JP2676187B2 - 遊技媒体貸出用記録媒体管理装置 - Google Patents

遊技媒体貸出用記録媒体管理装置

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JP2676187B2
JP2676187B2 JP6207553A JP20755394A JP2676187B2 JP 2676187 B2 JP2676187 B2 JP 2676187B2 JP 6207553 A JP6207553 A JP 6207553A JP 20755394 A JP20755394 A JP 20755394A JP 2676187 B2 JP2676187 B2 JP 2676187B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、遊技媒体貸出用記録媒
体管理装置に関し、たとえばパチンコ遊技機やコイン遊
技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機で遊
技を行なう遊技者の購入代金の対価としての有価価値で
ある購入代金相当有価価値が特定可能な情報が記録さ
れ、該記録情報により特定される購入代金相当有価価値
が遊技に用いられる遊技媒体の貸出に使用される遊技媒
体貸出用記録媒体の管理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の遊技機の一例の弾球遊技機で遊
技を行うためには、まず、玉貸機に硬貨や紙幣を投入し
て遊技媒体の一例のパチンコ玉を借りてくる必要があ
る。そして、借りてきたパチンコ玉を弾球遊技機の供給
皿に投入することで、遊技者は遊技を行なえる。遊技者
が遊技を行なった場合、パチンコ玉は入賞領域が形成さ
れた遊技領域に打込まれる。打込まれた玉が入賞領域に
入賞すれば、パチンコ玉が遊技者に払出されていた。 【0003】一方、遊技機の一例のスロットマシンにお
いても、そこで遊技を行うためには硬貨や紙幣をコイン
貸機に投入して遊技媒体の一例のコインを借りてくる必
要があり、そのコインを投入してリール等からなる可変
表示装置を可変開始させた後可変停止させ、その可変表
示装置の図柄が払出条件を満たせば、遊技媒体の一例の
コインが払出されていた。 【0004】すなわち、遊技機で遊技を行う遊技者は硬
貨や紙幣の有価価値に相当する遊技媒体を借り、その遊
技媒体を用いて遊技機により遊技を行ない、その遊技機
の遊技結果に応じて遊技媒体が遊技者に払出され、遊技
者は遊技を楽しんでいた。 【0005】そして、遊技場は、弾球遊技機やスロット
マシンで遊技を行うために遊技者が玉貸機やコイン貸機
等の遊技媒体貸出機に投入した硬貨および紙幣を回収し
ていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに遊技機で遊技を行うためには遊技者は硬貨や紙幣を
持ち歩く必要があり、手持ちがない場合には遊技が行え
ないという問題が生じていた。さらに、たとえ硬貨を持
ち合わせていても、遊技者は必要に応じて多数の硬貨を
遊技媒体貸出機に投入しなければならず、その投入に手
間取るという問題や、紙幣を投入する場合に払出される
釣銭の回収に手間取るという問題があった。さらに遊技
媒体を借りてきた遊技者は、それを遊技機へ投入する作
業が必要となり、このように遊技機で遊技を楽しむため
の準備段階が多くて、遊技者にとって不便であった。ま
た、遊技場側にも硬貨や紙幣が使用されることで、遊技
媒体貸出機または遊技機そのものに溜まった貨幣を回収
する必要があり、その回収のために機械を見回ったり、
回収作業員が必要であったり、遊技場側にとって不利益
が生じていた。 【0007】そこで、上記のような問題を解決する手法
として、たとえばテレホンカードのような所定の情報が
記録されたプリペイドカードとしてのパチンコカードが
使用されることが考えられる。このパチンコカードに
は、遊技者の購入代金の対価としての有価価値である購
入代金相当有価価値が特定可能な情報が記録される。そ
して、その記録情報により特定される購入代金相当有価
価値が遊技に用いられる遊技媒体の貸出に使用されて遊
技媒体が遊技者に貸出されれば、上記のような問題は解
決すると予想される。 【0008】ところで、硬貨には1円、10円、100
円、500円のように種々の種類があり、紙幣にも千
円、五千円、一万円のように種々の種類がある。そのた
め、カードに対しても、種々の種類がある硬貨や紙幣に
よって購入された購入代金の対価としての購入代金相当
有価価値の大きさがそれぞれ異なった複数種類で販売さ
れれば、遊技者にとっては便利であると予想される。 【0009】しかしながら、購入代金相当有価価値の大
きさがそれぞれ異なった複数種類の貸出用記録媒体が販
売された場合には、その販売状況が複雑化してしまうと
いう新たな問題が生じると予想される。 【0010】ゆえに、本発明の目的は、遊技者が遊技機
で遊技を行なうための利便性を向上させるために用いら
れた遊技媒体貸出用記録媒体の販売状況を極力把握する
ことができるような遊技媒体貸出用記録媒体管理装置を
提供することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、遊技者の購入
代金の対価としての有価価値である購入代金相当有価価
値が特定可能な情報が記録され、該記録情報により特定
される前記購入代金相当有価価値が遊技に用いられる遊
技媒体の貸出に使用される遊技媒体貸出用記録媒体の管
理装置であって、前記遊技媒体貸出用記録媒体は、前記
購入代金相当有価価値の大きさがそれぞれ異なった複数
種類で販売され、前記管理装置は、遊技場に設置された
所定の記録媒体販売装置で販売された前記遊技媒体貸出
用記録媒体の販売枚数情報と販売額情報とを集計するデ
ータ集計手段と、該データ集計手段により集計された販
売枚数情報と販売額情報とを販売された前記遊技媒体貸
出用記録媒体の前記購入代金相当有価価値の大きさの種
類別に出力するデータ手段とを含むことを特徴とする。 【0012】 【作用】この発明に係る遊技媒体貸出用記録媒体管理装
置は、遊技媒体貸出用記録媒体が購入代金相当有価価値
の大きさがそれぞれ異なった複数種類で販売されてお
り、遊技場に設置された所定の記録媒体販売装置から販
売された遊技媒体貸出用記録媒体の販売枚数情報と販売
額情報とをデータ集計手段によって集計し、集計された
販売枚数情報と販売額情報とを販売された前記遊技媒体
貸出用記録媒体の前記購入代金相当有価価値の大きさの
種類別にデータ出力手段によって出力する。 【0013】 【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。 【0014】図1は、遊技機の一例である弾球遊技機
(パチンコ遊技機、以下具体的にするためにパチンコ遊
技機とする)300を用いた遊技場管理システムの一例
を示す概略構成ブロック図である。図1のブロック図
は、パチンコホールを管理するためのカードを用いた管
理システムを示しており、図示のように、このシステム
は、少なくとも、パチンコカード22を販売する後述す
る記録媒体販売装置の一例のカード販売機10と、カー
ド精算機12と、それらからのデータに基づいて管理を
行う後述する遊技媒体貸出用記録媒体管理装置の一例の
カードシステム管理装置14とを含む。さらに、カード
挿入口340を有する複数個のパチンコ遊技機300お
よび景品玉計数器20における各処理データなどのカー
ドシステム管理装置14へ与えられ、当該カードシステ
ム管理装置14はこれらデータに基づいてもデータ管理
を行う。 【0015】記録媒体販売装置の一例のカード販売機1
0は、購入代金相当有価価値が特定可能な情報が記録さ
れた遊技媒体貸出用記録媒体の一例であって、たとえば
テレフォンカードのような、所定の情報が記録されたプ
リペイドカードとしてのパチンコカード22を、販売す
るためのものである。パチンコカード22には、たとえ
ば貸出し可能な玉数データが記憶されており、当該パチ
ンコカード22をカード挿入口340から挿入すること
によって、パチンコ遊技機300からパチンコ玉が貸出
させるように構成されている。 【0016】カード販売機10で生じた販売データ、す
なわちカード販売機10に挿入された現金額、販売され
たパチンコカードの種類(額面がいくらのパチンコカー
ドが販売されたか)、販売されたパチンコカードの枚
数、返却された釣銭の額などの販売データは、カードシ
ステム管理装置14へ送られる。 【0017】カード精算機12は、未使用のパチンコカ
ードの払戻しや使用途中のパチンコカードの未使用分料
金を精算するためのものである。カード精算機12で精
算された金額やカード種類などのデータは、カードシス
テム管理装置14へ与えられる。 【0018】さらに、パチンコ遊技機300から貸出し
た貸玉数、パチンコ遊技機300における打込玉数、補
給玉数、その他の玉数データ、および景品玉計数器20
で景品交換された玉数などもカードシステム管理装置1
4へ与えらる。 【0019】カードシステム管理装置14は、上述の各
装置から送られてくるデータに基づいて、遊技場の売上
データ、営業の指針または参考になるデータなどの各種
データの収集および分析を行うとともに、在庫データの
管理などに供するためのものである。すなわち、カード
システム管理装置14は、遊技媒体貸出用記録媒体管理
装置の一例であって、遊技者の購入代金の対価としての
有価価値である購入代金相当有価価値が特定可能な情報
が記録され、該記録情報により特定される購入代金相当
