐに行え、さらに、ブザーを併用することで、離れた位置にいても、すぐに駆けつけて対応可能となる。
図1は、本発明の実施形態1である飲料ディスペンサの概略構成を示す正面図である。 図2は、図1の飲料ディスペンサの内部構成を示す概略図である。 図3は、図1の飲料ディスペンサの背面図である。 図4は、図1の飲料ディスペンサの平面図である。 図5は、図1の飲料ディスペンサにおけるカップ載置部およびその周辺の概略構成を示す平面図である。 図6は、本実施形態の飲料ディスペンサの設置例を示す模式図である。 図7は、本実施形態の飲料ディスペンサの制御構成を示すブロック図である。 図8は、図7の異常通知パターンの設定例を示す概念図である。 図9は、本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部が行う異常通知処理の処理手順を示すフロー図である。 図10は、本発明の実施形態2である飲料ディスペンサの制御構成を示すブロック図である。 図11は、図10の異常通知パターンの設定例を示す概念図である。 図12は、本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部が行う異常通知処理の処理手順を示すフロー図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る飲料ディスペンサの実施形態を詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施形態では、本発明に係る飲料ディスペンサの一例として、利用者からの要求を受けてレギュラーコーヒー(以下、単に「コーヒー」という。)を抽出(調理)し、その抽出したコーヒー(飲料)をカップ載置部に置かれたカップに注入するものを挙げる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1である飲料ディスペンサの概略構成を示す正面図である。図2は、図1の飲料ディスペンサの内部構成を示す概略図である。図3は、図1の飲料ディスペンサの背面図である。図4は、図1の飲料ディスペンサの平面図である。図5は、図1の飲料ディスペンサにおけるカップ載置部およびその周辺の概略構成を示す平面図である。
本実施形態の飲料ディスペンサは、図1乃至図4に示すように、本体キャビネット1と、外扉2とで構成される機体を備える。本体キャビネット1は、複数の鋼板を組み合わせることにより、前面が開口した箱状に構成してある。また、本体キャビネット1は、コーヒー抽出機構(調理機構)3の豆キャニスタ3Aを配設するための開口を上面の右側後方に設けてある。外扉2は、本体キャビネット1の前面開口を閉塞する扉であり、開閉可能となる態様で、本体キャビネット1の前面開口における左側縁部に支承してある。外扉2は、後面が開口した箱状部材2Aと、箱状部材2Aの後面開口に取り付けられた内パネル2Bとを備える。
本体キャビネット1には、コーヒー抽出機構3、給湯機構4、かす容器5、かす容器検知スイッチ6、排水容器7、異常通知ランプ8の他に、図示しない配管や排水容器検知スイッチなどを設けてある。外扉2には、飲料トレイ9、カップ載置部10、カップ検知センサ11、取出口12、取出口扉13、取出口扉ロック部材14、取出口扉開閉検知センサ15、飲料選択釦16、動作状態表示ランプ17、コントロールボックス18、リモコン19などを設けてある。
コーヒー抽出機構3は、コーヒーを抽出するものであり、豆キャニスタ3Aと、コーヒーミル3Bと、コーヒーブリュア3Cとを備える。コーヒー抽出機構3は、豆キャニスタ3Aの一部が本体キャビネット1の上面開口を通って外部に露出するように、本体キャビネット1の内部における右側上方に固定してある。
豆キャニスタ3Aは、コーヒー豆を収容し、コーヒーを抽出する場合に、コーヒーミル3Bにコーヒー豆を供給するものである。コーヒーミル3Bは、豆キャニスタ3Aから供給されたコーヒー豆を挽き、挽いたコーヒー豆(挽き豆)をコーヒーブリュア3Cに供給するものである。コーヒーブリュア3Cは、コーヒーミル3Bから供給された挽き豆に給湯機構4から供給された湯を注ぐことにより、コーヒーを抽出するものである。また、コーヒーブリュア3Cには、コーヒーを抽出する際に使用するフィルタ3Dがセットされている。
