JP2004206251A - 券売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択ボタン24と選択内容との対応関係を分かり易くし、選択ボタン24を表示する選択領域21を大きくできる券売機を提供する。
【解決手段】複数のメニューの券を販売する券売機である。券売機の選択領域21に、メニューを選択する複数の選択ボタン24を表示する。各選択ボタン24内には選択数表示部26で選択操作された選択数を表示する。選択ボタン24毎の選択数を選択ボタン24毎の選択数表示部26で表示することで、選択ボタン24と選択内容との対応関係が分かり易くなる。選択ボタン24内に選択数表示部26を表示することで、選択領域21を大きくでき、選択ボタン24を大きくしたり、選択ボタン24の数を増やせる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、品目毎に複数購入可能とする券売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、券売機としては、例えば、レストランなどに設置される食券販売機などが知られており、購入者に対してメニューを表示したり選択操作を可能とするタッチパネル式の表示パネルを備えている。
【0003】
表示パネルには、メニュー毎の複数の選択ボタンが表示される選択領域があり、各選択ボタンには、メニュー名、メニューの絵や写真、および価格などが表示される。また、表示パネルの選択領域の側方には明細表示域が別にあり、この明細表示域には選択領域で選択されたメニュー名、個数、価格、合計金額などが表示される。
【0004】
そして、購入者は、表示パネルの選択領域において、購入するメニューの選択ボタンを選択操作し、購入するメニューが複数ある場合には複数の選択ボタンを選択操作し、同じメニューを複数購入する場合には選択ボタンを複数回選択操作する。選択した内容は表示パネルの明細表示域に表示されるので、この明細表示域でメニュー名、個数、価格、合計金額などを確認し、追加する場合には選択領域の選択ボタンを操作する。選択完了した場合には明細表示域にある会計ボタンを選択操作し、貨幣を投入することにより、選択されたメニューの食券が発券される(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−190478号公報(第3頁、図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示パネルの選択領域で選択操作した内容を選択領域の側方にある明細表示域で表示するため、選択領域の各選択ボタンと明細表示域の表示内容との対応関係が分かり難く、メニューの選択内容を確認し難く、操作性が悪い問題がある。
【0007】
また、表示パネルの限られた表示領域内に選択領域とは別に明細表示域を表示するため、その分だけ選択領域の大きさが制限され、選択ボタンが小さくなって見にくくなったり操作しにくくなり、あるいは表示できる選択ボタンの数が少なくなってメニュー数が限られる問題がある。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性を向上でき、しかも、複数の選択手段が配置される選択領域の大きさが制限されることがない券売機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の券売機は、複数の品目の券を発券する券売機であって、前記品目を選択する複数の選択手段と、これら選択手段毎に選択操作された回数を選択数として記憶する選択数記憶手段と、この選択数記憶手段に記憶された選択手段毎の選択数をそれぞれ選択手段毎に表示する選択数表示手段と、発券を指示する発券指示手段と、この発券指示手段からの指示に基づいて、前記選択数記憶手段に記憶された選択内容に対応する券を発券させる制御手段とを具備しているものである。
【0010】
そして、この構成では、選択手段を選択操作することにより、選択操作した選択手段の選択数表示手段で選択数を表示する。このように、選択手段毎の選択数をそれぞれ選択手段毎の選択数表示手段で表示することにより、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性が向上し、しかも、選択内容を選択手段と別に表示する場合に比べて、複数の選択手段が配置される選択領域を大きくすることが可能で、選択手段を大きくしたり選択手段の数を増やせる。