有価価値が遊技に用いられる遊技媒体の貸出に使用され
る遊技媒体貸出用記録媒体を管理するものである。 【0020】以上がこのシステムを構成する主たる装置
群である。なお、このブロック図には図示されていない
が、遊技場にはパチンコ遊技機だけが設けられている場
合のみならず、他の遊技機、たとえばスロットマシン
(いわゆるパチスロ)、アレンジ式コインゲーム機など
が設けられている場合もあり、そのような場合は、後述
するように、カード販売機10で販売されたパチンコカ
ードによってコインを遊技機から貸出す。なお、カード
はパチンコ遊技機にあるいはスロットマシン等に共通に
使用できるものでもよいし、またパチンコ遊技機専用の
もの、スロットマシン専用のものでもよい。 【0021】また、カード精算機12に代えて、景品玉
交換所等にカードデータを読取るカードリーダを設け、
該読取られたデータを係員が確認し、精算金額を手動で
入力して管理装置へ送るようにしてもよい。 【0022】遊技場の管理にこのようなパチンコカード
を用いた管理システムを導入した場合のメリットとして
は、 遊技玉、遊技コインの貸出しに使用するパチンコカ
ード(たとえば1000円などの比較的高額のカード)
を予め販売できる(前売りできる)ので、遊技場にとっ
ては売上が増大する。 【0023】 パチンコ遊技機はパチンコカードの投
入に基づいて玉貸処理をすればよく、紙幣や硬貨の投入
に基づいて玉貸処理をする場合に比べて、パチンコカー
ドの正否判断が容易である。つまり、紙幣や硬貨等の貨
幣の正否判断は比較的複雑でかつ精密な装置が要求され
るが、パチンコカードの正否判断の場合は、磁気信号を
読取るヘッドなどのカードリーダなどを用いるだけでよ
く、多数台必要なパチンコ遊技機の製造コストを抑える
ことができる。また、パチンコカードの識別のための装
置が簡単になればその分パチンコ遊技機を小型にするこ
ともでき、パチンコ遊技場における遊技機の配置スペー
スを節約することができる。 【0024】 パチンコカードに記憶された金額のう
ちの必要な金額分ずつ玉を貸出せばよく、紙幣の場合に
比べて釣銭の払出しなどをする必要がなくなる。 【0025】 遊技者にとっては、紙幣や硬貨を投入
するよりもパチンコカードを投入する方がやりやすく、
操作が容易である。また、紙幣や硬貨をパチンコ玉貸出
しのために多数準備する必要がなくなり、1枚のパチン
コカードを所持しておけばよいので便利である。 【0026】以上のような多数のメリットがある。以下
には、このシステムを構築する個々の装置、すなわち、
カード販売機、パチンコカード、玉貸機能付パチンコ遊
技機、カード精算機、カードシステム管理装置につき、
その構成および動作などについて詳細に説明する。 【0027】カード販売機の説明 図2は、このカードシステムの一実施例に係るカード販
売機10の外観斜視図であり、図3は、カード販売機1
0の正面図である。また、図4は、カード販売機10の
構成を説明するために描いたブロック図である。図2な
いし図4を参照して、特に、図3および図4を参照して
カード販売機10の構成と動作について説明をする。 【0028】カード販売機10は、電源回路24から各
機構部へ電源が供給されている状態において、カード販
売中か否かが販売中表示器26または中止表示器28で
表示される。カード販売機において、硬貨投入口30ま
たは紙幣投入口32から硬貨または紙幣が投入される
と、それぞれ、硬貨選別器34または紙幣選別器36に
よって、投入硬貨または投入紙幣が正規の硬貨または紙
幣か否かその真偽が判別され、正規の硬貨または紙幣で
あれば、それらは紙幣計数器38へ与えられる。紙幣計
数器38は投入貨幣(硬貨および紙幣)の金額を検出し
て積算計算するものである。貨幣計数器38の検出計数
データ(投入金額データ)は制御部40へ与えられ、投
入金額記憶部42へ記憶されるとともに、表示器用ドラ
イバ44を介して投入額表示器46で表示される。 【0029】貨幣計数器38で計数された後の投入貨幣
は、一部釣銭保持,返却機構48へ補充貨幣として与え
られるとともに、その他のものは金庫52へ収納され保
管される。 【0030】貨幣選別器34で選別された投入貨幣また
は紙幣選別器36で選別された投入紙幣が不良貨幣また
は不良紙幣の場合は、金銭保持,返却機構48を介して
釣銭返却口50から返却される。 【0031】貨幣投入後、利用者によって選択指示機構
が操作される。すなわち、通常の操作では、販売カード
額選択ボタン54a,54b,54c,54d,54e
のいずれかが押され、販売カード枚数選択ボタン56
a,56bのいずれかが押される。これらボタン操作に
より生じた信号は信号読取回路58で検出され、制御部
40へ与えられる。制御部40ではこれら信号を表示器
用ドライバ44へ与え、販売カード額表示器60および
販売カード枚数表示器62に選択された販売カードの金
額および枚数をそれぞれ表示させる。 【0032】利用者は、各表示器60および62の表示
を確認し、該表示内容を訂正したいときはキャンセルボ
タン64を押し、表示額のカードを購入したい場合は販
売ボタン66を押す。なお、販売カード枚数表示器62
は、販売カード額選択ボタン54のいずれかが押された
時点で枚数「1」を表示し、その後販売カード枚数選択
ボタン56a,56bのいずれかが押されたときに、そ
の枚数表示を変更するものである。 【0033】なお、販売カード枚数選択ボタン56を設
ける変わりに、販売カード選択ボタン54の押された回
数に応答して、販売カード枚数を検出し、それを表示す
るようにしてもよい。 【0034】販売ボタン66の信号は信号読取回路58
を介して制御部40へ与えられる。制御部40ではこの
信号に基づいてカード販売機構を制御し、カード用紙ス
トック部68からカードを取出し、データ書込部70で
必要なデータをカードの磁気ストライプ部に書込み、デ
ータ印字部72でカード表面に必要なデータを印字し、
発券処理部74を介してカード払出口76からカードを
発行する。 【0035】また、制御部40は、釣銭保持、返却機構
48を制御し、カード購入後の釣銭を釣銭返却口50か
ら返却するとともに、釣銭金額記憶部42に返却した釣
銭額などを記憶する。 【0036】上記説明では、カード発行機構において
は、カード用紙ストック部68に無データのカードがス
トックされており、販売制御信号に基づいてストック部
のカードが取出され、必要なデータが書込まれ(磁気的
にデータがエンコードされ)かつ印字されて発券処理さ
れる構成である旨説明したが、これに代えて、予めデー
タが記憶されたカードが種類別にストックされており、
それらのいずれかが選択的に払出されるものであっても
よい。また必要に応じて同じ種類のカードを複数箇所に
ストックするようにしてもよい。このようなカードが種
類別にストックされている場合には、カード発行機構は
カードの種類別に設けられていると捉えることもでき
る。 【0037】カード販売機10により販売されるパチン
コカードの金額は、図示のように、たとえば1,000
円カード、2,000円カード、3,000円カード、
5,000円カードおよび10,000円カードと、通
常遊技者が貨幣によって玉を借りる場合の金額に比べて
高額になっている。すなわち、遊技媒体貸出用記録媒体
の一例のパチンコカードは、遊技者の購入代金の対価と
しての購入代金相当有価価値の大きさがそれぞれ異なっ
た複数種類のものである。これは、パチンコカードによ
ってパチンコ玉を借りる場合は、カードの額面すべてを
借りるのではなく、そのうちの必要な金額分だけパチン
コ玉を借りることができるので、遊技者が何度もカード
を購入したりする手間を省けるように考慮したものであ
る。 【0038】カード販売機は、以上説明したものに限ら
ず、次の図5に示すような、貸玉機構を含んだものであ
ってもよい。すなわち、カード販売のための操作部に加
えて、貸玉処理のための貸玉中表示器78、貸玉金額選
択ボタン80および玉放出口82が設けられて、硬貨投
入口30または紙幣投入口32へ硬貨または紙幣を投入
後、貸玉金額選択ボタン80の操作により所定個数の貸
玉が玉放出口82から払出される機構を含むものでもよ
い。 【0039】このようなカード販売兼玉貸機とすれば、
利用者は遊技開始時等において、所定個数のパチンコ玉
を借りるとともに、遊技の進み具合に応じさらにパチン
コ玉を借りる必要などを考えカードを合わせて購入でき
る便利な装置とできる。 【0040】また、パチンコホールにおいては、カード
販売機と玉貸機とを並設する必要がなく、ホールの設置
スペースを有利に利用できる。 【0041】さらにまた、カード販売機は、次のような
簡易な構成のものにしてもよい。すなわち、貨幣投入口
として所定の紙幣、たとえば1,000円紙幣だけを投
入できる紙幣投入口が設けられ、かつ、カード払出口が
設けられただけのものでもよい。そして、紙幣投入口か
ら1,000円紙幣が投入され、投入された紙幣が正規
の1,000円紙幣であることが判別装置によって判別
されることに応答して、1,000円のパチンコカード
がカード払出口から払出されるものでもよい。つまり、
図3で説明したカード販売機10のように、多種類の紙
幣を投入でき、かつ、購入したパチンコカードの金額を
選択できるような販売機ではなく、1,000円札の投
入に応じて1,000円のパチンコカードを発行するよ
うな簡易な構成のものであってもよい。この場合、複数
のカード販売機が設けられて、それぞれのカード販売機
が1,000円、2,000円のように異なる種類のパ
