JP2000298759A - 自動販売機の商品選択装置 - Google Patents

自動販売機の商品選択装置

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JP2000298759A
JP2000298759A JP11105769A JP10576999A JP2000298759A JP 2000298759 A JP2000298759 A JP 2000298759A JP 11105769 A JP11105769 A JP 11105769A JP 10576999 A JP10576999 A JP 10576999A JP 2000298759 A JP2000298759 A JP 2000298759A
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秀一 矢嶋
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
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    • G07F9/02Devices for alarm or indication, e.g. when empty; Advertising arrangements in coin-freed apparatus

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品番号を入力することによって自動販売機
で商品を購入する場合に、購入時の操作を購入者に容
易、迅速かつ明確に理解させることができ、その結果、
商品の購入を円滑かつ迅速に行うことのできる自動販売
機の商品選択装置を提供する。 【解決手段】商品Sごとに付された商品番号を入力する
ことにより、商品Sを選択する自動販売機の商品選択装
置5であって、商品番号を入力するためのテンキー32
と、テンキー32の操作途中または操作終了後に、操作
されることにより、商品番号の再入力を可能とするため
の訂正ボタン33と、テンキー32の操作終了後に操作
されることにより、商品Sの選択を確定するための決定
ボタン34と、テンキー32、訂正ボタン33および決
定ボタン34をそれぞれ個別に照明可能なLEDと、テ
ンキー32、訂正ボタン33および決定ボタン34を、
それらの操作すべき手順に従って順次照明するように、
LEDを制御する制御回路と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数品目の商品を
販売する自動販売機などにおいて、各商品ごとに付され
た商品番号を、例えば、テンキーなどのボタンを操作す
ることによって入力することにより、商品を選択するた
めの自動販売機の商品選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多品目の商品を販売可能な自動販
売機や、透明な前面パネルを通して、自動販売機内に収
納されている商品を正面から見ることができるとともに
商品自体をディスプレイとして利用する、いわゆるシー
スルータイプの自動販売機などが開発されている。これ
らの自動販売機では、購入者が商品を選択するための選
択ボタンを商品ごとに設けると、ボタン数や配線が多く
なることによってコスト高になったり、各選択ボタンが
上記前面パネルの各商品に対応する位置に配置されるこ
とによって、商品が見づらくなり、ディスプレイ効果が
低下したりすることから、各商品ごとに商品番号が付さ
れるとともに、自動販売機の前面の右端部または左端部
などに、商品番号を入力するための複数のボタンが一箇
所にまとめて、金銭投入口などとともに並設されてい
る。このように、商品番号を入力することによって商品
を選択するための複数のボタン(以下「入力ボタン」と
いう)を有するボタン群として、例えば、0〜9の数字
が各入力ボタンにそれぞれ表記された、10個の入力ボ
タンからなるいわゆるテンキーなどがある。商品選択装
置は、このようなテンキーに加えて、例えば、入力され
た商品番号を表示する表示部、入力ミスした番号を訂正
するための訂正ボタン、および商品番号を入力した後
に、購入者が商品の選択(購入)を最終的に確定するた
めの決定ボタンなどを備えている。
【0003】このような商品選択装置を備えた自動販売
機は、購入者により次のように操作されることによっ
て、商品を販売する。すなわち、まず購入者は、金銭投
入口から金銭を投入した後、購入したい商品の商品番号
を、テンキーにより入力する。この場合、入力された商
品番号は表示部に表示される。表示部に表示された番号
が、購入者の押し間違えなどにより、購入したい商品の
商品番号と異なっているときには、購入者が訂正ボタン
を押すことによって、テンキーが再度入力可能な状態と
なる。そして、商品番号を正しく入力し、それが購入し
たい商品の商品番号と一致することを、購入者が確認し
た後、決定ボタンを押すことによって、商品の選択が確
定され、商品が商品取出口に搬出される。
【0004】このような商品選択装置は、初めて使用す
る者(以下「初心者」という)にとっては、少なからず
使い難いものとなっている。すなわち、現在一般に普及
している多くの自動販売機は、各商品ディスプレイに対
応する前方の位置に、その商品ディスプレイに相当する
商品を選択するための選択ボタンが配置されており、購
入者がその選択ボタンを1回押すだけで商品を購入でき
るのに対し、上記の商品選択装置では、テンキーおよび
決定ボタン、さらには商品番号を押し間違えたときに
は、訂正ボタンを押さなければならない。このように購
入者は、商品を購入する場合に、複数のボタンを押さな
ければならず、特に操作が不慣れな初心者にとっては、
使い勝手が悪くなっている。
【0005】このため、上記の商品選択装置を備えた自
動販売機では、初心者でもボタン操作が容易に行えるよ
うに、例えば、以下のような3つの対策が採られてい
る。まず第1の対策として、金銭投入から決定ボタンを
押すまでの操作手順を、テンキーの付近などの目立つと
ころに文章で記載し、これを購入者に読ませることによ
り、操作手順を知らせている。また第2の対策として、
操作手順を各段階ごとに箇条書きにするとともに、各箇
条書きの書き出し付近にランプを設け、各ランプを点灯
させながら押すべきボタンを購入者に知らせている。さ
らに第3の対策として、自動販売機に内蔵された音声出
力機によって、操作手順を順次音声で購入者に知らせて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1および第2
の対策のように、操作手順が文章で記載されていたり、
