JP4180739B2 - 自動販売機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種類の商品の中から利用客によって選択される商品を投出する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、実開昭64−7380号公報に記載されているように、販売する商品の種類毎に対応して商品番号を予め付与し、自動販売機本体の前面に、販売する商品見本および対応する商品番号を示す商品展示部を備えるとともに、商品番号を入力して販売させるためのテンキーおよび設定キー(設定キーは、他に確定キー、販売キーなどと呼ばれることがある)を備える自動販売機が知られている。商品の種類毎の商品番号は、一般に、1桁の1から開始され、販売する商品の種類数に応じた数、例えば40まで付与される。
【0003】
そして、商品購入時には、利用客が貨幣などを投入し、テンキーを操作して希望する商品番号を入力した後、設定キーを押下することによって商品番号が確定され、商品投出動作が開始される。
【0004】
このようにテンキーを利用する自動販売機であれば、商品見本毎に選択ボタンを配置する必要が無く、商品展示部のレイアウトの自由度が増すという利点がある。さらに、例えば、20種類の商品を販売できる自動販売機であっても、50種類の商品を販売できる自動販売機であっても、選択手段としては同じテンキーを搭載できるので、部品の共通化が可能となり、コストダウンにつながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、利用客の中には貨幣などを投入した後、商品番号を入力しただけで選択動作を完了したものと勘違いし、設定キーを押下しないで待ち続ける人がいる。この場合、利用客が所定時間内に気付いて設定キーを押下すれば商品が投出され、気付かなければタイムオーバーで貨幣が返却されることになる。
【0006】
そのため、勘違いした利用客が不愉快な思いをしたり、商品を購入できなかったりするうえ、後続の利用客にも迷惑をかける可能性もある。管理者としては、故障でもないのに呼び出されたり、販売機会を逃すことになる。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、商品番号の入力のみで商品が投出される自動販売機を提供することにより、利用客の勘違いに基づくトラブルの発生を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の自動販売機は、複数種類の商品の中から選択される商品を投出する自動販売機において、商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の商品番号が設定記憶される商品番号設定記憶手段と、商品番号が入力される商品番号入力手段と、この商品番号入力手段で商品番号が最終桁まで入力されると、商品番号の入力が完了したものとして入力された商品番号の適否を前記商品番号設定記憶手段の設定記憶内容から判断する商品番号判断手段と、入力された商品番号が適正であると判断されると、該当する商品の投出を指示する商品投出指示手段と、商品番号の最終桁の数字が入力されるまでに操作されると、それまでに入力された数字を取り消すとともに、貨幣投入後であって商品番号が入力されていない状態で操作されると、投入貨幣の返却を指示する入力取消兼貨幣返却指示手段とを備えるものである。
【0009】
そして、予め、商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の商品番号が商品番号設定記憶手段に設定記憶される。商品番号入力手段によって商品番号が最終桁まで入力されると、商品番号判断手段によって商品番号設定記憶手段の設定記憶内容から商品番号の適否が判断され、入力が適正であれば、商品投出指示手段によって該当する商品の投出を指示する。さらに、商品番号入力手段によって商品番号の最初の桁が入力されてから最終桁が入力されるまでに、入力取消兼貨幣返却指示手段が操作されると、それまでに入力された数字を取り消す。また、貨幣投入後であって商品番号が入力されていない状態で、入力取消兼貨幣返却指示手段が操作されると、投入貨幣の返却を指示する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の自動販売機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
