JP4805600B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、MIM構造のキャパシタを含む半導体装置に関する。
近年、キャパシタ素子においては、従来のMOS型キャパシタに比し、寄生抵抗、寄生容量が著しく小さいMIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタが利用されるようになっている。また、このようなMIMキャパシタをロジックデバイス中に組み込みワンチップ化した構造も開発されている。かかる構造を実現するには、両デバイスの構造および製造プロセスの統合を図る必要がある。ロジックデバイスでは、配線を多層に積層した構造が一般的に利用されている。こうした多層配線構造に、MIMキャパシタの構造やプロセスを如何に適合させるかが重要な技術的課題となる。このような観点から、MIMキャパシタの電極をデバイス領域の多層配線構造と同様の手法で製造するプロセスが開発されている。
特許文献1には、導電ラインが平行に配置された第1レベルの層と、第1レベルの層の導電ラインに対向して設けられた導電ラインが平行に配置された第2レベルの層と、これらの層の間に形成された絶縁膜と、を含む多層の容量構造が開示されている。
しかし、多層配線構造を形成する際、配線パターンにばらつきがあると、層の平坦化が損なわれ、寸法精度が劣化するという課題がある。この課題を解決するために、半導体装置に形成される集積回路の回路機能に関わる配線層の中に、ダミー配線を配置することにより、配線層の配線密度の均一性を高めるという手法が用いられる。特許文献2には、このようなダミー配線を電気的にフローティングにせず、設置電位に固定する技術が開示されている。
ところで、キャパシタ素子においては、半導体装置の微細化に伴い、キャパシタの周辺領域に形成された他の配線の影響が大きくなり、キャパシタの容量値が安定化できないという課題がある。特許文献3には、半導体基板上に下部電極を形成しその上方に形成した多角形状の上部電極に形成してなる容量素子を備えた半導体集積回路において、多角形状の上部電極の各辺に対して離間した対向位置に上部電極と同一材質にて形成したシールドをそれぞれ配置した構成が開示されている。これにより、微細化しても外乱に強くしかも付加容量が小さく精度が高い容量が形成されると記載されている。
米国特許出願公開第2002/0047154明細書 特開2001−196372号公報 特開平5−90489号公報
しかし、特許文献3に記載の半導体集積回路の構成では、シールドは、多角形状の上部電極の各辺に対して離間した対向位置に配置されているだけであり、下部電極へ漏れる電界に対するシールドの効果が小さいという課題がある。また、下部電極形成時の寸法精度の向上を図ることができないという課題もある。
本発明によれば、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜、前記絶縁膜を介して対向配置された第1の電極および第2の電極、を有するMIMキャパシタが形成されたキャパシタ形成領域と、前記半導体基板上の前記MIMキャパシタと同層において、前記キャパシタ形成領域の外周に形成されるとともに所定電位に設定された複数のシールド電極を含み、前記キャパシタ形成領域を他の領域から遮蔽するシールド領域と、を含むことを特徴とする半導体装置が提供される。
ここで、シールド電極は、第1の電極および第2の電極を形成する際に、ダミーパターンとして第1の電極および第2の電極と同時に形成することができる。これにより、半導体装置の寸法精度を高めることができる。また、第1の電極および第2の電極が形成された層の外周にシールド電極が形成されるので、キャパシタ形成領域を他の領域から遮蔽することができ、MIMキャパシタの容量値を安定化することができる。
ここで、MIM容量は、第1の電極および第2の電極の一方が配線層間に形成され、他方が通常配線メタルとして形成され、これらの間に絶縁膜が形成された平行平板MIM容量とすることができる。また、MIM容量は、第1の電極および第2の電極とが配線メタルとして櫛形に互い違いに形成され、これらの間に絶縁膜が形成された配線MIM容量とすることもできる。このようなMIM容量の周囲を囲むようにして、各方向に少なくとも1個のダミー電極が形成され、当該ダミー電極の電位を所定の電圧に設定することにより、シールド電極とすることができる。
本発明によれば、MIM構造のキャパシタを含む半導体装置において、寸法精度を高めるとともに安定した容量値を与えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には、同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態における半導体装置100の構成を示す断面図である。
本実施の形態において、図示していないが、半導体装置は、半導体基板上のキャパシタ形成領域とは異なる領域に形成されたトランジスタと、そのトランジスタの上に形成された多層配線構造とを含むロジック領域を含むことができる。キャパシタ形成領域、シールド領域、および浮遊領域等の配線やビアは、ロジック領域の多層配線構造の配線やビアと同時に同工程で形成することができる。
