JPH10340371A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH10340371A
JPH10340371A JP15137597A JP15137597A JPH10340371A JP H10340371 A JPH10340371 A JP H10340371A JP 15137597 A JP15137597 A JP 15137597A JP 15137597 A JP15137597 A JP 15137597A JP H10340371 A JPH10340371 A JP H10340371A
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JP
Japan
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coin
coins
return
vending machine
safe
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Pending
Application number
JP15137597A
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English (en)
Inventor
Izumi Nanba
泉 南波
Takashi Saeki
尚 佐伯
Koji Koto
幸二 古藤
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の購入中止に伴う硬貨の返却、あるいは
販売金額より多い硬貨の投入に伴う硬貨の返却を容易に
行えるようにする。 【解決手段】 コインセレクタ10は、商品ボックス2
9l,29r内の商品購入時に投入された硬貨枚数を計
数するとともに、投入硬貨が適正であるか否かを検知す
る。また、コインセレクタ10によって選択された硬貨
を金庫24に収納したり、コインセレクタ10を通過し
た硬貨をコイン返却口18aに返却したりする際に、硬
貨をコイン保留器17に一時保留させ、ソレノイド36
a,36bによってコイン保留器17を駆動させて硬貨
をコイン返却口18aか金庫24に導くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機に係
り、詳しくは販売金額に相当する硬貨の投入に基づいて
商品を収容した複数の商品ボックスのうちの任意の扉を
開けて商品を購入するようにした自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動販売機は、例えば複
数の商品ボックスにそれぞれ扉を有するとともに、この
扉を開放させる押しボタンスイッチを商品ボックスに対
応して備え、かつこの押しボタンスイッチに販売金額の
硬貨を投入することにより点灯して販売可能を表示する
表示ランプを備えたものがある。
【0003】また、上記自動販売機には、商品ボックス
内に収容された商品を購入する場合に、硬貨投入口に販
売金額に相当する硬貨を投入すれば、投入した硬貨が正
常な硬貨か否かを判断するとともに、販売金額を超える
硬貨の受け付けを禁止するコインセレクタと、このコイ
ンセレクタによって正常な硬貨であると判断された硬貨
を貯蔵する金庫とが備えられている。
【0004】そして、これらの押しボタンスイッチの中
から所望の押しボタンスイッチを選択押圧することによ
り、対応する商品ボックスの扉を開放して商品を取り出
すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動販売機は、コイン返却レバーが設けられていないた
めに、商品を購入する際に、販売金額に相当する枚数の
硬貨をコインセレクタが受け付けた場合、または販売金
額より多い枚数の硬貨をコインセレクタが受け付けてし
まった場合、いずれの場合も硬貨が金庫に貯蔵されてし
まう。このため、商品の購入を中止する場合や、販売金
額よりも多い枚数の硬貨を投入してしまった場合に、硬
貨を返却することができず、硬貨を取り戻すには、いち
いち金庫の鍵を開けなければならないという問題点があ
った。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、商品の購入中止に伴う硬貨の返
却、あるいは販売金額より多い硬貨の投入に伴う硬貨の
返却を容易に行えるようにした自動販売機を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するため、請求項1記載の発明に係る自動販売機は、同
一販売金額の商品が収容されている複数の商品ボックス
(29l,29r)と、該商品ボックス(29l,29
r)内の商品購入時に投入された硬貨枚数を計数すると
ともに、投入された硬貨が適正であるか否かを検知する
硬貨処理機(10)と、該硬貨処理機(10)によって
選択された硬貨を収納する金庫(24)と、前記硬貨処
理機(10)を通過した硬貨を返却するコイン返却口
(18a)とを備えたものであって、前記硬貨処理機