なお、この実施の形態では、自動販売機が取り扱う商品は、例えばたばこなどの矩形商品であって、最大で41種類販売できるものとする。
【0012】
図1において、自動販売機は、前面が開放される箱状の販売機本体11と、この販売機本体11の前面の開放面に開閉可能に取り付けられる扉体12とを備えている。
【0013】
扉体12の前面の上部域(上部域中の右下の一部を除く)には、取り扱う商品の見本である商品見本Tなどを展示する商品見本展示窓部13が形成されている。この商品見本展示窓部13は例えばアクリル板などの透明なカバー14で覆われ、商品見本展示窓部13の内部には複数の商品見本展示部15が複数段および複数列(例えば10個用×2段、7個用×3段)ずつ配置されている。
【0014】
商品見本展示部15は、図3に示すように、商品見本展示窓部13の背面に配設される背面板16の表面に取り付けられる商品見本展示部材17を有し、この商品見本展示部材17で背面板16との間に商品見本Tが保持される。商品見本展示部材17は、商品見本Tの下面を保持する下面保持部18および前面を保持する前面保持部19を有し、前面保持部19と背面板16との間で商品見本Tを挟んで保持するようになっている。前面保持部19の前面には表示部20が形成され、この表示部20には、例えばシールなどによって商品番号を表示する商品番号表示部21と販売価格を表示する販売価格表示部22が配設され、例えばLED表示器などによって販売可否を示す「○」「×」および「売切」を表示する販売可否表示部23が配設されている。
【0015】
商品番号は、販売する商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の数字とされる。本実施の形態では、例えば、2桁で、「11」から連続する自然数とされ、41種類の商品について「11」〜「51」が設定される。したがって、図1に示すように、商品番号表示部21には、商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数である「11」〜「51」の商品番号が示される。
【0016】
図1において、商品見本展示窓部12の右下位置には、利用客によって操作される操作部24が配置されている。この操作部24には、入力された商品番号などを表示する表示部25、0〜9の数値を入力する商品番号入力手段としてのテンキー(数字キー)26、警告音を発するスピーカ27、貨幣投入部としての紙幣を挿入する紙幣挿入口28および硬貨を投入する硬貨投入口29、貨幣の返却を指示するとともに入力した数字の取り消しを指示する入力取消兼貨幣返却指示手段としての返却レバー30が配置されている。
【0017】
表示部25は、図2に示すように、紙幣挿入口28や硬貨投入口29に投入される投入金額が表示される投入金額表示部31、テンキー26で入力される商品番号が表示される入力商品番号表示部(入力商品番号表示手段)32、および「売切」が表示される売切表示部33を備えている。投入金額表示部31では7セグメント×4桁のデジタル表示器で投入金額がデジタル表示され、入力商品番号表示部32では7セグメント×2桁のデジタル表示器で商品番号がデジタル表示され、売切表示部33では例えばLED表示器などによって「売切」が点灯表示される。
【0018】
図1において、扉体12の前面の下部域右寄り位置には、釣り硬貨や返却硬貨が投出される硬貨返却口34、販売される商品が払い出される商品払出口35が配置されている。
【0019】
扉体12の前面の下部域左側には、広告表示窓部36が形成されている。この広告表示窓部36は、内部にポスターなどの広告媒体を貼り付けることが可能になっており、前面が例えばアクリル板などの透明なカバー37で覆われている。
【0020】
また、図1に図示していないが、扉体12の裏面側であって、紙幣挿入口28の後方位置には紙幣処理装置が配置され、硬貨投入口29の後方から硬貨返却口34の後方にかけては硬貨処理装置が配置され、さらに、販売動作を制御する制御部が配置され、この制御部と接続されて販売する商品のコラム設定や売上集計を行なえる係員用操作部が配置されている。
【0021】