【0011】
請求項2記載の券売機は、請求項1記載の券売機において、選択手段がタッチパネルの選択領域に表示され、選択数表示手段が前記タッチパネルの選択領域内でかつ選択手段毎に表示されるものであり、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性が向上するうえに、タッチパネル内で選択領域を大きくして選択手段を大きくしたり選択手段の数を増やすことが可能となる。
【0012】
請求項3記載の券売機は、請求項1または2記載の券売機において、選択手段が選択ボタンであり、選択数表示手段が選択ボタン毎に設けられているものであり、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性が向上する。
【0013】
請求項4記載の券売機は、請求項1ないし3いずれか記載の券売機において、1つ前の品目の選択を取り消す1品目取消手段を備えているものであり、この1品目取消手段により1つ前の品目の選択を取り消せる。
【0014】
請求項5記載の券売機は、請求項1ないし4いずれか記載の券売機において、全ての品目の選択を取り消す全品目取消手段を備えているものであり、この全品目取消手段により全ての品目の選択を取り消せる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図1ないし図3に第1の実施の形態を示す。
【0017】
図3に券売機11の斜視図を示し、この券売機11は、複数の品目の券として複数のメニューの食券を販売する食券販売機で、飲食店内に設置されるものであり、券売機本体12およびこの券売機本体12の前面に開閉可能に設けられた扉体13を有している。扉体13の前面上部に顧客に対してメニューなどを表示するとともに顧客によって選択操作されるタッチパネル14で構成された表示操作部15が配設され、この表示操作部15の一側に硬貨を投入する硬貨投入口16および紙幣を投入する紙幣投入口17がそれぞれ配設され、表示操作部15の下側に食券を発券する発券口18および返却硬貨や釣銭を払い出す硬貨返却口19がそれぞれ配設されている。
【0018】
図1に券売機11の表示操作部15に表示される画面の説明図を示し、表示操作部15は、カラー液晶パネルの前面にタッチパネル14を配置しているため、表示された画面に指を触れることで各種項目の選択操作可能としており、表示操作部15の中央域に選択領域21が表示され、この選択領域21の下側域および上側域に指示領域22および表示操作領域23がそれぞれ表示されている。
【0019】
選択領域21には、品目を選択する選択手段としての複数の選択ボタン24が縦横に配列されて表示されている。各選択ボタン24の表示枠内には、左上側にメニュー名が、左下側にメニューイメージが、メニューイメージの右上側に価格がそれぞれ表示されているとともに、右下側に選択ボタン24が選択操作されていない状態で表示がない無表示部25があってこの無表示部25に選択操作された選択ボタン24についてのみその選択操作された回数を選択数として表示する選択数表示手段としての選択数表示部26が表示される。選択数表示部26には、選択ボタン24の色調と異なる色調の楕円の枠内に×1、×2、×3…というように選択数の数字が表示される。
【0020】
指示領域22には、1つ前の選択操作を取り消す1品目取消手段としてのひとつもどるボタン27、それまで選択されていた選択操作内容で券の発行および釣銭がある場合に釣銭の払い出しをさせる発券指示手段としての決定ボタン28、それまで選択操作されていた全ての選択操作を取り消すとともに投入貨幣を返却する全品目取消手段としての返却ボタン29、領収書を発行させる領収書ボタン30が表示されている。
【0021】
表示操作領域23には、貨幣が投入されたときの投入金額を表示するとともに選択操作された選択ボタン24のメニューに対応した金額分が差し引かれた残高を表示する残高表示部31が表示されている。さらに、表示操作領域23には、店内でお食事ボタン32およびお持ち帰りボタン33が表示され、通常の初期状態では店内でお食事ボタン32が表示され、店内で食事可能とするメニューの選択ボタン24のみが表示されており、また、お持ち帰りボタン33が選択操作されることにより、持ち帰り可能なメニューの選択ボタン24のみが表示される画面に切り換わる。お持ち帰りボタン33が選択操作された画面で、店内でお食事ボタン32が選択操作されることにより、店内で食事可能なメニューの選択ボタン24のみが表示される画面に切り換わる。
