JP4372563B2 - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばゲームセンター等においてメダル等の遊技媒体を貸し出すための遊技媒体貸出装置に係り、特に遊技媒体を受けるためのカップ等の媒体容器を投出可能な遊技媒体貸出装置の改良に関する。
従来、上記のような遊技媒体貸出装置には、特許文献1に記載されたメダル貸出機がある。そのメダル貸出機は、利用者が大量のメダルを購入する際にはメダルの取出口へカップを投出してからメダルを放出し、少量のメダルを購入する際には取出口へカップを投出することなくメダルを放出するように構成されている。なお、媒体容器としてのカップの投出は、特許文献1または2に記載されているように、装置内に予め重積状態で装填されていたものを1つずつ繰出し式に落下させることで行われる。
特許第2860818号公報(第1図、第2図等) 実開平3−86473号公報(第2図、第3図等)
上述した従来の遊技媒体貸出装置では、大量のメダルを購入する際には必ずカップが投出され、そのカップ内にメダルが放出される。従って、一度カップと共にメダルを購入した利用者が、メダルを使い切った後、再度メダルを大量購入する際には、(手持ちのカップがあるにもかかわらず)改めて別のカップが投出されることになる。
これにより、必要以上に多くのカップが投出されることになるため、装置へのカップの補充作業が頻繁に必要となり、効率が悪い。一方、補充頻度を減らすためにカップの装填数を多くしようとすれば、装置内のスペースが取られてしまう。また、不要となった空のカップの処理も問題となり、それらが周囲に散乱されれば美観を損ね、また片付け作業の労力もかかってしまう。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、遊技媒体の放出に際して不要な媒体容器の投出を回避できるような遊技媒体貸出装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、遊技媒体を受けるための媒体容器を投出可能な遊技媒体貸出装置において、遊技媒体の取出口と、前記取出口へ所定数量の遊技媒体を放出するための媒体放出手段と、予め装填された媒体容器を前記取出口へ投出するための容器投出手段と、媒体容器の投出の要/不要を利用者が選択するための投出選択手段と、前記投出選択手段による選択に応じて、前記媒体放出手段および前記容器投出手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、(a)前記投出選択手段により媒体容器の投出要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、(b)前記投出選択手段により媒体容器の投出不要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、ような制御を行う、ことを特徴とする遊技媒体貸出装置である。
この第1の発明によれば、利用者が投出選択手段により媒体容器の投出不要を選択することで、遊技媒体の放出に際して不要な媒体容器の投出を回避することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記投出選択手段は、媒体容器の投出要のみを選択可能であり、前記制御手段は、(a)前記投出選択手段により媒体容器の投出要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、(b')前記投出選択手段により媒体容器の投出要が選択されなかった場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、ような制御を行うものである。
この第2の発明によれば、利用者は、媒体容器の投出が不要な場合、投出選択手段による選択の操作を省略することができる。これにより、装置の構成および操作を簡略化することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記投出選択手段は、媒体容器の投出不要のみを選択可能であり、前記制御手段は、(a')前記投出選択手段により媒体容器の投出不要が選択されなかった場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、(b)前記投出選択手段により媒体容器の投出不要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、ような制御を行うものである。
この第3の発明によれば、利用者は、媒体容器の投出が必要な場合、投出選択手段による選択の操作を省略することができる。これにより、装置の構成および操作を簡略化することができる。
第4の発明は、遊技媒体を受けるための媒体容器を投出可能な遊技媒体貸出装置において、遊技媒体の取出口と、前記取出口へ所定数量の遊技媒体を放出するための媒体放出手段と、予め装填された媒体容器を前記取出口へ投出するための容器投出手段と、前記取出口における媒体容器の有無を検知する容器検知手段と、遊技媒体放出前の所定の時点における、前記容器検知手段による容器の有無の検知に応じて、前記媒体放出手段および前記容器投出手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、(i)前記容器検知手段が媒体容器無しを検知している場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、(ii)前記容器検知手段が媒体容器有りを検知している場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、ような制御を行う、ことを特徴とする遊技媒体貸出装置である。
