JPH11176592A - X線管内の電子流を制御する方法およびx線装置 - Google Patents

X線管内の電子流を制御する方法およびx線装置

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JPH11176592A
JPH11176592A JP10230959A JP23095998A JPH11176592A JP H11176592 A JPH11176592 A JP H11176592A JP 10230959 A JP10230959 A JP 10230959A JP 23095998 A JP23095998 A JP 23095998A JP H11176592 A JPH11176592 A JP H11176592A
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pulse
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electron
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Erich Dr Hell
ヘル エーリッヒ
Peter Dr Schardt
シャルト ペーター
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/34Anode current, heater current or heater voltage of X-ray tube
    • HELECTRICITY
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    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対応付けられている集束電極を有しX線管の作
動中に連続的に加熱される電子エミッタと陽極との間を
電子ビームの形態でX線管内において流れる電子流を制
御するための方法およびこの方法を実施するためのX線
装置を、可変の電流制御が一定の焦点合わせ、すなわち
焦点の一定の大きさにおいて可能であるように構成す
る。 【解決手段】 電子ビームが陽極の上の焦点に当たり、
電子エミッタと陽極との間に管電圧が与えられており、
集束電極に与えられている電位がパルス周波数により焦
点の所望の大きさおよび/または管電圧に関係して選ば
れる通過電圧と陽極への電子流を遮断する阻止電圧との
間をパルス状に切換えられ、電子流を制御するためにパ
ルス幅が変調される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対応付けられてい
る集束電極を有しX線管の作動中に連続的に加熱される
電子エミッタと陽極との間を電子ビームの形態でX線管
内において流れる電子流を制御するための方法であっ
て、電子ビームが陽極の上の焦点に当たり、電子エミッ
タと陽極との間に管電圧が与えられており、集束電極に
電位が与えられている方法に関する。さらに本発明はこ
の方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のX線管では電子を放出する構成部
分、すなわち電子エミッタ、としてたいてい専ら連続的
に加熱されるタングステンフィラメントが使用される。
管電流、すなわち管電圧を与えられた際に電子エミッタ
から放出される電子流は、タングステンフィラメントを
通って流れる加熱電流により設定されるフィラメントの
温度により決定される。タングステンフィラメントの熱
容量は小さいので、焦点のそれぞれの大きさを保ちなが
ら管電流を加熱電流の変更により迅速に変更することが
可能であり、このことは一連の医学撮像技術にとって必
要である。タングステンよりも低い固有電子仕事関数を
有する材料、たとえばLaB6 から形成された、一般に
タングステンフィラメントよりも明らかに大きい熱容量
を有する連続加熱低温度エミッタでは、管電流の変更が
タングステンフィラメントの場合と等しい速さでは可能
でなく、従って低温度エミッタはどこにでもは使用され
得ない。多くの新しい形式のX線管、たとえば中央のエ
ミッタを有する回転バルブ管または斜めボンバードメン
トを有するX線管では、少なくとも近似的に円形の断面
を有する電子線を発生するため小さい放出面および高い
放出電子流を有する円形エミッタが必要とされる。公知
のタングステンフィラメントはこのX線管ジオメトリに
対しては不適当である。しかし、それ自体は適している
低温度エミッタは、医学撮像技術にとって速く変化する
管電流に伴って必要であるような速い温度の切換わりに
耐えない。それにもかかわらず低温度エミッタが使用さ
れるべきであれば、管電流の制御、すなわち電子流の調