チンカードを発行するようにしてもよい。 【0042】パチンコカードの説明 図6は、このシステムの一実施例に用いられるパチンコ
カードの一例を示す図解図である。パチンコカード22
は、たとえば紙券またはポリエステルベースの薄い券で
できており、その正面または裏面の一部または全部に磁
気コーティング部を有している。図示の実施例では、そ
の表面の一部に磁気ストライプ84を有する。パチンコ
カード22の表面には、販売店名(たとえば「フィーバ
ーI店」),使用期限(たとえば「61.8.3
1」)、販売日(たとえば「61.7.01」)および
カードの金額(たとえば「金額:3,000」)が印字
されている。 【0043】磁気ストライプ84は、磁気的にデータの
書込みが可能な領域で、書込まれたデータは機械的に読
出し可能である。磁気ストライプ84には、たとえば図
7に図解的に示すようなデータ、すなわち、販売店名、
販売日、使用期限、使用可能店コード(パチンコカード
22を販売した店に限らず、業務提携などしている店で
あって、このパチンコカードによってパチンコ玉の貸出
しが可能な店のコード)、カード金額、精算の有無(カ
ードが精算されたか否かを現わすデータ)、使用済額
(カード金額3,000円のうちいくらの金額が既にパ
チンコ玉の貸出しに用いられたか)などのデータが記憶
されている。 【0044】なお、図6および図7に示すパチンコカー
ド22は、単なる一例であって、この実施例に使用可能
なパチンコカードがこのような実施例に限定されるとい
うものではない。パチンコカードの変形例としては、次
のようなものが考えられる。 【0045】パチンコカードの金額は予め所定額、たと
えば1,000円に定められており、パチンコカードに
は使用期限データと使用可能店名データとだけが記憶さ
れており、該パチンコカードは1回使用することにより
貸出すことのできるパチンコ玉が200円単位に定めら
れており、5回使用できるようなカードとしてもよい。
そして、1回使用するごとに、パンチ孔または切欠が1
つ形成され、パンチ孔または切欠が5個形成されたとき
にカードが使用済みとなるようなものでもよい。ここ
で、パチンコ孔または切欠は、有価価値を特定可能な情
報に含まれる。すなわち、パチンコ孔または切欠が1つ
も形成されていない場合には1,000円の有価価値を
特定でき、パチンコ孔または切欠が1個形成された場合
には800円の有価価値を特定できるため、このように
1回使用するごとにパチンコ孔または切欠が1つ形成さ
れるようなパチンコカードは、有価価値を特定可能な情
報が記録された遊技媒体貸出用記録媒体の一例である。 【0046】また、パチンコカードへの各データの記憶
は、磁気的な記憶に代え、バーコードなどの光学的に検
出可能な印字態様によってデータがエンコードされたも
のであってもよい。また、パチンコカードへのデータの
エンコードは、パチンコカードに形成された小さな透孔
の組合わせになってなされたものであってもよい。 【0047】さらに、カードにエンコードされるカード
使用期限データは、カード販売機から予め記憶されいる
ものに限らず、カードが最初に使用されてパチンコ玉が
初めて貸出されたときに、その時点から所定期間内はカ
ードが使用可能なように、その時点で使用期限データが
記憶されるようにしてもよい。 【0048】なお、カードに貸出し可能なパチンコ玉の
数量データ(金額データ)がエンコードされている場合
においては、不正にデータの再記録ができないように、
既に貸出されたパチンコ玉の数量(金額)に応じて、磁
気コーティング部などのデータ記録可能な部分に透孔を
形成して、物理的にデータの再記録が不可能にしてもよ
い。 【0049】パチンコ遊技機の説明 図8は、このシステムの一実施例に適用可能な遊技機の
一例であるパチンコ遊技機300の正面図であり、図9
は、その一部内部構造を示す全体背面図である。さら
に、図10は、パチンコ遊技機300の側面図である。
また、図11は、パチンコ遊技機300の構成ブロック
図である。 【0050】図8ないし図11を参照して、パチンコ遊
技機300の構成を説明する。パチンコ遊技機300の
前面枠302には、遊技盤304が形成されており、そ
の遊技盤304により遊技領域305が形成されてい
る。前面板330には、打球供給皿324が設けられて
おり、景品玉出口323から払出された遊技媒体の一例
であるパチンコ玉を一時貯留するとともに、パチンコ玉
を1つずつ打球発射装置372(図9参照)に送り込
み、遊技者による操作ハンドル336の操作により、パ
チンコ玉を1つずつ前記遊技領域305に打込み得るよ
うに構成されている。また、パチンコ遊技機300の下
方部分には、余剰玉受皿332が設けられており、前記
打球供給皿324に貯留されているパチンコ玉が満杯に
なった場合に、その一部を余剰玉出口334から放出し
余剰玉受皿332により貯留できるように構成されてい
る。前記遊技盤304には、その中央部分に可変表示装
置306が設けられているとともに、下方部分に可変入
賞球装置310が配設されている。さらに、遊技盤30
4には、始動入賞口316a,316b,314が設け
られており、その始動入賞口316a,316b,31
4へのパチンコ玉の入賞により、可変表示装置306の
回転ドラム308a,308b,308cが一定時間回
転して停止するように構成されている。また、図中32
8は停止ボタンであり、前記回転ドラム308a,30
8b,308cの回転中に遊技者がON操作することに
より、回転ドラム308a,308b,308cの回転
が停止するように構成されている。また、この回転ドラ
ム308a,308b,308cは、常時回転させてお
いてもよく、パチンコ玉の始動入賞に伴って自動停止す
るもので構成してもよい。この回転ドラム308a,3
08b,308cの停止時における図柄の組合わせが所
定の組合わせ(たとえば777)となった場合は、大当
り状態となり、可変入賞球装置310の開閉板312を
所定時間(たとえば30秒間)開成するように制御され
る。但し、この開成期間中に、パチンコ玉の入賞が10
個となった場合は、開成時間が所定時間に達する以前に
閉成するように制御される。 【0051】また、この開閉板312の開成の最中に、
パチンコ玉が可変入賞球装置310内に設けられたVポ
ケットに入賞すれば、前記可変入賞球装置310の開閉
板312が閉じてから再度開成されるようになされてお
り、この継続回数の上限は、10回と定められている。
なお、この継続回数を継続回数表示器318により表示
するように構成されている。 【0052】図中392は入賞玉数表示器であり、パチ
ンコ遊技機への入賞玉数が多くて景品玉払出装置で景品
玉を払出せないときの未払分の入賞玉数を表示するため
のものである。また、図中326はスピーカであり、前
記大当り状態のときの効果音の発生や不正行為発生時の
警報音の発生などを行うものである。322はアウト玉
の排出のためのアウト孔、320は可変入賞球装置31
0へのパチンコ玉の入賞個数を表示する入賞個数表示器
である。前面枠302には、貸玉中表示器338が形成
されており、玉を貸出すための装置が駆動中である旨を
表示する。またその下方には、カード挿入口340が設
けられており、パチンコカードを垂直方向に挿入し得る
よう構成されている。さらにその下方には、金額表示器
342および貸玉信号指令ボタン344が設けられてい
る。金額表示器342は、パチンコカードに記憶された
貸玉可能な金額を表示するためのものである。貸玉信号
指令ボタン344は、「1,000円」「500円」
「300円」「200円」「100円」の5つのボタン
を含み、いずれかのボタンが押されることにより、表示
金額に応じた金額分のパチンコ玉の貸出表示をするもの
である。そして、パチンコカードを挿入し貸玉信号指令
ボタン344を操作することにより、パチンコ玉が景品
玉出口323から貸出されるように構成されている。 【0053】なお、貸玉信号指令ボタンは、上記実施例
に限らず、単一の金額ボタン(100円,200円な
ど)を設け、金額ボタンの押圧毎に対応した貸玉を払出
すようにしてもよい。また、貸玉指令信号ボタンをわざ
わざ設けずに、パチンコカードを遊技者がカード挿入口
へ手動で挿入する毎に単一の金額(100円,200円
など)分の貸玉を払出すようにしてもよい。 【0054】入賞領域の一例である前記始動入賞口31
6a,316b,314には、図9に示すように、始動
入賞玉検出器364a,364b,364cが設けられ
ており、始動入賞口316a,316b,314にパチ
ンコ玉が入賞し、この検出器が検出することで第1の入
賞状態が発生し、この検出器の検出出力により回転ドラ
ム308を回転表示制御するように構成されている。ま
た、この検出器の検出出力に基づいて景品玉を一定個数
(たとえば7個)払出すよう制御されるのであり、この
始動入賞玉検出器364a,364b,364cは入賞
玉検出器に兼用構成されている。また、図中、368
a,368b,368cは、機構板349に取付けられ
ている入賞玉検出器であり、この検出器が検出すること
で第2の入賞状態が発生し、パチンコ玉の入賞により一
定個数(たとえば13個)の景品玉を払出すためのもの
である。また、366a,366bも入賞玉検出器であ
り、この検出器が検出することで第3の入賞状態が発生
し、パチンコ玉の入賞により一定個数(たとえば10
個)の景品玉を払出すためのものである。これらの始動
入賞玉検出器364a,364b,364c、入賞玉検
出器368a,368b,368cおよび入賞玉検出器
366a,366bによって、複数種類定められた入賞