半導体装置100は、半導体基板102と、半導体基板102上に形成された層間絶縁膜104(絶縁膜)、層間絶縁膜104を介して対向配置された第1の電極110および第2の電極112を有するMIMキャパシタが形成されたキャパシタ形成領域130と、半導体基板102上のMIMキャパシタと同層において、キャパシタ形成領域130の外周に形成されるとともに所定電位に設定された複数のシールド電極114を含み、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮蔽するシールド領域132と、を含む。半導体装置100は、第1の電極110および第2の電極112を構成する配線106、および配線106上下に形成されたビア108が複数積層された多層配線構造を含む。ここで、層間絶縁膜104はひとまとまりに示しているが、層間絶縁膜104は、たとえばエッチングストッパ膜、配線間絶縁膜、保護絶縁膜等が複数積層された構造を有する。層間絶縁膜104は、ロジック領域の多層配線構造で用いられる層間絶縁膜と同じ材料により構成することができる。たとえば、層間絶縁膜104は、シリコン酸化膜や、低誘電率膜により構成することができる。
本実施の形態において、配線106は、上下間でビア108を介して電気的に接続される。配線106は、銅やアルミニウムにより構成することができる。配線106は、第1の電位線120に接続された第1の電極110と、第1の電位線120の電位とは異なる電位に設定された第2の電位線122に接続された第2の電極112とを含む。本実施の形態において、層間絶縁膜104は容量膜として機能し、第1の電極110、層間絶縁膜104、および第2の電極112は、同層に並行配置されて、MIMキャパシタを構成している。また、半導体装置100の各層において、第1の電極110と第2の電極112が、層間絶縁膜104を介して交互に並行配置される。なお、本実施の形態において、配線106がビア108により接続され、ビア108もそれに接続された配線106と同電位に保たれるので、ビア108部分でも容量が生じ、MIMキャパシタの容量値を大きくすることができる。
半導体装置100は、キャパシタが形成されたキャパシタ形成領域130と、キャパシタ形成領域130の周囲に形成されたシールド領域132と、シールド領域132の周囲に形成された浮遊領域134とを含む。
ここで、キャパシタ形成領域130は、複数の配線層に形成された複数の第1の電極110および第2の電極112を含み、シールド領域132は、複数の第1の電極110および第2の電極112が形成されたそれぞれの配線層について、複数の第1の電極110および第2の電極112の外周に形成された複数のシールド電極114と、複数の配線層に形成された複数のシールド電極114間を接続する複数のシールドビア115とを含む。 シールド電極114は、上下間でシールドビア115を介して電気的に接続される。本実施の形態において、シールド電極114は、シールドビア115を介して半導体基板102と電気的に接続され、接地される。
本実施の形態において、シールド電極114および浮遊電極116は、第1の電極110および第2の電極112を形成する際に、これらのダミーパターンとして同時に形成される。すなわち、シールド電極114および浮遊電極116は、第1の電極110および第2の電極112が形成された層全体に形成される。シールド電極114および浮遊電極116は、半導体装置100の回路動作には関わらず、半導体装置100の回路動作にかかわる他の構成要素の寸法精度を向上する目的で設けられる。本実施の形態においては、このようなダミーパターンの一部を、第1の電極110および第2の電極112が形成されたキャパシタ形成領域130を他の領域から遮断するシールド電極114として用いる。また、ダミーパターンの残りを浮遊電極116として用いる。シールド領域132とその外側の他の領域との間に浮遊電極116を含む浮遊領域134を設けることにより、他の領域の最外部に配置された配線の設定電位がシールド電極114の設定電位と異なる場合であっても、これらの電位差が浮遊電極116により緩衝され、これらの配線間に発生する容量成分を抑制することができる。
図2は、図1に示した半導体装置100のA−A平面断面図である。
本実施の形態において、第1の電極110および第2の電極112は、一方向に延在する配線形状を有する。キャパシタ形成領域130の平面形状は、多角形状とすることができ、複数のシールド電極114は、キャパシタ形成領域130の各辺に沿って配置される。本実施の形態において、キャパシタ形成領域130は、矩形状の平面形状を有し、複数のシールド電極114は、キャパシタ形成領域130の周囲4辺に配置される。ここで、シールド電極114は、ドット状の平面形状を有し、複数のシールド電極114は、シールド領域132に分散配置される。浮遊電極116は、シールド電極114と同じ平面形状を有する。本実施の形態において、浮遊電極116もドット状の平面形状を有する。複数の浮遊電極116は、シールド領域132の周囲4辺に配置される。複数の浮遊電極116は、浮遊領域134に分散配置される。このように、シールド電極114および浮遊電極116がドット状の平面形状を有するようにすることにより、キャパシタ形成領域130の配線106(第1の電極110および第2の電極112)の寸法精度をあげるためのダミーパターンとしての効果を高めることができる。また、シールド電極114および浮遊電極116の平面形状をドット状とすることにより、第1の電極110や第2の電極112の配置パターンにかかわらず、シールド電極114や浮遊電極116を適切に分散配置することができる。このような構成としても、上下層のシールド電極114がシールドビア115により接続されているので、シールド機能を確保することができる。
また、半導体装置100の複数層の少なくとも一層に、第1の電位線120および第2の電位線122が形成される。上述したように、半導体装置100の配線106は、上下間でビア108を介して電気的に接続されている。そのため、半導体装置100の複数層の少なくとも一層で第1の電極110を第1の電位線120に、および第2の電極112を第2の電位線122に接続することにより、全層の第1の電極110および第2の電極112をそれぞれ所望の定電位に設定することができる。