箇条書きされていたりする場合には、初心者はそれらを
読まなければ操作手順を知ることができない。このた
め、購入者に大きな負担をかけるとともに、迅速な購入
を阻害することになる。また、第3の対策のように、操
作手順が音声で知らされる場合には、購入者や購入時間
にかかわらず、すなわち、操作手順を知っている購入者
に対しても、また昼夜を問わず、常に音声が発せられる
ため、非常にうるさく、購入者や自動販売機のそばに居
る者に不快感を与えることになる。
【0007】また、一般に普及し、テンキーを操作して
使用する機器として、例えばプッシュホン電話機などが
ある。プッシュホン電話機を使用する場合には、受話器
を上げた後、テンキーを操作するだけで直ちに電話がか
かるため、購入者によっては、上記の商品選択装置をプ
ッシュホン電話機とほぼ同様の操作を行うことで、商品
を購入しようとすることがある。つまり、購入者は、金
銭を投入した後、テンキーを操作し商品番号を入力した
だけで、商品が商品取出口に搬出されると考え、決定ボ
タンを押し忘れてしまうことがある。このため、購入者
は、決定ボタンを押さなければならないことに気付いて
それを押すまで、商品を受け取ることができず、商品の
購入に手間取ってしまうことがある。
【0008】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、商品番号を入力することによ
って自動販売機で商品を購入する場合に、購入時の操作
を購入者に容易、迅速かつ明確に理解させることがで
き、その結果、商品の購入を円滑かつ迅速に行うことの
できる自動販売機の商品選択装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動販売
機の商品選択装置は、商品ごとに付された、複数の文字
からなる商品番号を、複数の入力ボタンの操作によって
入力することにより、商品を選択する自動販売機の商品
選択装置であって、複数の文字を1文字ごとに表記した
複数の入力ボタンを有し、商品番号を入力するための商
品選択ボタン群と、商品選択ボタン群の操作途中または
操作終了後に、操作されることにより、商品選択ボタン
群による商品番号の再入力を可能とするための訂正ボタ
ンと、商品選択ボタン群の操作終了後に操作されること
により、商品の選択を確定するための決定ボタンと、商
品選択ボタン群、訂正ボタンおよび決定ボタンをそれぞ
れ個別に照明可能な照明手段と、商品選択ボタン群、訂
正ボタンおよび決定ボタンを、それらの操作すべき手順
に従って順次照明するように、照明手段を制御する制御
手段と、を備えていることを特徴とする。
【0010】この構成によれば、上記商品選択ボタン
群、訂正ボタンおよび決定ボタンを有する商品選択装置
を備えた自動販売機で商品を購入する場合に、その購入
時に購入者が操作すべき手順(操作手順)に従って、商
品選択ボタン群、訂正ボタンおよび決定ボタンが、制御
手段により制御される照明手段によって順次照明され
る。
【0011】より具体的には、購入者は、以下の操作手
順で商品選択装置を操作し、商品を選択する。 商品選択ボタン群を操作し、商品番号を入力する。 商品選択ボタン群の操作途中または操作終了後、すな
わち商品番号の入力途中または入力終了後に、購入者が
入力ミスに気づいたときに、訂正ボタンを操作した後、
商品選択ボタン群により商品番号を再入力する。 商品選択ボタン群の操作終了後、すなわち商品番号の
入力終了後、その入力した番号が購入したい商品の商品
番号と一致するときに、決定ボタンを操作することによ
り商品の選択を確定する。この場合、商品選択ボタン
群、訂正ボタンおよび決定ボタンは、上記〜のとき
に、それぞれ以下の〜のように照明される。なお、
購入前の前提として、商品選択ボタン群、訂正ボタンお
よび決定ボタンは、いずれも照明されていないものとす
る。 商品選択ボタン群のみが照明される。これにより、商
品選択ボタン群の入力ボタンを操作することによって商
品番号を入力すべきことを、購入者に知らせ、商品選択
ボタン群の操作を促す。 商品選択ボタン群の入力ボタンが操作されたとき、ま
たはその操作により商品番号がすべて入力されたとき
に、訂正ボタンが照明される。これにより、商品番号を
入力ミスしたときなどに、商品番号が再入力可能である
ことを購入者に知らせる。 商品選択ボタン群を操作し、商品番号がすべて入力さ
れたときに、決定ボタンが照明される。これにより、決
定ボタンを操作することによって商品の選択を確定すべ
きことを、購入者に知らせ、決定ボタンの操作を促す。
【0012】上記のように、商品選択装置の操作手順に
従って、商品選択ボタン群、訂正ボタンおよび決定ボタ
ンを順次照明するので、操作すべきボタンを購入者の視
覚に訴え、購入者に操作手順を容易、迅速かつ明確に理
解させることができ、その結果、初心者にとっても円滑
かつ迅速な操作が可能となり、商品の購入を円滑かつ迅
速に行うことができる。
【0013】請求項2に係る自動販売機の商品選択装置
は、請求項1に記載の自動販売機の商品選択装置におい
て、金銭を投入するための金銭投入口と、この金銭投入
口に金銭が投入されたか否かを検知するための金銭検知
手段と、を更に備え、制御手段は、金銭検知手段が、金
銭投入口に金銭が投入されたことを検知したときに、商
品選択ボタン群のみを照明するように、照明手段を制御
することが好ましい。
【0014】この構成によれば、金銭検知手段により、
金銭投入口に金銭が投入されたことが検知されたとき
に、これに連動して商品選択ボタン群のみが照明される
ので、金銭の投入後には、商品選択ボタン群を操作すべ
きであることを、購入者に容易に理解させることができ
る。
【0015】請求項3に係る自動販売機の商品選択装置
は、請求項2に記載の自動販売機の商品選択装置におい
て、自動販売機の周囲の明るさが、所定の明るさよりも
暗いか否かを検知するための明暗検知手段を、更に備え
ており、制御手段は、明暗検知手段が、自動販売機の周
囲の明るさが所定の明るさよりも暗いことを検知したと
きに、商品選択ボタン群の照明を、金銭投入口に金銭が
投入される前から実行するように、照明手段を制御する
ことが好ましい。
【0016】この構成によれば、明暗検知手段により、
夕暮れなど、自動販売機の周囲の明るさが上記所定の明
るさよりも暗いことが検知されたときに、商品選択ボタ
ン群は、金銭が投入される前から照明される。これによ
り、夜間など、自動販売機の周囲が暗いときであって
も、商品選択ボタン群が照明された状態となるので、商
品選択装置を目立たせることができ、ひいては自動販売
機自体のアピール度を高めることができる。なお、金銭
が投入される前であって、自動販売機の周囲が上記所定
の明るさよりも明るいとき、すなわち昼間などには、商
