JP2008077254A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、災害時に商品を無料提供する作業を簡単に行えるようにする自動販売機を提供することにある。
【解決手段】商用電源からの給電の他に、無停電電源装置を備え、常時は商用電源側からの給電により商品の搬出を行い、停電時は無停電電源装置からの給電により商品の搬出を行う自動販売機において、自動販売機の外面から操作可能な位置に商用電源側から無停電電源装置への切り替える操作手段を設け、操作手段を操作するだけで、商用電源の通電から無停電電源装置からの通電に切り替える。
【選択図】図２
【解決手段】商用電源からの給電の他に、無停電電源装置を備え、常時は商用電源側からの給電により商品の搬出を行い、停電時は無停電電源装置からの給電により商品の搬出を行う自動販売機において、自動販売機の外面から操作可能な位置に商用電源側から無停電電源装置への切り替える操作手段を設け、操作手段を操作するだけで、商用電源の通電から無停電電源装置からの通電に切り替える。
【選択図】図２
Description
本発明は、大規模地震などの災害で商用電源が停電した際に、商品を提供できる自動販売機に関する。
従来の災害対策用の自動販売機の販売方式としては、商用電源が停電などにより通常販売が行えない場合に、小扉を開放して自動販売機内の商品を手動により搬出可能とし、無料にて自動販売機内の商品を提供できるようにした構成が知られている。
また、商用電源が停電などにより通常販売が行えない場合に、外部の災害判定情報を受信し、バッテリにて自動販売機の商品を搬出可能とし、無料で商品を提供する構成が知られている（例えば、特許文献１参照）。
特開２０００−１３２７３７号公報
また、商用電源が停電などにより通常販売が行えない場合に、外部の災害判定情報を受信し、バッテリにて自動販売機の商品を搬出可能とし、無料で商品を提供する構成が知られている（例えば、特許文献１参照）。
ところで、上記自動販売機では、手動の場合、自動販売の小扉を鍵にて開放して作業をしなければならず、鍵の管理者が直ぐ駆けつけられない場合や、鍵の保管場所を忘れた場合に扉の開放作業が面倒となる。
また、災害判定情報を受信する方式では、通信回線が必要となり、通信回線まで災害を受けた場合には、自動販売機が動作しない可能性があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、災害時に商品を無料提供する作業を簡単に行えるようにした自動販売機を提供することを目的とする。
また、災害判定情報を受信する方式では、通信回線が必要となり、通信回線まで災害を受けた場合には、自動販売機が動作しない可能性があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、災害時に商品を無料提供する作業を簡単に行えるようにした自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、商用電源からの給電の他に、無停電電源装置を備え、常時は商用電源側からの給電により商品の搬出を行い、停電時は無停電電源装置からの給電により商品の搬出を行う自動販売機において、自動販売機の外面から操作可能な位置に商用電源側から無停電電源装置への切り替える操作手段を設けたことを特徴とする。
具体的には、操作手段の前面は透明板にて覆われている位置に設け、この透明板を壊して操作する。
また、操作手段は、透明板にて覆われている見本商品展示室内に設け、この透明板を壊して操作する。
具体的には、操作手段の前面は透明板にて覆われている位置に設け、この透明板を壊して操作する。
また、操作手段は、透明板にて覆われている見本商品展示室内に設け、この透明板を壊して操作する。
本発明は、自動販売機の外面から見える箇所に商用電源側から無停電電源装置への切り替える操作手段を設けたことにより、災害時に鍵がなくて商品の無料提供がすぐにできないなどの不具合がなくなり、通信回線を必要とせず、どこに設置してあっても、扉を開放せずにすぐに無料提供に切り替えることが可能となり、被災者に直ぐに商品が提供できるという効果が得られる。
また、操作手段は、透明板にて覆われているため、悪戯防止にもなる。
また、操作手段は、透明板にて覆われているため、悪戯防止にもなる。
以下に、本発明の実施の形態を示す図１および図２を用いて、一実施の形態に説明する。
図１は、本発明の実施の対象となる自動販売機の概略正面図の一例を示すものであり、自動販売機１は、その本体キャビネット前面に外扉２を備えており、本体キャビネット内には複数（ｎ個）のコラムを備えている。このコラムは、複数種類の商品を個別に収納する一方、商品選択ボタン２１が押され、販売指令が与えられた場合に押された商品選択ボタン２１対応する商品の払い出しを行うものである。
外扉２は、周知のようにその表面側に商品見本展示室２０、販売可能ランプおよび売切ランプを内蔵する商品選択ボタン２１、硬貨投入口２２、返却レバー２３、金額表示器２４、硬貨返却口２５、商品取出口２６が設けてられている。
図１は、本発明の実施の対象となる自動販売機の概略正面図の一例を示すものであり、自動販売機１は、その本体キャビネット前面に外扉２を備えており、本体キャビネット内には複数（ｎ個）のコラムを備えている。このコラムは、複数種類の商品を個別に収納する一方、商品選択ボタン２１が押され、販売指令が与えられた場合に押された商品選択ボタン２１対応する商品の払い出しを行うものである。
外扉２は、周知のようにその表面側に商品見本展示室２０、販売可能ランプおよび売切ランプを内蔵する商品選択ボタン２１、硬貨投入口２２、返却レバー２３、金額表示器２４、硬貨返却口２５、商品取出口２６が設けてられている。