本実施の形態における半導体装置100において、キャパシタ形成領域130、シールド領域132、および浮遊領域134に形成される配線およびビアは、ロジック領域に形成される多層配線構造の配線およびビアと同一の方法により、同工程で形成することができる。
本実施の形態において、キャパシタ形成領域130の外周にシールド領域132および浮遊領域134が形成されているため、半導体装置100の寸法精度を高めることができる。また、シールド電極114は、シールドビア115により接続され、上下層にわたって同電位に設定されるので、シールド電極114間に容量が発生するのを防ぐことができる。
図3は、複数のキャパシタ形成領域130が形成された構成を示す平面断面図である。
ここでは、半導体基板(不図示)上に4つのキャパシタ形成領域130が形成されており、各キャパシタ形成領域130の周囲にシールド領域132が形成されている。また、各シールド領域132の間には、浮遊領域134が形成されている。このような構成とすると、たとえば一つのキャパシタ形成領域130の周囲に形成されたシールド領域132は、そのキャパシタ形成領域130を他の領域から遮断するシールドとして機能するとともに、そのキャパシタ形成領域130に形成された配線106や、他のキャパシタ形成領域130に形成された配線106を形成する際の寸法精度を高めるダミーパターンとしても機能する。これにより、半導体装置100の寸法精度をより高めることができる。
図4は、図1のA−A平面断面図の他の例を示す図である。
シールド電極114は、第1の電極110や第2の電極112と同様、一方向に延在する配線形状を有する構成とすることもできる。このような構成としても、シールド電極114により、第1の電極110および第2の電極112の繰り返しパターンを維持することができ、半導体装置100の寸法精度を高めることができる。また、このような構成により、シールド機能を高めることができる。
シールド電極114は、第1の電極110や第2の電極112と同じ形状、または、第1の電極110や第2の電極112よりも小さい平面形状を有する構成とすることができる。これにより、シールド電極114の第1の電極110および第2の電極112を形成する際のダミーパターンとしての機能を高めることができる。
図5は、本実施の形態における半導体装置100の他の例を示す断面図である。
図5において、キャパシタ形成領域130の周囲に浮遊領域134が形成され、さらにその周囲にシールド領域132が形成された点で、図1〜図3に示した例と異なる。
本実施の形態において、第1の電極110および第2の電極112が交互に配置され、キャパシタ形成領域130の一端には第1の電極110が配置され、キャパシタ形成領域130の他端には第2の電極112が配置される。第1の電極110および第2の電極112はキャパシタを構成しており、いずれか一方が接地され、他方が高電位に設定されている。本実施の形態において、シールド電極114は、半導体基板102に接続されて接地されているため、高電位に設定された第1の電極110または第2の電極112の近傍にシールド電極114を配置すると、これらの間で容量が発生するおそれがある。図5に示した例では、キャパシタ形成領域130とシールド領域132との間に浮遊領域134が設けられているため、高電位に設定された第1の電極110または第2の電極112とシールド電極114との距離をある程度離すことができ、これらの間の容量の発生を防ぐことができる。
図6は、図5に示した半導体装置100のB−B平面断面図である。
ここでも、図2に示したのと同様、浮遊電極116およびシールド電極114は、キャパシタ形成領域130の周囲にドット状に分散配置される。これにより、配線106等を形成する際の寸法精度を高めることができる。
図7は、複数のキャパシタ形成領域130が形成された構成を示す。
ここでは、半導体基板(不図示)上に4つのキャパシタ形成領域130が形成されており、各キャパシタ形成領域130の周囲に浮遊領域134が形成されている。また、浮遊領域134で囲まれたキャパシタ形成領域130をさらにその外周から取り囲むようにシールド領域132が形成されている。ここで、シールド領域132の各辺は、隣接するキャパシタ形成領域130で共有に設けられている。上述したように、本例において、キャパシタ形成領域130とシールド領域132との間には浮遊領域134が形成されており、ある程度の距離があり、シールド電極114と第1の電極110または第2の電極112との電位差があっても、その間に容量が発生するのを防ぐことができる。そのため、シールド領域132を複数のキャパシタ形成領域130で共有する構成としても、シールド領域132により、各キャパシタ形成領域130を他の領域から有効に遮断することができる。
図8は、本実施の形態における半導体装置100の他の例を示す断面図である。
以上の例では、半導体装置100が浮遊領域134を有する構成を示したが、半導体装置100は、浮遊領域134を有しない構成とすることもできる。このような構成としても、キャパシタ形成領域130の周囲にシールド領域132を形成することにより、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮断することができる。
図9は、図8に示した構成の半導体装置100が複数形成された平面断面図である。