給湯機構4は、コーヒー抽出機構3でコーヒーを抽出する際に使用する湯を沸かすものであり、図示しない水タンクや加熱機を備える。給湯機構4は、本体キャビネット1の内部における左側上方に固定してある。給湯機構4で沸かした湯は、図示しない配管を通してコーヒー抽出機構3のコーヒーブリュア3Cに送られる。
かす容器5は、コーヒーブリュア3Cでコーヒーを抽出した後に生じるコーヒーかすおよび使用済みのフィルタを回収する容器である。かす容器5は、本体キャビネット1の内部における右側下方の前側に配置してある。かす容器5の出し入れは、外扉2を開けて行う。
かす容器検知スイッチ6は、かす容器5が本体キャビネット1の所定位置に置かれているかを検知するものである。かす容器検出スイッチ6は、本体キャビネット1の内部空間を左右方向に分割するパネル(図示しない)に固定されている。
排水容器7は、コーヒーブリュア3Cでコーヒーを抽出した際や、その後の洗浄処理などで生じる排水を回収する容器である。排水容器7は、本体キャビネット1の内部における右側下方の後側に配置してある。排水容器7の出し入れは、本体キャビネット1の後面下方に設けてある排水容器入出用扉(図示しない)を開けて行う。
異常通知ランプ8は、飲料ディスペンサの動作に異常が発生したときに、それを飲料ディスペンサの管理者に通知するものである。異常通知ランプ8は、LEDランプであり、本体キャビネット1(機体)の背面に、外部から視認可能な態様で配設してある。異常通知ランプ8で通知する異常には、コーヒー抽出機構3や給湯機構4の不具合(故障)の他、たとえば、豆キャニスタ3Aのコーヒー豆が無くなったこと、コーヒーブリュア3Cのフィルタが無くなったこと、かす容器5や排水容器7が満杯になったこと、などがある。
飲料トレイ9は、コーヒー抽出機構3(コーヒーブリュア3C)で抽出したコーヒーを受け、カップ載置部10に置かれたカップ20に注入するものである。飲料トレイ9は、外扉2の内パネル2Bに固定してある。コーヒー抽出機構3で抽出したコーヒーは、図示しない配管を通して飲料トレイ9に送られる。
カップ載置部10は、飲料トレイ9で受けたコーヒーを注入するカップ20を置く部分である。カップ載置部10は、外扉2の箱状部材2Aにおける前面から、内パネル2Bを突き抜けて飲料トレイ9の下部に突出するよう固定してある。カップ載置部10へのカップ20の載置およびカップ載置部10からのカップ20の取り出しは、外扉2の箱状部材2Aに設けてある取出口12を通して行う。飲料トレイ9で受けたコーヒーは、図示しない配管を通してカップ20に注入される。
カップ検知センサ11は、カップ載置部10の所定位置にカップ20が有るか無いかを検知するものである。カップ検知センサ11は、発光部11Aと、受光部11Bとを備える。発光部11Aおよび受光部11Bは、図4に示すように、カップ載置部10に置かれたカップ20を飲料ディスペンサにおける左右方向で挟むよう外扉2の内パネル2Bに固定してある。
取出口扉13は、取出口12を閉塞する扉であり、開閉可能となる態様で、外扉2の箱状部材2Aにおける取出口12の左側縁部に支承してある。
取出口扉ロック部材14は、取出口扉13を閉じた状態(取出口12を閉塞した状態)でロックするものである。取出口扉ロック部材14は、取出口扉13を閉じた状態で拘束可能な態様で、外扉2の箱状部材2Aにおける取出口12の右方に固定してある。
取出口扉開閉検知センサ15は、取出口扉13が開いているか閉じているかを検知するものである。取出口扉開閉検知センサ15は、取出口扉13が完全に閉じていることを検知可能な態様で、外扉2の箱状部材2Aにおける取出口12の左方に固定してある。
飲料選択釦16は、利用者がコーヒーの提供を要求する操作を行う操作部を構成するものであり、外箱2の箱状部材2Aにおける取出口12の上方に4つ配設してある。飲料選択釦16は、図示しないLEDランプと一体になっており、LEDランプを点灯させることで飲料選択釦16の押下が有効であることを利用者に通知する。