この第4の発明によれば、利用者が取出口へ手持ちの媒体容器を置いた場合、容器検知手段が媒体容器有りを検知することで、遊技媒体の放出に際して不要な媒体容器の投出を回避することができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、遊技媒体の放出数量を利用者が選択するための数量選択手段を更に備え、前記制御手段は、前記数量選択手段によって選択された遊技媒体の放出数量が所定の容器必要基準値を下回っている場合、その他の条件にかかわらず前記取出口へ媒体容器が投出されないようにするものである。
この第5の発明によれば、容器必要基準値を下回るような少量の遊技媒体を放出する際には無条件で媒体容器が放出されないようにして、不要な媒体容器の投出をより確実に回避することができる。
請求項1記載の発明によれば、利用者が投出選択手段により媒体容器の投出不要を選択し、請求項4記載の発明によれば、利用者が取出口へ媒体容器を置いた場合、容器検知手段が媒体容器有りを検知することで、それぞれ遊技媒体の放出に際して不要な媒体容器の投出を回避することができる。これにより、必要以上に多くのカップが投出されることがなくなるので、装置への媒体容器の補充作業の頻度を減らすことができ、或いは装置への媒体容器の装填数を少なくしてスペースを取らないようにすることができる。また、不要となった空のカップの数を減らすことで、美感の悪化や片付け作業の問題を軽減することができる。
次に、図面を参照して本発明による遊技媒体貸出装置の実施形態について説明する。図1〜図6は本発明による遊技媒体貸出装置をメダル貸出機として構成した場合の実施の形態を示す図である。
《第1の実施形態》
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施形態としてのメダル貸出機について説明する。
[構 成]
本実施形態のメダル貸出機は、利用者による貨幣の投入に基づいてメダル(遊技媒体)Mを所定数量だけ放出(払出し)すると共に、放出されるメダルMを受けるための(一般にプラスチック製の)カップ(媒体容器)Cを投出可能に構成されている(図4参照)。
図1および図2に示すように、このメダル貸出機の機体1は、本体側1Bと、この本体側1Bに対して開閉自在に取り付けられた扉側1Aとを備えている。図1に示すように、機体扉側1Aの表側には、数量選択ボタン11、情報表示部12、硬貨投入口13、紙幣入出口14、メダルの取出口15およびカップ投出ボタン16が設けられている。
図2に示すように、機体扉側1Aの裏側には、取出口15へカップを投出するためのカップ投出部17と、取出口15へ所定数量のメダルを放出するためのメダル放出部(媒体放出手段)19とが設けられている。また、機体本体側1Bには、硬貨処理部20、紙幣処理部21および制御部22が設けられている。
図3に示すように、制御部22には、上記の数量選択ボタン11、情報表示部12、カップ投出ボタン16a、カップ投出部17、メダル放出部19、硬貨処理部20および紙幣処理部21の他、電源部24が接続されている。なお、カップ投出部17は、予め装填されたカップを重積状態で収納しておくカップ収納部や、この収納部からカップを1つずつ下方へ繰り出して取出口15へ投出するためのカップ投出機構などを含む。また、メダル放出部19は、予め装填されたメダルを収納しておくメダル収納部や、このメダル収納部からメダルを所定数量だけ放出するためのメダル放出機構などを含む。
なお、メダル放出部19から放出されたメダルMは、図4に示すように、メダル放出通路23を通じて取出口15へ(取出口15にカップCがある場合は、その中に)放出されるようになっている。
上記カップ投出ボタン16aは、カップの投出の要/不要のうち「投出要」を利用者が選択するための(投出要のみを選択可能な)投出選択手段としての機能を有している。また、上記数量選択ボタン11は、取出口15へのメダルの放出数量(金額)を利用者が選択するための数量選択手段としての機能を有している。図1に示す数量選択ボタン11は、No.1〜5の5つのボタンに分かれており、各ボタンNo.1〜5が、例えば50枚(500円)、105枚(1000円)、220枚(2000円)、350枚(3000円)、600枚(5000円)に、それぞれ割り当てられている。
そして、上記制御部22は、数量選択ボタン11およびカップ投出ボタン16aによる選択に応じて、上記メダル放出部19およびカップ投出部17を制御するように構成されている。
具体的には、制御部22により図5のフローチャートに示すような制御が行われる。図5において、まずステップS1で貨幣が投入され、ステップS2でカップ投出ボタン16aの押下によりカップの投出要が選択された場合、ステップS3でカップ投出部17により取出口15へカップが投出される。ステップS2でカップ投出ボタン16aの押下がなく、カップの投出要が選択されなかった場合は、ステップS3のカップの投出は行われない。
