JPH1173259A - 顧客操作型自動機の画面作成方法 - Google Patents

顧客操作型自動機の画面作成方法

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JPH1173259A
JPH1173259A JP13692398A JP13692398A JPH1173259A JP H1173259 A JPH1173259 A JP H1173259A JP 13692398 A JP13692398 A JP 13692398A JP 13692398 A JP13692398 A JP 13692398A JP H1173259 A JPH1173259 A JP H1173259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面の変更あるいは修正を柔軟に行うこ
とができる顧客操作型自動機の画面作成方法を提供する
こと。 【解決手段】 顧客操作型自動機の操作案内画面をコン
ピュータにより作成する方法において、第1および第2
の作成モードを設け、第1のモードに応答して、顧客操
作型自動機の画面遷移制御を行う業務プログラムの変更
を必要とする上記操作案内画面の画面データの作成を可
能とし、第2の作成モードに応答して、変更を必要とし
ない画面データの作成を可能とし、かつ変更を必要とす
る上記操作案内画面の画面データの作成を抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の現金取扱
い装置(ATM)や交通機関における券売機など、顧客
の入力操作に従って画面を切り替え、現金取り引きある
いは発券などの処理を行う顧客操作型自動機の画面作成
方法に係り、特に、表示画面の変更や修正を柔軟に行う
ことができるようにした画面作成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行等の現金取扱い装置(AT
M)においては、装置前面に配置した画面に、預け入
れ、引き出し、振込み等の取り引き種別を顧客に選択さ
せるための初期画面を表示しておき、顧客がいずれかの
取り引き種別をタッチパネル操作等によって選択したな
らば、その取り引き種別において必要とする入力情報を
入力させるための画面に順次切り替えることにより、顧
客との間で現金の入出金や振込み等の所定の取り引きを
完了させるようにしている。
【0003】従って、このような現金取扱い装置におい
ては、顧客操作に従って表示するための複数の画面を予
め準備しておく必要がある。このような顧客操作用に表
示するそれぞれの画面(係員操作用に表示する画面表示
も含む)は、文字、イラスト、アニメーション等の組み
合わせで構成される画面データに基づいて表示される。
【0004】従来において、それぞれの画面を表示する
ための画面データは、画面データに従って操作画面に対
して描画処理および各画面におけるボタン押下等の顧客
操作に対する処理を行う業務プログラムと画面毎に一体
として構成されていた。
【0005】例えば、1つの画面内にn個の操作ボタン
を含む画面データを作成した場合、それらのボタン押下
に対する処理を行うための処理ステップと共に業務プロ
グラム中に同時に作成していた。
【0006】また、顧客操作画面に表示するボタン等の
位置を変える場合、ボタン位置を変えた画面データを作
成するのと同時に、顧客操作画面上に表示されたボタン
押下時の処理を行う業務プログラム中の処理ステップも
変更する必要があった。
【0007】要するに、従来においては、画面データ
と、それに対する処理を行う業務プログラムの処理ステ
ップとが1対1の固定的な関係が保たれるように同期し
て作成することにより、顧客操作に対する処理を行う業
務プログラムと顧客操作画面に表示する画面データを一
体として構成するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多数の人が
使用する銀行等の現金取扱い装置においては、支店、店
舗等に対応して、各地域のイベント情報(例えば、お祭
り、行事)や、季節の変わり目、各種キャンペーン期間
中等で、画面データをタイムリーに変更可能にするため
の、文字、静止画、動画、テロップ、アニメーション
等、マルチメディアを駆使した情報提供サービスが必要
になることがある。
【0009】しかしながら、上記した従来技術にあって
は、顧客操作に対する処理を行う業務プログラムと顧客
操作画面に表示する画面データを一体として構成してい
たため、業務プログラム中の処理ステップの変更を伴わ
ない単なるテロップ等の表示を追加する場合であって
も、銀行等の現金取扱い装置のエンドユーザから業務プ
ログラムの作成メーカあるいは作成部門に対し表示画面
の変更を依頼しなければならず、表示画面の変更あるい
は修正を柔軟に行えないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、表示画面の変更あるいは
修正を柔軟に行うことができる顧客操作型自動機の画面
作成方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、第1および第2の作成モードを設定し、
上記第1のモードに応答して、上記顧客操作型自動機の
画面遷移制御を行う業務プログラムの変更を必要とする
上記操作案内画面の画面データの作成を可能とし、上記
第2の作成モードに応答して、変更を必要としない画面
データの作成を可能とし、かつ変更を必要とする上記操
作案内画面の画面データの作成を抑止することを特徴と
する。
【0012】また、上記第2の作成モード時、作成され
た画面データを上記顧客操作型自動機へインストール可
能に記録媒体に出力し、第1の作成モード時、作成され
た画面データを上記顧客操作型自動機へインストール可
能に記録媒体への出力を抑止することを特徴とする。
【0013】さらに、コンピュータの表示部の同一画面
上に、作成対象の操作案内画面と、該操作案内画面に追
加する表示部品を指定するための部品一覧とを表示し、
上記部品一覧中の1つの部品の選択に応答して、該部品
の表示のための入力項目をさらに同一画面上に表示し、
表示された入力項目に従って設定入力を受け、該設定入
力に応じた部品を上記作成対象の操作案内画面のエリア
に表示し、作成された操作案内画面を画面データとして
格納することを特徴とする。
【0014】また、画面作成に先立って作成モードを設
定し、上記部品一覧は、選択された上記作成モードに応
じて指定可能な部品が異なることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の顧客操作型自動機
の画面作成方法について図面に従い説明する。図1は、
本発明の画面作成方法を適用して現金取扱い装置1で使
用する画面の作成および修正等を行なう画面データ作成
装置2と、この画面データ作成装置2で作成した画面デ
ータを蓄積し、その蓄積した画面データを複数の現金取
扱い装置1に配布する上位処理装置3とから成るシステ
ムの一実施の形態を示す構成図である。
【0016】現金取扱い装置1は、顧客操作に対する各
種の処理を行う業務プログラムに従って装置全体を制御
する処理部102と、顧客操作の誘導または案内を行う
顧客用表示部103と、顧客用表示部103に表示され
た画面に応じた顧客による入力操作を受け付ける顧客用
操作部104と、係員への誘導または案内を行う係員用
表示部108と、係員が現金取扱い装置1に紙幣、硬貨
の装填等、係員が行う現金取扱い装置1への操作を受け
付ける係員用操作部109と、上位処理装置3との間で
取引データの通信を行う回線制御部113と、顧客用表
示部103及び係員用表示部104の表示に必要な画面
データを解析し画面切替え制御等を行う後述の業務プロ
グラムと画面表示に必要な画面データとを記憶する外部
記憶部127と、この外部記憶部127からロードされ
た業務プログラムと画面データとを記憶する記憶部12
8とを備え、さらに、紙幣の出し入れを制御する紙幣制
御部105、硬貨の出し入れを制御する硬貨制御部10
6、現金の取引の履歴を記憶するジャーナル制御部10
7、明細票の印字の管理をする明細票印字制御部11
0、磁気カード、通帳の制御を行う磁気カード制御部1
11及び通帳印字制御部112とを備えている。
【0017】なお、外部記憶部127は具体的にはフロ
ッピーディスク(FD)等の媒体を指し、例えば、本発
明を適用した画面データ作成装置2によって作成された
データをFDの中に格納し、このFDを現金取扱い装置
1の外部記憶部127として記憶部128にダウンロー
ドして記憶させるものである。この場合、記憶媒体とし
ては、フロッピーディスク以外に、ICカード、CD−
ROM、光−磁気ディスク等の各種の記録媒体を用いる
ことができることは言うまでもない。
【0018】記憶部128に貯えられた業務プログラム
は、顧客用表示部103及び係員用表示部104の画面
表示に必要な後述する図4の画面データ401を解析
し、顧客用表示部103及び係員用表示部108の画面
描画に必要なデータと画面切替えに必要なデータとを分
離して管理する機能を持っている。
【0019】ここで、顧客用表示部103は、表示画面
の表面にタッチパネルを配置した構造になっており、画
面上のボタンに対応する位置を顧客が押圧することによ
り、その押圧された位置のボタンが操作されたものと認
識し、その認識結果に従って処理を進める。
【0020】次に、上位処理装置3は、通信回線4を使
用し、現金取扱い装置1の顧客用画面表示部103又は
係員用画面表示部108で表示する表示画面に必要なデ
ータを登録するための通信を制御する回線制御部(1)
118と、画面データ作成装置2で作成された現金取扱
い装置1用の表示データを記憶する記憶部116と、通
信回線5を使用し、画面データ作成装置2で作成された
画面データの受信を制御する回線制御部(2)119
と、上位処理装置全体を制御する処理部115と、外部
記憶部117とから構成される。この外部記憶部117
は、現金取扱い装置1の外部記憶部127と同様にフロ
ッピーディスク等の媒体で構成される。
