JP2000123228A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】大規模な災害が発生してライフラインも停止し
た非常事態時に、機内に貯蔵している商品(飲料,食
品)を災害地域の被災者に無料で提供できるような災害
対策機能を備えた自動販売機を提供する。 【解決手段】庫内に商品収納ラック4を搭載したキャビ
ネット1の前面に扉ロック装置付きの外扉2を備えた自
動販売機において、前記外扉に設けた扉ロック装置を、
常時は商用電源の通電で外扉を閉位置にロックし、商用
電源の停止時にロックを解除するよう作動する自動ロッ
ク装置16となし、自動販売機のロケーション先地域に
災害が発生してライフラインが停止した非常時に、外扉
のロックを自動解除し、外扉を開いて機内から商品を自
由に取り出せるようにし、その自動ロック装置は、具体
的にキャビネットに設けたフック16aと、掛け穴付き
スライダ16bと、通電によりスライダをロック位置に
引き上げるソレノイド16cとで構成し、かつソレノイ
ドと商用電源19との間に、外扉の主錠の施錠,解錠に
合わせてON,OFF動作するキースイッチの接点を接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、震災などの大規模
災害が発生してその地域のライフラインが停止した場合
に、飲料,食品供給源として対応できるようにした災害
対策用の自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機には、缶,壜入りの各種飲
料,あるいはスナック食品などの自動販売機がある。ま
た、自動販売機の普及化に伴い、現在では市街地を含め
た全国規模で飲料販売用の自動販売機が隈なく展開して
街頭,建物内のロケーション先に設置されている。
【0003】ここで、一般的な缶飲料自動販売機の従来
構成を図4(a),(b) に示す。図において、1は自動販売
機のキャビネット、2はキャビネット1の前面に配した
外扉、3は断熱内扉、4はキャビネットの庫内に搭載し
たサーペンタイン式商品収納ラックであり、周知のよう
に前面外扉2には商品見本5を陳列したディスプレイ室
6,商品選択ボタン7,商品取出口8,および操作パネ
ル9を備えている。
【0004】この操作パネル9には、外扉2の裏面側に
配置したコインメカニズム10,ビルバリデータ11に
対応するコイン投入口10a,紙幣投入口11a,返金
レバー12,および外扉2を開閉する錠(シリンダ錠)
付きハンドル13を備えている。なお、14はコインメ
カニズム10と並置して外扉2の裏面側に備えたキャッ
シュボックス、15は制御ボックスである。また、外扉
2の裏面側には前記ハンドル13に連結してそのハンド
ル操作により上下移動する掛け金13aを備え、この掛
け金13aに対向してキャビネット1には前方に突き出
したフック13bを備え、これらで外扉2の扉ロック装
置を構成している。
【0005】この自動販売機は、周知のように商品収納
ラックに装備したベンド機構,貨幣処理機構,販売制御
部,および庫内の冷却/加熱ユニット,庫内照明灯など
を含めて全て商用電源からの電力を使って運転,制御を
行うようにしている。一方、商用電源が停電した場合で
も自動販売機での販売動作が継続して行えるようにする
ために、機内に非常用電源として蓄電池を搭載してお
き、商用電源の停電時に電源を商用電源から蓄電池に切
換えて販売動作が引き続き行えるようにした自動販売機
が既に提案されており、実開平1−68576号,特開
平10−116379号公報などで公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】震災などの大規模な災
害が発生してその地域のライフライン(電気,水道,ガ
スなど)が停止した非常時には、災害地域の住民に対す
る水などの飲料,食料の早急な提供が重要な課題とな
る。
【0007】かかる点、市中に展開している自動販売機
は機内の商品収納ラックに商品として飲料,食品を貯蔵
していることから、先記のように商用電源の停電対策と
して機内に蓄電池を搭載しておけば、災害発生でライフ
ラインが停止した場合でも販売機能が維持でき、これに
より自動販売機が災害発生時に飲料,食品供給拠点の役
割を果たすことが可能となる。
【0008】しかしながら、前記のように停電対策とし
て機内に蓄電池を搭載して商品販売を継続的に行えるよ