さらに、図1に図示していないが、販売機本体11内には、商品を上下方向に集積収納し、最下位商品から順に投出する機能を有する商品コラムが商品種類に対応して41個配置されている。各商品コラムには、商品を集積状態で収納する商品収納部の下方に、最下位商品から順に投出する商品投出ユニットが配置されている。商品投出ユニットには、商品の売切れを検知する売切検知手段、商品の詰まりを検知する詰まり検知手段、および投出駆動モータの駆動によって商品を投出する投出機構が設けられる。そして、商品投出ユニットは、制御部からの指令に基づいて投出駆動モータが駆動されるとともに、売切検知信号や詰まり検知信号を制御部へ出力する機能を有している。なお、各商品コラムから投出された商品は、扉体12の裏面側に配設された商品シュートなどを介して商品払出口35に案内される。
【0022】
なお、図1において、販売機本体11の底面には、販売機本体11を設置するとともに転倒を防止する転倒防止脚38が配設されている。
【0023】
また、図4において、自動販売機の構成のブロック図を示し、上述した販売動作を制御する制御部51には、複数の商品見本展示部15の販売可否表示部23が接続され、操作部24のテンキー26、投入金額表示部31、入力商品番号表示部32、売切表示部33、スピーカ27、返却レバー30(返却レバー30の操作によって切り換えられる返却スイッチ)が接続され、さらに、上述した、貨幣処理部としての紙幣処理装置52および硬貨処理装置53、係員用操作部54、複数の商品コラム55(売切検知センサ56、詰まり検知センサ57、投出駆動モータ58)が接続され、さらに、各種データを記憶読出可能とする記憶部59、商品見本展示窓部13内や広告表示窓部36内を照明する照明装置60、電源を供給する電源装置61が接続されている。
【0024】
記憶部59は、例えばテンキー26によって入力される商品番号などの入力データが記憶される入力データ記憶部62、例えば商品番号や販売価格などの設定データが設定記憶される設定データ記憶部63を有している。設定データ記憶部63は、商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の商品番号が設定記憶される商品番号設定記憶手段として機能し、商品番号を記憶する商品番号メモリを有している。
【0025】
そして、制御部51には、テンキー26による商品番号の入力に基づいて対応する商品を投出する制御手段の機能を備え、すなわち、この制御手段は、テンキー26で商品番号が最終桁まで入力されると、商品番号の入力が完了したものとして入力された商品番号の適否を設定データ記憶部63の設定記憶内容から判断する商品番号判断手段の機能、入力された商品番号が適正であると判断されると、該当する商品を収納する商品コラム55(投出ユニット)に対して該当する商品の投出を指示する商品投出指示手段の機能を備え、さらに、商品番号の最終桁の数字が入力されるまでに返却レバー30が操作されると、それまでに入力された数字を取り消すとともに、貨幣投入後であって商品番号が入力されていない状態で返却レバー30が操作されると、投入貨幣の返却を指示する入力取消兼貨幣返却手段の機能を備えている。
【0026】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0027】
まず、自動販売機の準備、設定について説明する。
【0028】
係員により、扉体12を開き、係員用操作部54を用いて、記憶部59の設定データ記憶部63の商品番号メモリと、各商品見本展示部15と、各商品コラム55との組み合わせや、各商品の販売価格を入力設定すると、その内容が記憶部59の設定データ記憶部63に記録される。そして、設定した内容に対応するように、商品見本展示部15の表示部20に販売価格表示部22の価格シールを貼り付ける。
【0029】
商品番号としては、「11」〜「51」が設定されている。これらの番号は全て2桁とし、「11」から連続する自然数とする。「1」や「2」を「01」や「02」と設定することも可能であるが、この実施の形態では、利用客による操作ミスを防止するために、「11」以上の自然数に設定する。また、利用客や係員の感覚的な違和感を無くすために、連続する数字が選ばれる。
【0030】
設定した内容に対応するように、商品コラム55の商品収納部に商品を集積状態で収納する。
【0031】
次に、自動販売機の待機状態について説明する。
【0032】
係員により、扉体12が閉じられると、待機状態となる。
【0033】
商品が収納されていない商品コラム55がある場合は、売切検知手段が売切状態を検知し、対応する商品見本展示部15の販売可否表示部23に「×」および「売切」が点灯表示される。販売によって商品が売り切れた場合も同様である。
【0034】