次に、ステップS4で数量選択ボタン11(No.1〜5のいずれか)の押下によりメダルの放出数量が選択されると、ステップS5で、選択された数量(枚数)のメダルが取出口15へ放出される。なお、ステップS3のカップ投出が行われている場合は、投出されたカップ内にメダルが放出される。また、ステップS3のカップ投出が行われてない場合でも、事前に利用者が手持ちのカップを取出口15へ置いている場合には、そのカップ内にメダルが放出される。それ以外の場合は、メダルが取出口15へ直接放出されることになる。
すなわち、制御部22は、
(a)カップ投出ボタン16aによりカップの投出要が選択された場合、取出口15へカップが投出された後、メダルが放出され、
(b')カップ投出ボタン16aによりカップの投出要が選択されなかった場合、取出口15へカップが投出されることなく、メダルが放出される、
ような制御を行うように構成されている。
[作用効果]
次に、以上のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、利用者が(カップ投出ボタン16aを押下しないことにより)カップの投出要を選択しないことで、メダルの放出に際して不要なカップの投出を回避することができる。これにより、必要以上に多くのカップが投出されることがなくなるので、装置へのカップの補充作業の頻度を減らすことができ、或いは装置へのカップの装填数を少なくしてスペースを取らないようにすることができる。また、不要となった空のカップの数を減らすことで、美観の悪化や片付け作業の問題を軽減することができる。
また上記のように、利用者は、カップの投出が不要な場合、投出選択手段としてのカップ投出ボタン16aによる選択の操作を省略することができる。これにより、装置の構成および操作を簡略化することができる。
[変形例1]
次に、本実施形態の変形例について説明する。
この変形例は、カップの投出の要/不要のうち「投出要」を利用者が選択するための(投出要のみを選択可能な)カップ投出ボタン16aに代えて、「投出不要」を利用者が選択するための(投出不要のみを選択可能な)投出選択手段としてのカップ不要ボタン16b(図1および図3)を備えるものである。
この場合、上記制御部22は、
(a')カップ不要ボタン16bによりカップの投出不要が選択されなかった場合、取出口15へカップが投出された後、メダルが放出され、
(b)カップ不要ボタン16bによりカップの投出不要が選択された場合、取出口15へカップが投出されることなく、メダルが放出される、
ような制御を行う。
この変形例においては、利用者がカップ不要ボタン16bによりカップの投出不要を選択することで、メダルの放出に際して不要なカップの投出を回避することができる。一方、利用者は、カップの投出が必要な場合、投出選択手段による選択の操作を省略することができる。これによっても、装置の構成および操作を簡略化することができる。
[変形例2]
次に、本実施形態のもう1つの変形例について説明する。
この変形例は、カップの投出の要/不要のうち「投出要」を利用者が選択するための(投出要のみを選択可能な)カップ投出ボタン16a(のみ)に代えて、カップの投出の要/不要を利用者が選択するための投出選択手段(例えばカップ投出ボタン16aとカップ不要ボタン16bとの組合せ)を備えるものである。
この場合、上記制御部22は、
(a)投出選択手段(例えばカップ投出ボタン16a)によりカップの投出要が選択された場合、取出口へカップが投出された後、メダルが放出され、
(b)投出選択手段(例えばカップ不要ボタン16b)によりカップの投出不要が選択された場合、取出口へカップが投出されることなく、メダルが放出される、
ような制御を行う。
この変形例においても、利用者が投出選択手段(カップ不要ボタン16b)によりカップの投出不要を選択することで、メダルの放出に際して不要なカップの投出を回避することができる。なお、この変形例では装置の構成および操作がやや複雑にはなる嫌いはあるが、操作が分かりやすく、カップの投出の要/不要の選択が確実に行えるという利点がある。
[変形例3]
次に、本実施形態(上記変形例1および2を含む)の更にもう1つの変形例について説明する。
この変形例は、図5のフローチャートにおいて、ステップS4をステップS1とステップS2との間に移動させるような形で、カップの投出選択の前にメダルの数量選択を行うようにしたものである。
例えば、上記変形例1を除いて、数量選択ボタン11(図1)の押下後、ステップS2でカップ投出ボタン16aが押下されたら、ステップS3でカップを投出した後、直ちにステップS5で、選択された数量のメダルを放出すればよい。一方、上記変形例1および2において、ステップS2でカップ不要ボタン16bが押下される場合は、利用者が手持ちのカップを取出口15へ置く可能性がある。そこで、カップ不要ボタン16bの押下後、直ちに(或いは所定時間後に)メダルを放出する場合、表示部12(図1)等で予め「手持ちのカップを使用する場合は、カップ不要ボタンの押下前(或いは押下後、所定時間内)に取出口へ置いて下さい。」といった告知を行うなどの対策が必要となる。
また、上記実施形態(上記変形例1および2を除く)のようにカップ投出ボタン16aしかない場合は、「利用者がカップの投出不要としてカップ投出ボタン16aを押下しなかった」と判断するタイミングが問題となる。一方、上記変形例1のようにカップ不要ボタン16bしかない場合は、「利用者がカップの投出要としてカップ不要ボタン16bを押下しなかった」と判断するタイミングが問題となる。そこで、これらの判断のタイミングを数量選択ボタン11を押下してから所定時間経過後に設定すると共に、表示部12等で予め「カップ投出ボタン/カップ不要ボタンの操作は、数量選択ボタンを押下してから所定時間内に行って下さい。」といった告知を行うなどの対策が必要となる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態であるメダル貸出機について説明する。