状態のいずれかが発生した場合にその入賞状態の種類に
応じた入賞信号を発生する入賞信号発生手段が構成され
ている。遊技媒体を1個宛て払出し可能な遊技媒体払出
手段は、玉払出手段で構成されており、これら入賞玉検
出器の検出出力に基づいて、玉を1個宛て払出し可能な
玉払出手段の一例である景品玉払出装置352が駆動制
御され、景品玉払出装置内のパチンコ玉を景品玉通路3
54側に送り出し、所定量の景品玉を景品玉出口323
から打球供給皿324(図8参照)に所定量払出すよう
に構成されている。景品玉通路354には、その途中箇
所に切換弁358が設けられており、玉抜きソレノイド
356によりこの切換弁358が切換えられ、パチンコ
玉の落下径路が景品玉通路360または玉抜き通路36
2のどちらかに択一的に切換えられるように構成されて
いる。この玉抜き通路362は、遊技場の終了時などに
パチンコ遊技機内に残っているパチンコ玉を抜取るため
のものである。 【0055】図中、372は打球発射装置であり、打球
モータ374と、それによって駆動される打球杆376
とで構成されており、打球供給皿324(図8参照)か
ら1つずつ送られてきたパチンコ玉を遊技領域内に打込
めるように構成されている。 【0056】図中、340はカード挿入口であり、34
6はカード制御ボックス、348は選択制御ボックスで
あり、貸玉信号指令ボタン344(図8参照)に対応し
ているものである。このカード挿入口340からカード
を挿入し、貸玉信号指令ボタン344(図8参照)を操
作することにより、後述するように、景品玉払出装置3
52が駆動制御され、所定量のパチンコ玉が貸出される
ように構成されている。 【0057】図9においては、入賞玉検出器を複数設け
たパチンコ遊技機を示したが、この入賞玉検出器を単一
のもので構成し、どの入賞口へ入賞しても同じ数の景品
玉を払出すようにしてもよい。 【0058】また、景品玉の払出しは、入賞口に入賞す
るだけでなく、可変表示装置の停止時における表示態様
が予め定められた図柄の組合わせとなったことにより、
景品玉の払出しを行なってもよい。 【0059】前記カード制御ボックス346は、図10
に示すように、カード挿入口340から挿入されたカー
ドを検出するカード挿入検出スイッチ380と、その挿
入されたカードを所定の場所に搬送するカード搬送機構
382と、カードに記録されているデータを読取りまた
新たなデータを書込むためのカードデータ読取書込装置
384とから構成されている。また、パチンコ遊技機3
00の前面枠302には、貸玉中表示器338が設けら
れており、玉貸用の装置が駆動中である旨を表示し得る
ように構成されている。図中342は金額表示器、34
4は貸玉信号指令ボタン、324は打球供給皿、336
は操作ハンドル、332は余剰玉受皿、349は機構
板、である。 【0060】なお、パチンコ遊技機300の表面には、
さらに、挿入されたパチンコカードが使用可能なカード
か否かを表示するランプを設けてもよい。 【0061】前記カード挿入検出スイッチ380は、カ
ード挿入通路の左右両側に設けられた1対の投光器と受
光器からなるスイッチなどで構成する。このカード挿入
検出スイッチ380は、パチンコカード22の先端部が
挿入されることにより、投光器から受光器への光が妨げ
られてパチンコカード22の挿入を検出する。 【0062】なお、カード挿入検出スイッチ380は、
投光器と受光器とからなるスイッチに代えて、アクチュ
ータ部が軽く動くように構成されたマイクロスイッチで
構成してもよい。 【0063】前記カード搬送機構382は、カード搬送
用ローラおよびモータなどを含むもので構成されてお
り、パチンコカード22の両端をローラで挟み、一方方
向へ駆動することによりパチンコカード22を内部に取
込み、かつ、他方方向へ駆動することによりパチンコカ
ード22を外部へ排出するという搬送機能を有するもの
である。 【0064】前記カードデータ読取書込装置384は、
パチンコカード22に備えられた磁気ストライプ84
(図6参照)の位置に対応して設けられており、磁気ス
トライプ84に磁気的に記憶されたエンコードデータを
読取り、またそのデータを書き換えることのできるもの
である。この実施例では、これは、磁気ヘッドで構成さ
れている。 【0065】なお、パチンコカード22の情報がたとえ
ばバーコードでエンコードされている場合には、カード
データ読取素子は光学的にデータを読取ることのできる
バーコードリーダで構成すればよい。 【0066】また、パチンコカードは、上記実施例のカ
ード搬送機構を用いずに手動でカード挿入口に挿入し、
それを検出した後にカードに記憶されているデータを読
取るようにし、単一の貸玉の払出しを行ない、一度カー
ドを引抜き再度挿入することにより貸玉の払出しを行う
ようにしてもよい。 【0067】前記景品玉通路354の途中の所定位置に
はパチンコ玉欠乏検出器394(図9には図示せず)が
設けられている。通常は景品玉通路354にはその上流
端からパチンコ玉が常時補給されているのであるが、そ
のパチンコ玉の補給が何らかの原因で停止している場合
には、景品玉通路354から供給される貸玉の数が足り
なくなるおそれがある。そのような場合には、このパチ
ンコ玉欠乏検出器394がパチンコ玉の不足を検出し、
それに基づいて制御部378は表示用ドライバ390へ
信号を与え、貸玉中表示器338を消灯させて、他の機
構の制御動作を停止させる構成になっている。なお、パ
チンコ玉欠乏検出器394からの信号の有無は、制御部
378が所定の時間サイクルで割込処理により検出して
いる。パチンコ遊技機300の各機構は、図11に示す
ように、制御部378によって制御される。制御部37
8は、マイクロコンピュータによって構成されており、
制御中枢とてCPU、記憶回路であるRAM、制御プロ
グラムが記憶されたROM、入出力インターフェイスな
どを含んでいる。なお、遊技媒体払出手段を構成する玉
1個宛て払出し可能な玉払出手段の一例のパチンコ玉払
出用モータ388のためのモータドライバ386、金額
表示器342、貸玉中表示器338および入賞玉数表示
器392のための表示用ドライバ390などが必要に応
じて設けられている。特に、モータードライバ386お
よび制御部378によって、入賞信号発生手段364a
〜364c,366a,366p,368a〜368c
から発せられた入賞信号の種類に応じた個数の遊技媒体
を遊技媒体払出手段388(352)より払出すととも
に、有価価値が特定可能な貸出用記録媒体より特定され
る有価価値があることを条件として発生する貸出指令信
号に応じて所定個数の遊技媒体を遊技媒体払出手段38
8(352)より払出して制御を行う払出制御手段が構
成されている。さらに、始動入賞玉検出器346a,3
64b,364cや入賞玉検出器366a,366b,
368a,368b,368cなどの各種検出器も制御
部378に接続されている。 【0068】なお、図11に示す貸玉制御回路部と遊技
を制御する遊技制御回路部は、別々に設けてもよいし、
また一体的に設けてもよい。 【0069】図12は、図11の制御回路の動作を示す
フローチャートである。次に、図12のフローチャート
の流れに従って、パチンコ遊技機300の処理動作につ
いて説明する。 【0070】制御がスタートすると、まず、ステップS
1により、入賞玉検出器がONか否かが判断され、ON
でないと判断された場合は、ステップS2に進み、入賞
玉記憶カウンタに記憶値があるか否かの判断がなされ、
記憶値がないと判断された場合は、ステップS6に進
み、挿入スイッチからの入力があるか否かの判断がなさ
れ、入力がないと判断された場合は、再び前記ステップ
S1に戻るDOループが形成されている。このDOルー
プの巡回途中で、ステップS1により、入賞玉検出器が
ONであると判断された場合は、ステップS3に進み、
入賞玉記憶カウンタと入賞玉表示器に1インクリメント
する処理がなされ、ステップS4に進み、パチンコ玉の
払出制御がなされる。そして、ステップS5により、入
賞玉記憶カウンタと入賞玉表示器を1ディクリメント
し、制御が終わる。また、前記DOループの巡回途中
で、ステップS2により、入賞玉記憶カウンタに記憶値
があると判断された場合は、ステップS4に進み、以降
の制御がなされる。また、前記DOループの巡回途中
で、ステップS6により、挿入スイッチからの入力があ
ると判断された場合は、ステップS7に進み、搬送機構
を動かしカードの取込みを行うとともに、ステップS8
により、カードデータの読取処理が行なわれ、ステップ
S9により金額データを表示する。さらに、ステップS
10に進み、選択ボタンの入力があるか否かの判断がな
され、入力があれば、ステップS11に進み、選択額と
残額の大小の判断を行ない、残額に比べ選択額の方が大
きい場合、すなわち、挿入されたパチンコカードに残っ
ている金銭等価価値よりも貸出さんとしているパチンコ
玉(遊技媒体)の金銭等価価値の方が大きい場合は、ス
テップS12に進み、エラー処理がなされる。一方、選
択額の方が残額よりも小さい場合または等しい場合は、
ステップS13に進み、選択金額に応じてモータドライ
バの制御を行ない、ステップS14により、選択金額に
応じた貸玉数の出力があったと判断されるまでその制御
を継続させて、パチンコ玉の貸出しを行う。次に、ステ
ップS15に進み、残額表示を行ない、ステップS16
により残額があるか否かの判断を行ない、残額がある場
合は、ステップS17に進み、カードの金額データを書
き換える。すなわち、残額から選択額を引いた残りの額
を新たな残額に書き換えるのである。次に、ステップS
