JP2002288718A - 自動販売機およびその制御方法 - Google Patents

自動販売機およびその制御方法

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JP2002288718A
JP2002288718A JP2001090804A JP2001090804A JP2002288718A JP 2002288718 A JP2002288718 A JP 2002288718A JP 2001090804 A JP2001090804 A JP 2001090804A JP 2001090804 A JP2001090804 A JP 2001090804A JP 2002288718 A JP2002288718 A JP 2002288718A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賞味期限切れのブリックパック式飲料の販売
を確実に防止できる自動販売機を提供する。 【解決手段】 販売機本体に収容したブリックパック式
飲料の賞味期限情報をキーボードで入力する。キーボー
ドで入力した賞味期限情報をメモリに記憶させる。メモ
リが記憶したブリックパック式飲料の賞味期限とタイマ
手段で測定した時刻とを制御手段が比較する。賞味期限
が現在の時刻より後となると販売機本体による商品の販
売を制御手段が停止する。販売機本体で販売するブリッ
クパック式飲料の賞味期限が経過する前に、メモリに記
憶させた賞味期限情報をキーボードで変更する。販売機
本体でブリックパック式飲料を継続販売できる。販売機
本体による賞味期限が経過したブリックパック式飲料の
販売を確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売期限のある商
品を販売する自動販売機およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機は、販売期限
のある商品、例えば賞味期限を有するブリックパック式
飲料を販売する。また、この自動販売機は、販売機本体
を備えており、この販売機本体には、ブリックパック式
飲料をこの販売機本体へと供給する供給口が設けられて
いる。この供給口には、この供給口を開閉可能に閉塞す
る開閉手段としてのドア体が取り付けられている。
【0003】また、販売機本体は、この販売機本体にて
販売されるブリックパック式飲料の賞味期限情報を入力
して、この賞味期限情報を記憶手段としてのメモリに記
憶させる入力手段としてのキーボードを備えている。
【0004】さらに、販売機本体の販売面には、メモリ
に記憶させた賞味期限情報を表示する表示手段が取り付
けられている。この表示手段は、キーボードにて入力さ
れたブリックパック式飲料の賞味期限を表示する。
【0005】そして、販売機本体にてブリックパック式
飲料が販売されてこの販売機本体内に供給されたブリッ
クパック式飲料の数が減少した場合や、この販売機本体
による販売状況を点検する場合などには、この販売機本
体のドア体を開動作して、この販売機本体に供給された
ブリックパック式飲料の個数などを点検する。このと
き、この販売機本体にてブリックパック式飲料が販売さ
れて、この販売機本体に新たにブリックパック式飲料が
補充できる場合には、この販売機本体の供給口からブリ
ックパック式飲料を供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
自動販売機では、販売機本体に収容したブリックパック
式飲料の賞味期限を適切に管理しなければ、この販売機
本体により賞味期限の過ぎたブリックパック式飲料が販
売されてしまう。
【0007】このため、この販売機本体の表示手段でこ
の販売機本体にて販売されるブリックパック式飲料の賞
味期限を確認せずに購入した際に、賞味期限が過ぎたブ
リックパック式飲料を購入してしまう場合があるという
問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、販売期限の過ぎた商品の販売を確実に防止できる
自動販売機およびその制御方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動販売
機は、販売期限のある物品を収容して販売する販売機本
体と、この販売機本体にて販売される前記物品の販売期