(10)と前記金庫(24)との間に設けられ、商品の
購入時に投入された硬貨を一時保留する硬貨一時保留手
段(17)と、該硬貨一時保留手段(17)を作動さ
せ、前記硬貨を前記コイン返却口(18a)に返却させ
るかまたは前記金庫(24)に収納させるかする駆動手
段(36a,36b)とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、前記硬貨一時保留
手段(17)に一時保留された硬貨を、前記コイン返却
口(18a)に返却させる返却レバー(11)を備え、
該返却レバー(11)を操作させることにより前記駆動
手段(36b)によって前記硬貨一時保留手段(17)
を作動させるようにした。
【0009】[作用]以上の構成に基づき、硬貨処理機
(10)は、商品ボックス(29l,29r)内の商品
購入時に投入された硬貨枚数を計数するとともに、投入
硬貨が適正であるか否かを検知する。そして、硬貨処理
機(10)によって選択された硬貨を金庫(24)に収
納したり、硬貨処理機(10)を通過した硬貨をコイン
返却口(18a)に返却したりする際に、硬貨を硬貨一
時保留手段(17)に一時保留させ、駆動手段(36
a,36b)によって前記硬貨一時保留手段(17)を
駆動させてコイン返却口(18a)か金庫(24)に導
くようにする。
【0010】また、返却レバー(11)を操作させ、駆
動手段(36b)によって硬貨一時保留手段(17)を
作動させてコイン返却口(18a)に硬貨を導くように
する。
【0011】なお、上述の括弧内の符号は、図面と対照
するためのものであって、この発明の構成を何ら限定す
るものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る自動販売機を示す斜視図、図2は、同上の自動
販売機本体の内部を示す正面図、図3は、同上の自動販
売機本体の内部構成を示すブロック図、図4は、自動販
売機本体の施錠機構を抽出して示す拡大側面図、図5
は、同上の自動販売機の動作を説明するフローチャー
ト、図6は、コインセレクタ部分を抽出して示す斜視
図、図7は、図1のA−A線部分の断面図である。
【0013】図1において、自動販売機1は、支持部2
に支持された自動販売機本体3と、この自動販売機本体
3の一側端に回動自在に支持され、前面に開放可能な本
体ドア5とで構成されている。そして、自動販売機本体
3の前面の周囲には、図7に示すような自動販売機本体
3と本体ドア5との間の隙間を覆う隙間隠し部3aがボ
ルト3bによって自動販売機本体3に取り付けられてい
る。この隙間隠し部3aは、ボルト3bによって自動販
売機本体3に取り付けられているので、バールやドライ
バーなどで壊されても隙間隠し部3aの交換が容易に行
えるようにした。
【0014】上記本体ドア5の前面のほぼ中央には、後
述する商品ボックス29l,29rに対応して手前に開
放可能な多数の扉6が列設されており、この各扉6の上
部には、開閉用ノブ7が突設されている。また、扉6の
一側方には、表示機能付き選択手段としての照光式押し
ボタンスイッチ(以下「押しボタンスイッチ」という)
9が設けられている。この押しボタンスイッチ9は所定
金額の硬貨の投入により販売可能を表示する販売可能ラ
ンプ(LED)9aおよび商品の売り切れを表示する売
切表示ランプ(LED)9b(図3参照)を有し、販売
表示ランプ9aが点灯している状態で押しボタンスイッ
チ9をオンさせると、マイコン33を介して後述の施錠
解除手段としてのソレノイド40によって扉6の施錠を
解除状態とする。
【0015】上記本体ドア5の一側のほぼ中央部には、
硬貨投入口10aを有するコインセレクタ10が配設さ
れている。このコインセレクタ10は、100円硬貨の
みの受付が可能であるとともに、硬貨投入口10aから
投入された硬貨枚数をカウントする機能を有している。
なお、本体ドア5の上部および下部には、鍵穴13,1
3が形成されている。
【0016】また、上記硬貨投入口10aの上方には、
コインセレクタ10がカウントした硬貨枚数を表示する
投入金額表示部14が設けられている。この投入金額表
示部14は、表示金額が“0”を示すことにより、主電
源スイッチ31が投入されていることを表す。さらに、
硬貨投入口10aの下方には、返却レバー11が設けら
れている。
【0017】この返却レバー11は、硬貨の投入後に、
商品の購入を中止した場合、あるいはコインセレクタ1
0が販売金額より多い枚数の硬貨を受け付けた場合、硬
貨を金庫24に貯蔵しないで返却させるために使用す
る。また、返却レバー11を2秒以上操作し続けると、
投入金額表示部14にすべての設定金額の表示を行うこ
とができる。
【0018】次いで、自動販売機本体3は、本体ドア5
を開いた状態で図2に示すように底板15、一対の側板
16、後側板(図示せず)および天板19を有したもの
で、上記自動販売機本体3の正面左側方には、一対の側
板20a,20bが立設されている。また、側板20
a,20bの下端部には、底板21aが横架されるとと
もに、上端部には天板21bが横架されている。そし
