JPH06215251A - 自動販売機の扉ロック装置 - Google Patents

自動販売機の扉ロック装置

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Publication number
JPH06215251A
JPH06215251A JP708893A JP708893A JPH06215251A JP H06215251 A JPH06215251 A JP H06215251A JP 708893 A JP708893 A JP 708893A JP 708893 A JP708893 A JP 708893A JP H06215251 A JPH06215251 A JP H06215251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
door
vending machine
locking
lock mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP708893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Nagata
和重 永田
Shozo Iwamoto
昌三 岩本
Norio Hokari
教生 穂刈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP708893A priority Critical patent/JPH06215251A/ja
Publication of JPH06215251A publication Critical patent/JPH06215251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】悪戯などによる商品,金銭の盗難に対してセキ
ュリティ性の高い自動販売機の扉ロック装置を提供す
る。 【構成】自動販売機のキャビネット本体1と外扉2との
間を鎖錠する扉ロック装置として、キー操作により開
錠, 施錠するロック機構とは別個に、常時はロックを外
した状態で待機し、異常検知センサ(外扉に加えられる
衝撃などを検知する加速度センサ,あるいは振動セン
サ)7の検知信号により動作してロックを掛ける非常用
ロック機構3を機内側に追加装備するものとし、この非
常用ロック機構を鎖錠位置に向けてばね5で付勢された
ロックピン4と、通電により前記ロックピンを開錠位置
へ付勢する釈放ソレノイド6と、異常検知センサからの
信号を受けて釈放ソレノイドを通電から非通電に切換
え、リセット信号,もしくは一定時間経過後に通電状態
に復帰させる制御部9とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外設置用の自動販売
機に好適な扉ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機には、キャビネットの外扉が
自由に開けられないようにするために、自動販売機の管
理者,あるいはサービスマンが保有するキーで開錠,施
錠操作する扉ロック機構を装備している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の扉ロ
ック機構はキー差込穴の位置などからその設置箇所が外
部から一見して判る。このために、扉ロック機構を破壊
するなどして外扉をこじ開けた上で、機内の収納商品,
および金銭を不正に盗み出すといった悪戯行為による被
害を受け易く、自動販売機のメーカー,管理者はその防
盗対策に苦慮しているのが現状である。
【0004】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は防犯,保安性の高い自動販売機の扉
ロック装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の扉ロック装置は、キー操作で開錠, 施錠す
るロック機構とは別個に、常時はロックを外した状態で
待機し、異常検知センサの検知信号により動作してロッ
クを掛ける非常用ロック機構を機内側に追加装備して構
成するものとする。
【0006】また、前記扉ロック装置の実施態様として
次記のような構成がある。 (1)異常検知センサとして加速度, ないし振動センサ
を採用する。 (2)非常用ロック機構を、鎖錠位置に向けてばね付勢
されたロックピンと、通電により前記ロックピンを開錠
位置へ付勢する釈放ソレノイドと、異常検知センサから
の信号を受けて釈放ソレノイドを通電から非通電に切換
え、リセット信号,もしくは一定時間経過後に通電状態
に復帰させる制御部とから構成する。
【0007】(3)異常検知センサの動作信号有無に関
係なく、指定した時間帯に非常用ロック機構を鎖錠状態
に切換えるタイマ制御手段を備える。
【0008】
【作用】上記の構成において、不正な悪戯で自動販売機
のキャビネットを大きく揺すったり、キー操作側の扉ロ
ック機構を破壊しようとバールなどで扉を叩いたりする
と、この異常発生を検知して加速度センサ,振動センサ
が動作し、その検知信号を制御部に出力するとともに、
制御部が通常の販売動作に伴う振動などと比べてセンサ
の信号が異常に大であると判定すれば、直ちに釈放ソレ
ノイドを非通電に切換えて非常用ロック機構にロックを
掛け、別なロック機構とともに外扉とキャビネット本体
との間を二重に鎖錠する。
【0009】したがって、仮にキー操作側の扉ロック機
構が万一壊されてそのロックが外れたとしても、もう一
方の非常用ロック機構が健在であるので外扉を開放する
ことができない。しかも、非常用ロック機構は外扉のど
の箇所に設置されているかを外部から見ただけでは確認
できないので簡単に破壊されることはなく安全である。
なお、非常用ロック機構がロック動作した場合には、タ
イマ制御によりロック動作時点から一定時間が経過した
後、あるいは管理者がリモコンなどで外部からリセット
信号を与えることにより釈放される。
【0010】また、悪戯行為を受け易い夜間、あるいは
管理者の休日など、自動販売機に対する商品補給,金銭
回収などの管理を行わない指定の時間帯に、異常検知セ
ンサの動作信号有無に関係なくタイマ制御により非常用
ロック機構をロックしておけば、より安全な保安管理が
確保できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、図1において、1は自動販売機のキャビネ
ット本体、2は外扉であり、キャビネット本体1と外扉
2との間にはキー操作により開錠,施錠する通常の扉ロ
ック機構(図示せず)とは別個に、外部からは見えない
外扉2の内方位置に非常用ロック機構3を備えている。
この非常用ロック機構3は、外扉2とキャビネット本体
1との間を鎖錠するロックピン4と、該ロックピン4を
常時鎖錠位置に向けて付勢するばね5と、通電による吸
引動作で前記付勢ばね5に抗してロックピン4を開錠位
置に後退させる釈放ソレノイド6と、異常検知センサ
7,タイマ8と組合わせて前記ソレノイド6を通電制御
する制御部(マイクロコンピュータ)9とから構成され
ている。なお、10は非常用ロック機構3に対し外部か
らリセット信号を与えるリモートコントローラである。