品選択ボタン群を照明しないようにすることにより、無
駄な電力消費を防止することができる。
【0017】請求項4に係る自動販売機の商品選択装置
は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動販売
機の商品選択装置において、制御手段は、商品選択ボタ
ン群が操作されることにより、商品番号の1文字目が入
力されたときに、訂正ボタンを照明するように、照明手
段を制御することが好ましい。
【0018】この構成によれば、商品番号の1文字目が
入力されたときに、訂正ボタンが照明されるので、商品
番号を1文字入力した直後から訂正が可能であること
を、購入者に容易に理解させることができる。
【0019】請求項5に係る自動販売機の商品選択装置
は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自動販売
機の商品選択装置において、制御手段は、商品選択ボタ
ン群が操作されることにより、商品番号がすべて入力さ
れたときに、決定ボタンを照明するように、照明手段を
制御することが好ましい。
【0020】この構成によれば、商品番号がすべて入力
されたときに、決定ボタンが照明されるので、購入者に
対し、商品番号がすべて入力されたことを伝えるととも
に、決定ボタンの操作を促すことができる。
【0021】請求項6に係る自動販売機の商品選択装置
は、請求項5に記載の自動販売機の商品選択装置におい
て、制御手段は、商品選択ボタン群が操作されることに
より、商品番号がすべて入力されたときに、決定ボタン
を照明するとともに、商品選択ボタン群の照明を解除す
るように、照明手段を制御することが好ましい。
【0022】この構成によれば、商品選択ボタン群の操
作により、商品番号がすべて入力されたときに、決定ボ
タンを照明するとともに、商品選択ボタン群の照明が解
除されるので、決定ボタンを商品選択ボタン群に比べて
目立たせることができ、これにより、購入者に対し、決
定ボタンを操作し商品の選択を確定すべきことを、より
明確に理解させることができる。なお、この場合、決定
ボタンに加えて、訂正ボタンも照明することにより、訂
正ボタンも目立たせることができ、これにより、購入者
に対し、決定ボタンを操作し商品の選択を確定すべきこ
とと、これに併せて、訂正ボタンを操作し商品番号が再
入力可能であることを、容易に理解させることができ
る。
【0023】請求項7に係る自動販売機の商品選択装置
は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の自動販売
機の商品選択装置において、制御手段は、商品選択ボタ
ン群、訂正ボタンおよび決定ボタンを照明する場合に、
照明手段を間欠照明させるように制御することが好まし
い。
【0024】この構成によれば、商品選択ボタン群、訂
正ボタンおよび決定ボタンが、照明手段により間欠照
明、すなわち点滅するように照明されるので、連続的な
点灯状態で照明される場合に比べて、購入者に対し、操
作すべきボタンを一層アピールすることができる。
【0025】請求項8に係る自動販売機の商品選択装置
は、商品ごとに付された、複数の文字からなる商品番号
を、複数の入力ボタンの操作によって入力することによ
り、商品を選択する自動販売機の商品選択装置であっ
て、複数の文字を1文字ごとに表記した複数の入力ボタ
ンを有し、商品番号を入力するための商品選択ボタン群
と、商品選択ボタン群の操作途中または操作終了後に、
操作されることにより、商品選択ボタン群による商品番
号の再入力を可能とするための訂正ボタンと、商品選択
ボタン群の操作終了後に操作されることにより、商品の
選択を確定するための決定ボタンと、商品選択ボタン
群、訂正ボタンおよび決定ボタンをそれぞれ個別に照明
可能な照明手段と、金銭を投入するための金銭投入口
と、この金銭投入口に金銭が投入されたか否かを検知す
るための金銭検知手段と、この金銭検知手段が、金銭投
入口に金銭が投入されたことを検知したときに、商品選
択ボタン群、訂正ボタンおよび決定ボタンを照明し、商
品選択ボタン群の操作終了後に、決定ボタンを間欠照明
するように、照明手段を制御する制御手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0026】この構成によれば、購入者が金銭投入口に
金銭を投入し、そのことが金銭検知手段によって検知さ
れると、商品選択ボタン群、訂正ボタンおよび決定ボタ
ンがいずれも、制御手段により制御される照明手段によ
って照明される。これにより、購入者の視覚に訴え、金
銭の投入後に、商品選択ボタン群などを操作すべきこと
を、購入者に容易、迅速かつ明確に理解させることがで
きる。そして、商品選択ボタン群の操作終了後、すなわ
ち商品番号の入力後、決定ボタンが照明手段により間欠
照明、すなわち点滅するように照明されるので、単に照
明されている商品選択ボタン群および訂正ボタンに比べ
て、購入者に対し、決定ボタンを操作すべきことをアピ
ールでき、これにより、決定ボタンの操作のし忘れを防
止することで、商品の購入を円滑かつ迅速に行うことが
できる。
【0027】請求項9に係る自動販売機の商品選択装置
は、商品ごとに付された、複数の文字からなる商品番号
を、複数の入力ボタンの操作によって入力することによ
り、商品を選択する自動販売機の商品選択装置であっ
て、複数の文字を1文字ごとに表記した複数の入力ボタ
ンを有し、商品番号を入力するための商品選択ボタン群
と、商品選択ボタン群の操作途中または操作終了後に、
操作されることにより、商品選択ボタン群による商品番
号の再入力を可能とするための訂正ボタンと、商品選択
ボタン群の操作終了後に操作されることにより、商品の
選択を確定するための決定ボタンと、商品選択ボタン
群、訂正ボタンおよび決定ボタンをそれぞれ個別に照明
可能な照明手段と、金銭を投入するための金銭投入口
と、この金銭投入口に金銭が投入されたか否かを検知す
るための金銭検知手段と、この金銭検知手段が、金銭投
入口に金銭が投入されたことを検知したときに、商品選
択ボタン群および訂正ボタンを照明し、商品選択ボタン
群の操作終了後に、決定ボタンを間欠照明するように、
照明手段を制御する制御手段と、を備えていることを特
徴とする。
【0028】この構成によれば、購入者が金銭投入口に
金銭を投入し、そのことが金銭検知手段によって検知さ
れると、商品選択ボタン群および訂正ボタンが、制御手
段により制御される照明手段によって照明される。これ
により、購入者の視覚に訴え、金銭の投入後に、商品選
択ボタン群などを操作すべきことを、購入者に容易、迅
速かつ明確に理解させることができる。そして、商品選
択ボタン群の操作終了後、決定ボタンが照明手段により