て、側板20a,20bの中間部には複数の棚板22が
平行して配設して左側列の商品ボックス29lを形成し
ている。
【0019】また、自動販売機本体3の正面右側方に
は、一対の側板23a,23bが立設されている。この
側板23a,23bの下端部には底板25aが横架され
るとともに、上端部には天板25bが横架されている。
そして、側板23a,23bの中間部には複数の棚板2
7が平行して配設して右側列の商品ボックス29rを形
成している。
【0020】これにより野菜あるいは卵などの各列で同
一販売金額の商品を収容することができる複数の商品ボ
ックス29l,29rが形成され、各商品ボックス29
l,29rの開口部には上記扉6がそれぞれ設けられて
いる。さらに、上記自動販売機本体3の上部には、詳細
を後述するコントロールボックス30が設けられてい
る。
【0021】このコントロールボックス30の前面に
は、主電源スイッチ31および左側列の商品ボックス2
9lと右側列の商品ボックス29rとで別々の金額に設
定できるようにした金額設定スイッチ32a,32bな
どがそれぞれ配設されている。また、コントロールボッ
クス30の内部には、制御手段としてのマイコン33
(図3参照)が設けられている。なお、34a,34b
は電灯、35はコンセントである。
【0022】このマイコン33には、100円硬貨以外
(以下「不良コイン」という)の硬貨が投入されたか否
かを判断するコインセレクタ10が接続されている。
【0023】また、マイコン33は、硬貨投入口10a
へ販売金額の硬貨が投入されると、コインセレクタ10
へコイン受付禁止信号(選別禁止信号)を発するととも
に、販売可能ランプ9aを点灯させて商品ボックス29
l,29rを販売可能状態にする。さらに、マイコン3
3は、販売可能ランプ9aが点灯している複数の商品ボ
ックス29l,29rの中から任意の押しボタンスイッ
チ9を選択操作することにより対応する商品ボックス2
9l,29rの扉6を開放可能とする制御を行う。
【0024】一方、コインセレクタ10は、硬貨投入口
10aより不良コインが投入されたとき、マイコン33
にコイン異常信号を発して投入された硬貨をそのまま返
却する。また、コインセレクタ10が異常となってコイ
ンの受付禁止状態にあるにも拘らず、硬貨をコイン返却
口18aに返却せず、硬貨一時保留手段としてのコイン
保留器17が受け付けてしまった場合、マイコン33
は、投入金額表示部14に投入金額を点滅表示させると
ともに、販売可能ランプ9aを消灯させる。さらに、投
入金額表示部14は、硬貨投入口10aより投入した硬
貨がコインセレクタ10の途中で詰ってしまった場合
に、エラー表示する。なお、コインセレクタ10は、図
6に示すように返却レバー11を操作することによりコ
インセレクタ10の裏蓋10bが開放するように構成さ
れており、これによりコインセレクタ10の選別通路内
で詰っている硬貨の詰りを解除できる。
【0025】コイン保留器17には、金庫側仕切り板1
7aを動作させる駆動手段としてのソレノイド36aと
コイン返却側仕切り板17bを動作させる駆動手段とし
てのソレノイド36bとが備えられ、これらソレノイド
36a,36bとのいずれかを動作させて硬貨が金庫2
4に貯蔵されるか、あるいはコイン返却口18aに返却
するかさせる。
【0026】上記各扉6には、図4に示すように施錠機
構がそれぞれ対応して設けられている。この施錠機構
は、まず商品ボックス29l,29rの左右両側に支持
板37が立設されているとともに、この支持板37の左
右いずれか一方側にマイコン33からの信号に基づいて
商品ボックス29l,29rの扉6を施錠および解錠す
るためのソレノイド(詳細は後述する)40が配設され
ている。
【0027】また、各ソレノイド40の上方には、L字
状アーム41が支軸41aを中心に回動可能に支持され
ている。このL字状アーム41の一端には係止片41b
が形成され、他端側には半円状の窪部41eが形成され
ている。
【0028】上記係止片41bの下端部とソレノイド4
0のロッド40aの上端とはコイルスプリング42を介
して連結され、窪部41eの近傍の係合部41dと支持
板37に立設されたフックピン43との間には引張バネ
45が架設されている。
【0029】また、支持板37には、円弧状の長孔46
が穿設されており、この長孔46には扉6の内側に設け
られた商品落下防止用のガイド板62の回動端に突設さ
れたボス62aが摺動可能に嵌挿している。そして、長
孔46の軌道上の上端には、リミットスイッチ47が設
けられており、ボス62aを長孔46の上端側にまで摺
動することによってリミットスイッチ47からの扉全開
信号に基づいてマイコン33が販売可能ランプ9aを消
灯させ、売切表示ランプ9bを点灯させるように動作す
る。また、このリミットスイッチ47からの扉全開信号
に基づいてマイコン33は硬貨投入口10aへのコイン
受付禁止を解除する信号をコインセレクタ10に発す
る。
【0030】また、扉6は、ボス62aが窪部41eに
係合し、かつ引張バネ45がL字状アーム41の他端側
を牽引することにより施錠状態となり、ソレノイド40
