JP4857767B2 - 発券装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は,駅の窓口等に設置されて乗車券・指定券・定期券等を発券する発券装置にかかり,特に,利用者(乗車券等を購入する客)の要求に応じて駅係員や窓口係員が操作するにあたり,係員の操作性を向上させることの可能な発券装置およびコンピュータプログラムに関する。なお以下では,発券装置が発券する乗車券・指定券・定期券等を,単に乗車券という。また,発券装置を操作する駅係員や窓口係員等を,単に係員という。
係員操作型の発券装置を用いて乗車券の発券を行う際,係員は,利用者と対話しながら,発券装置に必要事項を入力し,利用者の要望に添った乗車券を発券する。発券装置の画面には,例えば,画面左側に各種情報が表示され,画面右側等に情報を入力するための入力ボタンが表示される。
利用者が購入する乗車券の種類によっては,入力すべき情報が非常に多くなることがある。例えば,指定席券を発券する場合,個室の指定,座席の指定,付帯条件など利用者の要求に応じて様々な条件の入力が必要になる。このように多くの条件を入力する場合,全入力項目を一画面に表示できなくなり,画面をスクロールさせたり,切り替えたりすることにより表示させることになるが,同時に全ての項目を確認することができなくなり,係員の視認性・操作性が低下するという問題があった。特に,利用者と対話しながら利用者の要求に応じて次々に条件を入力する場合に,視認性・操作性の低下が著しい。
発券装置を操作する係員の視認性・操作性向上のため,入力ボタンの選択割合に応じて入力ボタンの表示の大きさを変更する技術が知られている(例えば,特許文献1参照。)。しかしながら,この技術でも上記の問題を解消することはできない。
特開2003−281604号公報
本発明は,従来の発券装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,画面のスクロール等を行うことなしに,発券するための情報のすべてを一画面に表示することができ,発券装置を操作する係員の視認性・操作性を向上させることの可能な,新規かつ改良された発券装置およびコンピュータプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,利用者の要望に基づき係員が情報を入力して乗車券を発券する発券装置(係員操作型の発券装置)が提供される。本発明の発券装置は,乗車券を発券するための発券情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける表示入力部(例えば,後述する操作部110(図2))を備える。そして,前記表示入力部に対する発券情報の入力を受け付ける項目には,入力が必須である必須項目と入力が任意である任意項目とが含まれており,前記表示入力部は,一画面に,すべての前記必須項目を表示させるとともに,前記任意項目が表示しきれなくなると,前記任意項目のフォントを前記必須項目のフォントよりも(相対的に)小さくすることによりすべての前記任意項目を表示させることを特徴とする(請求項1)。
かかる構成によれば,係員が表示入力部を操作するに当たり,一画面に表示できる項目数(必須項目+任意項目)以上の項目が追加された場合に,自動的にフォントを変えることにより,一画面にすべての項目を表示することが可能である。この際,係員の視認性・操作性を向上させるために,任意項目のフォントを必須項目のフォントよりも相対的に小さくするように,フォントを変更する。これにより,画面のスクロール等を行うことなしに,発券するための情報のすべてを一画面に表示することが可能となり,係員の視認性・操作性が向上する。特に,利用者に内容を確認する際の作業性が向上する。さらに,発券する上で特に重要な情報である必須項目は従来通りの視認性を確保しているので,重大なミスを防止することが可能である。
上記のように本発明では,係員の視認性・操作性を向上させるために,任意項目のフォントを必須項目のフォントよりも相対的に小さくするように,フォントを変更する。このフォントの変更は,例えば以下の(1),(2)のように行うことができる。
(1)前記表示入力部は,前記必須項目のフォントを変えることなく,前記任意項目のフォントのみを変えるようにしてもよい(請求項2)。例えば,画面に項目が一杯になった場合に,任意項目のフォントを一回り小さいものにする。その後さらに画面に項目が一杯になった場合,さらに任意項目のフォントを一回り小さいものにする。このようにして,必須項目のフォントを変えることなく一画面にすべての項目を表示することができ,係員の視認性・操作性を向上させることが可能である。