ここでは、半導体基板(不図示)上に4つのキャパシタ形成領域130が形成されており、各キャパシタ形成領域130の周囲にシールド領域132が形成されている。ここでは、シールド領域132に形成されたシールド電極114が複数のキャパシタ形成領域130で共有されている。このような構成とすることにより、半導体装置100の寸法精度を高めることができる。また、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮断することができる。
図10は、図8に示した構成の半導体装置100が複数形成された平面断面図の他の例である。
ここでは、隣接するキャパシタ形成領域130の間に、シールド電極114が2つずつ形成されている。このような構成とすることにより、シールド電極114のダミーパターンとしての効果を高めることができ、半導体装置100の寸法精度をより高めることができる。また、複数のキャパシタ形成領域130の周囲に形成されたシールド領域132は、いずれも接地されて同電位に設定されているため、シールド領域132の遮断機能も高めることができる。
図11は、本実施の形態における半導体装置100の他の例を示す断面図である。
図11において、半導体装置100は、キャパシタ形成領域130のMIMキャパシタの上部または下部を覆うように形成された複数のシールド電極114をさらに含む。これにより、キャパシタ形成領域130を平面方向の外周だけでなく、上下においてもシールド領域132で囲むことができ、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮断する効果をより一層高めることができる。ここで、最下層に形成されたシールド電極114は、それぞれ、シールドビア115を介して半導体基板102に接続され、接地される。
図12は、図11に示した半導体装置100のC−C平面断面図である。
このように、最上層において、複数のシールド電極114を、下層のシールド電極114およびシールドビア115を介して半導体基板102と接続され、接地されたいずれかのシールド電極114と接続配線136を介して電気的に接続することにより、すべてのシールド電極114を接地することができる。また、複数のシールド電極114は、層の平坦化を損なわない範囲であれば、接地されたいずれかのシールド電極114と接続されたパターンに形成することもできる。
以上のように、キャパシタ形成領域130の平面方向の周囲だけでなく、上下の層にもシールド領域132を形成することにより、キャパシタ形成領域130を他の領域からより効果的に遮断することができる。なお、この例においても、キャパシタ形成領域130とシールド領域132との間、またはシールド領域132と他の領域との間に浮遊領域134を設けた構成とすることもできる。
以上のように、本実施の形態における半導体装置100によれば、MIMキャパシタを構成する第1の電極110および第2の電極112を形成する際に、シールド電極114や浮遊電極116がダミーパターンとして同時に形成されるので、その層の平坦化等が保たれ、半導体装置100の寸法精度を高めることができる。また、このようにして形成されたシールド電極114により、MIMキャパシタが形成されたキャパシタ形成領域130を遮蔽することができ、キャパシタ形成領域130のMIMキャパシタの容量値を安定化させることができる。また、本実施の形態において、シールド領域132に形成されたシールド電極114が、接地電位に保たれるので、キャパシタ形成領域130を遮蔽する効果を高めることができる。
(第2の実施の形態)
図13は、本実施の形態における半導体装置100の構成を示す断面図である。
本実施の形態において、シールド電極114が、半導体基板102に接続されていない点で第1の実施の形態と異なる。その他の構成は、第1の実施の形態で説明したのと同様なので、説明を省略する。本実施の形態において、シールド電極114は、第3の電位線138に接続され、第3の電位線138に設定される電位によって、シールド電極114の電位も設定される。
図14は、図13に示した半導体装置100のD−D平面断面図である。
ここでは、浮遊電極116は省略している。本実施の形態において、シールド電極114が形成された複数層の少なくとも一層において、シールド電極114は、第1の電極110や第2の電極112と同様の配線形状に形成することができる。これにより、第1の電極110や第2の電極112の繰り返しパターンを維持しつつ、簡易な構成で複数のシールド電極114間の電気的接続をとることができる。本実施の形態において、他の層では、シールド電極114は、図2に示したのと同様にドット状に形成することもできる。
本実施の形態においても、キャパシタ形成領域130は、矩形状の平面形状を有し、複数のシールド電極114は、キャパシタ形成領域130の周囲4辺に配置される。本実施の形態において、第3の電位線138の配置を適宜設定することにより、複数のシールド電極114のいずれかは、他のシールド電極114と異なる電位に設定することができる。この場合であっても、キャパシタ形成領域130の各辺の同一辺に配置されたシールド電極114は、同電位に設定することができる。これにより、シールド電極114によるキャパシタ形成領域130を遮蔽する効果を確保することができる。
図14に示した層において、複数のシールド電極114は、それぞれ接続配線136を介して電気的に接続される。また、いずれか一つのシールド電極114は、第3の電位線138に接続される。このような構成とすることにより、複数のシールド電極114をすべて同一の電位に設定することができる。第3の電位線138に設定される電位は、第1の電極110および第2の電極112にそれぞれ接続された第1の電位線120および第2の電位線122のいずれか一方と同じ電位とすることもでき、これらの電位の間の任意の電位とすることもできる。たとえば、第3の電位線138は接地することもでき、第1の電位線120と第2の電位線122の電位の中間電位に設定することもできる。
