JP4796112B2 - X線発生装置 - Google Patents

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Description

本発明はX線管などを備えたX線発生装置に関する。
X線発生装置は、X線を放出するX線管を組み込んだ装置であり、医療用あるいは工業用の診断装置などに数多く利用されている。X線管についても、X線発生装置の用途に応じて種々のものが実用化されている。例えば、X線で検査対象物の微細構造などを検査する際には、X線の発生領域である陽極ターゲット上の電子ビームの焦点寸法を数μmから数10μm程度としたX線管、いわゆるマイクロフォーカスX線管が用いられている(例えば特許文献1参照)。
上述したマイクロフォーカスX線管は、例えばX線を放出する陽極ターゲットと陰極をそれぞれ真空容器内に配置した構造を有している。陰極はヒータによる加熱で電子ビームを発生するカソード電極、管電流を制御するグリッド電極、陽極ターゲット上における電子ビームの焦点寸法を制御するフォーカス電極などから構成されている。
このような構成を有するX線管では、例えばカソード電極、陽極ターゲット、あるいはグリッド電極を接地電位に設定し、陽極ターゲットに所定の管電圧を印加することが一般的である。X線管の動作状態は、例えばフォーカス電極やグリッド電極に印加する電圧を制御することにより調整される。フォーカス電極に印加する電圧を制御する場合、管電圧を生成する陽極ターゲット用電源とは別に、フォーカス電極に印加するフォーカス電圧を生成するためのフォーカス電極用電源が用いられる。
しかし、フォーカス電圧を制御する方式では、陽極ターゲットに印加する管電圧やフォーカス電極に印加するフォーカス電圧に脈動などの変動があると、電子ビームの焦点形状に影響を与え、微小焦点の形成が困難になる。すなわち、電子ビームの焦点形状を最小にする場合、例えば図6の符号Pで示すような管電圧とフォーカス電圧との間の比例関係を維持することが重要である。管電圧やフォーカス電圧が変動すると、図6のような比例関係が保たれず、微小焦点の形成が困難になる。本発明者の実験によれば、管電圧とフォーカス電圧との比が0.15%変動すると、焦点径に大きく影響することが確認されている。
上述したような点に対して、例えば特開平7-29532号公報には、フォーカス電極を接地電位に設定すると共に、陽極ターゲットに印加する電圧の変化に連動させて、一定の比率でカソード電極に印加する電圧を変化させるX線発生装置が記載されている。このような従来のX線発生装置によれば、フォーカス電極は接地電位を保持して変動することがないため、陽極ターゲットに印加する電圧に脈動などが生じても、微小焦点を安定に保つことができる。
しかしながら、上記公報に記載されたX線発生装置はフォーカス電極を接地電位に設定する必要があることから、装置構成上の制約が大きい。例えば、従来のX線発生装置では陽極ターゲットやグリッド電極を接地電位に設定することが一般的であるが、このようなX線発生装置には上記公報に記載された微小焦点の形成方法を適用することはできない。このようなことから、陽極ターゲットやグリッド電極を接地電位に設定する場合においても、電子ビームの微小焦点の形成に対して電圧変動が影響することを抑制し得る技術が求められている。
また、マイクロフォーカスX線管においては、カソード電極とグリッド電極との間にバイアス電圧を印加し、このバイアス電圧でX線を発生させる電子ビームの電流(管電流)を制御している。このような管電流の制御方式を適用する場合には、バイアス電圧を生成するための電源を独立して設けることが一般的である。
特開2001−273860号公報
しかしながら、上述した管電流の制御方式ではバイアス電圧用の電源が故障した場合などにおいて、X線管内に過大な管電流が流れてしまう。このような過大な管電流は陽極ターゲットの溶融などの原因となることから、X線管の特性劣化、さらには破壊などを招いてしまう。そこで、管電流をカソード電極に印加するバイアス電圧で制御する場合において、その信頼性や安全性を高めることが望まれている。
本発明の目的は、陽極ターゲットやグリッド電極を接地電位に設定する場合においても、電子ビームの焦点形成に対して電圧変動の影響を抑制することを可能にしたX線発生装置を提供することにある。本発明の他の目的は、管電流をカソード電極に印加するバイアス電圧で制御する場合において、過大な管電流が流れることを防ぐことによって、信頼性や安全性を高めたX線発生装置を提供することにある。