さらに,前記表示入力部は,前記任意項目のフォントを変える際(小さくする際),前記任意項目の文字表示方向の長さは変えないようにしてもよい(請求項3)。例えば,表示入力部の文字表示方向が横方向の場合,任意項目の背景と入力エリアの横幅を変えない(縮小前と同じ幅とする)ようにすることができる。係員の視認性・操作性を向上させることができるとともに,画面レイアウトの設計を容易に行うことが可能である。
(2)前記表示入力部は,(前記任意項目だけではなく)前記必須項目および前記任意項目のフォントを変えるようにしてもよい(請求項4)。例えば,画面に項目が一杯になった場合に,まず任意項目のフォントを一回り小さいものにしていく。その後,任意項目がある程度まで小さいフォントになったら,必須項目についても,任意項目より小さくならない程度に小さくすることが可能である。任意項目と必須項目のフォントをどのように変えていくかについては,予め視認性等を確認した上で,最適な関係をテーブル化(アルゴリズム化)等しておくことが可能である。
さらに,前記表示入力部は,前記必須項目および前記任意項目のフォントを変える際(小さくする際),前記必須項目および前記任意項目の文字表示方向の長さは変えないようにしてもよい(請求項5)。例えば,表示入力部の文字表示方向が横方向の場合,必須項目の背景と入力エリアの横幅は変えない(縮小前と同じ幅とする)ようにすることができる。任意項目だけでなく必須項目についても,フォントを変えてもその文字表示方向の長さは変えないことが好ましい。係員の視認性・操作性を向上させることができるとともに,画面レイアウトの設計を容易に行うことが可能である。
また,前記表示入力部は,タッチパネル方式で情報入力操作を受け付けるようにしてもよい(請求項6)。すなわち,表示入力部(の画面上)に触れることで情報入力操作を受け付けるようにすることが可能である。
また,本発明の他の観点によれば,コンピュータを,上記本発明にかかる発券装置として機能させるためのプログラムと,そのプログラムを記録した,コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される(請求項7)。ここで,プログラムはいかなるプログラム言語により記述されていてもよい。また,記録媒体としては,例えば,CD−ROM,DVD−ROM,フレキシブルディスクなど,プログラムを記録可能な記録媒体として現在一般に用いられている記録媒体,あるいは将来用いられるいかなる記録媒体をも採用することができる。
以上のように,本発明によれば,画面のスクロール等を行うことなしに,発券するための情報のすべてを一画面に表示することができ,発券装置を操作する係員の視認性・操作性を向上させることが可能である。
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる発券装置およびコンピュータプログラムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(構成)
図1は,本実施の形態にかかる発券装置を含む発券システムの概略構成を示す説明図である。発券システム10は,図1に示したように,係員が操作を行う発券装置100と,列車の情報を管理するホスト200を含んで構成されている。自動発券機100とホスト200とは,空間的に離れた位置に設置されており,何らかの形で通信を行い,情報の授受を行うことができるようにシステム構成されている。図1では,自動発券機100とホスト200とが通信回線300を介して通信を行う例について示している。以下に,これらシステム構成要素について説明する。
(発券装置100)
発券装置100は,図1に示したように,乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける操作部110(本発明の表示入力部の一例)と,装置全体の制御を行う制御部120と,操作部110に入力された情報および後述のホスト200で管理される情報に基づき,乗車券に所定の情報を記録して発券する発券部130とを含んで構成されている。
なお図1では,本実施形態の説明に必要な構成要素のみを示しており,他の構成については任意とする。例えば,乗車券購入の代金処理を行うための硬貨処理部や紙幣処理部,乗車券購入の代金処理用のカードを処理するカード処理部,乗車券を発券するための各種情報や処理プログラムなどを記憶する記憶部,後述のホスト200と通信を行うための通信部などを任意に含むことが可能である。