限情報を入力する入力手段と、この入力手段にて入力さ
れた前記物品の販売期限情報を記憶する記憶手段と、時
計を計時するタイマ手段と、前記記憶手段に記憶させた
前記販売期限情報と前記タイマ手段で計時した現在の時
刻とを比較して前記販売期限情報が前記時刻以前の場合
にのみ前記販売機本体にて前記商品を販売させる制御手
段とを具備しているものである。
【0010】そして、この構成では、販売機本体に収容
した商品の販売期限情報を入力手段にて入力し、この販
売期限情報を記憶手段に記憶させる。この状態で、記憶
手段が記憶した商品の販売期限とタイマ手段で測定した
時刻とを比較して販売期限が現在の時刻より後となる
と、制御手段にて販売機本体による商品の販売が停止さ
れる。このため、販売機本体にて販売される商品の販売
期限が経過する前に、記憶手段に記憶させた販売期限情
報を入力手段で変更しなければ、この販売機本体にて商
品を継続して販売できない。よって、この販売機本体に
よる販売期限が経過した商品の販売が確実に防止され
る。
【0011】請求項2記載の自動販売機は、請求項1記
載の自動販売機において、販売機本体を開閉可能にする
開閉手段と、この開閉手段の開動作を検知する検知手段
と、この検知手段の検知により前記販売機本体の記憶手
段に記憶させた前記物品の販売期限情報をリセットする
リセット手段とを具備し、制御手段は、前記リセット手
段にて前記記憶手段の記憶がリセットされていない状態
で、この販売期限情報と前記タイマ手段で計時した現在
の時刻とを比較して前記販売期限情報が前記時刻以前の
場合にのみ前記販売機本体にて前記商品を販売させるも
のである。
【0012】そして、この構成では、制御手段にて販売
機本体による商品の販売が停止される以前に、この販売
機本体にて販売される商品を点検するためこの販売機本
体の開閉手段を開動作させる。このとき、この開閉手段
の開動作を検知手段が検出する。すると、この検知手段
の検出により、記憶手段に記憶させた商品の販売期限情
報がリセット手段によりリセットされて、この販売機本
体による商品の販売が停止される。この後、販売機本体
に供給されている商品が減少している場合には、この販
売機本体に商品を適宜に供給する。次いで、この販売機
本体に供給された商品における最短の販売期限情報を入
力手段により入力し、この販売期限情報を制御手段に記
憶させる。そして、この販売機本体の開閉手段を閉動作
して、この販売機本体を閉塞する。この結果、販売機本
体にて販売される商品を点検などした後に、この販売機
本体に供給した商品の販売期限を新たに記憶手段に記憶
させなければ、この販売機本体にて商品を販売できな
い。よって、この販売機本体による商品の販売を管理す
る者が、この販売機本体にて販売される商品を点検など
する毎に、商品における最短の販売期限を入力手段にて
記憶手段に記憶させることとなる。このため、この管理
者により販売機本体にて販売される商品を定期的に点検
などさせることにより、この販売機本体により販売され
る商品の販売期限が定期的に確実に更新される。
【0013】請求項3記載の自動販売機は、請求項1ま
たは2記載の自動販売機において、記憶手段は、リセッ
ト手段でリセットした情報を記憶し、この情報を所定の
操作で読み出し可能であるものである。
【0014】そして、この構成では、販売機本体の開閉
手段の開動作により販売期限情報がリセットされても、
リセット手段でリセットした情報を記憶手段で記憶させ
ておくことにより、点検または補充の前後において販売
機本体にて販売される商品の販売期限が変更されない場
合に、新に販売期限情報を再入力させる必要がなくな
り、この販売機本体の取り扱いが容易になる。
【0015】請求項4記載の自動販売機の制御方法は、
販売期限のある商品を収容して販売する販売機本体に、
前記商品の販売期限を記憶させ、この記憶させた前記商
品の販売期限の経過により、前記販売機本体による前記
商品の販売を停止させるものである。
【0016】そして、この構成では、販売期限のある商
品を収容して販売する販売機本体に記憶させた販売期限
の経過により、この販売機本体による商品の販売を停止
させる。このため、この販売機本体にて販売される商品
の販売期限が経過する前に、販売機本体に記憶させた販
売期限情報を変更しなければ、この販売機本体にて商品
を継続して販売できない。よって、この販売機本体によ