【0021】画面データ作成装置2は、後述の図4の画
面データ401に基づき現金取扱い装置1の顧客用表示
部103又は係員用表示部108の表示と同等の表示を
行い、画面データ作成の誘導を行う表示装置122と、
画面作成の操作を受け付ける操作部125と、上位処理
装置3との通信を制御する回線制御部126と、画面デ
ータ作成用の画面作成プログラム127と本装置2で作
成した表示画面のデータを記憶する記憶部123と、画
面データ作成装置2全体を制御する処理部121と、外
部記憶部124とから構成される。この外部記憶部12
4も、現金取扱い装置1の外部記憶部127と同様にフ
ロッピーディスク等の媒体で構成される。
【0022】画面データ作成装置2で作成された図4の
画面データ401は、回線制御部126により上位処理
装置3経由にて現金取扱い装置1の記憶部128へ登録
され、顧客用表示部103又は係員用表示部108の画
面表示に必要なデータとなる。
【0023】なお、画面データ作成装置2で作成された
画面データ401は、画面データ作成装置2に備え付け
られた外部記憶部124によりFD等の外部記憶媒体に
一旦記憶され、この外部記憶媒体を現金取扱い装置1に
備え付けられた外部記憶部127または上位処理装置3
に備え付けられた外部記憶部117により通信を介さ
ず、現金取扱い装置1の記憶部128に登録することが
できる。
【0024】図2は、図1の現金取扱い装置1で逐次表
示される画面の動作を制御する画面制御ソフトウェアの
構造例を示すものであり、記憶部128に格納されてい
る。
【0025】この画面制御ソフトウェアは、現金取扱い
装置1における「お預入れ」「お引出し」等の取引き等
の顧客操作に対する各種の処理を行う業務プログラム2
01と、この業務プログラム201からの指示により現
金取扱い装置1の顧客用表示部103や係員用表示部1
08に画面描画を行う画面表示プログラム203と、こ
の画面表示プログラム203により画面上に表示してい
るボタン等を使用して顧客が取引きを実施するために暗
証番号、引出し金額等の入力を実現する画面操作プログ
ラム204と、現金取扱い装置1の各表示部103、1
08や操作部104、109、紙幣制御部105等のハ
ードウェア206に対して表示動作起動、表示動作の終
了監視等を行なうオペレーティングシステム205とか
ら構成されている。
【0026】この画面制御ソフトウェアについて更に具
体的に説明すると、図3の表示画面が現金自動取扱い装
置1の顧客用表示部103に表示されている状態で、顧
客が「お引出し」を選択すると画面操作プログラム20
4がその操作を検知して業務プログラム201に伝え
る。すると、業務プログラム201はこの情報から「お
引出し」を選択した後の次に表示する表示画面、例えば
「カードを入れて下さい」画面を表示するように制御して
画面表示プログラム203に伝える。続いて画面表示プ
ログラム203は、この「カードを入れて下さい」画面に
対応する表示画面データを記憶部128から読み込み、
顧客用表示部103に表示する。画面表示プログラム2
03は業務プログラム201からの指示で現金取扱い装
置1の顧客用表示部103等に画面描画をする処理を実
行する。
【0027】以上は、プログラム間の動作の概要である
が、現金取扱い装置1における各部の動作の概要は次の
通りである。現金取扱い装置1は、顧客待ちの状態で
は、処理部102は顧客用表示部103に図3に示すよ
うな「いらっしゃいませ」画面301を表示させてい
る。
【0028】この「いらっしゃいませ」画面301は、
「いらっしゃいませ」という案内誘導用の文字部品30
2およびイメージ部品303と、「お預入れ」、「残高
照会」、「お引出し」等の顧客操作用のボタン部品30
5、「ただいまボーナスキャンペーン期間中」といった
キャンペーン等セールス文言などを表示するテロップ部
品304とで構成されている。イメージ部品303に
は、動画、自然画、アニメーションなどの種類がある。
【0029】この表示状態で、「いらっしゃいませ」画
面301中の例えば「お引出し」ボタン306が顧客によ
って操作されると、処理部102は、取り引き種別が
「現金の引き出し」であるものと認識し、次に、「カー
ドを入れて下さい」画面(図示せず)に遷移させる。
【0030】この「カードを入れて下さい」画面におい
て、顧客固有の磁気カードをカード挿入口に挿入したな
らば、処理部102は、次に「暗証番号を入力して下さ
い」画面(図示せず)に遷移させる。この「暗証番号を
入力して下さい」画面において、顧客が「数値」ボタン
(図示せず)を押圧し、暗証番号を入力すると、処理部
102は、その暗証番号が正しいか否かを調べ、正しけ
れば、取り引き金額を入力させるための「金額を入力し
て下さい」画面(図示せず)に遷移させる。この時、暗
証番号が正しくない場合は、再入力を促し、「訂正」ボ
タンの押圧の後に「数値」ボタンの押圧により正しい暗
証番号を入力させ、所定回数繰り返しても正しい暗証番
号が入力されなかった場合は、「カードをお取り下さ
い」画面(図示せず)に遷移させ、次に「やり直して下
さい」画面に遷移させ、初期画面からの操作からやり直
させる。また、「取消し」ボタンが押圧された場合は、
初期画面すなわち図3の「いらっしゃい」画面に遷移さ
せる。
【0031】正しい暗証番号が入力された場合、「金額
を入力して下さい」画面(図示せず)に遷移させ、顧客
が希望する引き出し金額を入力させる。そして、金額の
入力操作が正しく行なわれた場合は、ホストコンピュー
タ(図示せず)に残高を問い合わせる。ホストコンピュ
ータから「支払可能」の応答があれば、紙幣制御部10
5や硬貨制御部106を制御し、顧客が要求した金額の
払い出しを行なう。処理部102は、ホストコンピュー
タから支払可能の応答が返信されて来るまでの間、顧客
用表示部103に「処理中、お待ち下さい」画面を表示
し、払い出し制御が終了して払い出し口に紙幣または硬
貨を排出したならば、「現金をお取り下さい」画面に遷
移させる。この後、「カードをお取り下さい」画面に遷
移させ、最後に「ありがとうございました」画面に遷移
させ、顧客が要求した現金引き出しに関わる一連の制御
を終了する。そして、今回の取り引きの履歴をジャーナ
ル制御部107に記録させる。
【0032】本発明は、このような現金取り扱い装置1
等の顧客操作型自動機で表示する各種画面の画面データ
を作成する方法に関するものである。本発明で作成され
る画面データを適用可能な顧客操作型自動機としては、
現金取り扱い装置のほかに、交通機関における券売機、
市役所等の玄関ロビーに置かれ、管轄部門への案内メッ
セージを音声あるいは文字で出力する案内機などがあ
る。
【0033】次に、画面データ作成装置2における画面
作成ソフトウェアについて簡単に説明する。この画面作
成ソフトウェアは、画面データ作成装置2で動作するプ
ログラムであり、その構成は図2の業務プログラム20
1の代わりの画面作成プログラム127と、画面操作プ
ログラム204と、画面表示プログラム203とから成
り、画面作成プログラム127により画面表示プログラ
ム203を制御する。これらのプログラムを実行し、画
面データを作成するのは処理部121である。なお、上
記の各画面作成プログラム127、画面表示プログラム
203および画面操作プログラム204は、1つのプロ
グラムに集約して組み込むことも可能である。
【0034】図4は、図3に示したような画面を表示す
るために必要な画面データ401の構成を示す図であ
り、必要な画面がn個必要である場合、n個の画面デー
タ401−1〜401−nで構成される。なお、各画面
データは、「GOO1」、「GOO2」、…「GOO
n」といった画面識別子402で管理されるようになっ
ている。例えば、「GOO1」は「いらっしゃいませ」
画面を表わす。
【0035】各画面データ401−1〜401−nは、
文字データ部411、ボタンデータ部412、イメージ
データ部413〜416等から構成されている。この場
合、画面毎に表示内容が異なるため、各画面毎の画面デ
ータの構成も異なる。すなわち、イメージ部品を表示し
ない画面の画面データは、イメージデータ部が存在せ
ず、表示に必要とする他の部品のデータ部の組み合わせ
で構成される。
【0036】文字データ部411は、図3の文字部品3
02の画面上の表示位置、サイズおよび表示文字自体に
関する情報、ボタンデータ部412は、ボタン部品30
5の画面上の表示位置およびサイズ、ボタン押下時の画
面切替え等動作に関する情報、イメージデータ部413
はイメージ部品303の画面上の表示位置およびサイズ
に関する情報等を、それぞれ持っている。
【0037】図1の現金取扱い装置1の処理部102
は、画面データ401のフォーマットに従い、画面デー
タ401を文字データ部411、ボタンデータ部41
2、イメージデータ部413等に分離した後、各々のデ
ータ部の構成を解析し、後述の図5で示す例のように顧
客用表示部103又は係員用表示部108の画面上の表
示位置の情報、サイズ情報、表示データ情報等を抽出
し、図3の画面例に示す表示を行なう。
【0038】なお、図3のボタン部品305は画面表示
に必要な情報以外に、「お預入れ」「お引出し」等の取
引選択を画面上押下により認識するための取引種別情報
等が含まれている。
【0039】図5は、図4の画面データ401のボタン
データ部412の詳細フォーマット例を示すものであ
る。ボタンデータ部412は、顧客用表示部103又は
係員用表示部108の画面上に表示するための位置を特
定する表示位置情報502と、画面上に表示するボタン
部品の大きさを示すサイズ情報503と、表示ボタンの
表示色、形等を示す表示データ情報504と、画面上に
表示されたボタン部品押下時に動作する図2の業務プロ
グラム201(押下されたボタンにより次に表示する画
面を決定する為に使用するプログラム)に対する動作指
示情報505とから構成されている。
【0040】ボタンデータ部412以外の文字データ部
411、イメージデータ部413は、これらのデータ部
が単なる表示画面の描画に必要であるのみで、顧客によ
る選択操作に関わらないものであるため、表示位置情報
502、サイズ情報503、表示データ情報504とか