図15は、図13に示した半導体装置100のD−D平面断面図の他の例を示す図である。
ここでも、図14に示した構成と同様、複数のシールド電極114は、それぞれ接続配線136を介して電気的に接続される。本例において、少なくとも一つのシールド電極114が、第1の電位線120に接続される点で、図14に示した構成と異なる。このような構成とすることにより、シールド電極114を第1の電極110と同電位に設定することができる。これにより、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮断することができる。また、シールド電極114の電位を設定するのに、第1の電位線120が用いられているので、半導体装置100の配線構造を簡略化することができる。なお、ここでは、シールド電極114が第1の電位線120に接続された構成を示すが、シールド電極114は、第2の電位線122に接続された構成とすることもできる。
図16は、図13に示した半導体装置100のD−D平面断面図の他の例を示す図である。
ここで、第3の電位線138は、複数の電位線138a〜138dを含む構成とすることができる。複数のシールド電極114は、それぞれ異なる電位線138a〜138dに接続される。電位線138a〜138dには、異なる電位を設定することができる。たとえば、第1の電極110に隣接して設けられたシールド電極114に接続された電位線138dには、第1の電極110に設定される電位と同じ電位を設定することができる。また、同様に、第2の電極112に隣接して設けられたシールド電極114に接続された電位線138bには、第2の電極112に設定される電位と同じ電位を設定することができる。また、第1の電極110や第2の電極112の延在方向と略垂直な方向に延在するシールド電極114には、たとえば第1の電極110と第2の電極112にそれぞれ設定される電位の中間電位を設定することもでき、これらは接地することもできる。
このように、キャパシタ形成領域130の周囲に形成されたシールド領域132において、複数のシールド電極114の電位を異なる値に設定する構成とすることにより、隣接するキャパシタ形成領域130の第1の電極110または第2の電極112の電位に応じて設定する電位を決定することができるので、キャパシタ形成領域130の電極とシールド電極114との間に容量が発生するのを防ぐことができる。また、このような構成としても、キャパシタ形成領域130の各辺に一定電位に設定されたシールド電極114の壁が形成されるので、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮断することができる。
以上のように、本実施の形態における半導体装置100においても、第1の実施の形態における半導体装置100と同様の効果が得られる。また、本実施の形態における半導体装置100によれば、キャパシタ形成領域130の第1の電極110や第2の電極112に設定する電位やシールド電極114の第1の電極110や第2の電極112に対する配置関係等に応じて、複数のシールド電極114の電位を適宜設定することができる。
(第3の実施の形態)
図17は、本実施の形態における半導体装置100の構成を示す断面図である。
本実施の形態においても、図示していないが、半導体装置100は、半導体基板102上のキャパシタ形成領域130とは異なる領域に形成されたトランジスタと、そのトランジスタの上に形成された多層配線構造とを含むロジック領域を含むことができる。キャパシタ形成領域130、シールド領域132、および浮遊領域134等の配線やビアは、ロジック領域の多層配線構造の配線やビアと同時に形成することができる。
本実施の形態において、第1の電極110、層間絶縁膜104、および第2の電極112が異なる層に形成された点で、第1および第2の実施の形態における半導体装置100と異なる。
本実施の形態における半導体装置100は、半導体基板102と、その上に形成された層間絶縁膜104を有する。層間絶縁膜104は、第1の実施の形態で説明したのと同様、複数の層により構成される。本実施の形態において、層間絶縁膜104は、他の層で用いられる絶縁膜よりも誘電率の高い材料により構成された容量膜105を含む構成とすることができる。ここで、下層に第2の電極112が形成され、第2の電極112と間隔を隔てて、その上層に第1の電極110が形成される。第2の電極112と第1の電極110との間には層間絶縁膜104(容量膜105)が介在している。また、第2の電極112は、ビア108を介して半導体基板102に接続され、第2の電位線122を介して接地される。また、第1の電極110は、所定電位に設定された第1の電位線120に接続される。
半導体装置100は、第2の電極112および第1の電極110と同層にそれぞれ設けられたシールド電極114の電極対を複数含む。すなわち、第2の電極112が形成された層において、第2の電極112の周囲には、シールド電極114が形成される。さらにその周囲には、浮遊電極116が形成される。また、第1の電極110が形成された層において、第1の電極110の周囲には、シールド電極114が形成される。さらに、その周囲には、浮遊電極116が形成される。第2の電極112と同層に形成されたシールド電極114は、シールドビア115を介して半導体基板102に接続され、接続配線136を介して接地される。また、第1の電極110と同層に形成されたシールド電極114は、その上層に形成されたシールドビア115、および接続配線136を介して接地電位に設定される。