る販売期限が経過した商品の販売が確実に防止される。
【0017】請求項5記載の自動販売機の制御方法は、
請求項4記載の自動販売機の制御方法において、販売機
本体を開閉可能にする開閉手段の開動作を検知し、この
検知により、入力により記憶された前記物品の販売期限
情報をリセットし、この販売期限情報がリセットされた
状態で、前記販売機本体による前記商品の販売を停止さ
せるものである。
【0018】そして、この構成では、販売機本体の開閉
手段を開動作して、この販売機本体に供給された商品を
点検する。このとき、開閉手段の開動作を検知して、記
憶した物品の販売期限情報がリセットされ、この販売機
本体による商品の販売が停止する。この後、この販売機
本体に供給されている商品の個数が減少している場合に
は、この販売機本体に商品をこの販売機本体へと供給す
る。このため、販売機本体の開閉手段を開動作した後
に、この販売機本体にて販売される商品の販売期限を記
憶させなければ、この販売機本体にて商品を販売できな
い。よって、この販売機本体の管理者に販売機本体にて
販売される商品を定期的に点検などさせることにより、
この販売機本体にて販売される商品における最短の販売
期限が定期的に確実に更新される。
【0019】請求項6記載の自動販売機の制御方法は、
請求項4または5記載の自動販売機の制御方法におい
て、記憶させた販売期限情報をリセットしても、所定の
操作によりこの情報が読み出し可能となるものである。
【0020】そして、この構成では、記憶させた販売期
限情報をリセットしても、所定の操作でこの情報を記憶
させることができるから、点検または補充の前後におい
て販売機本体にて販売される商品の販売期限が変更され
ない場合に、新に販売期限情報を再入力させる必要がな
くなり、この販売機本体の取り扱いが容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機の一実
施の形態を図1ないし図3を参照して説明する。
【0022】図1ないし図3において、1は自動販売機
で、この自動販売機1は、販売期限を有する商品、例え
ば賞味期限を有する乳製飲料などをパックした飲料パッ
クである図示しないブリックパック式飲料を販売する。
また、この自動販売機1は、図3に示すように、内部に
複数のブリックパック式飲料が収容可能な略筐状の販売
機本体2を備えている。この販売機本体2は、内部に収
容した複数のブリックパック式飲料を所定の温度に冷蔵
して保存する。
【0023】また、この販売機本体2は、前面が開口し
て開口部3が設けられている。この開口部3内の販売機
本体2の上方には、この販売機本体2内にブリックパッ
ク式飲料を供給する少なくとも1つ以上の供給口4が設
けられている。また、販売機本体2の開口部3には、各
供給口4を開閉可能にする開閉手段としての蓋体である
ドア体5が開閉可能に取り付けられている。このドア体
5の前面、ずなわち表面には、図示しないコイン投入口
や複数の販売ボタンなどが配設された販売面6が設けら
れている。
【0024】さらに、販売機本体2の内部には、この販
売機本体2にて販売されるブリックパック式飲料におけ
る最短の賞味期限情報などを入力する入力手段としての
キーボード11が取り付けられている。このキーボード11
は、販売機本体2に対してドア体5を開動作させた際に
のみ操作できる。
【0025】そして、このキーボード11にて入力された
ブリックパック式飲料の賞味期限情報は、販売機本体2
内に設けた記憶手段としてのメモリ12へと伝達されて、
このメモリ12にて記憶される。ここで、このメモリ12
は、リセットされた情報が所定の操作により読み出し可
能である。
【0026】また、販売機本体2の内部には、時刻が測
定可能なタイマ手段としての時計機構13が取り付けられ
ている。この時計機構13は、現時刻が計時可能である。
そして、この時計機構13には、中央演算処理装置(CP
U;Central Processing Unit)などを有する制御手段14
が電気的に接続されている。この制御手段14は、後述す
るリセット機構22にてメモリ12の記憶がリセットされて
いない状態、すなわち販売機本体2に供給されたブリッ
クパック式飲料の賞味期限情報をメモリ12に記憶させた
状態で、このメモリ12に記憶させた賞味期限情報と時計
機構13で計時した現時刻情報とを比較して、賞味期限情