うにした自動販売機は、大規模な災害発生した状況の下
では次記のような問題点が残る。すなわち、震災などの
大規模な災害が発生してライフラインも停止した非常事
態の状況下では、お金を持たずに避難した被災者も多
く、このような人達は飲料,食品が欲しくても自動販売
機で商品を購入することができないし、また地方自治体
などによる飲料,食品の非常配給も滞って十分に機能し
ないことが多い。
【0009】そこで、本発明は大規模な災害が発生して
ライフラインも停止した非常事態では、機内の商品収納
ラックに貯蔵している飲料,食品を代金を必要とせずに
災害地域の被災者に無料で提供できるような災害対策機
能を備えた自動販売機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、商品収納ラックを搭載したキャビ
ネットの前面に扉ロック装置付きの外扉を備え、かつ該
外扉の裏面にコインメカニズム,ビルバリデータ,キャ
ッシュボックス、および制御ボックスを設置した自動販
売機において、(1) 前記外扉に設けた扉ロック装置を、
常時は商用電源の通電で外扉を閉位置にロックし、商用
電源の停止時にロックを解除するよう作動する自動ロッ
ク装置となし、商用電源が停止した非常時に外扉のロッ
クを解除し、キーを使わずに外扉を開いて機内から商品
を自由に取り出せるように構成する(請求項1)ものと
し、具体的には前記自動ロック装置を、外扉の閉位置で
キャビネットから前方に突き出したフックと掛かり合う
掛け穴付きスライダと、通電により前記スライダをロッ
ク位置に引き上げるソレノイドとから構成し、かつソレ
ノイドと商用電源との間に、外扉に設けたハンドル錠の
施錠,解錠に合わせてON,OFF動作するキースイッ
チの接点を接続する(請求項2)。
【0011】上記の構成によれば、通常の販売状態では
外扉が閉位置にロックされているが、大規模災害などの
発生に伴い地域のライフラインが停止して商用電源も停
電した場合には、自動ロック装置のロックが解除されて
外扉が自由に開けられる状態となる。これにより、自動
販売機の庫内に残っている在庫商品を非常放出用の飲
料,食品として災害地域の人達に提供することができ
る。
【0012】(2) コインメカニズム,ビルバリデータ,
キャッシュボックス、および制御ボックスを外扉の裏面
側に集中して配備し、かつこれら機器を覆って外扉の裏
面側に扉式の防盗カバーを設置するするとともに、該防
盗カバーに対し、商用電源の停止時にカバーを閉位置に
ロックする自動ロック装置を設ける(請求項3)ものと
し、具体的には前記自動ロック装置を、防盗カバーの閉
位置で該カバーに取付けたフックと掛かり合う掛け穴付
きスライダと、通電により前記スライダをロック位置に
引き上げるソレノイドとで構成し、かつそのソレノイド
を商用電源に接続して励磁する(請求項4)。
【0013】このように、外扉の裏面側に装備したコイ
ンメカニズム,ビルバリデータ,キャッシュボックス、
および制御ボックスを防盗カバーで覆い、かつこの防盗
カバーを商用電源の停止時に閉位置にロックして開放で
きないようにすることで、災害時に外扉を開放して庫内
の商品を自由に取り出せるようにした際に、コインメカ
ニズム,ビルバリデータ,キャッシュボックスに貯留さ
れている現金が不当に盗みだされたり、制御ボックスが
悪戯されたりするのを防止できる。
【0014】(3) また、前記とは別な解決手段として、
外扉の一角に非常扉を設けてその内側に外扉の扉ロック
装置に連結した手動式の扉開放用ハンドルを組み込むと
ともに、前記非常扉に対し、常時は商用電源の通電で小
扉を閉位置にロックし、商用電源の停止時にロックを解
除するよう作動する自動ロック装置を設けた構成がある
(請求項5)。
【0015】なお、このような災害対策機能を備えた自
動販売機を地域内の全てに設置することは直ちには困難
ではあるが、少なくとも大規模災害時の避難場所となる
公共施設などに設置する自動販売機に適用すれば災害対
策の一端として役立つ。また、災害発生に伴う停電以前
に販売した商品の数量などの販売データを制御部に備え
た不揮発性メモリーに記憶しておけば、非常時に自動販
売機から取出して無料提供した商品の数量を後から確認
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図4
に対応する同一部材には同じ符号を付してその説明は省