18に進み、データを書き換えた後のカードを放出す
る。また、ステップS16により、残額がないと判断さ
れた場合は、ステップS19に進み、カードを内部へ回
収する。 【0071】図13は、前記景品玉払出装置352の構
成を示す拡大図であり、その内部構造を説明するため
に、表面のカバー部材が取り除かれた状態で描かれてい
る。また図14は、景品玉払出装置352およびそれに
関連する部分の分解斜視図である。 【0072】景品玉払出装置352は遊技盤304の裏
面側に配設された機構板に取付けられる取付基板558
と、その取付基板558に平行に配設されるカバー部材
560とを備えている。取付基板558とカバー部材5
60との間には、たとえばパチンコ玉1個分の直径より
もやや広めの幅に構成されており、パチンコ玉1個が通
過可能に構成されている。 【0073】取付基板558とカバー部材560との間
には、パチンコ玉P搬送用の搬送ベルト562が備えら
れている。搬送ベルト562は、主回転プーリ564と
従回転プーリ566との間に掛け渡されている。主回転
プーリ564は駆動モータ568によって駆動され、他
方、従回転プーリ566は取付基板558とカバー部材
560との間に回動自在に取付けられている。 【0074】搬送ベルト562の外周面、すなわち、主
回転プーリ564および従回転プーリ566の周面と当
接または係合する中側面と反対側の外側面には、その長
さ方向に対して等間隔に景品玉載置用凹部570が形成
されていて、この凹部570によって景品玉が1個ずつ
搬送可能に構成されている。 【0075】また、搬送ベルト562の内側面は、凹凸
が形成されており、主回転プーリ564および従回転プ
ーリ566の表面に形成された凹凸と係合して、搬送ベ
ルト562が各プーリと滑り合うことなく移動されるよ
うになっている。 【0076】なお、搬送ベルト562がゴムなどの摩擦
計数の大きな材質で形成されている場合は、その内側面
に凹凸部を形成せずともよく、その場合は、各プーリ周
面の凹凸も不要である。 【0077】搬送ベルト562は、図13に示すよう
に、従回転プーリ566側から主回転プーリ564側
へ、その上面側が緩やかに上がり傾斜がつくように配設
されていて、パチンコ玉Pが自然落下などによって主回
転プーリ564側から従回転プーリ566側へ搬送ベル
ト562上を転がらないように構成されている。 【0078】取付基板558に形成された景品玉連絡口
572から転がり出た景品玉は、搬送ベルト562の景
品玉載置用凹部570へ順次1個ずつ載り、搬送ベルト
562の移動に伴って主回転プーリ564側へ送られ
る。 【0079】主回転プーリ564近傍には景品玉検出器
574が取付けられており、搬送ベルト562によって
搬送されて景品玉出口576へ放出される景品玉を1個
ずつ検出可能になっている。 【0080】したがって、景品玉払出開始信号に基づい
て駆動モータ568の回転を開始し、この景品玉検出器
574によって払出される景品玉数を計数しながら所定
数になったときに駆動モータ568を停止するようにす
れば、任意の数の景品玉を払出すことが可能である。 【0081】なお、貸玉指令の信号によっても、上記景
品玉払出装置を駆動させて対応した貸玉を払出すように
している。すなわち、払出制御手段378,386が、
貸玉指令信号に応じて所定個数の遊技媒体を遊技媒体払
出手段388(352)より払出して貸出す制御を行う
ようにしている。払出される景品玉は景品玉出口576
を通って下方へ落下する。なお、578は、搬送ベルト
562によって送られる景品玉を、1つの景品玉載置用
凹部570に対して必ず1個になるように規制するため
の、言わば玉をならすための景品玉整流突起である。 【0082】なお、図14に示すように、景品玉出口5
76を落下する景品玉は、景品玉通路544へ至る。 【0083】なお、景品玉払出装置は上記実施例に限ら
ず種々の変形例が考えられる。カード精算機の説明 図15は、このシステムの一実施例に用いられるカード
精算機の一例を示す外観斜視図であり、図16はその正
面図を示す。図16を主として参照して、カード精算機
12は、カード精算機が精算処理可能な状態であるか、
精算処理を中止状態であるかを表示するための精算中表
示器140および精算中止表示器142がそれぞれ設け
られている。カード投入口144は、カード使用者(遊
技者)が精算したいカード22を投入するためのもので
あり、ここからカード22が投入されると、そのカード
22の残額が検出され、残り金額表示器146に当該金
額が表示される。精算金額表示器148は、精算する金
額を表示するためのものである。紙幣払戻し口150お
よび硬貨払戻し口152は、ともに、精算金額を払戻す
ためのものである。カード精算機12には、さらに、数
値データを入力するためのテンキー154、精算処理を
指令するための精算キー156およびカード回収処理を
指令するための回収キー158が設けられている。 【0084】図17は、カード精算機12の構成を説明
するためのブロック図である。また図18は、図17の
ブロック図の動作を説明するためのフローチャートであ
る。次に、図17および図18を参照して、カード精算
機12の構成と動作とについて説明する。 【0085】カード使用者が精算したいカード22をカ
ード投入口144へ挿入することにより、カード検出ス
イッチ160がオンし、該カード検出スイッチ160か
ら制御部162へ信号が与えられる。応じて制御部16
2はカード搬送機構164を駆動させてカード22を取
り込むと同時に、カードリーダライタ166によってカ
ード22にエンコードされているデータを読取る。カー
ドリーダライタ166によって読取られたデータは制御
部162で検出記憶され、読取られたカードデータの金
額データが残額「0」でない場合には当該カード22の
残額を表示用ドライバ168を介して残り金額表示器1
46で表示させる。 【0086】次に、使用者によってテンキー154が操
作され、数値データが入力された場合は、入力された数
値データを精算金額表示器148で表示させ、精算ボタ
ン156の入力を待つ。精算ボタン156の入力があっ
た場合、制御部162ではテンキー154によって入力
された精算金額とカード22の残り金額とを比較し、入
力金額が残り金額よりも小さいか等しい場合に限り、紙
幣払出機構170および/または硬貨払出機構172を
駆動させて、紙幣収納箱174および/または硬貨収納
箱176内の紙幣および/または硬貨から、精算金額分
の貨幣を紙幣払出口150および/または硬貨払出口1
52へ払出す。 【0087】なお、テンキーで入力された精算金額がカ
ード22の残り金額よりも大きい場合などは、再度テン
キー154で精算金額が訂正されるまで貨幣払出処理は
できない。 【0088】なお、カードの残額の精算は、カード精算
機にカードを挿入すれば、全残額を精算するようにして
もよい。 【0089】貨幣払出処理とともに、制御部162はカ
ードリーダライタ166によってカード22にエンコー
ドされている金額データを書き換える。すなわち、カー
ド22の残り金額から入力された精算金額を減じた額が
カード22に改めてエンコードされ、それがカード22
の新たな残り金額となる。新たな残り金額がなくなった
場合には、制御部162はカード搬送機構164を駆動
させてカード回収処理を行ない、カード22をカード回
収箱178へ回収する。新たな残り金額がある場合に
は、カード搬送機構164によってカード22は再度カ
ード投入口144へ返却処理される。 【0090】なお、カード22の精算は、たとえば10
0円単位で行うものとし、それより小額の精算はできな
いようにして、いたずらな精算を防止するようにするの
が好ましい。 【0091】最初にカード22が取込まれたときに検出
されたカードデータ中の金額データに残り金額のない場
合には、制御部162は残り金額表示器146にカード
代金を表示させる。ここで、カード代金について簡単に
説明する。 【0092】このシステムに適用されるカード22は使
い捨てのカードになっている。したがって、使用者がカ
ード22にエンコードされた残り金額がなくなったとき
は、該カード22を捨てる。通常、パチンコホール内に
はいくつかの屑かごが設置されてはいるが、各パチンコ
遊技機やスロットマシンなどの遊技機で遊技している遊
技者が遊技機からパチンコ玉やコインなどの遊技媒体を
貸出したときにカード22の残り金額がなくなった場合
は、そのカード22をわざわざ屑かごへ運ぶことなく、
島台の縁などに積んでおいたりフロアへ捨てたりするこ
とが考えられる。そして、営業時間中にそのような遊技
客は多数いるであろうから、遊技場には不要になったカ
ード22が多数乱舞し、後の清掃などが困難である。 【0093】そこで、この実施例では、不要になった使
い捨てカード22をカード精算機で回収させ、残額がな
くなった不要なカード22で遊技場が汚れたり、その始
末の手間を省けるように構成した。すなわち、不要なカ
ード22は、所定のカード代金、たとえば20円で買取
ることにし、そのためには、不要なカード22を遊技者
がカード精算機に投入すればよいようにしたものであ
る。 【0094】図18のフローチャートに戻って、カード
代金を表示して後、回収ボタン158が押されると、制
御部162はカード22をカード回収箱178へ回収処
理する。そして、その後、硬貨払出機構172を駆動さ
せて、硬貨払出口152からカード代金であるたとえば
20円を払出処理する。 【0095】なお、精算後のカード22の残り金額がな
くなったときにおいて、カード回収処理をした後にカー