ら成る表示情報部分506のみで構成されている。
【0041】これに対し、ボタンデータ部412は、ボ
タン部品が顧客による選択操作に関わるものであるた
め、図5に示しているように、単なる画面の表示に関す
る表示情報部分506の他に、顧客によるボタン選択操
作に応答して画面切替え等の動作を指示する動作指示情
報505を備えている。
【0042】このような動作指示情報505を含んだ表
示部品の追加、変更、削除が生じた場合、業務プログラ
ム201の処理を変更する必要がある。例えば、「お預
入れ」のボタン部品を顧客が押下した時には、現金取扱
い装置1の顧客用表示部103に「通帳をお入れくださ
い」画面を表示し、「お引出し」のボタン部品を顧客が
押下した時には「カードをお入れください」画面を表示
する等、ボタン部品に割り当てられている取引種別等に
応じて画面を切り替えるのであるが、このような顧客操
作に応じて業務プログラム201が処理すべき内容が異
なる部品については、その追加、変更、削除が生じた場
合、業務プログラム201の処理を変更する必要があ
る。
【0043】これに対し、表示情報部分の各情報50
2、503、504は、前述したように表示画面上のデ
ザインに関する情報であるため、業務プログラム201
のボタン押下時の画面切替え処理とは関連せず、位置情
報502、サイズ情報503及び表示データ情報504
を変更しても、業務プログラム201の処理には何等の
影響を与えない。
【0044】そこで、本発明の画面データ作成装置2で
は、動作指示情報505を業務プログラム変更要部分5
07として扱い、この業務プログラム変更要部分507
を持つ表示部品(本実施形態では、ボタン部品)につい
ては特定のモード(後述の拡張モード)でのみ追加、変
更、削除を許し、単なる表示に関する表示部品と異なる
管理を行うようにしている。単なる表示に関する表示部
品の追加、変更、削除は、後述するように、基本モード
および拡張モードの両方で許すようにしている。そし
て、基本モードでは、業務プログラム変更要部分507
を持つ表示部品(本実施形態では、ボタン部品)につい
ては変更を抑止している。
【0045】図6は、画面データを作成する画面データ
作成装置2の機能と、この画面データ作成装置2で作成
または変更された画面データにより、業務プログラム2
01を作成または変更する過程を示す図である。画面デ
ータ作成装置2は、図6に示すように、基本モードと、
拡張モードという2つのモードを備えている。
【0046】基本モードとは、業務プログラム201の
変更が不要な図5の位置情報502、サイズ情報50
3、表示データ情報504から成る表示情報部分506
の作成または変更に限定した機能を提供するモードを指
し、拡張モードとは、業務プログラム201の変更が必
要な動作指示情報505を含む画面データの作成または
変更を行うための機能を提供するモードのことである。
基本モードから拡張モードへの遷移は許されるが、拡張
モードから基本モードへの遷移は許されない。これは、
前述のように、拡張モードで変更された画面データが業
務プログラム201の変更を要するものであった場合
に、業務プログラムを変更せずに拡張モードから基本モ
ードへ戻すと、業務プログラム201の変更を要するも
のであることが認識できなくなり、業務プログラム20
1の変更が実施される保証がなくなり、結果的に、業務
プログラム201と変更後の画面データ401との対応
関係が崩れてしまうからである。
【0047】そこで、本実施形態においては、画面デー
タ401には、基本モードで作成したものであるのか、
拡張モードで作成したものであるかを識別するためのモ
ードフラグ(識別子)が付加されるようになっており、
拡張モードに一旦遷移したならば、モードフラグ=拡張
モードに更新される。そして、拡張モードで作成または
変更した画面データについては、モードフラグ=拡張モ
ードが付加され、業務プログラム作成用媒体出力として
外部記憶部124から出力され、業務プログラム作成メ
ーカまたは作成部門に渡され、業務プログラムへの変更
が反映されるまでの間はATMインストール用媒体出力
としての媒体出力は禁止される。
【0048】一方、基本モードで作成された画面データ
401は、画面データ作成装置2の記憶部123に一時
記憶される。そして、ATMインストール用媒体出力と
して外部記憶部124から出力される。現金取扱い装置
1では、このATMインストール用媒体出力を外部記憶
部127から記憶部128にインストールすることによ
り、変更後の画面データ401を反映した画面を表示さ
せることができる。この場合、外部記憶部124を介さ
ずに、上位処理装置3を介して変更後の画面データ40
1を現金取扱い装置1に反映させることも可能である。
【0049】拡張モードで作成された画面データ401
を受け取った業務プログラム作成メーカあるいは作成部
門では、受け取った画面データ401を解析し、業務プ
ログラム201内の動作指示情報505に対応する処理
ステップを作成または変更する。この変更の後、モード
フラグ=基本モードに更新し、作成または変更された業
務プログラム201を含むATMインストール用媒体出
力として出力し、現金取扱い装置1にインストールす
る。
【0050】図7(a)は、基本モードと拡張モードに
おける機能を示した図であり、基本モードでは、イメー
ジ部品、文字部品、アニメ部品、動画部品の追加または
削除は許されるが、ボタン部品については、業務プログ
ラム201の変更を必要とすることがあるため、このボ
タン部品の削除または追加は許されない。ボタン部品の
削除または追加は拡張モードでのみ許される。また、基
本モードでは、ATMインストール用媒体出力および業
務プログラム作成用媒体出力の両方が許されるのに対
し、拡張モードでは、業務プログラム作成用媒体出力の
みが許され、ATMインストール用媒体出力は許されな
い。
【0051】図7(b)は、モードフラグと画面データ
401との関係の例を示す図であり、モードフラグ70
2は画面データ401−1〜401−nの先頭に付加さ
れる。モードフラグは、画面データのヘッダ部に付加す
る構成であってもよい。
【0052】次に、画面データ作成装置2を用いて現金
取扱い装置1の各表示画面に必要とする画面データを作
成する処理の概要について説明する。
【0053】画面データ作成装置2の操作者が記憶部1
23に記憶された画面作成プログラム127を起動した
後、操作部125により基本モードを選択すると、処理
部121がこの基本モードの選択を認識する。そして、
記憶部123に記憶された情報のうち、表示情報部分5
06、即ち、業務プログラム201の変更を必要としな
い位置情報502、サイズ情報503、表示データ情報
504を抜き出して表示部122に表示する。
【0054】操作者が画面作成プログラム127を一旦
終了すると、同じく処理部121が認識し、それまで作
成した表示画面の画面データ401(図4)を、基本モ
ードで作成したことを表すフラグ702とリンクさせて
記憶する。これにより、再度、操作者が基本モードを選
択して途中の画面データを表示するときも、処理部12
1が基本モードの画面データ401であることを判断す
ると共に、それまで作成していた画面データ401を読
み込んで表示部122に表示できるので、操作者は続き
の画面データの作成を行うことが可能となる。
【0055】なお、拡張モードで作成した場合は、前述
のように、拡張モードを表すフラグ702と共に、拡張
モードで作成した画面データ401を記憶部123に記
憶するので、処理部121がそれを判断し、間違った記
憶・処理(前述の現金取扱い装置1への誤り登録)を防
ぐことが可能となる。
【0056】そして、この作成画面、即ち、図4の画面
データ401は画面データ作成装置2の記憶部123か
ら外部記憶部124に転送され、外部記憶部124から
ATMインストール用媒体出力として出力され、現金取
扱い装置1の記憶部128にインストールされる。そし
て、現金取扱い装置1の処理部102の指示に応じて、
顧客用表示部103又は係員用表示部108に画面デザ
インに関する位置、サイズ、表示部品名称等が出力さ
れ、画面表示される。
【0057】一方、拡張モードにより作成された画面デ
ータ401は、図5の動作指示情報505が含まれた状
態で現金取扱い装置1にインストールされ、ボタン押下
時の画面切り替え等が行われる。
【0058】図8(a)は、画面データ作成装置2の基
本モードの立ち上げ時に表示される基本モード画面81
00の例を示す図であり、ここでは記憶部123に記憶
された複数画面の中の先頭の画面である「いらっしゃい
ませ」画面301が表示されている例を示している。同
時に、基本モードで作成または変更可能な部品を示す部
品一覧ウインドウ8101が表示される。
【0059】基本モード画面8100の部品一覧ウイン
ドウ8101では、業務プログラム201に影響のない
イメージ部品8102、文字部品8103、アニメ部品
8104、動画部品8105等のみが表示され、業務プ
ログラム201に影響のあるボタン部品等の表示は抑止
され、ボタン部品の追加や削除等の操作そのものを不能
とすることにより、業務プログラム201への影響を抑
止している。
【0060】基本モードで作成した画面データ401
は、現金取扱い装置1にそのままインストール可能であ
るため、業務プログラム201に影響のない画面データ
の作成が終了したならば、図8(b)に示すように、メ
ニューバー8201内の「ツール」メニュー8202を
選択し、プルダウンメニュー8203を表示させる。そ
して、プルダウンメニュー8203内のATMインスト
ール媒体出力機能である「全マップインストールFD作
成」メニュー8204を選択し、外部記憶部124から
ATMインストール媒体出力として出力させる。これに
より、現金取扱い装置1にそのままインストール可能な
媒体が出力される。
【0061】一方、画面作成プログラム127を起動し
た後、拡張モードを選択すると、図9(a)に示すよう
な拡張モード画面9100が表示部122に表示され
る。ここでは記憶部123に記憶された複数画面の中の
先頭の画面である「いらっしゃいませ」画面301が表