[構 成]
本実施形態の構成は、以下の点で上記第1の実施形態と異なり、その他の構成は図1〜図5に示す上記第1の実施形態と同様である。
まず、本実施形態のメダル貸出機は、図2および図3に鎖線で示すような、メダル取出口15におけるカップの有無を検知するカップ検知手段(例えばフォトセンサ)18を備えている。また、本実施形態においては、制御部22が、メダル放出前の所定の時点における、カップ検知手段18によるカップの有無の検知等に応じて、メダル放出部19およびカップ投出部17を制御するように構成されている。
具体的には、制御部22により図6のフローチャートに示すような制御が行われる。図6において、まずステップS11で貨幣が投入され、ステップS12で数量選択ボタン11(No.1〜5のいずれか)の押下によりメダルの放出数量が選択される。そして、ステップS13で、選択された数量(枚数)が所定の容器必要基準値(例えば100枚)を下回る場合(例えば、ボタンNo.1の50枚の場合)は、カップが放出されることなく、ステップS16で選択された数量(枚数)のメダルが取出口15へ放出される。
これに対して、ステップS13で、選択された数量(枚数)が容器必要基準値以上の場合(例えば、ボタンNo.2〜5の105〜600枚の場合)は、ステップS14へ進む。そして、ステップS14でカップ検知手段18がカップ無しを検知している場合、ステップS15でカップ投出部17により取出口15へカップが投出された後、ステップS16で、選択された数量のメダルが取出口15へ放出される。一方、ステップS14でカップ検知手段18がカップ有りを検知している場合は、カップが放出されることなく、ステップS16で選択された数量のメダルが取出口15へ放出される。
なお、ステップS15のカップ投出が行われている場合は、投出されたカップ内にメダルが放出される。また、ステップS15のカップ投出が行われてない場合でも、取出口15にカップが置かれている場合には、そのカップ内にメダルが放出される。それ以外の場合は、メダルが取出口15へ直接放出されることになる。
すなわち、制御部22は、
数量選択ボタン11により選択されたメダルの数量が容器必要基準値以上の場合においては、
(i)カップ検知手段18がカップ無しを検知している場合、取出口15へカップが投出された後、メダルが放出され、
(ii)カップ検知手段18がカップ有りを検知している場合、取出口15へカップが投出されることなく、メダルが放出され、
数量選択ボタン11により選択されたメダルの数量が容器必要基準値を下回る場合においては、カップ検知手段18によるカップの有無の検知にかかわらず、取出口15へカップが投出されることなく、メダルが放出される、
ような制御を行うように構成されている。
[作用効果]
本実施形態によれば、カップ必要基準値以上の比較的大量のメダルを放出する際、利用者が取出口15へ手持ちのカップを置いた場合は、カップ検知手段18がカップ有りを検知することで、メダルの放出に際して不要なカップの投出を回避することができる。これにより、上記第1の実施形態の場合と同様、必要以上に多くのカップが投出されることがなくなるので、装置へのカップの補充作業の頻度を減らすことができ、或いは装置へのカップの装填数を少なくしてスペースを取らないようにすることができる。また、不要となった空のカップの数を減らすことで、美観の悪化や片付け作業の問題を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、カップ必要基準値を下回るような少量のメダルを放出する際には無条件でカップが放出されないようにして、不要なカップの投出をより確実に回避することができる。
《その他の実施形態》
上記第1の実施形態においても、上記第2の実施形態のように、数量選択ボタン11によって選択されたメダルの放出数量が所定の容器必要基準値を下回っている場合、その他の条件にかかわらず取出口15へカップが投出されないようにしてもよい。但し、その場合は、上記変形例3のようにカップの投出選択の前にメダルの数量選択を行うようにすることが好ましい。
《その他の変形例》
本発明は、以上の実施形態および変形例に限定されるものではなく、更に以下に列記するような変形も可能である。
(1)遊技媒体は、メダルに限らずパチンコ玉等の他の媒体であってもよい。
(2)媒体容器は、図3に示すような円形断面のカップに限らず、矩形状断面等の他の形状の容器であってもよく、比較的大量の遊技媒体を受けられるものであれば形状や材質を問わない。
(3)数量選択手段や投出選択手段は、図1に示すようなボタン11,16a,16bに限らず、タッチパネル式ディスプレイ等の他の形態をとるものであってもよい。
(4)遊技媒体貸出装置は、貨幣に代えて、或いは貨幣と共に、プリペイドカード等の有価価値媒体を使用できるように構成してもよい。
(5)遊技媒体貸出装置は、貨幣等によって遊技媒体を購入するものに限らず、利用者が貯めておいた遊技媒体を引き出すような、いわゆる貯メダルや貯玉の払出し機として構成されていてもよい。
(6)遊技媒体貸出装置は、予め機内に装填された遊技媒体を放出するものに限らず、機外から供給される遊技媒体を放出するものであってもよい。