本実施の形態においても、シールド電極114および浮遊電極116は、第1の電極110や第2の電極112を形成する際に、これらのダミーパターンとして同時に形成される。これにより、第1の電極110および第2の電極112が形成される層の寸法精度を高めることができる。
本実施の形態における半導体装置100において、たとえば第2の電極112および第2の電極112と同一層に形成されるシールド電極114および浮遊電極116は、ロジック領域の多層配線構造の配線と同時に同工程で形成される。第2の電極112と、それに対向して設けられ、第2の電極112との間でMIMキャパシタを構成する第1の電極110との間隔は、ロジック領域の上下配線間の距離よりも短く形成することができる。そのため、キャパシタ形成領域130、シールド領域132、浮遊領域134においてのみ、ビアおよび配線を形成する。このとき、第2の電極112の上に容量膜105を形成し、その上に第1の電極110を形成することができる。その後、再びロジック領域と同時に同工程でその上層のビア、配線、および絶縁膜等を形成することができる。
図18は、図17に示した半導体装置100のE−E平面断面図である。
本実施の形態においても、キャパシタ形成領域130の平面形状は、多角形状とすることができ、複数のシールド電極114は、キャパシタ形成領域130の各辺に配置される。また、第1の電極110(および第2の電極112)は、ドット状の平面形状を有する。シールド電極114もドット状の平面形状を有し、第1の電極110(および第2の電極112)が形成されたキャパシタ形成領域130の周囲4辺に分散配置される。さらに、浮遊電極116もドット状の平面形状を有し、シールド電極114が形成されたシールド領域132の周囲4辺に分散配置される。このような構成とすることにより、シールド領域132により、キャパシタ形成領域130を他の領域から遮断することができる。また、上下層に形成されたシールド電極114は、それぞれ接地されるので、シールド電極114間に容量が発生するのを防ぐことができる。ここでは、シールド電極が接地電位に設定される例を示したが、シールド電極114は、上下層で同電位であれば、他の電位に設定することもできる。
図19は、図17および図18に示した半導体装置100の他の例を示す図である。
ここでは、キャパシタ形成領域130の周囲に浮遊領域134が形成され、さらにその周囲にシールド領域132が形成される。このような構成とすることによっても、図17および図18に示した半導体装置100と同様の効果が得られる。また、本実施の形態において、第2の電極112が接地されており、第1の電極110は、高電位に設定されている。本実施の形態において、シールド電極114は、半導体基板102に接続されて接地されているため、高電位に設定された第1の電極110の近傍にシールド電極114を配置すると、これらの間で容量が発生するおそれがある。図19に示した例では、キャパシタ形成領域130とシールド領域132との間に浮遊領域134が設けられているため、高電位に設定された第1の電極110とシールド電極114との距離をある程度離すことができ、これらの間の容量の発生を防ぐことができる。
図20は、本実施の形態における半導体装置100の他の例を示す断面図である。
図20(a)は、図17に示した半導体装置100の他の例を示す。図20(b)は、図19(a)に示した半導体装置100の他の例を示す。図17〜図19では、一対の第1の電極110および第2の電極112を含むキャパシタ形成領域130がシールド領域132により囲まれた構成を示したが、キャパシタ形成領域130において、複数対の第1の電極110および第2の電極112が並置された構成とすることもできる。
また、本実施の形態においても、第1の電極110および第2の電極112は、一方向に延在する配線形状を有する構成とすることもできる。また、シールド電極114も第1の電極110や第2の電極112と同様、配線形状を有する構成とすることもできる。さらに、本実施の形態において、第2の電極112が半導体基板102と接続され、接地された構成を示したが、第2の電位線122は、所定電位に設定されてもよく、第2の電極112は、それにより電位が設定される構成とすることもできる。また、本実施の形態においても、キャパシタ形成領域130の上下層にシールド領域132が形成された構成とすることもできる。
本実施の形態においても、MIMキャパシタを構成する第1の電極110および第2の電極112を形成する際に、シールド電極114や浮遊電極116がダミーパターンとして同時に形成されるので、その層の平坦化等が保たれ、半導体装置100の寸法精度を高めることができる。また、このようにして形成されたシールド電極114により、MIMキャパシタが形成されたキャパシタ形成領域130を遮蔽することができ、キャパシタ形成領域130のMIMキャパシタの容量値を安定化させることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明した。この実施の形態はあくまで例示であり、種々の変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図21は、以上の実施の形態で説明した半導体装置100におけるキャパシタ形成領域130、シールド領域132、およびロジック領域の配置を示す上面図である。このように、本実施の形態における半導体装置100によれば、シールド領域132により、キャパシタ形成領域130をロジック領域等の他の領域から遮蔽することができ、キャパシタ形成領域130のMIMキャパシタの容量値を安定化することができる。ここではロジック領域だけしか例示していないが、本発明の半導体装置100は、種々の他の領域からキャパシタ形成領域130を遮蔽した構成とすることができる。