示され、同時に、拡張モードで作成または変更可能な部
品を示す部品一覧ウインドウ9111が表示される。こ
の部品一覧ウインドウ9111では、イメージ部品91
12、アニメ部品9114、文字部品9116、動画部
品9117の他に、基本モードで抑止されていた業務プ
ログラム201の変更が必要となるボタン部品911
3、入力部品9115等を含む部品一覧ウインドウが表
示され、業務プログラム201の変更が必要となるボタ
ン部品9113等の変更を可能にしている。
【0062】ここで、入力部品9116とは、暗証番号
等の顧客が入力したデータを表示する表示エリアを作成
するためのものである。入力部品の追加や入力桁数の変
更などは業務プログラム201の変更を必要とするた
め、拡張モードでのみ許され、基本モードでは表示色や
表示位置など業務プログラム201の変更を要しない属
性についてのみ変更が許される。
【0063】拡張モードでの画面データ401の作成ま
たは変更が終了したならば、図9(b)に示すように、
メニューバー9201内の「ツール」メニュー9202
を選択し、プルダウンメニュー9203を表示させる。
そして、プルダウンメニュー9203内の「業務プログ
ラム作成用FD作成」メニュー9204を選択し、外部
記憶部124から業務プログラム作成用媒体出力として
出力させる。この場合、拡張モードで作成された画面デ
ータ401は、業務プログラム201に影響があるた
め、プルダウンメニュー9203における「全マップイ
ンストールFD作成」ツール(図8の8204)は表示
させないようにしてあり、誤って業務プログラム202
に整合性のとれていない画面データが現金取扱い装置1
にインストールされることがないようにしている。
【0064】図10は、画面データ作成装置2の基本モ
ードにおける画面作成途中の画面表示例を示すものであ
る。
【0065】図示する画面1001は、変更対象の操作
画面(例えば図3の「いらっしゃいませ」画面)301
に変更用の表示を加えたもので、基本モードで作成また
は変更可能な部品一覧ウインド1003、各部品の画面
上の表示位置、サイズ、表示するイメージデータの名称
等の変更可能な項目を表示する属性一覧ウインドウ10
04、テロップの表示/非表示、その表示をブリンクす
るか否か等を設定する表示条件ウィンドウ1005が表
示されている。
【0066】部品一覧ウインドウ1003と属性一覧ウ
インドウ1004とはリンクしており、部品一覧ウイン
ドウ1003に表示された部品、例えば「文字部品」に
ついてそのサイズを変更するとき、部品一覧ウインドウ
1003内の「文字」をクリックすると、文字部品に関
する属性一覧ウインドウ1004が表示され、この属性
一覧ウインドウ1004内の「サイズ」1006を操作
者がマウスクリック操作によって選択することにより、
文字部品の属性の1つであるサイズの変更が可能とな
る。同様にして、イメージ部品やアニメ部品の属性であ
るポジション(位置)、サイズ、名称等についても変更
することができる。また、文字部品の一種であるテロッ
プを表示させたり、あるいは表示させていたテロップの
表示時間を変更する場合には、属性一覧ウインドウ10
04中の表示条件1007をマウスクリック操作によっ
て選択し、表示条件ウインドウ1005を表示させ、こ
の表示条件ウインドウ1005内で表示/非表示の選
択、表示タイマの時間等の変更を行う。これにより、業
務プログラム作成メーカまたは作成部門に画面データの
作成または変更を依頼することなく、単なる画面表示の
みの画面データ401を柔軟に作成または変更すること
が可能になる。
【0067】なお、拡張モードの場合は、例えば、属性
一覧ウインドウ1004中にボタンを何秒押下したら次
の画面に移るか等の設定が可能な項目が表示する機能も
備えている。
【0068】図11は、画面データ作成装置2の立ち上
げ時の処理を示すフローチャートである。
【0069】前述したように、画面データ作成装置2
は、立ち上げ時に基本モードで画面データ401を作成
するのか、拡張モードで画面データ401を作成するの
かを選択する必要がある。そこで、画面データ作成装置
2の処理部121は、立ち上げ時に、モード選択画面を
表示し(ステップ1100)、基本モードで使用する
か、拡張モードで使用するかを操作者に選択させる。こ
の場合、一度拡張モードにて変更された画面データ40
1については、すでに業務プログラム201の変更が必
要となっているため、画面データ作成装置2を再立ち上
げしても基本モードへの変更は抑止され、拡張モードで
のみ画面データ401の変更が可能となる。
【0070】画面データ作成装置2の処理部121は、
ステップ1100で選択されたモードが基本モードであ
るのか、拡張モードであるのか、前回は拡張モードであ
ったのかを判定し、前回が拡張モードであった時および
今回が拡張モードであった時には、拡張モード用初期設
定として拡張モードフラグをオンにする(ステップ11
02)。しかし、前回も基本モードであり、今回も基本
モードであった場合には、基本モード用初期設定として
拡張モードフラグをオフにする(ステップ1103)。
この場合、前回が拡張モードであった場合は、基本モー
ドの選択は行えず、拡張モード用初期設定を行う。前回
が拡張モードであったか否かは、外部記憶部124から
読み込んだ画面データ401のモードフラグ702によ
って判定することができる。もし、前回が拡張モードで
あり、その拡張モードで変更した画面データ401に対
する業務プログラム201の変更が業務プログラム作成
メーカまたは作成部門で終了していなければ、外部記憶
部124から読み込んだ画面データ401のモードフラ
グ702は、拡張モードのままになっているので、業務
プログラム201の変更終了後でなければ、基本モード
に移れない。
【0071】そして、以降の処理で拡張モードまたは基
本モードを判定する動作情報として所定記憶エリアに動
作情報を格納する(ステップ1104)。画面作成装置
2は、以降の処理で、拡張モードかを判断するときは、
この所定エリアに格納された動作情報により判断する。
【0072】図12は、図11の処理の立ち上げに続い
て、部品一覧ウインドウを利用し、既に作成されている
画面データ401を変更して新たな画面データ401を
作成する場合の処理手順を示すフローチャートであり、
まず、画面データ作成装置2の処理部121は外部記憶
部124から既に作成済みの画面データ401を記憶部
123にロードする(ステップ1201)。この後、処
理部121は、ロードした画面データ401に基づいて
図3に示したような画面を表示部122に描画して表示
する(ステップ1202)。
【0073】次に、図11で説明した画面データ作成装
置2の立ち上げ時に選択されたモードが基本モードであ
るのか、拡張モードであるのかを判定し(ステップ12
03)、拡張モードであれば図9(a)に示したような
拡張モード画面9110を表示し、その中に拡張モード
用の部品一覧ウインドウ9111を表示し(ステップ1
204)、基本モードであれば図8(a)に示したよう
な基本モード用の部品一覧ウインドウ8101を表示す
る(ステップ1205)。
【0074】図13は、図12のフローに続く処理を示
し、属性一覧ウインドウを利用し、既に作成済みの画面
データ401を変更して所望の画面データ401を作成
する場合の処理手順を示すフローチャートであり、処理
部121は、図12の処理フローによってロードした画
面データ401に基づいて図8(a)または図9(a)
に示したような画面を表示部122に描画している。
【0075】この表示状態で、操作者が変更対象の部
分、すなわち、文字部品、ボタン部品、イメージ部品等
をマウスのダブルクリックで選択すると(ステップ13
01)、処理部121は拡張モードか否かを判定し(ス
テップ1302)、基本モードであれば、図10に示し
たような属性一覧ウインドウ1004を表示し、「ポジ
ション」、「サイズ」「名称」等の変更可能な属性を表
示する(ステップ1304)。しかし、拡張モードの場
合は、図10に示したような属性一覧ウインドウ100
4に加えて「何秒ボタンを表示するか」等の業務プログ
ラム201に関わる項目も含む拡張モード用属性一覧ウ
インドウ1004を表示する(ステップ1303)。
【0076】この属性一覧ウインドウ1004の中から
「ポジション」、「サイズ」等の属性の1つが操作者に
よって選択されると(ステップ1305)、その選択さ
れた属性の内容に応じて属性データ(表示位置の座標デ
ータなど)の入力画面が表示される。操作者はこの属性
データ入力画面により数値あるいは文字等の変更データ
を入力し(ステップ1306)、部品であるボタン等の
サイズを変更し、既存の画面データから所望の画面デー
タ401を作成する。
【0077】そして、部品一覧ウインドウの中の表示部
品の選択操作に応じて、その選択された部品の属性一覧
ウインドウを図10に示したように表示させ、表示位置
等の選択を操作者に行わせ、所望の画面構成の画面デー
タを作成する。
【0078】例えば、図10のの部品一覧ウインドウ1
003のうち「文字部品」を操作者が選択すると、処理
部121がその選択を判断し、文字が画面内に表示でき
るように設定する。そこで、操作者が所望の文字「いら
っしゃいませ」を操作部125から入力すると、「いら
っしゃいませ」という文字部品を持つ画面データ401
が作成される。これによって、画面の所望の場所に文字
部品やボタン部品等の新規登録が可能となる。
【0079】ところで、画面データ作成装置2には、画
面データを作成または変更する方法として、(1)部品
一覧ウインドウを表示させ、その中の部品項目が選択さ
れたならば、属性一覧ウインドウを表示し、表示位置等
の属性を選択しながら所望の画面データ401を作成す
る方法と、(2)「いらっしゃいませ」画面等の既に作
成された画面を表示させ、その中の「お引出し」等のボ
タン部品がマウスダブルクリック操作によって選択され
たならば、その部品の属性一覧ウインドウを表示させ、
表示位置等の属性を変更して所望の画面データ401を
作成または変更する方法が用意されている。いずれも、
部品一覧ウインドウと属性一覧ウインドウとがリンクし