本発明は、分圧部でフォーカス電圧を分圧してカソード電圧を生成し、このカソード電圧とバイアス電圧発生部が生成するバイアス電圧とを合成することを特徴としている。また分圧部で生成するカソード電圧は、これと同じ大きさの電圧がカソード電極およびグリッド電極間に印加された場合に管電流が流れない大きさに設定されと、X線発生装置の安全性を高めることが可能となる。
さらに、電子ビームを発生するカソード電極と、前記カソード電極が発生した前記電子ビームの流れを制御するグリッド電極と、前記電子ビームを集束するフォーカス電極と、前記フォーカス電極で集束された前記電子ビームの衝突によりX線を放出する陽極ターゲットと、前記陽極ターゲットに印加する管電圧を生成する管電圧発生部と、前記フォーカス電極に印加するフォーカス電圧を生成するフォーカス電圧発生部と、前記カソード電極および前記グリッド電極間に印加するバイアス電圧を生成するバイアス電圧発生部と、前記フォーカス電圧を分圧してカソード電圧を生成し、このカソード電圧を前記バイアス電圧と合成して前記カソード電極に印加する分圧部とを具備することを特徴としている。
本発明のX線発生装置によれば、電子ビームの焦点形成に対する電圧変動の影響を抑制することができて、陽極ターゲット上に電子ビームの微小焦点を再現性よく形成することが可能となる。さらに、X線発生装置の信頼性や安全性を高めることができる。このような本発明のX線発生装置が、医療用や工業用の診断装置などとして有効に利用されるものである。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明の参考例によるX線発生装置の構成を示す図である。同図に示すX線発生装置は、マイクロフォーカスX線管10を有している。マイクロフォーカスX線管10は全体が真空容器11で構成されており、真空容器11内の一方の側には陰極12が配置され、また他方の側には陽極13が配置されている。陽極13は陽極ターゲット14を有している。
陰極12は、例えば電子ビームeを発生するカソード電極15と、カソード電極15を加熱するヒータ16と、電子ビームeの流れ(例えば管電流)を制御するグリッド電極17と、電子ビームeを集束して陽極ターゲット14上に形成される電子ビームの焦点形状を制御するフォーカス電極18とから構成されている。
この参考例のX線発生装置では、グリッド電極17が接地電位Gとされている。陽極ターゲット14と接地電位Gとの間には出力可変の管電圧発生部19が接続されており、陽極ターゲット14にはグリッド電極17に対して正の管電圧Vtが印加される。管電圧Vtは所定の値に制御されている。
また、カソード電極15と接地電位Gとの間には出力可変のバイアス電圧発生部20が接続されており、カソード電極15にはグリッド電極17に対して正のバイアス電圧Vbが印加される。このカソード電極15とグリッド電極17との間のバイアス電圧Vbによって、マイクロフォーカスX線管10の管電流が制御される。ヒータ16にはヒータ電圧発生部21からDCあるいはACの所定電力が供給される。
管電圧発生部19の両端には、分圧部31が並列に接続されている。分圧部31は2個の抵抗R1、R2により構成されている。これら2個の抵抗R1、R2は直列に接続されており、例えば管電圧発生部19の電位の高い側から順に、第1の抵抗R1および第2の抵抗R2とされている。第1の抵抗R1と第2の抵抗R2との接続点aはフォーカス電極18に接続されており、第2の抵抗R2の両端の電圧がフォーカス電圧Vfを形成している。
すなわち、分圧部31は管電圧Vtを第1の抵抗R1および第2の抵抗R2に基づいて分圧し、第2の抵抗R2の両端にフォーカス電圧Vfを生成するものである。そして、フォーカス電極18と接地電位Gとの間には、分圧部31で管電圧Vtを分圧することにより生成したフォーカス電圧Vfが印加される。フォーカス電極18にはグリッド電極17に対して正のフォーカス電圧Vfが印加されている。
上記構成を有するX線発生装置において、カソード電極15で発生した電子ビームeはグリッド電極17で管電流が制御され、さらにフォーカス電極18で集束されて陽極ターゲット14上に衝突する。陽極ターゲット14への電子ビームeの衝突によって、陽極ターゲット14から例えば矢印Y方向にX線が放出される。この際、フォーカス電極18に印加されるフォーカス電圧Vfは、管電圧Vtとの関係において、