報が時刻情報以前の場合にのみ販売機本体2にてブリッ
クパック式飲料を販売させる。
【0027】さらに、この制御手段14は、販売機本体2
の内部に設置され、キーボード11およびメモリ12それぞ
れが電気的に接続されている。ここで、このメモリ12
は、制御手段14の内部に構成されていてもよい。また、
この制御手段14は、メモリ12にて記憶した賞味期限内に
限りブリックパック式飲料を販売する。さらに、この制
御手段14は、メモリ12にて記憶した賞味期限情報におけ
る賞味期限の経過により販売機本体2によるブリックパ
ック式飲料の販売を停止させる。
【0028】また、この制御手段14には、販売機本体2
によるブリックパック式飲料の販売を表示する販売中ラ
ンプ15が電気的に接続されている。この販売中ランプ15
は、制御手段14により点灯および消灯が制御されてお
り、販売機本体2にてブリックパック式飲料を販売して
いる際にのみ点灯する。さらに、制御手段14には、販売
機本体2によるブリックパック式飲料の販売の停止を表
示する販売停止ランプ16が電気的に接続されている。こ
の販売停止ランプ16は、制御手段14により点灯および消
灯が制御されており、販売機本体2によるブリックパッ
ク式飲料の販売が停止された際にのみ点灯する。
【0029】さらに、制御手段14には、ドア体5の内部
に設置され、このドア体5の販売面6を明るくして、こ
の販売面6を夜間でも目立たたせて表示させる蛍光灯17
が電気的に接続されている。この蛍光灯17は、制御手段
14により点灯および消灯が制御されており、販売機本体
2にてブリックパック式飲料を販売している際にのみ点
灯する。
【0030】また、制御手段14には、販売機本体2の内
部に供給された所定の種類のブリックパック式飲料を全
て販売した際、または制御手段14にて販売機本体2によ
るブリックパック式飲料の販売が停止された際に点灯す
る売切れランプ18が電気的に接続されている。この売切
れランプ18は、所定金額のコインをコイン投入口に投入
した後にオンすることにより、所定の種類のブリックパ
ック式飲料が販売機本体2から販売される販売ボタンの
内部や、この販売ボタンの下方に位置する販売面6など
に取り付けられている。また、この売切れランプ18は、
制御手段14により点灯および消灯が制御されている。
【0031】そして、販売機本体2の開口部3の内縁に
は、この開口部3に対してドア体5を開動作させた際
に、このドア体5の開動作を検知する検知手段としての
ドアスイッチ21が取り付けられている。このドアスイッ
チ21には、制御手段14に電気的に接続されたリセット手
段としてのリセット機構22が電気的に接続されている。
このリセット機構22は、ドアスイッチ21によるドア体5
の開動作の検知によりメモリ12に記憶させたブリックパ
ック式飲料の賞味期限情報を消去、すなわちリセット消
去する。
【0032】さらに、メモリ12には、所定の操作、例え
ばオンすることによりリセット機構22でこのメモリ12か
らリセットした最新の賞味期限情報を、このメモリ12に
再度そのまま読み出して記憶させる継続機構としてのセ
ットボタン23が制御手段14を介して電気的に接続されて
いる。このセットボタン23は、キーボード11にてブリッ
クパック式飲料の賞味期限情報をメモリ12に記憶させた
後にオンすることにより、このメモリ12にこの賞味期限
情報を記憶させる。この結果、このセットボタン23は、
メモリ12に記憶させた賞味期限情報のリセット機構22に
よるリセットにより、この賞味期限情報をメモリ12に記
憶させる。
【0033】また、制御手段14には、図2に示すよう
に、メモリ12が記憶した賞味期限情報を月日に変換して
表示する表示手段としてのモニタ24が電気的に接続され
ている。このモニタ24は、販売機本体2の内部に設置さ
れており、ドア体5にて販売機本体2の開口部3を開口
した際にのみこのモニタ24が表示するブリックパック式
飲料の賞味期限の月日情報を点検できる。また、このモ
ニタ24の一側部には、セットボタン23が設けられてい
る。
【0034】次に、上記一実施の形態の自動販売機の制
御方法を図1を参照して説明する。
【0035】まず、販売機本体2内に収容したブリック
パック式飲料を点検または補充するために、この販売機
本体2のドア体5を開動作して、この販売機本体2の開
口部3を開口する。このとき、ドアスイッチ21がドア体