ていることを利用するものである。前者の方法は、新規
に画面データを作成する場合や部品を追加する場合に有
効であり、後者の方法は、既に作成されている画面デー
タ401の部品表示位置の変更や文字部品の文字、文言
の変更等を行う場合に有効である。
【0080】このようにして変更された画面データ40
1は、記憶部123に記憶され、その後、現金取扱い装
置1に新規の表示画面又は変更後の表示画面の画面デー
タ401としてインストールすることができる。
【0081】業務プログラム201に影響しない画面デ
ータ401の作成または変更が終了したならば、その画
面データ401を図8(b)で説明したような方法によ
り、外部記憶部124のATMインストール用媒体に格
納し、出力する。
【0082】業務プログラム201に影響する画面デー
タ401の作成または変更が終了したならば、その画面
データ401を図9(b)で説明したような方法によ
り、外部記憶部124の業務プログラム作成用媒体に格
納し、出力する。この場合、拡張モードで作成されたこ
とを識別するために、画面データ401に付加されるモ
ードフラグは、「モードフラグ=拡張モード」に設定さ
れる。
【0083】図14は、画面作成装置2の拡張モードで
新規に画面を作成する場合の説明画面を示すものであ
り、新規作成の場合は、拡張モードを選択した後、図1
4に示すように、新規作成画面1405を表示させる。
そして、例えば「いらっしゃいませ」文字部品1403
を表示するように、部品一覧ウインドウ1401より文
字部品1403を選択する。文字部品1403を表示す
る位置をマウスでクリックすると、ポジション、フィー
ルド、背景色、拡大指定、デフォルト文言等を設定する
ダイアログが順番に表示され、デフォルト文言設定ダイ
アログで文字「いらっしゃいませ」をキーボードから入
力する。文字「いらっしゃいませ」の入力が終了したな
らば、「いらっしゃいませ」文字部品1403が図14
に示すように表示される。
【0084】次に、ボタン部品1404を表示するため
に、部品一覧ウインドウ1401よりボタン部品140
6を選択し、次にそのボタン部品1406を表示させる
位置をマウスクリックで指定させる。ボタン部品140
6の表示位置が確定したならば、ボタン部品の属性を設
定するための入力項目ダイアログが順に表示される。そ
して、その確定位置に表示させるボタン部品1406の
イメージデータを選択するため、ボタンのイメージを各
種示すビットマップ選択ダイアログが表示される。そこ
で、操作者がビットマップ選択ダイアログ内から所望の
表示ボタンイメージを選択すると、その表示イメージの
ボタン部品が新規作成画面1405中に表示される。次
に、ボタン部品1404が例えば「支払い」ボタンであ
ることを表示するために文字部品の追加として文字「支
払い」を操作者に入力する。これにより、図14に示す
ように「支払い」ボタン1404が表示される。
【0085】以上の繰り返しによって、文字部品、ボタ
ン部品、動画部品、アニメ部品等の組み合わせから成る
所望の画面データ401を作成する。
【0086】図15〜図19は、以上説明した画面デー
タ作成方法のさらに詳しい処理手順を示すフローチャー
トである。以下、これらのフローチャートと図21〜図
34に示す画面例を参照して所望の画面データを作成す
る手順について詳細に説明する。
【0087】図15は、画面作成プログラム127の立
ち上げから画面編集を開始するまでの処理の流れを示し
たフローチャートである。
【0088】まず、画面作成プログラム127を起動す
る(ステップ1501)。画面作成プログラム127が
起動されると、画面データ作成装置2の処理部121
は、この後、画面作成プログラム127が前回の起動時
に拡張モードで起動されていたのか否かを判定し(ステ
ップ1502)、前回の起動が基本モードであれば、モ
ード選択ダイアログを表示し(ステップ1503)、操
作者に拡張モードまたは基本モードを選択させる(ステ
ップ1504)。図21にモード選択ダイアログ210
0の表示例を示している。例えば、操作者が基本モード
を選択しようとする場合には、図21(a)に示すよう
に、マウスカーソル2101で「基本モード」の文字を
選択した後、「OK」ボタンをクリック操作する。これ
によって、図21(b)に示すような画面作成プログラ
ム(画面作成ユーティリティ)127の初期画面210
2が表示され、基本モードでの画面データの編集(画面
データの変更、削除、追加)が可能な状態になる。
【0089】次に、モード選択ダイアログ2100によ
って基本モードが選択された場合には、拡張モードフラ
グをオフ、すなわちモードフラグ=「基本モード」に設
定し、さらに新規画面の作成を不可能な状態にする(ス
テップ1505)。
【0090】一方、前回起動時が拡張モードであった場
合には、前回起動時に作成した画面データに対する業務
プログラム201の変更が終了していないことになるた
め、基本モードへの遷移を抑止する必要がある。そこ
で、ステップ1503〜ステップ1505をスキップ
し、ステップ1506で拡張モードフラグをオン、すな
わちモードフラグ=「拡張モード」に設定し、さらに新
規画面の作成を可能な状態にする。
【0091】以上のようにしてモード設定を実行した
後、画面作成プログラム127の初期画面を表示する
(ステップ1507)。基本モードでの初期画面は図2
1(b)に示した通りであるが、拡張モードでの初期画
面も同様である。
【0092】この初期画面の表示後、処理部12は、操
作者による画面新規作成、画面変更又は媒体出力機能の
選択待ち状態となる(ステップ1508)。そして、操
作者によって、図22(a)のメニューバー2201の
「ファイル」をマウスカーソルでクリックすると、プル
ダウンメニューで「新規作成」「開く」、「終了」が表
示される。「新規作成」がクリックされ、画面の新規作
成機能が選択された場合は、新規作成のシーケンスに移
行し(ステップ1509,1510)、「開く」がクリ
ックされ、画面変更機能(すなわち、作成済み画面デー
タの読み込み)が選択された場合は画面更新シーケンス
に移行する(ステップ1509、1511)。また、メ
ニューバー2201の「ツール」をクリックし、図示し
ない媒体出力機能(すなわち、メニューバーの媒体出力
ツール)が選択された場合には媒体出力シーケンスを実
行する(ステップ1509、1512)。図8(b)、
図9(b)がこれを示している。
【0093】図16は、新規画面作成シーケンスと画面
更新シーケンスの詳細を示したものである。ステップ1
601から始まる画面更新シーケンスでは、まず、更新
したい画面を呼出すための画面選択ダイアログを表示し
(ステップ1602)、その画面選択ダイアログの中か
ら更新したい画面を指定する(ステップ1603)。そ
して、指定された画面に対応した画面データ401を読
み込み(ステップ1604)、変更したい画面を表示す
る(ステップ1605)。具体的には、図22(a)の
メニューバー2201の中から「ファイルを開く」のメ
ニュー2202を選択すると、図22(b)に示すよう
な画面選択ダイアログである「マップの読み込み」ダイ
アログ2203を表示させる。ここで、マップとは、画
面データのことである。このダイアログ2203の表示
状態で、例えば、マップ名称「G000JSMP.MA
P」2204を操作者が選択すると、図23に示すよう
に、「G000JSMP.MAP」の画面2301が表
示される。なお、この状態では、図23に示す部品一覧
ウインドウ2302は未だ表示されず、後述のステップ
1609またはステップ1610の処理によって表示さ
れる。「G001JSMP.MAP」は、例えば、図4
に示す識別子「G001」の「いらっしゃいませ」画面
の画面データである。
【0094】一方、新規画面作成シーケンスの場合は、
図24(a)に示すように、メニューバー2401の中
から「新規作成」のメニュー2402を選択し、図24
(b)に示すようなブランク画面を新規作成画面240
3として表示する(ステップ1607)。
【0095】このようにして更新画面または新規作成画
面を表示した後は、新規画面作成シーケンスと画面更新
シーケンスの処理は共通となる。
【0096】画面表示後、処理部121は文字、イメー
ジ等を更新画面または新規作成画面に追加するための部
品一覧ウインドウを表示するため、まず、現在のモード
をステップ1505またはステップ1506の実行によ
り設定されたモードフラグにより判定する(ステップ1
608)。この判定の結果、モードフラグがオフ、すな
わち基本モードであれば、業務プログラム201に影響
のない部品が登録された基本モード用部品一覧ウインド
ウを表示し(ステップ1610)、拡張モードであれ
ば、業務プログラム201に影響のあるボタン部品等の
部品を含んだ拡張モード用部品一覧ウインドウを表示す
る(ステップ1609)。図23および図24(b)で
は、拡張モード用部品一覧ウインドウ2302、240
4が表示されていることを示している。
【0097】この後、画面作成作業のための操作待ち状
態となる(ステップ1612)。画面作成作業は、部品
一覧ウインドウを使用し、イメージ部品や文字部品の追
加等の部品追加操作(ステップ1615)、マウスダブ
ルクリック操作による既に表示されているイメージ部品
や文字部品等を変更する部品更新操作(ステップ161
4)及び「ファイルを閉じる」のメニュー選択による画
面作成作業を終了する操作(ステップ1616)によ
り、各々の処理へ分岐する(ステップ1613)。
【0098】図17は、図16の部品更新操作により起
動されるシーケンスであり、図10に示した文字部品3
02、イメージ部品303やボタン部品305等を表示
画面上でマウス操作によってダブルクリックすることに
より、部品更新シーケンスを実行する(ステップ170
1)。そして、ダブルクリックにより選択された部品が
イメージ部品であれば、イメージ部品用属性一覧ウイン
ドウを図10の属性一覧ウインドウ1004のように表
示し(ステップ1702、1703)、文字部品であれ
ば、文字部品用属性一覧ウインドウを表示し(ステップ
1702、1704)アニメ部品であればアニメ部品用