以上の実施の形態において、シールド領域132におけるシールド電極114や浮遊領域134における浮遊電極116の種々の配置パターンを示したが、シールド電極114や浮遊電極116の配置は図示したものに限られず、さらに様々な配置パターンとすることができる。たとえば、キャパシタ形成領域130を取り囲むようにキャパシタ形成領域130の外周に1列のシールド電極114を形成するとともに、一部の領域において、複数列のシールド電極114を形成する構成とすることもできる。
また、以上の実施の形態において、浮遊電極116は、ビアで接続されていない構成としたが、浮遊電極116も上下層において、ビアで接続された構成とすることもできる。
また、第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明した半導体装置100において、キャパシタ形成領域130に形成された第1の電極110および第2の電極112の配置パターンも、図示したものに限られず、様々な配置パターンとすることができる。図22は、第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明した半導体装置100の構成の他の例を示す断面図である。ここで、各層において、第1の電極110および第2の電極112が交互に配置された点では、第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明した構成と同様であるが、上下方向においても第1の電極110および第2の電極112が交互に配置された点で第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明した構成と異なる。このような構成とすることにより、上下方向でもMIMキャパシタが形成され、キャパシタ形成領域130のMIMキャパシタの容量値を高めることができる。
本発明の実施の形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 図1に示した半導体装置のA−A平面断面図である。 複数のキャパシタ形成領域が形成された構成を示す平面断面図である。 図1のA−A平面断面図の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の他の例を示す断面図である。 図5に示した半導体装置のB−B平面断面図である。 複数のキャパシタ形成領域が形成された構成を示す。 本発明の実施の形態における半導体装置の他の例を示す断面図である。 図8に示した構成の半導体装置が複数形成された平面断面図である。 図8に示した構成の半導体装置が複数形成された平面断面図の他の例である。 本発明の実施の形態における半導体装置の他の例を示す断面図である。 図11に示した半導体装置のC−C平面断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 図13に示した半導体装置のD−D平面断面図である。 図13に示した半導体装置のD−D平面断面図の他の例を示す図である。 図13に示した半導体装置のD−D平面断面図の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 図17に示した半導体装置のE−E平面断面図である。 図17および図18に示した半導体装置の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の他の例を示す断面図である。 半導体装置におけるキャパシタ形成領域、シールド領域、およびロジック領域の配置を示す上面図である。 本発明の実施の形態で説明した半導体装置の構成の他の例を示す断面図である。
符号の説明
100 半導体装置
102 半導体基板
104 層間絶縁膜
106 配線
108 ビア
110 第1の電極
112 第2の電極
114 シールド電極
115 シールドビア
116 浮遊電極
120 第1の電位線
122 第2の電位線
130 キャパシタ形成領域
132 シールド領域
134 浮遊領域
136 接続配線
138 第3の電位線

Claims (20)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された絶縁膜、前記絶縁膜を介して対向配置された第1の電極および第2の電極、を有するMIMキャパシタが形成されたキャパシタ形成領域と、
    前記半導体基板上の前記MIMキャパシタと同層において、前記キャパシタ形成領域の外周に形成されるとともに所定電位に設定された複数のシールド電極を含み、前記キャパシタ形成領域を他の領域から遮蔽するシールド領域と、を有し、
    前記シールド電極の平面形状はドット状であって、前記複数のシールド電極は、前記シールド領域に分散配置されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記キャパシタ形成領域の平面形状は、多角形状であって、
    前記複数のシールド電極は、前記キャパシタ形成領域の各辺に沿って配置され、少なくとも同一辺に形成された前記シールド電極は、同電位に設定されたことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記シールド電極は、前記第1の電極または前記第2の電極と同じ形状、または、前記第1の電極または前記第2の電極よりも小さい形状に形成されたことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の半導体装置において、