整が加熱電流の変更とは別の仕方で行われなければなら
ない。このことは、電子エミッタの電位とは異なる電位
にある追加的な電極、たとえば前段に接続されている格
子、ヴェーネルト円筒または集束電極、により行われ得
る。しかし、その際の欠点として、追加的な電極により
惹起される電位の歪みが同時に電子線の焦点合わせに影
響し、従って上記の構成は電子流、従ってまた管電流を
選択的にスイッチオンおよびスイッチオフするのには適
しているが、同時に追加的な電極に与えられている電
位、従ってまた管電流に関係して、焦点合わせ、従って
焦点の大きさに望ましくない仕方で影響することなし
に、電子流、従ってまた管電流を可変に制御するのには
適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に記載されている種類の方法および装置を、可変の電流
制御が一定の焦点合わせ、すなわち焦点の一定の大きさ
において可能であるように構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】方法に関して、この課題
は、本発明によれば、対応付けられている集束電極を有
しX線管の作動中に連続的に加熱される電子エミッタと
陽極との間を電子ビームの形態でX線管内において流れ
る電子流を制御するための方法において、電子ビームが
陽極の上の焦点に当たり、電子エミッタと陽極との間に
管電圧が与えられており、集束電極に与えられている電
位がパルス周波数により焦点の所望の大きさおよび/ま
たは管電圧に関係して選ばれる通過電圧と陽極への電子
流を遮断する阻止電圧との間をパルス状に切換えられ、
電子流を制御するためにパルス幅が変調されることによ
り解決される。
【0005】本発明による方法は、X線管に対するパル
ス幅変調された電流制御が行われる。その際に、集束電
極に与えられている電位は2つの固定的な電圧の間で、
すなわち集束電極から発生された電界が電子エミッタか
ら放出された電子を陽極に到達させる通過電圧と、集束
電極から発生された電界が電子エミッタから放出された
電子を陽極から完全に遮蔽する阻止電圧との間で、パル
ス状に変更される。その際に、本発明によれば、通過電
圧は特定の焦点が設定されるように、すなわち所望の大
きさ焦点が陽極の上に発生されるように選ばれる。焦点
の所望の大きさは通過電圧の高さを選ぶ際の規範であ
る。さらに通過電圧の高さは設定可能な管電圧を有する
X線管の場合にはそれぞれ存在している管電圧に関係し
ており、この管電圧は同じく通過電圧の高さを選ぶ際に
も考慮に入れるべきである。
【0006】電子エミッタと陽極との間の電子線は、交
互にスイッチオンおよびスイッチオフされ、その際にス
イッチオンの場合に、必要な場合に現在の管電圧を考慮
に入れて焦点のそれぞれ所望の大きさに相応して選ばれ
る通過電圧の結果として陽極の上に所望の大きさの焦点
が発生される。実効的に、すなわち時間的平均として、
流れる管電流の制御はパルス幅変調により、すなわち通
過電圧が集束電極に与えられている時間間隔の継続時間
がそれぞれ所望の管電流に相応して設定されることによ
って行われる。こうして本発明は、焦点の大きさへの影
響なしに、管電流を変更することを可能にする。このこ
とはそれぞれ使用される電子エミッタの形式に無関係
に、すなわち連続的に加熱される低温度エミッタを使用
する場合にも、当てはまる。その際に、パルス幅変調の
結果として、一連の医学撮像技術で必要とされるような
管電流の迅速な変更も、焦点の大きさへの影響なしに、
可能である。
【0007】管電流の設定は、管電圧および/または焦
点の大きさを考慮に入れてはいないが、それ自体として
は既に米国特許第 5,617,464号明細書から知られてい
る。
【0008】その際に本発明の変形例によれば、パルス
周波数は1kHzよりも高くてよく、その際にこれは特
に1kHzと10kHzとの間の範囲から選ばれてい
る。理想的な場合には、集束電極における電圧の時間的
経過は方形経過に相当する。しかし、このような経過は
実際には正確に実現することはできない。集束電極にお
ける電圧の経過の過度に低い縁急峻度により管電流が徐
々にしか上昇または低下せず、望ましい方形の変化を生
じないことを避けるため、本発明の実施例によれば、集
束電極における電圧が阻止電圧と通過電圧との間を切換
えられるパルス縁急峻度は、集束電極における電圧が阻
止電圧から通過電圧へ、またその逆に切換えられる時間
が100μsよりも短いように、特に10μsよりも短
いように選ばれ、その際に10μsおよびそれよりも短
い範囲内の時間がなお大きい費用なしに達成され得る。
【0009】たとえば医学に使用されるようなX線装置
では、X線管の後に検出器システムが接続されている。
いま管電流、従ってまた発生されるX線ビームが、前記