の励磁によりロッド40aを介してL字状アーム41の
一端側を牽引することにより解錠状態となる。
【0031】すなわち、扉6の施錠を解除状態にするに
は、販売金額が硬貨投入口10aから投入されたことを
コインセレクタ10を介してマイコン33によって検知
し、押しボタンスイッチ9の販売可能ランプ9aを点灯
させる。そして、販売可能ランプ9aが点灯している任
意の商品ボックス29l,29rの押しボタンスイッチ
9を選択して押し、ソレノイド40を励磁させる。これ
により、ソレノイド40のロッド40aを介してL字状
アーム41の一端側を回動させて、このL字状アーム4
1の窪部41eとボス62aとの係合を解除させること
ができる。
【0032】また、扉6を開放してボス62aがリミッ
トスイッチ47を動作させることにより、マイコン33
は、押しボタンスイッチ9の販売可能ランプ9aを消灯
させるとともに、売切表示ランプ9bを点灯させる。そ
して、扉6を閉じてボス部62aを窪部41eに係合さ
せることにより扉6を施錠状態にロックさせる。
【0033】次に、本実施の形態の自動販売機の動作を
図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0034】まず、主電源スイッチ31をオンさせて、
マイコン33の制御動作を開始されてメモリをリセット
し、各ランプ9a,9bを順次点灯させるとともに、投
入金額表示部14で左右列の設定金額表示を“0”表示
する。これによりマイコン33のメモリのリセット、ラ
ンプ9a,9bのランプ切れおよび設定金額の確認を行
う。
【0035】そして、商品の購入にあたって、まず顧客
が硬貨投入口10aから硬貨を投入する。マイコン33
は、硬貨の投入を待って(ST1)、コインセレクタ1
0がコイン受付禁止状態であるか否かを判断する(ST
2)とともに、コインセレクタ10がコイン受付禁止状
態でない場合、硬貨投入口10aから投入された硬貨が
良品か否かの判断を(ST3)する。そして、投入コイ
ンが良品である場合は、投入金額表示部14に硬貨の投
入金額を表示させる(ST4)とともに、硬貨をコイン
保留器17に一時保留する。
【0036】また、マイコン33は、コイン受付禁止状
態にあるコインセレクタ10が投入された硬貨を受け付
けたか否か(ST5)を判断し、硬貨を受け付けた場合
に、投入金額表示部14を点滅させる(ST6)ととも
に、販売可能ランプ9aを消灯させて(ST7)、ステ
ップST8に移行させる。ステップST8では、商品の
購入を中止する場合に、あるいはコインセレクタ10が
販売金額より多い枚数の硬貨を受け付けた場合に、返却
レバー11を操作したか否かを判断する。
【0037】そして、返却レバー11が操作されていな
い場合、投入金額表示部14が表示する金額と設定金額
とが同じであるか否かを判断し(ST9)、同じでなけ
ればステップST1に戻って硬貨の投入を待つ。
【0038】また、同じであれば、コイン受付禁止状態
(ST10)にして販売可能ランプ9aを点灯させ(S
T11)、次いで返却レバー11が操作されていないこ
とを確認して(ST12)、任意の押しボタンスイッチ
9が押されるのを待つ(ST13)。任意の押しボタン
スイッチ9が押されると、コイン保留器17に保留され
ている硬貨が金庫24側へ貯蔵されるように金庫側仕切
り板17aを動作させてソレノイド36aを動作させる
(ST14)とともに、ソレノイド40のロッド40a
を牽引させてL字状アーム41を回動させてボス部62
aと窪部41eとの係合を解除する。これにより扉6の
開放が可能となり、扉6の開放によって商品を取り出す
とともに、選択した押しボタンスイッチ9の販売可能ラ
ンプ9aを消灯させ、かつ売切表示ランプ9bを点灯さ
せる。
【0039】ステップST8において、返却レバー11
が操作された場合、商品の購入を中止するか、あるいは
販売金額より多い枚数の硬貨を受け付けたのであるか
ら、まず硬貨投入口10aのコイン受付を禁止し(ST
16)、コイン保留器17のコイン返却側仕切り板17
bを動作させるようにソレノイド36bを2秒間動作さ
せる(ST17)。
【0040】そして、投入金額表示部14の表示をリセ
ットして(ST18)、投入金額表示部14に“0”を
表示させる(ST19)。その後、返却レバー11が操
作され、コイン保留器17のコイン返却側仕切り板17
bを動作させるソレノイド36bがオフし、2秒間経過
して(ST20)から投入金額表示部14に設定金額を
表示させる(ST21)。
【0041】次いで、ステップST12において、返却
レバー11が操作されると、販売可能ランプ9aを消灯
させて(ST15)、硬貨投入口10aのコイン受付を
禁止するステップST16に移行して、以下の処理は上
述したステップST16からステップST21までの処
理を行う。
【0042】そして、投入金額表示部14に設定金額を
表示させた後は、コイン返却口18aに返却された硬貨
を取り出す。
【0043】なお、上述した第1の実施の形態の自動販
売機1は、100円硬貨のみの受付が可能であるコイン
保留器17が備えられた100円専用機であるが、自動