動作状態表示ランプ17は、飲料ディスペンサの動作状態を通知するものであり、飲料選択釦16とともに操作部を構成する。動作状態表示ランプ17は、複数のLEDランプからなり、外箱2の箱状部材2Aにおける取出口12と飲料選択釦16との間に、外部から視認可能な態様で配設してある。動作状態表示ランプ17で通知する動作状態としては、飲料ディスペンサが動作中(電源がオン)であること、コーヒーを抽出中であること、コーヒーの抽出が完了したこと、洗浄中であること、などがある。
コントロールボックス18およびリモコン19は、飲料ディスペンサの動作の設定や制御を行うものである。コントロールボックス18は、外箱2の内パネル2Bに固定してある。リモコン19は、外箱2の内パネル2Bに掛着してある。
図6は、本実施形態の飲料ディスペンサの設置例を示す模式図である。
本実施形態の飲料ディスペンサは、コンビニエンスストアのレジカウンターなどの対面式カウンターに設置することを想定した構成になっており、図6に示すように、利用者(客)22側に外扉2(機体)の前面が向くよう対面式カウンター21に設置する。このような対面式カウンター21がある店舗では、管理者(店員)23は、主に対面式カウンター21を挟んで利用者22と向かい合う位置にいる。そのため、管理者23は、本体キャビネット1(機体)の背面と向かい合う。飲料ディスペンサと管理者23とがこのような位置関係にある場合、管理者23からは飲料ディスペンサの前面に配設してある飲料選択釦16や動作状態表示ランプ17で構成される操作部が見えない。
本実施形態の飲料ディスペンサは、異常を通知する異常通知ランプ8が本体キャビネット1の背面に配設してあるため、図6に示す向きで対面式カウンター21に設置すると、利用者22には異常通知ランプ8が見えない。そのため、異常通知ランプ8が点灯しても、利用者には見えないので、利用者は異常が発生していることに気づきにくい。そのため、本実施形態の飲料ディスペンサは、利用者が異常の発生を知り飲料ディスペンサの利用意欲(飲料の購買意欲)が低下するなどの飲料の提供に支障をきたす虞を低減できる。
さらに、本実施形態の飲料ディスペンサは、本体キャビネット1の背面に異常通知ランプ8を配設してあるので、図6に示す向きで対面カウンター21に設置すると、異常通知ランプ8が管理者23の目にとまりやすくなる。その結果、管理者が飲料ディスペンサに発生した異常にすばやく対処できるようになる。
その上、本実施形態の飲料ディスペンサは、次に述べるような制御構成および制御処理を適用することにより、異常通知ランプ8の点灯パターンを見るだけで管理者が異常の内容を理解でるようにしてある。
図7は、本実施形態の飲料ディスペンサの制御構成を示すブロック図である。図8は、図7の異常通知パターンの設定例を示す概念図である。なお、図7には、本実施形態の飲料ディスペンサにおける特徴的な制御構成のみを示しており、その他の構成要素の図示は省略している。
本実施形態の飲料ディスペンサは、図7に示すように、コーヒー抽出機構3、給湯機構4、異常通知ランプ8などに加え、これらの制御を行う制御手段24などを備える。
制御手段24は、コントロールボックス18に収容されたコンピュータであり、制御部24Aと、異常通知パターン記録部24Bとを備える。制御部24Aは、図示しない外部メモリに記録された制御プログラムや抽出設定に基づいて飲料ディスペンサ(コーヒー抽出機構3、給湯機構4など)の動作を制御する。また、制御部24Aは、飲料ディスペンサに異常が発生すると、内部メモリ(キャッシュ)に割り当てた異常通知パターン記録部24Bに記録された異常通知パターンに基づいて異常通知ランプ8を点灯または点滅させる。