の仕方でパルス状に切換えられると、このことは検出器
システムの撮像特性にも影響する。このことを考慮に入
れるため、本発明の変形例によれば、パルス周波数が、
X線管の後に接続されている検出器システムの撮像周波
数に関係して選ばれ、その際に反復周波数、すなわちパ
ルス周波数は、それが検出器システム、たとえばX線フ
ィルム、テレビジョン装置を有する像増幅器などの撮像
周波数のはるかに上に位置しているような大きさに選ば
れるべきであろう。撮像周波数が非常に高い設備に対し
ては、たとえば毎秒4000までの撮像が行われるコン
ピュータトモグラフでは、本発明により、パルス作動
が、特にPLL(位相ロックループ)の使用のもとに、
X線管の後に接続されている検出器システムの撮像作動
と同期化され得る。この仕方で、同期化によりパルス作
動および撮像作動を互いに適応させることが可能であ
り、従って、たとえば撮像あたり集束電極における電圧
の1つまたはそれ以上のパルス状の変更が行われるよう
に、非常に高い撮像周波数の際にもパルス作動を行わせ
ることができる。
【0010】X線装置に関して、本発明の課題は、X線
管を含んでおり、このX線管が、対応付けられている集
束電極を有しX線管の作動中に連続的に加熱される電子
エミッタと陽極とを有し、電子エミッタと陽極との間を
電子流が電子ビームの形態で流れ、電子ビームが陽極の
上の焦点に当たり、電子エミッタと陽極との間に管電圧
が与えられており、制御装置を含んでおり、この制御装
置により、集束電極に与えられている電位が、パルス周
波数により、焦点の所望の大きさおよび/または管電圧
に関係して選ばれる通過電圧と陽極への電子流を遮断す
る阻止電圧との間を、電子流を制御するために変調可能
なパルス幅によりパルス状に切換可能であることにより
解決される。
【0011】本発明による方法に関する説明から明らか
なように、本発明によるX線装置における制御装置は、
焦点の大きさへの影響なしに管電流の設定を可能にする
ように構成されている。その際に本発明の特に好ましい
実施例によれば、メモリが設けられており、そのなかに
通過電圧に対する値が焦点の大きさおよび/または管電
圧に関係して記憶されている。制御ユニットはそれぞれ
設定の際に必要な通過電圧として、これをそれぞれ新た
にたとえば計算により求める必要なしに、メモリのなか
に記憶されている、たとえば実験的に求められた値を利
用することができる。
【0012】X線管の集束電極が本質的にリング状であ
り、電子エミッタが集束電極のなかに同心的に配置され
ていることは特に有利であることが判明している。
【0013】X線管の後に接続されている検出器システ
ムの撮像作動とのパルス周波数の同期化が必要であれ
ば、制御装置はこの目的でPLLを有する。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明の他の利点、特徴および詳
細は本発明による方法および本発明によるX線装置に関
する実施例および添付図面を以下に説明するなかで明ら
かになる。
【0015】図1には本発明による、従ってまた本発明
による方法により作動するX線装置が示されている。こ
れはX線管を有し、その真空ケース1のなかに、連続的
に加熱される、陰極側に配置されている電子エミッタ2
と、これに対応付けられている集束電極3とが配置され
ている。真空ケース1のなかにはさらに、真空ケース1
と固定的に結合されている陽極4が収容されている。X
線管1はいわゆる回転バルブ管であり、真空ケース1は
回転軸線Mの周りを回転し、この回転軸線の上に電子エ
ミッタ2が配置されている。電子エミッタ2から放出さ
れた電子線5を回転軸線Mに関して偏心して皿状の陽極
4の上に配置されている焦点BFの上に偏向させ、焦点
合わせするため、真空ケース1を囲むたとえば電磁的な
偏向システム6が設けられている。
【0016】焦点BFから出発するX線7は対象8を透
過し、検出器システム9、たとえば像増幅器により検出
される。
【0017】X線装置はさらに全体として参照符号10
を付されている制御装置を含んでいる。この制御装置は
X線装置の作動全体を制御し、また図1中に概要を示さ
れている。
【0018】制御装置10は焦点BFの大きさ、管電流
Iおよび管電圧UR に対するたとえば設定ノブ11、1
2および13の形態で示されている設定手段を有する。
制御装置10は、X線管にその作動のために必要なすべ
ての電圧および電流、たとえば電子エミッタ2と陽極4
との間に与えられている管電圧UR 、電子エミッタ2の
作動のために必要な加熱電流IH 、偏向システム6の作
動のために必要な電流および後で一層詳細に説明する集
束電極3に供給される集束電圧UF を供給する。図1中
においては、このことが制御装置10およびX線管を結