5の開動作を検知する。すると、このドアスイッチ21に
よるドア体5の開動作の検知により、前回販売機本体2
内を点検または補充した際にメモリ12に記憶させたブリ
ックパック式飲料の最短の賞味期限情報がリセット機構
22によりリセットされる(ステップ1)。
【0036】このとき、制御手段14により販売機本体2
による各ブリックパック式飲料の販売が停止されるとと
もに、この販売機本体2の販売中ランプ15および蛍光灯
17が制御手段14により消灯される。
【0037】次いで、販売機本体2内におけるブリック
パック式飲料を点検、またはこの販売機本体2にブリッ
クパック式飲料を各供給口4から適宜に補充する。この
状態で、この販売機本体2内に収容したブリックパック
式飲料における最短の賞味期限をキーボード11にて入力
し、この賞味期限情報をメモリ12に記憶させる(ステッ
プ2)。
【0038】この後、セットボタン23をオンして、制御
手段14を起動させる(ステップ3)。
【0039】そして、販売機本体2のドア体5を閉動作
させて、この販売機本体2の開口部3をドア体5で閉塞
する(ステップ4)。
【0040】すると、この販売機本体2にて各ブリック
パック式飲料が販売中となるとともに、この販売機本体
2の販売中ランプ15および蛍光灯17が制御手段14により
点灯される(ステップ5)。
【0041】また、セットボタン23をオンせずに販売機
本体2のドア体5を閉動作させてこの販売機本体2の開
口部3を閉塞した場合には(ステップ6)、この販売機本
体2による各ブリックパック式飲料の販売が開始されず
に停止した状態が継続し、この販売機本体2の販売停止
ランプ16および売切れランプ18が制御手段14により点灯
される(ステップ7)。
【0042】さらに、販売機本体2にて各ブリックパッ
ク式飲料を販売している状態で、時計機構13によりメモ
リ12に記憶させたブリックパック式飲料の賞味期限が経
過した場合も同様に、この販売機本体2による各ブリッ
クパック式飲料の販売が制御手段14により停止されると
ともに、販売停止ランプ16および売切れランプ18が制御
手段14により点灯される(ステップ7)。
【0043】そして、任意の日数が経過した後、販売機
本体2のドア体5を開動作させて、この販売機本体2内
に収容したブリックパック式飲料を点検または補充する
(ステップ1)。
【0044】上述したように、上記一実施の形態によれ
ば、ドア体5を開動作して販売機本体2の開口部3を開
口した際に、このドア体5の開動作をドアスイッチ21が
検出し、このドアスイッチ21の検出により、メモリ12に
記憶させたブリックパック式飲料の賞味期限情報がリセ
ットされて、この販売機本体2によるブリックパック式
飲料の販売が停止される。
【0045】さらに、この販売機本体2の開口部3をド
ア体5で閉塞する以前に、キーボード11でブリックパッ
ク式飲料の賞味期限情報を入力し、この賞味期限情報を
メモリ12に記憶させた後、セットボタン23をオンしなけ
れば、この販売機本体2にてブリックパック式飲料の販
売を開始できない。
【0046】この結果、この販売機本体2にて販売され
るブリックパック式飲料を点検または補充などした後
に、この販売機本体2に供給したブリックパック式飲料
の賞味期限を新たにキーボード11でメモリ12に記憶させ
なければ、この販売機本体2にてブリックパック式飲料
が販売できない。
【0047】よって、この販売機本体2によるブリック
パック式飲料の販売を管理する者が、この販売機本体2
にて販売されるブリックパック式飲料を点検または補充
などする毎に、ブリックパック式飲料における最短の販
売期限をメモリ12にキーボード11にて記憶させることと
なる。
【0048】このため、この管理者により販売機本体2
にて販売されるブリックパック式飲料の販売状況を定期
的に点検または補充させることにより、この販売機本体
2により販売されるブリックパック式飲料の販売期限を
定期的に確実に更新できる。よって、この販売機本体2
による賞味期限の過ぎたブリックパック式飲料の販売を
確実に防止できる。
【0049】また、この販売機本体2にて販売されるブ
リックパック式飲料を点検または補充した後、この販売
機本体2のドア体5の開動作により販売期限情報がリセ
ットされたメモリ12に、この販売機本体2にて販売され
るブリックパック式飲料の販売期限情報をキーボード11
にて記憶させることができる。