間欠照明されるので、単に照明されている商品選択ボタ
ン群および訂正ボタンに比べて、購入者に対し、決定ボ
タンを操作すべきことをアピールでき、これにより、決
定ボタンの操作のし忘れを防止することで、商品の購入
を円滑かつ迅速に行うことができる。
【0029】請求項10に係る自動販売機の商品選択装
置は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の自動販
売機の商品選択装置において、商品選択ボタン群を操作
することにより入力された商品番号を表示する表示手段
を、更に備えていることが好ましい。
【0030】この構成によれば、入力された商品番号が
表示手段により表示されるので、購入者は、入力ボタン
を正しく入力しているかどうかを確認しながら、加えて
入力した番号が正しいかどうか、すなわち、その番号が
購入したい商品の商品番号と一致するかどうかを確認し
て、商品を選択することができる。
【0031】請求項11に係る自動販売機の商品選択装
置は、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の自動
販売機の商品選択装置において、商品番号は、統一した
文字数の文字列からなることが好ましい。
【0032】この構成によれば、各商品に付された商品
番号を構成する文字列の文字数が統一されているので、
商品選択ボタン群の入力ボタンを操作する回数を、統一
することができる。これにより、購入者は、購入する商
品にかかわらず、常に、入力ボタンを一定の回数だけ操
作すればよく、自動販売機を繰返し利用する購入者にと
って、使い勝手をよくすることができる。一方、商品選
択装置側では、商品番号がすべて入力されたかどうか、
すなわち商品選択ボタン群の操作終了を容易に判別で
き、決定ボタンの照明のタイミングを簡易に制御するこ
とができる。
【0033】請求項12に係る自動販売機の商品選択装
置は、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の自動
販売機の商品選択装置において、商品選択ボタン群の各
入力ボタン、訂正ボタンおよび決定ボタンは、いずれも
外方に突出しており、訂正ボタンおよび決定ボタンの突
出長さは、商品選択ボタン群の各入力ボタンの突出長さ
よりも小さいことが好ましい。
【0034】この構成によれば、訂正ボタンおよび決定
ボタンの外方への突出長さが、商品選択ボタン群の各入
力ボタンのそれよりも小さいので、すなわち訂正ボタン
および決定ボタンが商品選択ボタン群よりも一段低くな
っているので、訂正ボタンおよび決定ボタンを、商品選
択ボタン群に比べて操作しづらくすることができる。こ
れにより、商品選択ボタン群の操作時に、訂正ボタンお
よび決定ボタンの誤操作を少なくすることができる。
【0035】請求項13に係る自動販売機の商品選択装
置は、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の自動
販売機の商品選択装置において、商品選択ボタン群、訂
正ボタンおよび決定ボタンは、異なる色彩で照明される
ように構成されていることが好ましい。
【0036】この構成によれば、商品選択ボタン群、訂
正ボタンおよび決定ボタンが、異なる色彩で照明される
ので、購入者に対し、それらのボタンを明確に見分けさ
せることができるとともに、操作すべきボタンをより一
層明確に伝えることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態による商品選択装置を備えた自動販売機
を示している。同図に示すように、この自動販売機1
は、多品目の商品Sを販売可能な大型の自動販売機であ
り、それらの商品Sを、前面の透明なスライディングド
ア2、2を通して正面から見ることができるとともに、
ディスプレイとして利用する、いわゆるシースルータイ
プのものである。自動販売機1は、内部に商品Sが収納
される販売機本体3と、購入者が選択した商品Sを商品
取出口4に搬出するための搬出機構(図示せず)と、商
品Sの購入時に、購入者によって所望の商品Sを選択す
るために操作される商品選択装置5などを備えている。
【0038】販売機本体3は、ボックス状に形成され、
その開放した前面に2枚の上記スライディングドア2、
2が取り付けられている。各スライディングドア2は、
常時は閉状態でロックされており、商品Sの補充時など
に開かれ、商品Sが前方から販売機本体3に補充される
ようになっている。販売機本体3内には、前面が開放
し、断熱性を有する周壁によりボックス状に形成された
商品収納庫11が配置されている。この商品収納庫11
内には、左右2つの収納室11a、11aが形成されて
おり、それぞれの内部に上下10段および9段の水平な
商品ラック12が配置されている。
【0039】各商品ラック12上には、前後方向に延び
る複数の仕切壁13が、左右方向に適宜間隔を空けて並
設されており、仕切壁13、13間に、同一品目の商品
Sを前後方向に並べて収納するための商品通路が形成さ
れている。各仕切壁13の右側部には、商品通路に臨
み、前後方向に移動可能なプッシャ(図示せず)が設け
られている。このプッシャが、販売時に、前方に移動す
ることにより、前後方向に並べられた商品S全体を後方
から押し、最前に位置する商品Sを商品通路の前方に払
い出すようになっている。
【0040】また、商品ラック12の前端面には、各商
品通路に対応するように、すなわち各商品Sに対応する
ように、複数の数字からなる商品番号が記載された商品
番号プレート14が設けられている。各商品番号は、例
えば、「11」あるいは「101」などのように、統一
した桁数の数字で構成されている。本実施形態では、販
売可能な商品Sが100品目以上あるため、各商品番号
はいずれも3桁の数字で統一されている。
【0041】上記図示しない搬出機構は、商品通路から
払い出された商品Sを、その商品通路の前方付近で受け
取り、内部に収容するバケット(図示せず)と、このバ
ケットを上下左右に駆動する駆動機構(図示せず)など
により構成されている。この搬出機構により、販売時に
バケットが、選択された商品Sを収納する商品通路の前
方付近に移動し、払い出された商品Sを受け取った後、
商品取出口4の後方付近に移動する。そして、選択され
た商品Sは、商品取出口4に搬出され、購入者に受け渡
される。
【0042】商品選択装置5は、スライディングドア
2、2の右方に配置され、複数のボタンを有するボタン
操作部21と、このボタン操作部21を操作することに
よって入力された商品番号などを表示する商品番号表示
部22(表示手段)と、金銭が投入されるとともに、投
入された金銭を処理するための金銭投入処理部23と、
自動販売機1の周囲の明るさを検知するための、図示し