ぶ導線14および集束電極3を制御装置10と結ぶ導線
15により示されている。
【0019】制御装置10は、さらに検出器システム9
にその形式に応じて必要な電圧および電流を導線16を
経て供給する。さらに、後で説明する導線17を経て制
御装置10に検出器システム9からの信号、すなわち撮
像周波数に相当する信号も供給されている。
【0020】図2は図1からのX線管の陰極装置の構成
を詳細に示す。いまの実施例による電子エミッタ2、た
とえば低温度エミッタは、平らな円形の放出面を有し、
リング状に構成された集束電極3のなかに同心的に配置
されている。その際に集束電極3は真空ケース1に対し
て絶縁体18により絶縁されている。電子エミッタ2
は、電気絶縁性の真空貫通部21を通して真空ケース1
から導き出されている接続線19および20を経て、加
熱電流IH により加熱される。
【0021】電子エミッタ2が加熱されると、特に円形
の放出面の範囲内で電子が放出され、これらの電子は、
少なくとも近似的に円形の断面を有する図2中に破線で
示されている電子ビーム5として、電子エミッタ2と陽
極4との間に管電圧UR の結果として存在する電界のな
かで、陽極4に向かう方向に加速される。電子は次いで
この陽極の上で焦点BFに当たる。
【0022】集束電極3に焦点合わせ電圧−UF の形態
で与えられている電位により、陽極4の上の焦点BFの
大きさを設定することが可能である。そのために集束電
極3は電子エミッタ2の電位にくらべて負の電位にあ
る。このことは、電子エミッタ2と陽極4との間を流れ
る、管電流Iに相当する電子流が、電子エミッタ2の電
位にくらべて集束電極3の電位が負であるほど、小さく
なることに通ずる。さらに、集束電極3に与えられてい
る電位は、電子ビーム5の直径d、従ってまた焦点BF
の大きさ、に影響する。
【0023】図3には管電流Iおよび電子ビームの直径
dが、集束電極3に与えられている負の焦点合わせ電圧
−UF の関数として示されている。それによれば、負の
焦点合わせ電圧−UF の増大と共に電子ビーム5の直径
d、従ってまた陽極4の上の焦点BFの大きさが、先ず
極小が到達されるまで、減少し、その後に再び直径の増
大が生ずる。この“クロスオーバー”効果は知られてい
る。さらに、図3が示すように、負の焦点合わせ電圧−
F の増大と共に管電流Iが減少する。これは、集束電
極3に与えられている負の焦点合わせ電圧−UF の結果
として存在している電界が、陽極4に対する電子エミッ
タ2のますます強い遮蔽に通じ、最後には、電子エミッ
タ2の完全な遮蔽が行われ、電子がもはや陽極4へ通さ
れなくなる阻止電圧−US が到達されることによるもの
である。
【0024】集束電極3に与えられている負の焦点合わ
せ電圧−UF の時間的経過を示す図4から、集束電極3
が一定の電位にはなく、焦点合わせ電圧UF が周期Tに
相当するパルス周波数により、少なくとも本質的に方形
の信号経過が生ずるように、図3中にも示されている通
過電圧−Ud と同じく図3中にも示されている阻止電圧
−Us との間でパルス状に変更されることは明らかであ
る。
【0025】その際に通過電圧Ud は、それぞれ設定さ
れた管電圧UR を考慮に入れて、電子ビーム5の直径d
を焦点BFの所望の大きさに通ずる直径とするように選
ばれている。それぞれ通過電圧Ud が集束電極3に与え
られているパルス継続時間t d は、設定ノブ13により
選ばれた管電圧UR および設定ノブ11により選ばれた
焦点BFの大きさを考慮に入れて、設定ノブ12により
設定された管電流Iに相当する時間的平均値の平均管電
流Iが生ずるように設定されている。
【0026】こうしてパルス幅td の変更により、すな
わちパルス幅変調により、焦点BFの大きさに対して支
配的な通過電圧Ud が不変にとどまるので、焦点BFの
大きさの変化に通ずることなしに、平均管電流Iを変更
し得ることが明らかになる。
【0027】本発明によるX線装置の作動は好ましくは
1kHzよりも高い周波数により行われる。
【0028】電子の放出は、焦点合わせ電圧の瞬時値が
−Ud であるときにのみ可能であるので、平均管電流I
は I=Id ・(td /T) ここで td =パルス継続時間 T =周期 Id =Ud における最大電流 となる。
【0029】この仕方で、与えられた焦点合わせ電圧に
対する管電流IをI=0とI=Idとの間で無段階で設
定することができる。
【0030】設定ノブ11ないし13により設定可能な
管電圧UR 、管電流Iおよび焦点BFの大きさのすべて
の組み合わせに対して、付属の通過電圧−Ud およびパ
ルス幅tb に対する値が制御装置10のメモリ22のな
かに記憶されており、このメモリが設定ノブ11ないし
13のそれぞれの位置に関係して、相応の値を発生器回
路23およびパルス幅変調器24に供給する。このこと