本実施形態の飲料ディスペンサにおける異常は、前述のように、コーヒー抽出機構3や給湯機構4の不具合(故障)の他、たとえば、豆キャニスタ3Aのコーヒー豆が無くなったこと、コーヒーブリュア3Cのフィルタが無くなったこと、かす容器5や排水容器7が満杯になったこと、などがある。そして、これらの異常が発生したときに効率よく対処することが、飲料ディスペンサによる飲料の提供機会(販売機会)の拡大には重要になってくる。そのため、本実施形態の飲料ディスペンサは、異常通知ランプ8を本体キャビネット1の背面に配設することで、管理者が異常通知ランプ8による異常の通知に気づきやすくしている。さらに、本実施形態の飲料ディスペンサでは、異常通知パターン記録部24Bに記録された異常通知パターンに基づき異常の内容ごとに固有のパターンで異常通知ランプ8を点灯させることで、管理者が内部(コントロールボックス18)を確認することなく異常の内容を把握できるようにしている。
異常通知パターン記録部24Bには、図8に示すように、異常の内容と、それに対応する通知パターンとで構成された異常通知パターンを記録してある。本実施形態の飲料ディスペンサでは、通知パターンを異常通知ランプ8の点灯パターンにしてあり、常時点灯させる場合の他に、点灯時間と消灯時間との組み合わせを変えることで、それぞれの異常に固有の点灯パターンを割り当てている。そのため、管理者は、異常通知ランプ8の点灯パターンから異常の内容を把握できる。したがって、管理者は、外扉2を開いてコントロールボックス18やリモコン19の表示を確認することなく発生した異常を知ることができ、効率よく対応できる。
次に、本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部24Aが行うに異常の通知に関する制御の具体例について、図9を参照しながら簡単に説明する。
図9は、本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部が行う異常通知処理の処理手順を示すフロー図である。
本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部24Aは、コーヒーの提供(販売)処理などと並列して、異常通知処理を行っている。そして、制御部24Aは、図示しない主処理において異常の発生を検知すると、図9に示すような異常通知処理を行う。
制御部24Aは、異常通知処理を始めると、まず、異常の内容を確認する(ステップS11)。そして、異常の内容が判明すると、制御部24Aは、異常通知パターン記録部24Bに記録された異常通知パターンに基づき、異常の内容と対応したパターンで異常表示ランプ8を点灯または点滅させる(ステップS12)。
異常表示ランプ8を点灯または点滅させた後、管理者が発生した異常に対処して異常が解消されると(ステップS13:Yes)、制御部24Aは、異常表示ランプ8を消灯させ(ステップS14)、異常通知処理を終える。異常が解消されたか否かは、コントロールボックス18またはリモコン19による所定の解除操作が行われたか否かで判断する。
一方、異常が解消されない場合(ステップS13:No)、制御部24Aは、異常が解消されるまで異常表示ランプ8の点灯または点滅を続ける。
本実施形態の飲料ディスペンサは、前述のように、異常が発生したことを管理者に通知する異常通知ランプ8が本体キャビネット1(機体)の背面に配設されている。そのため、利用者は異常が発生したことに気づきにくい。したがって、本実施形態の飲料ディスペンサは、利用者が異常表示ランプ8の点灯または点滅を目にすることで利用意欲が低減するなどの支障がでないようにすることができる。
また、本実施形態の飲料ディスペンサは、外箱2の前面(操作面)が利用者22(客)側を向くようにして対面式カウンター21に設置すると、対面式カウンタ21を挟んで利用者22と向かい合う位置にいる管理者23からは、異常通知ランプ8がよく見える。そのため、管理者は異常通知ランプ8の点灯が目にとまりやすく、異常に対して効率よく対処できる。
さらに、本実施形態の飲料ディスペンサは、異常が発生すると、その異常に固有の点灯パターンで異常通知ランプ8を点灯または点滅させる。そのため、管理者が内部(コントロールボックス18)を確認することなく異常の内容を容易に把握でき、異常に対して効率よく対処できる。
(実施形態2)