【0022】
図2に券売機11のブロック図を示し、券売機11は、制御手段としての制御部41を有し、この制御部41に、次の各構成がそれぞれ接続されている。表示操作部15が接続されている。10円、50円、100円、500円の硬貨を受け入れて処理し全金種を釣銭としてリサイクル使用する硬貨処理部42が接続されている。千円、二千円、五千円および一万円の紙幣を受け入れて処理し千円紙幣を釣銭としてリサイクル使用する紙幣処理部43が接続されている。2本のロール紙を装填して食券を順次発券するとともに領収書も発行可能とする発券手段としてのプリント部44が接続されている。ハブ経由で外部のコントローラと通信するもので、メニュー設定情報(種類や価格など)および売り切れ設定情報などを入力し、販売メニュー情報、売上情報、エラー情報(故障、ロール紙切れ、釣り貨幣切れなど)などを出力する通信インターフェース部45が接続されている。メニュー名、価格、販売可能数などの各種情報を記憶する第1記憶部46が接続されている。選択ボタン24毎に選択操作された選択数などの選択内容を含むメニュー情報を一時的に記憶する選択数記憶手段としての第2記憶部47が接続されている。券売機本体12内に設置され扉体13を開放して係員が操作する係員用操作部48が接続されている。券売機本体12内に配置され券売機11の各電気機器に電源を供給する電源部49が接続されている。なお、硬貨処理部42および紙幣処理部43などは、食券を販売するための会計処理をする会計処理手段の一部として構成され、この会計処理手段での会計処理によって販売可能なメニューの選択ボタン24を操作可能とする機能を有している。
【0023】
制御部41は、発券指示手段である決定ボタン28からの操作に基づいて、選択数記憶手段である第2記憶部47に記憶された選択内容に対応する券を発券させる機能を有している。
【0024】
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
【0025】
まず、券売機11による販売準備として、第1記憶部46にメニュー名、価格、販売可能数などの各種情報を記憶させ、硬貨処理部42および紙幣処理部43に釣銭用の貨幣を装填し、プリント部44にロール紙を装填する。
【0026】
券売機11の販売待機状態では、表示操作部15の残高表示部31に「0円」を表示し、選択領域21に店内で食事可能とする選択ボタン24を表示するが、各選択ボタン24に対する選択操作は受け付けない。
【0027】
そして、顧客によって貨幣を投入すると、残高表示部31に投入金額を表示し、投入金額によって購入可能な選択ボタン24のみを選択操作可能とし、投入金額が不足するメニューの選択ボタン24や、販売可能数に達して売れ切れ状態となったメニューの選択ボタン24は選択操作可能にならない。このとき、選択操作不可能な選択ボタン24を薄く表示し、選択操作可能な選択ボタン24を濃く表示することにより、選択操作不可能か可能かを明確に区別して分かり易くできる。各選択ボタン24には、メニュー名、メニューイメージ、価格を表示し、無表示部25には何も表示していない。
【0028】
顧客が選択操作可能な選択ボタン24を選択操作すると、選択操作した選択ボタン24の無表示部25に選択数表示部26を表示する。このときの選択数表示部26には、選択ボタン24の色調と異なる色調の楕円の枠内に「×1」というように選択数の数字を表示するため、選択操作したメニューの選択ボタン24と選択数との対応関係が分かり易く、選択操作されていない選択ボタン24と区別が付き易く、顧客にとってどのメニューを何個選択したかを分かり易くできる。また、顧客が選択操作可能な選択ボタン24を選択操作することにより、選択操作された選択ボタン24のメニューに対応した金額分を差し引いた残高を残高表示部31に表示し、選択操作された選択ボタン24のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部47に記憶する。
【0029】