属性一覧ウインドウを表示し(ステップ1702、17
05)、動画部品であれば動画部品用属性一覧ウインド
ウを表示し(ステップ1702、1706)、ボタン部
品であれば動画部品用属性一覧ウインドウを表示する
(ステップ1702、1707)。
【0099】この後、画面作成プログラム107が拡張
モードで起動されているかをモードフラグにより判定し
(ステップ1708)、拡張モードフラグがオン、すな
わちモードフラグ=「拡張モード」であれば、表示中の
属性一覧ウインドウに拡張モードでのみ変更可能な項目
を属性一覧ウインドウ中に追加表示し(ステップ170
9)、基本モードであれば基本モードでのみ変更可能な
項目を表示する。
【0100】それぞれのモードに応じた属性変更の可能
な項目の表示後、処理部121は操作者による選択待ち
状態となり(ステップ1710)、属性一覧ウインドウ
に表示されている位置、サイズ等の項目をマウスクリッ
クにより選択されるの待つ(ステップ1711)。そこ
で、位置、サイズ等の属性変更項目が操作者によって選
択されると、属性変更項目の設定ダイアログが表示さ
れ、その設定ダイアログ中での属性変更項目の入力によ
り、画面データが変更される(ステップ1712)。
【0101】このステップ1710からステップ171
2までを繰り返すことにより、表示部品の位置、サイ
ズ、属性等を変更することが可能となる。そして、ステ
ップ1601より開始された部品更新シーケンスは、属
性一覧ウインドウ中の「設定終了」をマウスクリック操
作で選択することにより、ステップ1712に移り、こ
こで、変更された項目を反映した画面データ401とし
て記憶部123に格納され、部品更新シーケンスを終了
する(ステップ1713)。部品更新シーケンスを終了
した後は、図16の画面操作待ちシーケンスのステップ
1611に戻る。
【0102】図25は、イメージ部品の位置を変更する
場合の画面例を示すものであり、図示のようなイメージ
部品2501の位置を変更する場合には、イメージ部品
2501の任意の位置にマウスカーソル2502を合わ
せ、ダブルクリックする。すると、図示のように、ポジ
ション、イメージ名称、表示条件というイメージ部品変
更のための変更可能な属性一覧ウインドウ2503が表
示される。そこで、「ポジション」2504をマウス操
作によって選択すると、図25(b)に示すように、表
示位置の変更に関する詳細設定を行うための「ポジショ
ン設定」ダイアログ2505が追加表示される。この状
態で、イメージ部品2501の移動後の水平ポジショ
ン、垂直ポジションを例えばピクセル単位で数値入力
し、「OK」ボタンを選択し、さらに属性一覧ウインド
ウ2503中の「設定終了」を選択すると、図26に示
すようにイメージ部品2501は指定した位置に移動し
て表示される。イメージの内容自身を変更したときは、
属性一覧ウインドウ2503の「イメージ名称」をマウ
ス操作によってクリックすると、イメージの各種候補を
表示した「ビットマップ選択」ダイアログ(図示せず)
が追加表示されるので、その中から1つをマウス操作で
クリックして選択する。
【0103】図27は、ボタン部品の位置を変更する場
合の画面例を示すものであり、図示のようなボタン部品
2701の位置を変更する場合には、ボタン部品270
1の任意の位置にマウスカーソル2702を合わせ、ダ
ブルクリックする。すると、図示のように、ポジショ
ン、表示名称、ダウン名称、アップ名称、ブリンク名
称、表示条件、KEY定義という変更可能な属性一覧ウ
インドウ2703が表示される。そこで、「ポジショ
ン」2704をマウス操作によって選択すると、図27
(b)に示すように、表示位置の変更に関する詳細設定
を行うための「ポジション設定」欄2705が追加表示
される。この状態で、ボタン部品2701の移動後の水
平ポジション、垂直ポジションを例えばピクセル単位で
数値入力し、「OK」ボタンを選択し、さらに属性一覧
ウインドウ2703中の「設定終了」を選択すると、図
28(a)に示すようにボタン部品2501は指定した
位置に移動して表示される。
【0104】ここで、ダウン名称、アップ名称およびブ
リンク名称とは、ボタン部品のビットマップ名称を変更
する場合に使用するものである。また、KEY定義と
は、現金取扱い装置の顧客操作画面に触れたときに、ど
のボタンに触れたかを決定する範囲を設定するものであ
る。
【0105】一方、図27(a)の表示状態において、
属性一覧ウインドウ2703中の「表示条件」が選択さ
れた場合には、図28(b)に示すようにボタンの表示
状態、ブリンク初期状態、ブリンクタイマという詳細設
定を行うための「表示条件の設定」欄2801が表示さ
れる。そこで、「ブリンク有」2802を選択し、さら
に「ブリンクタイマ」2803で表示名称タイマの時間
を100ms単位で設定すると、表示名称で指定したボ
タン部品がその設定時間単位でブリンクして表示される
ようになる。ボタンの模様、形状等を変更したい時は、
属性一覧ウインドウから「表示名称」を選択し、ボタン
の各種候補を保持した「ビットマップ選択ダイアログ」
を表示し、その中から選択することにより変更する。
【0106】図29は、アニメ部品の位置を変更する場
合の画面例を示すものであり、図示のようなアニメ部品
2901の位置を変更する場合には、アニメ部品290
1の任意の位置にマウスカーソル2902を合わせ、ダ
ブルクリックする。すると、図示のように、ポジショ
ン、パターン数、切替え時間、繰返回数、アニメ名称と
いう変更可能な属性一覧ウインドウ2903が表示され
る。そこで、「ポジション」2904をマウス操作によ
って選択すると、図29(b)に示すように、表示位置
の変更に関する詳細設定を行うための「ポジション設
定」欄2905が追加表示される。この状態で、アニメ
部品2901の移動後の水平ポジション、垂直ポジショ
ンを例えばピクセル単位で数値入力し、「OK」ボタン
を選択し、さらに属性一覧ウインドウ2903中の「設
定終了」を選択すると、図30(a)に示すようにアニ
メ部品2901は指定した位置に移動して表示される。
【0107】ここで、パターン数とはアニメーション表
示に使用するアニメ部品の数、切替え時間とは何秒表示
したら次のアニメ部品へ切り替えるかを示す時間、繰返
回数とは複数のアニメ部品によるアニメーション表示を
何回繰り返すかを示す値のことである。
【0108】図29(a)の表示状態で、「パターン
数」を選択した場合には、図30(b)に示すように詳
細設定を行うための「マップ切替パターンの設定」欄2
906が追加表示される。この状態で、任意の切替えパ
ターン数nを設定すると、n個のアニメ部品の繰り返し
によるアニメーション表示がなされるようになる。
【0109】次に、図16の部品一覧ウインドウ選択に
より起動される部品追加シーケンスについて図18を用
いて説明する。
【0110】まず、部品を追加する場合は、部品一覧ウ
インドウから追加したい部品を選択し(ステップ180
1、1802)、追加部品を表示させたい位置をマウス
クリックにより指定する。処理部121は選択された追
加部品の表示に必要な属性入力項目が定義されている入
力テーブルを記憶部123内に準備する。具体的には、
操作者によって選択された追加部品がイメージ部品であ
れば、イメージ部品の表示に必要な入力項目が定義され
ているイメージ部品用入力テーブルを準備し(ステップ
1803)、文字部品であれば文字部品用入力テーブル
を準備する(ステップ1804)。同様にして、アニメ
部品、動画部品、ボタン部品に関する入力テーブルを準
備する(ステップ1805,1806,1807)。
【0111】入力テーブルは、図20に示すようなフォ
ーマットで構成されている。図20に示す入力テーブル
2001は、表示部品毎に入力が必要なダイアログの名
称が登録されており、図18のステップ1810からス
テップ1812までの入力項目処理で表示するダイアロ
グの表示順に登録されている。例えば、イメージ部品に
ついては、位置、サイズ、名称、表示条件の順にこれら
の入力項目を入力させるためのダイアログ名称が登録さ
れている。
【0112】各々の追加部品に必要な入力テーブルを準
備した後、処理部121は、モードフラグ702により
モードを判定し(ステップ1808)、拡張モードフラ
グがオンであれば、すなわちモードフラグ=「拡張モー
ド」であれば、準備した入力テーブルに、業務プログラ
ム201の変更が必要になるような入力項目を追加する
(ステップ1809)。
【0113】この後、入力テーブルに従い、選択された
追加部品の入力項目ダイアログを表示する(ステップ1
810)。そして、入力テーブル中の属性入力項目ダイ
アログ順に、必要な属性を操作者に入力させる(ステッ
プ1812)。例えば、イメージ部品が選択されている
場合、入力テーブルに登録されている順に従い、「ポジ
ション」、「名称」を設定するための入力項目ダイアロ
グが順々に表示される。そして、入力テーブル中の全て
の入力項目ダイアログにおける入力項目の入力が終了し
たならば(ステップ1811)、入力された値あるいは
データを画面データ401として格納し(ステップ18
13)、図16の画面操作待ちシーケンス1611へ戻
り、次の操作を待つ(ステップ1714)。
【0114】図31は、ボタン部品を追加する例を示す
図であり、図24(b)の表示状態で、部品一覧ウイン
ドウ2404の「ボタン」をマウスクリックにより選択
し、次にボタンを表示させたい位置をマウスクリックに
よって指定する。これにより、ボタン部品の追加に必要
な入力項目ダイアログが順々に表示される。まず、図3
1に示すビットマップ画像の選択ダイアログ3101が
表示される。この選択ダイアログ3101は、ボタン部
品だけでなく、動画部品、アニメ部品、イメージ部品お
よび共通の絵、図柄をビットマップで有している。ボタ
ン部品タグ3102をマウスクリックで選択すると、ボ
タンの絵の候補が示され、この中から追加したい1つ例
えばボタン3103をマウスクリックによって選択し、
OKボタンをクリックする。続いて、表示条件の設定ダ
イアログが表示される。この表示条件の設定ダイアログ
は、図28(b)に示した表示条件の設定ダイアログ2