図10は、本発明の実施形態2である飲料ディスペンサの制御構成を示すブロック図である。図11は、図10の異常通知パターンの設定例を示す概念図である。なお、図10には、本実施形態の飲料ディスペンサにおける特徴的な制御構成のみを示しており、その他の構成要素の図示は省略している。
本実施形態の飲料ディスペンサは、制御部24Aにおいて異常の発生を検知すると、実施形態1の飲料ディスペンサと同様、異常通知ランプ8を異常の内容に固有の点灯パターンで点灯または点滅させる。
さらに、本実施形態の飲料ディスペンサは、異常通知ランプ8の点灯または点滅に加え、固有の発音パターンで異常通知ブザー25を鳴らすことで、異常通知ランプ8から離れた位置にいる管理者に対しても異常を通知できるよう構成してある。本実施形態の飲料ディスペンサの制御構成は、図10に示すように、コーヒー抽出機構3や給湯機構4、異常通知ランプ8、制御手段24などに加え、異常通知ブザー25を備える。異常通知ブザー25は、たとえば、コントロールボックス18に収容してあり、動作のオン/オフ切り替えや音量の調節が可能なものである。
制御部24Aは、飲料ディスペンサに異常が発生すると、異常通知パターン記録部24Bに記録された異常通知パターンに基づいて異常通知ランプ8を点灯または点滅させるとともに異常通知ブザー25を発音させる。
本実施形態の飲料ディスペンサにおける異常通知パターン記録部24Bには、図11に示すように、異常の内容と、それに対応する異常通知ランプ8の点灯パターンおよび異常通知ブザー25の発音パターンを記録してある。本実施形態でも、それぞれの異常に固有の点灯パターンおよび発音パターンを割り当てている。そのため、管理者は、異常通知ランプ8の点灯パターンおよび発音パターンから異常の内容を把握できる。特に、異常通知ブザー25を併用することで、飲料ディスペンサから離れた位置にいて異常通知ランプ8を視認できない管理者でも、音で異常の発生を知ることができ、すぐに対応可能となる。
次に、本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部24Aが行うに異常の通知に関する制御の具体例について、図12を参照しながら簡単に説明する。
図12は、本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部が行う異常通知処理の処理手順を示すフロー図である。
本実施形態の飲料ディスペンサにおける制御部24Aは、実施形態1のものと同様、コーヒーの提供(販売)処理などと並列して、異常通知処理を行っている。そして、制御部24Aは、図示しない主処理において異常の発生を検知すると、図11に示すような異常通知処理を行う。
制御部24Aは、異常通知処理を始めると、まず、異常の内容を確認する(ステップS11)。そして、異常の内容が判明すると、制御部24Aは、異常通知パターン記録部25Bに記録された異常通知パターンに基づき、異常の内容と対応したパターンで異常表示ランプ8を点灯または点滅させるとともに、異常通知ブザー25を発音させる(ステップS120)。
異常表示ランプ8を点灯または点滅させ、異常通知ブザー25を発音させた後、管理者が発生した異常に対処して異常が解消されると(ステップS13:Yes)、制御部24Aは、異常表示ランプ8を消灯させるとともに異常通知ブザー25の発音を停止させ(ステップS140)、異常通知処理を終える。異常が解消されたか否かは、コントロールボックス18またはリモコン19による所定の解除操作が行われたか否かで判断する。
一方、異常が解消されない場合(ステップS13:No)、制御部24Aは、異常が解消されるまで異常表示ランプ8の点灯または点滅および異常通知ブザー25の発音を続ける。
本実施形態の飲料ディスペンサは、前述のように、異常が発生したことを管理者に通知する異常通知ランプ8が本体キャビネット1の背面に配設されている。そのため、利用者は異常が発生したことに気づきにくい。したがって、本実施形態の飲料ディスペンサは、利用者が異常通知ランプ8の点灯または点滅を目にすることで利用意欲が低減するなどの支障がでないようにすることができる。