Vf=Vt×R2/(R1+R2) ……(1)
となる。
(1)式から分かるように、フォーカス電圧Vfと管電圧Vtは図6に示したような比例関係を有している。このフォーカス電圧Vfと管電圧Vtの比例関係は、基本的に管電圧Vtに脈動などの変動があっても維持されるため、管電圧Vtの変動が電子ビームの焦点径に与える影響を小さくすることができる。その結果として、陽極ターゲット14上に電子ビームの微小焦点を再現性よく形成することが可能となる。
このように、参考例のX線発生装置によれば、電子ビームの焦点形成に対して電圧変動の影響を少なくすることができ、それによって陽極ターゲット14上に電子ビームの微小焦点を再現性よく形成することが可能となる。さらに、分圧部31で管電圧Vtを分圧してフォーカス電圧Vfを生成しているため、従来のX線発生装置のようにフォーカス電圧発生部を管電圧発生部19とは別途に設ける必要がなく、X線発生装置の装置構成を簡易化することが可能となる。なお、この実施形態ではグリッド電極17を接地電位Gに設定したが、例えば陽極ターゲット14を接地電位に設定した場合も同様の動作となる。
次に、本発明の第1の実施形態によるX線発生装置について、図2を参照して説明する。図2は本発明の第1の実施形態によるX線発生装置の構成を示す図である。なお、図2において、図1と対応する部分には同一符号を付し、重複する説明を一部省略する。
図2に示すX線発生装置においては、上述した参考例と同様に、管電圧発生部19の両端に分圧部31が並列に接続されている。ただし、この分圧部31は3個の抵抗R1、R21、R22により構成されている。これら3個の抵抗R1、R21、R22は直列に接続されており、例えば管電圧発生部19の電位の高い側から順に、第1の抵抗R1、第2の抵抗R21および第3の抵抗R22とされている。
そして、第1の抵抗R1と第2の抵抗R21との接続点aは、参考例と同様にフォーカス電極18に接続されており、2つの抵抗R21、R22の両端の電圧がフォーカス電圧Vfとして、フォーカス電極18と接地電位Gとの間に印加されている。フォーカス電圧Vfはグリッド電極17に対して正の電圧である。
第1の実施形態のX線発生装置において、フォーカス電圧Vfの生成に関する分圧部31の働きは参考例と同様であり、フォーカス電圧Vfは管電圧Vtに対して比例関係を有している。すなわち、フォーカス電圧Vfは管電圧Vtとの関係において、
Vf=Vt×(R21+R22)/(R1+R21+R22) ……(2)
となる。このように、フォーカス電圧Vfと管電圧Vtは図6に示したような比例関係を有しており、管電圧Vtの変動が電子ビームの焦点径に与える影響を小さくすることができる。
この第1の実施形態のX線発生装置では、さらに分圧部31における第2の抵抗R21と第3の抵抗R22の接続点bが、バイアス電圧発生部20を介してカソード電極15に接続されている。すなわち、分圧部31はフォーカス電圧Vfを第2の抵抗R21と第3の抵抗R22に基づいて分圧し、第3の抵抗R22の両端にグリッド電極17に対してカソード電極15が正電圧となるカソード電圧Vc(図示せず)を生成している。この第3の抵抗R22の両端に生成されるカソード電圧Vcは、バイアス電圧発生部20の出力電圧と合成される。
ここで、図2におけるバイアス電圧発生部20は、グリッド電極17に対してカソード電極15が負電圧となるように接続されており、カソード電極15に負の出力電圧Vb′(図示せず)を印加している。そして、第2の抵抗R21と第3の抵抗R22の接続点bはバイアス電圧発生部20の正の端子に接続されているため、カソード電極15には第3の抵抗R22の両端の電圧(カソード電圧)Vcとバイアス電圧発生部20の出力電圧Vb′の差が供給される。
ところで、マイクロフォーカスX線管においては、前述したようにカソード電極15とグリッド電極17との間のバイアス電圧Vbによって管電流が制御される。さらに、バイアス電圧Vbとフォーカス電圧Vfとの間には図3の符号Qで示したような関係がある。図3の横軸はフォーカス電圧[V]、縦軸はバイアス電圧[V]、直線Qは管電流遮断バイアス電圧を示している。
図3に示すように、管電流遮断バイアス電圧Qを境にして、その上方は管電流が流れない領域、下方は管電流が流れる領域となる。言い換えると、あるフォーカス電圧Vfに対して管電流遮断バイアス電圧Qより小さいバイアス電圧Vbでなければ、管電流は流れない。なお、符号Q1は管電流が40μAの場合を示している。