略する。
【0017】まず、図1(a),(b) ,および図2(a),(b)
に本発明による災害対策機能を持たせた自動販売機の実
施例の構成を示す。
【0018】図示実施例においては、外扉2の扉ロック
装置が次記のように商用電源の停止で自動的にロックを
解除する電磁式の自動ロック装置16として構成されて
いる。また、外扉2の裏面側の一角には図2(a) で示す
ようにコインメカニズム10,ビルバリデータ11,キ
ャッシュボックス14,制御ボックス15を集中的に配
置した上で、これら機器を覆って外扉2の裏面には防盗
カバー17が新たに設置されており、かつ防盗カバー1
7に対しては商用電源の停止で自動的にロックを掛ける
電磁式の自動ロック装置18を備えている。なお、防盗
カバー17には自動ロック装置18とは別にカバーを手
動で開閉する簡単な掛け金(図示せず)を備えている。
【0019】ここで、外扉2の自動ロック装置16は、
フック16a,板面にフックの掛け穴(高さdの角穴)
16b-1を開口したスライダ16bと、スライダ16b
を上方に駆動するソレノイド16cと、スライダ16b
を案内支持するスライダカバー16dとからなり、ここ
でフック16aは先端を下向きにしてキャビネット1に
取付け、スライダ16b,ソレノイド16c,スライダ
カバー16dの組立体がフック16aに対向して外扉2
に取付けられている。
【0020】かかる構成で、外扉2が閉じた状態でソレ
ノイド16cがOFF(無通電)であれば、図1(c) で
示すようにスライダ16bが自重で下降してフック16
aと掛け穴16b-1とが同じ高さに並ぶ。したがってロ
ック解除の状態となる。これに対して、ソレノイド16
cがON(通電)であれば、図1(d) で示すようにスラ
イダ16bが上方に引き上げられてフック16aと掛け
穴16b-1とが係合したロック状態となる。
【0021】また、前記ソレノイド16cは商用電源1
9にキースイッチ20の接点を介して接続されている。
このキースイッチ20は、外扉2に配した錠(シリンダ
錠)付きハンドル13(図3(a) 参照)に連係し、キー
13aの操作による施錠,解錠に対応して接点がON,
OFF動作する。
【0022】一方、防盗カバー17の自動ロック装置1
8は、図2のようにフック18a,板面にフックの掛け
穴(高さdの角穴)18b-1を開口したスライダ18b
と、スライダ18bを上方に駆動するソレノイド18c
と、スライダ18bを案内支持するスライダカバー18
dとからなり、ここでフック18aは先端を上向きにし
て防盗カバー17に取付け、スライダ18b,ソレノイ
ド18c,スライダカバー18dの組立体がフック18
aに対向して外扉2の裏面側に取付けられている。ま
た、ソレノイド18cは商用電源19に接続されてい
る。
【0023】かかる構成で、防盗カバー17が閉じた状
態でソレノイド18cがON(通電)であれば、図2
(d) で示すようにスライダ18bが上方に引き上げられ
てフック18aと掛け穴18b-1とが同じ高さに並び、
防盗カバー17はロック解除の状態にある。これに対し
て、ソレノイド18cがOFF(無通電)になると、図
2(c) で示すようにスライダ18bが自重で下降してフ
ック18aと掛け穴18b-1とが係合してロックが掛か
る。
【0024】次に、上記構成になる災害対策用自動販売
機の通常時,および災害発生時における外扉の挙動につ
いて述べる。すなわち、自動販売機に電力を供給する商
用電源19が正常である通常の状態では、外扉2を閉じ
てその主錠(ハンドル13のシリンダ錠)を施錠する
と、その自動ロック装置16にロックが掛かる(図1
(d) 参照)ので外扉2は自由に開けることができない。
これに対して、防盗カバー17は商用電源19の通電中
はロックが解除(図2(d) 参照)されて保守員が防盗カ
バー17を自由に開けることができる状態にある。な
お、商用電源が一時的に停電(瞬断)しても、電源が回
復すれば元の状態に復帰する。
【0025】一方、自動販売機のロケーション先で震災
などの大規模な災害が発生して電気,水道,ガスなどの
ライフラインも停止した非常事態になると、商用電源1
9が無通電になって外扉2の自動ロック装置16のロッ
クが自動的に解除(図1(c)参照)される。したがって
この状態になれば、自動販売機のキー13a(図1(b)
参照)を使わずに外扉2,内扉3を開け、機内の商品収
納ラックに収納されている在庫商品(飲料,食品)を取