さらに、本実施形態の飲料ディスペンサは、異常が発生すると、その異常に固有の点灯パターンで異常通知ランプ8を点灯または点滅させる。そのため、管理者が内部を確認することなく異常の内容を容易に把握でき、異常に効率よく対処できる。
なお、本実施形態の飲料ディスペンサは、図12のフロー図のように、常に異常通知ランプ8および異常通知ブザー25の両方で異常を通知する。しかしながら、異常通知ランプ8と異常通知ブザー25とを併用する場合は、これに限らず、たとえば、管理者が飲料ディスペンサの近くにいる場合は異常通知ランプ8のみで通知し、飲料ディスペンサから離れる場合は異常通知ブザー25による通知を有効にすることもできる。
以上、本発明に係る飲料ディスペンサを、上記の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることはもちろんである。
たとえば、上記の実施形態で示した飲料ディスペンサは、本体キャビネット1の背面、すなわち飲料選択釦16などを配設した外扉2の前面(操作面)の裏面に異常通知ランプ8を配設している。しかしながら、異常通知ランプ8の配設面は、これに限らず、操作面とは異なる方向を向いており、操作面と向き合った利用者の目にとまりにくい面であればよい。すなわち、異常検知ランプ8は、本体キャビネット1(機体)の側面や上面に配設してあってもよい。
また、上記の実施形態で示した飲料ディスペンサでは、1つの異常通知ランプ8の点滅間隔を変えることで、それぞれの異常に固有の点灯パターンを設定している。しかしながら、異常通知ランプ8は、これに限らず、2以上のLEDランプを用いて点灯させるLEDランプの組み合わせでそれぞれの異常に固有の点灯パターンを設定してもよい。
1 本体キャビネット(機体)
2 外扉(機体)
2A 箱状部材
2B 内パネル
3 コーヒー抽出機構(調理機構)
3A 豆キャニスタ
3B コーヒーミル
3C コーヒーブリュア
3D フィルタ
4 給湯機構
5 かす容器
6 かす容器検知センサ
7 排水容器
8 異常通知ランプ
9 飲料トレイ
10 カップ載置部
11 カップ検知センサ
11A 発光部
11B 受光部
12 取出口
13 取出口扉
14 取出口扉ロック部材
15 取出口扉開閉検知センサ
16 飲料選択釦(操作部)
17 動作状態表示ランプ
18 コントロールボックス
19 リモコン
20 カップ
21 対面式カウンター
22 利用者(客)
23 管理者(店員)
24 制御手段
24A 制御部
24B 異常通知パターン記録部
25 異常通知ブザー

Claims (4)

  1. 飲料を抽出する抽出機構と、前記抽出機構を収容する機体と、前記機体の表面に配設した操作部とを備え、利用者が前記操作部で所定の操作をすると前記抽出機構で飲料の抽出を行い、その抽出した飲料をカップに入れて前記利用者に提供する飲料ディスペンサであって、
    異常が発生したときに点灯する異常通知ランプを備え、
    前記異常通知ランプは、前記機体における前記操作部を配設した面とは異なる方向を向いた面に配設してあることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記操作部は、前記機体の前面に配設してあり、
    前記異常通知ランプは、前記機体の側面または背面に配設してあることを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記異常が発生したときに、その異常の内容に固有の点灯パターンで前記異常通知ランプを点灯させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料ディスペンサ。
  4. 前記機体に収容した異常通知ブザーを備え、
    前記制御部は、異常が発生すると、その異常の内容に固有のパターンで前記異常通知ブザーを鳴らすことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の飲料ディスペンサ。
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