このとき、テンキー26は動作できない状態にあり、押下しても数字を入力することはできない。
【0035】
次に、自動販売機の制御部51の制御による販売動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0036】
利用客によって、硬貨が硬貨投入口29に投入されると(ステップ1)、この硬貨の真偽および金種が硬貨処理装置53において判別され、正常硬貨は一時保留され、異常硬貨(偽造硬貨、判別不能硬貨)は硬貨返却口34へ返却される。紙幣が紙幣挿入口28に挿入されると、この紙幣の真偽および金種が紙幣処理装置52において判別され、正常紙幣は一時保留され、異常紙幣(偽造紙幣、判別不能紙幣)は紙幣挿入口28から返却される。
【0037】
なお、ここで返却レバー30が操作された場合のステップ2の処理については後述する。
【0038】
一時保留された硬貨や紙幣の合計金額が、操作部24の投入金額表示部31に表示される。あわせて、この金額によって購入可能な価格の商品について、対応する商品見本展示部15の販売可否表示部23に「○」が点灯表示される(ステップ3)。このとき、テンキー26が動作可能状態となる。
【0039】
利用客によって、貨幣を投入してから所定時間内に、第1の数字(商品番号の十の位の数字となる)が入力されると(ステップ4)、この数字が適切なものか否かのチェックが行なわれる(ステップ5)。「1」〜「5」であれば適切な数字であると判断されると、その数字が記憶部59の入力データ記憶部62に記憶されるとともに、入力商品番号表示部32の十の位の位置に点灯表示される(ステップ6)。「0」や「6」〜「9」は、商品番号の十の位の数字となり得ないので不適切な数字と判断され、記憶も表示も行なわれずにスピーカ27から警告音が発せられ(ステップ7)、再入力に待機する。
【0040】
なお、ここで返却レバー30が操作された場合のステップ8、9の処理については後述する。
【0041】
利用客によって、適切な第1の数字が入力されてから所定時間内に、第2の数字(商品番号の一の位の数字となる)が入力されると(ステップ10)、この数字が記憶部59の入力データ記憶部62に記憶されるとともに、入力商品番号表示部32の一の位の位置に点灯表示される(ステップ11)。記憶された商品番号が適切な番号(「11」〜「51」)であるか否かが確認され(ステップ12)、適切な番号である場合は対応する商品コラム55が商品を投出可能な状態にあるかが確認される(ステップ13)。
【0042】
入力された商品番号が適切な数字であり、かつ該当する商品コラム55が商品を投出可能な場合は、商品コラム55の商品投出ユニットが駆動され、商品収納部内の最下位の商品が投出される(ステップ14)。投出された商品はシュートなどを経由して商品払出口35に案内され、利用客によって取り出される。続けて、入力された商品番号が消去(入力商品番号表示部32、記憶部59の入力データ記憶部62とも)され(ステップ15)、残額の有無が確認され(ステップ16)、残額が無い場合はそのまま販売動作が終了され、また、残額が有る場合はその金額が釣り硬貨として返却されてから販売動作が終了される(ステップ17)。
【0043】
入力された商品番号が不適切な場合や、対応する商品コラム55が商品を投出できない状態(商品切れ、詰まりなど)にある場合は、入力された商品番号が消去(入力商品番号表示部32、記憶部59の入力データ記憶部62とも)され(ステップ18)、スピーカ27から警告音が発せられて商品番号(第1の数字から)の再入力を促す(ステップ7へ進む)。但し、商品番号の消去が繰り返して3回行なわれると(ステップ19)、投入金額が返却され、販売動作が強制的に終了させられる。
【0044】
次に、返却レバー30の作用について説明する。
【0045】
ステップ2の時点、すなわち、貨幣が投入され、数字が全く入力されていない状態で、返却レバー30が操作されると、一般的な返却レバー操作と同様に、保留されていた投入貨幣が返却される。
【0046】
ステップ8の時点、すなわち、貨幣が投入され、第1の数字が入力されてこの数字が入力データ記憶部62に記憶された状態で、返却レバー30が操作されると、入力されていた第1の数字が入力データ記憶部62および入力商品番号表示部32から抹消され(ステップ9)、第1の数字の再入力を待つ状態に戻る。さらに、返却レバー30が操作されると、保留されていた投入貨幣が返却される。
【0047】