ド代金払出処理をするようにしている。 【0096】以上の制御に加えて、カード精算機12で
は、次のような割込制御がなされている。すなわち、紙
幣収納箱174および硬貨収納箱176内に所定額以上
の紙幣および硬貨がそれぞれ収納されているか否かを判
別し、収納されている場合にはさらに、装置の処理動作
が正常に行なわれているか否か、つまり何らかの制御上
のトラブルが生じているか否かを判別し、トラブルが生
じていなければ、表示用ドライバ168を介して精算中
表示器142を点灯させる。 【0097】所定額以上の貨幣がない場合または処理に
異常がある場合には、精算中止処理、すなわちカード精
算機12の処理動作を不能動化して処理を禁止し、精算
中止表示器142を点灯させる。このような割込処理
は、たとえば、0.4msごとに行なわれる。 【0098】カードシステム管理装置の説明 図19は、このシステムの一実施例に用いられるこの発
明に係る遊技媒体貸出用記録媒体管理装置の一例のカー
ドシステム管理装置14の外観斜視図であり、図22
は、操作パネル部に設けられたキー配置などを示す平面
図である。 【0099】図19および図20を参照して、カードシ
ステム管理装置14の操作パネル180上には、動作モ
ードを切換えるためのモード切換スイッチ182、数値
データを入力するためのテンキー184および各種動作
を指令するための複数個のファンクションキー186な
らびに内蔵プリンタのレシート排出口188が設けられ
ている。モード切換スイッチ182は、管理装置14の
電源を遮断するOFFモード、管理装置14が通常の操
作をすることができるONモード、管理装置14が果た
す機能のうち、特定の操作者、たとえば遊技場の管理者
または遊技場の責任者などだけが確認することのできる
データだけを表示させることのできるSECRETモー
ドおよび管理装置14の動作プログラムを変更したり書
き換えたりするためのPROGRAMモードを切換える
ものである。モード切換スイッチ182は、キーを差し
込むことによりモードを切換えることができるようにさ
れており、通常、一般従業員はOFFモードとONモー
ドとを切換えることのできるキーを所持し、遊技場の責
任者などはOFFモード、ONモード、SECRETモ
ードおよびPROGRANモードを切換えることのでき
るキーを所持することが考えられる。 【0100】なお、モード切換スイッチ182がOFF
モード以外のモードのときには、管理装置14が通電さ
れていることを表示するための表示ランプ190が当該
モード切換スイッチ182の上側に配設されている。 【0101】テンキー184は、「1」〜「9」および
「0」ならびに「C(クリア)」キーの11個のキーを
備えており、これらキーを用いて数値データを入力する
ことができる。「C」キーは入力データを訂正などする
ときに用いるキーである。 【0102】ファンクションキー186は、次に述べる
各種のキーが含まれている。すなわち、 カード販売情況キー192:このキー192は、後で説
明するデータ集計手段で集計される、カード種類ごとに
カード販売枚数、カード種類ごとの販売金額、全カード
販売合計枚数、全カード販売合計金額などのデータを出
力指令するためのものであり、 投入貨幣情況キー194:このキー194は、貨幣種類
別ごとの投入貨幣枚数、貨幣種類別ごとの投入貨幣金
額、および全貨幣の合計金額に関するデータを出力指令
するためのものであり、 払出釣銭情況キー196:このキー196は、払出した
釣銭の種類別ごとの貨幣枚数、払出した釣銭の種類別ご
との貨幣金額および払出した全釣銭の合計金額を表示指
令するためのものであり、 内蔵釣銭情況キー198:このキー198は、カード販
売機またはカード精算機に予め内蔵された釣銭の貨幣金
額を表示指令するためのものであり、 内蔵釣銭設定キー200:このキー200は、カード販
売機およびカード精算機に予め収納した釣銭の額を、釣
銭種類別ごとにテンキーで入力設定する場合に用いるも
のであり、 玉貸機番号指定キー202:このキー202は、各玉貸
機ごとに玉貸情報を表示指令するためのものであり、 全玉貸(全金額)キー204:このキー204は、玉貸
合計数および玉貸合計金額などを表示指令するためのも
のであり、 印字キー206:このキー206は、後で説明するデー
タ出力手段の一例のディスプレイ画面に表示されたデー
タを内蔵の出力手段の他の例のプリンタで印字処理指令
するためのものであり、 補給玉合計数キー208:このキー208は、各遊技機
ごとに補給した補給玉の合計数を表示指令するためのも
のであり、 打込玉合計数キー210:このキー210は、各パチン
コ遊技機ごとに打込まれた全打込玉数を表示指令するた
めのものであり、 貸玉数に関する出玉率キー212:このキー212は、
パチンコ遊技機によって貸出されたパチンコ玉数に対す
るパチンコ遊技機の出玉率の割合を表示指令するための
ものであり、 カード販売機に関する出玉率キー214:このキー21
4は、販売されたカードの売上金額に対する現在の遊技
に基づく全パチンコ遊技機の出玉率を表示指令するため
のものであり、 差数キー216:このキー216は、基準数に対する被
比較数の差数を表示指令するためのものであり、 実売上高キー218:このキー218は、実際の売上高
を演算表示させるためのものであり、 実売上高・全玉貸金額比較キー220:このキー220
は、全売上高と前記玉貸金額との比較表示を指令するた
めのものであり、 カード総販売金額,全玉貸金額比較キー222:このキ
ー222は、カードの総販売金額と全玉貸金額とを演算
表示指令するためのものである。 【0103】図19を参照して、カードシステム管理装
置14には、データ出力表示のためのデータ出力手段の
一例のCRTディスプレイ224が備えられている。当
該ディスプレイ224には、操作パネル180の各キー
が操作されることにより、各種データが出力表示され
る。 【0104】管理装置14の内部構成は、CPUを中心
とするマイクロコンピュータによって構成されており、
構成回路の一例を示せば、図21に示すとおりである。 【0105】図21を参照して、カードシステム管理装
置14は、上述したような各種のキーを含む操作パネル
180と、操作パネル180からの信号が与えられるC
PU226と、CPU226の動作プログラムが記憶さ
れたROM228と、各種データの書込みおよび読出し
が可能なRAM230と、CRTディスプレイ224
と、プリンタ232を含む構成である。そして、CPU
226、ROM228およびRAM230によって、後
で説明するデータ集計手段の一例が構成されており、C
RTディスプレイ224によってデータ集計手段226
(228,230)により集計されたデータを出力する
データ出力手段の一例が構成されており、プリンタ23
2によってデータ集計手段226(228,230)に
より集計されたデータを出力するデータ出力手段の他の
例が構成されている。図21のブロック図は簡略化され
て描かれた図解図であって、実際には、CPU226か
らCRT224やプリンタ232へ与えられる信号径路
にはインターフェイスやドライバ回路などが備えられて
いるが、そのような技術は既に周知であり、説明を省略
する。 【0106】CPU226には、既に述べたカード販売
機、カード精算機、玉貸機、パチンコ遊技機および景品
玉交換機などからの各種データが入力される。CPU2
26は、これら入力されるデータをRAM230に一時
的に記憶し、また、操作パネル180からの指令信号に
応答して、RAM230に記憶したデータに基づいて演
算処理などを行ない、指示されたデータをCRTディス
プレイ224に出力表示しまたはプリンタ232によっ
て出力印字される。 【0107】RAM230には、各種データを記憶する
ためのエリアとして、少なくとも次のような記憶エリア
が含まれている。すなわち、カード種類毎記憶エリア、
貨幣種類別投入枚数記憶エリア、貨幣種類別金銭払出枚
数記憶エリア、貨幣種類別内蔵釣銭枚数記憶エリア、パ
チンコ機別補給玉数記憶エリア、パチンコ機別打込玉数
記憶エリア、カード種類別精算枚数記憶エリア、カード
種類別精算払戻し額記憶エリア、カード種類別回収カー
ド枚数記憶エリア、景品交換玉数記憶エリア、交換景品
種類および数記憶エリア、計算用レジスタエリアなどで
ある。 【0108】以上各記憶エリアのうち、より好ましく
は、カード種類毎販売枚数記憶エリア、貨幣種類別投入
枚数記憶エリア、貨幣種類別釣銭払出枚数記憶エリア、
貨幣種類別内蔵釣銭枚数記憶エリアは、カード販売機、
カード精算機別にそれぞれのデータが記憶可能なように
カード販売機、カード精算機別に記憶エリアが構成され
ている。 【0109】管理装置14のCPU226は、この管理
装置に連結されたカード販売機、カード精算機、玉貸
機、パチンコ遊技機および景品玉交換機の制御部を所定
時間サイクルでアクセスし、各機械からのデータを取込
んで、それらのデータをRAM230の所定エリアに記
憶する。また、操作パネル180から表示指令信号など
が与えられることにより、RAM230に記憶されたデ
ータに基づいて所定の演算処理をし、その結果はCRT
ディスプレイ224に出力表示される。また、操作パネ
ル180からプリントアウト信号が与えられたときに
は、CRTディスプレイ224に表示したデータなどを
プリンタ232によってプリントアウト(出力印字)す
る。 【0110】なお、この実施例では、CPU226のデ
ータ記憶手段として、RAM230を用いた場合を説明
したが、RAM230の記憶容量が足りない場合など