また、前記の異常検知センサ7には、具体的には加速度
センサ,あるいは振動センサが使用されている。
【0012】次に上記した非常用ロック機構3の動作に
ついて説明する。まず、通常の状態では、(a)図で示
すようには釈放ソレノイド6が通電(ON)されてい
て、ソレノイド6はロックピン4を開錠位置に後退,保
持している。一方、悪戯により自動販売機のキャビネッ
トを大きく揺すったり、扉ロック機構を壊そうとしてバ
ール,ドリルなどを使って外扉2を強く叩いたり,穴を
あけようとすると、この異常状態を前記の異常検知セン
サ7が検知してその信号を制御部9に出力する。そし
て、制御部9がセンサ7からの信号レベルが通常の商品
販売動作,あるいは車の路上走行などに伴う振動と比較
して異常に大であると判断すれば、(b)図で表すよう
に釈放ソレノイド6を非通電(OFF)に切換える。こ
れによりロックピン4はばね5の付勢を受けて鎖錠位置
に突出し、外扉2とキャビネット本体1との間をロック
する。なお、電源が切られた場合でも当然のことながら
非常用ロック機構3のロックが掛かる。また、非常用ロ
ック機構3は一旦ロック動作した後は鎖錠状態をそのま
ま保持し、リモートコントローラ10,あるいは一定時
間の経過後にタイマ8からリセット信号が与えられる
と、制御部9からの指令でソレノイド6が通電(ON)
となってロックが解除される。なお、以上の動作をフロ
ーチャートで表すと図2のようになる。
【0013】一方、前記の非常用ロック機構3は、図3
のフローチャートで表すような使い方も可能である。す
なわち、夜間,あるいは休日などのように自動販売機に
対して商品補充,金銭回収などの管理を行わない時間帯
には、あらかじめ内蔵のタイマ8により指定の時間に釈
放ソレノイド6への通電をOFFとして非常用ロック機
構3にロックを掛け、外扉2をキー操作のロック機構と
併せて二重ロックしておく。これにより、管理者の目の
届かない夜間,休日でも高い保安性が確保できる。な
お、タイマ制御によるロックは必要時にリモートコント
ローラ10などでリセット信号を与えることにより随時
解除が可能である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、自動販売機の外扉に対して、通常のキー操作式扉ロ
ック機構とは別個に、キャビネットの外扉に悪戯などが
加えられた際の異常事態を検知して非常ロックを掛ける
非常用ロック機構を設けたことにより、防盗,保安のセ
キュリティ面で信頼性の高い自動販売機の扉ロック装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による非常用ロック機構の構
成,動作を表す図であり、(a)は開錠状態図、(b)
は鎖錠状態図
【図2】図1の非常用ロック機構による異常検知に対応
した動作を表すフローチャート図
【図3】図1の非常用ロック機構によるタイマ制御に対
応した動作を表すフローチャート図
【符号の説明】
1 キャビネット 2 外扉 3 非常用ロック機構 4 ロックピン 5 付勢ばね 6 釈放ソレノイド 7 異常検知センサ 8 タイマ 9 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機のキャビネット本体と外扉との
    間を鎖錠する扉ロック装置であって、キー操作で開錠,
    施錠するロック機構とは別個に、常時はロックを外した
    状態で待機し、異常検知センサの検知信号により動作し
    てロックを掛ける非常用ロック機構を機内側に追加装備
    したことを特徴とする自動販売機の扉ロック装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の扉ロック装置において、異
    常検知センサが加速度, ないし振動センサであることを
    特徴とする自動販売機の扉ロック装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の扉ロック装置において、非
    常用ロック機構が、鎖錠位置に向けてばね付勢されたロ
    ックピンと、通電により前記ロックピンを開錠位置へ付
    勢する釈放ソレノイドと、異常検知センサからの信号を
    受けて釈放ソレノイドを通電から非通電に切換え、リセ
    ット信号,もしくは一定時間経過後に通電状態に復帰さ
    せる制御部とからなることを特徴とする自動販売機の扉
    ロック装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の扉ロック装置において、異
    常検知センサの動作信号有無に関係なく、指定した時間
    帯に非常用ロック機構を鎖錠状態に切換えるタイマ制御
    手段を備えたことを特徴とする自動販売機の扉ロック装
    置。
JP708893A 1993-01-20 1993-01-20 自動販売機の扉ロック装置 Pending JPH06215251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP708893A JPH06215251A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 自動販売機の扉ロック装置

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JP708893A JPH06215251A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 自動販売機の扉ロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06215251A true JPH06215251A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11656334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP708893A Pending JPH06215251A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 自動販売機の扉ロック装置

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JP (1) JPH06215251A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103632441A (zh) * 2012-08-21 2014-03-12 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 调节装置
WO2014148764A1 (ko) * 2013-03-18 2014-09-25 주식회사 안다미로 경품 유출 게임기 및 그 제어방법
CN110148253A (zh) * 2019-05-30 2019-08-20 谢文娟 一种具有防盗报警系统的品鉴机

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