具体的には、利用客が「25」の商品の購入を希望しているにもかかわらず、第1の数字として「3」を入力してしまった場合に、返却レバー30が操作されることによって「3」が取り消され、その後、利用客は第1の数字の「2」を入力し直せば、希望する商品を購入できる。購入動作を取り止める場合は、返却レバー30をもう一度操作すれば投入した貨幣が返却される。
【0048】
以上のように、商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の商品番号を設定することにより、テンキー26で商品番号が最終桁まで入力されると、その商品番号の適否を判断し、適正であれば該当する商品を投出させるので、商品番号の入力のみで商品を投出でき、利用客による購入操作を簡略化できるとともに、利用客の勘違いに基づくトラブルの発生を防止することができる。
【0049】
さらに、テンキー26によって商品番号の最初の桁が入力されてから最終桁が入力されるまでに、返却レバー30が操作され、それまでに入力された数字の取り消しができ、また、貨幣投入後であって商品番号が入力されていない状態で、返却レバー30が操作されると、投入貨幣の返却ができる。
【0050】
なお、現行の市場を考えると、商品番号は入力桁数が少ない点で2桁とすることが現実的であるが、2桁に限定する必要はなく、3桁や4桁に設定し、最終桁の数字が入力された時点で商品番号が確定されるようにしてもよい。
【0051】
また、上記実施の形態では商品見本展示部15を有するタイプの自動販売機を例にあげたが、収納されている商品自身が透けて見えるタイプの自動販売機(例えば特開平8−147551号公報)に適用することも可能である。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の自動販売機によれば、商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の商品番号を設定することにより、商品番号入力手段で商品番号が最終桁まで入力されると、その商品番号の適否を判断し、適正であれば該当する商品を投出させるので、商品番号の入力のみで商品を投出でき、利用客による購入操作を簡略化できるとともに、利用客の勘違いに基づくトラブルの発生を防止することができる。さらに、商品番号入力手段によって商品番号の最初の桁が入力されてから最終桁が入力されるまでに、入力取消兼貨幣返却指示手段が操作され、それまでに入力された数字の取り消しができ、また、貨幣投入後であって商品番号が入力されていない状態で、入力取消兼貨幣返却指示手段が操作されると、投入貨幣の返却ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す自動販売機の正面図である。
【図2】 同上自動販売機の表示部およびテンキーの部分の正面図である。
【図3】 同上自動販売機の商品見本展示部を示し、(a) は商品見本展示部の正面図、(b) は商品見本展示部の側面図である。
【図4】 同上自動販売機の構成を示すブロック図である。
【図5】 同上自動販売機による販売動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
26 商品番号入力手段としてのテンキー
30 入力取消兼貨幣返却指示手段としての返却レバー
51 商品番号判断手段および商品投出指示手段の機能を有する制御部
63 商品番号設定記憶手段としての設定データ記憶部
Claims (1)
- 複数種類の商品の中から選択される商品を投出する自動販売機において、
商品の種類毎に対応して複数桁でかつ一定桁数の商品番号が設定記憶される商品番号設定記憶手段と、
商品番号が入力される商品番号入力手段と、
この商品番号入力手段で商品番号が最終桁まで入力されると、商品番号の入力が完了したものとして入力された商品番号の適否を前記商品番号設定記憶手段の設定記憶内容から判断する商品番号判断手段と、
入力された商品番号が適正であると判断されると、該当する商品の投出を指示する商品投出指示手段と、
商品番号の最終桁の数字が入力されるまでに操作されると、それまでに入力された数字を取り消すとともに、貨幣投入後であって商品番号が入力されていない状態で操作されると、投入貨幣の返却を指示する入力取消兼貨幣返却指示手段と
を備えることを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
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