    前記半導体基板上の前記MIMキャパシタと同層において、前記シールド領域と前記キャパシタ形成領域との間、または前記シールド領域と前記他の領域との間に形成された複数の浮遊電極を含む浮遊領域をさらに含むことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記浮遊電極は、前記シールド電極と同じ平面形状を有することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の半導体装置において、
    前記キャパシタ形成領域は、複数の層に形成された前記第1の電極および前記第2の電極を含み、
    前記シールド領域は、少なくとも前記第1の電極および前記第2の電極が形成された前記層それぞれに形成された複数の前記シールド電極を含むことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記シールド領域は、前記複数の層に形成された前記複数のシールド電極間を接続するビアをさらに含むことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の半導体装置において、
    前記シールド領域は、前記MIMキャパシタの上部または下部を覆うように形成された複数のシールド電極をさらに含むことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の半導体装置において、
    前記キャパシタ形成領域において、前記第1の電極、前記絶縁膜、および前記第2の電極は、同層に並行配置されたことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記キャパシタ形成領域において、複数の前記第1の電極および前記第2の電極が、前記絶縁膜を介して、同層にそれぞれ交互に並行配置されたことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項9または10に記載の半導体装置において、
    複数の配線層を有する多層配線構造を有し、
    前記キャパシタ形成領域は、前記複数の配線層に形成された複数の前記第1の電極および前記第2の電極を含み、
    前記シールド領域は、前記複数の第1の電極および第2の電極が形成されたそれぞれの前記配線層について、前記複数の前記第1の電極および前記第2の電極の外周に形成された複数の前記シールド電極と、前記複数の配線層に形成された前記複数のシールド電極間を接続する複数のビアと、を含むことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項9乃至11いずれかに記載の半導体装置において、
    前記半導体基板上の前記キャパシタ形成領域とは異なる領域に形成されたトランジスタと、当該トランジスタの上に形成された多層配線構造を含むロジック領域をさらに含み、
    前記第1の電極および前記第2の電極は、前記多層配線構造の配線と同層に形成されたことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項1乃至8いずれかに記載の半導体装置において、
    前記キャパシタ形成領域において、前記第1の電極、前記絶縁膜、前記第2の電極は、異なる層に形成され、
    前記複数のシールド電極は、前記第1の電極および第2の電極と同層にそれぞれ設けられたシールド電極対を複数含むことを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項13に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板上の前記キャパシタ形成領域とは異なる領域に形成されたトランジスタと、当該トランジスタの上に形成された多層配線構造とを含むロジック領域をさらに含み、
    前記第1の電極および前記第2の電極の少なくとも一方は、前記ロジック領域の前記多層配線構造の配線と同層に形成されたことを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項1乃至14いずれかに記載の半導体装置において、
    少なくとも一の前記シールド電極は、他の前記シールド電極と異なる電位に設定されたことを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項1乃至14いずれかに記載の半導体装置において、
    前記複数のシールド電極は、同一の電位に設定されたことを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項1乃至16いずれかに記載の半導体装置において、
    少なくとも一の前記シールド電極は、前記第1の電極または前記第2の電極の一方と同一の電位に設定されたことを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項1乃至17いずれかに記載の半導体装置において、
    少なくとも一の前記シールド電極は、前記第1の電極または前記第2の電極と電気的に接続されたことを特徴とする半導体装置。
  19. 請求項1乃至18いずれかに記載の半導体装置において、
    少なくとも一の前記シールド電極は、接地されたことを特徴とする半導体装置。
  20. 請求項1乃至19いずれかに記載の半導体装置において、
    少なくとも一の前記シールド電極は、前記第1の電極に設定された電圧と、前記第2の電極に設定された電圧との間の電位に設定されたことを特徴とする半導体装置。
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