続けて同じメニューの選択ボタン24を選択操作すると、選択ボタン24の選択数表示部26に「×2」というように選択数の数字を表示し、選択操作された選択ボタン24のメニューに対応した金額分が差し引いた残高を残高表示部31に表示し、選択操作された選択ボタン24のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部47に記憶する。
【0030】
別のメニューの選択ボタン24を選択操作すると、既に操作された選択ボタン24の選択数表示部26の表示はそのままで、別のメニューの選択ボタン24の選択数表示部26に「×1」というように選択数の数字を表示し、選択操作された選択ボタン24のメニューに対応した金額分が差し引いた残高を残高表示部31に表示し、選択操作された選択ボタン24のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部47に記憶する。
【0031】
また、選択ボタン24を選択操作した後に、ひとつもどるボタン27を操作すると、1つ前の選択ボタン24の選択操作を取り消す。例えば選択ボタン24の選択数表示部26の表示が「×2」であれば「×1」に、「×1」であれば選択数表示部26が消滅して無表示部25となる。取り消した選択ボタン24のメニューに対応した金額分を加算した残高を残高表示部31に表示し、取り消した選択ボタン24のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部47から消去する。
【0032】
ひとつもどるボタン27を繰り返し操作すると、1つ前の選択操作ずつ順次取り消していく。
【0033】
また、選択ボタン24を選択操作した後に、決定ボタン28を操作すると、それまで選択されていたメニューの券をプリント部44で印字し、発券口18から発券する。釣銭がある場合には、釣銭を排出する。発券や釣銭が払い出した後、第2記憶部47の記憶内容を消去する。
【0034】
また、返却ボタン29を操作すると、それまで選択された全ての選択ボタン24の選択数表示部26を消滅し、投入貨幣を返却して残高表示部31に「0円」を表示し、第2記憶部47の記憶内容を消去する。
【0035】
このように券売機11では、選択ボタン24毎の選択数をそれぞれ選択ボタン24毎の選択数表示部26で表示するので、選択したメニューと選択数との対応関係が分かり易く、操作性を向上できる。
【0036】
しかも、選択ボタン24をタッチパネル14の選択領域21に表示し、選択数表示部26をタッチパネル14の選択領域21内でかつ選択ボタン24毎に表示するので、選択内容を選択ボタン24と別に表示する場合に比べて、タッチパネル14内で選択領域21を大きくできて選択ボタン24を大きくしたり選択ボタン24の数を増やすことができる。
【0037】
なお、第1の実施の形態において、全ての選択内容を取り消すが投入貨幣は返却しない選びなおすボタンを設定してもよい。すなわち、選択操作の最中に選びなおすボタンを操作すると、それまで選択された全ての選択ボタン24の選択数表示部26を消滅し、残高表示部31に投入金額を表示し、第2記憶部47の記憶内容を消去する。選びなおすボタンは、返却ボタン29と違って、投入貨幣が返却されず、継続して選択操作できる。
【0038】
また、選択数表示部26は、選択ボタン24の表示枠内に重ねて表示したが、選択ボタン24に隣接して表示しても、選択操作したメニューの選択ボタン24と選択数との対応関係が分かり易い。
【0039】
次に、図4ないし図6に第2の実施の形態を示す。
【0040】
図6に券売機61の正面図を示し、この券売機61は、複数の品目の券として複数のメニューの食券を販売する食券販売機で、飲食店内に設置されるものであり、機体62を有し、この機体62の前面上部に顧客に対してメニューなどを表示するとともに顧客によって選択操作される選択操作部63が配設され、この選択操作部63の一側に硬貨を投入する硬貨投入口64および紙幣を投入する紙幣投入口65がそれぞれ配設され、選択操作部63の下側に食券を発券する発券口66および返却硬貨や釣銭を払い出す硬貨返却口67がそれぞれ配設されている。
【0041】
図4に券売機61の選択操作部63の正面図を示し、選択操作部63は、選択操作部63の中央域に選択領域71が設定され、この選択領域71の下側域および上側域に指示領域72および表示操作領域73がそれぞれ設定されている。
【0042】