(7)遊技媒体貸出装置は、店舗側(管理者)の設定等により、数量選択手段によって選択された遊技媒体の放出数量が容器必要基準値以上の場合は無条件で媒体容器が投出され、それ以外の場合は媒体容器が投出されないような制御に切り換えられるように構成してもよい。
本発明による遊技媒体貸出装置の第1の実施形態としてのメダル貸出機を示す正面図。 図1に示したメダル貸出機の扉側を開いた状態を示す図。 図1に示したメダル貸出機の制御系を示すブロック図。 図1に示したメダル貸出機の取出口付近を模式的に示す斜視図。 図1に示したメダル貸出機の動作を示すフローチャート。 本発明によるメダル貸出機の第2の実施形態としてのメダル貸出機の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 機体
1A 機体扉側
1B 機体本体側
11 数量選択ボタン(数量選択手段)
12 情報表示部
13 硬貨投入口
14 紙幣入出口
15 メダル取出口(遊技媒体の取出口)
16a カップ投出ボタン(投出選択手段)
16b カップ不要ボタン(投出選択手段)
17 カップ投出部
18 カップ検知手段(媒体容器検知手段)
19 メダル放出部
20 硬貨処理部
21 紙幣処理部
22 制御部
23 メダル放出通路
M メダル(遊技媒体)
C カップ(媒体容器)

Claims (5)

  1. 遊技媒体を受けるための媒体容器を投出可能な遊技媒体貸出装置において、
    遊技媒体の取出口と、
    前記取出口へ所定数量の遊技媒体を放出するための媒体放出手段と、
    予め装填された媒体容器を前記取出口へ投出するための容器投出手段と、
    媒体容器の投出の要/不要を利用者が選択するための投出選択手段と、
    前記投出選択手段による選択に応じて、前記媒体放出手段および前記容器投出手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    (a)前記投出選択手段により媒体容器の投出要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、
    (b)前記投出選択手段により媒体容器の投出不要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、
    ような制御を行う、ことを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 前記投出選択手段は、媒体容器の投出要のみを選択可能であり、
    前記制御手段は、
    (a)前記投出選択手段により媒体容器の投出要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、
    (b')前記投出選択手段により媒体容器の投出要が選択されなかった場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、
    ような制御を行う、ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 前記投出選択手段は、媒体容器の投出不要のみを選択可能であり、
    前記制御手段は、
    (a')前記投出選択手段により媒体容器の投出不要が選択されなかった場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、
    (b)前記投出選択手段により媒体容器の投出不要が選択された場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、
    ような制御を行う、ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出装置。
  4. 遊技媒体を受けるための媒体容器を投出可能な遊技媒体貸出装置において、
    遊技媒体の取出口と、
    前記取出口へ所定数量の遊技媒体を放出するための媒体放出手段と、
    予め装填された媒体容器を前記取出口へ投出するための容器投出手段と、
    前記取出口における媒体容器の有無を検知する容器検知手段と、
    遊技媒体放出前の所定の時点における、前記容器検知手段による容器の有無の検知に応じて、前記媒体放出手段および前記容器投出手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    (i)前記容器検知手段が媒体容器無しを検知している場合、前記取出口へ媒体容器が投出された後、遊技媒体が放出され、
    (ii)前記容器検知手段が媒体容器有りを検知している場合、前記取出口へ媒体容器が投出されることなく、遊技媒体が放出される、
    ような制御を行う、ことを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  5. 遊技媒体の放出数量を利用者が選択するための数量選択手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記数量選択手段によって選択された遊技媒体の放出数量が所定の容器必要基準値を下回っている場合、その他の条件にかかわらず前記取出口へ媒体容器が投出されないようにする、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技媒体貸出装置。
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