以下では,本実施形態に特徴的な構成要素である操作部110を中心に説明する。
(操作部110)
操作部110は,本発明の表示入力部の一例であり,乗車券を発券するための情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける機能を有する。図2は,操作部110の構成を示す説明図である。操作部110は,図2に示したように,タッチパネル付き表示部112と,キー入力部114を含む。
タッチパネル付き表示部112は,例えば,CRTディスプレイ,液晶ディスプレイ,またはプラズマディスプレイ等からなり,例えば乗車券や指定券,定期券等を発券するために,入力項目や入力ボタン,入力された情報等を表示する。さらに,タッチパネル付き表示部112上に表示される各種入力ボタン等の押下を検出することが可能である。係員は,タッチパネル付き表示部112に指などで触れることで,情報入力操作を行うことができる。
キー入力部114は,各種情報を入力するためのキーであり,タッチパネル付き表示部112に表示される各種画面に共通するキーや,利用頻度が高いキー等が配置されている。例えば,コンピュータのテンキーのような構成を採用することが可能である。なお,キー入力部114は必ずしも必須の構成要素ではなく,タッチパネル表示部112に対する入力操作の補助的な役割として用いることができる。
次いで,発券システム10の他の構成要素である,ホスト200および通信回線300について説明する。
(ホスト200)
ホスト200は,通信回線300を介して発券装置100と接続されており,乗車券発券のための各種情報を管理する。ホスト200が管理する情報には,列車座席の予約情報や空席情報などが含まれる。ホスト200は,発券装置100からの要求に応じて,列車の空席情報を返信する機能や,列車座席(指定席など)の予約を行う機能を有する。
(通信回線300)
通信回線300は,発券装置100とホスト200とを接続するネットワークであり,例えば専用線などを用いることが可能である。あるいは,何らかのセキュリティ手段(例えば,SSL等)を施すことで,公衆回線を介したインターネットを利用することも可能である。
以上,本実施の形態にかかる発券システム10の構成について説明した。
次いで,本実施の形態の動作について,図3〜図12を参照しながら説明する。
(動作)
図3は,本実施の形態の動作を示すフローチャートである。図4〜図12は,発券装置100のタッチパネル付き表示部112に表示される情報を示す説明図である。
<必須項目入力(ステップS110,図4〜図6)>
利用者が窓口等で指定券の購入を申し出ると,係員は指定券・自由席券の発券操作業務を選択する。このとき,図4に示した必須項目入力画面が表示される。図4において,画面中の入力フィールド(入力項目)11は,切符を発券するための情報を入力するためのエリアである。ボタン13は,入力フィールド11に入力する情報を選択するためのものである。ガイド12は,表示するボタン13を切り替えるためのボタンである。なお本実施形態では,入力項目として,情報入力が必須である「必須項目」と,情報入力が任意である「任意項目」とがある場合について説明する。そして,タッチパネル付き表示部112には,まず必須項目のみが表示され,その後,利用者の要求がある度に,任意項目を追加表示していくものとする。
図5は,必須項目を示す説明図である。必須項目とは,情報入力が必須である項目,すなわち,係員が業務(本実施形態では,指定席券の発券)を遂行するのに最低限必要となる項目である。本実施形態の必須項目は,指定席券の発券を実行するのに最低限必要となる項目であり,図5に一例として示したように,「列車名」,「乗車駅」,「降車駅」,「乗車日」,「大人・小児」,「券種別」,「設備」,「禁煙等」などからなる。必須項目は,係員が遂行する業務によって異なるものとすることができる。
利用者は,例えば係員との問答形式などで,自分の欲しい指定券の内容を申し込む。例えば,必須項目について,図5に示したように,「列車名」=「ひかり」,「乗車駅」=「三鷹」,「乗車駅」=「三鷹」,「降車駅」=「立川」,「乗車日」=「3月7日」,「大人」=「2人」,「小児」=「0人」,「券種別」=「指定」,「設備」=「A寝台」,「禁煙等」=「禁煙」のように希望を申し込む。