り出して被災者に提供できる。なお、この自動販売機に
は、その外扉の前面などに「災害対策用自動販売機」で
ある旨,および「災害発生時に商品を取り出す操作手
順」などの表示をしておくものとする。
【0026】また、商用電源19が停止すると、防盗カ
バー17の自動ロック装置18にロックが掛かり、防盗
カバー17が手では開けられなくなる。つまり、前記の
ように緊急災害時に自動販売機の外扉2を開放して庫内
の商品を自由に取り出せるようにした場合に、図4のよ
うに外扉2の裏面側に装備したコインメカニズム10,
ビルバリデータ11,キャッシュボックス14などの金
銭処理装置,および制御ボックス15が剥き出しに露呈
していると、これら金銭処理装置に貯留されている売
上,釣銭などの金銭が不当に盗みだれさるおそれがある
が、図示例のように金銭処理装置,制御ボックスに被せ
た防盗カバー17をロックすることで、金銭の盗み出
し,制御ボックス15への悪戯を防止できる。
【0027】なお、制御部で災害発生に伴う停電以前に
販売した商品の数量などの販売データを制御部に備えた
不揮発性メモリーに記憶しておけば、災害発生で自動販
売機から取出して無料提供した商品の数量を後から確認
できる。
【0028】次に、本発明の請求項5に対応する別な実
施例を図3(a),(b) に示す。この実施例においては、外
扉2の前面一角に片開き式の非常扉21を設けてその内
方に画成したポケット部に手動式の外扉開放用ハンドル
22を設置するとともに、この非常扉21に対して常時
は閉位置にロックし、大規模な災害が発生して商用電源
が停止した場合にロックを外す自動ロック装置を備えて
いる。なお、前記の非常扉21はばねなどで閉じる方向
に付勢しておくものとする。
【0029】ここで、前記ハンドル22はその後端に連
結したレバーを介して図4に示した掛け金13aに連結
されており、ハンドル22を手動で操作することによ
り、外扉2の主錠(錠付きハンドル13のシリンダ錠)
が施錠されている状態でも、掛け金13aとフック13
bとの係合を外して外扉2を自由に開くことができる。
一方、非常扉21の裏面にはストライクプレート21a
を取付け、このストライクプレート21aに対向して外
扉2側には商用電源19に接続して励磁されるソレノイ
ド23、およびソレノイド23に連結したラッチボルト
23aを設け、これら各部品で非常扉21の自動ロック
装置を構成している。なお、ラッチボルト23aはソレ
ノイド23の通電時にはストライクプレート21aに向
けて突き出すように駆動され,ソレノイド23が無通電
になると復帰ばね(図示せず)で後退してストライクプ
レート21aとの係合が外れる。
【0030】かかる構成で、商用電源19が通電状態に
あれば、非常扉21は閉位置でロックが掛かり、外部か
ら開けることができない。一方、大規模な災害が発生し
てライフラインも停止した状況では、商用電源19が無
通電となって非常扉21のロックが解除される。したが
ってこの状態になれば、非常扉21を開いた上でその内
側のハンドル22を手動で回して外扉2をキーを使わず
に開放し、機内の商品収納ラックに収納されている商品
を自由に取り出すことかできる。
【0031】なお、図3には示してないが、この実施例
においても外扉2の裏面側には図2で述べたと同様に、
各金銭処理装置,制御部など対して防盗カバー17を設
けておくものとする。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の自動販売機
によれば、常時はキャビネットの前面外扉を閉位置にロ
ックしてお金の投入による通常の商品販売を行い、大規
模災害などの発生でライフラインも停止した非常事態の
場合には、外扉,ないし非常扉のロックを自動解除し、
この状態から外扉を開いて自動販売機の庫内に残ってい
る在庫商品を機外からの手動操作により搬出し、非常放
出用の飲料,食品として災害地域の被災者に無料で提供
することができ、これにより自動販売機を大規模災害発
生時の飲料,食品提供の拠点として活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成図であり、(a) は自動販売
機の外扉開放状態の外観図、(b) は外扉の扉ロック装置
の構造を表す正面図、(c),(d) はそれぞれロック解除,
ロック状態を表す扉ロック装置の側面図
【図2】図1における防盗カバー,およびその周辺の構