選択領域71には、品目を選択する選択手段としての複数の選択ボタン74が縦横に配列されている。各選択ボタン74は、押しボタン式であり、透明な押しボタンプレート74aの裏側において、左側にメニュー名および価格が表示された表示部材が交換可能に配置され、右上側に選択操作された回数を選択数として表示する選択数表示手段としての選択数表示部75が配置され、右下側に販売可能な場合に点灯する例えばLEDなどの販売可否表示部76が配置されている。選択数表示部75は、例えば7セグメントのLEDまたは液晶表示器で、1、2、3…というように選択数の数字を表示可能とする。
【0043】
指示領域72には、1つ前の選択操作を取り消す1品目取消手段としてのひとつ戻るボタン77、全ての選択内容を取り消すが投入貨幣は返却しない選びなおすボタン78、それまで選択されていた選択操作内容で券の発行および釣銭がある場合に釣銭の払い出しをさせる発券指示手段としての決定ボタン79が配置されている。
【0044】
表示操作領域73には、貨幣が投入されたときの投入金額を表示するとともに選択操作された選択ボタン74のメニューに対応した金額分が差し引かれた残高を表示する残高表示部80が表示されている。さらに、それまで選択操作されていた全ての選択操作を取り消すとともに投入貨幣を返却する全品目取消手段としての返却ボタン81が配置されている。
【0045】
図5に券売機61のブロック図を示し、券売機61は、制御手段としての制御部91を有し、この制御部91に、次の各構成がそれぞれ接続されている。選択ボタン本体であって販売可否表示部76が点灯した状態での選択操作を検知する選択指示部92、販売可否表示部76および選択数表示部75を有する複数の選択ボタン74が接続されている。返却ボタン81、ひとつ戻るボタン77、選びなおすボタン78、決定ボタン79および残高表示部80がそれぞれ接続されている。メニュー名、価格、販売可能数などの各種情報を記憶する第1記憶部93が接続されている。選択ボタン74毎に選択操作された選択数を含むメニュー情報を一時的に記憶する選択数記憶手段としての第2記憶部94が接続されている。機体62内に設置され係員が操作する係員用操作部95が接続されている。ロール紙を装填して食券を順次発券する発券手段としてのプリント部96が接続されている。10円、50円、100円、500円の硬貨を受け入れて処理し全金種を釣銭としてリサイクル使用する硬貨処理部97が接続されている。千円、二千円、五千円および一万円の紙幣を受け入れて処理し千円紙幣を釣銭としてリサイクル使用する紙幣処理部98が接続されている。券売機本体12内に配置され券売機11の各電気機器に電源を供給する電源部99が接続されている。ハブ経由で外部のコントローラと通信するもので、メニュー設定情報(種類や価格など)および売り切れ設定情報などを入力し、販売メニュー情報、売上情報、エラー情報(故障、ロール紙切れ、釣り貨幣切れなど)などを出力する通信インターフェース部100が接続されている。なお、硬貨処理部97および紙幣処理部98などは、食券を販売するための会計処理をする会計処理手段の一部として構成され、この会計処理手段での会計処理によって販売可能なメニューの選択ボタン74を操作可能とする機能を有している。
【0046】
制御部91は、発券指示手段である決定ボタン79からの操作に基づいて、選択数記憶手段である第2記憶部94に記憶された選択内容に対応する券を発券させる機能を有している。
【0047】
次に、第2の実施の形態の作用を説明する。
【0048】
まず、券売機61による販売準備として、第1記憶部93にメニュー名、価格、販売可能数などの各種情報を記憶させ、硬貨処理部97および紙幣処理部98に釣銭用の貨幣を装填し、プリント部96にロール紙を装填する。
【0049】
券売機61の販売待機状態では、残高表示部80に「0円」を表示し、全ての選択ボタン74の販売可否表示部76は点灯されておらず、選択ボタン74に対する選択操作は受け付けない。
【0050】
そして、顧客によって貨幣を投入すると、残高表示部80に投入金額を表示し、投入金額によって購入可能な選択ボタン74の販売可否表示部76を点灯させるとともに選択操作可能とし、投入金額が不足するメニューの選択ボタン74や、販売可能数に達して売れ切れ状態となったメニューの選択ボタン74の販売可否表示部76は点灯されず選択操作可能にならない。
【0051】