は図1中に設定ノブ11ないし13とメモリ22との接
続により示されている。
【0031】X線管に管電圧UR および加熱電流IH
供給する発生器回路23は、次いでパルス幅変調器24
に相応に設定された通過電圧−Ud ならびに阻止電圧−
sを供給する。パルス幅変調器は、次いでそれぞれ選
ばれた設定に相応するパルス幅tb を有する焦点合わせ
電圧−UF を発生する。
【0032】前述の実施例の場合には制御装置10は、
検出器システム9に対する供給回路25をも含んでい
る。
【0033】さらに制御装置10はPLL26を含んで
おり、その出力端はパルス幅変調器24と接続されてお
り、これにパルス周波数に相応する周期Tを有する信号
を供給する。この信号を、PLL26は、クロック発生
器27からPLL26の一方の入力端に供給される、走
査周波数に相当する周波数の信号と、導線17を経てP
LL26の他方の入力端に供給される、検出器システム
9の撮像周波数に相当する周波数の信号とから発生す
る。
【0034】集束電極3に与えられている焦点合わせ電
圧−UF のパルスは、検出器システム9の撮像周波数と
同期化されている。
【0035】図4の一部分を強く広げて、パルス継続時
間の範囲内で時間軸tを中断して示す図5から明らかに
なるように、焦点合わせ電圧UF が阻止電圧Us から通
過電圧Ud へ、またその逆に切換えられる継続時間ta
は、パルス継続時間td に比較して小さく、また100
μsよりも短く、特に10μsよりも短い。
【0036】好ましくは電子エミッタ2は、連続的に一
定の加熱電流IH を供給される。しかし、本発明の範囲
内で、パルス幅変調による管電流Iの設定に加えて加熱
電流IH の変更による管電流Iの設定を行うことも可能
である。
【0037】前述の実施例の場合には、管電圧および焦
点の大きさは設定可能である。しかし本発明は、管電圧
が固定であり、焦点の大きさのみが設定可能であるとき
にも、焦点の大きさが固定であり、管電圧のみが設定可
能であるときにも応用され得る。
【0038】前述の実施例の場合には、円形断面の電子
ビームを発生する低温度エミッタが設けられている。し
かし、本発明の範囲内で、低温度エミッタとは異なる電
子エミッタも使用され得る。さらに、本発明の範囲内
で、断面が円形ではない電子ビームを発生する電子エミ
ッタも使用され得る。前述の実施例の場合に設けられた
X線管はいわゆる回転管として構成されている。しか
し、本発明の範囲内で、従来の回転陽極‐または固定陽
極‐X線管も使用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線装置の原理的構成を示す概要
図。
【図2】一定に加熱されるエミッタを使用して円形ビー
ムを発生するための陰極構成の断面図。
【図3】集束電極における電圧の関数として管電流およ
び陽極の上の電子ビームの直径を示すグラフ。
【図4】パルス作動中の集束電極における電圧の時間的
経過を示す図。
【図5】図4の一部分を時間軸を広げて示す図。
【符号の説明】
1 真空ケース 2 電子エミッタ 3 集束電極 4 陽極 5 電子ビーム 6 偏向システム 7 X線ビーム 8 対象 9 検出器システム 10 制御装置 11〜13 設定ノブ 14〜17 導線 18 絶縁体 19、20 接続線 21 真空貫通部 22 メモリ 23 発生器回路 24 パルス幅変調器 25 供給回路 26 PLL 27 クロック発生器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対応付けられている集束電極を有しX線
    管の作動中に連続的に加熱される電子エミッタと陽極と
    の間を電子ビームの形態でX線管内において流れる電子
    流を制御するための方法において、電子ビームが陽極の
    上の焦点に当たり、電子エミッタと陽極との間に管電圧
    が与えられており、集束電極に与えられている電位がパ
    ルス周波数により焦点の所望の大きさおよび/または管
    電圧に関係して選ばれる通過電圧と陽極への電子流を遮
    断する阻止電圧との間をパルス状に切換えられ、電子流
    を制御するためにパルス幅が変調されることを特徴とす
    るX線管内の電子流を制御する方法。
  2. 【請求項2】 集束電極に与えられている電位を通過電
    圧と阻止電圧との間でパルス状に切換えるパルス周波数
    が1kHzよりも高いことを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 パルス周波数が1〜10kHzの間であ
    ることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 集束電極に与えられている電位を通過電