係員は利用者の要望に従い,必須項目を入力する。図6は,必須項目が入力された状態を示す説明図である。必須項目について,図6に示したように,「列車名」項目L1=「ひかり」,「乗車駅」項目L2=「三鷹」,「降車駅」項目L3=「立川」,「乗車日」項目L4=「3月7日」,「大人/小児」項目L5=「2人/0人」,「券種別」項目L6=「指定」,「設備」項目L7=「A寝台」,「禁煙等」項目L8=「禁煙」のように入力する。
<任意項目入力(ステップS120,図7〜図10)>
係員は続けて問答形式などで,利用者から任意項目について要望を受ける。任意項目とは,情報入力が任意である項目,すなわち,係員が業務(本実施形態では,指定席券の発券)を遂行するのに必ずしも必要ではない項目である。本実施形態の任意項目は,図7に一例として示したように,「個室」,「割引」,「後払」,「座席」,「支払」,「付帯条件」,「販売条件」などからなる。任意項目は,係員が遂行する業務によって異なるものとすることができる。図7には,各任意項目について,利用者の要望の一例と,項目の概要の一例について示している。
そして係員は任意項目を順に入力していく。任意項目については,入力された項目から画面に追加表示される。
係員は利用者の要望に従い,まず「個室」項目L9を入力する。図8は,個室項目が入力された画面を示す説明図である。係員の操作・表示手順は以下の通りである。
(1)画面右の「個室」ボタンをクリックする。
(2)画面左に「個室」入力欄が表示される。
(3)“▼”(逆三角形記号)の表示される項目の場合は,“▼”に触れるとプルダウンメニューが表示されるので,メニューの中から「2人個室」を選択することで入力できる。あるいは,入力欄の表示後,キー入力部114(図2)から直接入力することも可能である。また,画面右に「2人個室」キーを設ければ,このキーを選択(例えば,ポインティングデバイスによりクリック)することで,入力を完了した項目を表示させることも可能である。
<全項目入力完了判定(ステップS130)>
任意項目については,利用者の要望に従って入力されるため,どの時点ですべての任意項目の入力が完了したかを判定する必要がある。係員はタッチパネル付き表示部112またはキー入力部114の入力完了指示ボタンを用いて,入力完了を指示する。入力が完了すると,発券処理へと遷移する(ステップS160)。発券処理についてはさらに後述する。
さらに任意項目の入力を行う場合,係員は続けて利用者の要望に従い,任意項目を入力する。図9は,「割引」項目L10が入力された画面を示す説明図である。
さらに,係員が利用者の要望に従い,図10に示したように,「後払」項目L11,「座席」項目L12,L13,「支払」項目L14を順次入力していく。
<画面が一杯か判定(ステップS140)>
図10に示した例では,「支払」項目L14まで入力した時点で,画面に表示できる行数が一杯になっている。画面が一杯になった場合には,以下のフォントサイズ変更(ステップS150)を行う。なお,画面が一杯になっていない場合には,任意項目入力(ステップS120)および全項目入力完了判定(ステップS130)を繰り返す。
<フォントサイズ変更(ステップS150,図11〜図12)>
係員がさらに利用者の要望に従い「付帯条件」項目L15を入力すると,図11に示したように,任意項目の入力フィールドのフォントサイズが小さくなった上で,項目が追加される。このフォントサイズの調整は以下のアルゴリズムによる。
(フォントサイズの変更方法)
(1)通常サイズで一画面に表示できる項目の「総ライン数」を登録しておく。本実施形態では,一例として「総ライン数」=14とする。
(2)「必須項目全てのライン数」を登録しておく。本実施形態では,一例として「必須項目全てのライン数」=8とする。
(3)各任意項目ごとに「ライン数」を登録しておく。例えば,「割引」:1ライン,「付帯条件」:1ライン,「座席」:一人分1ラインなどとする。このライン数は適宜変更可能である。例えば,多くの付帯条件を扱う場合は,「付帯条件」:2ライン等とすることも可能である。また,必須項目と任意項目を区別するためのフラグを各ラベルおよびテキストフィールドに付加することも可能である。
(4)画面上に表示されている全ての任意項目の「ライン数」と「総ライン数」を随時記憶しておき,任意項目の増減の度に「総ライン数」も増減させる。ここで,任意項目を減じる場合とは,例えば,一旦表示した項目をキャンセルして削除する場合である。
(5)任意項目を増加し,「総ライン数」が14ラインを超える場合,任意項目の入力フィールドサイズを小さくする。任意項目フラグを持つテキストフィールドおよびラベルのプロパティにおいて,例えば,文字・行間ポイントを通常サイズ(14ポイント)から縮小サイズ(12ポイント)へ縮小する。入力フィールドサイズを小さくした結果,一画面に表示できる「総ライン数」は14ライン(図12)から16ライン(図14)となる。