ない明暗検知部(明暗検知手段)と、これらを制御する
ためのマイクロコンピュータからなる、図示しない制御
回路(制御手段)などを備えている。
【0043】ボタン操作部21は、図2に示すように、
販売機本体3の前面から前方に突出したボタンケース3
1と、このボタンケース31の前面に配置され、透明な
材料で楕円状に形成された複数のボタンと、ボタンケー
ス31内に配置され、各ボタンをその背面から照明す
る、図示しない複数のLED(照明手段)とを有してい
る。上記複数のボタンは、具体的には、0〜9までの数
字を表記した10個の入力ボタン32aからなり、商品
番号を入力するためのいわゆるテンキー32(商品選択
ボタン群)と、入力された商品番号を訂正するための訂
正ボタン33と、商品Sの選択を確定するための決定ボ
タン34とにより構成されている。また、上記複数のL
EDは、テンキー32、訂正ボタン33および決定ボタ
ン34にそれぞれ対応して設けられており、これらのボ
タン32、33、34を個別に照明可能に構成されてい
る。
【0044】テンキー32は、上述したように、商品番
号を入力するために操作されるボタン群であり、このボ
タン群の各入力ボタン32aを、適宜、押すことによ
り、商品選択装置5に商品番号が入力される。各入力ボ
タン32aは、図2(b)および(c)に示すように、
ボタンケース31の表面よりも外方(前方)に突出する
とともに、中央部が外方に凸に湾曲形成されている。ま
た、各入力ボタン32aは、例えば緑色の透明な材料で
構成されており、後述するテンキー用LEDにより、自
らが緑色で発光するように照明される。
【0045】また、訂正ボタン33は、上述したよう
に、テンキー32を操作することにより入力された商品
番号を、訂正するために操作されるボタンである。具体
的には、テンキー32の操作途中または操作終了後に、
すなわちテンキー32を操作し、商品番号の1桁もしく
は2桁目の数字が入力された後、または3桁の数字すべ
てが入力された後に押されることにより、テンキー32
による商品番号の再入力を可能とするものである。ま
た、訂正ボタン33は、図2(c)に示すように、表面
が平坦に形成されるとともに、ボタンケース31の表面
よりも外方(前方)に突出し、その突出長さがテンキー
32の入力ボタン32aよりも小さくなるように形成さ
れている。すなわち、入力ボタン32aよりも一段低く
形成されている。これにより、訂正ボタン33は、テン
キー32に比べて操作しづらくなり、その結果、テンキ
ー32の操作時における訂正ボタン33の誤操作を少な
くすることができる。さらに、訂正ボタン33は、テン
キー32の色と異なるように、例えば黄色の透明な材料
で構成され、後述する訂正ボタン用LEDにより、自ら
が黄色で発光するように照明される。
【0046】また、決定ボタン34は、上述したよう
に、商品Sの選択を購入者が最終的に確定するために操
作されるボタンである。具体的には、テンキー32の操
作終了後に、すなわち商品番号の3桁の数字すべてが入
力された後に押されることにより、商品Sの選択が確定
する。そして、決定ボタン34が操作された直後に、上
記図示しない搬出機構が作動し、選択された商品Sを商
品取出口4に搬出する。また、決定ボタン34は、図2
(b)および(c)に示すように、上記訂正ボタン33
と同一形状で、入力ボタン32aよりも一段低く形成さ
れている。したがって、この決定ボタン34も訂正ボタ
ン33と同様に、テンキー32の操作時における誤操作
が少なくなる。さらに、決定ボタン34は、テンキー3
2および訂正ボタン33の色と異なるように、例えば青
色の透明な材料で構成され、後述する決定ボタン用LE
Dにより、自らが青色で発光するように照明される。
【0047】上記図示しない複数のLEDは、テンキー
32、訂正ボタン33および決定ボタン34を、それぞ
れ照明するためのテンキー用LED、訂正ボタン用LE
Dおよび決定ボタン用LED(いずれも図示せず)の3
種のLEDで構成されている。これらのLEDは、上記
図示しない制御回路によって、テンキー32、訂正ボタ
ン33および決定ボタン34を、操作すべき手順に従っ
て順次照明するように制御される。そして、これらのL
EDが点灯することにより、テンキー32、訂正ボタン
33および決定ボタン34は、それぞれの材料の色に応
じて、互いに異なる色彩で発光するように照明される。
これにより、各ボタンを同一の色彩で照明する場合に比
べて、購入者に対し、操作すべきボタンをより一層明確
に伝えることができる。なお、上記ボタン32、33、
34をいずれも無色透明の材料で構成するとともに、上
記LEDを異なる色彩で点灯するように構成しても、同
様の効果を得ることができる。
【0048】上記テンキー用LEDは、各入力ボタン3
2aにそれぞれ対応する10個のLEDを有している。
一方、上記訂正ボタン用LEDおよび決定ボタン用LE
Dは、いずれも1つのLEDで構成されている。なお、
テンキー用LEDとして、1個または数個のLEDによ
って、10個の入力ボタン32aすべてを照明するよう
にしてもよい。
【0049】商品番号表示部22は、外部に臨む電光パ
ネルまたは液晶パネルを有しており、このパネル上に、
テンキー32の操作によって入力された数字が順次表示
される。また、商品番号表示部22は、入力された商品
番号とともに、あるいはその商品番号と自動的に切り替
わりながら、操作すべきボタンを購入者に知らせるため
のメッセージなどを表示するように構成してもよい。
【0050】金銭投入処理部23は、硬貨または紙幣を
それぞれ投入するための硬貨投入口41および紙幣投入
口42(金銭投入口)と、硬貨などの金銭の代わりにプ
リペイドカードを挿入するためのカード挿入口43(金
銭投入口)と、投入した金銭またはプリペイドカードを
返却するために操作される返却レバー44と、返却レバ
ー44が操作されたときに、硬貨を購入者に返却するた
めの硬貨返却口45と、図示しないが、金銭などが硬貨
投入口41などに投入されたか否かを検知するための金
銭検知部(金銭検知手段)などを備えている。この金銭
検知部は、上記図示しない制御回路に電気的に接続され
ており、金銭などの投入を検知したときに、電気信号を
制御回路に出力する。そしてこの場合、制御回路により
上記テンキー用LEDのみが点灯され、これにより、テ
ンキー32が照明される。
【0051】上記図示しない明暗検知部は、外部に臨む
とともに上記図示しない制御回路に電気的に接続された
光量検知部(図示せず)を有しており、自動販売機1の
周囲が所定の明るさよりも明るい状態から暗い状態(以
下、それぞれ「明状態」および「暗状態」という)に切
り替わったことを検知したときに、すなわち光量検知部
