JP2011181115A - 発券装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発券装置100は,乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付けるタッチパネル方式の操作部110を備え,操作部110には,複数の入力フィールド11,複数のボタン13,およびそれぞれが複数の入力フィールド11のうちの1または複数の入力フィールドに対応し,該対応する1または複数の入力フィールドに対応するボタンを複数のボタン13として表示させるための複数のガイド12が表示され,情報入力操作によって複数の入力フィールド11のうちの1つが選択された場合,複数のガイド12のうちの該選択された入力フィールドに対応するガイドが自動的に選択されるとともに該選択された入力フィールドに対応するボタンを含む複数のボタン13が表示される。
【選択図】図4
Description
発券装置100は,図1に示したように,乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける操作部110(本発明の表示入力部の一例)と,装置全体の制御を行う制御部120と,操作部110に入力された情報および後述のホスト200で管理される情報に基づき,乗車券に所定の情報を記録して発券する発券部130とを含んで構成されている。
操作部110は,本発明の表示入力部の一例であり,乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける機能を有する。図2は,操作部110の構成を示す説明図である。操作部110は,図2に示したように,タッチパネル付き表示部112と,キー入力部114を含む。
ホスト200は,通信回線300を介して発券装置100と接続されており,乗車券発券のための各種情報を管理する。ホスト200が管理する情報には,列車座席の予約情報や空席情報などが含まれる。ホスト200は,発券装置100からの要求に応じて,列車の空席情報を返信する機能や,列車座席(指定席など)の予約を行う機能を有する。
通信回線300は,発券装置100とホスト200とを接続するネットワークであり,例えば専用線などを用いることが可能である。あるいは,何らかのセキュリティ手段(例えば,SSL等)を施すことで,公衆回線を介したインターネットを利用することも可能である。
次いで,本実施の形態の動作について,図3〜図12を参照しながら説明する。図3は,本実施の形態の動作を示すフローチャートである。図4〜図12は,発券装置100のタッチパネル付き表示部112に表示される情報を示す説明図である。
利用者が窓口で乗車券の購入を申し出ると,係員は,図示せぬ選択画面により,券種を選択する。「指定券・自由席券」を選択すると,図4に示した初期画面が表示される。図4において,画面中の入力フィールド(入力項目)11は,切符を発券するための情報を入力するためのエリアである。ボタン13は,入力フィールド11に入力する情報を選択するためのものである。ガイド12は,表示するボタン13を切り替えるためのボタンである。
選択されたフィールド11に応じてガイド12が選択され,選択されたガイドボタンが強調表示される。選択されたフィールド11に応じて特定のボタン13が入力可能な状態になり,ボタンが強調表示される。フィールドの項目に対応するガイドとボタンは,図5に示したボタン選択テーブルに規定されている。強調表示とは,他のガイドまたはボタンと区別できるように表示することであり,一例を挙げると,色を変更したり,文字の太さを変更したり,字体を変更したりする。ガイドとボタンの強調表示の仕方は同一であっても異なっていてもよい。「項目」が選択された場合,表中の対応する「ガイド」が選択され,「ボタン」が入力可能となり強調された状態になる。
図4に示した「指定券・自由席券」の初期画面では,列車名が選択される。「列車名」フィールド15にボタンの選択により列車名が入力されると,次の行の「乗車駅」フィールドが選択される。フィールドの移動先は,図6に示したフィールド遷移テーブルに規定されており,あるフィールドへの入力が完了するとテーブル上規定された次のフィールドが選択される。入力フィールドは任意に選択することも可能であり,画面上のフィールドに指で触れると,そのフィールドが選択される。
乗車を希望する列車名が選択されると,図7に示したように,自動的に「乗車駅」フィールド22が選択される。「乗車駅」フィールド22が選択されると,後述するボタン選択テーブルに従い「駅名」ガイド24が選択された状態になる。また,選択されていることを示すため,「駅名」ガイド24が強調表示される(他のガイドと区別できるように表示される)。駅名ガイドが選択されると,駅名を示すボタン13が表示される。
乗車駅が選択されると,図8に示したように,自動的に「降車駅」フィールド32が選択される。「降車駅」フィールド32が選択されると,後述するボタン選択テーブルに従い「駅名」ガイド34が選択された状態になる。また,選択されていることを示すため,「駅名」ガイド34が強調表示される(他のガイドと区別できるように表示される)。「駅名」ガイド34が選択されると,駅名を示すボタン13が表示される。