801と同様であり、ブリンクの有無やブリンクタイマ
等の表示条件を入力し、OKボタンをクリックする。
【0115】続いて、ポジションの設定ダイアログが表
示される。このポジションの設定ダイアログは、図27
(b)に示したポジションの設定ダイアログ2705と
同様であり、先にマウスクリックによって指定した位置
の値が入っているので、確認してOKボタンをクリック
する。
【0116】次に、図32に示すキーマップテーブルの
設定ダイアログ3201が表示される。このキーマップ
テーブルの設定ダイアログ3201は、現金取扱い装置
1の案内操作画面を触れたとき、どのボタンに触れたか
を決定するためのタッチパネルの有効範囲を設定するも
ので、通常は例えばボタンの表示サイズと同じに設定さ
れているので、通常はOKボタンをクリックする。図3
2のキーマップテーブルの設定ダイアログ3201は、
「タッチパネル有効範囲」3202と「その他の定義情
報」3203が設定可能になっている。
【0117】これにより、ボタンの入力項目が設定入力
され、この設定入力に従ったボタンが表示される。ボタ
ン部品上の「お預入れ」、「お引出し」等の文字は、部
品一覧の「文字」を選択し、文字部品の追加として入力
する。別の方法では、図31のボタンの絵の候補とし
て、予め「お預入れ」、「お引出し」等の文字を記載し
たボタンのビットマップを用意しておくことにより、そ
のビットマップの選択により一度に選択することができ
る。
【0118】なお、テロップを表示させる場合は、図3
3に示すように、部品一覧ウインドウの「文字」を選択
した後、テロップを表示させたい位置をマウスカーソル
3301で指定し、文字部品の追加の入力テーブルに従
う入力項目ダイアログによって必要な入力項目を設定
し、テロップ文字を入力する。例えば、図示のように、
「貯蓄は○○銀行へ」という文字を入力する。図33
(b)は、「表示属性の設定」ダイアログ3302であ
り、ここでテロップ文字の移動量、桁数、テロップ文字
を移動させる際の開始位置などの属性を設定する。テロ
ップ文字を例えば画面左側方向に移動するように設定し
た場合は、図34(a)、(b)に示すように、「貯蓄
は○○銀行へ」という文字3303が移動しながら表示
される。
【0119】図19は、図15のステップ1509で媒
体出力ツールを選択した場合の媒体出力シーケンスを示
すフローチャートであり、この媒体出力シーケンスで
は、まず、モードフラグ702によって拡張モードがオ
ンであるか否かを判定し(ステップ1902)、拡張モ
ードがオンであれば、図9(b)に示したように、AT
Mインストール用FD作成機能が抑止されているプルダ
ウンメニュー9203を表示し(ステップ1903)、
拡張モードフラグがオフであれば、図8(b)に示した
ように、ATMインストール用FD作成機能が抑止され
ていないプルダウンメニュー8203を表示する(ステ
ップ1904)。
【0120】媒体出力用のプルダウンメニューの表示の
後、処理部121は媒体出力方法選択待ちとなる(ステ
ップ1905)。そこで、操作者のマウス操作により媒
体出力方法が選択されると(ステップ1906)、選択
された媒体出力方法に従って外部記憶部124から出力
媒体を出力する。すなわち、業務プログラム作成用の媒
体出力が選択された場合は、業務プログラム201の作
成を目的とした図4の画面データ401と異なる形式で
(ステップ1907)、また、全マップインストール用
FD出力が選択された場合は、現金取扱い装置1に直接
インストール可能なすべての画面データが格納された図
4の画面データ401の形式で出力媒体(例えば、F
D)を出力する(ステップ1908)。また、個別ビッ
トマップ用FD出力が選択された場合には、図4の画面
データ401のうち変更された部分のみが格納された出
力媒体(例えば、FD)を出力する(ステップ190
9)。この後、図16の操作待ちステップ1611へ戻
る(ステップ1910)。
【0121】以上のように、本発明の実施形態において
は、顧客操作型自動機の業務プログラムで使用する画面
データを、画面データの変更あるいは修正によって業務
プログラムの変更が必要になる画面データ部分と、業務
プログラムの変更不要な画面データ部分に分けて作成ま
たは更新するようにしたため、業務プログラムの変更・
修正が不必要な画面の変更をエンドユーザ(銀行・金融
機関など)が自由にカスタマイズして使用することが可
能になる。
【0122】なお、上記実施形態においては、画面デー
タのみの作成について説明したが、音声で他の入出力機
能を付加することにより、画面データと共に音声などの
データを含むものについても編集し、作成することがで
きる。
【0123】また、画面データ作成装置2内で使用する
画面作成プログラム、画面操作プログラム、画面表示プ
ログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記憶させ、汎
用のコンピュータにインストールすることにより、汎用
のコンピュータで上記したような画面データの作成、編
集が可能になる。このような記録媒体には、顧客操作型
自動機の画面遷移制御を行う業務プログラムの変更を必
要とする画面データと、変更を必要としない画面データ
とを異なるモードで作成または変更する処理プログラム
と、作成された画面データに基づく画面を表示する処理
プログラムとが記録される。
【0124】あるいは、画面データの構成要素となる部
品データ群と、この部品データ群を使用し、前記顧客操
作型自動機の画面遷移制御を行う業務プログラムの変更
を必要とする画面データと変更を必要としない画面デー
タとを異なるモードで作成または変更する処理プログラ
ムと、作成された画面データに基づく画面を表示する処
理プログラムとが記録される。
【0125】この場合、CD−ROM等の記録媒体に代
えて、インタネットなどの通信網を介してインストール
することができることは言うまでもない。
【0126】また、表示位置の変更は、新たな表示位置
をピクセル単位で指定するようにしているが、マウスを
用いたドラッグ操作によって行うこともできる。また、
複数のボタン部品を作成する場合は、1つのボタン部品
をコピーして作成することができる。
【0127】さらに、業務プログラムの変更画必要な部
品として、ボタン部品を代表して説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、暗証番号の入
力フィールドの桁数の変更があった場合にも業務プログ
ラムを変更する必要があるため、このようなものについ
ても業務プログラムの変更画必要な部品として扱うよう
にすることは言うまでもない。
【0128】また、ボタン部品については、単なる表示
位置の変更であっても拡張モードで作成または変更可能
にしているが、図35に示すように、ボタンの追加およ
び削除についてのみ拡張モードで処理し、表示位置の変
更や名称の変更などについては業務プログラムの変更を
必要としないため、基本モードで処理するようにするこ
とができる。
【0129】さらに、モード選択操作の後に、その選択
されたモードで作成または変更可能な部品一覧ウインド
ウや属性一覧ウインドウを表示しているが、これとは逆
に、部品選択あるいは属性選択が行われたならば、その
選択された部品または属性を作成、変更可能なモードに
移るようにしてもよい。
【0130】図36は、部品の追加、変更などの作業内
容を入力することにより、その作業内容に適したモード
を自動設定する処理を示すフローチャートである。この
モード自動設定処理は、画面データの作成途中でモード
の変更を許さないようにするために、画面作成装置の起
動時のみ実行される。
【0131】まず、処理部121は、図37に示すよう
なモードの自動選択画面3700で「作業内容を入力し
てください」というメッセージ3701を表示し、作業
内容の入力待ちの状態となっている。この状態で、画面
データを作成または変更しようとする操作者は、部品の
追加、変更などの作業内容を入力欄3702に文字入力
する。例えば、「ボタンの追加」という具合に文字入力
する。処理部121は、作業内容が入力されたことを認
識し(ステップ3601)、その入力された作業内容の
文字をキーワードにして基本/拡張モード判定テーブル
3610を参照する(ステップ3602)。基本/拡張
モード判定テーブル3610は、図7に示した機能をデ
ータテーブルとして構成したものである。
【0132】この結果、操作者が入力した作業内容に適
した動作モードを表わす情報がテーブル3610から得
られる。処理部121は、操作者が入力した作業内容に
適した動作モードがいずれのモードであるかを認識し
(ステップ3603)、そのモードに応じた確認画面を
表示し(ステップ3604、3607)。例えば、「ボ
タンの追加」という作業内容が入力された場合には、図
37に示すように拡張モードに自動設定する旨のメッセ
ージを含む確認画面3703を表示する。これに対し
て、操作者がマウスクリック操作によって「OK」ボタ
ンを選択したならば、その確認された動作モードに自動
設定する(ステップ3606、3609)。
【0133】しかし、操作者がマウスクリック操作によ
って「NO」ボタンを選択したならば、ステップ360
1の作業内容の選択待ち状態に戻る(ステップ360
5、3608)。また、「キャンセル」ボタン選択した
ならば、このモード自動設定シーケンスを終了する。
【0134】このようにすることにより、画面データの
作成または変更の作業を行おうとする者が、その作業は
基本モードで実施すべきなのか、拡張モードで実施すべ
きものかを予め知っておく必要がなく、画面データの作
成を容易に行うことが可能になる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1および第2の作成モードを設け、第1のモードにお
いて顧客操作型自動機の画面遷移制御を行う業務プログ
ラムの変更を必要とする操作案内画面の画面データの作
成を可能とし、第2の作成モードにおいて変更を必要と
しない画面データの作成を可能とし、かつ変更を必要と
する操作案内画面の画面データの作成を抑止するように
したため、表示画面の変更あるいは修正を柔軟に行うこ