販売機は100円硬貨と500円硬貨との受付が可能と
なるように構成しても良い。この場合、左側列の商品ボ
ックス29lと右側列の商品ボックス29rとで異なる
販売金額に設定してもあるいは同じ金額で設定しても良
い。なお、販売金額が同じ場合は、金額設定スイッチ3
2が配設される。
【0044】また、100円硬貨、500円硬貨兼用の
自動販売機の場合では、コインセレクタ10の上部に販
売ランプ(LED)と販売中止ランプ(LED)とがそ
れぞれ配設されている。金庫24の下方にコイン返却口
18aを有する釣銭装置18を備えた構成としても良
い。
【0045】なお、100硬貨専用の自動販売機におい
て、商品ボックス29l,29r内の全商品が売り切れ
たり、異常や故障が発生したりして購入できない状態と
なったときには、マイコン33によってこれを検知して
電灯34a,34bを消灯させる節電が図れるようにな
っている。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、硬貨処理機は、商品ボックス内の商品購入
時に投入された硬貨枚数を計数するとともに、投入硬貨
が適正であるか否かを硬貨処理機によって検知し、該硬
貨処理機によって選択された硬貨を金庫に収納したり、
硬貨処理機を通過した硬貨をコイン返却口に返却したり
する際に、硬貨を硬貨一時保留手段に一時保留させ、駆
動手段によって前記硬貨一時保留手段を駆動させてコイ
ン返却口か金庫に導くようにしたので、商品の購入中止
時や、販売金額より多い枚数の硬貨投入時に、容易に硬
貨を返却させることができる。
【0047】また、返却レバーを操作させて駆動手段に
よって硬貨一時保留手段を作動させるようにしたので、
硬貨をコイン返却口に返却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機を
示す斜視図である。
【図2】同上の自動販売機本体の内部を示す正面図であ
る。
【図3】同上の自動販売機本体の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】自動販売機本体の施錠機構を抽出して示す拡大
側面図である。
【図5】本実施の形態の自動販売機の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】コインセレクタ部分を抽出して示す斜視図であ
る。
【図7】図1のA−A線部分の断面図である。
【符号の説明】
10 硬貨処理機(コインセレクタ) 11 返却レバー 17 硬貨一時保留手段(コイン保留器) 18a コイン返却口 24 金庫 29l 商品ボックス 29r 商品ボックス 36a 駆動手段(ソレノイド) 36b 駆動手段(ソレノイド)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一販売金額の商品が収容されている複
    数の商品ボックスと、該商品ボックス内の商品購入時に
    投入された硬貨枚数を計数するとともに、投入された硬
    貨が適正であるか否かを検知する硬貨処理機と、該硬貨
    処理機によって選択された硬貨を収納する金庫と、前記
    硬貨処理機を通過した硬貨を返却するコイン返却口とを
    備えた自動販売機において、 前記硬貨処理機と前記金庫との間に設けられ、商品の購
    入時に投入された硬貨を一時保留する硬貨一時保留手段
    と、 該硬貨一時保留手段を作動させ、前記硬貨を前記コイン
    返却口に返却させるかまたは前記金庫に収納させるかす
    る駆動手段とを備えた、 ことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記硬貨一時保留手段に一時保留された
    硬貨を、前記コイン返却口に返却させる返却レバーを備
    え、 該返却レバーを操作させることにより前記駆動手段によ
    って前記硬貨一時保留手段を作動させるようにした、 ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
JP15137597A 1997-06-09 1997-06-09 自動販売機 Pending JPH10340371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102977A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社バンダイナムコエンターテインメント 通貨セレクタ、ゲームシステム及び通貨セレクタ制御プログラム

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102977A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社バンダイナムコエンターテインメント 通貨セレクタ、ゲームシステム及び通貨セレクタ制御プログラム

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