が、自動販売機1の周囲の光量があらかじめ設定された
光量未満に減少したことを検知したときに、そのことを
表す電気信号を制御回路に出力する。そしてこの場合、
制御回路により上記テンキー用LEDのみが点灯され、
これにより、テンキー32が照明される。また、明暗検
知部は、自動販売機1の周囲が暗状態から明状態に切り
替わったことを検知したときにも、そのことを表す電気
信号を制御回路に出力する。この場合には、既に点灯し
ているテンキー用LEDを消灯させ、これにより、テン
キー32の照明が解除される。
【0052】次に、図3および図4に示すフローチャー
トと、図5に示すボタン操作部21の正面図を参照しな
がら、商品選択装置5の操作手順と併せて、販売時にお
ける商品選択装置5の動作、特にボタン操作部21の照
明の状態について、詳述する。
【0053】自動販売機1が販売待機状態にあり、か
つ、自動販売機1の周囲が明状態にある場合(以下この
場合を「昼間待機状態」という)、上記テンキー用LE
D、訂正ボタン用LEDおよび決定ボタン用LEDは、
いずれも消灯している。この場合、上記図示しない明暗
検知部による検知が行われたとき(S1:Yes)、す
なわち自動販売機1の周囲が明状態と暗状態の間で切り
替わったときには、テンキー用LEDの点灯・消灯処理
が実行される(S2)。図4に示すように、例えば夕暮
れなど、自動販売機1の周囲が暗状態に切り替わったこ
とが検知されると(S21:Yes)、テンキー用LE
Dが点灯し(S22)、テンキー32のみが継続して照
明される(図5(a)参照)。これにより、夜間など、
自動販売機1の周囲が暗いときであっても、テンキー3
2が照明された状態となるので、商品選択装置5を目立
たせることができ、ひいては自動販売機1自体のアピー
ル度を高めることができる。
【0054】一方、自動販売機1が販売待機状態にあ
り、かつ、自動販売機1の周囲が暗状態にある場合(以
下この場合を「夜間待機状態」という)から、例えば明
け方など、自動販売機1の周囲が明状態に切り替わった
ことが検知されると(S21:No)、それまで点灯し
ていたテンキー用LEDが消灯し(S23)、テンキー
32の照明が解除され、その後、消灯状態が継続され
る。このように、明け方などにテンキー用LEDを消灯
し、昼間など、自動販売機1の周囲が明るいときには、
テンキー用LEDを消灯させておくので、無駄な電力消
費が防止される。
【0055】自動販売機1が販売待機状態にあるとき
に、購入者によって金銭が投入されることにより、商品
選択装置5は、以下のような動作を行う。なお、以下の
説明において、硬貨投入口41、紙幣投入口42および
カード挿入口43をまとめて「金銭投入口40」と称
し、金銭には硬貨、紙幣およびプリペイドカードを含む
ものとする。
【0056】まず、自動販売機1が昼間待機状態にある
ときに、金銭投入口40に金銭が投入され、そのことが
上記図示しない金銭検知部によって検知されると(S
3:Yes)、テンキー用LEDが点灯し(S4)、図
5(a)に示すように、テンキー32の全入力ボタン3
2aのみが照明される。これにより、金銭を投入した購
入者に対し、テンキー32を操作し、商品番号を入力す
べきことを伝える。なお、自動販売機1が夜間待機状態
にある場合に金銭が投入されたときには、テンキー用L
EDは、上記S22において既に点灯しているため何ら
変化はなく、点灯した状態が保たれる。
【0057】次いで、購入者が購入したい商品Sの商品
番号の1桁目の数字を入力すると(S5:Yes)、訂
正ボタン用LEDが点灯し(S6)、図5(b)に示す
ように、訂正ボタン33が照明される。これにより、商
品番号の1桁目の数字を入力した購入者に対し、入力し
た数字が誤っている場合に、その数字が訂正可能である
ことを伝える。またこの場合、入力された数字は、商品
番号表示部22に表示される。これにより、購入者は、
入力すべき商品番号を正しく入力しているか否かを確認
しながら、商品番号を入力することができる。
【0058】そして、購入者が商品番号の入力を終了す
ると、すなわち商品番号の3桁の数字すべてを入力し終
えると(S7:Yes)、決定ボタン用LEDが点灯し
(S8)、図5(c)に示すように、決定ボタン34が
照明される。これにより、商品番号の入力を終了した購
入者に対し、決定ボタン34を操作し、商品Sの選択を
確定すべきことを伝えるとともに、決定ボタン34の操
作を促す。
【0059】またこの場合、決定ボタン用LEDを点灯
させるとともに、テンキー用LEDを消灯させてもよ
い。これにより、図5(d)に示すように、テンキー3
2の照明が解除されるとともに、訂正ボタン33および
決定ボタン34のみが照明されるため、商品番号の入力
を終了した購入者に対し、訂正ボタン33または決定ボ
タン34を操作すべきことを、明確に伝えることができ
る。
【0060】その後購入者は、商品番号表示部22の表
示を見て、入力した商品番号が正しいかどうか、すなわ
ちその番号が購入したい商品の商品番号と一致するかど
うかを確認し、入力した商品番号が正しいときには、決
定ボタン34を押して商品Sの選択を確定する。決定ボ
タン34が操作されると(S9:Yes)、上記図示し
ない搬出機構が作動し(S10)、入力された商品番号
の商品Sが商品取出口4に搬出される(S11)。これ
により、自動販売機1は、販売が完了し、再度販売待機
状態となる。
【0061】なお、自動販売機1が昼間待機状態にある
ときには、販売の完了と同時に、点灯していたテンキー
用LED、訂正ボタン用LEDおよび決定ボタン用LE
Dが消灯し、テンキー32、訂正ボタン33および決定
ボタン34の照明が解除される。一方、自動販売機1が
夜間待機状態にあるときには、訂正ボタン用LEDおよ
び決定ボタン用LEDのみが消灯し、テンキー32のみ
が照明された状態に保たれる。
【0062】以上詳述したように、本実施形態の商品選
択装置5によれば、購入者が操作すべき手順に従って、
テンキー32、訂正ボタン33および決定ボタン34が
順次照明されるので、操作すべきボタンを購入者の視覚
に訴え、購入者に操作手順を容易、迅速かつ明確に理解
させることができ、その結果、初心者にとっても円滑か
つ迅速な操作が可能となり、商品Sの購入を円滑かつ迅
速に行うことができる。
【0063】また、各商品Sに付された商品番号の桁数
が統一されているので、テンキー32の入力ボタン32
aを操作する回数を、統一することができる。これによ
り、購入者は、購入する商品にかかわらず、常に、入力
ボタン32aを一定の回数だけ操作すればよく、自動販
売機1を繰返し利用する購入者にとって、使い勝手をよ
くすることができる。一方、商品選択装置5側では、商
品番号がすべて入力されたかどうか、すなわちテンキー