とができる。この結果、業務プログラムの修正無しにユ
ーザインターフェースを含む画面データを顧客操作型自
動機のエンドユーザ自身で柔軟に変更することが可能に
なり、各種のイベント等における情報をタイムリーに表
示させるなどのサービスを提供することができる。ま
た、業務プログラムの作成メーカまたは作成部門に画面
変更を依頼する必要がなくなるため、画面変更費用の節
約を図ることができる。一方、業務プログラムの作成メ
ーカまたは作成部門にとっては、単なる表示の変更であ
れば、業務プログラムの変更が不要であることから、業
務プログラムの品質を悪化させる要因を排除することが
できる。
【0136】また、業務プログラムの変更を必要とする
モードで作成されたものであれば、業務プログラムの変
更を必要としないモードでの更新を抑止することによ
り、業務プログラムの変更を実施することを促し、業務
プログラムの変更が実施されることを保証することがで
き、業務プログラムと画面データとの整合性が崩れるの
を防止することができる。
【0137】さらに、コンピュータの表示部の同一画面
上に、作成対象の操作案内画面と、該操作案内画面に追
加する表示部品を指定するための部品一覧ウインドウと
を表示し、部品一覧ウインドウ中の1つの部品の選択に
応答して、該部品の表示のための入力項目をさらに同一
画面上に表示し、表示された入力項目に従って設定入力
を受け、該設定入力に応じた部品を作成対象の操作案内
画面のエリアに表示し、作成された操作案内画面を画面
データとして格納するようにしたため、判り易い操作で
所望の画面データを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画面作成装置と、該画面作成
装置で作成した画面データを使用する現金取り扱い装置
および画面データを配付する上位処理装置とからなるシ
ステムの一実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】現金取り扱い装置で使用される画面制御ソフト
ウェアの構成図である。
【図3】現金取り扱い装置の顧客表示部に表示される画
面の例を示す図である。
【図4】現金取り扱い装置の顧客表示部に表示する画面
を生成するための画面データの構成図である。
【図5】各画面における画面データのフォーマット構成
図である。
【図6】画面データを作成する画面データ作成装置の機
能と、この画面データ作成装置で作成または変更された
画面データにより、業務プログラムを作成または変更す
る過程を示す図である。
【図7】基本モードと拡張モードの機能、モードフラグ
と画面データとの関係を示す図である。
【図8】画面作成装置の基本モードで表示される画面の
例を示す図である。
【図9】画面作成装置の拡張モードで表示される画面の
例を示す図である。
【図10】画面作成装置の基本モードにおける画面作成
途中の画面表示例を示す図である。
【図11】画面データ作成装置の立ち上げ時の処理を示
すフローチャートである。
【図12】部品一覧ウインドウを使用し、既に作成され
ている画面データを変更して新たな画面データを作成す
る場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】属性一覧ウインドウを使用し、既に作成され
ている画面データを変更して新たな画面データを作成す
る場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】画面作成装置の拡張モードで新規に画面を作
成する場合の説明画面を示す図である。
【図15】画面作成プログラムの立ち上げから画面編集
を開始するまでの処理の流れを示したフローチャートで
ある。
【図16】新規画面作成シーケンスと画面更新シーケン
スの詳細を示したフローチャートである。
【図17】図16の部品更新操作により起動されるシー
ケンスを示すフローチャートである。
【図18】図16の部品追加操作により起動されるシー
ケンスを示すフローチャートである。
【図19】図15のステップ1509で媒体出力ツール
を選択した場合の媒体出力シーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図20】図18における部品入力テルのフォーマット
構成図である。
【図21】モード選択ダイアログの例を示す図である。
【図22】作成済みの画面データを読み込んで新たな画
面データを作成する場合の表示例を示す図である。
【図23】作成済みの画面データを読み込んで表示した
例を示す図である。
【図24】画面データの新規作成用の初期画面を示す図
である。
【図25】イメージ部品の位置を変更する場合の画面例
を示す図である。
【図26】位置が変更されたイメージ部品の表示例を示
す図である。
【図27】ボタン部品の位置を変更する場合の画面例を
示す図である。
【図28】位置が変更されたボタン部品の表示例と表示
条件の属性を設定する画面の例を示す図である。
【図29】アニメ部品の位置を変更する場合の画面例を
示す図である。
【図30】位置が変更されたアニメ部品の表示例と属性
を設定する画面の例を示す図である。
【図31】ボタン部品を追加する場合の画面例を示す図
である。
【図32】ボタン部品を追加する場合の属性設定画面の
例を示す図である。
【図33】テロップ部品を追加する場合の画面例を示す
図である。
【図34】テロップ部品が追加された画面例を示す図で
ある。
【図35】基本モードと拡張モードにおけるボタン部品
の編集機能の他の例を示す図である。
【図36】作業内容を入力することにより動作モードを
自動設定する処理を示すフローチャートである。
【図37】動作モードを自動設定する時の利用者に対す
る確認画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1…現金取扱い装置、2…画面データ作成装置、3…上
位処理装置、102…処理部、103…顧客用表示部、
128…記憶部、104…顧客用操作部、121…処理
部、122…表示部、123…記憶部、125…操作
部、127…画面作成プログラム、201…業務プログ
ラム、203…画面表示プログラム、204…画面操作
プログラム、302…文字部品、303…イメージ部
品、305…ボタン部品、304…テロップ部品、40
1…画面データ、412…ボタンデータ部、506…表
示情報部分、507…業務プログラム変更要部分、70
2…モードフラグ、2100…モード選択ダイアログ、
8100…基本モード画面、9100…拡張モード画
面、8101…基本モードでの部品一覧ウインドウ、9
111…拡張モードでの部品一覧ウインドウ、1004
…属性一覧ウインドウ、1005…表示条件ウインド
ウ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作を指示する操作案内画面を表示し、
    この操作案内画面に対する操作に応じた他の操作案内画
    面に遷移する顧客操作型自動機の上記操作案内画面をコ
    ンピュータにより作成する方法であって、 第1および第2の作成モードを設定し、 上記第1のモードに応答して、上記顧客操作型自動機の
    画面遷移制御を行う業務プログラムの変更を必要とする
    上記操作案内画面の画面データの作成を可能とし、上記
    第2の作成モードに応答して、変更を必要としない画面
    データの作成を可能とし、かつ変更を必要とする上記操
    作案内画面の画面データの作成を抑止することを特徴と
    する顧客操作型自動機の画面作成方法。
  2. 【請求項2】 上記第2の作成モード時、作成された画
    面データを上記顧客操作型自動機へインストール可能に
    記録媒体に出力し、第1の作成モード時、作成された画
    面データを上記顧客操作型自動機へインストール可能に
    記録媒体への出力を抑止することを特徴とする請求項1
    記載の顧客操作型自動機の画面作成方法。
  3. 【請求項3】 操作を指示する操作案内画面を表示し、
    この操作案内画面に対する操作に応じた他の操作案内画
    面に遷移する顧客操作型自動機の上記操作案内画面をコ
    ンピュータにより作成する方法であって、 上記コンピュータの表示部の同一画面上に、作成対象の
    操作案内画面と、該操作案内画面に追加する表示部品を
    指定するための部品一覧とを表示し、 上記部品一覧中の1つの部品の選択に応答して、該部品
    の表示のための入力項目をさらに同一画面上に表示し、
    表示された入力項目に従って設定入力を受け、 該設定入力に応じた部品を上記作成対象の操作案内画面
    のエリアに表示し、 作成された操作案内画面を画面データとして格納するこ
    とを特徴とする顧客操作型自動機の画面作成方法。
  4. 【請求項4】 画面作成に先立って作成モードを設定
    し、上記部品一覧は、選択された上記作成モードに応じ
    て指定可能な部品が異なることを特徴とする請求項3記
    載の顧客操作型自動機の画面作成方法。
  5. 【請求項5】 操作を指示する操作案内画面を表示し、
    この操作案内画面に対する操作に応じた他の操作案内画
    面に遷移する顧客操作型自動機の上記操作案内画面をコ
    ンピュータにより作成するプログラムを格納した記録媒
    体であって、 上記コンピュータの表示部の同一画面上に、作成対象の
    操作案内画面と、該操作案内画面に追加する表示部品を
    指定するための部品一覧とを表示し、 上記部品一覧中の1つの部品の選択に応答して、該部品
    の表示のための入力項目をさらに同一画面上に表示し、
    表示された入力項目に従って設定入力を受け、 該設定入力に応じた部品を上記作成対象の操作案内画面
    のエリアに表示し、 作成された操作案内画面を画面データとして格納する、 プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが
    読み取り可能な記録媒体。
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