【0050】この結果、販売機本体2にて販売されるブ
リックパック式飲料の最短の販売期限情報を容易にメモ
リ12に記憶させることができるので、この販売機本体2
の取り扱いを容易にできる。
【0051】さらに、販売機本体2のドア体5を開動作
させて、メモリ12に記憶させた賞味期限情報をリセット
させた際に、この賞味期限情報を制御手段が記憶する。
この状態で、セットボタン23をオンすることにより、リ
セット前にメモリ12にて記憶していた賞味期限情報を再
度このメモリ12に記憶させることができる。このため、
点検または補充後の販売機本体2にて販売されるブリッ
クパック式飲料の賞味期限が変更しない場合におけるこ
の販売機本体2の取り扱いを容易にできる。
【0052】なお、上記一実施の形態では、賞味期限を
有するブリックパック式飲料を販売する自動販売機1に
ついて説明したが、このような賞味期限を有するブリッ
クパック式飲料以外であっても、販売期限を有する商品
であればこの自動販売機1を用いることにより、上記一
実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0053】また、メモリ12に記憶させたブリックパッ
ク式飲料の賞味期限と時計機構13で測定する時刻と比較
して、この賞味期限が現在の時刻より後となると、制御
手段14で販売機本体2によるブリックパック式飲料の販
売を停止する構成とすることもできる。
【0054】すると、販売機本体2にて販売されるブリ
ックパック式飲料の賞味期限が経過する前に、メモリ12
に記憶させた販売期限情報をキーボード11で変更しなけ
れば、この販売機本体2にてブリックパック式飲料を継
続して販売できない。よって、この販売機本体2による
賞味期限が経過したブリックパック式飲料の販売を確実
に防止できる。
【0055】さらに、販売機本体2の供給口4毎に別種
のブリックパック式飲料を収容させて、1台の販売機本
体2にて複数種のブリックパック式飲料を販売する場合
には、各供給口4に収容したブリックパック式飲料毎の
賞味期限情報をメモリ12に記憶させて各供給口4毎に制
御手段14にて販売停止させることもできる。
【0056】また、販売機本体2の各供給口4に収容し
たブリックパック式飲料全体の最短の賞味期限情報をメ
モリ12に記憶させて、販売機本体2による販売全体を停
止させることもできる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の自動販売機によれば、記
憶手段が記憶した商品の販売期限とタイマ手段で測定し
た時刻とを比較して販売期限が現在の時刻より後となる
と、制御手段にて販売機本体による商品の販売を停止す
るので、販売機本体にて販売される商品の販売期限が経
過する前に、記憶手段に記憶させた販売期限情報を入力
手段で変更しなければ、この販売機本体にて商品を継続
して販売できないから、この販売機本体による販売期限
が経過した商品の販売を確実に防止できる。
【0058】請求項2記載の自動販売機によれば、請求
項1記載の自動販売機の効果に加え、開閉手段を開動作
させて、販売機本体にて販売される商品を点検などした
後に、この販売機本体に供給された商品の販売期限情報
を新たに入力手段でメモリに記憶させなければ、この販
売機本体で商品を販売できないから、この販売機本体に
よる販売期限の過ぎた商品の販売を確実に防止できる。
【0059】請求項3記載の自動販売機によれば、請求
項1または2記載の自動販売機の効果に加え、販売機本
体の開閉手段の開動作で販売期限情報がリセットされて
も、このリセットした情報を記憶手段で記憶させれば、
点検または補充の前後において販売機本体にて販売され
る商品の販売期限が変更されない場合に、新に販売期限
情報を再入力させる必要がなくなり、この販売機本体の
取り扱いを容易にできる。
【0060】請求項4記載の自動販売機の制御方法によ
れば、販売期限のある商品を収容して販売する販売機本
体に記憶させた販売期限の経過により、この販売機本体
による商品の販売を停止させるので、この販売機本体に
て販売される商品の販売期限が経過する前に、販売機本
体に記憶させた販売期限情報を変更しなければ、この販
売機本体にて商品を継続して販売できないから、この販
売機本体による販売期限が経過した商品の販売を確実に
防止できる。
【0061】請求項5記載の自動販売機の制御方法によ