32の操作終了を容易に判別でき、決定ボタン用LED
による決定ボタン34の照明のタイミングを、簡易に制
御することができる。
【0064】なお、本発明は、説明した上記実施形態に
限定されることなく、種々の態様で実施することができ
る。すなわち、シースルータイプの自動販売機に限ら
ず、各種の自動販売機に適用することができる。また、
実施形態では、テンキー、訂正ボタンおよび決定ボタン
を照明する際に、テンキー用LED、訂正ボタン用LE
Dおよび決定ボタン用LEDを単に点灯し、各ボタンを
照明し続けるようにしたが、各LEDを点滅させ、各ボ
タンを間欠照明するようにしてもよい。この場合には、
各ボタンを連続的な点灯状態で照明する場合に比べて、
操作すべきボタンを購入者に一層アピールすることがで
きる。
【0065】さらに、実施形態では、テンキー、訂正ボ
タンおよび決定ボタンを、それぞれ背面側から照明する
ようにしたが、これに限定されるものではなく、各ボタ
ンを前方から照明するようにしてもよい。また、0〜9
の数字の代わりに、例えばアルファベットや平仮名など
種々の文字や記号を入力ボタンに表記するとともに、そ
れらで商品番号を構成するようにしてもよい。
【0066】次に、図6を参照して、上記と異なる、ボ
タン操作部21の他の2つの照明状態(照明手順)につ
いて簡単に説明する。
【0067】まず第1の照明状態では、金銭投入口40
に金銭が投入され、そのことが上記図示しない金銭検知
部によって検知されると、図6(a)に示すように、テ
ンキー32、訂正ボタン33および決定ボタン34は、
テンキー用LED、訂正ボタン用LEDおよび決定ボタ
ン用LEDが点灯することによって、いずれも照明され
る。そして、購入者が商品番号の入力を終了すると、テ
ンキー用LEDおよび訂正ボタン用LEDは、継続して
点灯する一方、決定ボタン用LEDは点滅し、決定ボタ
ン34が間欠照明される。これにより、連続的な点灯状
態で単に照明されるテンキー32および訂正ボタン33
に比べて、決定ボタン34を操作すべきことを購入者に
アピールでき、これにより、決定ボタン34の操作のし
忘れを防止することで、商品Sの購入を円滑かつ迅速に
行うことができる。
【0068】次に、第2の照明状態では、上記と同様に
金銭投入口40に金銭が投入されると、図6(b)に示
すように、テンキー32および訂正ボタン33が照明さ
れる。そして、購入者が商品番号の入力を終了すると、
上記と同様に、決定ボタン34のみが間欠照明される。
したがってこの場合も、決定ボタン34を操作すべきこ
とを購入者にアピールでき、商品Sの購入を円滑かつ迅
速に行うことができる。
【0069】また、上記詳述した照明状態および上記2
つの照明状態において、決定ボタン34を照明する際
に、これと同時に、プザーなどで音を発生させるように
してもよい。これにより、購入者の聴覚にも訴え、決定
ボタン34を操作すべきことを、より一層アピールする
ことができる。
【0070】なお、本実施形態で示したボタン操作部、
商品番号表示部、金銭投入処理部、明暗検知部および制
御回路の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発
明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動販売
機の商品選択装置は、商品番号を入力することによって
自動販売機で商品を購入する場合に、購入時の操作を購
入者に容易、迅速かつ明確に理解させることができ、そ
の結果、商品の購入を円滑かつ迅速に行うことができる
などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による商品選択装置を備え
た自動販売機を示す正面図である。
【図2】商品選択装置のボタン操作部を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図で
ある。
【図3】商品選択装置におけるボタン操作部の照明を示
すフローチャートである。
【図4】テンキー用LEDの点灯・消灯処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】商品選択装置におけるボタン操作部の照明状態
を示す図であり、(a)は金銭投入直後、(b)は商品
番号の1桁目の数字が入力された直後、(c)および
(d)は商品番号の入力終了直後の状態を示す。
【図6】商品選択装置におけるボタン操作部の他の照明
状態を示す図であり、(a)は金銭投入後に全てのボタ
ンを照明する状態を示し、(b)は金銭投入後に決定ボ
タン以外のボタンを照明する状態を示す。
【符号の説明】
1 自動販売機 5 商品選択装置 22 商品番号表示部(表示手段) 32 テンキー(商品選択ボタン群) 32a 入力ボタン 33 訂正ボタン 34 決定ボタン S 商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA02 CA03 CC06 CC10 EA01 EB02 EB05 EB06 EB08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品ごとに付された、複数の文字からな
    る商品番号を、複数の入力ボタンの操作によって入力す
    ることにより、商品を選択する自動販売機の商品選択装
    置であって、 前記複数の文字を1文字ごとに表記した前記複数の入力
    ボタンを有し、前記商品番号を入力するための商品選択
    ボタン群と、 当該商品選択ボタン群の操作途中または操作終了後に、
    操作されることにより、当該商品選択ボタン群による前
    記商品番号の再入力を可能とするための訂正ボタンと、 前記商品選択ボタン群の操作終了後に操作されることに
    より、商品の選択を確定するための決定ボタンと、 前記商品選択ボタン群、前記訂正ボタンおよび前記決定
    ボタンをそれぞれ個別に照明可能な照明手段と、 前記商品選択ボタン群、前記訂正ボタンおよび前記決定
    ボタンを、それらの操作すべき手順に従って順次照明す
    るように、前記照明手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動販売機の商品選択装
    置。
  2. 【請求項2】 金銭を投入するための金銭投入口と、 この金銭投入口に金銭が投入されたか否かを検知するた
    めの金銭検知手段と、を更に備え、 前記制御手段は、前記金銭検知手段が、前記金銭投入口
    に金銭が投入されたことを検知したときに、前記商品選
    択ボタン群のみを照明するように、前記照明手段を制御
    することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商