また、図6の関係から分かるように、管電圧Vtの動作範囲が例えば0〜80kVの場合、フォーカス電圧Vfの調整範囲は0〜2000Vとなる。この場合、図3の関係から、管電流が流れるバイアス電圧Vbの調整範囲は例えば0〜150Vとなる。図1に示した参考例においては、このような範囲(例えば0〜150V)のバイアス電圧Vbを、グリッド電極17に対してカソード電極15が正の電圧となるように接続したバイアス電圧発生部20の出力電圧で直接的に調整している。
一方、図2に示した第1の実施形態の分圧部31において、第3の抵抗R22の両端に生成される電圧(カソード電圧)Vcは、フォーカス電圧Vfに比例する。すなわち、第2の抵抗R21と第3の抵抗R22の接続点bにおける電圧(第3の抵抗R22の両端の電圧Vc)は、
Vc=Vf×R21/(R21+R22) ……(3)
となり、フォーカス電圧Vfに比例していることが分かる。また、フォーカス電圧Vfは管電圧Vtに比例しているため、カソード電圧Vcと管電圧Vtは比例関係にある。
そこで、第1の実施形態のX線発生装置においては、第3の抵抗R22の両端に生成されるカソード電圧Vcを、これと同じ大きさの電圧がカソード電極15およびグリッド電極17間に印加された場合に管電流が流れない大きさ、すなわち図3に示した管電流遮断バイアス電圧Qに設定し、この管電流遮断カソード電圧Vcとバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′とを合成してカソード電極15に印加している。この場合、管電流遮断カソード電圧Vcは、例えば管電流遮断バイアス電圧Q(図3)の直線に沿って変化する。
さらに、図3に示した関係から分かるように、管電流を流す場合にはバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′は管電流遮断カソード電圧Vcを下げる方向のみに制御すればよい。すなわち、正の電圧である管電流遮断カソード電圧Vcと負の電圧であるバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′とを合成し、これらの差をカソード電極15にバイアス電圧Vb(=Vc−Vb′)として印加して管電流を制御している。
このため、管電流の制御に必要なバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′を、例えば0〜30Vというような範囲とすることができる。このような狭い範囲の発生電圧Vb′で、管電流を十分に制御することができる。よって、バイアス電圧発生部20の構成や制御を簡素化することが可能となる。さらに、バイアス電圧発生部20が故障した場合においても、カソード電極15には管電流遮断カソード電圧Vcが分圧部31から印加されるため、過大な管電流が流れて陽極ターゲット14が溶融するような事故の発生を防ぐことができる。
ここで、フォーカス電圧Vfを変えた場合の管電流とバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′との関係について、図4を参照して説明する。図4の縦軸は管電流[μA]、横軸はバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′[V]であり、符号V1はフォーカス電圧Vfが400Vの場合、符号V2はフォーカス電圧が1000Vの場合である。このように、バイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′の範囲が例えば0〜30Vの狭い範囲であっても、管電流を必要な範囲に制御することできる。
上述した第1の実施形態のX線発生装置によれば、分圧部31で管電圧Vtを分圧してフォーカス電圧Vfを生成しているため、電子ビームの焦点形成に対して電圧変動の影響を少なくすることができる。また、分圧部31で生成した管電流遮断カソード電圧Vcとバイアス電圧発生部20の発生電圧Vb′との差を、バイアス電圧Vbとしてカソード電極15に印加しているため、バイアス電圧発生部20の構成や制御を簡素化することができる。