は、外部記憶装置として、たとえばフロッピーディス
ク、磁気テープなどを利用してもよい。 【0111】また、プリンタ232によってデータを出
力するのに代えて、フロッピーディスクなどにデータを
記憶させてもよい。 【0112】図22ないし図29は、図19ないし図2
1を参照して説明したカードシステム管理装置14のC
RTディスプレイ224上に表示されるデータおよびプ
リンタ232によってプリントアウトされるデータの一
例を示す図である。これらの図には、印字データとして
打出された状態の各種データ例が示されている。以下
に、順を追ってカードシステム管理装置14で得られる
データについて説明する。 【0113】図22は、「投入貨幣管理データ」の一例
を示す。このデータは、カード購入のためのカード販売
機に投入された貨幣の種類と枚数と金額とを集計したも
のである。このデータは、図示のように、たとえば3時
間おきに集計され、自動的に印字される。また、調べた
い時間に、投入紙幣情況キー194(図20参照)が押
されることにより打出される。 【0114】図23は、「販売カード管理データ」のプ
リントアウト例である。このデータは、全カード販売機
において販売されたカードの種類別枚数および販売金額
を集計したデータであり、やはり所定時間ごとにその変
化がわかるようにプリントアウトされる。図23に示す
ような「販売カード管理データ」がプリントアウトされ
た場合には、CPU226、ROM228およびRAM
230によって、遊技場に設置された所定の記録媒体販
売装置10で販売された遊技媒体貸出用記録媒体の販売
枚数情報と販売額情報とを集計するデータ集計手段が構
成される。さらに、プリンタ232により、データ集計
手段226(228,230)により集計された販売枚
数情報と販売額情報とを販売された前記遊技媒体貸出用
記録媒体の前記購入代金相当有価価値の大きさの種類別
に出力するデータ出力手段が構成されている。これによ
り、遊技場側は、記録媒体販売装置10から販売された
遊技媒体貸出用記録媒体の販売枚数情報の一例である販
売枚数、販売額情報の一例である販売金額が購入代金相
当有価価値の大きさを表わす情報の一例であるカードの
種別とともにデータ出力手段232によって印字される
ので、販売枚数、販売額を把握でき、遊技媒体貸出用記
録媒体の販売状況を把握できる。さらに、データ出力手
段232からは、販売合計枚数および販売合計額も出力
されているので、遊技場側はより遊技媒体貸出用記録媒
体の販売状況を把握できる。また、カード販売情報キー
192が押されることにより、所望時間におけるカード
販売状況としてもプリントアウト可能である。このデー
タを参照して、パチンコホール管理者は、カード販売状
況などを把握することができ、それに基づいて、カード
販売機内にストックさせておくカード券などの補給の時
間などを知ることができる。 【0115】図24は、「釣銭管理データ」のプリント
アウト例である。このデータは、全カード販売機に予め
収納されている釣銭のうち、いくらの貨幣が何枚払出さ
れたかを集計したデータである。このデータに基づい
て、パチンコホールの管理者は、各カード販売機におけ
る釣銭の不足などが生じないように、常に前もって釣銭
の補給等ができる。 【0116】図25は、「内蔵釣銭管理データ」であ
り、カード販売機に前もって収納した貨幣種類別の釣銭
がいくらかを表示するものである。 【0117】図26は、「実売上高、全玉貸金額比較デ
ータ」のプリントアウト例である。このデータは、カー
ド販売機によって販売されたカード販売合計金額からカ
ード精算機によって精算された精算金額を減じ、或る時
点におけるパチンコホールの実売上高を集計表示するも
のである。このデータには、玉貸機における売上金額、
すなわち玉貸機で貸出された貸玉金額も集計表示され
る。この場合において、実売上高>玉貸機売上金額の場
合は、カード使用者が、販売されたカードであって、貸
玉処理されておらず、かつ精算もされていないカードの
残額分が実売上高と玉貸機売上金額との差額として現わ
れる。 【0118】逆に、実売上高<玉貸機売上金額の場合
は、カードによって適正な貸玉処理がされたのでないか
ら、貸玉に関し何らかの不正があったことを推定でき、
それに対する迅速な処理が可能である。 【0119】このデータにより、パチンコホールにおけ
るカードの販売および使用情況、貨幣による貸玉利用情
況、遊技者の未使用カード所持情況などを把握すること
ができる。 【0120】図27は、「カード販売合計金額・玉貸合
計金額比較データ」のプリントアウト例である。このデ
ータは、カード販売合計金額と玉貸合計金額とに基づい
て、計算上の精算金額を演算するとともに、実精算金額
を集計することにより、計算上の精算金額と実精算金額
との差を検出し、未精算の残額のあるカードの所持率や
所持情況を把握するための参照データとして用いられる
ものである。加えて、計算上の精算金額と実精算金額と
の差が所定以上の開きがある場合、不正のなされたこと
を推定または検出などをできる利点もある。 【0121】図28は、「貸玉数に関する出玉率」を表
わすデータであって、合計玉貸数、補給玉合計数、打込
玉合計数から出玉率を演算した結果を出力したものであ
る。通常、パチンコホールにおける営業時間中の出玉率
は、たとえば特公昭56−6306号公報に示されてい
るように、 出玉率={貸玉合計数+(補給玉合計数−打込玉合計数)}/貸玉合計数×1 00 または、 出玉率={貸玉合計数−(打込玉合計数−補給玉合計数)}/貸玉合計数×1 00 で表わされる。 【0122】そこで、この実施例に係るカードシステム
管理装置14は、玉貸機能付パチンコ遊技機300から
のデータに基づいて、上記出玉率の計算をし、出力す
る。 【0123】図29は、「カード販売機に関する出玉
率」のプリントアウト例を示す。この場合の出玉率の計
算は、上述した図28における合計玉貸数に代えて、 合計玉貸数=カード販売合計玉貸数−カード精算合計玉貸数 として計算したものであり、実際に玉貸機で借りられた
玉数をもとにしておらずカード販売機で前売りされたカ
ード金額が貸玉処理されたものとして計算した予測出玉
率を表わすものであり。営業指針等としてパチンコホー
ルは利用することができる。 【0124】図30は、実際の遊技場におけるこの発明
の一実施例のシステム配置例を示す図解的な平面図であ
る。この図30は、図1に示す概略構成のシステムが、
実際の遊技場において配置された一例である。図30に
おいて、10はカード販売機、12はカード精算機、1
4はカードシステム管理装置、300はパチンコ遊技
機、396はスロットマシン、である。また、18は玉
貸機であり、前述したパチンコ遊技機300に設けられ
ている玉の貸出機能を有する専用の機械である。また、
図中18′はコイン貸出機であり、前述したスロットマ
シン396に設けられているコイン貸出機能を有する専
用の機械である。図中に示されている矢印は、信号の流
れの一部を代表的に示したものである。 【0125】本実施例の玉貸機能付パチンコ遊技機30
0の玉貸機能部は、各パチンコ遊技機毎に一体的に設け
てもよく、また、玉貸機能部をパチンコ島側に設けて、
パチンコ玉交換時に共通的に使用できるようにしてもよ
い。さらに、システム管理装置14の管理機能は、シス
テム管理装置14として一体的に設けられる必要はな
く、各管理対象の装置ごとに管理機能を内蔵させるよう
にしてもよい。 【0126】(他の実施例)本発明の遊技機は、パチン
コ遊技機300に換えて図31に示すようにスロットマ
シン396でもよい。 【0127】スロットマシン396には、遊技媒体の一
例であるコインを投入するためのコイン投入口408が
設けられており、このコイン投入口408にコインを投
入することにより、遊技可能な状態となる。そして、遊
技者が回転始動ボタン414を押すことにより、回転リ
ール398a,398b,398cが回転し始め、次に
遊技者の任意の選択により、停止ボタン415a,41
5b,415cを停止操作させて、前記回転リール39
8a,398b,398cを停止させる。そして、その
停止した回転リールの表示態様が予め定める所定の図柄
の組合わせ(たとえば777)となった場合に、大当り
状態となり、賞品用のコインがコイン受皿416上に払
出される。この大当り状態は、回転リール398a,3
98b,398cにおける同一の図柄が横一列または斜
め方向に揃った場合に成立するのであり、その同一の図
柄が揃ったラインを表示するための当りライン表示器4
10a,410b,410c,410d,410eが設
けられているとともに、大当りの表示を行うための大当
り表示器412a,412bが設けられている。 【0128】なお、このような回転リール398a,3
98b,398cを含み図柄を可変表示できる可変表示
装置の異なる表示結果が複数定められており、その表示
結果の種類に応じて、異なる個数の遊技媒体の一例であ
るコインが遊技者に払出される。 【0129】図中、400は貸コイン中表示器であり、
コインの貸出装置が駆動中である旨の表示を行うための
ものである。また、402はカード挿入口、404は金
額表示器、406は貸コイン信号指令ボタンである。 【0130】前記貸コイン中表示器400の表示中、図
32に示すように、カード22をカード挿入口402に
挿入すると、まず、カード挿入検出スイッチ380によ
りカードの挿入されたことが検出され、次に、カード搬
送機構382が作動し、カードを所定の位置に搬送す
る。さらに、カードデータ読取書込装置384により、