商品見本展示室２０は、外扉２の上部に構成した透明板で覆われた窓であり、内部に配列した商品見本２７を外部に視認させることが可能である。この商品見本展示室２０を通じて視認される商品見本２７は、それぞれコラムに収納した商品を現し、商品選択ボタン２１と対応して設けられている。
このような自動販売機１の外扉２の前面には、新たに操作手段としての災害用の操作スイッチ２８が設けられるものであり、本実施例においては、商品見本展示室２０の下部近傍に設けられている。
この操作スイッチ２８は、後述するように商用電源側の通電から無停電電源装置側からの通電に切り替えるための操作スイッチ２８であり、通常時には悪戯などで操作され難いように透明のアクリル板２８ａにて覆うように配置されている。
このような自動販売機１の外扉２の前面には、新たに操作手段としての災害用の操作スイッチ２８が設けられるものであり、本実施例においては、商品見本展示室２０の下部近傍に設けられている。
この操作スイッチ２８は、後述するように商用電源側の通電から無停電電源装置側からの通電に切り替えるための操作スイッチ２８であり、通常時には悪戯などで操作され難いように透明のアクリル板２８ａにて覆うように配置されている。
次に、図２は、本発明の一実施の形態を示す構成ブロック図である。
１１は自動販売機全体を制御し、制御プログラムを記憶するメモリ１１ａおよび各種データを記憶するメモリ１１ｂを備える主制御部である。
この主制御部１１には、硬貨，紙幣などの受入、演算を行う貨幣処理部１３、冷熱装置１４ａを制御する冷熱制御部１４、商品を搬出する搬出装置１５ａを制御する搬出制御部１５、蛍光灯などの照明装置１６ａを制御する照明制御部１６、商用電源入力部１７、商用電源が使用できない時に使用する蓄電池としての無停電電源装置１８、商用電源入力部１７と無停電電源装置１８とを切り替えるため電源切替部１９が接続されている。
この電源切替部１９に、自動販売機１の外扉２０に配置された操作スイッチ２８が接続されており、この操作スイッチ２８を操作することで、電源切替部１９にて商用電源入力部１７と無停電電源装置１８との切替動作を行う。
１１は自動販売機全体を制御し、制御プログラムを記憶するメモリ１１ａおよび各種データを記憶するメモリ１１ｂを備える主制御部である。
この主制御部１１には、硬貨，紙幣などの受入、演算を行う貨幣処理部１３、冷熱装置１４ａを制御する冷熱制御部１４、商品を搬出する搬出装置１５ａを制御する搬出制御部１５、蛍光灯などの照明装置１６ａを制御する照明制御部１６、商用電源入力部１７、商用電源が使用できない時に使用する蓄電池としての無停電電源装置１８、商用電源入力部１７と無停電電源装置１８とを切り替えるため電源切替部１９が接続されている。
この電源切替部１９に、自動販売機１の外扉２０に配置された操作スイッチ２８が接続されており、この操作スイッチ２８を操作することで、電源切替部１９にて商用電源入力部１７と無停電電源装置１８との切替動作を行う。
また、商品選択ボタン２１、金額表示器２４もそれぞれ接続されており、商用電源入力部１７、無停電電源装置１８と共に、ＡＣ１００Ｖの電源に接続されており、無停電電源装置１８は常時、充電状態にある。
この構成において、通常の販売は周知のとおりであり、自動販売機１は、商用電源入力部１７からの給電により稼動しており、販売待機状態において、硬貨投入口２２に所定金額の硬貨が投入されると、商品選択ボタン２１の販売可ランプが点灯し、商品選択ボタン２１が押されると、搬出制御部１５から押された商品選択ボタン２１に対応する搬出制御部１５を介して搬出装置１５ａに対して商品の搬出指令が出され、対応するコラムから商品が商品取出口２６へ搬出され、釣銭がある場合には硬貨返却口２５から釣銭が返却されて、商品の一販売が終了する。
この構成において、通常の販売は周知のとおりであり、自動販売機１は、商用電源入力部１７からの給電により稼動しており、販売待機状態において、硬貨投入口２２に所定金額の硬貨が投入されると、商品選択ボタン２１の販売可ランプが点灯し、商品選択ボタン２１が押されると、搬出制御部１５から押された商品選択ボタン２１に対応する搬出制御部１５を介して搬出装置１５ａに対して商品の搬出指令が出され、対応するコラムから商品が商品取出口２６へ搬出され、釣銭がある場合には硬貨返却口２５から釣銭が返却されて、商品の一販売が終了する。
次に、災害時の販売モードにおいては、まず、大規模地震などの災害によって停電となり、自動販売機１への商用電源入力部１７から断たれると、管理者の判断により、自動販売機１の外扉２に配置されている操作スイッチ２８を操作するものである。
具体的には、透明のアクリル板２８ａを壊して、操作スイッチ２８を操作することで、電源切替部１９を商用電源入力部１７側から無停電電源装置１８側に切り替える。
この無停電電源装置１８からの給電は、商品搬出に必要な機能のみに限定して給電され、例えば、貨幣処理部１３および金額表示器２４への給電停止、および冷熱制御部１４、照明制御部１６を介して冷熱装置１４ａ、照明装置１６ａへの給電を停止して、商品搬出の最低条件の機能である商品選択ボタン２１、搬出制御部、搬出装置１５ａのみに給電するようにして消費電力を抑える。
具体的には、透明のアクリル板２８ａを壊して、操作スイッチ２８を操作することで、電源切替部１９を商用電源入力部１７側から無停電電源装置１８側に切り替える。
この無停電電源装置１８からの給電は、商品搬出に必要な機能のみに限定して給電され、例えば、貨幣処理部１３および金額表示器２４への給電停止、および冷熱制御部１４、照明制御部１６を介して冷熱装置１４ａ、照明装置１６ａへの給電を停止して、商品搬出の最低条件の機能である商品選択ボタン２１、搬出制御部、搬出装置１５ａのみに給電するようにして消費電力を抑える。