加えて、バイアス電圧発生部20が故障した場合においても、カソード電極15には管電流遮断カソード電圧Vcが分圧部31から印加されるため、過大な管電流によるマイクロフォーカスX線管10の特性劣化や破壊を防ぐことが可能となる。すなわち、X線発生装置の信頼性や安全性を大幅に高めることができる。なお、この実施形態ではグリッド電極17を接地電位Gに設定した場合について説明したが、例えば陽極ターゲット14を接地電位に設定した場合も同様の動作となる。
次に、本発明の第2の実施形態によるX線発生装置について、図5を参照して説明する。図5は本発明の第2の実施形態によるX線発生装置の構成を示す図である。なお、図5において、図1および図2と対応する部分には同一符号を付し、重複する説明を一部省略する。
第2の実施形態のX線発生装置は、陽極ターゲット14すなわちアノードが接地Gされている。また、マイクロフォーカスX線管10に供給する電源電圧を発生する高電圧発生部22、およびこの高電圧発生部22を制御する制御部30などが設けられ、高電圧発生部22は例えば絶縁物に収納されている。分圧部31の働きは前述した第1の実施形態と同様である。
この第2の実施形態においては、管電圧発生部19で発生した負電圧がグリッド電極17に印加されている。また、管電圧発生部19の出力電圧が管電圧検出部32で検出される。管電圧検出部32で検出された管電圧値V1と設定された管電圧設定値V0とが、管電圧比較部33で比較される。この比較データが管電圧制御部34に送られ、管電圧制御部34によって管電圧値V1と管電圧設定値V0が等しくなるように管電圧発生部19が制御される。
また、カソード電極15および陽極ターゲット14間を流れる管電流I1は管電流検出部35で検出される。管電流検出部35で検出された管電流値I1と設定された管電流設定値I0とが、管電流比較部36で比較される。この比較データがバイアス電圧制御部37に送られ、バイアス電圧制御部37によって管電流値I1と管電流設定値I0が等しくなるようにバイアス電圧発生部20が制御される。ヒータ電圧発生部21はヒータ電圧制御部38によって制御される。
上記した構成を有するX線発生装置において、ヒータ16による加熱でカソード電極15から電子eが放出して管電流が流れる。カソード電極15から放出された電子ビームeは、グリッド電極17で管電流が制御され、さらにフォーカス電極18で集束されて陽極ターゲット14上に衝突し、陽極ターゲット14から矢印Y方向にX線が放出される。
上述した第2の実施形態のX線発生装置によれば、陽極ターゲット14の電圧が脈動などによって変化しても、フォーカス電極18に最適なフォーカス電圧を印加することができる。これによって、陽極ターゲット14上に電子ビームの微小焦点を再現性よく形成することが可能となる。また、前述した第1の実施形態と同様に、バイアス電圧の制御範囲を小さくすることができ、簡単な制御回路で高分解能の管電流を安定に制御することが可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態によるX線発生装置について、図6を参照して説明する。図6は本発明の第3の実施形態によるX線発生装置の構成を示す図である。なお、図6において、図1および図2と対応する部分には同一符号を付し、重複する説明を一部省略する。
この第3の実施形態のX線発生装置は、グリッド電極17が接地電位Gとされている。陽極ターゲット14と接地電位Gとの間には出力可変の管電圧発生部19が接続されており、陽極ターゲット14にはグリッド電極17に対して正の管電圧Vtが印加される。フォーカス電極18と接地電位Gとの間には出力可変のフォーカス電圧発生部23が接続されており、フォーカス電極18にはグリッド電極17に対して正のフォーカス電圧Vfが印加される。バイアス電圧発生部20はカソード電極15に負の電圧(出力電圧Vb′(図示せず))を印加するように、カソード電極15と接地電位Gとの間に接続されている。
フォーカス電圧発生部23の両端には、分圧部41が並列に接続されている。この分圧部41は2個の抵抗R21、R22により構成されている。これら2個の抵抗R21、R22は直列に接続されており、例えばフォーカス電圧発生部23の電位Vfの高い側から順に、第1の抵抗R21および第2の抵抗R22とされている。そして、分圧部41における第1の抵抗R21と第2の抵抗R22の接続点bが、バイアス電圧発生部20を介してカソード電極15に接続されている。