れば、請求項4記載の自動販売機の制御方法の効果に加
え、開閉手段を開動作した後、この販売機本体にて販売
される商品の販売期限を入力手段で記憶手段に記憶させ
なければ、この販売機本体にて商品を販売できないか
ら、この販売機本体による販売期限の過ぎた商品の販売
を確実に防止できる。
【0062】請求項6記載の自動販売機の制御方法によ
れば、請求項4または5記載の自動販売機の制御方法の
効果に加え、記憶させた販売期限情報をリセットして
も、所定の操作でこの情報を記憶できるから、点検また
は補充の前後において販売機本体にて販売される商品の
販売期限が変更されない場合に、新に販売期限情報を再
入力させる必要がなくなり、この販売機本体の取り扱い
を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の自動販売機のフローチ
ャートである。
【図2】同上自動販売機の一部を示す平面図である。
【図3】同上自動販売機を示す構成図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 販売機本体 5 開閉手段としてのドア体 11 入力手段としてのキーボード 12 記憶手段としてのメモリ 13 タイマ手段としての時計機構 14 制御手段 21 検知手段としてのドアスイッチ 22 リセット手段としてのリセット機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売期限のある物品を収容して販売する
    販売機本体と、 この販売機本体にて販売される前記物品の販売期限情報
    を入力する入力手段と、 この入力手段にて入力された前記物品の販売期限情報を
    記憶する記憶手段と、 時計を計時するタイマ手段と、 前記記憶手段に記憶させた前記販売期限情報と前記タイ
    マ手段で計時した現在の時刻とを比較して前記販売期限
    情報が前記時刻以前の場合にのみ前記販売機本体にて前
    記商品を販売させる制御手段とを具備していることを特
    徴とした自動販売機。
  2. 【請求項2】 販売機本体を開閉可能にする開閉手段
    と、 この開閉手段の開動作を検知する検知手段と、 この検知手段の検知により前記販売機本体の記憶手段に
    記憶させた前記物品の販売期限情報をリセットするリセ
    ット手段とを具備し、 制御手段は、前記リセット手段にて前記記憶手段の記憶
    がリセットされていない状態で、この販売期限情報と前
    記タイマ手段で計時した現在の時刻とを比較して前記販
    売期限情報が前記時刻以前の場合にのみ前記販売機本体
    にて前記商品を販売させることを特徴とした請求項1記
    載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 記憶手段は、リセット手段でリセットし
    た情報を記憶し、この情報を所定の操作で読み出し可能
    であることを特徴とした請求項1または2記載の自動販
    売機。
  4. 【請求項4】 販売期限のある商品を収容して販売する
    販売機本体に、前記商品の販売期限を記憶させ、 この記憶させた前記商品の販売期限の経過により、前記
    販売機本体による前記商品の販売を停止させることを特
    徴とする自動販売機の制御方法。
  5. 【請求項5】 販売機本体を開閉可能にする開閉手段の
    開動作を検知し、 この検知により、入力により記憶された前記物品の販売
    期限情報をリセットし、 この販売期限情報がリセットされた状態で、前記販売機
    本体による前記商品の販売を停止させることを特徴とす
    る請求項4記載の自動販売機の制御方法。
  6. 【請求項6】 記憶させた販売期限情報をリセットして
    も、所定の操作によりこの情報が読み出し可能となるこ
    とを特徴とする請求項4または5記載の自動販売機の制
    御方法。
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CN113469644A (zh) * 2021-06-18 2021-10-01 深圳市点购电子商务控股股份有限公司 保质期提醒方法、自动售货装置、计算机设备和存储介质

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