カード22に記録されているデータを読取り、また、必
要に応じてそのデータを書き換える。このカードデータ
読取書込装置384は、前述と同様に、カード22の真
偽判別用のデータやカード22に残されている残額(金
銭等価価値)を読取るためのものである。そして、カー
ド22の残額を、金額表示器404により表示する。ま
た、遊技者が貸コイン信号指令ボタン406を操作する
ことにより、遊技媒体の一例であるコインを必要な数だ
けコイン払出装置420からコイン受皿416に払出
す。なお、遊技媒体は、本実施例ではコインを用いる説
明をしたが、前述したパチンコ遊技機のパチンコ玉を用
いて、スロットマシンの遊技ができるような遊技機の場
合は、遊技媒体とてパチンコ玉でもよい。このコインの
払出しは、、コイン払出装置420の下方に設けられて
いる払出コイン検出器424の検出出力をカウントしな
がらコイン払出モータ422を駆動制御することにより
所定量払出し得るように構成されている。このコイン払
出しのための制御機構は、前記図11に示したブロック
図において、始動入賞玉検出器および入賞玉検出器を削
除したものとほぼ同様なものを用いることができ、具体
的な説明はここでは省略する。また、コイン払出しのた
めの制御動作は、前記図12のフローチャートにおい
て、入賞玉検出器の検出出力および入賞玉記憶カウンタ
の記憶値に基づく制御部分を、スロットマシンにおける
大当り時の周知の制御に置き換えたものがそのまま用い
いられるために、ここでは、これ以上の具体的説明を省
略する。なお、図中426はコイン欠乏検出器であり、
コイン払出装置420内のコインが欠乏したことを検出
し、コイン補給管430からコインを補給させるための
ものである。また図中428はコイン満タン検出器であ
り、コイン補給管430からのコインの補給に伴ってコ
イン払出装置420内のコインが満杯になったことを検
出し、コイン補給管430からのコインの補給を停止さ
せるためのものである。なお、コインの補給は自動に代
えて手動で行なってもよい。さらに、図中398a,3
98b,398cは回転リールであり、各リールに対応
して設けられているパルスモータ418により駆動回転
される。前記コイン払出装置420,コイン払出モータ
422,コイン欠乏検出装置426,コイン満タン検出
器428および払出コイン検出器424により、遊技媒
体払出手段を構成している。 【0131】以上のように、この発明によれば、硬貨お
よび紙幣を用意することなく、有価価値が特定可能な遊
技媒体貸出用記録媒体が用いられることで、遊技者は硬
貨や紙幣を常備する必要がなく、さらに、弾球遊技機に
おいては玉貸機に硬貨や紙幣を入れて借りてきたパチン
コ玉を遊技機の供給皿へ投入する必要が不要となり、遊
技者の利便性が向上される。また、遊技場も硬貨や紙幣
の回収を行なわなくてすみ、回収作業にともなう煩わし
さが軽減される。 【0132】そして、このように遊技者の利便性と遊技
場側の係員の利便性を向上させるために用いた遊技媒体
貸出用記録媒体を管理する管理装置において、データ集
計手段226(228,230)が遊技者の購入代金の
対価としての有価価値である購入代金相当有価価値が特
定可能な情報が記録されて記録媒体販売装置10から販
売された遊技媒体貸出用記録媒体の販売枚数情報と販売
額情報とを集計し、データ出力手段224およびデータ
出力手段232のいずれか一方または両者がデータ集計
手段226(228,230)により集計された販売枚
数情報と販売額情報とを販売された遊技媒体貸出用記録
媒体の購入代金相当有価価値の大きさ表す情報とともに
出力することにより、遊技場側は、購入代金相当有価価
値の大きさがそれぞれ異なった複数種類で販売された遊
技媒体貸出用記録媒体のうちで所定の記録媒体販売装置
10から販売された遊技媒体貸出用記録媒体の販売状況
を把握できるので、遊技媒体貸出用記録媒体の販売状況
が容易に管理される。 【0133】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、購入代
金相当有価価値の大きさがそれぞれ異なった複数種類で
販売された遊技媒体貸出用記録媒体が用いられること
で、遊技者は貨幣の持合せがなくても遊技媒体貸出用記
録媒体を持っていれば遊技が可能となり、遊技者の利便
性を極力向上させることができるとともに、データ集計
手段が所定の記録媒体販売装置で販売された遊技媒体貸
出用記録媒体の販売枚数情報と販売額情報とを集計し、
データ出力手段が集計された販売枚数情報と販売額情報
とを販売された前記遊技媒体貸出用記録媒体の購入代金
相当有価価値の大きさの種類別に出力することで、遊技
場は、遊技者の購入した遊技媒体貸出用記録媒体の枚数
を購入代金相当有価価値の大きさの種類別に把握でき、
販売状況を極力容易かつ詳細に管理することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】遊技機を使用したシステムの一実施例の全体構
成を示す概略ブロック図である。 【図2】カード販売機の一例を示す外観斜視図である。 【図3】カード販売機の正面図である。 【図4】カード販売機の構成を示すブロック図である。 【図5】カード販売機の他の例としてのカード販売・玉
貸機の一例を示す正面図である。 【図6】システムに適用可能なカードの一例を示す図解
図である。 【図7】カードに磁気的にエンコードされ得るデータ例
を示す図解図である。 【図8】遊技機の一例であるパチンコ遊技機を示す全体
正面図である。 【図9】パチンコ遊技機300の一部内部構造を示す全
体背面図である。 【図10】パチンコ遊技機300の側面図である。 【図11】パチンコ遊技機の構成を示すブロック図であ
る。 【図12】パチンコ遊技機の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。 【図13】景品玉払出装置352の構成を示す拡大図で
ある。 【図14】景品玉払出装置352の分解斜視図である。 【図15】カード精算機の一例を示す外観斜視図であ
る。 【図16】そのカード精算機の正面図である。 【図17】カード精算機の構成を示すブロック図であ
る。 【図18】カード精算機の動作を説明するためのフロー
チャートである。 【図19】この発明に係る遊技媒体貸出用記録媒体管理
装置の一例のカードシステム管理装置の一例を示す外観
斜視図である。 【図20】カードシステム管理装置の操作パネルに設け
られた各キーなどを説明するための平面図である。 【図21】カードシステム管理装置の構成を示すブロッ
ク図であり、記憶装置に記憶される内容が図解的に示さ
れている。 【図22】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図23】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図24】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図25】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図26】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図27】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図28】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図29】カードシステム管理装置によってプリントア
ウトされる各種データの例を示す図解図である。 【図30】遊技場におけるシステムを構築する各装置を
遊技機との結合状態を示す図解的な平面図である。 【図31】遊技機の他の例であるスロットマシンの全体
正面図である。 【図32】そのスロットマシンの縦断面図である。 【符号の説明】 Pは、遊技媒体の一例であるパチンコ玉、Cは、遊技媒
体の一例であるコイン、14は遊技媒体貸出用記録媒体
管理装置の一例のカードシステム管理装置、226(2
28,230)はデータ集計手段の一例のCPU(RO
M,RAM)、232はデータ出力手段の一例のプリン
タ、224はデータ出力手段の他の例のCRTディスプ
レイ、22は遊技媒体貸出用記録媒体の一例のカード、
300は遊技機の一例であるパチンコ遊技機、396は
遊技機の一例であるスロットマシンである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技者の購入代金の対価としての有価価値である購
    入代金相当有価価値が特定可能な情報が記録され、該記
    録情報により特定される前記購入代金相当有価価値が遊
    技に用いられる遊技媒体の貸出に使用される遊技媒体貸
    出用記録媒体の管理装置であって、 前記遊技媒体貸出用記録媒体は、前記購入代金相当有価
    価値の大きさがそれぞれ異なった複数種類で販売され、 前記管理装置は、 遊技場に設置された所定の記録媒体販売装置で販売され
    た前記遊技媒体貸出用記録媒体の販売枚数情報と販売額
    情報とを集計するデータ集計手段と、 該データ集計手段により集計された販売枚数情報と販売
    額情報とを販売された前記遊技媒体貸出用記録媒体の前
    記購入代金相当有価価値の大きさの種類別に出力するデ
    ータ手段とを含むことを特徴とする、遊技媒体貸出用記
    録媒体管理装置。
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