    圧と阻止電圧(US)との間でパルス状に切換えるパル
    スの立ち上がり時間が100μsよりも短いことを特徴
    とする請求項1ないし3の1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 パルスの立ち上がり時間が10μsより
    も短いことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 集束電極に与えられている電位を通過電
    圧と阻止電圧との間でパルス状に切換えるパルス周波数
    が、X線管の後に接続されている検出器システムの撮像
    周波数に関係して選ばれることを特徴とする請求項1な
    いし5の1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 集束電極に与えられている電位を通過電
    圧と阻止電圧との間でパルス状に切換えるパルス周波数
    が、X線管の後に接続されている検出器システムの撮像
    作動と同期化されることを特徴とする請求項1ないし6
    の1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 パルス作動がPLLの使用のもとに同期
    化されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 X線管を含んでおり、このX線管が、対
    応付けられている集束電極(3)を有しX線管の作動中
    に連続的に加熱される電子エミッタ(2)と陽極(4)
    とを有し、電子エミッタ(2)と陽極(4)との間を電
    子流が電子ビーム(5)の形態で流れ、電子ビームが陽
    極(4)の上の焦点に当たり、電子エミッタ(2)と陽
    極(4)との間に管電圧(UR )が与えられており、制
    御装置(10)を含んでおり、この制御装置により、集
    束電極(3)に与えられている電位(UF )が、パルス
    周波数により、焦点の所望の大きさおよび/または管電
    圧(UR )に関係して選ばれる通過電圧(Ud )と陽極
    への電子流を遮断する阻止電圧(US )との間を、電子
    流を制御するために変調可能なパルス幅によりパルス状
    に切換可能であることを特徴とするX線装置。
  10. 【請求項10】 メモリが設けられており、そのなかに
    通過電圧(Ud )に対する値が焦点の大きさおよび/ま
    たは管電圧(UR )に関係して記憶されていることを特
    徴とする請求項9記載のX線装置。
  11. 【請求項11】 X線管の集束電極(3)が本質的にリ
    ング状であり、電子エミッタ(2)が集束電極(3)の
    なかに同心的に配置されていることを特徴とする請求項
    9または10記載のX線装置。
  12. 【請求項12】 制御装置(10)が集束電極(3)に
    与えられている電位(UF )を1kHzよりも高いパル
    ス周波数によりパルス状に切換えることを特徴とする請
    求項9ないし11の1つに記載のX線装置。
  13. 【請求項13】 パルス周波数が1〜10kHzの間で
    あることを特徴とする請求項12記載のX線装置。
  14. 【請求項14】 集束電極(3)に与えられている電位
    (UF )を通過電圧(Ud )と阻止電圧(US )との間
    で切換えるパルスの立ち上がり時間が100μsよりも
    短いことを特徴とする請求項9ないし13の1つに記載
    のX線装置。
  15. 【請求項15】 パルスの立ち上がり時間が10μsよ
    りも短いことを特徴とする請求項14記載のX線装置。
  16. 【請求項16】 集束電極(3)に与えられている電位
    (UF )を通過電圧(Ud )と阻止電圧(US )との間
    でパルス状に切換えるパルス周波数が、X線管の後に接
    続されている検出器システム(9)の撮像周波数に関係
    して選ばれることを特徴とする請求項9ないし15の1
    つに記載のX線装置。
  17. 【請求項17】 集束電極(3)に与えられている電位
    (UF )を通過電圧(Ud )と阻止電圧(US )との間
    でパルス状に切換えるパルス周波数が、X線管の後に接
    続されている検出器システム(9)の撮像作動と同期化
    されることを特徴とする請求項9ないし16の1つに記
    載のX線装置。
  18. 【請求項18】 制御装置(10)がパルス周波数と撮
    像作動との同期化のためにPLLを有することを特徴と
    する請求項17記載のX線装置。
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