降車駅が選択されると,図9に示したように,自動的に「乗車日」フィールド42が選択される。「乗車日」フィールド42が選択されると,後述するボタン選択テーブルに従い「付帯」ガイド44が選択された状態になる。また,選択されていることを示すため,「付帯」ガイド44が強調表示される(他のガイドと区別できるように表示される)。さらに,「本日」,「明日」,「明後日」,「1月先」ボタン46,「任意項目クリア」,「座席クリア」ボタン47,「カレンダー」ボタン48が入力可能となるとともに,強調表示される(他のボタンと区別できるように表示される)。
乗車日が選択されると,図10に示したように,自動的に「大人」フィールド52が選択される。「大人」フィールド52が選択されると,ボタン選択テーブルに従い「付帯」ガイド54が選択され強調表示される(他のガイドと区別できるように表示される)。さらに「大1」「大2」「大3」「大4」「大5」ボタン56が入力可能となるとともに,強調表示される(他のボタンと区別できるように表示される)。
次に利用者が禁煙席を要望された場合,図11に示したように,係員が「禁煙等」フィールド62を押下して選択する。「禁煙等」フィールド62が選択されると,ボタン選択テーブルに従い「付帯」ガイドが選択され強調表示される(他のガイドと区別できるように表示される)。さらに,「禁煙」,「喫煙」ボタン66が入力可能となるとともに,強調表示される(他のボタンと区別できるように表示される)。その後,係員が「禁煙」ボタンを押下し,禁煙席を選択する。
利用者からの要望を従って,残りの項目を入力し,確認後,係員は発券処理を行う。発券指示ボタン(図示せず)を押下すると,入力誤りをチェックし,発券プリンタから切符を発券する。指定席券を発券する場合は,ホスト200に空席を照会したり,ホスト200に座席の予約等したりもする。係員が発券処理を行った際に入力項目に誤りがあった場合,図12に示したように,誤りのあった入力項目(図12の例では,乗車日)へ自動的に遷移し,対応するボタンが強調表示され,再入力させる。
以上説明したように,本実施形態によれば,係員が発券装置を操作する際,利用者の要望によって入力項目を任意に選択した場合,選択した入力フィールドにフォーカスが当たり(入力フィールドの表示を他と区別できる),そのフィールドに対応する入力可能ボタンを反転表示させる。別の入力フィールドが選択されると,それまで反転表示していた入力可能ボタンを元に戻し,新しく選択されたフィールドに対応した入力可能ボタンを反転表示させる。このように,フォーカスの当たった入力フィールドに対応した入力可能ボタンを反転することで,対応するボタンを容易に把握することができ,係員の操作性が向上する。
100 発券装置
110 操作部
112 タッチパネル付き表示部
114 キー入力部
120 制御部
130 発券部
200 ホスト
300 通信回線
Claims (2)
- 利用者の要望に基づき係員が情報を入力して乗車券を発券する発券装置であって,
乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付けるタッチパネル方式の表示入力部を備え,
前記表示入力部には,複数の入力フィールド,複数のボタン,およびそれぞれが前記複数の入力フィールドのうちの1または複数の入力フィールドに対応し該対応する1または複数の入力フィールドに対応するボタンを前記複数のボタンとして表示させるための複数のガイドが表示され,
前記情報入力操作によって前記複数の入力フィールドのうちの1つが選択された場合,前記複数のガイドのうちの該選択された入力フィールドに対応するガイドが自動的に選択されるとともに該選択された入力フィールドに対応するボタンを含む前記複数のボタンが表示されることを特徴とする,発券装置。 - 利用者の要望に基づき係員が情報を入力して乗車券を発券する発券装置であって,
乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付けるタッチパネル方式の表示入力部を備え,
前記表示入力部には,列車名,乗車駅,降車駅,乗車日,および大人の人数のそれぞれの入力フィールドと,列車名,駅名,および付帯のいずれかのボタン群を表示させるためのガイドとが表示され,
前記情報入力操作によって前記列車名の入力フィールドが選択された場合,前記列車名のボタン群を表示させるためのガイドが自動的に選択されるとともに前記列車名のボタン群が表示され,
前記情報入力操作によって前記乗車駅の入力フィールドまたは前記降車駅の入力フィールドが選択された場合,前記駅名のボタン群を表示させるためのガイドが自動的に選択されるとともに前記駅名のボタン群が表示され,
前記情報入力操作によって前記乗車日の入力フィールドまたは前記大人の人数の入力フィールドが選択された場合,前記付帯のボタン群を表示させるためのガイドが自動的に選択されるとともに日付を選択するボタンおよび人数を選択するボタンを含む前記付帯のボタン群が表示されることを特徴とする,発券装置。
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