ただし,視認性向上およびレイアウト設計工数低減のため,フィールド幅の変更は行わないものとする。すなわち,任意項目の文字表示方向の長さ(任意項目の背景と入力エリアの横幅)を変えないようにするものとする。また,上記の総ライン数やポイント数は一例である。
係員がさらに任意項目を追加すると,図12に示したように,入力フィールドのフォントサイズが小さくなったまま,任意項目である「販売条件」項目L16が追加される。
すべての任意項目の入力が完了するまで,以上説明したステップS120〜S150が繰り返される。そして,ステップS130において全項目の入力が完了すると,以下の発券処理へと遷移する。
<発券処理(ステップS160)>
ステップS130において全項目の入力が完了すると,係員は入力した内容に誤りがないことを確認した上で,発券処理を行う。発券指示ボタン(図示せず)を押下すると,発券部130(図1)から切符を発券する。指定席券を発券する場合は,ホスト200に空席を照会したり,ホスト200に座席の予約をしたり等も行う。係員は発券された券片を代金と引き換えに利用者に渡す。
以上,発券装置100の構成および動作について説明した。かかる発券装置100は,コンピュータに,上記機能を実現するためのコンピュータプログラムを組み込むことで,コンピュータを発券装置100として機能させることが可能である。かかるコンピュータプログラムは,所定の記録媒体(例えば,CD−ROM)に記録された形で,あるいは,電子ネットワークを介したダウンロードの形で市場を流通させることが可能である。
(本実施形態の効果)
以上説明したように,本実施形態によれば,係員が操作端末を操作するに当たり,一画面に表示できる項目数(必須項目+任意項目)以上の項目が追加された場合に,自動的に任意項目の文字フォントサイズを一段階下げて,一画面に表示できる項目数を増やすことができる。これにより,画面のスクロール等を行うことなしに,発券するための情報の全てを一画面に表示することが可能となり,係員の視認性・操作性が向上する。特に,利用者に内容を確認する際の作業性が向上する。さらに,発券する上で特に重要な情報である必須項目は従来通りの視認性を確保しているので,重大なミスを防止することが可能である。
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかる発券装置およびコンピュータプログラムの好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態では,任意項目のフォントを一段階小さく(例:通常サイズ(14ポイント)から縮小サイズ(12ポイント)へ縮小)する場合について説明したが,本発明はこれに限定されず,さらに任意項目が増えた場合には,さらに任意項目のフォントを小さくしてもよい。このことは,図3に示したフローチャートにおいて,画面が一杯か判定する工程(ステップS140)とフォントサイズ変更工程(ステップS150)が複数回繰り返される可能性があることからも明らかである。
また上記実施形態では,必須項目のフォントを変えることなく,任意項目のフォントのみを変更する場合について説明したが,本発明はこれに限定されず,必須項目のフォントも変えるようにしてもよい。例えば,画面に項目が一杯になった場合に,まず任意項目のフォントを一回り小さいものにしていく。その後,任意項目がある程度まで小さいフォントになったら,必須項目についても,任意項目より小さくならない程度に小さくすることが可能である。任意項目と必須項目のフォントをどのように変えていくかについては,予め視認性等を確認した上で,最適な関係をテーブル化(アルゴリズム化)等しておくことが可能である。
また,上記実施形態では,入力フィールド11における文字表示方向が横方向であり,任意項目の入力フィールドサイズを小さくした場合に,任意項目の入力エリアの横幅を変えない場合について説明したが,本発明はこれに限定されない。例えば,入力フィールド11における文字表示方向は縦方向であってもよい。さらにこの場合,任意項目の入力フィールドサイズを小さくしたときに,縦方向の高さを変えないようにしてもよい。このことは,必須項目のフォントを変える場合であっても同様である。