顧客が販売可否表示部76の点灯した選択操作可能な選択ボタン74を選択操作すると、選択操作した選択ボタン74の選択数表示部75に「1」というように選択数の数字を表示する。選択数表示部75では、選択ボタン74のメニュー名や価格などと色調と異なる色調で表示し、選択操作したメニューの選択ボタン74と選択数との対応関係が分かり易く、選択操作されていない選択ボタン74と区別が付き易く、顧客にとってどのメニューを何個選択したかを分かり易くできる。また、顧客が選択操作可能な選択ボタン74を選択操作することにより、選択操作された選択ボタン74のメニューに対応した金額分を差し引いた残高を残高表示部80に表示し、選択操作された選択ボタン74のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部94に記憶する。
【0052】
続けて同じメニューの選択ボタン74を選択操作すると、選択ボタン74の選択数表示部75に「2」というように選択数の数字を表示し、選択操作された選択ボタン74のメニューに対応した金額分が差し引いた残高を残高表示部80に表示し、選択操作された選択ボタン74のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部94に記憶する。
【0053】
別のメニューの選択ボタン74を選択操作すると、既に操作された選択ボタン74の選択数表示部75の表示はそのままで、別のメニューの選択ボタン74の選択数表示部75に「1」というように選択数の数字を表示し、選択操作された選択ボタン74のメニューに対応した金額分が差し引いた残高を残高表示部80に表示し、選択操作された選択ボタン74のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部94に記憶する。
【0054】
また、選択ボタン74を選択操作した後に、ひとつ戻るボタン77を操作すると、1つ前の選択ボタン74の選択操作を取り消す。例えば選択ボタン74の選択数表示部75の表示が「2」であれば「1」に、「1」であれば無表示となる。取り消した選択ボタン74のメニューに対応した金額分を加算した残高を残高表示部80に表示し、取り消した選択ボタン74のメニューの選択数を含むメニュー情報を第2記憶部94から消去する。
【0055】
ひとつ戻るボタン77を繰り返し操作すると、1つ前の選択操作ずつ順次取り消していく。
【0056】
また、選択ボタン74を選択操作した後に、決定ボタン79を操作すると、それまで選択されていたメニューの券をプリント部96で印字し、発券口66から発券する。釣銭がある場合には、釣銭を排出する。発券や釣銭が払い出した後、第2記憶部94の記憶内容を消去する。
【0057】
また、返却ボタン81を操作すると、選択ボタン74の選択数表示部75を消滅し、投入貨幣を返却して残高表示部80に「0円」を表示し、第2記憶部94の記憶内容を消去する。
【0058】
また、選択操作の最中に選びなおすボタン78を操作すると、それまで選択された全ての選択ボタン74の選択数表示部75を消滅し、残高表示部80に投入金額を表示し、第2記憶部94の記憶内容を消去する。選びなおすボタン78は、返却ボタン81と違って、投入貨幣が返却されず、継続して選択操作できる。
【0059】
このように券売機61では、選択ボタン74毎の選択数をそれぞれ選択ボタン74毎の選択数表示部75で表示するので、選択したメニューと選択数との対応関係が分かり易く、操作性を向上できる。
【0060】
なお、券売機において、貨幣を投入する前にメニューを選択できるようにしてもよく、例えば、待機状態から選択ボタンを操作可能としておいたり、あるいは対人検知センサを設けておいて顧客がきたら操作可能になるようにしてもよい。この場合、顧客によって選択ボタンを選択操作すると、その選択数を選択ボタン毎に対応した選択数表示部に表示し、選択されたメニューの合計金額を表示する。そして、顧客が合計金額以上の貨幣を投入すれば、選択されたメニューに対応する食券を発券する。また、釣り貨幣が発生した場合には、釣り貨幣を払い出す。
【0061】
また、前記実施の形態では、硬貨や紙幣などの貨幣を受け入れて販売するが、プリペイドカードなどの磁気カードやICカード、あるいは、クレジットカードなどの磁気カードおよびICカードや赤外線通信または無線通信が可能な携帯端末を用いて決算するようにしてもよく、いずれの場合にも、券を販売するための会計処理をする会計処理手段として構成される。
【0062】