    品選択装置。
  3. 【請求項3】 自動販売機の周囲の明るさが、所定の明
    るさよりも暗いか否かを検知するための明暗検知手段
    を、更に備えており、 前記制御手段は、前記明暗検知手段が、自動販売機の周
    囲の明るさが前記所定の明るさよりも暗いことを検知し
    たときに、前記商品選択ボタン群の照明を、前記金銭投
    入口に金銭が投入される前から実行するように、前記照
    明手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の自
    動販売機の商品選択装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記商品選択ボタン群
    が操作されることにより、前記商品番号の1文字目が入
    力されたときに、前記訂正ボタンを照明するように、前
    記照明手段を制御することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の自動販売機の商品選択装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記商品選択ボタン群
    が操作されることにより、前記商品番号がすべて入力さ
    れたときに、前記決定ボタンを照明するように、前記照
    明手段を制御することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1項に記載の自動販売機の商品選択装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記商品選択ボタン群
    が操作されることにより、前記商品番号がすべて入力さ
    れたときに、前記決定ボタンを照明するとともに、前記
    商品選択ボタン群の照明を解除するように、前記照明手
    段を制御することを特徴とする請求項5に記載の自動販
    売機の商品選択装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記商品選択ボタン
    群、前記訂正ボタンおよび前記決定ボタンを照明する場
    合に、前記照明手段を間欠照明させるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    の自動販売機の商品選択装置。
  8. 【請求項8】 商品ごとに付された、複数の文字からな
    る商品番号を、複数の入力ボタンの操作によって入力す
    ることにより、商品を選択する自動販売機の商品選択装
    置であって、 前記複数の文字を1文字ごとに表記した前記複数の入力
    ボタンを有し、前記商品番号を入力するための商品選択
    ボタン群と、 当該商品選択ボタン群の操作途中または操作終了後に、
    操作されることにより、当該商品選択ボタン群による前
    記商品番号の再入力を可能とするための訂正ボタンと、 前記商品選択ボタン群の操作終了後に操作されることに
    より、商品の選択を確定するための決定ボタンと、 前記商品選択ボタン群、前記訂正ボタンおよび前記決定
    ボタンをそれぞれ個別に照明可能な照明手段と、 金銭を投入するための金銭投入口と、 この金銭投入口に金銭が投入されたか否かを検知するた
    めの金銭検知手段と、 この金銭検知手段が、前記金銭投入口に金銭が投入され
    たことを検知したときに、前記商品選択ボタン群、前記
    訂正ボタンおよび前記決定ボタンを照明し、当該商品選
    択ボタン群の操作終了後に、前記決定ボタンを間欠照明
    するように、前記照明手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動販売機の商品選択装
    置。
  9. 【請求項9】 商品ごとに付された、複数の文字からな
    る商品番号を、複数の入力ボタンの操作によって入力す
    ることにより、商品を選択する自動販売機の商品選択装
    置であって、 前記複数の文字を1文字ごとに表記した前記複数の入力
    ボタンを有し、前記商品番号を入力するための商品選択
    ボタン群と、 当該商品選択ボタン群の操作途中または操作終了後に、
    操作されることにより、当該商品選択ボタン群による前
    記商品番号の再入力を可能とするための訂正ボタンと、 前記商品選択ボタン群の操作終了後に操作されることに
    より、商品の選択を確定するための決定ボタンと、 前記商品選択ボタン群、前記訂正ボタンおよび前記決定
    ボタンをそれぞれ個別に照明可能な照明手段と、 金銭を投入するための金銭投入口と、 この金銭投入口に金銭が投入されたか否かを検知するた
    めの金銭検知手段と、 この金銭検知手段が、前記金銭投入口に金銭が投入され
    たことを検知したときに、前記商品選択ボタン群および
    前記訂正ボタンを照明し、当該商品選択ボタン群の操作
    終了後に、前記決定ボタンを間欠照明するように、前記
    照明手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動販売機の商品選択装
    置。
  10. 【請求項10】 前記商品選択ボタン群を操作すること
    により入力された前記商品番号を表示する表示手段を、
    更に備えていることを特徴とする請求項1ないし9のい
    ずれか1項に記載の自動販売機の商品選択装置。
  11. 【請求項11】 前記商品番号は、統一した文字数の文
    字列からなることを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれか1項に記載の自動販売機の商品選択装置。
  12. 【請求項12】 前記商品選択ボタン群の各入力ボタ
    ン、前記訂正ボタンおよび前記決定ボタンは、いずれも
    外方に突出しており、当該訂正ボタンおよび当該決定ボ
    タンの突出長さは、当該商品選択ボタン群の各入力ボタ
    ンの突出長さよりも小さいことを特徴とする請求項1な
    いし11のいずれか1項に記載の自動販売機の商品選択
    装置。
  13. 【請求項13】 前記商品選択ボタン群、前記訂正ボタ
    ンおよび前記決定ボタンは、異なる色彩で照明されるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1ないし1
    2のいずれか1項に記載の自動販売機の商品選択装置。
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