また,上記実施形態では,本発明の表示入力部の一例として,タッチパネル方式の操作部110について説明したが,本発明の表示入力部は必ずしもタッチパネル方式のものには限定されない。例えば,図2に示した操作部110において,情報の入力をすべてキー入力部114で行い,タッチパネル付き表示部112に代えて,情報の表示機能のみを有する表示部を備えるようにしてもよい。
本発明は,駅の窓口等に設置されて乗車券・指定券・定期券等を発券する発券装置およびコンピュータプログラムに利用可能であり,特に,利用者(乗車券等を購入する客)の要求に応じて駅係員や窓口係員が操作するにあたり,係員の操作性を向上させることの可能な発券装置およびコンピュータプログラムに利用可能である。
発券システムの構成を示す説明図である。 発券装置の操作部の構成を示す説明図である。 発券システムの動作を示す流れ図である。 必須項目入力画面を示す説明図である。 必須項目を示す説明図である。 必須項目が入力された状態を示す説明図である。 任意項目を示す説明図である。 任意項目(個室項目)が入力された画面を示す説明図である。 任意項目(割引項目)が入力された画面を示す説明図である。 画面が一杯になった状態を示す説明図である。 フォントサイズが変更された状態を示す説明図である。 フォントサイズが変更された状態を示す説明図である。
符号の説明
10 発券システム
100 発券装置
110 操作部
112 タッチパネル付き表示部
114 キー入力部
120 制御部
130 発券部
200 ホスト
300 通信回線

Claims (7)

  1. 利用者の要望に基づき係員が情報を入力して乗車券を発券する発券装置であって,
    乗車券を発券するための発券情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける表示入力部を備え,
    前記表示入力部に対する発券情報の入力を受け付ける項目には,入力が必須である必須項目と入力が任意である任意項目とが含まれており,
    前記表示入力部は,一画面に,すべての前記必須項目を表示させるとともに,前記任意項目が表示しきれなくなると,前記任意項目のフォントを前記必須項目のフォントよりも小さくすることによりすべての前記任意項目を表示させることを特徴とする,発券装置。
  2. 前記表示入力部は,前記任意項目のフォントを変える際,前記任意項目の文字表示方向の長さは変えないことを特徴とする,請求項1に記載の発券装置。
  3. 前記表示入力部は,前記必須項目および前記任意項目のフォントを変えることを特徴とする,請求項1に記載の発券装置。
  4. 利用者の要望に基づき係員が情報を入力して乗車券を発券する発券装置であって,
    乗車券を発券するための発券情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける表示入力部を備え,
    前記表示入力部に対する発券情報の入力を受け付ける項目には,入力が必須である必須項目と入力が任意である任意項目とが含まれており,
    前記表示入力部は,一画面に,すべての前記必須項目と,入力されたすべての前記任意項目とを表示させ,前記表示入力部の画面が一杯になった場合に,前記任意項目のフォントを前記必須項目のフォントよりも小さくすることにより入力されたすべての前記任意項目を表示させることを特徴とする,発券装置。
  5. 利用者の要望に基づき係員が情報を入力して乗車券を発券する発券装置であって,
    乗車券を発券するための発券情報を表示するとともに,係員による情報入力操作を受け付ける表示入力部を備え,
    前記表示入力部は,入力する情報を選択するためのボタンを含み,
    前記表示入力部に対する発券情報の入力を受け付ける項目には,入力が必須である必須項目と入力が任意である任意項目とが含まれており,
    前記表示入力部は,一画面に,すべての前記必須項目を表示させるとともに,前記任意項目が前記ボタンにより選択されると,前記任意項目を表示させ,前記任意項目が表示しきれなくなると,前記任意項目のフォントを前記必須項目のフォントよりも小さくすることにより選択されたすべての前記任意項目を表示させることを特徴とする,発券装置。
  6. 前記表示入力部は,タッチパネル方式で情報入力操作を受け付けることを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載の発券装置。
  7. コンピュータを,請求項1〜6のいずれかに記載の発券装置として機能させるための,コンピュータプログラム。

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