また、券売機は、食券に限らず、施設の入場券、乗り物の乗車券などの販売にも適用できる。
【0063】
【発明の効果】
請求項1記載の券売機によれば、選択手段毎の選択数をそれぞれ選択手段毎の選択数表示手段で表示するので、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性を向上でき、しかも、選択内容を選択手段と別に表示する場合に比べて、複数の選択手段が配置される選択領域を大きくできて選択手段を大きくしたり選択手段の数を増やすことができる。
【0064】
請求項2記載の券売機によれば、請求項1記載の券売機の効果に加えて、選択手段をタッチパネルの選択領域に表示し、選択数表示手段をタッチパネルの選択領域内でかつ選択手段毎に表示するので、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性を向上できるうえに、タッチパネル内で選択領域を大きくできて選択手段を大きくしたり選択手段の数を増やすことができる。
【0065】
請求項3記載の券売機によれば、請求項1または2記載の券売機の効果に加えて、選択手段が選択ボタンであり、選択数表示手段を選択ボタン毎に設けたので、選択手段と選択内容との対応関係が分かり易く、操作性を向上できる。
【0066】
請求項4記載の券売機によれば、請求項1ないし3いずれか記載の券売機の効果に加えて、1品目取消手段により1つ前の品目の選択を取り消すことができる。
【0067】
請求項5記載の券売機によれば、請求項1ないし4いずれか記載の券売機の効果に加えて、全品目取消手段により全ての品目の選択を取り消すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す券売機の表示操作部に表示される画面の説明図である。
【図2】同上券売機のブロック図である。
【図3】同上券売機の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す券売機の選択操作部の正面図である。
【図5】同上券売機のブロック図である。
【図6】同上券売機の正面図である。
【符号の説明】
11 券売機
14 タッチパネル
21 選択領域
24 選択手段としての選択ボタン
26 選択数表示手段としての選択数表示部
27 1品目取消手段としてのひとつもどるボタン
28 発券指示手段としての決定ボタン
29 全品目取消手段としての返却ボタン
41 制御手段としての制御部
47 選択数記憶手段としての第2記憶部
61 券売機
74 選択手段としての選択ボタン
75 選択数表示手段としての選択数表示部
77 1品目取消手段としてのひとつ戻るボタン
79 発券指示手段としての決定ボタン
81 全品目取消手段としての返却ボタン
91 制御手段としての制御部
94 選択数記憶手段としての第2記憶部

Claims (5)

  1. 複数の品目の券を発券する券売機であって、
    前記品目を選択する複数の選択手段と、
    これら選択手段毎に選択操作された回数を選択数として記憶する選択数記憶手段と、
    この選択数記憶手段に記憶された選択手段毎の選択数をそれぞれ選択手段毎に表示する選択数表示手段と、
    発券を指示する発券指示手段と、
    この発券指示手段からの指示に基づいて、前記選択数記憶手段に記憶された選択内容に対応する券を発券させる制御手段と
    を具備していることを特徴とする券売機。
  2. 選択手段がタッチパネルの選択領域に表示され、
    選択数表示手段が前記タッチパネルの選択領域内でかつ選択手段毎に表示される
    ことを特徴とする請求項1記載の券売機。
  3. 選択手段が選択ボタンであり、
    選択数表示手段が選択ボタン毎に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の券売機。
  4. 1つ前の品目の選択を取り消す1品目取消手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の券売機。
  5. 全ての品目の選択を取り消す全品目取消手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の券売機。
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