すなわち、分圧部41はフォーカス電圧Vfを第1の抵抗R21と第2の抵抗R22に基づいて分圧し、第2の抵抗R22の両端にグリッド電極17に対してカソード電極15が正の電圧となるカソード電圧Vc(図示せず)を生成している。この第2の抵抗R22の両端に生成されるカソード電圧Vcは、バイアス電圧発生部20の出力電圧Vb′と合成される。第1の抵抗R21と第2の抵抗R22の接続点bはバイアス電圧発生部20の正の端子に接続されているため、カソード電極15には第2の抵抗R22の両端の電圧(カソード電圧)Vcとバイアス電圧発生部20の出力電圧Vb′の差が供給される。
この第3の実施形態のX線発生装置においては、前述した第2の実施形態と同様に、第2の抵抗R22の両端に生成されるカソード電圧Vcを、これと同じ大きさの電圧がカソード電極15およびグリッド電極17間に印加された場合に管電流が流れない大きさに設定している。カソード電極15には、管電流遮断カソード電圧(正電圧)Vcとバイアス電圧発生部20の発生電圧(負電圧)Vb′との差(Vc−Vb′)がバイアス電圧Vbとして印加され、このバイアス電圧Vb(=Vc−Vb′)によって管電流を制御している。
このように、第3の実施形態のX線発生装置によれば、第2の実施形態と同様に、管電流の制御に必要なバイアス電圧発生部20の調整範囲を狭くすることができる。これによって、バイアス電圧発生部20の構成や制御を簡素化することが可能となる。さらに、バイアス電圧発生部20が故障した場合においても、カソード電極15には管電流遮断カソード電圧Vcが分圧部31から印加されるため、過大な管電流によるマイクロフォーカスX線管10の特性劣化や破壊を防ぐことが可能となる。すなわち、X線発生装置の信頼性や安全性を大幅に高めることができる。
なお、この実施形態ではグリッド電極17を接地電位Gに設定した場合について説明したが、例えば陽極ターゲット14を接地電位に設定した場合も同様の動作となる。
本発明の参考例によるX線発生装置の概略構成および回路構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるX線発生装置の概略構成および回路構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるX線発生装置の管電圧とフォーカス電圧との関係を示す特性図である。 本発明の第1の実施形態におけるX線発生装置のバイアス電圧発生部の出力電圧と管電流との関係を示す特性図である。 本発明の第2の実施形態によるX線発生装置の概略構成および回路構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるX線発生装置の概略構成および回路構成を示す図である。 X線発生装置における管電圧とフォーカス電圧との関係を示す特性図である。
符号の説明
10・・・マイクロフォーカスX線管
11・・・真空容器
12・・・陰極
13・・・陽極
14・・・陽極ターゲット
15・・・カソード電極
16・・・ヒータ
17・・・グリッド電極
18・・・フォーカス電極
19・・・管電圧発生部
20・・・バイアス電圧発生部
23・・・フォーカス電圧発生部
31、41・・・分圧部
e・・・電子ビーム
Vt・・・管電圧
Vf・・・フォーカス電圧
Vb・・・バイアス電圧
R1、R2、R21、R22・・・分圧部の抵抗

Claims (2)

  1. 電子ビームを発生するカソード電極と、前記カソード電極が発生した前記電子ビームの流れを制御するグリッド電極と、前記電子ビームを集束するフォーカス電極と、前記フォーカス電極で集束された前記電子ビームの衝突によりX線を放出する陽極ターゲットと、前記陽極ターゲットに印加する管電圧を生成する管電圧発生部と、前記フォーカス電極に印加するフォーカス電圧を生成するフォーカス電圧発生部と、前記カソード電極および前記グリッド電極間に印加するバイアス電圧を生成するバイアス電圧発生部と、前記フォーカス電圧を分圧してカソード電圧を生成し、このカソード電圧を前記バイアス電圧発生部が生成する前記バイアス電圧と合成して前記カソード電極に印加する分圧部とを具備することを特徴とするX線発生装置。
  2. 前記分圧部で生成する前記カソード電圧は、これと同じ大きさの電圧が前記カソード電極および前記グリッド電極間に印加された場合に管電流が流れない大きさに設定されている請求項1記載のX線発生装置。
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