成図であり、(a) は防盗カバー開放状態の外観図、(b)
は防盗カバーのロック装置の構造を表す正面図、(c),
(d) はそれぞれロック解除,ロック状態を表す防盗カバ
ーロック装置の側面図
【図3】図1と異なる本発明実施例の構成図であり、
(a) 自動販売機の正面図、(b) は(a) 図における非常扉
の開放状態を表すその周辺構造の斜視図
【図4】本発明の実施対象となる自動販売機の従来例の
構成図であり、(a) は正面図、(b) は外扉,内扉を開放
した状態を表す外観図
【符号の説明】
1 自動販売機のキャビネット 2 外扉 4 商品収納ラック 8 商品取出口 10 コインメカニズム 10a コイン投入口 11 ビルバリデータ 11a 紙幣投入口 13 外扉の錠付きハンドル 16 自動ロック装置 16a フック 16b スライダ 16c ソレノイド 17 防盗カバー 19 商用電源 20 キースイッチ 21 非常扉 21a ストライクプレート 22 手動式扉開放用ハンドル 23 非常扉のロック用ソレノイド 23a ラッチボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠井 武司 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA01 DC01 DC06 DD03 DD06 DD10 EA01 FB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内に商品収納ラックを搭載したキャビネ
    ットの前面に扉ロック装置付きの外扉を備え、かつ該外
    扉の裏面にコインメカニズム,ビルバリデータ,キャッ
    シュボックス、および制御ボックスを設置した自動販売
    機において、前記外扉に設けた扉ロック装置を、常時は
    商用電源の通電で外扉を閉位置にロックし、商用電源の
    停止時にロックを解除するよう作動する自動ロック装置
    となし、商用電源が停止した非常時に外扉のロックを解
    除し、外扉を開いて機内から商品を自由に取り出せるよ
    うにしたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動販売機において、自動
    ロック装置が、外扉の閉位置でキャビネットから前方に
    突き出したフックと掛かり合う掛け穴付きスライダと、
    通電により前記スライダをロック位置に引き上げるソレ
    ノイドとからなり、かつ前記ソレノイドと商用電源との
    間に、外扉に設けたハンドル錠の施錠,解錠に合わせて
    ON,OFF動作するキースイッチの接点を接続したこ
    とを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動販売機において、コイ
    ンメカニズム,ビルバリデータ,キャッシュボックス、
    および制御ボックスを外扉の裏面側に集中して配備し、
    かつこれら機器を覆って外扉の裏面側に扉式の防盗カバ
    ーを設置するするとともに、該防盗カバーに対し、商用
    電源の停止時にカバーを閉位置にロックする自動ロック
    装置を設けたことを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の自動販売機において、自動
    ロック装置が、防盗カバーの閉位置で該カバーに取付け
    たフックと掛かり合う掛け穴付きスライダと、通電によ
    り前記スライダをロック位置に引き上げるソレノイドと
    からなり、かつ前記ソレノイドを商用電源に接続したこ
    とを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】商品収納ラックを搭載したキャビネットの
    前面に扉ロック装置付きの外扉を備えた自動販売機にお
    いて、外扉の一角に非常扉を設けてその内側に外扉の扉
    ロック装置に連結した手動式の扉開放用ハンドルを組み
    込むとともに、前記小扉に対し、常時は商用電源の通電
    で非常扉を閉位置にロックし、商用電源の停止時にロッ
    クを解除するよう作動する自動ロック装置を設けたこと
    を特徴とする自動販売機。
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