ここで、無停電電源装置１８からの給電に切り替わったことにより、自動販売機１の販売可能ランプが点灯している商品選択ボタン２１が押されると、搬出制御部１５から押された商品選択ボタン２１に対応する搬出装置１５ａに対して商品の搬出指令が出され、対応するコラムから商品が商品取出口２６へ搬出され、商品の無料単品販売が行われる。
一方、商品選択ボタンを連続して押すと、連続して商品が払い出させる。
なお、商品の払出し条件の設定として、操作スイッチ２８の設置箇所は本実施形態に限定されるものではなく、商品見本展示室内、あるいは自動販売機の設置場所によっては前面ではなく、側面にすることも可能である。
また、悪戯対策として、商用電源の通電時に操作スイッチ２８が操作されても無効となるようにする。すなわち、停電検出することで、操作スイッチ２８の操作とのＡＮＤ条件にて無料搬出可能とする。
一方、商品選択ボタンを連続して押すと、連続して商品が払い出させる。
なお、商品の払出し条件の設定として、操作スイッチ２８の設置箇所は本実施形態に限定されるものではなく、商品見本展示室内、あるいは自動販売機の設置場所によっては前面ではなく、側面にすることも可能である。
また、悪戯対策として、商用電源の通電時に操作スイッチ２８が操作されても無効となるようにする。すなわち、停電検出することで、操作スイッチ２８の操作とのＡＮＤ条件にて無料搬出可能とする。
さらに、上記のように側面に操作スイッチ２８を配置するなどして、悪戯をし難くすることも可能となる。
１ 自動販売機
２ 外扉
２１ 商品選択ボタン
１１ 主制御部
１２ リモコン
１７ 商用電源入力部
１８ 無停電電源装置
１９ 電源切替部
２０ 商品見本展示室
２８ 操作スイッチ
２８ａ アクリル板
２ 外扉
２１ 商品選択ボタン
１１ 主制御部
１２ リモコン
１７ 商用電源入力部
１８ 無停電電源装置
１９ 電源切替部
２０ 商品見本展示室
２８ 操作スイッチ
２８ａ アクリル板
Claims (3)
- 商用電源からの給電の他に、無停電電源装置を備え、常時は商用電源側からの給電により商品の搬出を行い、停電時は無停電電源装置からの給電により商品の搬出を行う自動販売機において、
自動販売機の外面から操作可能な位置に商用電源側から無停電電源装置への切り替える操作手段を設けたことを特徴とする自動販売機。 - 請求項１記載の自動販売機において、操作手段の前面は透明板にて覆われていることを特徴とする自動販売機。
- 請求項１記載の自動販売機において、操作手段は、透明板にて覆われている見本商品展示室内に設けられていることを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006253647A JP2008077254A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006253647A JP2008077254A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008077254A true JP2008077254A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39349262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006253647A Pending JP2008077254A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008077254A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012059114A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Sanden Corp | 自動販売機 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237489A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動販売機の商品選択装置 |
| JP2000298758A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Izumi Denshi Kk | 自動販売機の商品選択スイッチ |
| JP2006195950A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-07-27 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
-
2006
- 2006-09-20 JP JP2006253647A patent/JP2008077254A/ja active Pending
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2012059114A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Sanden Corp | 自動販売機 |
| CN103201774A (zh) * | 2010-09-10 | 2013-07-10 | 三电有限公司 | 自动售货机 |
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